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JPH11341074A - 適応型情報通信システム及び適応型情報通信方法 - Google Patents

適応型情報通信システム及び適応型情報通信方法

Info

Publication number
JPH11341074A
JPH11341074A JP10155394A JP15539498A JPH11341074A JP H11341074 A JPH11341074 A JP H11341074A JP 10155394 A JP10155394 A JP 10155394A JP 15539498 A JP15539498 A JP 15539498A JP H11341074 A JPH11341074 A JP H11341074A
Authority
JP
Japan
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information
terminal
terminal capability
transmission
network
Prior art date
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Pending
Application number
JP10155394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Nishikawa
成 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10155394A priority Critical patent/JPH11341074A/ja
Publication of JPH11341074A publication Critical patent/JPH11341074A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Computer And Data Communications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報端末の端末能力を管理して、通信する情
報端末間で端末能力が異なる場合には情報の変換をして
通信可能とし、更に、変換情報を情報端末に通知するこ
とでネットワークシステム全体の負荷を低減可能とする
ことを特徴とする適応型情報通信システム及び適応型情
報通信方法を提供する。 【解決手段】 ネットワーク1に接続された機能サーバ
8が、ネットワーク1に接続された各情報端末2乃至7
の端末能力を把握して管理する端末能力管理の機能と、
ある情報端末からそれ以外のいずれかの情報端末へ情報
を送信する際に相互の端末能力に応じて受信側の情報端
末の端末能力で情報を把握できる様式に変換する情報変
換の機能とを有し、通信終了後、送信側の情報端末へ情
報変換形式を通知する。尚、情報端末2乃至7が個々に
上記端末管理能力の機能と情報変換の機能を備えても良
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取り扱い可能なメ
ディア、通信プロトコル及びデータ形式等が異なる情報
端末と機能サーバとを接続可能なネットワークを有し、
通信する情報端末の相互の端末能力に応じ、情報を変換
し通信可能とする適応型情報通信システム及び適応型情
報通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のモバイル情報化社会において、ユ
ーザは状況に応じてネットワークに接続されている様々
な情報端末を使い分けているので、ユーザの利用可能な
情報端末の種別、及びその取り扱えるメディア、通信プ
ロトコル、データ形式等の端末能力が刻々と変化する。
【0003】このネットワークに接続可能な上記情報端
末としては、例えば、電話機、ファクシミリ、電子メー
ル端末、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」
という。)、デジタルカメラ等があり、電話機は音声メ
ディアを取り扱い、電子メール端末やパソコンはコード
(テキスト)メディアを取り扱い、ファクシミリやデジ
タルカメラは画像メディアを取り扱う等、各情報端末の
端末能力に応じて取り扱うメディアが異なっている。
【0004】また、同一のメディアを取り扱う場合にお
いても、情報端末の取り扱い可能な通信プロトコル、デ
ータ形式等が異なる場合には、期待通りに相互に情報を
送受信できない。例えば、ファクシミリやモデム装置の
場合、上記通信プロトコル、データ形式等を相互に調整
して相互に送受信可能な様に情報の変換を行う必要があ
る。
【0005】一方、端末能力で扱える情報の変換には、
テキストメディアを取り扱い可能な電子メール端末等を
携帯せずにユーザが外出した場合に、外出先から自分宛
ての電子メールの内容を確認可能とするサービス、例え
ば、電話にメール内容を音声出力するサービスがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報端
末が多種多様であるため送信しようとする宛先のユーザ
がどのような種別の情報端末を有しているか、また、ど
のようなメディア、通信プロトコル、データ形式等を取
り扱えるかを認識していなければ、宛先のユーザに送信
した情報の内容を理解してもらうのは難しい。つまり、
端末能力の状況を管理して送信時に宛先の情報端末の端
末能力を調べなくてはならない。
【0007】また、端末能力は上述のように情報端末の
種別や使用状況により異なるため、通信する情報端末間
で端末能力が異なる場合に情報の変換が必要となる。
【0008】情報の変換を行った場合、当該情報変換し
て送信した情報が、変換せずに送信できた場合と同じく
らい有効であるか、変換内容を通知されないと判断でき
ないという欠点があった。
【0009】更に、宛先の情報端末やその端末能力が予
め分かっているのに情報変換等の処理を行っては、ネッ
トワークシステム全体に負担をかけるという事情があっ
た。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、情報端末の端末能力を管理し
て、通信する情報端末間で端末能力が異なる場合には情
報の変換をして通信可能とし、更に、変換情報を情報端
末に通知することで変換後の情報伝達の効果を判断可能
とすると共にネットワークシステム全体の負荷を低減可
能とすることを特徴とする適応型情報通信システム及び
適応型情報通信方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の適応型情報通信システム
は、複数の情報端末と機能サーバとを接続可能なネット
ワークを有する適応型情報通信システムにおいて、前記
情報端末の取り扱い可能な端末能力を把握して管理する
端末能力管理手段と、情報を変換する情報変換手段とを
有し、ある情報端末からネットワークを介してそれ以外
の情報端末へ情報を送信する際、前記端末能力管理手段
により、宛先として選択される前記情報端末及び端末能
力に基づいて、情報変換手段により、情報端末から送信
された送信情報を前記宛先の情報端末の端末能力に適合
させるように変換させることを特徴とする。
【0012】好ましくは、請求項1において、前記ネッ
トワーク上の機能サーバが前記端末能力管理手段と前記
情報変換手段とを有することを特徴とする。
【0013】また、好ましくは、請求項1において、前
記ネットワーク上の個々の情報端末が前記端末能力管理
手段と前記情報変換手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、好ましくは、請求項1において、前
記ネットワーク上の機能サーバが前記情報変換手段を有
し、前記ネットワーク上の個々の情報端末が前記端末能
力管理手段を有することを特徴とする。
【0015】また、好ましくは、請求項1において、前
記ネットワーク上の個々の情報端末が前記情報変換手段
を有し、前記ネットワーク上の機能サーバが前記端末能
力管理手段を有することを特徴とする。
【0016】また、好ましくは、請求項1乃至5のいず
れかにおいて、前記端末能力管理手段は、前記ネットワ
ークに接続している情報端末のアドレスを把握して管理
する端末アドレス管理手段と、前記情報端末のユーザを
把握し、その情報を管理するユーザデータ管理手段とを
有し、前記ユーザデータ管理手段によりユーザを把握さ
れ、前記端末アドレス管理手段によりネットワーク上の
アドレスを把握された情報端末と通信を行うことにより
情報端末の端末能力を把握し管理することを特徴とす
る。
【0017】また、好ましくは、請求項6において、前
記端末能力は、情報端末の取り扱い可能なメディア、通
