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JPS6318128Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6318128Y2
JPS6318128Y2 JP1980176834U JP17683480U JPS6318128Y2 JP S6318128 Y2 JPS6318128 Y2 JP S6318128Y2 JP 1980176834 U JP1980176834 U JP 1980176834U JP 17683480 U JP17683480 U JP 17683480U JP S6318128 Y2 JPS6318128 Y2 JP S6318128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
battery
cathode
case
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980176834U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5799373U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980176834U priority Critical patent/JPS6318128Y2/ja
Publication of JPS5799373U publication Critical patent/JPS5799373U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6318128Y2 publication Critical patent/JPS6318128Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • Y02E60/12

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子機器に関する。
〔従来の技術〕
近年電子機器、たとえばデジタル腕時計に於い
て、最近、太陽電池付のものが各社で開発される
ようになつてきた。これはユーザーからの強い要
望である電池の長寿命化に答えるものであると同
時に省資源にも貢献するものであり、製品として
非常に大きなメリツトになつている。
しかし、この太陽電池付電子機器は非常に危険
な面もあるのである。それはこの電子機器の二次
電池が過充電されることによりしばしば陽極面よ
り爆発することである。これは二次電池が太陽電
池により充電される為に起こることで、たとえば
真夏の海岸などで長時間放置すると、二次電池が
過充電され、ある電位以上になると爆発するので
ある。
そこで従来は二次電池が、ある電位まで充電さ
れると、それ以上は充電されない様に電子回路で
制御する方法が採用されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこの方法は、回路が正常に作動している
間は問題ないのだが、回路が衝撃や外部環境、特
に温度や湿度によつて不良になつた場合、二次電
池が爆発する可能性が生じる為に、非常に大きな
問題となるのである。特にこの問題は製品が消費
者に渡つた後に起こりうるので、社会的問題に発
展しかねないのである。
そこで本考案は以上の欠点を解決する方法を提
供するものである。すなわち本考案は二次電池が
過充電されたときに、ふくらむことを利用して、
機械的に爆発を防止するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、他の電源から電流を充電する二次電
池を有する電子機器において、 前記二次電池陽極面8の平面が面接触する金属
製のウラブタ5と、前記ウラブタと相対する面を
有し且つ前記ウラブタのネジ部8aでネジ止めさ
れる金属製のケース4と、前記ケースの内側に密
着して配置され且つ前記二次電池側面を保持する
壁部1bと前記ケースに電気的に接続するよう陰
極面に対向して設けられた電池ピン3を保持する
保持穴部9と陰極面の外端部内側で接触するよう
対向して配置された複数の突出部aと前記突出部
裏面で前記ケースとの間にスキ間を形成し且つ前
記突出部より径大に形成された凹所7とを有する
絶縁性のパネル枠1とを有し、前記突出部は、通
常時には前記電池ピンより陰極側に突出して形成
され、過充電による前記二次電池の膨張時には前
記二次電池陰極面によつて押し上げられ且つ潰さ
れ前記電池ピンと前記二次電池陰極とが接触する
高さに設定されていることを特徴とする。
以下本考案を図面によつて説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案による太陽電池付デジタル腕時
計の二次電池部の断面図である。1は絶縁材料を
用いてあり二次電池側面が保持される壁部1bを
有し且つ他の部品を案内するパネル枠である。2
は二次電池、3はパネル枠に設けられた保持穴部
9で案内された導電部材である電池ピン、4は金
属製のケース、5は金属製のウラブタである。こ
こで4のケースと5のウラブタはネジ部8aでネ
ジによつて固定されている。従つて、4のケース
は確実にプラスの電位になつている。又2の二次
電池の陰極面であるb部は、通常状態では、陰極
面中央に対向するよう設けられた電池ピンに接触
しないようパネル枠の突出部aによつて陰極面外
端部内側で接触して平行度が保たれて、位置決め
されている為に3の電池ピンに接触することはな
い。
また、突出部aと、二次電池陰極面とを近接し
て配置させてあるので、二次電池の陰極面b部上
方に二次電池本体が移動することも殆んどなく、
二次電池が衝撃などによつてガタつくこともな
い。
二次電池が過充電されてふらくらんだときは、
二次電池の側面はパネル枠の壁部1bに密着して
いるので、変形による移動方向は二次電池を押圧
している力の弱い方向である陰極面側に進行する
こととになる。以上のようなことから、パネル枠
の突出部aの底面に突出部aより径大に形成され
た凹所7を設けて、この凹所7に緩衝作用をもた
せることにより、通常の少ない変形のときは、二
次電池の陰極面と突出部aとが接触して、突出部
aを押し上げるが、充電量が減少してくると押戻
して、二次電池を正常な形に保持する。
さらに大きく変形したときは、凹所7に突出部
