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JPS61229543A - 繊維補強肉厚弾性シ−ト - Google Patents

繊維補強肉厚弾性シ−ト

Info

Publication number
JPS61229543A
JPS61229543A JP60071174A JP7117485A JPS61229543A JP S61229543 A JPS61229543 A JP S61229543A JP 60071174 A JP60071174 A JP 60071174A JP 7117485 A JP7117485 A JP 7117485A JP S61229543 A JPS61229543 A JP S61229543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
elastic sheet
elastic
sheet
fiber structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60071174A
Other languages
English (en)
Inventor
忠雄 鹿沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP60071174A priority Critical patent/JPS61229543A/ja
Publication of JPS61229543A publication Critical patent/JPS61229543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業キ′の1雫す、用、、分、!〕 5本・、%、14%よ、碑、維、鱗倖肉厚弾、性シート
に関する。より評しべ!ま弾、性:0.?二、ト1、の
実、質的型直方:向に多数の、補強用の)繊維1、横、
墳片が設けら、れている土木施設、。
運動施設、等用の肉厚弾性シートに関する。
〔従4歩、q)*術〕 い 舗道、遊歩道、集会場、各種センタ、運動施設なヴの、
表面1層は、:従来から各種弾1性シ、−ト1.弾性材
、の、テ?プ、7.樹脂又は1.ゴムラテッ、ゲス、ア
スファルトなどで形成されてりる、これら表面層はその
を 機能上あ邊穆度の厚みがあると共に耐久性の条る弾性お
よ、び勲・岸、、耗坤が要ネされている。しカル従来が
ら用、いら、QT・、!7る前導の材料あるいはこれら
材料を組合せて作られた複合材料は比較的薄いものに限
定さむ、したがって弾性性能に劣り、厚い弾性層を得る
′ためにはこれら材料を複数枚重ねて用いる必要があっ
た。X、これら従来から用いられている材料は比較的安
価である反面、使用時における弾性の保持や耐摩耗性が
劣り、且つ重いといった欠点を有する。これら欠点は仮
設用設備として前記材料を用いた場合に顕著である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は従来用いられていた表面層用、特に運 □動施
設など!使用される仮設用フロア用として用いられる材
料の有する前述の欠点を解消して、厚い弾性層を有しな
がら相対的に軽量であり且つ使用時における弾性の保持
や耐摩耗性において優れた肉厚弾性シートを提供するこ
とを目的とする。
c問題点を解決する為の手段〕 本発明者等は従来公知の表面層用材料の有する欠点すな
わち問題点を解決すべく鋭意研究の結果、シート層に実
質的に垂直方向に縞状又は格子状に配置された繊維構造
片をシート層内に設け、投錨効果により弾性材を繊維構
造片に保持させることにより問題点を解決することを見
出し本発明に到達した。
すなわち本発明の目的は弾性材を含んでなるシ□−ト層
と該シート層の中にシート層に実質的i垂。
直方向に縞状又は格子状に配置された繊維構造片を少く
ども含んで・なる繊維構造体から成る繊維□補強肉厚弾
性シートによって達成される。
前記繊維構造体が前記肉厚弾性シートの片面又は両面に
おいて前記肉厚弾性シートの中に埋没し、それによって
肉厚弾性シートの片面又は両面に弾性材を含んでなるフ
ィルム層が形成されていると。
よい、このようなフィルム層を設けることにより、繊維
