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JPS6161677A - 塗膜形成方法 - Google Patents

塗膜形成方法

Info

Publication number
JPS6161677A
JPS6161677A JP18212684A JP18212684A JPS6161677A JP S6161677 A JPS6161677 A JP S6161677A JP 18212684 A JP18212684 A JP 18212684A JP 18212684 A JP18212684 A JP 18212684A JP S6161677 A JPS6161677 A JP S6161677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paint
acrylate
resin
basic
methacrylate
Prior art date
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Granted
Application number
JP18212684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0677718B2 (ja
Inventor
Susumu Shimojo
下条 進
Takuo Ando
安藤 卓雄
Yoshiyuki Yanagida
柳田 良之
Akinao Ooshita
大下 彰尚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd filed Critical Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP59182126A priority Critical patent/JPH0677718B2/ja
Publication of JPS6161677A publication Critical patent/JPS6161677A/ja
Publication of JPH0677718B2 publication Critical patent/JPH0677718B2/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、美観に優れた塗膜の形成方法に関するもので
ある。
近時、建造物の外壁などにエマルジタンタイプの塗料、
′例えばアクリルゴム系の弾性塗料を塗布して該塗料特
有、 の凹凸のある、また弾性のある面を得ようとする
試みが行われている。
[従来の技術及びその問題点] かかる塗布を得る場合、通常基材の上に下塗り塗料、ア
クリルゴム系弾性塗料、上塗り塗料の順に塗るのが一般
的であろ、しかしながら、現在アクリルゴム系弾性塗料
に対する密着性の良好な下塗り、又は上塗り塗料は非常
に少い、かかる用途に用いられる代表的な例として二液
架橋型のアクリルウレタンU(脂塗料があるが、かかる
樹脂はイソシアネートなどの架橋剤を使用するのでポッ
トライフの制約があり、作業性の点で大きな問題がある
し、又アクリルウレタン系の樹脂塗料はコストが非常に
高いため、一般的な普及を妨げている。又、ウレタン樹
脂以外にも下塗り塗料として使用されうるちのもあるが
、上塗りとしては変色の問題等で使用できない等上塗り
、下塗りでtill脂を変えなければならない等の問題
がある。
従って業界では、アクリルウレタンu1脂の如き高価な
U(脂を用いることなく、上塗り、下塗り兼用タイプで
あって密着性及び作業性にも優れた塗料の開発が望まれ
ており、又それによるアクリルゴム系弾性塗料の特性を
生かした塗膜形成方法の確立が急務となっている。
[問題点を解決するための手段] しかるに本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、(A)2
種以上の樹脂からなるM成物中の10〜90重量%が塩
基性モノマーを1〜30重量%含有する樹脂である塗料 (B)アクリルゴム系弾性塗料 を(A)、(B)任意の順に晶相に塗布する場合、前記
問題を解決しうろことを見出し、本発明をするに到った
本発明においては、上記塗料(A>をアクリルゴム系弾
性塗料(B)という特定の塗料の下塗り用、あるいは上
塗り用として用いて塗膜を形成させる点に特徴があり、
以下に述べるように塗料(A)は特定の樹脂の混合物で
なければ本発明の目的とする美麗な塗膜形成はilI底
望めないものである。
まず塗料(A)は2種以上の樹脂からなる樹脂組成物で
あって、かつ該組成物中の10〜90重量%が塩基性モ
ノマーを1〜30重量%含有する樹脂(以下該IB脂を
塩基性樹脂と言う)でなければならない、即ち、換言す
れば塗料(A)は10〜90重量%の塩基性Ijl脂と
90−10重量%のそれ以外の樹脂よりなるものである
。かかる範囲以外ではアクリルゴム系に対する密着性、
ならびに塗料(A)そのものの物性の低下が見られる。
