10万円以下で買える、高利回り・低PBR 32社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では838銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は配当利回りが4%以上の企業に注目。加えて、割安株という観点からPBR(株価純資産倍率)が理論上の解散価値である1倍を下回る銘柄に絞り込んだ。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額が50億円以上、(3)今期の配当利回りが4%以上、(4)PBRが1倍未満、(5)今期経常増益を見込む――を条件に投資妙味が高まる32社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、利回り、PBRは20日現在)
なお、20日(金)に配信した「10万円以下で買える高利回り・低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 配当 経常
コード 銘柄 金額 利回り PBR 増益率
<7795> KYORIT 16400 4.27 0.42 5.3
<1840> 土屋HD 20800 4.81 0.40 212
<1853> 森組 30400 4.61 0.71 0.7
<7247> ミクニ 31100 4.50 0.27 10.7
<8127> ヤマトインタ 33300 4.80 0.39 29.9
<9268> オプティマス 34900 5.16 0.88 7.0
<8135> ゼット 35600 5.06 0.50 17.5
<6165> パンチ 39800 4.89 0.54 5.6
<8737> あかつき本社 42400 5.19 0.77 10.1
<3242> アーバネット 44600 4.71 0.99 1.0
<8289> オリンピック 45900 4.36 0.42 1959
<3512> フエルト 47400 4.22 0.43 35.7
<7987> ナカバヤシ 50500 4.36 0.51 145
<6658> シライ電子 55200 5.43 0.94 1.8
<2329> 東北新社 58500 4.44 0.99 22.2
<7872> エステール 60200 4.49 0.53 131
<6858> 小野測器 60500 4.96 0.44 61.8
<6189> Gキッズ 67600 5.92 0.79 12.2
<8563> 大東銀 71800 4.18 0.25 0.4
<3447> 信和 73300 4.37 0.65 129
<3551> ダイニック 73600 4.08 0.24 24.3
<3293> アズマハウス 73900 4.74 0.35 11.3
<8904> アバンティア 78200 4.86 0.41 118
<8940> インテリクス 78200 4.35 0.50 95.4
<2344> 平安レイ 82000 4.02 0.47 8.7
<7087> ウイルテック 82800 4.83 0.69 78.2
<5237> ノザワ 84400 4.15 0.49 8.4
<4248> 竹本容器 86000 4.19 0.93 35.1
<3951> 朝日印刷 87200 4.36 0.55 16.2
<5187> クリエート 92600 4.21 0.53 3.2
<7214> GMB 97500 4.10 0.22 99.5
<3538> ウイルプラス 99800 4.52 0.90 59.6
※単位は最低投資金額が円、利回りが%、PBRが倍、増益率が%。
※今期最終赤字の銘柄を除く。
株探ニュース