すでにオシャレブランドの一角として認識されつつある「ワークマン」。実際に販売している商品はめっちゃオシャレだ。だが! 作業服の販売店の原点に軸足を置く、その姿勢を垣間見る商品を発見した!! それが「着るカバン」を自負する、ユーティリティショートパンツだ。

着るカバン? いくらなんでも言い過ぎでしょ。と思ったら、ショートパンツなのにポケットが8つ付いていて、現場で働く人のことを考えまくっていた。多機能にもほどがあるだろ、コレ!!

・「着るカバン」は言い過ぎじゃなかった

最近訪ねた店舗で、この商品を見つけた私(佐藤)は速攻で衝動買いしてしまった。全サイズ税込み2900円、価格もリーズナブルで魅力的だったからだ。2020年春に発売を開始しており、オンラインストアではすでに残りわずかとなっているので、購入を希望する人は最寄の店舗で探して欲しい。


実物を見ると、着るカバンが決して大げさな表現でないことがわかる。


まず正面、左脚側には手差しポケット、その外にファスナーポケット、さらにその上にメッシュファスナーポケットが付いている。ここだけで3つの収納を備えている。


右脚側には手差しポケットと、その外に大きなサイズのメッシュポケット。


ベルトまわりには、カラビナを含むマルチループが備えられている。パンツ全体で14個ものマルチループが用意されている。鍵でも工具でもスマホストラップでも何でも、引っ掛けまくれるじゃないか!


そして背面には、左右に尻ポケット。それに加えて、腰部分にもう1つファスナーポケットが潜んでいる。ちなみに尻ポケット下部には、CORDURA生地を採用しており、擦り切れたり穴が開くことを防いでいる。わかってる~! そうなんだよ、そこが1番ダメージを受けるとこなんだよ。ここにCORDURA持ってくるなんて、ニクいねえ~。


まだ秘密がある。股下は蒸れを防ぐメッシュ素材を採用。サイドには、ウエストを締めるアジャスターを備え、動きやすいようにパンツそのものはクライミングカット構造になっている。


キャンプや釣りなどのアウトドアでも重宝するに違いない。何より、現場作業を快適にする工夫が詰め込まれている。まさに着るカバンといっていいだろう。さすがワークマン、働く人に「もっと快適に働いてくれ」と言ってるみたいじゃないか。よく考えられている。普段カバンを持たない男性にオススメしたい。これ着てれば手回り品の収納は問題ない、見つけたら即買いだ。

参照元:ワークマン
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24