JPS6278201A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
- Publication number
- JPS6278201A JPS6278201A JP60216788A JP21678885A JPS6278201A JP S6278201 A JPS6278201 A JP S6278201A JP 60216788 A JP60216788 A JP 60216788A JP 21678885 A JP21678885 A JP 21678885A JP S6278201 A JPS6278201 A JP S6278201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- urine
- absorbing member
- disposable diaper
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、おむつが尿などによって濡れた場合、それを
肉眼で容易に検知することのできる使い捨ておむつに関
する。
肉眼で容易に検知することのできる使い捨ておむつに関
する。
(従来技術)
最近、木綿のおむつに代わって、持ち運びが便利で使い
易い、使い捨ておむつが主流を示すようになってきた。
易い、使い捨ておむつが主流を示すようになってきた。
このような使い捨ておむつは一般に外側(肌に接する側
)に水透過性シート、その内側に尿吸収部材を保有し、
更にその上に水不透過性シートがあり構成されている。
)に水透過性シート、その内側に尿吸収部材を保有し、
更にその上に水不透過性シートがあり構成されている。
前記した水不透過性シートはおむつカバーを兼ねるもの
であり、内部の尿のよごれがはっきり見えない方がよい
ため一般に半透明のプラスチックシートが用いられてい
る。
であり、内部の尿のよごれがはっきり見えない方がよい
ため一般に半透明のプラスチックシートが用いられてい
る。
(発明が解決しようとしている問題点)このような半透
明なプラスチックシートのカバーで覆われていると、尿
の量を肉眼で判断するのがなかなか困難であり、おむつ
をはずして、手で確かめなくてはならず、又簡易固定布
、粘着テープは一度はずすと、二度目はしっかりとした
固定ができなかった。
明なプラスチックシートのカバーで覆われていると、尿
の量を肉眼で判断するのがなかなか困難であり、おむつ
をはずして、手で確かめなくてはならず、又簡易固定布
、粘着テープは一度はずすと、二度目はしっかりとした
固定ができなかった。
これらの欠点を解消する目的で染料やpH指示薬を水不
透過性シートの内側で尿吸収部材と接する面に印刷を施
して尿によって印刷した模様が消えるようにしたものが
既に実用に供されている。
透過性シートの内側で尿吸収部材と接する面に印刷を施
して尿によって印刷した模様が消えるようにしたものが
既に実用に供されている。
しかしながら、このように尿等の水分によって印刷した
模様を消すタイプのものは少しぐらいの水分では模様の
色調が薄くなる程度で残っていたりするため、どの程度
の濡れ具合か判断しに(い欠陥があった。
模様を消すタイプのものは少しぐらいの水分では模様の
色調が薄くなる程度で残っていたりするため、どの程度
の濡れ具合か判断しに(い欠陥があった。
(問題全解決するための手段)
本発明者等は前記に鑑みて、尿等によって濡れると発色
する使い捨ておむつを得るべく種々研究を重ねた結果、
水可溶性染料の少量を水吸収性高分子物、疎水性結着剤
および疎水性有機溶媒に分散せしめた実質的に無色の印
刷インキを調整し、この印刷インキによりプラスチック
シートに模様を形成した結果、この模様は、水等に接触
する前は殆ど無色であるがその模様部分を水や尿で湿ら
すことによって鮮やかな色調に発色することを知見して
本発明に到達した。
する使い捨ておむつを得るべく種々研究を重ねた結果、
水可溶性染料の少量を水吸収性高分子物、疎水性結着剤
および疎水性有機溶媒に分散せしめた実質的に無色の印
刷インキを調整し、この印刷インキによりプラスチック
シートに模様を形成した結果、この模様は、水等に接触
する前は殆ど無色であるがその模様部分を水や尿で湿ら
すことによって鮮やかな色調に発色することを知見して
本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
尿吸収部材と該尿吸収部材に接する水不透過性の透明も
しくは半透明シートから成る使い捨ておむつにおいて、
前記水不透過性シートの前記尿吸収部材と接する面に水
可溶性染料を水吸収性高分子物、疎水性結着剤および疎
水性有機溶媒に分散せしめた印刷インキにより文字、模
様等を設けて成ることを特徴とする使い捨ておむつであ
る。
しくは半透明シートから成る使い捨ておむつにおいて、
前記水不透過性シートの前記尿吸収部材と接する面に水
可溶性染料を水吸収性高分子物、疎水性結着剤および疎
水性有機溶媒に分散せしめた印刷インキにより文字、模
様等を設けて成ることを特徴とする使い捨ておむつであ
る。
本発明を更に詳細に説明すると、本発明において使用す
る水可溶性染料とは、例えば、直接染料、酸性染料、反
応性染料、含塩基性染料(カチオン染料)等が挙げられ
る。
る水可溶性染料とは、例えば、直接染料、酸性染料、反
応性染料、含塩基性染料(カチオン染料)等が挙げられ
る。
また本発明に用いる水吸収性高分子物とは、水に接触す
ると水を吸収して膨張するが、水には溶解しない高分子
物であり、例えば、デンプン−ポリアクリル酸ナトリウ
ムグラフト化物、デンプン−ポリアクリロニトリルグラ
フト化物のケン化物、セルロース−ポリアクリル酸ナト
リウム、架橋ポリメタクリル酸ナトリウム、架橋ポリメ
タクリル酸カリウム、ビニルアルコール−メタアクリル
酸ナトリウム、メタアクリル酸共重合体、架橋イソブチ
レン−無水マイレン酸共重合体のアルカリ中和物、架橋
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、架橋ポリ
エチレンオキシド、ポリオキシエチレン鎖含有ポリウレ
タン等である。
ると水を吸収して膨張するが、水には溶解しない高分子
物であり、例えば、デンプン−ポリアクリル酸ナトリウ
ムグラフト化物、デンプン−ポリアクリロニトリルグラ
フト化物のケン化物、セルロース−ポリアクリル酸ナト
リウム、架橋ポリメタクリル酸ナトリウム、架橋ポリメ
タクリル酸カリウム、ビニルアルコール−メタアクリル
酸ナトリウム、メタアクリル酸共重合体、架橋イソブチ
レン−無水マイレン酸共重合体のアルカリ中和物、架橋
カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、架橋ポリ