該塩基性(3I脂における塩基性モアマーとしてはツメ
チルアミノエチル7クリレート、ジメチル7ミノエチル
メタクリレート、ジメチルアミノプロピル7クリレート
、ツメチルアミ/プロピルメタクリレート、ノエチルア
ミノエチルアクリレート、ノエチルアミノエチルメタク
リレート、ブチル7ミノエチルアクリレート、ブチルア
ミノエチルメタクリレート、2−ビニルピリジン、4−
ビニルピリノン、2−メチル−5−ビニルピリジン、2
−エチル−5−ビニルピリノン、N−ビニルイミグゾー
ル、2−メチル−N−ビニルイミグゾール、ジノナルア
リルアミン、ンアリルアミン、ビニルピロリン、ビニル
キノリン、ビニルイソキノリン、N、N−ツメチルアミ
ノエチルビニルエーテル、2−(N。
N−ツメチルアミノ)−4−ビニルピリジン、トランス
−1,2−ノピリノルエチレン、3−シンナモイルピリ
ノン、2−メチル−5−シンナモイルピリジン、4゜6
−ノアミノ−2−ビニル−5−トリアノンの群から選ば
れる少なくとも一種が例示される。該モノマーは塩基性
樹脂中の1〜30重量%、より好ましくは5〜20重量
%(重用する。1重量%以下ではアクリルゴム系弾性塗
料との密着性が低下するし、30重量%以上では耐水性
の低下、表面タックの発生など塗料として・物性に問題
を生ずるようになる。塩基性樹脂における塩基性モノマ
ー以外の構成4分は塗料として特に壁などの使用に適す
る通常の単量体で前記塩基性モノマーと共重合性を有す
るものであれば良いが、(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル、例えば(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)ア
クリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ
)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘ
キシル等の他、スチレン、ビニルトルエン、バーサチッ
ク酸ビニル、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アク
リル7ミド、(メタ)アクリル酸グリシジルエステル、
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルエステル、(メタ
)アクリル酸ヒドロキシプロピルエステル、(メタ)ア
クリル酸ヒドロキシエチルエステル等が用いられる。特
に塗膜の物性の点からメタクリル酸メチル及び/又はス
チレンを塩基性U(皿中の40〜80重量%程度となる
様に使用すると好ましい結果が得られる。
一方塗料(A)における塩基性U(脂と混合されるIn
脂は、塩基性U(脂と相溶性があってかつ塗料として一
般に使用されるものであれば特に限定さKるものではな
いが、通常はメタクリル酸メチル及び/又はスチレンを
主成分とし、池に前記塩基性モノマー以外の単量体を共
重合した樹脂が使用される。かかる樹脂の中でも特にU
(皿中に数重量%、好ましくは0.5〜2重量%程度の
酸性モノマー、例えば37H1,水マレイン酸、マレイ
ン酸、マレイン酸モノアルキル、7マール酸、7マール
酸モノフルキル、無水イタコン酸、イタコン酸、イタコ
ン酸モノフルキル、無水シトラコン酸、シトラコン酸、
アクリル酸、メタクリル酸、クロ(ン酸の群から選ばれ
る少くとも一種を使用する場合、塗料(A)の顔料分散
性が更に向上するので後述するように特に上塗り用とし
て好ましい実施態様である。
更にリン酸エステル含有モノマーなどを共重合させるこ
ともできる。但し、本発明においては前記塩基性(村脂
とそれ以外の樹脂、特に好ましくは酸性モノマーを含有
する樹脂を混合することが必須であり、例えば塩基性樹
脂中に同時1q酸性モノマーを導入した共重合体を用い
たり、あるいは塗料(A)として混合物を用いずに塩基
性樹脂を単独で用いて該+31脂中の塩基性モノマーの
含有量を適宜1整してもいずれもアクリルゴム系弾性塗
料(B)との密着性が1氏下する傾向があり、本発明の
目的を達成することはで外ない。
塗料(A)は上記の如き(δ(脂の組成物であればアク
リルゴム系弾性塗料(B)に対し良好な密着性を有する
ものであるが、かかる塗料(A)を特に上塗り用として
用いる時には更に耐クラツク性、光沢、耐候性、顔料分
散性等、下塗り用に比較して非常に厳密な性能を要求さ
れるので実用的にはより限定された樹脂組成のものを用
いることが必要となる。かがる上塗り用Jjl脂組成と
して好ましい態様は次の如くである。
まず、塩基性樹脂においてはジメチルアミノエチル7ク
リレート、ツメチルメタクリレート、ツェナルアミノエ
チルアクリレート、ジエチル7ミノエチル7クリレート
より選ばれる少くとも一種の塩基性モノマーの含有量力
1〜30重量%でかつ塩基性モノマー以外の構成9分が
スチレン0〜50重−%、(メタ)アクリル酸エチル、
(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチ
ル等のる(メタ)アクリル酸エステルより選ばれる少く