aが押込まれることとなり、更に二次電池の変形
が進行すると、突出部aが潰されて、電池ピン3
と二次電池の陰極面b部とが接触して放電し、二
次電池の爆発を防止する。
すなわち、二次電池陽極面8はウラブタ5と平
面的に全面で広い面積を有して接触している。し
たがつて二次電池b部は急激に上昇することが少
なく、徐々に上昇して、二次電池のb部が3の電
池ピンに接触した時、結果的にプラスとマイナス
がシヨートしたことになり、それ以上過充電され
ることはなく、爆発を防止できるのである。尚こ
の実施例に於いて3の電池ピンと4のケースを一
体にしても、同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
本考案の構成は、二次電池陽極面が陰極面側に
配置した金属製ケースのネジ部と導通接続してい
る金属製のウラブタの平面に面接触しているとと
もに、陰極面側の絶縁性パネル枠が、二次電池陰
極面外端部内側で接触するように配置された突出
部と、突出部裏面に突出部より径大に形成された
凹所とを有し、さらに突出部より短かくて金属製
ケースと導通接続するように、パネル枠を突き抜
けて二次電池陰極面と対向して電池ピンを配置
し、また二次電池側面と密着するようパネル枠の
壁部を設けてあることにより、 (1) 陽極面の側部がパネル枠の壁部により確りと
固定されていることにより陽極面が小さくなる
ことがなく、ウラブタの平面と陽極面の底部平
面とが平面全体で接触しているので、部分的に
膨張も行われず、変形したとしても曲率も小さ
な変形となり膨張力を広い面に分散できるよう
にされているので、応力集中が少なくなり、弱
い陽極面をカバーすることとなり、しかも極部
的な変形ではなく、突出部の押戻す力も働いて
いるので少々の変形なら復元しやすく、破損す
ることも爆発する危険も極めて少ない。
(2) 凹所を介して突出部を部分的に設けたことに
より、主として陽極面の膨張による力を徐々に
吸収する働きを有するとともに、前記の力の分
散を損なうことがなく、二次電池の少々の変形
は押戻されて、正常な電池の状態を保たせるこ
とができ、さらに二次電池陰極面上方に突出部
が近接して配置されているので、衝撃などによ
つても電池をガタつかせることもなく、また陰
極が飛び出して来たりして、電池のパツキン部
からの漏液するのを防止する働きも有してお
り、さらに、陽極面の膨張を他の部分に部分的
応力集中させずに陰極面を移動して膨張を伝え
ていくこととなるので正確、安全にシヨートさ
せることができ、二次電池の破壊を完全に防止
できる。
(3) 金属製のケース、金属製のウラブタを用いて
導通がとれるようにするとともに、陰極面側に
絶縁性のパネル枠を設けてあるので、陰極面、
陽極面の通常時における導通が防止でき、また
配線なども不要なので構造も簡単である。
(4) 陰極面の外端部内側に突出部が接触するよう
に、突出部間に一定の間隔をもたせてあるの
で、平行度が保ちやすくなり、電池をガタつか
せず、また平行度を保ちやすくしたことによ
り、陰極面上方の空間を大きくとる必要もな
い。
など2重、3重の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例の断面図である。 1……パネル枠、1b……壁部、2……二次電
池、3……電池ピン、4……ケース、5……ウラ
ブタ、7……凹所、8……二次電池陽極面、8a
……ネジ部、9……保持穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 他の電源から電流を充電する二次電池を有する
    電子機器において 前記2次電池陽極面8の平面が面接触する金属
    製のウラブタ5と、前記ウラブタと相対する面を
    有し且つ前記ウラブタのネジ部8aでネジ止めさ
    れる金属製のケース4と、前記ケースの内側に密
    着して配置され且つ前記二次電池側面を保持する
    壁部1bと前記ケースに電気的に接続するよう陰
    極面に対向して設けられた電池ピン3を保持する
    保持穴部9と陰極面の外端部内側で接触するよう
    対向して配置された複数の突出部aと前記突出部
    裏面で前記ケースとの間にスキ間を形成し且つ前
    記突出部より径大に形成された凹所7とを有する
    絶縁性のパネル枠1とを有し、 前記突出部は、通常時には前記電池ピンより陰
    極側に突出して形成され、過充電による前記二次
    電池の膨張時には前記二次電池陰極面によつて押
    し上げられ且つ潰され前記電池ピンと前記二次電
    池陰極とが接触する高さに設定されてなることを
    特徴とする電子機器。
JP1980176834U 1980-12-10 1980-12-10 Expired JPS6318128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980176834U JPS6318128Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980176834U JPS6318128Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5799373U JPS5799373U (ja) 1982-06-18
JPS6318128Y2 true JPS6318128Y2 (ja) 1988-05-23

Family

ID=29970155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980176834U Expired JPS6318128Y2 (ja) 1980-12-10 1980-12-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS535737A (en) * 1976-07-06 1978-01-19 Suwa Seikosha Kk Overcharge preventive mechanism
JPS55155071U (ja) * 1979-04-24 1980-11-08

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JPS5799373U (ja) 1982-06-18

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