信プロトコル及びデータ形式を含み、前記ユーザデータ
管理手段は、ユーザの使用可能な情報端末の情報を有
し、前記情報変換手段は、メディア変換、プロトコル変
換及びデータ形式変換を有することを特徴とする。
【0018】また、好ましくは、請求項6において、前
記ユーザデータ管理手段は、情報端末と通信を行うこと
により情報端末のユーザの情報を把握することを特徴と
する。
【0019】また、好ましくは、請求項6において、前
記情報端末は、情報端末の備える端末能力のうち一部を
使用不可と設定する設定手段を有し、前記端末能力管理
手段は、情報端末と通信を行うことにより前記情報端末
で使用可能と設定されている端末能力を把握することを
特徴とする。
【0020】また、好ましくは、請求項9において、前
記端末能力管理手段は、所定の時間間隔で情報端末と通
信を行い、定期的に前記情報端末の使用可能と設定され
ている端末能力を把握することを特徴とする。
【0021】また、好ましくは、請求項1乃至5のいず
れかにおいて、通信日時、通信情報形式、情報端末の種
別及びその端末能力を含む通信履歴情報を蓄積する情報
蓄積手段を更に有し、前記通信履歴情報に基づいて、前
記端末能力管理手段により宛先の情報端末及び端末能力
を選択させ、前記情報変換手段により前記送信情報を宛
先の情報端末の端末能力に適合させるように変換させる
ことを特徴とする。
【0022】また、好ましくは、請求項1乃至5のいず
れか又は11において、前記端末能力管理手段により宛
先として選択された情報端末及び端末能力の情報と、前
記情報変換手段により送信情報を変換させた情報変換方
式の情報とを送信した前記情報端末に通知する通知手段
を更に有することを特徴とする。
【0023】上記課題を解決するために、請求項1に係
る本発明の適応型情報通信方法は、自動的に、宛先情報
端末の端末能力を把握し管理する端末能力管理ステップ
と、送信情報端末からネットワークを介して送信した送
信情報を宛先情報端末の端末能力に適合させるように変
換させる情報変換ステップとを有する適応型情報通信方
法において、情報送信の度に、通信日時、通信情報形
式、宛先情報端末の種別及びその端末能力を含む通信履
歴情報を蓄積する通信履歴情報蓄積ステップを有し、前
記通信履歴情報蓄積ステップにより蓄積された通信履歴
情報に、宛先への情報送信の実績があり、かつ、前回の
送信日時が所定の期日以内であり、かつ、送信実績が所
定の回数以上であった場合、前記端末能力管理ステップ
により宛先情報端末を選択せず、前回送信時に選択した
情報端末の種別及びその端末能力へ変換する情報変換形
式に基づいて、前記情報変換ステップを実行することを
特徴とする。
【0024】また、好ましくは請求項14において、前
記情報通信終了後に、機能サーバよりネットワークを介
して情報端末に前記通信履歴が通知される通知ステップ
を更に有することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は、本発明の第1の
実施の形態の適応型情報通信システムの概略構成を示す
図である。
【0027】図1において、1は公衆網(加入電話網や
PHS(Personal Handy−Phone
System:簡易型携帯電話機)通信事業者網を含
む)、インターネット、構内LAN、専用線等を含むネ
ットワークであり、ネットワーク1には情報端末2乃至
7が接続されている。
【0028】上記情報端末2乃至7のうち、2はPHS
等の無線通信機能を有する無線携帯端末であり、その端
末能力は音声及びテキスト情報を取り扱い可能とする。
3はパーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」とい
う)であり、その端末能力はテキスト情報と、別途設定
により、静止画像情報、動画像情報及び音声情報も取り
扱い可能とする。4は一般電話機であり、その端末能力
は音声情報のみ取り扱い可能とする。5はファクシミリ
であり、その端末能力は画像情報(データ形式はファク
シミリ符号化されたもの)のみ取り扱い可能とする。6
はPHS等の無線電話機であり、その端末能力は音声情
報(場合によってはテキスト情報も)を取り扱い可能と
する。7はデジタルカメラであり、その端末能力は静止
画像情報のみ取り扱い可能とする。尚、無線携帯端末2
及び無線電話機6は破線で示されるように、無線でネッ
トワーク1に接続されている。
【0029】8は機能サーバであり、ネットワーク1に
接続された各情報端末の端末能力を把握して管理する端
末能力管理の機能と、ある情報端末からそれ以外のいず
れかの情報端末へ情報を送信する際、相互の端末能力に
応じて、受信側の情報端末の端末能力で情報を把握でき
る様式に変換する情報変換の機能とを有する。
【0030】ここで、情報端末の端末能力とは、メディ
ア、通信プロトコル、あるいは、データ形式等を取り扱
う能力をいい、情報端末の種別により所定の端末能力が
定まる。また、ユーザの操作により、使用状況に応じて
端末能力の一部又は全部を不許可とされることがあり、
従って、使用可能な端末能力が変動する場合がある。
【0031】例えば、端末能力として電話機能と電子メ
ール機能とを有している無線携帯端末2を使用している
ユーザが電話機能を不許可に設定すると、使用可能な端
末能力は電子メール機能となる。
【0032】次に、本発明の第1の実施の形態の適応型
情報通信システムにおける機能サーバ8について、図2
を参照して説明する。尚、図2は機能サーバ8の概略構
成を示す図である。
【0033】図2において、101は中央制御部であ
り、機能サーバ8全体を制御する。
【0034】102は記憶装置であり、制御プログラム
及び各種データを記憶する。尚、記憶装置102には、
後述するプログラム格納部103、端末能力管理部11
1、端末アドレス管理部112、及びユーザデータ管理
部113が設けられている。
【0035】プログラム格納部103は、機能サーバ8
の各種制御プログラム等を格納する。
【0036】104は入力操作部であり、ユーザによ
り、各種指示及びデータが入力される。
【0037】105はタイマ部であり、時間を計測し、
特に、各情報端末の端末能力を把握するために所定の間
隔の時間を計測する際に使用される。
【0038】106はネットワークインターフェイス
(I/F)部であり、上記ネットワーク1に接続する。
【0039】107はネットワーク制御部であり、中央
制御部101の指示により、リンクの設定や切断等のた
め、ネットワークインターフェイス(I/F)部106
を制御する。
【0040】108は情報送受信部であり、中央制御部
101の指示により、記憶装置102とネットワーク1
との間で相互に情報を送受信する。
【0041】109は端末能力判定部であり、ネットワ
ーク1を介してリンクの設定をしている情報端末からの
情報により、その情報端末の端末能力を判定する。
【0042】110は情報変換部であり、必要に応じて
ネットワーク1との間で、あるいは、機能サーバ8内部
で、送受信する情報のメディア変換、プロトコル変換、
あるいは、データ形式の変換等を行う。
【0043】端末能力管理部111は、端末能力判定部
109で判定した情報端末の最新の端末能力を記憶して
情報端末毎の使用可能な端末能力の管理を行う。
【0044】端末アドレス管理部112は、各情報端末
の通信種別に応じて、電話番号、IPアドレス、電子メ
ールアドレス等の各情報端末のアドレスを管理する。
【0045】ユーザデータ管理部113は、ネットワー
ク1に接続された各情報端末のユーザの属性情報(氏
名、電話番号、ネットワークサービス種別等)は勿論、
使用可能な情報端末の種別、及び、現在使用可能な情報
端末等のユーザデータを管理する。
【0046】次に、本発明の第1の実施の形態の適応型
情報通信システムおける機能サーバ8の端末能力管理の
動作について、図3を参照して説明する。
【0047】先ず、ステップS101では、タイマ部1
05において、所定の時間を計測する。従って、所定の
時間が経過する(タイマカウントアップする)まで、待
ち状態が続くことになる。
【0048】所定の時間が経過すると、ステップS10
2では、中央制御部101が端末アドレス管理部112
を参照してネットワーク1に接続されている各情報端末
のネットワーク1上の位置情報であるアドレスを取得す
る。次に、中央制御部101に指示を受けたネットワー
ク制御部107は、ネットワークインターフェイス(I
/F)部106を介して、上記アドレスを有する情報端
末に対しリンクを設定する(接続する)ように制御す
る。
【0049】こうして所定の情報端末にリンクが設定さ
れると、ステップS103では、端末能力判定部109
がリンク設定された上記情報端末に対して、端末能力の
情報の提供を要求する。
【0050】ステップS104では、端末能力判定部1
