JPS6036948A - 電気化学的装置 - Google Patents
電気化学的装置Info
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- JPS6036948A JPS6036948A JP58144475A JP14447583A JPS6036948A JP S6036948 A JPS6036948 A JP S6036948A JP 58144475 A JP58144475 A JP 58144475A JP 14447583 A JP14447583 A JP 14447583A JP S6036948 A JPS6036948 A JP S6036948A
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/407—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases
- G01N27/4071—Cells and probes with solid electrolytes for investigating or analysing gases using sensor elements of laminated structure
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N27/00—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
- G01N27/26—Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
- G01N27/403—Cells and electrode assemblies
- G01N27/406—Cells and probes with solid electrolytes
- G01N27/4067—Means for heating or controlling the temperature of the solid electrolyte
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、低温作動性に優れ、且つ小形化が容易な電気
化学的装置に関するものであり、さらに詳しくは、ヒー
ターにより固体電解質を加熱する電気化学的装置に関す
るものである。
化学的装置に関するものであり、さらに詳しくは、ヒー
ターにより固体電解質を加熱する電気化学的装置に関す
るものである。
従来、固体電解質を用いた電気化学的装置例え□ば自動
車用内燃機関のiF気気ガス中酸素m度を検出する酸素
センサーにおいて、排気ガスの温度が比較的低い場合で
も酸素センサーを1動させるために一端の閉じた円筒状
のジルコニア固体電解セルの穴の中にヒーターを挿入し
たり、平板状のジルコニア固体電解質セルの片面にアル
ミナ磁器中に抵抗体を埋設したヒーターをはり合せた構
造のものが知られている。
車用内燃機関のiF気気ガス中酸素m度を検出する酸素
センサーにおいて、排気ガスの温度が比較的低い場合で
も酸素センサーを1動させるために一端の閉じた円筒状
のジルコニア固体電解セルの穴の中にヒーターを挿入し
たり、平板状のジルコニア固体電解質セルの片面にアル
ミナ磁器中に抵抗体を埋設したヒーターをはり合せた構
造のものが知られている。
しかしながら、これらの電気化学的装置は組立構造が複
雑となり装置が大型となったり、絶縁体と固体電解質と
の熱膨張差あるいは焼結の際に収縮の差により、絶縁体
あるいは固体電解質に亀裂が生じやすく、信頼性に乏し
いものであった。
雑となり装置が大型となったり、絶縁体と固体電解質と
の熱膨張差あるいは焼結の際に収縮の差により、絶縁体
あるいは固体電解質に亀裂が生じやすく、信頼性に乏し
いものであった。
本発明の第1の目的は、電気化学的セルとヒータ一層ど
の熱膨張差を軽減することにより、セラミックス中に亀
裂が発生することを防止した信頼性の高い一体構造の電
気化学的装置を得ることにあり、第2の目的は、電気化
学的セルとヒータ一層との間の絶縁を良好にすることに
より、高い精度で作動する一体構造の電気化学的装置を