補強肉厚弾性シートの弾性をさらに高めたり、又フィル
ム層を特定の材料で作って積層することにより耐摩耗性
、防水性あるいは滑り止めを前記繊維補強肉厚弾性シー
トに付与することができる。
又前記繊維構造体が複数の糸から形成された表裏2枚の
地m織と該地組織を連結して前記繊維構造片′を形成子
る連結部から成る立体構造′体であ゛す□、前記′地−
織″め少般くとも一方が10〜80%の繊維・占′□有
”率を有するよう′に形成さ′れて゛おり、そ□れに□
よ駅て前記繊維構造体に実質的に垂直方向の表裏い゛ず
れか一方又両方に連通して前記弾□性材を含んで成るシ
ート層を収容する複数の空隙が設けちれてい□ると好ま
しい、前述の構造を有す暮”繊“維構□麺体を用いれば
それぞ軌の繊維構造片を地組織によって′規11iEL
べ配置して複数の空隙を1す”、且つ前記複数の空隙に
弾性体から成□るシー°ト層を容易′に□充填させるこ
とができるので、得られた繊維補強肉厚弾性シートは優
れた弾性を有すると共に耐摩耗性1も高い・、 □  
            ・□゛収量本発明の繊維補強
肉厚弾性シート(以下□単に弾性シートと称す)の実施
例を示す一付図□箇を□参□照しそ゛本発明を以下に詳
述する。
゛第1図′辷示す実施實の弾□性シートlは弾性材を含
んでなるシート層7の中に繊維構造片2がシート層7に
実質的社垂直方向辷縞状に延びているン前記繊維構造片
2は後述するよ“うな各種繊維等から成る糸条を編織す
ることによって一得られる。
第2図に本発明による弾□性シー・ト′め&(7)実施
例を示す。第2図に示す実施例の弾性シート11は弾性
材を含んでな′るシート層′[7の中に繊維構造片1 
’2’4<:>−上層に実質的に垂直方向に縞状に配装
置さ軌゛て1リミさら:に弾性シート1[の片面1、第
2:向に示す実°−1例では下面側に弾□性材を含んで
なるフィルム層18が配置されている。このフィルム層
18は前記>””” ト層1゛7と同じ組成のものを用
いても“よく、又弾性、耐摩耗性、防水性あるいは滑り
正めを考′慮してシート層17と異なる組成□の)″イ
ル′ム層゛で形□成してもよい。   、、   1な
お第″1図□およ゛び第2′図に示した実施□例比おい
てはS*維構造片2又は12が縞状に配置されているが
□繊−維構造片が格子状に配置されていてもよい。
113図および第゛4・図に本発明に゛よる弾性:シー
トのざら□に;抽/の゛より゛好1ましい実施例を禾b
、第3図ぼ繊維構゛造片を形成する連結部が縞状□の場
合であ□すJ第4図はそれが柄子状である場合であ雇。
第3図および第4図から明らかなようにこの実施例の弾
性シー)21.31は表側の地組織24 、34と裏側
の地組織25 、35と前記両方の地組織を連結して前
記繊維構造片を形成する連結部23 、33から成る立
体構造の繊維構造体を有する。その繊維構造体の上下2
つの地組織24 、34 : 25 、35あ片方、図
示の□例では、地組織24 、34が図示のような開口
部を有□し、それによって繊維構造体に□実質的に垂直
方向に上方に連通する複数の空隙26 、36が設けら
れている。この空隙26 、36に弾性材27 、37
が充填されている。なお第3図、第4図とも空隙26 
、36を示すため図中の一部に弾性材が充填されていな
い処があるが、実際には全ての空隙26 、36には弾
性127 、37が充填されている、前記開口部は地組
織の繊維占有率が10〜80%になるように形成するこ
とによって与えられる。             ′
これをより詳しく説明すれば繊維占有率が10〜80%
に形成された地組織が他の地11−から連結部によって
立上って配置されているので、この繊維構造体には前記
連結部を構成するil&め糸条から成る壁状体が線状又
は敵状あるいは格子状又は蜂巣状に配置されることにな
り、したがって隣接する壁状体との間に多数の空隙が設
けられることになる。この空隙は繊維占有率が10〜8
0%に形成されre tth□組織が前記繊維構造体の
片面のみに設けられた時には孔状又iよ溝状とな゛す、
繊維占有率がlO〜′80%に形成された地組織が前記
□繊維構造体の両面社設けら糺たとき比は貫通孔となる
。  □本明細書で会う繊維占有率とは地組織を構成す
