JPH10314062A - 循環型シャワー装置 - Google Patents
循環型シャワー装置Info
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- JPH10314062A JPH10314062A JP9147133A JP14713397A JPH10314062A JP H10314062 A JPH10314062 A JP H10314062A JP 9147133 A JP9147133 A JP 9147133A JP 14713397 A JP14713397 A JP 14713397A JP H10314062 A JPH10314062 A JP H10314062A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シャワーの湯水を受け集め水ポンプによって
循環利用することで湯水の節約が図れる循環型シャワー
装置を提供する。 【解決手段】 シャワーノズル11と、シャワーノズル
11から噴出された湯水を受け集めるための、内部に人
が入れる広さを有する受水槽12と、受水槽12で受け
た湯水を集める集水部13に設けられて集めた湯水を一
時的に受けるための水溜容器14と、水溜容器14で貯
め集めた湯水をシャワーノズル11に循環させるための
水ポンプ15と、水ポンプ15からシャワーノズル11
まで湯水を送水するための送水管16と、受水槽12の
周縁に支柱17a、17bで支えられ、開閉可能な入口
部を備えた防水カバー18とから構成されている。
循環利用することで湯水の節約が図れる循環型シャワー
装置を提供する。 【解決手段】 シャワーノズル11と、シャワーノズル
11から噴出された湯水を受け集めるための、内部に人
が入れる広さを有する受水槽12と、受水槽12で受け
た湯水を集める集水部13に設けられて集めた湯水を一
時的に受けるための水溜容器14と、水溜容器14で貯
め集めた湯水をシャワーノズル11に循環させるための
水ポンプ15と、水ポンプ15からシャワーノズル11
まで湯水を送水するための送水管16と、受水槽12の
周縁に支柱17a、17bで支えられ、開閉可能な入口
部を備えた防水カバー18とから構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水、湯、薬湯、牛
乳湯等をポンプによって循環させ、再利用する循環型シ
ャワー装置に関する。
乳湯等をポンプによって循環させ、再利用する循環型シ
ャワー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、身体の健全な人が、水、湯、薬
湯、牛乳湯等(以下、単に湯水と記載する)の風呂に入
る時は、先ず身体の皮膚表面の汗、脂、埃、の汚れを石
鹸で洗い流した後に、湯水を満たした浴槽につかる。し
かし、身体障害者や身体の不自由な老人のいる家庭ある
いは介護施設等での入浴時には、介護者等の助けを得て
身体の汚れを石鹸で洗い流すことはできても、入浴者の
腕や脚が不自由なため、浴槽内に入るのが困難であると
いう問題があった。そこで、身体障害者や身体の不自由
な老人が、湯水のシャワーを浴びることで、身体障害者
や身体の不自由な老人の入浴時の問題を解決していた。
湯、牛乳湯等(以下、単に湯水と記載する)の風呂に入
る時は、先ず身体の皮膚表面の汗、脂、埃、の汚れを石
鹸で洗い流した後に、湯水を満たした浴槽につかる。し
かし、身体障害者や身体の不自由な老人のいる家庭ある
いは介護施設等での入浴時には、介護者等の助けを得て
身体の汚れを石鹸で洗い流すことはできても、入浴者の
腕や脚が不自由なため、浴槽内に入るのが困難であると
いう問題があった。そこで、身体障害者や身体の不自由
な老人が、湯水のシャワーを浴びることで、身体障害者
や身体の不自由な老人の入浴時の問題を解決していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、身体の
健全な人や身体障害者や身体の不自由な老人が、シャワ
ーを浴びる場合には、シャワーノズルから噴出する湯水
の勢いで身体の汗等の汚れを流すため、シャワーノズル
から出た綺麗な湯水や身体を流れた割合汚れていない湯
水をそのまま捨て流し、シャワーを浴びている間に無駄
に使用する水量が多くなるという問題があった。そこ
で、シャワーで身体を洗い流した後の割合綺麗な湯水を
受水槽で受け集めて、導水管で水ポンプに送り、シャワ
ーに循環させることで湯水の節約を図っていた。ところ
が、以下のような問題が生じた。 受水槽で集めた湯水を水ポンプへ送る過程で、吸い
込み口付近に湯水の回転運動のために渦が発生し、この
渦によって湯水に空気が巻き込まれ、水ポンプによる送
出効果が低下する。 身体を流した後の湯水を水ポンプを用いて再利用す
るため、受水槽で集められた湯水に体毛等の目で見える
程度の比較的大きな塵が混ざり込む。 湯水を循環させて利用するため、循環中に湯水の温
度が低下する。 湯水を循環利用していくうちに、目で見えない程度