得ることにあり、第3の目的は、電気化学的セルとヒー
タ一層との焼成中の収縮率を一致させることにより、セ
ラミックス中に亀裂が発生することを防止した信頼性の
高い一体構造の電気化学的装置を得ることにある。
の熱膨張差を軽減することにより、セラミックス中に亀
裂が発生することを防止した信頼性の高い一体構造の電
気化学的装置を得ることにあり、第2の目的は、電気化
学的セルとヒータ一層との間の絶縁を良好にすることに
より、高い精度で作動する一体構造の電気化学的装置を
得ることにあり、第3の目的は、電気化学的セルとヒー
タ一層との焼成中の収縮率を一致させることにより、セ
ラミックス中に亀裂が発生することを防止した信頼性の
高い一体構造の電気化学的装置を得ることにある。
本発明は、固体電解質および該固体電解質に接して設け
られた少くとも一対の電極よりなる電気化学的セルと、
該固体電解質とほぼ同一の熱膨張係数を有するセラミッ
クス層と該セラミックス層中またはその表面に設けられ
たヒーターよりなるヒーター 層と、咳固体電解質と該
セラミックス層の中間のほぼ全面にわたって両者に接着
して存在する高抵抗セラミックス層とからなる電気化学
的装置であり、さらに望ましくは、固体電解質およびセ
ラミックス層が7r 02を主成分とし、高抵抗セラミ
ックス層が多孔質のアル′ミナまたはスピネルである電
気化学的装置である。
られた少くとも一対の電極よりなる電気化学的セルと、
該固体電解質とほぼ同一の熱膨張係数を有するセラミッ
クス層と該セラミックス層中またはその表面に設けられ
たヒーターよりなるヒーター 層と、咳固体電解質と該
セラミックス層の中間のほぼ全面にわたって両者に接着
して存在する高抵抗セラミックス層とからなる電気化学
的装置であり、さらに望ましくは、固体電解質およびセ
ラミックス層が7r 02を主成分とし、高抵抗セラミ
ックス層が多孔質のアル′ミナまたはスピネルである電
気化学的装置である。
本発明の更に詳しい構成を、−具体例である酸素濃度検
出器を示す第1図およびこのM1図の素子部分の展開図
である第2図に基づいて説明する。
出器を示す第1図およびこのM1図の素子部分の展開図
である第2図に基づいて説明する。
イツトリア添加ジルhニア磁器より々る固体電解質層1
の一方の面に多孔質の白金よりなる電極2が設けられ、
更に固体電解質層1め他の面には固体電解質層1と同一
の材質の固体電解質層3および4を介して電極5が電気
的に接続されて酸素濃淡電池として働く電気化学的セル
を構成しており、電極2はプラズマ溶射により形成され
たスピネルの多孔質層7を介して被測定ガスにざらされ
ており、電極5は固体電解質層19,3および4で囲ま
れた中空部6にさらされている。
の一方の面に多孔質の白金よりなる電極2が設けられ、
更に固体電解質層1め他の面には固体電解質層1と同一
の材質の固体電解質層3および4を介して電極5が電気
的に接続されて酸素濃淡電池として働く電気化学的セル
を構成しており、電極2はプラズマ溶射により形成され
たスピネルの多孔質層7を介して被測定ガスにざらされ
ており、電極5は固体電解質層19,3および4で囲ま
れた中空部6にさらされている。
そして、固体電解質層1,3および4とほぼ同一の熱膨
張係数を有するセラミックス層8および9の間に白金7
0重量%、ロジウム10重量%J5よびアルミナ粉末2
0重量%とからなるヒーター1oおよび端子部11が気
密に埋込まれ、更に固体電解質層4とセラミックス層8
との間に高抵抗セラミックス層12が両者に接着して存
在し、電気化学的装置を構成している。
張係数を有するセラミックス層8および9の間に白金7
0重量%、ロジウム10重量%J5よびアルミナ粉末2
0重量%とからなるヒーター1oおよび端子部11が気
密に埋込まれ、更に固体電解質層4とセラミックス層8
との間に高抵抗セラミックス層12が両者に接着して存
在し、電気化学的装置を構成している。
被測定ガスは、第1図のハウジング13の間口部14お
よび保温筒15の開口部16を通って電極2の表面に達
する。一方基準ガスとなる空気はキャップ11の通気孔
18およびアルミナ磁器製の絶縁体19の穴20を通っ
て基準電極となる電極5の表面に達する。そして被測定
ガスと空気とは支持材のフランジ21と固体電解質1,
3,4、セラミックス層8,9、高抵抗セラミックスB