る繊維が占める面積比重要意味する。すなわち1インチ
四方(’2.54cs X 2.543−6.45cj
’)の面積当り□の地組織を構成する繊維が占める面一
比率としてxfば繊維占有率は下記の式によって算出さ
れる。 ゛ N:1インチ四方内の構成する繊維種毎の糸零数   
        ゛         □d:構成する
繊維種毎の糸の直径 d′:地組織中の交叉点における他の糸の直径L;1イ
ンチ四方内の構成する繊維種毎め糸の長さ・−−−−一
・−」織物などの糸が直行している場合は2.54、編
物などの糸が湾曲している場合は、ループ墓を測定して
その値をとる □゛n:1インチ四方内の交叉点の数、
゛ Σ8織物。場合O11!−mh等使用□系。種類毎に計
−しそれの合計を出す一一 一″ガが10〜80%、より好門゛′シクは20L−4
0−であ1゛′と゛よい、繊維占有□率がsog4越□
える左゛前゛記空隙゛の□量も極度に小さくなり、充填
される一轢粉’+充□填量が少なくなり充分な補強効果
を尭揮”すること<雇りすぎたりして空隙内m’m性材
を確実に保持°゛するこ:とができなくなるので好まし
くない−□ □すなわち第3図および第4図に示す構造
を有する弾性シートにおいて、適性な繊’111′占肴
率□を有する繊維構造体の空隙に充填された弾性材゛は
、壁状体により補強され、繰り返し変形に対する歪みt
少なくなる0文、逆に、繊維構造体は空隙に充填された
弾性材により適度の弾性が付与され□、補強並びに弾性
効果に優れる複合繊維構造体が得られる。□     
           。
前記繊維占有率を10〜80%に変更する手段としては
、(イ)地組織を構成する糸条の本数を増減すtミ゛(
0)地組織の構成密度を増減する、(I→用い′る糸条
の□太さを変える、等の手段を単独又は2つ以主併用し
て行えばよい。  ゛ 前記繊維構造体の表裏2枚の地組織は確実に連結−によ
って−合されている必要:がある。併しその結合密度は
地組織の組織に応じて選定すればよ′      □<
゛、゛すなわち繊維構造体を運″動施設などでの使用 
     □時に二′方の地&l織が他の地組織□から
分離される事□かない程度で選定すればよい、 ′□゛
             □前記繊維構造体の連絡部
は表裏二枚の地組織あ間を実質柄に◆直に□連結□して
前記空隙を繊−構1体の表面に対して実質的に垂直に配
置するように□構成され士いるとどがより好ましい。た
蛇し前記空隙に弾′性材が容易に人込める程度ム空隙が
作られている限り連絡部の構成を特定の範囲に限定する
ものではない。
前記連結部から成る壁状体で構成される空隙の深さは少
くとも2鶴以上100鶴程度あることが好ましく通常は
3〜50■に形成される。しかし弾性材を保有すること
のできる程度の深さを有する限り、又繊維構造体の使用
糸条の種類および組織を変更して達成し得る限りの深さ
を有する空隙を設けた繊維構造体をその繊維構造体が用
いられる用途に応じて任意に設定して用いればよい。
なお前記繊維構造体の表裏2枚の地組織の少くとも一方
の地組織は繊維占有率が10〜80%に形成される必要
がある。しかしながら一方や地組織だけが10〜80%
の繊維占有率のある地組織である場合の他の地組織につ
いては任!の構成、すなわちどのような繊維占有率を有
するものであっても連結部と結合し得る布帛状物であれ
ばよい、したがって布帛状物は織物、−物さらに不燃シ
ート等を含むものとする。ただし前述のように空隙への
充填材の充填およびその保持を考慮すれば最も好ましい
構造を有する弾性シートとしては一方の繊維   ”占
有率が30〜60%であり、他方が80%以上である繊
維構造物が望まれる。
本発明のより好ましい!性シートである第3図および第
4図に示した実施例での繊維構造物は二層構造を有する
布帛状物を製造することのできる製造装置を用いること
によって製造することができる0例えば二重職織機、二
重の針床を有する経編機等を用いればよい。
本発明の繊維構造体を構成する素材は本発明の弾性シー
トの用途に応じて選定すればよい。例えば強度の補強並
びに弾性効果が長期間保持される用途には高価であ、っ
ても強度が強く且つ耐久力のある素材を用いればよく、
それ程高い性能よりも5安価・大量供給が望まれる場合
