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JPS60192572A - 生ウニ様食品 - Google Patents

生ウニ様食品

Info

Publication number
JPS60192572A
JPS60192572A JP59046703A JP4670384A JPS60192572A JP S60192572 A JPS60192572 A JP S60192572A JP 59046703 A JP59046703 A JP 59046703A JP 4670384 A JP4670384 A JP 4670384A JP S60192572 A JPS60192572 A JP S60192572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sea urchin
food
raw sea
oils
fats
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP59046703A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Kaneko
金子 雄三
Yoshio Tajima
田島 義夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP59046703A priority Critical patent/JPS60192572A/ja
Publication of JPS60192572A publication Critical patent/JPS60192572A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ウニは水産珍味として我国では古くから食用に供されて
いるが、資源量としては極めて限られているため高価で
ある。特に生ウニは傷み易く、保存方法や取扱いに極め
て慎重で赴ければならず、食品としては著しく高価であ
る。
本発明者らは、生ウニ様食品を人工的に製造する方法を
種々検討の結果、経済的に安価に生つ二様食品を取得す
る方法を見出し、本発明を完成するに到った。以下にそ
の詳細を説明する。
本発明において使用される原材料は、油脂、鶏卵、増粘
剤、調味料および色素から成る。
油脂とは、通常食用に供される動植物性油脂は全て含ま
れ、常温で液体であるか固体であるかは問わない。植物
性油脂とは大豆油、なたね油、コーン油、サフラワー油
、パーム油等であり、動植物性油脂とは豚脂、牛脂、魚
油等である。また、これらの油脂を水素添加等の加工手
段により融点を上昇させる等の処理を施したものも含ま
れる。これらの油脂をlviか、211またはそれ以上
を混合して使用される。
鶏卵け、卵殻を除いた全卵もしくは卵黄が用いられる。
新鮮卵がかりでなく、凍結卵を解凍して使用しても良い
増粘剤とは、製品に適度なチキントロピック性を付与す
る作用を存するものであれば良く、天然増粘剤であるロ
ーカストビンガム、グアーガム、タマリンドガム等のガ
ム質と、水溶性の有機酸、たとえばコハク酸、マレイン
酸、フマル酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸など
が含まれる。これら天然増粘剤とを核酸のうち1種もし
くは2種、或いはそれぞれのうち数種を併用して使用さ
れる。
調味料は、少なくともグルタミン酸塩類とメヂオニンを
含存することが好ましく、更にグリシン、アラニン、バ
リン、核酸を併用することが好ましい。核酸はイノシン
酸およびまたはグアニル酸の塩が使用される。ほかに食
塩、甘味料(蔗結、グルコース、アスパルテーム等)に
よる調味も好ましい。
色素は、食用色素であれば天然色素でも、合成色素でも
良いが、製品の色が次の色立体の範囲となるよう使用す
ることが必要である。
L = 57 ± 3 色立体の範囲 a=(+)14±6 b= (、))24±6 色素は水溶性もしくは油溶性であって、なるべく耐酸性
であることが好ましい。天然色素ではモナカス系、カロ
チンイド系、カラメル系などが用いられ、合成色素では
赤色102号、赤色106号、黄色4号、青色1号など
が使用される。
上記のほかに、着香料としてウニフレーバーを微量添加
することが好ましく、特に生ウニフレーバー(長谷用香
料製AN−3325,等)の使用は好ましい。
次に、本発明実施の方法を具体的に説明する。
原料配合は次表のとおりである。
油脂以外の材料の全部または一部をミキサーで混合し、
次いで油脂を逐次添加して全量を混合し、その後一部の
材料の残りがあれば添加混合して終了する。
ミキサーは、高速撹拌により乳化し得るものであれば如
何なるタイプでも良く、ロボクープ、ステファンカッタ
ーなどのカッター類、ディスパースミルなでのコロイド
ミル等が使用される。ただしホモミキサーの様に駆動機
の小さいものは、乳化の進行に伴ないゲル化して、駆動
部周辺しか流動しなくなるので不可である。なるべく全
体が均一になるように、全体が流動、混合、乳化しつる
ものが良い。
先ず、全卵または卵黄と、油脂以外の材料をミキサーで
混合する。ただし、調味料、色素、を核酸の一部などは
油脂添加後に添加してもよい。増粘剤は、グアーガムの
ように水和に時間を要するものがあるので、あらかじめ
水に分散してお′(。
有機酸は5%以下の水溶液にして撹拌混合すれば、卵黄
の酸凝固を生じないので、水溶液にして使用する。
混合後強(撹拌しながら油脂を添加する。撹拌しながら
添加できない装置の場合や、固体脂のように流し込み出
来ない場合は、油脂を数回に分けて添加すればよい。ミ
キサーは回転数の高い方が良く、ロボクーブやステファ
ンカッターでは、l、500rpmより3.00Or 
p mの方が好ましい。ただし、高速はど空気が混入し
易いので、減圧で撹拌することが望ましい。油脂を全部
加え終えてからさらに1〜2分撹拌を続けて乳化を終了
する。カッターで乳化した場合、続いてコロイドミルで
乳化粒を微細化すれば、乳化安定性が向上してより好ま
しい。
乳化の完了を識別するには、少量を水中に滴下して観察
する。水中に白濁して分散し、油脂が氷表面に浮かばな
ければ乳化は完了している。
なお、調味料等は、乳化後に混合しても良いし、油脂添
加前に溶解しておいても良い。何れにしても均一に溶解
していれば良い。
以上の方法で製造した乳化物は、化ウニと同様な味、風
味、色、テクスチュアーを呈して美味である。特にゲル
状でありながら口溶けが極めて良く、残渣が残らない生
ウニと同様なテクスチュアーを示すことが特徴である。
なお、この乳化物を顆粒の生ウニ様に成型するととも出
来る。顆粒化の方法として特開昭55−34054、特
開昭55−110352.特開昭55−114273等
が知られている。これらは、アルギン酸り゛トリウムと