12との間を充填するガラス22および封止部23によ
り気密に遮断されている。
よび保温筒15の開口部16を通って電極2の表面に達
する。一方基準ガスとなる空気はキャップ11の通気孔
18およびアルミナ磁器製の絶縁体19の穴20を通っ
て基準電極となる電極5の表面に達する。そして被測定
ガスと空気とは支持材のフランジ21と固体電解質1,
3,4、セラミックス層8,9、高抵抗セラミックスB
12との間を充填するガラス22および封止部23によ
り気密に遮断されている。
この場合封止部23はバネ24により絶縁体19および
金属ワッシャ25を介して支持材のフランジ21がハウ
ジング13に押圧された状態で気密に保持されている。
金属ワッシャ25を介して支持材のフランジ21がハウ
ジング13に押圧された状態で気密に保持されている。
そしてヒーター10の両端に端子部11を介して直流電
源26が接続されるとヒーター10を流れる電流のジュ
ール熱によりヒーター10は発熱し、これに密接してい
る固体電解質層1,3,4、高抵抗セラミックス層12
およびセラミックス層8,9を加熱する。
源26が接続されるとヒーター10を流れる電流のジュ
ール熱によりヒーター10は発熱し、これに密接してい
る固体電解質層1,3,4、高抵抗セラミックス層12
およびセラミックス層8,9を加熱する。
セラミックス層8,9は温度上昇にともなって導電性を
示すようになる。このようになるとヒーター10の両端
に印加した直流電流の一部はセラミックス尺8,9中に
も流れる。しかし、セラミックス層8.9は固体電解質
層1°L3.4と高抵抗セラミックス層12により電気
的に絶縁されているので、ヒーター10からセラミック
ス層8,9にもれた電流はセラミックス層8,9内のみ
に閉じ込められ電気化学的セルに影響を及ぼすことはな
い。
示すようになる。このようになるとヒーター10の両端
に印加した直流電流の一部はセラミックス尺8,9中に
も流れる。しかし、セラミックス層8.9は固体電解質
層1°L3.4と高抵抗セラミックス層12により電気
的に絶縁されているので、ヒーター10からセラミック
ス層8,9にもれた電流はセラミックス層8,9内のみ
に閉じ込められ電気化学的セルに影響を及ぼすことはな
い。
セラミックス層8.9は固体電解質層1,3.4と熱膨
張係数がほぼ同一であれば良く、望ましくは熱膨張係数
の差が1x10−6/に以下が良い。例えば固体電解質
層1,3.4に: Z r 0297モル%、Y2O3
3モル%の組成の主として正方晶よりなるジルコニア磁
器を用いた場合、セラミックス層8,9としては同一組
成のジルコニア磁器あるいはセラミックス層にもれる電
流を少なくするため電気抵抗の高いZrO279モル%
、Y2O310モル%、Nb20511モル%の主とし
て正方晶よりなるジルコニア磁器を用いることができる
。
張係数がほぼ同一であれば良く、望ましくは熱膨張係数
の差が1x10−6/に以下が良い。例えば固体電解質
層1,3.4に: Z r 0297モル%、Y2O3
3モル%の組成の主として正方晶よりなるジルコニア磁
器を用いた場合、セラミックス層8,9としては同一組
成のジルコニア磁器あるいはセラミックス層にもれる電
流を少なくするため電気抵抗の高いZrO279モル%
、Y2O310モル%、Nb20511モル%の主とし
て正方晶よりなるジルコニア磁器を用いることができる
。
高抵抗セラミックス層12としては高温で電気抵抗の大
きいセラミックス、例えばアルミナ、スピネル、硼珪酸
ガラス、ムライト等を主成分とするセラミックスを用い
ることができる。この際高抵抗セラミックス層の両側を
同一の熱膨張係数の層ではさむため、高抵抗セラミック
ス層と固体電解質層との間に熱膨張差があっても両者の
間に剥離を生ずることは少なくその際高抵抗セラミック
ス層の厚さは100ミクロン以下、特に50ミクロン以
下が望ましい。また両者の熱膨張差による応力を更に緩
和するため高抵抗セラミックス層12を多孔質とすると
一層十分に剥離を防止することができる。また別の応力
緩和手段として、高抵抗セラミックス層12と固体電解
質層4あるいは高抵抗セラミックス層12とセラミック
ス層8との間に、夫々の相互に混合した組成層を介在さ
せ、組成を段階的に変化させることも有効である。