に、は繊維構造体として安価に提供できる素材を用いれ
ばよい、したがうそ素材としては例えば1、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンチレフタートなどのポ
リ、。
エステル系繊維;ナイロン6.66.46などのポリア
ミ、ド系−維:、アラ予ド系繊維:ポリアクリコニ。
トリル系繊維;ポリエチレン、ポリプロピ、レフなどの
ポリオレフィン系繊維;ビスコース、アセテート、キ二
プラ、4くのレーヨン系繊維;綿、羊毛、麻などの天然
繊維;耐炎化繊維及び炭素繊維;ガ゛ζ。
ラス、金属などの無機系′繊維;及び/、又はこれ、ヤ
の混合繊維、など、又は必要ならば針金を用いてもよ、
と)、前記繊維構造体はこれら素材を用いた短。
繊、維紡績糸、扁平糸、を含む長繊維糸、あるいはこれ
らの複合糸を用いて前述のように編織加工等←。
よって製造される0、、。
又本発明の繊維構造体の繊維構造片又は連結部。
は、弾性シートに剛性と厚みを午えるた、めに剛性。
の高い素材を用いるのが好ましい。したがって前述の素
材の中から自由に選定することができる牟、iより好ま
しくは例えばポリエステル、ポリアミド、ボリヂレフィ
ンなどの有機モノフィラ/ン、ト糸、。
無機繊−1さらに崇要あむば針金などを用いる。と更に
良い。
なお本発明の繊維構造体は前述のようにその素、材とし
て必要あ、れば針金等の金属素材を用いるこ。
とを含みものとする。したがって要綱5書中の用語「繊
維構造体」壁金属素材を含めた広義のものを意味するも
のとす、る、      1本:発明による弾性シ、−
トでは弾性材を含んでなるシート層に繊維構造、!!r
かや戒名繊維構造体が配置される一/?)(第、1図又
は第2図)、又は繊維構造体′□辷設けられた空!11
1の、少なくとも一部に弾性材が・充、填され、ている
ことが肝要である0弾性材は、本発明、の巨、的とす、
る厚い弾性層を与える為に、は必須の、もやで;ヤリ、
前述の如<、taq、構造片又は空隙の周囲に存輝す、
る壁状体と一体となって、補強些びに弾性効果に優れる
複合繊維構造体が得られる。
、第、3図お半、′c!、第4図第4レ←示施例におけ
、る弾性材1の充填度合いは1.繊維、構造体5.の構
成、並、びに弾性、層、の厚み輪心じて、!!択すれば
良い、が、少なくとも空隙の30%以上1.好ましくは
50%以上、場合によ、っ!、よ100%超えても良い
。又、全体としての充填の仕方、4よ、層状に均一に行
っても良いし、島、状、ζ部分的に充填しても良く、、
一定、するものではない。
又、弾性材の材質も、目的とする弾性効果が得られるも
のであれば良い。例えば、酢酸ビニル。
エチレン/酢酸ビニル、ポリビニルホルマールなどのビ
ニル系樹脂:塩化ビニル、塩化ビニリデンなどの含ハロ
ゲン系゛樹脂;ウレタン系樹脂及びゴム;スチレン/ブ
タジェン系ゴム;クロロプレン系ゴム;ニドニル系ゴム
;アクリル系樹脂及びゴム;フッ素系樹脂及びゴム;シ
リコーン系樹脂及びゴム;シリコーン系樹脂及びゴム;
ポリエステル系樹脂及びゴム;ポリアミド系樹脂;天然
ゴム及びこれらの混合物などがあるが、これらに限定す
るものではない。
充填に当っては樹脂及び/又はゴムの水溶液、水分散液
、溶剤溶液として用いれば良い。
シート層の軽量化の為には、弾性材の一部又は全部を発
泡させたり、シート層の中に各種軽量フィラーを添加し
ても良い0発泡方法は、■攪□拌による機械的方法0発
泡剤による化学的方法などがある。又、軽量フィラーと
しては、例えば、シリカ系、ガラス系シラスなどの無機
系中空機゛岐子;アクリル系、含ハロゲン系などの有機
系中空微粒子、などがある。
又、弾性材の中に、顔料、酸化防止剤、熱安定剤、紫外
線吸収剤、難燃剤、防炎剤、平滑剤、増粘剤無機金属酸
化物、有機及び/又は無機の短繊維類、砂、砂利などの
骨材、弾性材のチップなど通常一般に用いられる添加剤
や充てん剤を併用しても良い。
弾性材の前記充填は、浸漬法、コーティング法、;  
スプレー□法、エアージェット法、などから選択すれば
良く、熱処理も、乾□燥に引続き、例えば、140〜2
30℃X2〜10分間行なえば良い。又、熱源とし″て
はJ熱風、(遠)□赤外線ヒーター、高周波、などを用
いれば良い。
