JPS6028099Y2 - 電気コイル装置 - Google Patents
電気コイル装置Info
- Publication number
- JPS6028099Y2 JPS6028099Y2 JP15223082U JP15223082U JPS6028099Y2 JP S6028099 Y2 JPS6028099 Y2 JP S6028099Y2 JP 15223082 U JP15223082 U JP 15223082U JP 15223082 U JP15223082 U JP 15223082U JP S6028099 Y2 JPS6028099 Y2 JP S6028099Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- electric coil
- casing
- end plate
- coil bobbin
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電気コイルに関し、特に、金属すなわち導電性
のケーシングを有しこのケーシングをアースとして使用
する電気コイルのアース端子接続に関する。
のケーシングを有しこのケーシングをアースとして使用
する電気コイルのアース端子接続に関する。
たとえば、各種電磁アクチュエータ等の駆動源であるソ
レノイドは、金属性のケーシング内に装着されている。
レノイドは、金属性のケーシング内に装着されている。
この種の電気コイルは、自動車等においては、配線の数
を減らすため、電気コイルの1つの線をケーシングに接
続しこれをアースとする。
を減らすため、電気コイルの1つの線をケーシングに接
続しこれをアースとする。
つまり電気コイルが1つだけの場合には、1本の線のみ
を外に引き出してこれをスイッチ等に接続し、ケーシン
グを車輛のボディにボルト等で固着することによりアー
ス接続をする。
を外に引き出してこれをスイッチ等に接続し、ケーシン
グを車輛のボディにボルト等で固着することによりアー
ス接続をする。
したがってこの種の電気コイル装置を作る場合、電気コ
イルの1本の線(アース)は、予めケーシングと電気的
に接続する必要がある。
イルの1本の線(アース)は、予めケーシングと電気的
に接続する必要がある。
この接続をするのに、従来は、線が他の部分と接触しな
いように先端以外に絶縁テープを巻き付けて絶縁し、線
の先端をケーシングにねじ止めもしくはかしめ止めして
行なっていた。
いように先端以外に絶縁テープを巻き付けて絶縁し、線
の先端をケーシングにねじ止めもしくはかしめ止めして
行なっていた。
しかし、振動、温度等により絶縁テープが劣化しやすく
、また手間がかかるので作業性が悪い。
、また手間がかかるので作業性が悪い。
本考案は、アース接続作業が楽で品質のばらつきが少な
い電気コイル装置を提供することを第1の目的とし、経
時変化による品質の劣化が小さい電気コイル装置を提供
することを第2の目的とする。
い電気コイル装置を提供することを第1の目的とし、経
時変化による品質の劣化が小さい電気コイル装置を提供
することを第2の目的とする。
上記目的を遠戚するために本考案においては、アース用
の端子に、ケーシングまでのびる導電性の弾性突片を形
威し、この突片とケーシングとをかしめ等により電気的
に接続する。
の端子に、ケーシングまでのびる導電性の弾性突片を形
威し、この突片とケーシングとをかしめ等により電気的
に接続する。
これによれば、突片が線のように動かないので接続作業
が楽で、しかも突片の弾性により電気コイルのアース端
子とケーシングとは常時圧接されるので、長期間十分な
電気接続状態を維持しうる。
が楽で、しかも突片の弾性により電気コイルのアース端
子とケーシングとは常時圧接されるので、長期間十分な
電気接続状態を維持しうる。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第1図に、一実施例の電気コイル装置の分解斜視図を示
腰第2図に完成した電気コイル装置の一部を示す。
腰第2図に完成した電気コイル装置の一部を示す。
第1図および第2図を参照して説明する。
1がコイルボビンであり、中心に穴をあけである。
2がコイルボビン1に巻回した電気コイルである。
コイルボビン1の頭部1a(つば部)には、十字状に空
間をあけたソケット1bおよび1cを形威しである。
間をあけたソケット1bおよび1cを形威しである。
3および4が端子である。端子3および4はそれぞれソ
ケット1bおよび1Cにはまるようになっている。
ケット1bおよび1Cにはまるようになっている。
第3a図、第3b図および第3C図に、端子3の平面図
、正面図および右側面図を示す。
、正面図および右側面図を示す。
第3a図、第3b図および第3c図を参照して説明する
。
。
簡単に説明すると、端子3は2つの弾力のある金属板3
aと3bを重ね合わせて、点P1およびP2でスポット