きいセラミックス、例えばアルミナ、スピネル、硼珪酸
ガラス、ムライト等を主成分とするセラミックスを用い
ることができる。この際高抵抗セラミックス層の両側を
同一の熱膨張係数の層ではさむため、高抵抗セラミック
ス層と固体電解質層との間に熱膨張差があっても両者の
間に剥離を生ずることは少なくその際高抵抗セラミック
ス層の厚さは100ミクロン以下、特に50ミクロン以
下が望ましい。また両者の熱膨張差による応力を更に緩
和するため高抵抗セラミックス層12を多孔質とすると
一層十分に剥離を防止することができる。また別の応力
緩和手段として、高抵抗セラミックス層12と固体電解
質層4あるいは高抵抗セラミックス層12とセラミック
ス層8との間に、夫々の相互に混合した組成層を介在さ
せ、組成を段階的に変化させることも有効である。
高抵抗セラミックス層12の形成法としては、高抵抗セ
ラミックス層となるセラミックス粉末ペーストを固体電
解質層4の生素地上に印刷した後、更にその上にセラミ
ックス層8、ヒーター10、およびセラミックス層9を
順次印刷し、全体を焼結するか、あるいは予め焼結した
セラミックス層8゜9およびヒーター10よりなる板の
表面に真空蒸着、スパッタリング、ペースト焼付、プラ
ズマ溶射等の方法で高抵抗セラミックス層を付与した後
、その上にスパッタあるいは生素地層のめ刷と焼結等の
方法で固体電解質層および電極を形成することができる
。
ラミックス層となるセラミックス粉末ペーストを固体電
解質層4の生素地上に印刷した後、更にその上にセラミ
ックス層8、ヒーター10、およびセラミックス層9を
順次印刷し、全体を焼結するか、あるいは予め焼結した
セラミックス層8゜9およびヒーター10よりなる板の
表面に真空蒸着、スパッタリング、ペースト焼付、プラ
ズマ溶射等の方法で高抵抗セラミックス層を付与した後
、その上にスパッタあるいは生素地層のめ刷と焼結等の
方法で固体電解質層および電極を形成することができる
。
ヒーターとしては、耐火性の金属例えばニッケル、銀、
金、白金、ロジウム、パラジウム、イリジウム、ルテニ
ウム、タングステン、モリブデン等の金属あるいはこれ
らの合金が耐久性に優れ好ましいが、この他Zn o、
La Cr Os 。
金、白金、ロジウム、パラジウム、イリジウム、ルテニ
ウム、タングステン、モリブデン等の金属あるいはこれ
らの合金が耐久性に優れ好ましいが、この他Zn o、
La Cr Os 。
LaBr、、SiC等の化合物を用いることもできる。
またヒーターが使用中に焼結により剥離、断線等を生ず
るのを防止するためヒーター中にジルコニア、イソ1〜
リア、アルミナ等の微粉末を混入するのが望ましい。
るのを防止するためヒーター中にジルコニア、イソ1〜
リア、アルミナ等の微粉末を混入するのが望ましい。
セラミックス層8,9の形状は、ヒーター10を被測定
ガスから遮断する様に囲む事が望ましり、一方高電圧の
直流電源をヒーター10に接続する場合には、もれ電流
によりセラミックス層8.9が電気分解されることを防
止するため、第3図に示す様にセラミックス層8,9の
ヒーターの対向する部分に空隙28を設けることにより
、セラミックス層8゜9の高温での電気抵抗が小さくて
もセラミックス層の劣化無しに通電することができる。
ガスから遮断する様に囲む事が望ましり、一方高電圧の
直流電源をヒーター10に接続する場合には、もれ電流
によりセラミックス層8.9が電気分解されることを防
止するため、第3図に示す様にセラミックス層8,9の
ヒーターの対向する部分に空隙28を設けることにより
、セラミックス層8゜9の高温での電気抵抗が小さくて
もセラミックス層の劣化無しに通電することができる。
なお本発明に用いることのできる同体電解質はジルコニ
ア磁器の外、β−アルミナ、チツ化アルミニウム、NA
SICON(ナシコン)。
ア磁器の外、β−アルミナ、チツ化アルミニウム、NA
SICON(ナシコン)。
3r Ce Oa 、Bi 203−希土類酸化物系固
溶体、1a ca YO8,等である。また水元1−X
X 明の電気化学的セルは濃淡電池に限定されず、電気化学
的ポンプ、拡散限界電流法の電解セル等も含む。
溶体、1a ca YO8,等である。また水元1−X
X 明の電気化学的セルは濃淡電池に限定されず、電気化学
