JPH11334311A - カ―カスプライ用ゴム組成物を持つタイヤ - Google Patents
カ―カスプライ用ゴム組成物を持つタイヤInfo
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- JPH11334311A JPH11334311A JP11062570A JP6257099A JPH11334311A JP H11334311 A JPH11334311 A JP H11334311A JP 11062570 A JP11062570 A JP 11062570A JP 6257099 A JP6257099 A JP 6257099A JP H11334311 A JPH11334311 A JP H11334311A
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- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/02—Elements
- C08K3/04—Carbon
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
ム組成物より成るタイヤ支持カーカスを有するタイヤを
提供する。 【解決手段】 ゴム100phrを基準にして(A)天然
のシス1,4−ポリイソプレンゴム約60〜約90phr
およびシス1,4−ポリブタジエンゴム約10〜約40
phr、(B)約110〜約135cm3/100gのDBP
値および約90〜約120g/kgの沃素吸収値を有す
るカーボンブラック約15〜約35phrならびに(C)
ロジン酸約2〜約8phrを含む、コードで強化されたゴ
ム組成物によりカーカスプライを形成し、少なくとも1
層のそのようなカーカスプライからタイヤ支持カーカス
を構成してトレッドを有するタイヤを製造する。そのよ
うなカーカスプライ用ゴム組成物によれば、支持カーカ
スに高反発弾性と低ヒストリシスを、また強化用コード
に良好な接着力が達成される。
Description
の含量が低いゴム組成物を有するカーカスプライ成分を
持つタイヤにして、そのカーボンブラックが規定される
構造と粒径を有するものであるそのようなタイヤに関す
る。
ッドと支持カーカスを用いて製造される。そのカーカス
は、通常、1層以上のゴム引きコード強化プライより構
成される。このような構成はこの技術分野の当業者には
周知である。
6,940号明細書には、5〜95phrのエポキシ化天
然ゴム、5〜85phrのシリカ、シリカカップラー、お
よびN299のようなカーボンブラックであることができる
カーボンブラックより構成され、天然ゴムおよびシス
1,4−ポリブタジエンゴムを含めて95〜5phrの他
のゴムを含んでいてもよいカーカスプライ用ゴム組成物
が開示されている。
材の含有量が約15〜約35phrのオーダーと言う比較
的少量で、かつシリカおよびそれに伴われるシリカカッ
プリング剤が存在しないかまたは少なくとも実質的に存
在しない、そのようなゴム組成物を得ることが望まし
い。
ド、およびコードで強化されたゴム組成物から成る少な
くとも1層のプライを含む支持カーカスを含んで成るタ
イヤにして、そのカーカスプライ用ゴム組成物が、ゴム
100phrを基準にして、(A)天然のシス1,4−ポ
リイソプレンゴム約60〜約90phrとシス1,4−ポ
リブタジエンゴム約10〜約40phr、(B)約110
〜約135cm3/100gの範囲のDBP値および約90
〜約120g/kgの範囲の沃素吸収値を有するカーボ
ンブラック約15〜約35phr、あるいはまた約20〜
約30phr、ならびに(C)ロジン酸(rosin acid)約
2〜約8phrを含んで成る上記のタイヤが提供される。
のゴム組成物はプライコートと称されることが多い。本
発明の説明において、“phr”なる用語は、それが使用
されている場合、“ゴム100重量部当たりの材料の重
量部数”を意味する。
イヤカーカスのコードで強化された構成要素である。1
つのタイヤカーカスの中で2つ以上のカーカスプライ成
分が使用されることが多い。カーカスプライ成分自体