とも一種が0〜20重量%を基本構成とし、かつ得られ
る塩基性樹脂の数平均分子量が10,000〜40,0
00、ガラス転移温度(Tg)が0〜50℃の範囲内に
あるものが使用される。又、該樹脂と混合されるU(脂
においてはスチレン0〜50重1%、(メタ)アクリル
酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリ
ル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチルアクリル酸、
2−エチルヘキシル等のアルキル基の炭素数が1〜8の
(メタ)アクリル酸フルキルエステルより選ばれる少く
とも一種が10〜80重量%、等の官能基を有する(メ
タ)アクリル酸エステルよりなるものを基本構成とし、
これにより好ましくは酸性モノマーを0.5〜2重量%
程度導入したものでかつ数平均分子量to、ooo〜4
0,000、TgO〜50℃のものが用いられる。
かくして上記樹脂の混合物中において塩基性樹脂の占め
る割合は20〜80重量%、より好ましくは20〜40
重量%であることが上塗り塗料としての性能を最大に発
揮するのでかかる範囲内の割合で混合することが望まし
い。
尚、塗料(A)における塩基性樹脂及びこれと混合する
樹脂は各々従来公知の方法で製造できるので特に限定は
ないが、代表的には溶媒の存在下又は不存在下に塩基モ
ノマー及び/又はその他の単量体を触媒と共に仕込み、
90〜110℃で8〜12時間程時間窓させることによ
り得られる。かかる反応溶媒としてはトルエン、キシレ
ン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル等が
任意に用いられ、又重合触媒としてはアゾビスイソブチ
ロニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等が仕込みモ
ノマー全量に対し、0.2〜1.0重量%程度使用され
る。
アクリルゴム系弾性塗料(B)とは、アクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルの共重合体であり、通常は
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−
エチルヘキシル等の共重合体、例えばスチレン/アクリ
ル酸2−エチルヘキシル共重合体、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル/アクリロニトリル共重合体、アクリル酸ブ
チル/アクリロニFリル共重合体等である。この共重合
体には架橋反応を容易に行わせるため、各種の官能基、
例えばアクリル酸等が共重合させられ、いわゆるカルボ
キシル基含有アクリル系共重合体エマルノヨンタイプの
塗料として使用される。更に必要に応じてアルミニウム
、亜鉛等を用いて金属によるキレート架橋を行わせるが
、特に限定されるものではない。
上記塗料(A )、(B)にはその口約に応じて顔料を
配合したり、その地回塑剤、垂れ防止剤、沈降防止剤、
消泡剤などの添加剤を加えたり、又有機溶剤に更に希釈
しても良い。
顔料としては酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、リ
トポン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、アルミナ、ク
レー、カーボンブラック、7タロシアニンブルー、紺青
、群青、レーキイエロー、黄鉛、オーカイエロー、ハン
サイエロー、ベンガラ、レーキレフト、クロムバーミリ
オン、7タロシ7ニングリーン、酸化クロム等を単独で
又は二種以上混合して用いることができる。
又、有は溶剤としてはトルエン、キシレン、ベンゼン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジメチ
ルケトン、ジエチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、
酢酸プロピル、酢酸ブチル、セロソルブ、セロソルブア
セテート、カルピトール等が使用される。
しかして塗料(A)、アクリルゴム系弾性塗料(B)を
碁打に塗布するという本発明の塗膜形成方法を実施する
場合には、基材上に実用に適合した任意の順で各々の塗
料が塗布される。いずれにしても塗料(A)塗膜面と塗
料(B)の塗膜面とが接触する様に施行を実施すれば本
発明の効果は充分発揮されるのである。塗装↓(l\)
、(B)の塗膜面が極めて良好な密着性を発揮するので
、耐水性、耐候性等が優れ、美麗な塗膜の形成が可能と
なる。最も一般的には基材上に下塗り用として塗料(A
)を塗布、更にアクリルゴム系弾性塗料(B)を塗布し
た後、上塗り用として適宜顔料等を加えた塗料(A)を
塗布するが、これに限らず基材−塗料(A)−塗料(B
)、糸材−塗料(B)−塗料(A)などでも本発明の特
徴は充分に発揮させ得るものである。
基材としてはモルタル、コンクリート、スレート、木材
等が任意に用いられる。