の比較的小さな塵がフィルター部材にかからずに循環し
ている湯水に混ざり込む。 身体を流した後の湯水が受水槽での跳ね返りのため
外へ飛び散る。 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、身体を洗
い流した後の比較的汚れの少ない湯水を、水ポンプを利
用して、循環利用することが可能な循環型シャワー装置
を提供することを目的とする。
健全な人や身体障害者や身体の不自由な老人が、シャワ
ーを浴びる場合には、シャワーノズルから噴出する湯水
の勢いで身体の汗等の汚れを流すため、シャワーノズル
から出た綺麗な湯水や身体を流れた割合汚れていない湯
水をそのまま捨て流し、シャワーを浴びている間に無駄
に使用する水量が多くなるという問題があった。そこ
で、シャワーで身体を洗い流した後の割合綺麗な湯水を
受水槽で受け集めて、導水管で水ポンプに送り、シャワ
ーに循環させることで湯水の節約を図っていた。ところ
が、以下のような問題が生じた。 受水槽で集めた湯水を水ポンプへ送る過程で、吸い
込み口付近に湯水の回転運動のために渦が発生し、この
渦によって湯水に空気が巻き込まれ、水ポンプによる送
出効果が低下する。 身体を流した後の湯水を水ポンプを用いて再利用す
るため、受水槽で集められた湯水に体毛等の目で見える
程度の比較的大きな塵が混ざり込む。 湯水を循環させて利用するため、循環中に湯水の温
度が低下する。 湯水を循環利用していくうちに、目で見えない程度
の比較的小さな塵がフィルター部材にかからずに循環し
ている湯水に混ざり込む。 身体を流した後の湯水が受水槽での跳ね返りのため
外へ飛び散る。 本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、身体を洗
い流した後の比較的汚れの少ない湯水を、水ポンプを利
用して、循環利用することが可能な循環型シャワー装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の循環型シャワー装置は、内部に人が入れる広さを
有する受水槽と、該受水槽で受けた湯水を集める集水部
と、該集水部で集めた湯水を揚水する水ポンプと、該水
ポンプの吐出口に基部が連結される送水管と、該送水管
の先部に連結されるシャワーノズルとを有している。請
求項2記載の循環型シャワー装置は、請求項1記載の循
環型シャワー装置において、前記集水部は、上部にフィ
ルター部材を備える水溜容器を有し、該水溜容器内には
前記水ポンプの吸水口に基部が連結される導水管の先部
が嵌入し、しかも、該導水管の先部側面には複数の入水
孔が形成されている。請求項3記載の循環型シャワー装
置は、請求項2記載の循環型シャワー装置において、前
記フィルター部材の他に、前記水ポンプの上流側又は下
流側には、活性炭濾過装置が設けられている。請求項4
記載の循環型シャワー装置は、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の循環型シャワー装置において、前記受水槽
の底部にはヒーターが設けられて、循環する湯水の加熱
を行っている。請求項5記載の循環型シャワー装置は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の循環型シャワー装
置において、前記水ポンプの吸水口の上流側又は下流側
にはヒーターが設けられて、前記シャワーノズルに供給
する湯水を加熱している。請求項6記載の循環型シャワ
ー装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の循環型
シャワー装置において、前記受水槽は、複数本の支柱に
よって支持され、しかも開閉可能な入口部を備えた防水
カバーによって少なくとも4側方が覆われている。
記載の循環型シャワー装置は、内部に人が入れる広さを
有する受水槽と、該受水槽で受けた湯水を集める集水部
と、該集水部で集めた湯水を揚水する水ポンプと、該水
ポンプの吐出口に基部が連結される送水管と、該送水管
の先部に連結されるシャワーノズルとを有している。請
求項2記載の循環型シャワー装置は、請求項1記載の循
環型シャワー装置において、前記集水部は、上部にフィ
ルター部材を備える水溜容器を有し、該水溜容器内には
前記水ポンプの吸水口に基部が連結される導水管の先部
が嵌入し、しかも、該導水管の先部側面には複数の入水
孔が形成されている。請求項3記載の循環型シャワー装
置は、請求項2記載の循環型シャワー装置において、前
記フィルター部材の他に、前記水ポンプの上流側又は下
流側には、活性炭濾過装置が設けられている。請求項4
記載の循環型シャワー装置は、請求項1〜3のいずれか
1項に記載の循環型シャワー装置において、前記受水槽
の底部にはヒーターが設けられて、循環する湯水の加熱
を行っている。請求項5記載の循環型シャワー装置は、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の循環型シャワー装
置において、前記水ポンプの吸水口の上流側又は下流側