は、普通、複数のコードで強化された成分であって、そ
れらのコードはプライコートと通常称されるゴム組成物
中に埋入されている。プライコート用ゴム組成物は、普
通、ゴムを、カレンダリング(calendering)法で、そ
の複数のコードの上に、それらコードが比較的大きい、
加熱された、回転している金属製の円筒状ロールを通り
越し、それらの周りを巡って通過するとき適用すること
によって施される。このゴム組成物のプライコートを適
用するカレンダリング法のみならず、タイヤのそのよう
なカーカスプライ成分もそのような技術分野の当業者に
は周知である。
を比較的低レベルで使用することが重要であるのは、ゴ
ム組成物に高反発弾性値と、結局はタイヤのころがり抵
抗性を向上(低下)させようとするものである比較的低
いヒステリシスを達成することに努めるためである。比
較的少量のカーボンブラック強化材を使用すべきである
ことから、ゴムのタイプの多くはタイヤトレッド用ゴム
組成物のために使用されることになろうが、カーカスプ
ライゴムに使用されることになろうカーボンブラックよ
り多い標準以上の構造化(a higher than normal struc
tured)(より高強化用)カーボンブラックを試してみ
ることが決定された。
が重要であるのは、そのプライコートをカレンダリング
法でコード強化材の上に適用する際に比較的大きい剪断
強さ、低いヒステリシスおよび良好な加工性能を得るこ
とに努めるためである。
改善された老化性に貢献せしめるためには、プライコー
ト用ゴム組成物において、シス1,4−ポリブタジエン
ゴムをエラストマーとして使用することが望まれる。
酸を使用することが重要であるのは、良好な元来の粘着
性も経時後の粘着性も維持しつつ、プライコードに良好
な硬化処理後の接着性を達成することに努めるためであ
る。種々のロジン酸、特に天然産のロジン酸が使用でき
るが、ただしそれらは幾らかは精製されることになろ
う。このようなロジン酸の代表的なものは、例えばウッ
ドロジン、タル油ロジンおよびガムロジンである。斯か
るロジン酸とゴム組成物中でのそれらの使用はこのよう
な技術分野の当業者には周知である。
の粘着性を向上させるためにより一般的に使用される常
用のフェノール系樹脂に代えてロジン酸を使用すること
が好ましい。これは、本発明の目的には、そのようなフ
ェノール系樹脂は必要な構造粘着性(building tack)
を与えると考えられるが、それはコードの接着力に低下
を引き起こすことが認められているからである。
予定されていないが、使用する場合でもそれは少なくと
も実質的な量ではない(即ち、10phr以下または5phr
以下で、好ましい量はゼロである)。これは、本発明で
は、明記されたカーボンブラックを含めて強化用充填材
の量を比較的低く保つことが望まれるからである。それ
故、カーボンブラックの比較的少量での使用を補うため
に、強化効果がより大きいカーボンブラック、特に相対
的に高次の構造を持つカーボンブラックが望まれる。
エポキシ化天然ゴムの使用も予定されていない。そのよ
うなゴムはプライコート用ゴム組成物に所望されない高
いヒステリシスをもたらす傾向があると考えられるから
である。
イ用ゴム組成物は、(1)エポキシ化天然ゴム、(2)
フェノール系の、特に合成によるフェノール系の粘着性
付与剤、(3)シリカ、(4)シリカカップラーおよび
/または(5)100cm3/100g未満のDBP値およ
び90g/kg未満の沃素価値を有する追加のカーボン
ブラックを認め得るような量では、特にどんな量でも含
んでいないことが好ましい。
ゴム(ビニル含量40〜60パーセント)、スチレン−
ブタジエンゴム、スチレン−イソプレンゴムおよびスチ
レン−イソプレン−ブタジエンゴムの内の少なくとも1
種から選ばれる追加のゴムを約5〜約10phrのような
約10phr以下の量でプライコート用ゴム組成物に含め
てもよい。
値による特性化は周知であって、カーボンブラックに関
するそのような値についての説明およびそれらを測定す
るASTM法は、バンダービルトのゴムハンドブック(The
Vanderbilt Rubber Handbook)、第13版(1990
年)、416〜419頁に見いだすことができる。