塗装方法としてはフチ塗り、刷毛塗り、ローラー塗り、
スプレー塗りなどの方法涯採用される。塗布量は下塗り
、上塗り等の目的・使用形態によって異ってくるので一
概に決められないが、通常固形分換算で10〜1008
7m”の範」から適宜選択される。
[発明の効果1 、かくして得られる塗膜はアクリルゴム系弾性塗料特有
のなだらかな凹凸に富んだ弾性的な、かつ美しい塗面を
もつもので、ががる塗面はIJJ!築物の外部装飾壁と
して非常に有用なものである。
[実 施 例1 以下実施例を挙げて本発明の方法を更に詳しく説明する
。尚、例中「部」とあるのは特にことわりのない限り、
重量基準である。
塗料(A)中、塩基性IAI脂として次のA1−1〜A
、−12の樹脂、それ以外の111脂としてA2−1〜
A2−を用意した。但し樹脂の共重合比は重量比である
A、−1:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
11−ブナル/ノエチルアミノエチルメタクリレー) 
=27/35/28/10(Fラス転移温度T g2s
°C2数平均分子量Mn26,000) A、−2:同上組成で共重合比が60/ 10/ 28
/ 2 (T g32°C129、000) A、−3:同上組Iftで共重合比が10/70/22
/ 8 (Tg19°C1Mn24.0OO) A、−4:スチレン/アクリル酸n−ブチル/ノエチル
7ミノエチルメタクリレート= 75/ 20/ 5 
(T g43℃、Mn22.000) A、−5:メタクリル酸メナル/アクリル酸n−ブチル
/ジエチル7ミノエチルメタクリレート=75/201
5(7,51℃、M n55 、000 )A、−6〜
10:A、−1においてジエチルアミノエチルタフリレ
ートの代わりに2−ビニルピリノン(A。
−6:Mn24,000)、N−ビニルイミグゾール(
A 、 −? :Mn26.0OO)、ジメチル7リル
7ミン(A 、 −8:Mn23,000)、ビニルピ
ロリン(A1−9 ;Mn26,000)、ジエチルア
ミ/エチルメタクリレ−) (A 、−10:Mn25
,000)を使用した樹脂。
A、−11:メタクリル酸メチル/メタクリル酸11−
ブチル/ジエチル7ミノエチルメタクリレート=24/
70/6(Tg35℃、Mn27+0OO)A 、−1
2:スチレン/メタクリル酸メチルアクリル酸2−エチ
ルヘキシル/ジエチル7ミノエチルメタクリレート=2
0/43/30/7(Tg28°C,Mn25,000
)A、−1:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル
酸n−ブチル/アクリル酸=27/43/28/ l(
Tg38℃、Mn25.0OO) A2−2:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
n−ブチル/マレイン酸=5Q/25/24/ 1 (
7g43℃、Mn27.000) A、−3:スチレン/メタクリル酸メチル/メタクリル
酸n−ブチル−30/40/30(Tg34℃、Mn2
4.0OO)A2−4:又チレン/メタクリル酸n−ブ
チル=70/30(TH30’C,Mn27,000) A、−5:メタクリル酸/メタクリル酸ローブチル=7
0/30(Tg37℃、Mn41.000)・比較のた
めに次の樹脂を用意した。
C−1:スチレン/メタクリル酸メチル/メタクリル酸
n−ブチル/ジエチルアミノエチルメタクリレート/ア
クリル酸= 27/ 33/ 28/ 10/ 2 (
T g2s℃、Mn24,000) C−2二同上組成で共重合比が27 / 43.2 /
 2 S / 1 、6 / 0 、2(Tg36°C
,Mn23,000) 実施例 塗料(A)として上記A1及びA2の樹脂を表に示す如
き組合せ、割合で混合した後、混合樹脂と同量のトルエ
ンを加えて希釈して下塗り塗料及び上塗り塗料を各々調
製した0次に下塗り塗料を基材(ストレート板)上に刷
毛にて塗布量30g/cm2(固形分換算)となるよう
に塗布後、温度20°Cにて24時間乾燥し、この上に
市販のアクリルゴム系弾性塗料(B)(組成ニアクリル
酸2−エチルヘキシル/アクリロニトリル/アクリル酸
=85/1015重量比)を同様に塗布した。乾燥後、
更に上塗り塗料(+1、顔料として酸化チタンを塗料1
00部にト1し、3.5部配合)を塗布fi50g/c
I62(固形分換rt、)となるようにスプレーで塗布
、これを温度20 ’Cで乾燥した。
かくして得られた塗膜について塗料(A)層と塗料(B
)層との密着性を調べた。
結果を表に示す。
比較例 実施例において塗料(A)のかわりに表に示す如き塗料
を使用して塗膜を形成した。
かかる塗膜について同様に性能評価を行った。
結果を表に示す。
(以下余白) 尚、性能評価は以下の如くして行った。
1、下塗り塗料とアクリルゴム系弾性塗料との密着性・
標準状態及び浸水後の項はJIS  A−691部付着
テストに準拠して測定した。
尚、剥j11部の欄の表示は下塗り用@料の層をa、ア
クリルゴム系弾性塗料の層をb、上塗り用@料の層をC