繊維構造体と弾性材め密着が不十分な場合には、通常行
なわれている接着前処理、例えば、エポキシ化合物、・
インシアネート化合物、メチロール化1合物、ウレタン
化合物、及び/又は多価フェノール/ホルマリン縮金物
と各種ラテックスの混合液などで予め繊維構造体を処理
しても良い。    ・繊維構造体はその使用用途から
見て一耐摩耗性、寸法安定性、適度の反撥性などを存す
ることがより好ましい、従って、前述の方法によって形
成された繊維構造体、又は肉厚弾性シート自体に、1)
熱セット、2)樹脂加工などの処理を単独又は併合して
行なっても良い、熱セットや樹脂加工により、繊維構造
体又は肉厚弾性シート自体を構成する複数の糸、又は繊
維の少(とも一部会、及び弾性材が被ふく、補強される
ことになり、本発明の効果をより有効なものとすること
が出来る。・  :・□熱セットは、乾熱、スチームな
ど通常の媒体により、構造体が損傷を受けない程度゛に
”行なえば良い、又゛樹□脂加工に用いる樹脂材料とし
では各種のものを用いることができる0例えば、熱硬化
性樹脂としては、尿素/ホルマリン系;多。価フヱノー
ル/ホルマリン系;メチロールメラミンなどのメ゛□ラ
ミン系;メタクリル酸メチルなどのアクリル酸□エステ
ル系;グリセリンのグリシジルニー□チルなどのエポキ
シ系;ポリウレタン系:エチレン/酢酸ビニル共電体系
;あるいはこれらめ変性物J混・合物なζを用いること
ができる。
又、熱可塑性樹脂としては、ナイロン6/66 、  
・6/610.6/66/610などの低融点ポリアミ
ド;メトキシメチル化ナイロン6などのアルコール可溶
性ポリアミド;脂肪族又は芳香族ポリエステル;ポリエ
ア・レフ;ポリプ□ロピレンなどのポリオレフィン;ポ
リビニルブチアール、酢酸ビニル、ポリと・ニルアルコ
ールなどのビニル系;塩化ビニル、塩化ビニリデツなど
の含ハロゲン等:などを用いることができ・る− 樹脂液は通常使われている、有機アミン系、金属塩系な
どの反応触媒□;シリコーン、ワックス、フッ素系など
の撥水剤;燐系、窒素系などの難燃料;その他の仕上加
工剤や、天然ゴム、スチレン/ブタジェン、スチレン/
ブタジェン/ビニルピリジン三元共重合体くニトリル/
ブタジェン、クロロプルン、゛クロルヒドリン、フッ素
系などのゴムラテック゛ス□;などを併用しても良く、
本発明はこれらの物質゛を特定するものではない、。
樹脂液の付゛与方法は、ディッピング法、コーチ・ィン
グ法、スプレー法などから選択すれば良く、熱処理も乾
燥に引続き、例えば、140〜b2〜10分間で行なえ
ば良い、該工程は、−回又は二回以上の繰り返しを行な
っても良い、    。
樹脂液は溶剤系でも□水系でも良いが作業性、作業環境
などの点で水系が好ましい。
又、前記樹脂液の付着料は、目的に応じて選定すれば良
いが通常5〜30重量%(固型分換算)が好ましい。
前記弾性シート自体は、それ自体として高弾性材として
、各種フロア材に用いられる。しかしながら、更に弾性
を高めたり、耐摩耗性、防水性、滑り、止め、などの為
に第2図に示すように弾性シートの少なくとも一方の面
に、フィルム層を接合して用いても良い、シート層の材
・質も特に限定するものではな(、例えば、前述した弾
性材として用いる樹脂及び/又はゴム類の中から選定す
れば良く、接合性、弾性特性など複合体として問題なけ
れば、弾性材と同一でも又は、異なってもどちらでも良
い。
又、フィルム層にも、前述した弾性材に添加されるもの
と同様の各種添加剤を添加しても良いし、発泡や軽量フ
ィラーの添加により軽量化と弾性化を図っても良い、更
に、フィルム層は、その補強の為に、編織物や不織布な
どの布帛類を積層してあっても良い。
フィルム層は、樹脂又はゴムの溶液を弾性シートの面上
に付与し、熱処理することにより、面上で形成させても
、予め形成したフィルムを、弾性シートと接合しても良
い。
)、イルム層の厚みも特に限定するものでなく用。
途、性能に応じて1〜Low程度の中から選べば良い。
〔実施例〕
次に本発明による繊維補強肉厚弾性シートの具体的実施
例を示す。
実施例1 24ゲ一ジ1インチのダブルラッシェル機を用いて、前
針床(F)、用液(L+ 、Lx )にそれでれポリエ
ステル繊維150デニールを金糸通し、連結部用液(L
壇)・にナイロン6モノフィラメント150デニール、