構造として知られているものに関係する傾向がある。典
型的には、DBP(ジブチルフタレート)値が約100〜
約160cm3/100gの範囲に入るカーボンブラッ
クのような相対的に高次の構造を持つカーボンブラック
が、タイヤトレッド用組成物の強化に用いられる。カー
カスプライ用ゴム組成物には、通常、約80〜約100
cm3/100gの範囲のDBP値を有するもののような低
次の構造を持つカーボンブラック強化材が使用される。
カーカスプライ用ゴム組成物に、より高い反発弾性と低
下したヒストリシスを達成することに努めるために、カ
ーボンブラックが比較的低レベルで用いられる。従っ
て、十分な強化を得るために約110〜約135cm3
/100gの範囲のDBP値を有するより高次の構造を持
つカーボンブラックを用いることが想定されているので
ある。
通用いることができる粒径より小さい、表面積の指標と
もなるカーボンブラックの沃素価の値で示される粒径を
持つカーボンブラックを用いることが望ましい。
化に用いられるカーボンブラックは、通常、沃素価の値
が約30〜約60g/kgの範囲であることで特徴付け
られる比較的大きい粒径のものであるが、これに対して
トレッドゴムには、通常約80〜約140g/kgの範
囲の沃素価値を有するより小さいカーボンブラックが用
いられることが多い。
素価の値が約90〜約120g/kgの範囲に入るより
小さいカーボンブラックを使用しようとするものであ
る。カーカスプライには、実際は、限定しようとするも
のではないが、例えばポリエステル、アラミドおよびナ
イロンのような色々な組成のコードを用いることができ
る。そのようなコードとそれらの構造は、それがモノフ
ィラメントであろうと、あるいは加撚フィラメントであ
ろうとにかかわらす、その技術分野の当業者には周知で
ある。
成物の調製においては、常用の配合成分を使用すること
ができる。最終仕上げタイヤにおいてそのプライコート
はタイヤの一成分として硫黄硬化される。例えば、硫黄
硬化したプライコート用ゴム組成物は、強化剤、充填
材、素練り促進剤、ピグメント、ステアリン酸、硬化促
進剤、硫黄加硫剤、オゾン亀裂防止剤、酸化防止剤、プ
ロセスオイル、活性化剤、開始剤、可塑剤、ワックス、
プレ加硫抑制剤、エクステンダーオイル等々を含めて常
用の添加剤を含んでいることができる。常用の加硫促進
剤の代表的な例に、例えばアミン類、グアニジン類、チ
オ尿素類、チオール類、イウラム類、スルフェンアミド
類、ジチオカルバメート類およびザンテート類であり、
それらは典型的には約0.3〜約3phrの量で加えられ
る。硫黄加硫剤の代表的な例に元素硫黄(フリー硫黄)
または硫黄供与性加硫剤、例えばアミンジスルフィド、
高分子ポリスルフィドまたは硫黄オレフィン付加体があ
る。硫黄加硫剤の量はゴムのタイプおよび硫黄加硫剤の
個々のタイプに依存して変わるが、一般的には約0.1
〜約3phrの範囲であり、約0.5〜約2phrの範囲が好
ましい。ゴム組成物中に存在し得る抗分解剤の代表的な
例に、モノフェノール類、ビスフェノール類、チオビス
フェノール類、ポリフェノール類、ヒドロキノン誘導
体、ホスファイト類、ホスフェートブレンド、チオエス
テル類、ナフチルアミン類、ジフェノールアミン類、さ
らには他のジアリールアミン誘導体、パラ−フェニレン
ジアミン類、キノリン類および配合アミンがある。抗分
解剤は一般に約0.1〜約10phrの範囲の量で使用さ
れ、約2〜約6phrの範囲が好ましい。アミン系抗分解
剤はしかし本発明の実施には好ましくない。使用するこ
とができる素練り促進剤の代表的な例はペンタクロロフ
ェノールで、これは約0.1〜0.4phrの範囲の量で
使用することができ、約0.2〜0.3phrの範囲が好
ましい。本発明のゴム組成物において使用することがで
きるプロセスオイルの代表的な例に、例えば脂肪族、ナ
フテン系および芳香族の各オイルがある。プロセスオイ
ルは約0〜約30phrの範囲と言う常用の量で使用する
ことができ、約5〜約15phrの範囲が通常さらに好ま
しい。開始剤は、一般に、約1〜4phrの範囲と言う常
用の量で使用され、約2〜3phrの範囲が好ましい。
きる。一次促進剤のみを使用する場合、その量は約0.