として前記付着テストにおける引張#J、9.の際にa
、 b、 c/i5のどの部分で剥離が起ったかを表わ
す。
表示においてf’a/bJとあるのはa層とbqの界面
で剥離が起ったことを示し、a層とb層の密着性が弱い
ことを示す。又[b、a/I+Jとあるのは剥離の大部
分は1)層であるが、一部にaffiとbWIの界面に
おける剥離も観察されたことを示し、「a / b 、
 b Jはその逆である。
従ってa層及びb層、b層及びcWJ(r>密着性がい
ずれら良好である場合1こは、剥離部はrbJと表示さ
hることになる、 2、上塗1)塗料とアクリルゴム系弾性塗料との密着f
トゴバン目テス) (1)(初期密jl’f性及び二次
密着性の項)塗膜表面にサンシャインウェザ−メーター
で500時間照射後、「セロテープテスト」によって調
べた。
・ゴバン目テス)(2)(二次密着性の項)塗1g4試
験片を40℃の温水に7日f!Il浸漬後、「セロテー
プテスト」によって調べた。
特許出願人日本合成化学工業株式会社 手続補正魯(自制 昭和60年6月27日 特許庁長官 志 賀  学 !a    届肱1、事件
の表示 昭和59年特許願第182126号 2、発明の名称 塗膜形成方法 3、補正をする者 事件とのrA係 特 許 出 願 人 住 所 大阪市北区野崎町9番6号(郵便番号530)
4、[。□衣、:) 、°、ン 明fa書全文 明     細     書 1、発明の名称 塗膜形成方法 2、特許請求の範囲 (A)2種以上の杉(脂からなる組成物中の10〜90
重量%が塩基性モノマーを1〜30重ルー%含有する樹
脂である塗料 (B)アクリルゴム系弾性塗料 を(A)、(B)任意の順に基材に塗布することを特徴
とする塗膜形成方法 3、発明の詳細な説明 である。    。
近時、建造物の外壁などにエマルノミンタイプの塗料、
例えばアクリルゴム系の弾性塗料を塗布して詠塗料特有
の凹凸のある、また弾性のある面を得ようとする試みが
行われている。
[従来の技術及びその問題点] かかる塗面な得る場合、通常基材の上に下塗り塗料、ア
クリルゴム系弾性塗料、上塗り塗料の順に塗るのが一般
的である。しかしながら、現在アクリルゴム系弾性塗料
に対する密着性の良好な下塗り、又は上塗り塗料は非常
に少い、かかろ用途に用いられる代表的な例として二液
架橋型のアクリルウレタン樹脂塗料があるが、かかるU
(脂はイソシアネートなどの架橋剤を使用するのでポッ
トライフの制約があり、作業性の点で大きな問題がある
又アクリルウレタン系のi(脂塗料はコストが非常に高
いため、一般的な普及を妨げている。又、ウレタン(1
(脂以外にも下塗り塗料として使用されうるちのもある
が、上塗りとしては変色の問題等で使用できない等上塗
り、下塗りで樹脂を変えなければならない等の問題り悄
る。従って業界では0、アクリルウレタン樹脂の如き高
価なり(脂を用いることな(、上塗り、下塗り兼用タイ
プであって密着性及び作業性にも優れた塗料の開発が望
まれており、又それによるアクリルゴム系弾性塗料の特
性を生かした塗膜形成方法の確立が急務となっている。
[問題点を解決するための手段] しかるに本発明者らが鋭意研究を重ねた結果、(A)2
種以上のtjl脂からなる組成物中の10〜90重量%
が塩基性モノマーを1〜30重1%含有する樹脂である
塗料 (B)アクリルゴム系弾性塗料 を(A)、(B)任意の順に基材に塗布する場合、前記
問題を解決しうろことを見出し、本発明をするに到った
本発明においては、上記塗料(A)をアクリルゴム系弾
性塗料(B)という特定の塗料の下塗り用、あるいは上
塗り用として泪いて塗膜を形成させる点に特徴があり、
以下に述べろように塗料(A)は特定のu1脂の混合物
でなければ本発明の目的とする美麗な塗膜形成は到底望
めないものである。
まず塗料(A)は2種以上のU(脂からなるU(脂組成
物で基性1B脂と言う)でなければならない、即ち、換
言すれば塗料(A)は10〜90重量%の塩基性(1(
脂と90〜10重量%のそれ以外の樹脂よりなるもので
ある。かかる範囲以外ではアクリルゴム系に対する密X
i性、ならびに塗料(A)そのものの物性の低下が見ら
れる。該塩基性U(脂における塩基性モノマーとしては
ツメナルアミ/エチルアクリレート、ツメチルアミノエ
チルメタクリレート、ジメチルアミノプロピル7クリレ
ート、ジメチルアミ/プロピルメタクリレート、ジエチ
ルアミノエチルアクリレート、ツメチルアミノエチルメ
タクリレート、ブチルアミノエチル7クリレート、ブチ
ルアミノエチル7クリレート、2−ビニルピリノン、4
−ビニルピリノン、2−メチル−5−ビニルピリノン、
2−エチル−5−ビニルピリジン、N−ビニルイミグゾ
ール、2−メチル−N−ビニルイミグゾール、ジメチル
7リルアミン、ジアリルアミン、ビニルキノリン、ビニ
ルキノリン、ビニルイソキノリン、N、N−ツメチルア
ミノエチルビニルエーテル、2−(N、N−ツメチル7
ミ/)−4−ビニルピリジン kラン又−1,2−ジピ
リノルエチレン、3−シンナエイルビリジン、2−メチ
ル−5−シンナモイルビリノ/、4.6−ジアミツー2