09がリンク設定された上記情報端末から端末能力の情
報を受信できたかどうかを判断する。端末能力の情報を
受信できない場合、ステップS101において、再度、
所定の時間が経過する(タイマカウントアップする)の
を待つことになる。
【0051】一方、ステップS104において端末能力
の情報を受信できた場合、ステップS105では、端末
能力判定部109が受信した上記情報端末の端末能力の
情報と端末能力管理部111に格納する当該情報端末の
端末能力の情報とを比較して受信した端末能力の情報が
最新の情報であるかどうか判定する。そして、中央制御
部101が、判定した情報端末の最新の端末能力の情報
を記憶装置102の端末能力管理部111に記憶させ、
情報端末の端末能力の情報を更新して管理する。
【0052】上述の動作により、所定時間毎に、ネット
ワーク1に接続されている情報端末の使用可能な端末能
力の更新を行うことができ、端末能力管理を可能とす
る。また、ユーザの利用可能な情報端末が多種多様であ
り、刻々と変化する情報端末の種別やその端末能力をリ
アルタイムに近い状態で把握することが可能となる。
【0053】尚、端末能力管理をするにあたり、サーバ
から各情報端末に所定の時間の間隔で要求しているが、
各情報端末から所定の時間の間隔で自立的に、サーバ側
へ端末能力の情報を送信してサーバの端末能力管理部の
情報を更新しても良い。
【0054】また、タイマ部の動作により、自動的に端
末能力の情報を更新するのではなく、ユーザがマニュア
ル(手動)で、ネットワークに接続された情報端末の端
末能力の情報を送信して機能サーバの端末能力管理部の
情報を更新しても良い。
【0055】次に、本発明の第1の実施の形態の適応型
情報通信システムおける機能サーバ8の情報変換の動作
及びその情報変換形式を通知する動作について、図4を
参照して説明する。
【0056】先ず、ステップS201では、中央制御部
101により、リンク設定の要求があるかどうか判断さ
れる。ネットワーク1に接続されたどの情報端末からも
機能サーバ8へのリンク設定の要求がない場合、リンク
設定の要求があるまで待ちの状態となる。
【0057】ネットワーク1に接続された送信側の情報
端末からリンク設定の要求があった場合、その要求を示
す信号が機能サーバ8のネットワークインターフェイス
(I/F)部106を介して、ネットワーク制御部10
7に検出され、リンク設定の要求として中央制御部10
1に通知される。そこで、中央制御部101は、リンク
設定の要求があると判断してネットワーク制御部107
へリンク設定の指示を出す。
【0058】次に、ステップS202では、上記リンク
設定されたある情報端末よりそれ以外のいずれかの情報
端末へ情報送信の要求があるかどうかを判断する。情報
送信の要求がない場合、情報送信の要求の検出待ちの状
態となる。
【0059】情報送信の要求があった場合、情報送信の
要求を示す信号が機能サーバ8のネットワークインター
フェイス(I/F)部106を介してネットワーク制御
部107に検出され、情報送信の要求として中央制御部
101に通知される。
【0060】中央制御部101に情報端末からの情報送
信の要求が通知されると、ステップS203では、記憶
装置102内の端末能力管理部111を参照して、情報
送信の要求をしている情報端末(以下「送信情報端末」
という。)の端末能力を把握する。従って、送信情報端
末の端末能力、すなわち取り扱うメディア、通信プロト
コル、あるいは、データ形式等が分かるので、送信情報
端末と機能サーバ8との通信が可能となる。
【0061】次に、ステップS204では、情報送信の
要求に含まれる送信先の宛先ユーザ名に基づき、宛先ユ
ーザの使用可能な情報端末を特定するために記憶装置1
02内のユーザデータ管理部113を参照して宛先ユー
ザの使用可能な情報端末を把握する。
【0062】次に、ステップS205では、再び、端末
能力管理部111を参照して、ステップS204にて把
握した使用可能な情報端末の使用可能な端末能力を把握
する。
【0063】次に、ステップS206では、送信情報端
末の送信情報を送信するのに、最も適切な宛先ユーザの
有する情報端末(以下、「宛先情報端末」という。)及
びその端末能力を選択する。従って、宛先ユーザの使用
可能な情報端末と機能サーバ8との通信が可能となる。
【0064】次に、ステップS207において、中央制
御部101の指示により、ネットワーク制御部107
は、送信情報端末に対して、送信情報を機能サーバ8へ
送信するように要求するコマンドを送信する。
【0065】次に、ステップS208では、ネットワー
クインターフェイス(I/F)部106を介して情報送
受信部108で送信情報端末から送信情報を受信できた
かどうか判断する。
【0066】情報端末から送信情報を受信できた場合、
ステップS209では、送信情報端末からの送信情報を
情報送受信部108で受信し、中央制御部101の指示
により、情報変換部110を制御して、受信した送信情
報を変換させ宛先情報端末の端末能力に適合させる。
【0067】次に、ステップS210では、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、送信情報端末との間に設定していたリンクを切断
する。
【0068】次に、ステップS211では、中央制御部
101の指示によりネットワーク制御部107を制御し
て、宛先情報端末とのリンクを設定する。
【0069】ステップS211においてリンク設定され
た後、ステップS212では、ネットワーク制御部10
7を制御してネットワークインターフェイス(I/F)
部106を介して、宛先情報端末にその端末能力に適合
させた送信情報を送信する。
【0070】送信情報の送信終了後、ステップS213
では、中央制御部101の指示によりネットワーク制御
部107を制御して、宛先情報端末との間に設定してい
たリンクを切断する。
【0071】上述のような機能サーバ8の動作により、
自動的に宛先情報端末の端末能力を把握し適合するよう
に情報を変換するので、ユーザ自身が宛先情報端末の端
末能力を意識することなく任意の情報を送信できる。
【0072】更に、本発明の第1の実施の形態の適応型
情報通信システムでは、ステップS214以後、情報変
換形式を通知する動作に移行する。
【0073】ステップS214では、再び、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、上記送信情報端末とのリンクを設定する。
【0074】次に、ステップS215では、宛先情報端
末に送信した情報の情報変換形式、宛先情報端末の端末
能力を送信情報端末に送信する。
【0075】次に、ステップS216では、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、送信情報端末との間に設定していたリンクを切断
し終了する。また、ステップS208において、送信情
報を受信できなかった場合にもそのまま終了する。
【0076】上述のように、本発明の第1の実施の形態
の適応型情報通信システムにおいて、所定時間毎にネッ
トワーク1に接続されている情報端末の使用可能な端末
能力の把握することができ、端末能力管理を可能とす
る。また、ユーザの利用可能な情報端末が多種多様であ
り、刻々と変化する情報端末の種別やその端末能力をリ
アルタイムに近い状態で把握することが可能となる。
【0077】従って、自動的に宛先情報端末の端末能力
を把握することができ、送信した送信情報を機能サーバ
により宛先情報端末の端末能力に適合させるように変換
させることにより、送信側の情報端末と受信側の情報端
末との端末能力が異なっていても、送信側のユーザ自身
は宛先の情報端末の端末能力を意識することなく情報を
送信可能である。一方、受信側のユーザは、自己の有す
る情報端末の端末能力に適した情報を入手できる。ま
た、機能サーバが端末能力管理及び情報変換の機能を有
することにより、各情報端末の機能、構成を簡易として
コストを抑え、また、システム全体を効率的にしてい
る。
【0078】また、本発明の第1の実施の形態の適応型
情報通信システムにおいて、機能サーバから通知を受け
た送信側のユーザは、送信情報の変換された情報変換方
式と宛先情報端末の種別及び端末能力とを知ることがで
き、受信側の宛先ユーザにどの程度、当該送信情報の内
容が伝達されたのか、つまり、情報を送信した効果(有
効性)を推論する(どの程度内容を理解し得るかを推論
する)ことができる。
【0079】尚、本発明の第1の実施の形態の適応型情
報通信システムにおける機能サーバは1つであったが、
ネットワーク上に接続している別の複数の機能サーバが
協調しながら分散処理しても良い。
【0080】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態の適応型情報通信システムについて、図6を参照して