的ポンプ、拡散限界電流法の電解セル等も含む。
ヒーターに通電する電流は、直流の外、交流、パルス等
であっても良い。なお本装置の焼成過程でのそりを防止
するため、例えば第3図の様に固体電解質層4を中心と
してヒーターの無い側に高抵抗セラミックスB31.セ
ラミックス層8,9と同一の生素地層29.30を第3
図の装置の焼成前に積層した後、全体を焼成しても良い
。
であっても良い。なお本装置の焼成過程でのそりを防止
するため、例えば第3図の様に固体電解質層4を中心と
してヒーターの無い側に高抵抗セラミックスB31.セ
ラミックス層8,9と同一の生素地層29.30を第3
図の装置の焼成前に積層した後、全体を焼成しても良い
。
次に本発明の実施例について述べる。
実施例1
Zr0297−Eル%、Y2033モル%よりなる粉末
100重量部に対し焼結助剤としfアルミナ1重量部、
また成形助剤としてポリビニルブチラール8重量部、ジ
オクチルフタレート4重量部、溶剤としてトリクロルエ
チレン60重間部を加えて混合し、この混合物を乾燥し
第3図の厚さ1茹の板状の固体電解質層4を成形した。
100重量部に対し焼結助剤としfアルミナ1重量部、
また成形助剤としてポリビニルブチラール8重量部、ジ
オクチルフタレート4重量部、溶剤としてトリクロルエ
チレン60重間部を加えて混合し、この混合物を乾燥し
第3図の厚さ1茹の板状の固体電解質層4を成形した。
そしてこの固体電解質層4の片面にスクリーン印刷法を
用いてAぷ2039’8重量%、 Si 021.5重
量%、 Ca Q O,5重量%よりなる粉末に、バイ
ンダーを加えたペーストを印刷し、厚さ30ミクロンの
多孔質の高抵抗セラミックス層31を形成した。この高
抵抗セラミックス層31の上にスクリーン印刷法を用い
てZr0z89モル%、Y2O310モル%、Nb20
311モル%よりなる粉末にバインダーを加えたペース
トを印刷し、空隙部28を有する厚さ10ミクロンのセ
ラミックス層8を得た。
用いてAぷ2039’8重量%、 Si 021.5重
量%、 Ca Q O,5重量%よりなる粉末に、バイ
ンダーを加えたペーストを印刷し、厚さ30ミクロンの
多孔質の高抵抗セラミックス層31を形成した。この高
抵抗セラミックス層31の上にスクリーン印刷法を用い
てZr0z89モル%、Y2O310モル%、Nb20
311モル%よりなる粉末にバインダーを加えたペース
トを印刷し、空隙部28を有する厚さ10ミクロンのセ
ラミックス層8を得た。
この上に白金粉末80重量%、アルミナ粉末20重量%
よりなる混合物にバインダーを加えたペーストを印刷し
、ヒーター10および端子部11を得た。更にこの上に
セラミックスB8と同一材料のセラミックス層9を印刷
した。
よりなる混合物にバインダーを加えたペーストを印刷し
、ヒーター10および端子部11を得た。更にこの上に
セラミックスB8と同一材料のセラミックス層9を印刷
した。
固体電解質層4の他の一面には、白金粉末90重量%、
ジルコニア粉末10重量%よりなる混合物を用い電極5
を印刷し、その表面に中空部6を有し、固体電解質層4
と同一組成で厚さ100ミクロンの固体電解質層3を印
刷し、更に固体電解質層4と電極5と同一組成の電極2
、多孔質の高抵抗セラミックス層31ど同一組成で厚さ
30ミクロンの多孔質セラミックスN29.およびセラ
ミックス層8と同一組成で厚さ100ミクロンのセラミ
ックス層3゜を順次印刷した。これを1400’Cで大
気中で焼成し、酸素濃度検出装置を作成した。
ジルコニア粉末10重量%よりなる混合物を用い電極5
を印刷し、その表面に中空部6を有し、固体電解質層4
と同一組成で厚さ100ミクロンの固体電解質層3を印
刷し、更に固体電解質層4と電極5と同一組成の電極2
、多孔質の高抵抗セラミックス層31ど同一組成で厚さ
30ミクロンの多孔質セラミックスN29.およびセラ
ミックス層8と同一組成で厚さ100ミクロンのセラミ
ックス層3゜を順次印刷した。これを1400’Cで大
気中で焼成し、酸素濃度検出装置を作成した。
次に、この酸素濃度検出装置のヒーター1oの両端に接
続された2個の端子部11間に電圧14Vの直流電源2
Gを接続し通電した結果、1分後に固体電解質1の温度
は500℃に達した。そしてこの酸素濃度検出装置を自