−ビニル−5−トリアジンの群から選ばれる少なくとも
一種が例示される。該モノマーは塩基性131脂中の1
〜30重量%、よす好ましくは5〜20重量%使用する
。1重量%以下ではアクリルゴム系弾性塗料との密着性
が低下し、30重量%以上では耐水性の低下、表面タッ
クの発生など塗料として物性に問題を生ずるようになる
。塩基性樹脂における塩基性モノマー以外の構成4分は
塗料として特に壁などの使用に適する通常の単量体で前
記塩基性モノマーと共重合性を有するものであれば良い
が、(メタ)アクリル酸アルキルエステル、例えば(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(
メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル
、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の池、スチ
レン、ビニルトルエン、バーサチック酸ビニル、(メタ
)7クリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、(メタ
)アクリル酸グリシツルエステル、(メタ)アクリル酸
ヒドロキシエチルエステル、(メタ)7の物性の点から
メタクリル酸メチル及び/又はスチレンを塩基性樹脂中
の40〜80重量%程度となる様に使用すると好ましい
結果が得られる。
一方塗料(A)における塩基性樹脂と混合される樹脂は
、塩基性樹脂と相溶性があってかつ塗料として一般に使
用されるものであれば特に限定されるものではないが、
通常はメタクリル酸メチル及び/又はスチレンを主成分
とし、他に前記塩基性七7マー以外の単量体を共重合し
た樹脂が使用される。かかる樹脂の中でも待にU(眼中
に数重量%、好ましくは0.5〜2重量%程度の酸性モ
ノマー、例えば無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン
酸七ノフルキル、7マール酸、7マール酸モノフルキル
、無水イタコン酸、イタフン酸、イタコン酸七ノフルキ
ル、無水シトラコン酸、シトラコン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸の群から選ばれる少くとも一種
を使用する場合、塗料(A)の顔料分散性が更に向上す
るので後述するよ)に特に上塗り用として好ましい実施
態様である。更にリン酸エステル含有モノマーなどを共
重合させることもできる。但し、本発明においては前記
塩基性樹脂とそれ以外桿翔脂、特に好ましくは酸性上ツ
マ−を含有する樹脂を混合することが必須であり、例え
ば塩基性樹脂中に同時に酸性モノマーを導入した共重合
体を用いたり、あるいは塗料(A)として混合物を用い
ずに塩基性樹脂を単独で用いて該樹脂中の塩基性モノマ
ーの含有量を適宜調整してもいずれもアクリルゴム系弾
性塗料(B)との密着性が低下する傾向があり、本発明
の目的を達成することはできない。
塗料(A)は上記の如き(H脂の組成物であればアクリ
ルゴム系弾性塗料(B)に対し良好な密着性を有するも
のであるが、かかる塗料(A)を特に上塗り用として用
いる時には更に耐クランク性、光沢、耐候性、顔料分散
性等、下塗り用に比較して非常にi密な性能を要求され
るので実用的にはより限定されたU(脂組成のものを用
いることが必要となる。かかる上塗り用U(脂組成とし
て好ましい態様は次の如(である。
まず、塩基性U(脂においてはジメチル7ミノエチル7
クリレート、ジメチル7ミノエチルメタクリレート、ジ
エチルアミノエチルアクリレート、ジエチル7ミノエチ
ル7クリレー1.より選ばれる少くとも一種の塩基性七
ツマ−の含有量が1〜30重量%でかつ塩基性七ツマー
以外の構成4分がハ翰しンθ〜50重量%、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル等のア
ルキル基の炭素数カ弓〜8の(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルよリ選ばれる少くとも一種が10〜81)重
量%、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル等の官能
基を有する(メタ)アクリル酸エステルより選ばれろ少
くとも一種が0〜20重量%を基本構成とし、かつ得ら
れる塩基性樹脂の数平均分子量力110,000−40
.001)、ガラス転移温度(T+)が0〜so’cの
範囲内にあるものが使用される。又、該樹脂と混合され
る樹脂においてはスチレンO〜50重量%、(メタ)ア
クリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)
アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、アク
リル1m2−エチルヘキシル等のアルキル基の炭素数が
1〜8の(メタ)アクリル酸アルキルエステルより選ば
れる少くとも一種が10〜80重量%、等の官能基を有
