2025年1月、セブンイレブンからメディア向けにニュースレターが届いた。その内容はセブンイレブンにおける「インバウンド需要」についてのレポートだ。

地域によっては売り上げを大きく伸ばすなどセブンもインバウンドの恩恵に預かっているらしいが、何でもパンコーナーの「パンケーキ」がアメリカ人に人気なんだとか。はて? パンケーキがなぜ?

・ウハウハ

レポートによるとこの年末年始、観光地や都市部など一部エリアのセブンでは売上げが昨年対比で1.2倍以上、コロナ禍前対比でも約1.5倍になる日があるなど、インバウンドの影響が見られたという。

確かに正月の都心部は外国人観光客の姿が多く見受けられた。今やセブンイレブンにとってもインバウンド需要は、無視できぬ大きな売上げの柱の1つになっているのだろう。

・アメリカ人に人気

さて、今回のレポートでは「インバウンド需要で反響の高い商品」が7つピックアップされていた。中でも個人的に最も興味深かったのが『パンケーキ メープル & マーガリン(138円)』だ。

同商品はパンコーナーの定番商品で「アメリカ人に人気がある」とのこと。確かに美味しいし私もちょいちょい購入するが、なぜアメリカ人に人気なのだろう?

……と、そこには実にアメリカらしい食べ方があったのだ。セブンのパンケーキをそうやって食べるのか……! さすがはアメリカ……!! セブンのパンケーキはこんな食べ方が人気らしいよ!


パンケーキを開いたら……


揚げ物を挟むッッ!!!!!


・さすがアメリカ

そう、パンケーキの間にセブンの揚げ物をサンドして甘じょっぱい「パンケーキチキンサンド」にして食べるというのである! いや貪欲か!! さすが自由の国アメリカ合衆国やで!

アメリカではワッフルにチキンを挟んで食べる「チキン & ワッフル」などがあり、流れとしてそのノリなのだろう。何回もセブンのパンケーキを購入しているが、その発想はなかった。



・自由の味

というわけで「パンケーキチキンサンド」を試してみたところ、これがウマい! 今回は「ななチキ」と「揚げ鶏」を試してみたが、どちらも大きな差はなくひたすらアメリカっぽい味がした。

チキンの塩分とメープルの甘さ、さらにはバターのコクが加わった「パンケーキチキンサンド」は、日本ではなかなか無い自由の味。それがこんなに手軽に再現できるとは、こりゃいいこと知った気分やで!

要するに「マックグリドル」みたいな味になるので、ハマる人もそれなりにいるのではないだろうか? 社内で味見をしてもらったところ「正直ウマい」などと概ね高評価であった。

ちなみに今回はパンケーキをちょっとだけ電子レンジで加熱してみたが、常温のまま挟むだけでも美味しく出来上がるハズ。ぶっちゃけ「パンケーキチキンサンド」はそんな繊細なメニューではない。

とにもかくにも、セブンのパンケーキはアメリカ人に人気! そしてチキンを挟んで食べるとアメリカの味がして激ウマ!! この上なく簡単なので興味がある人はぜひ1度試してみてくれよな!

参考リンク:セブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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