動車エンジンから排出された200℃の排気ガス中に′
挿入し、流体中の電極反応に関与する成分すなわち排気
ガス中の酸素濃度に対応する電極2と電極5との間の起
電力を電位差計27で測定した結果、λ= 0.95の
雰囲気中で750111V、λ−1,05(7)雰囲気
中F65mV(7)出力を得、その出力電圧は直流電源
26の替りに14Vの交流を用いた場合と差がなくまた
同排気ガス中で800時間連続使用した後も劣化は全く
認められなか つ ノこ 。
続された2個の端子部11間に電圧14Vの直流電源2
Gを接続し通電した結果、1分後に固体電解質1の温度
は500℃に達した。そしてこの酸素濃度検出装置を自
動車エンジンから排出された200℃の排気ガス中に′
挿入し、流体中の電極反応に関与する成分すなわち排気
ガス中の酸素濃度に対応する電極2と電極5との間の起
電力を電位差計27で測定した結果、λ= 0.95の
雰囲気中で750111V、λ−1,05(7)雰囲気
中F65mV(7)出力を得、その出力電圧は直流電源
26の替りに14Vの交流を用いた場合と差がなくまた
同排気ガス中で800時間連続使用した後も劣化は全く
認められなか つ ノこ 。
なお、固体電解質層1,3.4を構成するジルコニア磁
器、ならびにセラミックス層8,9.30を構成する磁
器の熱膨張係数は40〜800℃において夫々10.6
x 10’ / K 、 10.2x 10−6/ K
であり、体積抵抗率は600℃において夫々2.2X
103Ω−cIIl。
器、ならびにセラミックス層8,9.30を構成する磁
器の熱膨張係数は40〜800℃において夫々10.6
x 10’ / K 、 10.2x 10−6/ K
であり、体積抵抗率は600℃において夫々2.2X
103Ω−cIIl。
2.4X 10’Ω・Cmテあった。
実施例2
第4図において、Zr0292モル%。
Yb2038モル%よりなる粉末100重量部に対し、
焼結助剤として粘土0.5および実施例1と同一の成形
助剤よりなる厚さ0.3■の固体電解質層4に同一組成
の多孔質層33および白金90重量%。
焼結助剤として粘土0.5および実施例1と同一の成形
助剤よりなる厚さ0.3■の固体電解質層4に同一組成
の多孔質層33および白金90重量%。
ZrO210重量%よりなる電極5を積層した。更に前
記ジルコニア生素地と同一組成よりなる厚さ0.3■の
固体電解質層1、電極5と同一組成の電極2.多孔質ア
ルミナセラミックス層32、固体電解質層4と同一組成
のセラミックス層8,9、白金粉末70M量%ロジウム
粉末10重量%、アルミナ粉末20重量%よりなるヒー
ター10と端子部11を積層し一体どした。この積層品
を1450℃で空気中で焼結し酸素濃度検出装置を作成
した。
記ジルコニア生素地と同一組成よりなる厚さ0.3■の
固体電解質層1、電極5と同一組成の電極2.多孔質ア
ルミナセラミックス層32、固体電解質層4と同一組成
のセラミックス層8,9、白金粉末70M量%ロジウム
粉末10重量%、アルミナ粉末20重量%よりなるヒー
ター10と端子部11を積層し一体どした。この積層品
を1450℃で空気中で焼結し酸素濃度検出装置を作成
した。
次に、この酸素濃度検出装置のヒーター10の両端に接
続された2ケの端子部11間に電圧5■の直流電源26
を接続し通電した結果、30秒後に固体電解質1の温度
は500℃に達した。更に直流電源26の+側から10
0KΩの抵抗34を介して電極5ヘバイアス電流を流し
、電極5の雰囲気を酸化性に保持した。そしてこの酸素
濃度検出装置を300℃の自動車エンジン排ガス中に挿
入し、電位差計27により電極2と電極5の間の電位差
を検出した結果、λ−0,95の雰囲気中r yeom
v 、λ−1,05の雰囲気中で80Illvの出力番
得た。まだ同排気ガス中で1000時間連続運転した後
も劣化は認められなかった。
続された2ケの端子部11間に電圧5■の直流電源26
を接続し通電した結果、30秒後に固体電解質1の温度
は500℃に達した。更に直流電源26の+側から10
0KΩの抵抗34を介して電極5ヘバイアス電流を流し
、電極5の雰囲気を酸化性に保持した。そしてこの酸素
濃度検出装置を300℃の自動車エンジン排ガス中に挿
入し、電位差計27により電極2と電極5の間の電位差