後針床(B)用液(La、Ls、)・に、ポリエステル
繊維150デニールをそれぞれ3本毎に1本糸入れ(1
本糸入れ、2本糸抜き)して編成した。′第5図に編成
の組織図を示す、この様にして得ちれ・た編地は、厚さ
約4論の縞状立柱を有す名立体構造体であった。
次いで、下記組成から成る溶液を作製した。
重量部・、 110.5 の液を室温で約10分間攪拌し起泡樹脂液を得た0次に
、下記組成の弾性剤溶液を作成し、立体・構造体の空隙
はぼ全体にコーティングし、・115℃×5分間乾燥後
、150℃×!0分間熱処理した。
重量部 ′@液    450 トリメチロールメラミン  15 顔 料(ブラウン)45 シリカ   1     90 、   、、     .6o。
、第1表に1.弾性シートの特性を示す、得られた弾性
シートは、弾性材の充填も良く、弾性及び補強効果に優
れている。
実施例2 実施例1で得・られた、弾性シートのコーティング面″
上に3、更に実施1例1に準じた弾性材をコーティング
ル は、約2・鶴であった。第1.3表に、そ、の弾性シー
トの・特性を5示す、得られた弾性シートは、実施例1
より更に、弾性、効果に優れるも・のであった。
実施例3 二段織機によ、す、上下いずれかの地組織とも、経:糸
は1、ボ′リエステル紡績糸20/25.2本(第6図
918.91b>を用いて5本/吋の絡み織りとし、緯
糸はビニロン紡績糸5/2S(第6図92 a 、 9
2b)を用いて5本/吋に打込んだ0両地組織を、地組
織の経糸とは別のビームより供給した、ポリエステルモ
ノフィラメント750デニールを連結部の結合糸(第6
図931493b)として、経糸と緯糸の全ての交差点
で、はぼ垂直に結合した。第6図に得られた織物の構成
図を略示する。この様にして 。
得られた織物は、厚さ約3allの立体的な粗いメツシ
ュ構造体であった。  : 次いで、下記組成から成る水溶液に浸漬し、130℃×
5分間乾燥後、200℃×3分間熱処理した。
重量部  ・ レゾルシン             11.0ホルマ
リン(37%水溶液)      16.2苛性ソーダ
             0.3  ”スチレン/ブ
タジェンゴムラテックス (固型分 41%)   244.0 −水     
              238.4509.9 次いで、下記組成から成る溶液を作成した。
重量部 110.5 実施例1に準じて起泡樹脂液を作成し、の液の代りに■
液を用いた以外は、実施例1に準じ、弾性材溶液を作成
した。樹脂加工したメツシュ構造体の空隙部に、シャワ
一方式により弾性液をほぼ全停に充填した。0次いで、
赤外線ヒーターにより約5分間乾燥し、160℃×10
分間熱処理した。
第1表に、その弾性シートの特性を示す、得られた弾性
シートは、従来にケい厚い弾性層をもち、軽いものであ
った。
ヰ較例1.。
実施例1において、結合糸用筬並びに後針床用液にそれ
ぞれ全糸通した以外は、実施例1に準じて弾性シートを
作成した。
得られた弾性シートの性状と特性を第1表に示す0弾性
材の充填は不、良で1、弾性効果も良くない。
比較例2及び3 実施例1において、後、針床用液の糸入れ条件を変え、
地組織の繊維占有率が≦2%及び9%となる様にした。
実施例1に準じて弾性シートを作成した。
得られた弾性シートの性状と特性を第1表に示す、一方
の地組織の繊維占有率が80%より大きい場合には、弾
性材の充てん性が不良であり、10%より小さい場合は
、弾性シートとしての補強効果が少なく、弾性材との一
体性が良くない。
比較例4.1 実施例1において5、弾性材にSBR系ゴムチップを2
5重量%添加して、型枠内に充填し、厚さ約4・鶴の、
弾性シートを作成した。実施例1と比較し、従来タイプ
に近いゴムチップを含んだ弾性シート −は、第1表蝉
示すように回復弾性、耐摩耗性は優れるものの、重量が
同じ厚さの場合約90%程増加し、仮設用材料としては
適さない。
〔発明の効果〕
本発明による繊維補強肉厚弾性シートは弾性材が繊維構
造体によって補強されている立体構造体である。したが
って本発明の弾性シートを用いることにより、各種フロ
ア−材、特に運動施設用などの仮設フロア−材に適する
弾性層が厚く、相対的に軽量な耐久性に優れた材料を提
