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JPS6210085A - トリフルオロメチルプリン誘導体 - Google Patents

トリフルオロメチルプリン誘導体

Info

Publication number
JPS6210085A
JPS6210085A JP14883885A JP14883885A JPS6210085A JP S6210085 A JPS6210085 A JP S6210085A JP 14883885 A JP14883885 A JP 14883885A JP 14883885 A JP14883885 A JP 14883885A JP S6210085 A JPS6210085 A JP S6210085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower alkyl
acid
formula
trifluoromethylpurine
phenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14883885A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0529035B2 (ja
Inventor
Takanori Oe
大江 孝範
Hiroyuki Sueoka
廣幸 末岡
Michio Terasawa
寺沢 道夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Welfide Corp filed Critical Welfide Corp
Priority to JP14883885A priority Critical patent/JPS6210085A/ja
Publication of JPS6210085A publication Critical patent/JPS6210085A/ja
Publication of JPH0529035B2 publication Critical patent/JPH0529035B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は新規かつ医薬として有用なトリフルオロメチル
プリン誘導体に関する。
〔従来の技術〕
プリン骨格の2位または8位がトリフルオロメチルで置
換された化合物としては、Journal ofMed
icinal Chemistry 、第6巻39頁(
1963年)に2−トリフルオロメチル−8−クロロプ
リンが、また同誌第7巻215頁(1964年)に2−
トリフルオロメチル−6−アルキルアミノプリン誘導体
がそれぞれ腫瘍に対して無効であると一報告されている
。Journal of the A11lerica
n Chea+1−cal 5ociety第80巻5
744頁(1958年)には、8−トリフルオロメチル
−6−アミノブリンの合成が報告されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
これらを含む公知先行技術には、抗炎症、鎮痛、解熱作
用、抗アレルギー作用、血小板凝集抑制作用を有するプ
リン誘導体は知られていない。
従って、本発明の目的は、抗炎症、鎮痛、解熱作用、抗
アレルギー作用、血小板凝集抑制作用を有する新規なト
リフルオロメチルプリン誘導体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは上記の点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、
本発明を完成した。すなわち、本発明は一般式 で表わされるトリフルオロメチルプリン誘導体またはそ
の医薬上許容しうる酸付加塩に関する。
上記一般式(1)中、Rはトリフルオロメチル、水素、
低級アルキルまたは置換基として、ハロゲン、低級アル
キルの少なくとも1個を有していてもよいフェニルを示
す。R1、R1の一方は水素、低級アルキルを、他方は
低級アルキルを示すが、またはR1、R1が隣接する窒
素原子と結合して複素環を形成する基を示す。R3は水
素、低級アルキルを示し、R4はトリフルオロメチル、
ピリジル、フェニルを示す。ただし、R,R’の一方ま
たは両方がトリフルオロメチルである。
本明細書において、低級アルキルとは炭素数1〜4個の
直鎖状または分枝状のアルキルを意味し、たとえば、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、第3級ブチルがあげられる。ハロゲンはフッ素
、塩素、臭素、ヨウ素を意味する。R1,Rtが隣接す
る窒素原子と結合して形成される複素環としては、複素
原子として、さらに酸素、硫黄または低級アルキルで置
換されていてもよい窒素を少なくとも1個有していても
よ(、たとえば、l−ピロリジニル、ピペリジノ、1−
ピペラジニル、4−メチル−1−ピペラジニル、l−ホ
モピペラジニル、4−メチル−1−ホモピペラジニル、
モルホリノ、チオモルホリノがあげられる。
本発明の一般式(1)の化合物は、たとえば、一般式 (式中、各記号は前記と同義である。)で表わされる化
合物と一般式 %式%([) (式中、Xはカルボキシル、低級アルシコキシカルボニ
ル、シアノ、ハロホルミルまたはチオアミドを示し、R
4は前記と同義である。)  。
で表わされる化合物とを反応させることにより製造され
る。
反応は通常、無溶媒下またはベンゼン、トルエン、キシ
レン、ピリジン、エタノール、イソプロパツール、エチ
レングリコール、ジエチレングリコール、ジメチルホル
ムアミド、ジオキサンなどの反応に不活性な溶媒中、0
〜250℃の温度で必要に応じて、ポリリン酸、ポリリ
ン酸エステル、オキシ塩化リン、p−トルエンスルホン
酸、塩化水素酸、臭化水素酸、リン酸、塩化チオニル、
五酸化リン、ナトリウムエトキシド、カリウム第3級ブ
トキシドなどの縮合剤を用いることにより進行する。
本発明の一般式(1)で示されるプリン誘導体は、遊離