説明する。
【0081】本発明の第2の実施の形態では、本発明の
第1の実施の形態と比較して、機能サーバが設けられて
おらず、機能サーバが行っていた各情報端末の端末能力
管理及び情報変換を情報端末自身で行う。
【0082】図6において、各情報端末であるパソコン
3、電話機4、ファクシミリ5、無線電話機6デジタル
カメラ7及び無線携帯端末9が有する機能は、本発明の
第1の実施の形態とほぼ同じである。但し、端末能力管
理及び情報変換の機能を情報端末自身で個々に行う。
【0083】本発明の第2の実施の形態では、ネットワ
ーク1に接続された情報端末のうち、無線携帯端末9に
ついて、図7を参照して説明することとする。尚、図7
は、無線携帯端末9の概略構成を示す図である。
【0084】図7において、201はCPU(Cent
ral Processing Unit:中央演算処
理ユニット)であり、無線携帯端末9全体の制御をす
る。
【0085】202はRAMであり、CPU201の主
メモリ、ワークエリア等として機能すると共に、種々の
データ、制御プログラム等を一時記憶する。尚、RAM
202には、後述する端末能力管理部215、端末アド
レス管理部216、ユーザデータ管理部217、通信履
歴管理部221及び情報蓄積部222が設けられてい
る。
【0086】203はROMであり、無線携帯端末9の
制御プログラムおよび制御に必要なデータ等を記憶す
る。
【0087】204はタイマ部であり、時間を計測し、
特に、各情報端末の端末能力を把握するために所定の間
隔の時間を計測する際使用される。
【0088】205はPHS無線部であり、無線信号を
送受信してネットワーク1と通信可能とする。
【0089】206はベースバンド部であり、PHS無
線部205で送受信した無線信号に変調、復調、多重及
び分離等の信号処理を施す。
【0090】207はPHS無線制御部であり、CPU
201の指示により、PHS無線部205及びベースバ
ンド部206をPHS通信プロトコルに基づいて制御す
る。
【0091】208はオーディオ部であり、音声信号に
増幅、加算及びエコーキャンセル等の信号処理を施す。
【0092】209はマイクであり、音声信号を入力す
る。
【0093】210はスピーカであり、音声信号を出力
する。
【0094】211は情報変換部であり、後述するテキ
スト音声変換部218と、音声認識部219とを有し、
必要に応じて、ネットワーク1との間で、あるいは、無
線携帯端末9内部で、送受信する情報のメディア変換、
プロトコル変換、あるいは、データ形式の変換等を行
う。
【0095】212は、入力操作部であり、ユーザによ
り、各種指示及びデータが入力され、特に、無線携帯端
末9の有する端末能力の一部又は全部を使用しない場合
等の設定に用いられる。
【0096】213はバッテリ制御部であり、後述する
バッテリ214のパワーマネジメント、充電制御を行
う。
【0097】214はバッテリであり、無線携帯端末9
に電力を供給する。
【0098】端末能力管理部215は、後述する端末能
力判定部220で判定した最新の端末能力を記憶して情
報端末毎の使用可能な端末能力の管理を行う。
【0099】端末アドレス管理部216は、各情報端末
の通信種別に応じて、電話番号、IPアドレス、電子メ
ールアドレス等の各情報端末のアドレスを管理する。
【0100】ユーザデータ管理部217は、ネットワー
ク1に接続された各情報端末のユーザの属性情報(氏
名、電話番号、ネットワークサービス種別等)は勿論、
使用可能な情報端末種別、及び、現在使用可能な情報端
末等のユーザデータを管理する。
【0101】218はテキスト音声変換部であり、テキ
ストから音声にメディア変換を行う。
【0102】219は音声認識部であり、音声からテキ
ストにメディア変換を行う。
【0103】220は端末能力判定部であり、ネットワ
ーク1を介してリンク設定している情報端末からの情報
により、その情報端末の端末能力を判定する。
【0104】通信履歴管理部221は、情報端末間の通
信日時、情報形式、通信相手先の情報端末種別、その端
末能力等の通信履歴を管理する。
【0105】情報蓄積部222は、情報変換部211に
より変換されたデータ等を一時蓄積する。
【0106】223はPIAFS(PHS Inter
net Access ForumStandard)
部であり、PHSデータ通信をする。
【0107】224は表示部であり、情報送信時の情報
形式、宛先情報端末の種別及びその端末能力、その他ユ
ーザに対する各種情報を表示する。
【0108】次に、本発明の第2の実施の形態の無線携
帯端末9の端末能力管理の動作について説明する。無線
携帯端末9の端末能力管理の動作は、第1の実施の形態
での機能サーバ8の動作と同じである。従って、タイマ
部204を使用し、定期的にネットワーク1に接続して
いる情報端末の端末能力の情報を取得して、端末能力管
理部215の情報を更新し管理しても良いし、実際に宛
先情報端末に送信を行う際、宛先情報端末の端末能力の
情報を取得しても良い。
【0109】次に、本発明の第2の実施の形態の無線携
帯端末9の情報変換の動作について、図8,9を参照し
て説明する。
【0110】先ず、ステップS301では、送信情報端
末である無線携帯端末9において、ユーザの情報送信の
要求があるかどうか、入力操作部212の操作により判
断する。ここで、情報送信の要求がない場合、ユーザの
情報送信の要求があるまで待ち状態となる。
【0111】情報送信の要求があった場合、ステップS
302では、ユーザが情報送信したい宛先に情報送信の
実績があるかどうか判断する。すなわち、CPU201
の指示により、RAM202内の通信履歴管理部221
が調査されて、当該宛先への情報送信の実績があるかど
うか調べられる。尚、通信履歴は送信履歴のみではな
く、受信履歴に基づいても良い。
【0112】当該宛先への情報送信の実績があった場
合、ステップS303では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、当該宛先への情報送信が実施された過去の送信日時
(前回の送信日時)が所定の期日以内かどうか判断す
る。
【0113】前回の送信日時が所定の期日以内であった
場合、ステップS304では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、その送信した時間帯での送信実績が所定の回数以上
であるかどうか判断する。
【0114】送信実績が所定の回数以上であった場合、
ステップS305では、CPU201が通信履歴管理部
221より、前回の情報送信時の宛先の情報端末の種別
及びその端末能力、変換情報の形式等が読み出され、情
報変換部211の制御により前回送信時の情報形式に変
換される。そして、変換され宛先情報端末の端末能力に
適合された送信情報が情報蓄積部222へ一時記憶され
る。
【0115】一方、ステップS306では、ステップS
302において当該宛先への情報送信の実績がない場
合、また、ステップS303において前回の送信日時が
所定の期日以内ではない場合、更に、ステップS304
において送信実績が所定の回数以上ではない場合のいず
れかの場合、情報送信の要求に含まれる送信先の宛先ユ
ーザ名から、宛先ユーザの使用可能な情報端末を特定す
るため、RAM202内のユーザデータ管理部217を
参照する。
【0116】宛先ユーザの使用可能な情報端末を把握
後、ステップS307では、端末能力管理部215を参
照して、把握した情報端末の端末能力を把握する。
【0117】次に、ステップS308では、送信情報端
末の送信情報を送信するのに、最も適切な宛先ユーザの
有する情報端末(以下、「宛先情報端末」という。)及
びその端末能力を選択する。
【0118】ステップS309では、送信情報端末から
送信したい情報を、CPU201の指示により、情報変
換部211を制御して、情報を変換し情報蓄積部222
へ一時記憶し、宛先情報端末の端末能力に適合させる。
【0119】ステップS305において、または、ステ
ップS309において宛先情報端末の端末能力に適合さ
せた後、ステップS310では、CPU201がPHS
無線制御部207を制御してネットワーク1に接続し、
ネットワークを介して宛先情報端末とのリンクを設定す
る。
【0120】ステップS310においてリンク設定され
ると、ステップS311では、適合している端末能力で
情報蓄積部222へ一時記憶している送信情報を宛先情
報端末へ送信する。
【0121】送信情報の送信終了後、ステップS312
では、宛先情報端末とのリンクを切断する。
【0122】その後、ステップS313では、宛先情報
端末に送信した情報の情報変換形式、宛先情報端末の端
末能力を表示部224に表示した後、通信履歴をRAM