5〜約2phrの範囲である。2種以上の促進剤の組み合
わせを用いる場合、一次促進剤は一般に0.5〜1.5
phrの範囲の量で用いられ、そして二次促進剤は約0.
1〜0.5phrの範囲の量で用いられる。促進剤の組み
合わせは相乗効果を生むことが知られている。常用促進
剤の適したタイプのものは、アミン類、ジスルフィド
類、グアニジン類、チオ尿素類、チアゾール類、チウラ
ム類、スルフェンアミド類、ジチオカルバメート類およ
びザンテート類である。一次促進剤はスルフェンアミド
化合物であるのが好ましい。二次促進剤を用いる場合、
それはグアニジン化合物、ジチオカルバメート化合物ま
たはチウラム化合物であるのが好ましい。
うになっている外側の円周方向トレッド、離間した複数
のビードおよびそのトレッドから半径方向に延在し、そ
してそのトレッドとそれらビードとを接続するサイドウ
ォールを有する、概ねドーナツ形状をしたカーカスを含
んで成る。トレッドはこの技術分野の当業者であればす
ぐに分かるであろう種々の方法で組み立てられ、付形さ
れ、成形され、そしてそれを硬化することができる。
は色々なタイヤカーカス用基材ゴム組成物と一体に接着
することができる。
例示説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を限定
するものではなく、本発明を代表するものである。特に
記載されなければ、部および百分率は全て重量によるも
のである。
Banbury)中で、3段階の別個の添加段階、即ち約16
0℃の温度までの、合計4分間の非硬化発現混合段階
と、それに続く約105℃の温度までの、約2分間の、
硫黄と硬化剤が添加される硬化発現混合段階を用いて調
製した。ゴム組成物を混合するための混合段階に対して
用いられる“非硬化発現(non-productive)”および
“硬化発現(productive)”なる用語はこの技術分野の
当業者には周知である。
ものであり、ここで組成物Aは対照例(対照例A)を表
し、組成物BおよびCは追加試料の調製例(実験例Bおよ
びC)を表し、そして実験組成物D(実験例D)は本発明
組成物の代表例である。
& Rubber Company)からブデン(BUDENE:登録商標)1
208として入手。 (3)グッドイヤータイヤ&ラバー社からPLF1778とし
て入手。ナフタレン/パラフィン系プロセスオイルを3
7.5phrおよびスチレンを23.5パーセント含有す
る。ムーニー粘度(ML1+4)は約50である。表1には
乾燥重量基準で示される。 (4)追加のナフテン系/パラフィン系プロセスオイ
ル。 (5)シェネクテッドリーケミカル社(Schenectedly C
hemical Company)からSP−1068として入手。 (6)ハーウィック社(Harwick Company)から入手し
た天然の無色チャイニーズガムロジン(Chinese gum ro
sin)。
8分間硬化させた。これらゴム組成物の物理的性質を次
の表2に示す。
は米国特許第5,328,963号明細書に記載され
る。これらの結果は、実験例Dで表される、規定される
カーボンブラックを比較的低レベル(28phr)でロジ
ン酸と共に含む天然ゴム/ポリブタジエンゴムのプライ
コート用ゴム組成物は、タイヤの組み立てに有用な良好
な粘着性、タイヤ成分の耐久性に有用な高いコード接着
力、およびタイヤの転がり抵抗性を高めるのに有用な望
ましい高反発弾性値を有していたことを示している。
が、タイヤトレッド用ゴム組成物に有益な値であると考
えられるグルーブ曲げ試験法(Groove Flex test)によ
る耐曲げ疲労性が最良であったことを示している。
の代表的態様とその詳細を示したが、この技術分野の当
業者であれば、本発明にはその精神または範囲を逸脱し
ない範囲で様々な変更および修正を加え得ることは明ら
かであろう。