エチレンオキシド、ポリオキシエチレン鎖含有ポリウレ
タン等である。
本発明に用いる疎水性結着剤とは、水可溶性染料および
水吸収性高分子物をシートに固着させる役割をなjもの
で、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩素
化エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレ
ン、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ニトロセルローズ、環
化ゴム等の塗料、インキ用あ樹脂が挙げられる。
水吸収性高分子物をシートに固着させる役割をなjもの
で、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩素
化エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレ
ン、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ニトロセルローズ、環
化ゴム等の塗料、インキ用あ樹脂が挙げられる。
前記の水吸収性高分子物/疎水性結着剤の重量比は、5
15〜30/20であるが、好ましくは10/10〜2
0 / 20である。
15〜30/20であるが、好ましくは10/10〜2
0 / 20である。
更にまた本発明で使用する疎水性有機溶媒とは、ドルオ
ール、キジロール、シクロヘキサン、ジオキサン、ジメ
チルホルムアミド、メタノール、エタノール、イソプロ
パノ−°ル、ブタノール、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、アセトン、酢酸エチル、酢酸メチル
、酢酸ブチル、テトラヒドロフラン、四塩化炭素、クロ
ロホルム、トリクレン等が挙げられる。
ール、キジロール、シクロヘキサン、ジオキサン、ジメ
チルホルムアミド、メタノール、エタノール、イソプロ
パノ−°ル、ブタノール、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、アセトン、酢酸エチル、酢酸メチル
、酢酸ブチル、テトラヒドロフラン、四塩化炭素、クロ
ロホルム、トリクレン等が挙げられる。
前記した各成分はロールミル、ボールミル等によってイ
ンキ化することができる。
ンキ化することができる。
このようにして得られたインキは、スクリーン印刷、グ
ラビア印刷などによって、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ナイロン、ポリスチレン等の透明も
しくは半透明シートの尿吸収部材と接する面に印刷され
る。
ラビア印刷などによって、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ナイロン、ポリスチレン等の透明も
しくは半透明シートの尿吸収部材と接する面に印刷され
る。
(作用効果)
本発明の使い捨ておむつは、尿吸収部材と接する面に水
可溶性染料、水吸収性高分子物、疎水性結着剤を主体と
したインキによって模様が印刷しである。この印刷模様
は尿等に接触したとき、はじめて染料が溶出して発色す
るので、尿などによって濡れる前は染料は少量であるた
め染料の色は殆ど認められない。
可溶性染料、水吸収性高分子物、疎水性結着剤を主体と
したインキによって模様が印刷しである。この印刷模様
は尿等に接触したとき、はじめて染料が溶出して発色す
るので、尿などによって濡れる前は染料は少量であるた
め染料の色は殆ど認められない。
また印刷模様部分には水吸収性高分子物が存在するため
、保水性がよく、染料が尿等と接触して発色しても、そ
の発色部分かにしんで印刷模様がぼけることがない。し
たがって、この発色模様によっておむつの尿による濡れ
の程度を外から容易に判断することができる。
、保水性がよく、染料が尿等と接触して発色しても、そ
の発色部分かにしんで印刷模様がぼけることがない。し
たがって、この発色模様によっておむつの尿による濡れ
の程度を外から容易に判断することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1゜
二酸化チタンを少量分散せしめた半透明のポリエチレン
シートの尿吸収部材と接する面に下記する組成のインキ
を用いて、シルクスクリーンにより模様を印刷した。
シートの尿吸収部材と接する面に下記する組成のインキ
を用いて、シルクスクリーンにより模様を印刷した。
反応性染料(商品名;カヤチオ:/ しaFP−28)
0.2重量部日本化薬社製品 水吸収性高分子物(商品名、 IM−300MPS)
10重量部三浄化成社製品 塩素化ポリプロピレン 5.6重量部
(塩素化度 29.5%) 塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体 13.1重量部
(酢酸ビニル8モル%、塩素化度 27重量部)メチル
エチルケトン 15.1重量部トルエ
ン 56.0重量部前記の
印刷模様は殆ど無色であった。
0.2重量部日本化薬社製品 水吸収性高分子物(商品名、 IM−300MPS)
10重量部三浄化成社製品 塩素化ポリプロピレン 5.6重量部
(塩素化度 29.5%) 塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合体 13.1重量部
(酢酸ビニル8モル%、塩素化度 27重量部)メチル
エチルケトン 15.1重量部トルエ
ン 56.0重量部前記の
印刷模様は殆ど無色であった。
次いで、この半透明のポリエチレンシートの印刷面に尿
吸収部材として祇パルプを包含させ、使い捨ておむつを
作った。
吸収部材として祇パルプを包含させ、使い捨ておむつを
作った。
このおむつシート外部からは、印刷模様は全く見られな
かったが、尿吸収部材が尿などで湿った場合、前記の印
刷模様部分が鮮明な赤色として現れた。
かったが、尿吸収部材が尿などで湿った場合、前記の印
刷模様部分が鮮明な赤色として現れた。
実施例2゜
二酸化チタンを少量分散せしめた半透明のポリエチレン
シートの尿吸収部材と接する面に下記する組成のインキ
を用いてスクリーンプリントにて模様を印刷した。
シートの尿吸収部材と接する面に下記する組成のインキ
を用いてスクリーンプリントにて模様を印刷した。
処方(配合)
水吸収性高分子物(商品名; LM−300MPS)
20重量部三浄化成社製品 メチルエチルケトン 9.8重量部
前記の印刷模様は殆ど無色であった。
20重量部三浄化成社製品 メチルエチルケトン 9.8重量部
前記の印刷模様は殆ど無色であった。
次いで、この半透明のポリエチレンシートの印刷面に尿