202内にある通信履歴管理部221に記憶して終了す
る。
【0123】上述のように、本発明の第2の実施の形態
の適応型情報通信システムにおいて、所定時間毎に、ネ
ットワーク1に接続されている情報端末の使用可能な端
末能力の更新を送信情報端末自身で行うことができ、端
末能力管理を可能とする。また、機能サーバがネットワ
ーク上に接続されていなくとも、刻々と変化する宛先情
報端末の種別やその端末能力をリアルタイムに近い状態
で把握することが可能となる。更に、本発明の第1の実
施の形態と比較して、機能サーバとの通信処理を省く
分、ネットワークシステム全体の負荷を低減することが
できる。
【0124】従って、自動的に、宛先情報端末の端末能
力を把握することができ、送信情報端末自身により、送
信情報を宛先情報端末の端末能力に適合させるように変
換させることにより、送信側の情報端末と受信側の情報
端末との端末能力が異なっていても、送信側のユーザ自
身は宛先の情報端末の端末能力を意識することなく情報
を送信可能である。一方、受信側のユーザは、自己の有
する情報端末の端末能力に適した情報を入手できる。
【0125】また、本発明の第2の実施の形態の適応型
情報通信システムにおいて、機能サーバが設けられてお
らず、ネットワークシステム自体を単純化することがで
きる。
【0126】また、本発明の第2の実施の形態の適応型
情報通信システムにおいて、送信情報の変換された情報
変換方式と宛先情報端末の種別及びその端末能力とを送
信情報端末に表示させることにより、送信情報端末のユ
ーザ自身が情報送信の効果(有効性)として送信した情
報の内容を相手に理解してもらえたかどうかを推論する
ことができる。
【0127】更に、本発明の第2の実施の形態の適応型
情報通信システムにおいて、過去の通信実績に基づい
て、宛先情報端末の種別とその端末能力とを決定するこ
とにより、送信情報端末のCPUの処理の負荷を低減し
て処理速度を高めることができる。
【0128】尚、本発明の第2の実施の形態の適応型情
報通信システムにおいて、端末能力管理及び情報変換の
機能を有する情報端末は1つであったが、ネットワーク
上に接続している別の複数の情報端末が協調しながら分
散処理しても良い。
【0129】また、本発明の第2の実施の形態の適応型
情報通信システムにおいては、当該宛先への情報送信の
実績があり、かつ、前回の送信日時が所定の期日以内で
あり、かつ、送信実績が所定の回数以上であった場合に
前回送信時に選択した情報端末の種別及びその端末能力
へ変換する情報変換形式を使用している。しかし、この
方法に限られず、例えば、一度でも送信実績があれば、
一番最近の送信の際の情報端末の端末能力に適合するよ
うに変換する方法を採用しても良いし、宛先ユーザの情
報端末の使用状況が一定のパターンでスケジュール化さ
れていれば、そのスケジュールを記憶し、スケジュール
に合わせて変換方法を変えても良い。
【0130】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態の適応型情報通信システムについて、図10を参照し
て説明する。
【0131】図10において、本発明の第1の実施の形
態の機能サーバ8と比較して、端末能力管理の機能のみ
を有する機能サーバ11がネットワーク上に接続されて
いる。また、各情報端末であるパソコン3、電話機4、
ファクシミリ5、無線電話機6、デジタルカメラ7及び
無線携帯端末10が有する機能は、本発明の第1の実施
の形態とほぼ同じである。但し、機能サーバが行ってい
た情報変換の機能を情報端末自身で個々に行う。
【0132】すなわち、本発明の第1の実施の形態の適
応型情報通信システムにおける機能サーバは、端末能力
管理及び情報変換の機能を有しているのに対し、本発明
の第3の実施の形態の適応型情報通信システムにおける
機能サーバは、端末能力管理の機能のみを有しており、
情報変換の機能を情報端末に持たせている。
【0133】本発明の第3の実施の形態の機能サーバ1
1の概略の構成は、図11に示されているが、本発明の
第1の実施の形態の機能サーバ8と比較して、情報変換
部110が設けられていないこと以外は同じである。
【0134】また、本発明の第3の実施の形態では、ネ
ットワーク1に接続された情報端末のうち、無線携帯端
末10について、図12を参照して説明することとす
る。尚、その構成は、第2の実施の形態の無線携帯端末
9と比較して、端末能力管理部215、端末アドレス管
理部216及びユーザデータ管理部217が設けられて
いないこと以外は同じである。
【0135】次に、本発明の第3の実施の形態の適応型
情報通信システムの動作について、図13,14及び1
5を参照して説明する。尚、機能サーバ11の端末能力
管理の動作は、第1の実施の形態の機能サーバ8の端末
能力管理の動作と同様であり、また、定期的に端末能力
を要求しても良いし、宛先情報端末に通信を行う際に端
末能力を要求しても良い。
【0136】ここで、図13,14は、本発明の第3の
実施の形態適応型情報通信システムにおける無線携帯端
末10の動作を説明するためのフローチャートであり、
図15は、無線携帯端末10の動作に対応する機能サー
バ11の動作を説明するためのフローチャートである。
【0137】図13,14において、先ず、ステップS
401では、送信情報端末である無線携帯端末10にお
いて、ユーザの情報送信の要求があるかどうか、入力操
作部212の操作により判断する。ここで、情報送信の
要求がない場合、ユーザの情報送信の要求があるまで待
ち状態となる。
【0138】情報送信の要求があった場合、ステップS
402では、ユーザが情報送信したい宛先に情報送信の
実績があるかどうか判断する。すなわち、CPU201
の指示により、RAM202内の通信履歴管理部221
が調査されて、当該宛先への情報送信の実績があるかど
うか調べられる。
【0139】当該宛先への情報送信の実績があった場
合、ステップS403では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、当該宛先への情報送信が実施された過去の送信日時
(前回の送信日時)が所定の期日以内かどうか判断す
る。
【0140】前回の送信日時が所定の期日以内であった
場合、ステップS404では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、その送信した時間帯での送信実績が所定の回数以上
であるかどうか判断する。
【0141】送信実績が所定の回数以上であった場合、
ステップS405では、CPU201が通信履歴管理部
221より、前回の情報送信時の宛先の情報端末の種別
及びその端末能力、変換情報の形式等を読み出し、情報
変換部211を制御して、前回送信時の情報形式に変換
し情報蓄積部222へ一時記憶し、宛先情報端末の端末
能力に適合させる。
【0142】従って、情報送信の度に、通信日時、通信
情報形式、宛先情報端末の種別及びその端末能力を含む
通信履歴情報を蓄積した情報を活用して、機能サーバへ
照会する作業を減らし、ネットワーク全体の効率を上げ
ることができる。
【0143】一方、ステップS406では、ステップS
402において当該宛先への情報送信の実績がない場
合、また、ステップS403において前回の送信日時が
所定の期日以内ではない場合、更に、ステップS404
において送信実績が所定の回数以上ではない場合のいず
れかの場合、CPU201がPHS無線制御部207を
制御して、機能サーバ11にリンク設定の要求を出す。
【0144】ステップS406においてリンク設定され
ると、ステップS407では、機能サーバ11により、
宛先情報端末の端末能力が通知され、宛先ユーザの使用
可能な情報端末の種別、及びその使用可能な端末能力が
把握可能となる。
【0145】端末能力の通知の終了後、ステップS40
8では、機能サーバ11とのリンクが切断される。
【0146】次に、ステップS409では、通知された
情報端末及びその端末能力に基づいて、送信情報端末の
送信情報を送信するのに、最も適切な宛先ユーザの有す
る情報端末(以下、「宛先情報端末」という。)及びそ
の端末能力を選択する。
【0147】次に、ステップS410では、送信情報端
末の端末能力と宛先情報端末の端末能力とが異なる場合
には、送信情報端末から送信したい情報を、CPU20
1の指示により情報変換部211を制御して、情報を変
換し情報蓄積部222へ一時記憶し、宛先情報端末の端
末能力に適合させる。尚、送信情報端末の端末能力と宛
先情報端末の端末能力とが同じ場合には、既に宛先情報
端末の端末能力に適合しているので情報変換の動作を省
くことができる。
【0148】次に、ステップS405において、また
は、ステップS410において宛先情報端末の端末能力
に適合させた後、ステップS411では、CPU201