Claims (10)
- 【請求項1】 トレッド、およびコードで強化されたゴ
ム組成物から成る少なくとも1層のカーカスプライを含
む支持カーカスを含んで成るタイヤにして、該カーカス
プライ用ゴム組成物が、ゴム100phrを基準にして、
(A)天然のシス1,4−ポリイソプレンゴム約60〜
約90phrとシス1,4−ポリブタジエンゴム約10〜
約40phr、(B)約110〜約135cm3/100g
の範囲のDBP値および約90〜約120g/kgの範囲
の沃素吸収値を有するカーボンブラック約15〜約35
phrならびに(C)ロジン酸約2〜約8phrを含んで成る
ことを特徴とする、上記のタイヤ。 - 【請求項2】 カーカスプライ用ゴム組成物のためのロ
ジン酸が、ウッドロジン、タル油ロジンおよびガムロジ
ンの内の少なくとも1種から選ばれる天然のロジン酸で
あることを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。 - 【請求項3】 カーカスプライ用ゴム組成物がエポキシ
化天然ゴムを認め得るような量では含んでいないことを
特徴とする、請求項1または2に記載のタイヤ。 - 【請求項4】 カーカスプライ用ゴム組成物がフェノー
ル系の粘着性付与剤を認め得るような量では含んでいな
いことを特徴とする、請求項1、2または3に記載のタ
イヤ。 - 【請求項5】 カーカスプライ用ゴム組成物がシリカお
よびシリカカップラーを認め得るような量では含んでい
ないことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載
のタイヤ。 - 【請求項6】 カーカスプライ用ゴム組成物が110c
m3/100g未満のDBP値、および90g/kg未満の
沃素価の値を有するカーボンブラック強化材を認め得る
ような量では含んでいないことを特徴とする、請求項1
〜5のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項7】 カーカスプライ用ゴム組成物が、エポキ
シ化天然ゴム、フェノール系粘着性付与剤、シリカ、な
らびに110cm3/100g未満のDBP値および90g
/kg未満の沃素価値を有するカーボンブラック強化材
を認め得るような量では含んでいおらず、そしてロジン
酸がウッドロジン、タル油ロジンおよびガムロジンの内
の少なくとも1種から選ばれることを特徴とする、請求
項1に記載のタイヤ。 - 【請求項8】 カーカスプライ用のコード強化材がポリ
エステルコード、アラミドコードおよびナイロンコード
の内の少なくとも1種から選ばれることを特徴とする、
請求項1〜7項のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項9】 カーカスプライ用ゴム組成物が、中ビニ
ルポリブタジエン(ビニル含量40〜60パーセン
ト)、スチレン/ブタジエンゴム、スチレン/イソプレ
ンゴムおよびスチレン/イソプレン/ブタジエンゴムの
内の少なくとも1種から選ばれる少なくとも1種の追加
のエラストマーを約5〜約10phr含有していることを
特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のタイヤ。 - 【請求項10】 カーカスプライ用ゴム組成物がカーボ
ンブラックを約15〜約30phr含むが、エポキシ化天
然ゴム、フェノール系粘着性付与剤、シリカ、ならびに
110cm3/100g未満のDBP値および90g/kg
未満の沃素価値を有するカーボンブラック強化材を含ん
でいないことを特徴とする、請求項1に記載のタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
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