吸収部材として紙パルプを包含させ、使い捨ておむつを
作った。
吸収部材として紙パルプを包含させ、使い捨ておむつを
作った。
このおむつシート外部からは、印刷模様は全く見られな
かったが、尿吸収部材が尿などで湿った場合、前記の印
刷模様部分が鮮明な赤色として現れた。
かったが、尿吸収部材が尿などで湿った場合、前記の印
刷模様部分が鮮明な赤色として現れた。
Claims (1)
- (1)尿吸収部材と該尿吸収部材に接する水不透過性の
透明もしくは半透明シートから成る使い捨ておむつにお
いて、前記水不透過性シートの前記尿吸収部材と接する
面に、水可溶性染料を水吸収性高分子物、疎水性結着剤
および疎水性有機溶媒に分散せしめた印刷インキにより
文字、模様等を設けて成ることを特徴とする使い捨てお
むつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60216788A JPS6278201A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 使い捨ておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60216788A JPS6278201A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 使い捨ておむつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6278201A true JPS6278201A (ja) | 1987-04-10 |
JPH0577426B2 JPH0577426B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=16693889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60216788A Granted JPS6278201A (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 | 使い捨ておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6278201A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001327532A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Pilot Ink Co Ltd | 排尿表示付きおむつ |
JP2006057056A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリプロピレンフィルム用グラビアインキ |
JP2009050515A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
JP2012153793A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | シルクスクリーンインキ組成物 |
US8287214B2 (en) | 2006-03-13 | 2012-10-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Tool head, machine tool and boring method of bore of cylinder block using the machine tool |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842107U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-19 | 吉元 道夫 | 変色体付紙おむつ |
JPS6099001A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-01 | 三井東圧化学株式会社 | 使い捨ておむつ用バツクシ−トの製造法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842107B2 (ja) * | 1975-10-17 | 1983-09-17 | 東洋紡績株式会社 | ロ−タリマガジンヘノカンシキヨウキユウツツ |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP60216788A patent/JPS6278201A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842107U (ja) * | 1981-09-11 | 1983-03-19 | 吉元 道夫 | 変色体付紙おむつ |
JPS6099001A (ja) * | 1983-11-04 | 1985-06-01 | 三井東圧化学株式会社 | 使い捨ておむつ用バツクシ−トの製造法 |
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JP2001327532A (ja) * | 2000-05-22 | 2001-11-27 | Pilot Ink Co Ltd | 排尿表示付きおむつ |
JP2006057056A (ja) * | 2004-08-23 | 2006-03-02 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | ポリプロピレンフィルム用グラビアインキ |
US8287214B2 (en) | 2006-03-13 | 2012-10-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Tool head, machine tool and boring method of bore of cylinder block using the machine tool |
JP2009050515A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
JP2012153793A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd | シルクスクリーンインキ組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577426B2 (ja) | 1993-10-26 |
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