にはヒーターが設けられて、前記シャワーノズルに供給
する湯水を加熱している。請求項6記載の循環型シャワ
ー装置は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の循環型
シャワー装置において、前記受水槽は、複数本の支柱に
よって支持され、しかも開閉可能な入口部を備えた防水
カバーによって少なくとも4側方が覆われている。
【0005】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る循環型シャワー装置の全体斜視図、図2は同底
板上に簀の子を敷いた場合の正断面図、図3は同導水管
を延長させて活性炭濾過装置とヒーターとを並列させて
設けたときの部分斜視図、図4は同集水部の斜視図、図
5は同集水部の断面図、図6は同水ポンプの断面図であ
る。
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係る循環型シャワー装置の全体斜視図、図2は同底
板上に簀の子を敷いた場合の正断面図、図3は同導水管
を延長させて活性炭濾過装置とヒーターとを並列させて
設けたときの部分斜視図、図4は同集水部の斜視図、図
5は同集水部の断面図、図6は同水ポンプの断面図であ
る。
【0006】図1、図2に示すように、本発明の一実施
の形態に係る循環型シャワー装置10は、シャワーノズ
ル11と、シャワーノズル11から噴出された湯水を受
けるための受水槽12と、受水槽12で受けた湯水を集
める集水部13に設けられてこの集めた湯水を一時的に
受けるための水溜容器14と、水溜容器14で貯め集め
た湯水をシャワーノズル11に揚水し循環させるための
水ポンプ15と、水ポンプ15からシャワーノズル11
まで湯水を送水するための送水管16と、受水槽12の
周縁に支柱17a、17bで支えられ、開閉可能な入口
部を備えた防水カバー18とから構成されている。以
下、詳細に説明する。
の形態に係る循環型シャワー装置10は、シャワーノズ
ル11と、シャワーノズル11から噴出された湯水を受
けるための受水槽12と、受水槽12で受けた湯水を集
める集水部13に設けられてこの集めた湯水を一時的に
受けるための水溜容器14と、水溜容器14で貯め集め
た湯水をシャワーノズル11に揚水し循環させるための
水ポンプ15と、水ポンプ15からシャワーノズル11
まで湯水を送水するための送水管16と、受水槽12の
周縁に支柱17a、17bで支えられ、開閉可能な入口
部を備えた防水カバー18とから構成されている。以
下、詳細に説明する。
【0007】受水槽12は、木、樹脂、FPR、シート
製で、その内部に人が入れる広さ(例えば1人用の場
合、縦200〜250cm、横150〜200cm、面
積3〜5m2 程度、数人の人が入れる広さであっても良
い)を有し、長方形状をした底板19と、底板19の周
縁に底板19に対して垂直に設けられた高さ2〜15c
m程度の側板20a、20bとで構成されている。図1
において底板19の手前側の角部最低位には、受水槽1
2で受けた湯水を次に続く集水部13へ送るための直径
3〜10cm程度の円形の吸い込み口21が設けられて
いる。また、底板19の裏面には、高さ8〜15cm程
度、厚さ3〜7cm程度のプレート状の脚20cが互い
に平行となるように複数本(例えば4本)設けられてい
て、図1において手前側にある片方の角部が最底部とな
るように、吸い込み口21のある片側に向かって緩く傾
斜させるようテーパ状に設けられて、しかも手前に向か
うに従って脚20cの高さが低くなるように設けられて
いる。そのため防水カバー18の入口部付近で底板19
が高位となり手前側で低位となっている。底板19の裏
面には、脚20cを避けて、循環する湯水を底板19で
加熱するためのヒーター20dが設けられている。集水
部13は、図4、図5に示すように、直径3〜15cm
程度、高さ2〜10cm程度の筒型の水溜容器14と、
水溜容器14で集めた湯水を水ポンプ15へ送るための
導水管24とで構成されている。水溜容器14は、上部
にフィルター部材25が備えられて、下部に導水管24
の先部が嵌入できる直径1〜5cm程度の孔が設けられ
ている。支柱17aは、鉄又はアルミニウム製で、長さ
150〜250cm程度の管状をして、受水槽12の4
つの角部で垂直に差し込み可能となっている。また、図
1に示すように、支柱17aの上端には、隣合う支柱1
7a間に水平に別の支柱17bを嵌め込むことが可能と
なるような接続部材17cが設けられている。水ポンプ
15は、保護のためや取扱い易くするために収納箱15
aに収納しておくことも可能である。送水管16は、基
部が水ポンプ15の吐出口39(図6参照)に接続され
て、防水カバー18の側面に沿って伸延して、先部が防
水カバー18の天上面から防水カバー18の内部に突出
させるように屈曲させて設けられている。送水管16の
先部には、自在に曲げることが可能な首部を有するシャ
ワーノズル11が、防水カバー18の天上面から垂れ下