塩基または酸付加塩あるいは水和物として医薬に供し得
る。酸付加塩としては医薬上許容されるものであって、
塩酸、硫酸、臭化水素酸、リン酸、ギ酸、酢酸、シュウ
酸、フマール酸、マレイン酸、クエン酸、酒石酸、リン
ゴ酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、トルエンスルホ
ン酸などの無機酸、有機酸との塩があげられる。
〔作用および発明の効果〕
本発明の一般式(1)の化合物、その医薬上許容しうる
酸付加塩または水和物は、たとえば、ウィンターらのカ
ラゲニン足浮腫法、ヘングーショットらのフェニルキノ
ンライズイング法により、また小林らのりポポリサッカ
ライド(L P S)発熱モルモットにおいて抗炎症、
鎮痛、解熱作用を示す。
本発明の化合物は、アスピリンなどの酸性非ステロイド
抗炎症薬と異なり、潰瘍惹起作用が認められず、副作用
の少ない抗炎症、鎮痛、解熱薬として有用である。
また、ニューボールドらのラフトアジュバント関節炎を
抑制し、慢性関節リウマチ、変形性関節症などの治療に
有用性を示し、さらにプラムらの方法によるRever
se Pa5sive Arthus反応を抑制するこ
とから、慢性関節リウマチを含め、全身性エリテマトー
デス、血清病、過敏性肺臓炎、慢性糸球体腎炎などの■
型アレルギー反応に起因する疾患の治療に有用性を示す
。さらに、ディ・ロザらの方法を一部改良して行なった
試験で、ラット腹腔白血球の百日咳菌實食に伴う5R3
−Aの産生を抑制し、気管支喘息治療薬としての有用性
を示す。
さらに、本発明の化合物は、血小板凝集を抑制すること
から、循環機能改善薬としても有用である。
本発明の化合物は、経口でも非経口でも投与されるが、
経口の場合、適宜医薬上許容される添加剤(担体、賦形
剤、希釈剤など)と混合し、散剤、錠剤、カプセル剤、
トローチ、水剤、シロップ剤、顆粒剤として用いられる
。非経口の場合、水溶液もしくは非水性懸濁剤として、
静注、筋注、皮下注射などの注射剤または坐剤、クリー
ム状軟膏剤として用いられる。
投与量は、患者の症状、体重、年齢などにより変わりう
るが、通常成人1回あたりO01〜10■/ kg体重
が適当である。
〔実 施 例〕
以下に実施例をあげて本発明をより一層具体的に説明す
るが、本発明は、これらに限定されるものではない。
実施例1 4.5−ジアミノ−6−ピベリジノー2−トリフルオロ
メチルピリミジン4g1安息香酸1.9gおよびポリリ
ン酸50gを150℃で2時間攪拌後、水200m1を
加え析出する結晶を濾過し、水洗後、シリカゲルカラム
クロマトグラフィー(溶出:クロロホルム:メタノール
=30:l)で精製し、ヘキサンとベンゼンとの混合溶
媒から再結晶すると、融点229〜230℃の8−フェ
ニル−6−ビペリジノー2−トリフルオロメチルプリン
2.9gが得られる。
実施例2 4.5−ジアミノ−2−イソプロピル−6−(4−メチ
ル−1−ピペラジニル)ピリミジン4gおよびトリフル
オロ酢酸30m1の混合物を4時間還流する。反応液を
濃縮し、残油状物に、ポリリン酸50gを加え、150
℃で2時間攪拌後、水200s+1を加え、析出する結
晶を濾過し、アセトニトリルから再結晶すると、融点1
77〜179℃の2−イソプロピル−6−(4−メチル
−1−ピペラジニル”)−8−トリフルオロメチルプリ
ン2.6gが得られる。
上記実施例および明細書記載の方法により次の化合物が
得られる。
(3)6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−2−フ
ェニル−8−トリフルオロメチルプリン、融点285〜
287℃ (4)6−(1−ピロリジニル)−8−)リフルオロメ
チルプリン、融点307〜309℃(5)8−(4−ピ
リジル)−6−(1−ピロリジニル)−2−トリフルオ
ロメチルプリン、融点320℃以上 (6)6−ビペリジノー2,9−ジトリフルオロメチル
プリン、融点176〜179℃ (7)6−(4−メチル−1−ピペラジニル)−8−(
4−ピリジル)−2−1−リフルオロメチルプリン・A
水和物、融点270℃(分解)(8)2−(4−フルオ
ロフェニル)−6−ビペリジノー8−トリフルオロメチ
ルプリン、融点224〜225℃ (9)2.9−ジメチル−6−ビペリジノー8−トリフ
ルオロメチルプリン、融点106〜108℃(10) 
 2−(4−メチルフェニル)−6−モルホリノ−8−
トリフルオロメチルプリン、融点288〜290℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるトリフルオロメチルプリン誘導体またはそ
    の医薬上許容しうる酸付加塩。 上記式中、Rはトリフルオロメチル、水素、低級アルキ
    ルまたは置換基として、ハロゲン、低級アルキルの少な
    くとも1個を有してしてもよいフェニルを示す。R^1
    、R^2の一方は水素、低級アルキルを、他方は低級ア
    ルキルを示すか、またはR^1、R^2が隣接する窒素
    原子と結合して複素環を形成する基を示す。R^3は水
    素、低級アルキルを示し、R^4はトリフルオロメチル
    、ピリジル、フェニルを示す。ただし、R、R^4の一
    方または両方がトリフルオロメチルである。
JP14883885A 1985-07-05 1985-07-05 トリフルオロメチルプリン誘導体 Granted JPS6210085A (ja)

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JPH0529035B2 JPH0529035B2 (ja) 1993-04-28

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Also Published As

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JPH0529035B2 (ja) 1993-04-28

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