2019年11月27日の夜。松屋公式Twitterから突如として投下された衝撃的なニュースに日本中の松屋ファン……いや、松屋のカレーファンが生きる希望を失う事態が発生。そのニュースとは、恐らく皆さんご存知であろう、カレー終売の報である。
一体どういうことなのか? 松屋のカレーはそこそこ人気だったと思っていたが、実は売れていなかったのか? それともよくある、リニューアルするので現行品は終売にする的なそういうアレなのか? 真相を探るべく松屋に電話してみたところ……
・リニューアルやった
はい、電話したのが28日午前9時53分だったのですが、広報担当の方が「あと7分で公式HPに……」と。端的に言って、リニューアル。まあこの記事が出る頃には、それどころか書いている途中で公式HP経由の情報が出回ることだろう。多分松屋の公式Twitterでもツイートされるだろうし。
普通に考えたらそうですよねー。あんなにウマく、売れ行きもそこそこ好調であろうカレーを無くすなんて正気の沙汰じゃない。ちなみに現行の『オリジナルカレー』に代わってレギュラー化するのは『創業ビーフカレー』。
販売開始は12月3日の午前10時から。並盛りが490円で、大盛りは590円とのこと。『創業ビーフカレー』については、期間限定で出たときにロケットニュースでもレビューしているが、あの「ごろチキ」に匹敵するウマさと評されている。
『オリジナルカレー』を失うのは悲しい。しかし『創業ビーフカレー』とのトレードオフということであれば、まあそれはそれで納得のいく話ではなかろうか。ちなみに、『オリジナルカレー』の店舗での提供終了の始まりは12月1日。そこから順次なくなっていくということなので、今は『オリジナルカレー』との別れを惜しもうではないか。
・店舗では終わり
さて、勘のいい諸君なら違和感を感じたのではなかろうか。「店舗での提供終了」という書き方に……! そう、あくまでも終了するのは店舗での提供。『オリジナルカレー』そのものは、冷凍版が公式HPのオンラインショップでも販売されている。こちらはどうなるのか?
電話で松屋の方に聞いたところ、冷凍版の販売は継続されるもよう。2回ほどしつこく繰り返して聞いたが、中身も店舗で売られている『オリジナルカレー』と同じだそうだ。ということで、どうしても『オリジナルカレー』じゃなきゃイヤという方は、これから先は冷凍版を取り寄せることで心を落ち着かせていただきたい。
そうそう、この冷凍の『オリジナルカレー』だが、店舗での終売の報を聞いて焦った方が多いのか、一気に購入されまくっているらしい。まるでオイルショック時のトイレットペーパー状態。
しかし安心してほしい。冷凍の『オリジナルカレー』に終売予定は無い。こちらは終売どころか増産態勢を整えて、急増した注文に対処するそうだ。焦って買う必要は無いから落ち着こう。そしてもう一つ。この手のパターンだと、転売屋が活発化する可能性がある気がする。もしそうなっても、転売屋に引っかからないよう気をつけてほしい。
参考リンク:松屋、 Twitte @matsuya_foods
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.
▼日本中の松屋のカレーファンに眠れぬ夜を過ごさせた罪深いツイート。許さない。
松屋カレーショック。
松屋の定番。オリジナルカレー。
まもなく本当に無くなります。#松屋は牛めし屋
オリジナルカレーをご愛顧いただいていた皆様には大変心苦しいのですが松屋オリジナルカレー。本当に終売です。
食べおさめは今のうち#ホームページでは明日まで非公開事項 pic.twitter.com/lCNdynhT88— 【公式】松屋 (@matsuya_foods) November 27, 2019
▼許した。
12月3日(火)10時~
松屋『創業ビーフカレー』ついに定番化‼️
牛バラ肉をとろっとろに煮込んだ創業ビーフカレーは松屋本気カレーです‼️#食べればわかるさ#創業ビーフカレー#松屋カレーショック
※創業ビーフカレー販売に伴い『現オリジナルカレー』は12/1より順次販売終了とさせて頂きます。— 【公式】松屋 (@matsuya_foods) November 28, 2019