北米マツダは1日、3月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万3193台。前年同月比は5.5%増と、5か月連続で前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が前年同月比16%増の1万1353台と牽引。4ドアセダンと5ドアハッチバックの2シリーズが、顧客から高い支持を集めた。
しかし、マイナーチェンジ直前の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、前年同月比19.6%減の3587台と後退。モデル末期の『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)も、38.9%減の1615台と苦戦した。スポーツカーでは、『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が40.2%減の603台、『RX-8』が32.6%減の126台にとどまった。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、北米専用大型SUVの『CX-9』が、前年同月比65.3%増の2968台、『CX-7』が64.1%増の2607台と、主力2車種が好調な売れ行きを示している。
3月のマツダの米国販売の内訳は、乗用車系が前年同月比4.4%減の1万7284台、ライトトラック系が51.9%増の5909台。ライトトラック系では、CX-9が3月としては過去最高セールスを記録したのが目を引く。