がPHS無線制御部207を制御してネットワーク1に
接続し、ネットワークを介して宛先情報端末とのリンク
を設定する。
【0149】ステップS411においてリンク設定され
ると、ステップS412では、適合している端末能力
で、情報蓄積部222へ一時記憶している送信情報を宛
先情報端末へ送信する。
【0150】送信情報の送信終了後、ステップS413
では、宛先情報端末とのリンクを切断する。
【0151】その後、ステップS414では、宛先情報
端末に送信した情報の情報変換形式及び宛先情報端末の
端末能力を表示部224に表示してた後、通信履歴をR
AM202内にある通信履歴管理部221に記憶して終
了する。
【0152】ここで、上記無線携帯端末10におけるス
テップS406乃至ステップS409の一連の動作に対
応する機能サーバ11の動作について、図15を参照し
て説明する。
【0153】図15において、先ず、ステップS501
では、中央制御部101により、リンク設定の要求があ
るかどうか判断される。ネットワーク1を通じ接続され
たどの情報端末からも機能サーバ11へのリンク設定の
要求がない場合、リンク設定の要求待ちの状態となる。
【0154】接続するネットワーク1を通じ、送信側の
情報端末(本発明の第3の実施の形態では無線携帯端末
10)からリンク設定の要求があった場合、その信号が
機能サーバ8のネットワークインターフェイス(I/
F)部106を介し、ネットワーク制御部107に検出
され、リンク設定の要求として中央制御部101に通知
される。
【0155】従って、中央制御部101により、リンク
設定の要求があると判断され、次に、ステップS502
では、リンク設定されている一方の情報端末より、他の
情報端末の端末情報の通知の要求(端末能力通知要求)
があるかどうかを判断する。端末能力通知要求がない場
合、端末能力通知要求の待ちの状態となる。
【0156】端末能力通知要求があった場合、ステップ
S503において、その要求された情報端末の端末能力
について、記憶装置102の端末能力管理部111を参
照し、情報端末の端末能力を把握する。
【0157】次に、ステップS504では、リンク設定
している情報端末に、上記把握した情報端末の端末能力
を通知する。
【0158】通知後、ステップS505において、中央
制御部101の指示により、ネットワーク制御部107
を制御して、リンク設定している情報端末とのリンクを
切断する。
【0159】上述のように、本発明の第3の実施の形態
の適応型情報通信システムにおいて、ある情報端末から
それ以外の情報端末へ送信情報を送信する際に、送信側
の情報端末から端末能力管理の機能を有する機能サーバ
に、宛先となる宛先情報端末とその端末能力を問い合わ
せ、その照会の結果の通知を受けた後、送信側の情報端
末の端末能力と宛先の情報端末の端末能力とが異なる場
合には、送信側の情報端末において、宛先の情報端末の
端末能力に適合する情報変換を行ってから、宛先情報端
末に送信する。従って、ユーザ自身は宛先の情報端末の
端末能力を意識することなく情報を送信することができ
る。一方、受信側のユーザは、自己の有する情報端末の
端末能力に適した情報を入手できる。
【0160】また、照会の結果の通知を受けた後、送信
側の情報端末の端末能力と宛先の情報端末の端末能力と
が同じ場合には、送信情報端末における情報変換の動作
を省くことができ、ネットワークシステム全体として効
率的となる。
【0161】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態の適応型情報通信システムについて、図16を参照し
て説明する。
【0162】図16において、本発明の第1の実施の形
態の機能サーバ8と比較して、情報変換の機能のみを有
する機能サーバ13がネットワーク上に接続されてい
る。また、各情報端末であるパソコン3、電話機4、フ
ァクシミリ5、無線電話機6、デジタルカメラ7及び無
線携帯端末12の有する機能は、本発明の第1の実施の
形態と同じである。但し、機能サーバで行っていた端末
能力管理の機能を情報端末自身で個々に行う。
【0163】すなわち、本発明の第1の実施の形態の適
応型情報通信システムにおける機能サーバは、端末能力
管理及び情報変換の機能を有しているのに対し、本発明
の第4の実施の形態の適応型情報通信システムにおける
機能サーバは、情報変換の機能のみを有しており、端末
能力管理の機能を情報端末に持たせている。
【0164】本発明の第4の実施の形態の機能サーバ1
3の概略の構成は、図17に示されているが、本発明の
第1の実施の形態の機能サーバ8と比較して、端末能力
管理のための端末能力管理部111と端末能力判定部1
09とが設けられていないこと以外は同じである。
【0165】また、本発明の第4の実施の形態では、ネ
ットワーク1に接続された情報端末のうち、無線携帯端
末12について、図18を参照して説明することとす
る。尚、その構成は、第2の実施の形態の無線携帯端末
9と比較して、情報変換部211が設けられていないこ
と以外は同じである。
【0166】次に、本発明の第4の実施の形態の適応型
情報通信システムの動作ついて、図19,20及び図2
1を参照して説明する。尚、無線携帯端末12の端末能
力管理の動作は、第1の実施の形態の機能サーバ8の端
末能力管理の動作と同様であり、また、定期的に端末能
力を要求しても良いし、宛先情報端末に通信を行う際に
端末能力を要求しても良い。
【0167】ここで、図19,20は、本発明の第4の
実施の形態の適応型情報通信システムにおける無線携帯
端末12の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図21は、無線携帯端末12の動作に対応する機能
サーバ13の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0168】図19,20において、先ず、ステップS
601では、送信情報端末である無線情報端末12にお
いて、ユーザの情報送信の要求があるかどうか、入力操
作部212の操作により判断する。ここで、情報送信の
要求がない場合、ユーザの情報送信の要求があるまで待
ち状態となる。
【0169】情報送信の要求があった場合、ステップS
602では、ユーザが情報送信したい宛先に情報送信の
実績があるかどうか判断する。すなわち、CPU201
の指示により、RAM202内の通信履歴管理部221
が調査されて当該宛先への情報送信の実績があるかどう
か調べられる。尚、通信履歴は送信履歴のみではなく、
受信履歴に基づいても良い。
【0170】当該宛先への情報送信の実績があった場
合、ステップS603では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、当該宛先への情報送信が実施された過去の送信日時
(前回の送信日時)が所定の期日以内かどうか判断す
る。
【0171】前回の送信日時が所定の期日以内であった
場合、ステップS604では、CPU201の指示によ
り、RAM202内の通信履歴管理部221が調査され
て、その送信した時間帯での送信実績が所定の回数以上
であるかどうか判断する。
【0172】一方、ステップS605では、ステップS
602において当該宛先への情報送信の実績がない場
合、また、ステップS603において前回の送信日時が
所定の期日以内ではない場合、更に、ステップS604
において送信実績が所定の回数以上ではない場合のいず
れかの場合、情報送信の要求に含まれる送信先の宛先ユ
ーザ名から、宛先ユーザの使用可能な情報端末を特定す
るため、RAM202内のユーザデータ管理部217を
参照する。
【0173】宛先ユーザの使用可能な情報端末を把握
後、ステップS606では、端末能力管理部215を参
照して、把握した情報端末の端末能力を把握する。
【0174】次に、ステップS607では、ステップS
604において送信実績が所定の回数期日以内であった
場合、または、ステップS607において宛先情報端末
の端末能力を選択した場合、送信情報端末の送信情報を
送信するのに、最も適切な宛先ユーザの有する情報端末
(以下、「宛先情報端末」という。)及びその端末能力
を選択する。
【0175】次に、ステップS608では、CPU20
1がPHS無線制御部207を制御して、機能サーバ1
3にリンク設定の要求を出す。
【0176】ステップS608においてリンク設定され
ると、ステップS609では、機能サーバ13へ、宛先
情報端末及びその端末能力を通知し、機能サーバ13に
おいて、宛先ユーザの使用可能な情報端末の種別、その
使用可能な端末能力が把握可能とする。その後、機能サ
ーバ13へ送信情報を送信する。
【0177】機能サーバ13への送信終了後、ステップ
S610では、機能サーバ13とのリンクが切断され
る。
【0178】リンク切断の後、機能サーバ13の動作に