溶接して固着しである。
aと3bを重ね合わせて、点P1およびP2でスポット
溶接して固着しである。
金属板3aは比較的厚みが厚く、金属板3bは比較的薄
くなっている。
くなっている。
金属板3aの頭部HEは、電気コイル2からのリード線
を巻きつけるために一部を細く形威してあり、基部には
2本の足LEを形成しである。
を巻きつけるために一部を細く形威してあり、基部には
2本の足LEを形成しである。
2本の足LEの先端には、ソケット1bとの係合用の突
起を形威しである。
起を形威しである。
金属板3bはPa、 Pb、 PcおよびPdの4点で
直角に折り曲げである。
直角に折り曲げである。
金属板3bのpbからPcまでの部分と金属板3aとの
間隔りは、ソケット1bの板厚より、わずかに小さくな
っている。
間隔りは、ソケット1bの板厚より、わずかに小さくな
っている。
またPdから先の部分は少し傾けである。
なお、端子4は端子3の金属板3aと同一形状になって
いる。
いる。
再び第1図および第2図を参照して、電気コイル装置の
組立を説明する。
組立を説明する。
端子3および4の足LEをソケット1bおよび1cに挿
入すると、足LEの弾力により、足LE先端の突起がソ
ケット1bおよび1cに係合して端子3および4が固定
される。
入すると、足LEの弾力により、足LE先端の突起がソ
ケット1bおよび1cに係合して端子3および4が固定
される。
また端子3は、段差りがソケット1bの板厚よりも小さ
くなっているので、金属板3aと3bによるソケット1
bを挟む力によっても固定される。
くなっているので、金属板3aと3bによるソケット1
bを挟む力によっても固定される。
端子3をソケット1bに装着すると、金属板3bはコイ
ルボビン1の周方向にのび、その先端はコイルボビンの
つば部1aよりもわずかに外側に出る。
ルボビン1の周方向にのび、その先端はコイルボビンの
つば部1aよりもわずかに外側に出る。
電気コイル2から引き出すリード線5および6は、第2
図に示すようにそれぞれ、端子3および4の細くした部
分に巻きつけて半田付けされる。
図に示すようにそれぞれ、端子3および4の細くした部
分に巻きつけて半田付けされる。
この上に磁性体でなるエンドプレート7を装着し、この
組体を金属性のケーシング8に入れる。
組体を金属性のケーシング8に入れる。
ケーシング8の頭部8aを金属板3bの先端とともにか
しめると、金属板3bすなわち端子3とケーシング8と
が電気的に接触腰第2図に示すようなケーシング8をア
ースとする電気コイル装置ができあがる。
しめると、金属板3bすなわち端子3とケーシング8と
が電気的に接触腰第2図に示すようなケーシング8をア
ースとする電気コイル装置ができあがる。
第4a図および第4b図に、第2図の電気コイル装置を
用いて構成した電磁弁を示す。
用いて構成した電磁弁を示す。
第4a図および第4b図を参照して説明する。
コイルボビン1の内部には、コア9を挿入して固定して
あり、コア9の一端に、圧縮コイルスプリング10を介
してプランジャ11を連結しである。
あり、コア9の一端に、圧縮コイルスプリング10を介
してプランジャ11を連結しである。
プランジャ11の先端11aは弁になっており、これが
流路12に配置されている。
流路12に配置されている。
13が流体の流入口、14が流出口である。
15,16および17はOリングである。
金属板3bはケーシング8を介して金属製のフランジ1
8と電気的に導通している。
8と電気的に導通している。
端子4からは、リード線19を引き出してあり、リード
線19の先端にコネクタ20を接続しである。
線19の先端にコネクタ20を接続しである。
ケーシング8の一端にはゴム製のカバー21を装着して
あり、この中に、樹脂22を充填しである。
あり、この中に、樹脂22を充填しである。
上記実施例においては、端子3を2つの金属板3aと3
bを固着して構成したが、両者の厚みを等しくできる場
合には、これを1枚の金属板で構成してもよい。
bを固着して構成したが、両者の厚みを等しくできる場
合には、これを1枚の金属板で構成してもよい。
また実施例では金属板3bの先端とケーシング8をかし
めるだけとしであるが、必要であれば、スポット溶接等
を行なってもよい。
めるだけとしであるが、必要であれば、スポット溶接等
を行なってもよい。
ただし一般の用途では溶接しなくても十分である。
なお、金属板3bとケーシング8とのかしめは、プレス
かしめでもよいし、ロールかしめでもよい。
かしめでもよいし、ロールかしめでもよい。
なお、ケーシング8としてはたとえば鋼管を用いうる。
実施例においては、電磁弁のソレノイドの場合を示した
が、本考案は他の電気コイル装置に同様に実施しうる。
が、本考案は他の電気コイル装置に同様に実施しうる。
第1図および第2図は、それぞれ本考案の一実施例の電
気コイル装置の分解斜視図および斜視図である。 第3a図、第3b図および第3c図は、それぞれ第1図