供することができ、それらの性能は従来公知の弾性シー
トより1かに優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明による繊維補強肉厚弾性シート
の各実施例を示す斜視図であり、第1図は繊維構造片が
シート層に実質的に垂直に配置された実施例であり、第
2図は第1図の弾性シートの下面にフィルム層が配置さ
れている実施例であり、第3図は縞状に連結部が配置さ
れ上下に地組織を有する繊維構造体を有する実施例であ
り、第4図は格子状に連結部が配置された以外は第3図
の実施例と同様な構造を有する実施例であり、第5図は
実施例1の編成組織図であり、第6図は実施例3の製織
組織図である。      □’1.1i、ン七3’t
−・繊維補強肉厚弾性シート、2.12.22.32・
・・繊維構造体、   −′、:1、・13′、23:
33・・−繊維・構造片(連結部)、 ・”24.25
.34□、;i5”・−一地一瑯喝−1、□ ″   
           −゛τ、4’r、セフ、37・
・パ兇填材ミ                 ・8
・・・フィルム層。 酢、・、″    □     、         
  、 5、パご ゛、 1           。 1     1        ら  111:121 ″°□゛□  特許出願人 旭化成工業株式会社□ □゛ □゛ゝ ・□  ”特詐出願代理人  □゛′□
 )□ °□ 弁理士・青 木   朗□″′□   
弁理士”°西舘□和之 ′:″パ”弁理士山口昭之 □′−″!、、、i″”l、’11 、、、、、、、、
 、、、、、“真理±[西 山 稚也、□・ :・  
  J6 −ゝ□・;゛    □ゝ  、、  :5
    。 J 第1図 第2図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、弾性材を含んでなるシート層と、該シート層の中に
    シート層に実質的に垂直方向に延びて縞状又は格子状に
    配置された繊維構造片を少くとも含んでなる繊維構造体
    から成る繊維補強肉厚弾性シート。 2、前記繊維構造体が前記肉厚弾性シートの片面又は両
    面において前記肉厚弾性シートの中に埋没し、それによ
    って肉厚弾性シートの片面又は両面に弾性材を含んでな
    るフィルム層が形成されている特許請求の範囲第1項に
    記載の繊維補強肉厚弾性シート。 3、前記繊維構造体が複数の糸から形成された表裏2枚
    の地組織と該地組織を連結して前記繊維構造片を形成す
    る連結部から成る立体構造体であり、前記地組織の少く
    とも一方が10〜80%の繊維占有率を有するように形
    成されており、それによって前記繊維構造体に実質的に
    垂直方向の表裏いずれか一方又両方に連通して前記弾性
    材を含んで成るシート層を収容する複数の空隙が設けら
    れている特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の繊維
    補強肉厚弾性シート。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63203844A (ja) * 1986-11-05 1988-08-23 ブロシエール・ソシエテ・アノニム 補強用織布材
JPH0197273A (ja) * 1987-07-17 1989-04-14 Vorwerk & Co Interholding Gmbh ベロア織物をベースとした建築部材およびこの建築部材を製造するための方法
JPH02142487U (ja) * 1989-04-27 1990-12-03
JPH0370285U (ja) * 1989-11-11 1991-07-15
JPH04506953A (ja) * 1989-07-25 1992-12-03 ダンロップ・エアロスペース・リミテッド 炭素―炭素複合体
JP2021107587A (ja) * 2019-12-27 2021-07-29 倉敷繊維加工株式会社 繊維複合製品及び繊維複合製品の製造方法

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