ついては後述する。そして、ステップS611では、機
能サーバ13の要求により、再び、リンクの設定され
る。
【0179】次に、ステップS612では、機能サーバ
13より宛先情報端末へ送信するために送信情報を変換
した変換形式、宛先情報端末の端末能力が通知される。
【0180】宛先情報端末の端末能力の通知後、ステッ
プS613では、機能サーバ13とのリンクを切断す
る。
【0181】次に、ステップS614では、宛先情報端
末へ送信するための送信情報の情報変換形式、宛先情報
端末の端末能力を表示部224に表示した後、通信履歴
をRAM202内にある通信履歴管理部221に記憶し
て終了する。
【0182】ここで、この無線携帯端末12におけるス
テップS608乃至ステップS613の一連の動作に対
応する機能サーバ13の動作は、図21のフローチャー
トに示される。
【0183】先ず、機能サーバ13の中央制御部101
により、情報端末からリンク設定の要求があるかどうか
判断される。ネットワーク1に接続されたどの情報端末
からも機能サーバ13へのリンク設定の要求がない場
合、リンク設定の要求があるまで待ちの状態となる。
【0184】接続するネットワーク1に接続された送信
側の情報端末からリンク設定の要求があった場合、その
信号が機能サーバ13のネットワークインターフェイス
(I/F)部106を介してネットワーク制御部107
に検出され、リンク設定の要求として中央制御部101
に通知される。そこで、中央制御部101は、リンク設
定の要求があると判断してネットワーク制御部107へ
リンク設定の指示を出す。
【0185】リンクの設定の指示があった場合、ステッ
プS702では、ネットワークインターフェイス(I/
F)部106を介して情報送受信部108で送信情報端
末から、宛先情報端末及びその端末能力の通知と、送信
情報とを受信できたかどうか判断する。
【0186】情報端末から上記情報を受信できた場合、
ステップS703では、送信情報端末からの送信情報を
情報送受信部108で受信し、中央制御部101の指示
により、情報変換部110を制御して、宛先情報端末及
びその端末能力の通知に基づいて送信情報を変換し、宛
先情報端末の端末能力に適合させる。
【0187】次に、ステップS704では、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、送信情報端末との間に設定していたリンクを切断
する。
【0188】次に、ステップS705では、中央制御部
101の指示によりネットワーク制御部107を制御し
て、宛先情報端末とのリンクを設定する。
【0189】ステップS705においてリンク設定され
ると、ステップS706では、ネットワーク制御部10
7を制御し、ネットワークインターフェイス(I/F)
部106を介して、宛先情報端末にその端末能力に適合
させた送信情報を送信する。
【0190】送信情報の送信終了後、ステップS707
では、中央制御部101の指示によりネットワーク制御
部107を制御して、宛先情報端末との間に設定してい
たリンクを切断する。
【0191】更に、本発明の第4の実施の形態の適応型
情報通信システムでは、ステップS708以後、情報変
換形式を通知する動作に移行する。
【0192】ステップS708では、再び、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、上記送信情報端末とのリンクを設定する。
【0193】次に、ステップS709では、宛先情報端
末に送信した情報の情報変換形式、宛先情報端末の端末
能力を送信情報端末に送信する。
【0194】次に、ステップS710では、中央制御部
101の指示により、ネットワーク制御部107を制御
して、送信情報端末との間に設定していたリンクを切断
し終了する。また、ステップS702において、送信情
報を受信できなかった場合にもリンクを切断し終了す
る。
【0195】上述のように、本発明の第4の実施の形態
の適応型情報通信システムにおいて、ある情報端末から
それ以外の情報端末へ送信情報を送信する際に、宛先と
なる宛先情報端末の端末能力を選択し、ネットワーク上
の情報変換の機能を有する機能サーバに情報を送信し、
宛先情報端末の端末能力に適合する情報変換させ、宛先
情報端末へ送信させることにより、ユーザ自身は相手の
端末能力を意識することなく情報を送信できる。一方、
受信側のユーザは、自己の有する情報端末の端末能力に
適した情報を入手できる。
【0196】
【発明の効果】以上、本発明によれば、所定時間毎に、
ネットワークに接続されている情報端末の使用可能な端
末能力の把握を行うことができ、端末能力管理を可能と
する。また、ユーザの利用可能な情報端末が多種多様で
あり、刻々と変化する情報端末の種別やその端末能力を
リアルタイムに近い状態で把握することが可能となる。
【0197】従って、自動的に宛先情報端末の端末能力
を把握することができ、送信した送信情報を宛先情報端
末の端末能力に適合させるように変換させることによ
り、送信側の情報端末と受信側の情報端末との端末能力
が異なっていても、送信側のユーザ自身は宛先の情報端
末の端末能力を意識することなく情報を送信可能であ
る。一方、受信側のユーザは、自己の有する情報端末の
端末能力に適した情報を入手できる。
【0198】また、送信側のユーザは、送信情報の変換
された情報変換方式と宛先情報端末の種別及び端末能力
とを知ることができ、受信側の宛先ユーザにどの程度、
当該送信情報の内容が伝達されたのか、つまり、情報を
送信した効果(有効性)を推論する(どの程度内容を理
解し得るかを推論する)ことができる。
【0199】また、通信日時、通信情報形式、宛先情報
端末の種別及びその端末能力を含む通信履歴情報を活用
して、送信する度に情報変換する作業を減らし、システ
ム全体の処理の効率を上げることができる。
【0200】また、端末能力管理の機能と情報変換の機
能とをネットワーク上の情報端末や機能サーバで協調し
ながら分散処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの概略の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムにおける機能サーバの概略の構成を説明するため
のブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの端末能力管理の動作について説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの情報変換の動作について説明するためのフロー
チャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの情報変換の動作について説明するためのフロー
チャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの概略の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムにおける無線携帯端末について説明するためのブ
ロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの動作について説明するためのフローチャートで
ある。
【図9】本発明の第2の実施の形態の適応型情報通信シ
ステムの動作について説明するためのフローチャートで
ある。
【図10】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムの概略の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける機能サーバの概略の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末について説明するための
ブロック図である。
【図13】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末の動作について説明する
ためのフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末の動作について説明する
ためのフローチャートである。
【図15】本発明の第3の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける機能サーバの動作について説明するた
めのフローチャートである。
【図16】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムの概略の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図17】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける機能サーバの概略の構成を説明するた
