[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

宿泊中ずっと方言を満喫!星野リゾート 青森屋「よぐきたねカウンター」設置

近年、日本各地で方言の使用が減少しており、特に若い世代では標準語が主流になっているのが現状です。一方で、観光業界では地域独自の文化や伝統に触れられる「体験型観光」が人気を集めています。

このような状況の中、青森の文化を目一杯楽しめる温泉宿「星野リゾート 青森屋」では、青森の方言を軸にした特別な宿泊体験を提供開始。2025年4月2日(水)から2025年5月31日(土)までの期間限定で、方言だけでチェックインできる「よぐきたねカウンター」をはじめ、青森ならではの言葉や文化に触れるプログラムを展開します。

青森の方言を五感で楽しむ体験プログラム

今回のプログラムの中心となるのが、方言だけでチェックインができる「よぐきたねカウンター」。青森の方言で「よく来たね!」という意味を持つこのカウンターでは、チェックイン手続きや館内案内がすべて青森の方言で行われます。

もし言葉がわからなくても「わがんね!(わかりません)」と書かれた札を挙げれば、スタッフがわかりやすく説明してくれるので安心です。到着した瞬間から、青森の温かいおもてなしを感じることができるでしょう。

また、館内では「方言クロスワード」が配布され、宿泊者は館内に散りばめられたヒントをもとに、青森の方言を学びながらクロスワードを完成させることができます。ヒントの鍵となるのが、「あおもリンガル」のバッジをつけたスタッフ。青森の方言を話せる彼らとの交流を通じて、より深く方言に触れられそうです。

完成したクロスワードを提出すると、青森の方言がデザインされたオリジナルステッカーがもらえるのも楽しみのひとつとなっています。

さらに、「これであなたも『あおもリンガル』」と題した青森の方言講座や方言を話すスタッフの動画を視聴できる「のれそれ方言Navi」、「津軽弁ラジオ体操」などを開催。さまざまなイベントを通じて、方言を満喫することができるため、訪れた人は心行くまで青森の雰囲気に浸れるでしょう。

施策の目的

この施策には、方言の保存・普及と観光価値の向上という二つの目的があります。

青森の方言は地元の文化や歴史を反映する貴重な遺産ですが、若年層を中心に使用する人が減少しており、継承が課題となっています。青森屋では地元出身のスタッフだけでなく、県外・海外出身のスタッフも方言を学び、宿泊者に伝えることで、方言の継承を促進。

方言を通じた宿泊体験を提供することで訪れた人々がその魅力を再認識し、次世代に伝えていくきっかけとなることが期待されます。

また、観光業界では「その土地でしかできない体験」が重視されるようになっているとのことです。青森屋の方言体験プログラムは宿泊を特別な体験に変えるだけでなく、SNSや口コミを通じて話題性を生み出す狙いも。方言を活かしたユニークな宿泊体験は、青森の観光価値を高める要素として大きな役割を果たしてくれそうです。

方言を活かした新しい観光価値の創造

星野リゾート 青森屋の「よぐきたねカウンター」と方言体験プログラムは、単なる観光施策ではなく地域文化の継承にも貢献する可能性のある取り組み。青森の言葉や文化を肌で感じられる宿泊体験は、旅行者にとって忘れられない思い出となるだけでなく、青森の魅力を未来へとつないでくれることでしょう。

今後、他の地域でも方言や伝統文化を活かした観光施策が増えていくかもしれません。方言という「言葉の文化」を活かした宿泊体験は旅行の域を超え、その土地に息づく文化を体感する貴重な機会を生み出すもの。「地域の特色を活かした宿泊体験」は、観光業界における新たな価値創造のヒントとなりそうです。

その他のPR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=25
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/

ランキング

最近見た記事

最新記事

すべて見る