カルシウム塩、低メトキシペクヂンとカルシウム塩のよ
うに、接触すれば凝固する2つの物質を、1方は基材に
加え、他方はそれを含有する凝固液として、基材を凝固
液中に滴下して顆粒を形成するものである。
しかし乍ら、これら公知の方法は人造イクラの製法に関
するものであって、直径6■■程度の粒子を製造するの
に滴しているが、直径1 ms程度の化ウニ様顆粒を製
造するのには適さない。本法は内在的0.5龍の注射針
から直接に凝固液中に押し出し、直後にカッターで押出
量に連動してカッティングし、11111径の顆粒が得
られる。凝固液は一方向に流しておけば、押出された製
品は表面に浮かんで直線状となるのでカッティングし昌
い。流れの末端で乙イルターで顆粒を補集するが、約1
0gづつの顆粒の集合体で採取すれば生ウニらしい外観
を呈して好ましい。
次に、実施例により詳細を説明する。
実施例1 次表の原料配合を用いた。
※l) 味の素■製調味料、イノシン酸ナトリウム含佇
グルタミン酸ナトリウム ※2) 長谷用香料■、A−N−3325※3) 池田
糖化工業1ナチユラルレツド※4) 〃 、ナチュカッ
タルー ステラ1ン力フタ−(UM−12型)に全卵と調味料を
加えて混合し、有機酸水溶液を加えて撹拌したのち、油
脂を3回に分けて添加し2分間3.00Orpmで撹拌
した。次いで着香料、色素を加えて1分間3.000r
pmで混合し、製品を得た。
本島を、B型粘度計で粘度(ローターNa4.20℃)
を、また測色色差計ND−504DE型(日本重色工業
製)の反射率によるり、a、bをめた。
一方、生バフンウニを軽く磨砕し、上記と同様に粘度と
反射率をめた。以上の結果は次表のとおりであった。
粘度の測定値から、製品の物性が生ウニに良く近似する
ことで判る。特に回転数による粘度変化の傾向から示さ
れるチキントロピー性は、生ウニに類似している。
テクスチュアーも、特に口溶けのよい滑らかさが極めて
近似しており、味、風味、香り、色も良く近似していた
実施例2 真空ロボクーブR−6型(チー・チー・サブライズ社製
)に油脂以外の材料を加えて1.50Orpmで1分間
撹拌し、あらかじめ混合した。次いで油脂を3回に分け
て3.00Orpmで撹拌し、計2分間で加え終えた。
次いで6IIIIHgに減圧し、さらに2分間3.00
Orpmで撹拌して製品を得た。本島ウニ様の味、風味
、色およびテクスチュアーを有し、L=57.0 、a
=+ 12.5 。
b=+2B、8であった。
※) なたね水素添加油とパーム油の混合油脂。
実施例3 次表の配合により試作した。油脂以外の原材料をロボク
ーブR−eV型(チー轡チーーサプライズ社製)に添加
して混合し、油脂は3.OOOrDmで2分間撹拌しな
がら滴下した。油脂添加終了後さらに30秒間撹拌した
のち、ディスパースミルD−1型(細用鉄工所製)を2
回パスして乳化した。次いで毎分2mで流れる0、2%
アルギン酸ナトリウム液中に、内径0.5■■の注射針
から押出し、流れの上部を1.00Orpmで回転する
2枚刃でカッティグした。流れの終端で30メツシユで
濾過し、顆粒を補集して製品とした。
水晶は顆粒状生ウニに形吠が近似した。
庁ペーストの反射率はL=58.5.a= (+)13
.5.b= (+)22.7であった。
手続補正書 昭和59年6月14日 1、事件の表示 昭和59年特W4願第46703号 2、発明の名称 生ウニ様食品 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都中央区京橋−丁目5番8号5、補正により
増加する発明の数 なし7、補正の内容 (1)明細書第2頁第13行、「・・・動植物」を「・
・・動物」と訂正する。
(2)明細書第5頁第20行、[・・・、卵黄・・司を
「・・・、卵白・・・」と訂正する。
(3)明細書第10頁第20行、(表中、製品の欄の最
後の行))r26.8」をr (+)26.8Jと訂正
する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 !、 油脂、鶏卵、増粘剤、調味料および色素から成る
    生ウニ様食品。 2、#味料が、メチオニンおよびグルタミン酸塩類を含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の生
    ウニ様食品。 3、 色素ば、製品の色が、 L = 57±3゜a=
    (+)14±6.b= (+)24±6の色立体の範囲
    となる天然色素または合成色素であることを特徴とする
    特許請求の範[jlT1項記載の生ウニ様食品。
JP59046703A 1984-03-12 1984-03-12 生ウニ様食品 Pending JPS60192572A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59046703A JPS60192572A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 生ウニ様食品

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JP59046703A JPS60192572A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 生ウニ様食品

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JPS60192572A true JPS60192572A (ja) 1985-10-01

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ID=12754725

Family Applications (1)

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JP59046703A Pending JPS60192572A (ja) 1984-03-12 1984-03-12 生ウニ様食品

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62208259A (ja) * 1986-03-07 1987-09-12 Taiyo Fishery Co Ltd 雲丹様食品
JPS62272955A (ja) * 1986-05-22 1987-11-27 Q P Tamago Kk ウニ添加用の増量材及びその製法
US5169661A (en) * 1990-07-13 1992-12-08 Daiichi Pharmaceutical Co., Ltd. Process for maintaining the freshness of raw sea urchin gonads
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