する(メタ)アクリル酸エステルよりなろものを基本構
成とし、これにより好ましくは酸性モノマー用いられる
かくして上記樹脂の混合物中において塩基性樹脂の占め
る割合は20〜80重量%、より好ましくは20〜40
重量%であることが上塗り塗料としての性能を最大に発
揮するのでかかる範囲内の割合で混合することが望まし
い。
尚、塗料(A>における塩基性樹脂及びこれと混合する
(J脂は各々従来公知の方法で製造できるので特に限定
はないが、代表的には溶媒の存在下又は不存在下に塩基
モノマー及び/又はその他の単量体を触媒と共に仕込み
、90〜110°Cで8〜12時間程時間窓させること
により得られろ、かかる反応溶媒としてはトルエン、キ
シレン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル
等が任意に用いられ、又重合触媒としてはアゾビスイソ
ブチミニトリル、アゾビスイソバレロニトリル等が仕込
みモノマー全量に対し、0.2〜1.0重量%程度使用
されろ。
アクリルゴム系弾性塗料(B)とは、アクリル酸エステ
ル又はメタクリル酸エステルの共重合体であり、通常は
アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸、2
−エチルヘキシル等の共重合体、例えばスチレン/アク
リル酸2−エチルヘキシル共重合体、アクリル酸2−エ
チルヘキシル/7クリロニトリル共重合体、アクリル酸
ブチル/アクリロニトリル共重合体等である。この共重
合体には架橋反応を容易に行わせろため、各種の官能基
、例えばアクリル酸等が共重合させられ、いわゆるカル
ボキシル基含有アクリル系共重合体エマルノヨンタイプ
の塗料として使用される。更に必要に応じてアルミニウ
ム、亜鉛等を用いて金属によるキレート架橋を行わせる
が、特に限定されるものではない。
上記塗料(A)、(B)にはその目的に応じて顔料を配
合したり、その地回塑剤、垂れ防止剤、沈降防止剤、消
泡剤などの添加剤を加えたり、又有機溶剤に更に希釈し
ても良い。
顔料としては酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク、リ
トポン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、アルミナ、ク
レー、カーボンブラック、7タロシ7ニンブルー、紺青
、群青、レーキイエロー、黄鉛、オーカイエロー、ノ1
ンザイエロー、ベンがう、レーキレフト、クロムバーミ
リオン、7りロシ7ニングリーン、酸化クロム等を単独
で又は二種以上混合して用いることができる。
又、−有(幾溶剤としてはトルエン、キシレン、ベンゼ
ン、メチルエチルケ)ン、メチルイソブチルケトン、ジ
メチルケトン、ジメチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、セロソルブ、セロソル
ブアセテート、カルピトール等が使用さ八る。
しかして塗料(A)、アクリルゴム系弾性塗料(B)を
基材に塗布するという°本発明の塗膜形成方法を実施す
る場合には、基材上に実用に適合した任意の順で各々の
塗料が塗布される。いずれにしても塗料(A)塗膜面と
塗料(B)の塗膜面とが接触する様に施行を実施すれば
本発明の効果は充分発揮されるのである。塗料(A)、
(B)の塗膜面が極めて良好な密着性を発揮するので、
耐水性、耐候性等が優れ、美麗な塗膜の形成が可能とな
る。最も一般的には基材上に下塗り用として塗料(A)
を塗布、更にアクリルゴム系弾性塗料(B)を塗布した
後、上塗り用として適宜顔料等を加えた塗料(A)を塗
布するが、これに限らず基材−塗料(A)−塗料(B)
、基材−塗料(B)−塗料(A)などでも本発明の特徴
は充分に発揮させ得るものである。
基材としてji、IIニルタル、コンクリート、スレー
ト、木材等が任意に用いられる。
塗装方法としてはフチ塗り、刷毛塗り、ローラー塗り、
スプレー塗りなどの方法が採用される。塗布量は下塗り
、上塗り等の目的・使用形態によって異ってくるので−
概に決められないが、通常固形分換算で10〜l l)
 (l g7m’の範囲から適宜選択される。
[発明の効果1 かくして得られる塗膜はアクリルゴム系弾性塗料特有の
なだらかな凹凸に富んだ弾性的な、かつ美しい塗面をも
つもので、かかる塗面は建築物の外部装飾壁として非常
に有用なものである。
[実 施 例1 以下実施例を挙げて本発明の方法を更に詳しく説明する
。尚、例中「部」とあるのは特にことわりのない限り、
重量基準である。
・塗料(A)中、塩基性樹脂として次のA + −1−
A l−12の樹脂、それ以外の樹脂としてA2−1〜
A2−5を用意した。但し樹脂の共重合比は重量比であ
る。
A、−1:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
126.000) A、−2:同上組成で共重合比が130/10/28/
2(7g32°C,Mn29 、Of) 0 )A、−
3:同上組成で共重合比が10/70/22/8(7g