めのブロック図である。
【図18】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末について説明するための
ブロック図である。
【図19】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末の動作について説明する
ためのフローチャートである。
【図20】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける無線携帯端末の動作について説明する
ためのフローチャートである。
【図21】本発明の第4の実施の形態の適応型情報通信
システムにおける機能サーバの動作について説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2,9,10,12 無線携帯端末 3 パソコン 4 電話機 5 ファクシミリ 6 無線電話機 7 デジタルカメラ 8,11,13 機能サーバ 101 中央制御部 102 記憶装置 103 プログラム格納部 105 タイマ部 106 ネットワークインターフェイス(I/F)部 107 ネットワーク制御部 108 情報送受信部 109 端末能力判定部 110 情報変換部 111 端末能力管理部 112 端末アドレス管理部 113 ユーザデータ管理部 201 CPU 202 RAM 203 ROM 204 タイマ部 205 PHS無線部 206 ベースバンド部 207 PHS無線制御部 208 オーディオ部 209 マイク 210 スピーカ 211 情報変換部 212 入力操作部 213 バッテリ制御部 214 バッテリ 215 端末能力管理部 216 端末アドレス管理部 217 ユーザデータ管理部 218 テキスト音声変換部 219 音声認識部 220 端末能力判定部 221 通信履歴管理部 222 情報蓄積部 224 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04M 11/00 303 G06F 7/00

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報端末と機能サーバとを接続可
    能なネットワークを有する適応型情報通信システムにお
    いて、 前記情報端末の取り扱い可能な端末能力を把握して管理
    する端末能力管理手段と、 情報を変換する情報変換手段とを有し、 ある情報端末からネットワークを介してそれ以外の情報
    端末へ情報を送信する際、前記端末能力管理手段によ
    り、宛先として選択される前記情報端末及び端末能力に
    基づいて、情報変換手段により、情報端末から送信され
    た送信情報を前記宛先の情報端末の端末能力に適合させ
    るように変換させることを特徴とする適応型情報通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワーク上の機能サーバが前記
    端末能力管理手段と前記情報変換手段とを有することを
    特徴とする請求項1に記載の適応型情報通信システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワーク上の個々の情報端末が
    前記端末能力管理手段と前記情報変換手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の適応型情報通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記ネットワーク上の機能サーバが前記
    情報変換手段を有し、前記ネットワーク上の個々の情報
    端末が前記端末能力管理手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の適応型情報通信システム。
  5. 【請求項5】 前記ネットワーク上の個々の情報端末が
    前記情報変換手段を有し、前記ネットワーク上の機能サ
    ーバが前記端末能力管理手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の適応型情報通信システム。
  6. 【請求項6】 前記端末能力管理手段は、 前記ネットワークに接続している情報端末のアドレスを
    把握して管理する端末アドレス管理手段と、 前記情報端末のユーザを把握し、その情報を管理するユ
    ーザデータ管理手段とを有し、 前記ユーザデータ管理手段によりユーザを把握され、前
    記端末アドレス管理手段によりネットワーク上のアドレ
    スを把握された情報端末と通信を行うことにより情報端
    末の端末能力を把握し管理することを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の適応型情報通信システム。
  7. 【請求項7】 前記端末能力は、情報端末の取り扱い可
    能なメディア、通信プロトコル及びデータ形式を含み、
    前記ユーザデータ管理手段は、ユーザの使用可能な情報
    端末の情報を有し、前記情報変換手段は、メディア変
    換、プロトコル変換及びデータ形式変換を有することを
    特徴とする請求項6に記載の適応型情報通信システム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザデータ管理手段は、情報端末
    と通信を行うことにより情報端末のユーザの情報を把握
    することを特徴とする請求項6に記載の適応型情報通信
    システム。
  9. 【請求項9】 前記情報端末は、情報端末の備える端末
    能力のうち一部を使用不可と設定する設定手段を有し、
    前記端末能力管理手段は、情報端末と通信を行うことに
    より前記情報端末で使用可能と設定されている端末能力
    を把握することを特徴とする請求項6に記載の適応型情
    報通信システム。
  10. 【請求項10】 前記端末能力管理手段は、所定の時間
    間隔で情報端末と通信を行い、定期的に前記情報端末の
    使用可能と設定されている端末能力を把握することを特
    徴とする請求項9に記載の適応型情報通信システム。
  11. 【請求項11】 通信日時、通信情報形式、情報端末の
    種別及びその端末能力を含む通信履歴情報を蓄積する情
    報蓄積手段を更に有し、 前記通信履歴情報に基づいて、前記端末能力管理手段に
    より宛先の情報端末及び端末能力を選択させ、前記情報
    変換手段により前記送信情報を宛先の情報端末の端末能
    力に適合させるように変換させることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の適応型情報通信システ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記端末能力管理手段により宛先とし
    て選択された情報端末及び端末能力の情報と、前記情報
    変換手段により送信情報を変換させた情報変換方式の情
    報とを送信した前記情報端末に通知する通知手段を更に
    有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか又は
    11に記載の適応型情報通信システム。
  13. 【請求項13】 自動的に、宛先情報端末の端末能力を
    把握し管理する端末能力管理ステップと、送信情報端末
    からネットワークを介して送信した送信情報を宛先情報
    端末の端末能力に適合させるように変換させる情報変換
    ステップとを有する適応型情報通信方法において、 情報送信の度に、通信日時、通信情報形式、宛先情報端
    末の種別及びその端末能力を含む通信履歴情報を蓄積す
    る通信履歴情報蓄積ステップを有し、 前記通信履歴情報蓄積ステップにより蓄積された通信履
    歴情報に、宛先への情報送信の実績があり、かつ、前回
    の送信日時が所定の期日以内であり、かつ、送信実績が
    所定の回数以上であった場合、前記端末能力管理ステッ
    プにより宛先情報端末を選択せず、前回送信時に選択し
    た情報端末の種別及びその端末能力へ変換する情報変換
    形式に基づいて、前記情報変換ステップを実行すること
    を特徴とする適応型情報通信方法。
  14. 【請求項14】 前記情報通信終了後に、機能サーバよ
    りネットワークを介して情報端末に前記通信履歴が通知
    される通知ステップを更に有することを特徴とする請求
    項13に記載の適応型情報通信方法。
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