を検出した結果、λ−0,95の雰囲気中r yeom
v 、λ−1,05の雰囲気中で80Illvの出力番
得た。まだ同排気ガス中で1000時間連続運転した後
も劣化は認められなかった。
以上のべたどおり、本発明の電気化学的装置は構造が簡
単であるにもかかわらず電気的精度に優れ、かつ加熱に
ともなう固体電解質の劣化も殆んど認められず耐久性に
も優れているものであって、酸素は勿論のことチッ素、
二酸化炭素、水素、ナトリウム等の流体中の電極反応に
関与する成分の検出器あるいは制御器として使用できる
ものであり、特に内燃機関より排出される排気ガス中の
酸素濃度の検出器として用いれば始動直後あるいは低速
回転時の低温度の排気ガスにおいても正確な酸素濃度を
検出することができる利点を有するものであり、産業上
および公害防止上からも極めて有用である。
単であるにもかかわらず電気的精度に優れ、かつ加熱に
ともなう固体電解質の劣化も殆んど認められず耐久性に
も優れているものであって、酸素は勿論のことチッ素、
二酸化炭素、水素、ナトリウム等の流体中の電極反応に
関与する成分の検出器あるいは制御器として使用できる
ものであり、特に内燃機関より排出される排気ガス中の
酸素濃度の検出器として用いれば始動直後あるいは低速
回転時の低温度の排気ガスにおいても正確な酸素濃度を
検出することができる利点を有するものであり、産業上
および公害防止上からも極めて有用である。
第1図は本発明の電気化学的装置を酸素濃度検出器とし
て用いた場合の一興体例を示す説明図、第2図は第1図
の電気化学的装置の要部の展開構造および電気的接続法
を示す説明図、第3図は本発明の電気化学的装置の異な
る具体例の要部の断面図、 第4図は本発明の電気化学的装置の異なる具体例の要部
の展開構造および電気的接続法を示す説明図である。 1.3.4・・・固体電解質層 2.5・・・電極 7.29・・・多孔質セラミックス層 6・・・中空部 8 、9 、 ’30・・・セラミッ
クス層10・・・ヒーター 11・・・端子部12・・
・高抵抗セラミックス層 13・・・ハウジング 14.16・・・開口部15・
・・保温筒 17・・・キ17ツプ18・・・通気孔
19・・・絶縁体 20・・・穴 21・・・フランジ 22・・・ガラス 23・・・封止部 24・・・バネ 25・・・ワッシャ 26・・・直流電源 27・・・電位差計31.32・
・・多孔質高抵抗セラミックス層33・・・多孔質固体
電解質層 34・・・抵抗。 第2図 手続補正書 昭和59年名月14日 1、事件の表示 昭和58年特許 願第144475号 3、補正をする者特許出願人 外1名 5゜ 、1.明細書第11頁第7行中「89」を「79」と訂
正する。 2、同第13頁第11行中「0.5 Jを「0.5重量
部」と訂正する。
て用いた場合の一興体例を示す説明図、第2図は第1図
の電気化学的装置の要部の展開構造および電気的接続法
を示す説明図、第3図は本発明の電気化学的装置の異な
る具体例の要部の断面図、 第4図は本発明の電気化学的装置の異なる具体例の要部
の展開構造および電気的接続法を示す説明図である。 1.3.4・・・固体電解質層 2.5・・・電極 7.29・・・多孔質セラミックス層 6・・・中空部 8 、9 、 ’30・・・セラミッ
クス層10・・・ヒーター 11・・・端子部12・・
・高抵抗セラミックス層 13・・・ハウジング 14.16・・・開口部15・
・・保温筒 17・・・キ17ツプ18・・・通気孔
19・・・絶縁体 20・・・穴 21・・・フランジ 22・・・ガラス 23・・・封止部 24・・・バネ 25・・・ワッシャ 26・・・直流電源 27・・・電位差計31.32・
・・多孔質高抵抗セラミックス層33・・・多孔質固体
電解質層 34・・・抵抗。 第2図 手続補正書 昭和59年名月14日 1、事件の表示 昭和58年特許 願第144475号 3、補正をする者特許出願人 外1名 5゜ 、1.明細書第11頁第7行中「89」を「79」と訂
正する。 2、同第13頁第11行中「0.5 Jを「0.5重量
部」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、固体電解質および該固体電解質に接して設けられた
少くとも一対のNFiよりなる電気化学的セルと、該固