に示す端子3を示す平面図、正面図および右側面図であ
る。 第4a図および第4b図は、それぞれ第2図の電気コイ
ル装置を組込んだ電磁弁の縦断面図およびそのA−A線
断面図である。 1・・・・・・コイルボビン、1a・・・・・・つば部
、1b。 1c・・・・・・ソケット、2・・・・・・電気コイル
、3・・・・・・端子(アース端子)、3a・・・・・
・金属板、3b・・・・・・金属板(突片)、4・・・
・・・端子、5,6・・・・・・リード線、7・・・・
・・エンドプレート、8・・・・・・ケーシング、9・
・・・・・コア、10・・・・・・圧縮コイルスプリン
グ、11・・・・・・プランジャ、13・・・・・・流
入口、14・・曲流出口、15,16,17・・・・・
・Oリング、18・・・・・・フランジ、20・・・・
・・コネクタ、21・・・・・・カバー22・・・・・
・樹脂。
気コイル装置の分解斜視図および斜視図である。 第3a図、第3b図および第3c図は、それぞれ第1図
に示す端子3を示す平面図、正面図および右側面図であ
る。 第4a図および第4b図は、それぞれ第2図の電気コイ
ル装置を組込んだ電磁弁の縦断面図およびそのA−A線
断面図である。 1・・・・・・コイルボビン、1a・・・・・・つば部
、1b。 1c・・・・・・ソケット、2・・・・・・電気コイル
、3・・・・・・端子(アース端子)、3a・・・・・
・金属板、3b・・・・・・金属板(突片)、4・・・
・・・端子、5,6・・・・・・リード線、7・・・・
・・エンドプレート、8・・・・・・ケーシング、9・
・・・・・コア、10・・・・・・圧縮コイルスプリン
グ、11・・・・・・プランジャ、13・・・・・・流
入口、14・・曲流出口、15,16,17・・・・・
・Oリング、18・・・・・・フランジ、20・・・・
・・コネクタ、21・・・・・・カバー22・・・・・
・樹脂。
Claims (3)
- (1)コイルボビン; コイルボビンに巻回した電気コイル; コイルボビンの端部に装着され電気コイルの一端が接続
された第1の端子; コイルボビンの端部の穴に圧入された第1の弾性部と、
コイルボビンの端面に沿って伸びる第2の弾性部を有腰
電気コイルの他端に接続された第2の端子;および 電気コイルの外周を覆い、少なくとも一部が金属体であ
って金属体部が第2の端子の第2の弾性部に圧接したケ
ーシング; を備える電気コイル装置。 - (2)ケーシングは、端子対応部が切除された磁性体エ
ンドプレートと筒状金属ケーシングを含み、第2の端子
の第2の弾性部の一部を磁性体エンドプレートがコイル
ボビンの端面に向けて押えて、筒状金属ケーシングの開
口端部を内側に折り曲げて磁性体エンドプレートの外面
を押えた前記実用新案登録請求の範囲第1項記載の電気
コイル装置。 - (3) 第2の端子の第2の弾性部は、磁性体エンド
プレートの下面でコイルボビンの端面に向けて押えられ
た第1部分、磁性体エンドプレートの外周面と筒状金属
ケーシングの内周面との間に位置する第2部分、および
、磁性体エンドプレートの上面に向けて筒状金属ケーシ
ングの内側折り曲げで押えられた第3部分が連続したも
のである、前記実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
項記載の電気コイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15223082U JPS6028099Y2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15223082U JPS6028099Y2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5956713U JPS5956713U (ja) | 1984-04-13 |
JPS6028099Y2 true JPS6028099Y2 (ja) | 1985-08-26 |
Family
ID=30337119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15223082U Expired JPS6028099Y2 (ja) | 1982-10-07 | 1982-10-07 | 電気コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028099Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-10-07 JP JP15223082U patent/JPS6028099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5956713U (ja) | 1984-04-13 |
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