19°C,Mn24.000) A + −4:スチレン/アクリル酸ローブチル/ノエ
チル7ミノエチルメタクリレーF=75/2015(7
643°C,Mn22.000) A、−5:メタクリル酸メチル/アクリルan−ブチル
/ジエチルアミノエチルメタクリレ−)=75/’20
/S (Tg51 ℃、 1111055.ρ00)A、−6
〜IO:A、−1においてジエチル7ミノエチルメタク
リレートの代わりに2−ビニルピリジン(A、−6:M
n24.000)、N−ビニルイミグゾール(A +−
7’、Mn26 、OOO)、ジメチル7リルアミン(
A、−8:Mn23.000)、ビニルピロ(Jトン(
At−9:Mn26,000)、ジエチル7ミノエチル
メタクリレート(A 、 −10:Mn25 、、gJ
 OO)を使用した樹脂。
A、−11:メタクリル酸メチル/メタクリル酸n−ブ
チル/ジエチルアミノエチルメタクリレート=(7g3
5℃、M n 27 ll) +10 )A、−12:
スチレン/メタクリlし酸メチル/7クリル酸2−エチ
ルヘキシル/ノエチル7ミノエチルメタクリレート= 
20 / 43 / 30 / 7(T[+28℃、M
n25+000) A2−1:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
n−ブチル/アクリル酸=27/43/28/1(7g
38℃、Mn25,000) At−2:スチレン/メタクリル酸メチル/アクリル酸
n−ブチル/マレイン酸=50/25/24/1(T8
43℃、Mn27.000) A2−3:スチレン/メタクリル酸メチル/メタクリル
酸n−ブチル=30/40/30 (7g34℃、Mn24.000) A、−4ニスかシン/メタクリル酸 n−ブチル=7o
/(7g30’C,Mn27.OOθ) A、−5:メタクリル酸/メタクリル酸n−ブチル=7
0(T837℃、Mn41.000) ・比較のために次のり(脂を用意した。
C−1:スチレン/メタクリル酸メチル/メタクリル酸
n−ブチル/ジエチル7ミ/二チルメタクリレート/ア
クリル酸=27/33/28/10/(Tg28℃、M
n24.000) C−2二同上組成で共重合比が27 / 43 、2 
/ 28 /1 、6 / 0 、2 (T136℃、Mn23,000) 実施例 塗料(A)として上記A+及びA2の樹脂を表に示す如
き組合せ、割合で混合した後、混合u1脂と同量のトル
エンを加えて希釈して下塗り塗料及び上塗り塗料を各々
調製した1次に下塗り塗料を基材(ストレート板)上に
刷毛にて塗布fi30g/m2(固形分換算)となるよ
うに塗布後、温度20℃にて24時間乾燥し、この上に
市販のアクリルゴム系弾性塗料(B)(組成ニアクリル
酸2−エチルヘキシル/アクリロニトリル/アクリル酸
=35/1015重量比)を同様に塗布した。乾燥後、
更に上塗り塗料(但し、顔料として酸化チタンを塗料1
()0部に対し、3.5部配合)を塗布量S O11/
 Ia2:(固形分換算)となるように入ブレーで塗布
、これを温度20°C″C′乾燥した。
かくして得られた塗膜について塗料(A)層と塗料(B
)層との密着性を調べた。
結果を表に示す。
比較例 実施例において塗料(A)のがわりに表に示す如島塗料
を使用して塗膜を形成した。
かかる塗膜について同様に性能評価を行った。
結果を表に示す。
(以下余白) 尚、性能評価は以下の如くして行った。
1、下塗I)塗料とアクリルゴム系弾性塗料との密着性
・標準状態及び浸水後の項はJ T’S  A−691
0付着テストに準拠して測定した。
尚、剥離部の欄の表示は下塗り用塗料の層をa、アクリ
ルゴム系弾性塗料の層をb、上塗り用塗料の層をCとし
て前記付着テストにおける引張試験の際にa%b、c層
のどの部分で剥離が起ったかを表わす。
表示においてr87hJとあるのはa層とbJiの界面
で剥離が起ったことを示し、awiとbNの密着性が弱
いことを示す、又1f、a/bJとあるのは剥離の大部
分はbH!iであるが、一部にa層とb層の界面におけ
る剥離ら観察されたことを示し、ra/b、bJはその
逆である。
従ってIL層及びb層、b層及びcWI/)密着性がい
ずれも良好である場合には、剥離部はfbJと表示され
ることになる。
21上塗り塗料とアクリルゴム系弾性塗料との密着性・
ゴパン目テス)(1)(初期密着性及び二次密着性の項
)塗膜表面にサンシャインウェザ−メーターで500時
間照射後、「セロテープテスト」によって調べた6ゴバ
ン目テス) (2)(二次密着性の項)塗膜試験片を4
0°Cの温水に7日間浸漬後、「セロテープテスト」に
よって調べた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)2種以上の樹脂からなる組成物中の10〜90重
    量%が塩基性モノマーを1〜30重量%含有する樹脂で
    ある塗料 (B)アクリルゴム系弾性塗料 を(A)、(B)任意の順に基材に塗布することを特徴
    とする塗膜形成方法
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