体電解質とほぼ同一の熱膨張係数を有するセラミツ2ク
ス層と該セラミックス層中またはその表面に設けられた
ヒーターよりなるヒータ一層と、該固体電解質と該セラ
ミックス層の中間のほぼ全面にわたって両者に接着して
存在する高抵抗セラミックス層とからなることを特徴と
する電気化学的装置。 2、高抵抗セラミックス層がアルミナ又はスピネルであ
る第1項記載の電気化学的装置。 3、固体電解質が7r 01!を主成分とするセラミッ
クスである第1項または第2項記載の電気化学的装置。 4、セラミックス層がZr 02を主成分とする第3項
記載の電気化学的装置。 5、高抵抗セラミックス層が多孔質である第1項ないし
第4項いずれかに記載の電気化学的装置。 6、ヒーターの対向する部分の中間のセラミックス層に
空隙が設けられている第1項ないし第5項いずれかに記
載の電気化学的装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144475A JPS6036948A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気化学的装置 |
US06/635,739 US4559126A (en) | 1983-08-09 | 1984-07-30 | Electrochemical device |
CA000460310A CA1210812A (en) | 1983-08-09 | 1984-08-03 | Electrochemical device |
EP84305429A EP0133820B1 (en) | 1983-08-09 | 1984-08-09 | An electrochemical device |
DE8484305429T DE3475960D1 (en) | 1983-08-09 | 1984-08-09 | An electrochemical device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144475A JPS6036948A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気化学的装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP1313398A Division JPH02193058A (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 電気化学的セルの加熱方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPS6036948A true JPS6036948A (ja) | 1985-02-26 |
JPH0513261B2 JPH0513261B2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=15363158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58144475A Granted JPS6036948A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 電気化学的装置 |
Country Status (5)
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---|---|
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EP (1) | EP0133820B1 (ja) |
JP (1) | JPS6036948A (ja) |
CA (1) | CA1210812A (ja) |
DE (1) | DE3475960D1 (ja) |
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- 1984-08-09 DE DE8484305429T patent/DE3475960D1/de not_active Expired
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