げられるように設けられている。
製で、その内部に人が入れる広さ(例えば1人用の場
合、縦200〜250cm、横150〜200cm、面
積3〜5m2 程度、数人の人が入れる広さであっても良
い)を有し、長方形状をした底板19と、底板19の周
縁に底板19に対して垂直に設けられた高さ2〜15c
m程度の側板20a、20bとで構成されている。図1
において底板19の手前側の角部最低位には、受水槽1
2で受けた湯水を次に続く集水部13へ送るための直径
3〜10cm程度の円形の吸い込み口21が設けられて
いる。また、底板19の裏面には、高さ8〜15cm程
度、厚さ3〜7cm程度のプレート状の脚20cが互い
に平行となるように複数本(例えば4本)設けられてい
て、図1において手前側にある片方の角部が最底部とな
るように、吸い込み口21のある片側に向かって緩く傾
斜させるようテーパ状に設けられて、しかも手前に向か
うに従って脚20cの高さが低くなるように設けられて
いる。そのため防水カバー18の入口部付近で底板19
が高位となり手前側で低位となっている。底板19の裏
面には、脚20cを避けて、循環する湯水を底板19で
加熱するためのヒーター20dが設けられている。集水
部13は、図4、図5に示すように、直径3〜15cm
程度、高さ2〜10cm程度の筒型の水溜容器14と、
水溜容器14で集めた湯水を水ポンプ15へ送るための
導水管24とで構成されている。水溜容器14は、上部
にフィルター部材25が備えられて、下部に導水管24
の先部が嵌入できる直径1〜5cm程度の孔が設けられ
ている。支柱17aは、鉄又はアルミニウム製で、長さ
150〜250cm程度の管状をして、受水槽12の4
つの角部で垂直に差し込み可能となっている。また、図
1に示すように、支柱17aの上端には、隣合う支柱1
7a間に水平に別の支柱17bを嵌め込むことが可能と
なるような接続部材17cが設けられている。水ポンプ
15は、保護のためや取扱い易くするために収納箱15
aに収納しておくことも可能である。送水管16は、基
部が水ポンプ15の吐出口39(図6参照)に接続され
て、防水カバー18の側面に沿って伸延して、先部が防
水カバー18の天上面から防水カバー18の内部に突出
させるように屈曲させて設けられている。送水管16の
先部には、自在に曲げることが可能な首部を有するシャ
ワーノズル11が、防水カバー18の天上面から垂れ下
げられるように設けられている。
【0008】図2に示すように、底面19の裏面に設け
たヒーター20dを使用している間に底面19が熱を帯
びてくるため、底面19に簀の子20eを敷いておくこ
とも可能である。
たヒーター20dを使用している間に底面19が熱を帯
びてくるため、底面19に簀の子20eを敷いておくこ
とも可能である。
【0009】図3は、循環する湯水を浄化するための活
性炭濾過装置22と循環する湯水を加熱するためのヒー
ター23とを、延長させた導水管24に並べて設けた時
の一例を示す。活性炭濾過装置22やヒーター23を送
水管16に設けることも可能であるが、水ポンプ15の
送水効率の低下防止や水量節約のため導水管24に設け
た方が望ましい。活性炭濾過装置22の代わりに、素焼
板層、砂層等を幾層か重ね合わせた層構造を持つ濾過装
置を使用してもよい。ヒーター23は湯水を循環移動さ
せながら加熱可能なものを使用する。
性炭濾過装置22と循環する湯水を加熱するためのヒー
ター23とを、延長させた導水管24に並べて設けた時
の一例を示す。活性炭濾過装置22やヒーター23を送
水管16に設けることも可能であるが、水ポンプ15の
送水効率の低下防止や水量節約のため導水管24に設け
た方が望ましい。活性炭濾過装置22の代わりに、素焼
板層、砂層等を幾層か重ね合わせた層構造を持つ濾過装
置を使用してもよい。ヒーター23は湯水を循環移動さ
せながら加熱可能なものを使用する。
【0010】図4及び図5に示すように、集水部13
は、直径3〜15cm程度の水溜容器14と、水溜容器
14の上部に取付けられたフィルター部材25と、水溜
容器14の下部から先部が嵌入できる導水管24とで構
成されている。フィルター部材25は、上側から順にス
ポンジ26と金網27とを重ねて構成されている。ま
た、底板19の吸い込み口21の裏面側の周縁には筒形
の補助部28が、吸い込み口21と集水部13のフィル
ター部材25とが嵌合可能となるように、設けられてい
る。集水部13の導水管24の先部側面には、直径0.
3〜0.5cm程度の複数個(6〜10個程度)の入水
孔29が設けられており、導水管24の先部の入水孔2
9から入った湯水は導水管24を通って、導水管24の
基部から水ポンプ15へと吸収される。ここで、導水管
24の基部先端は、導水管24内の湯水が水ポンプ15
内の通過口35(図6参照)に吸収され易くするため
に、切り口面の法線方向が通過口35に向くように斜め
に切断されている。
は、直径3〜15cm程度の水溜容器14と、水溜容器
14の上部に取付けられたフィルター部材25と、水溜
容器14の下部から先部が嵌入できる導水管24とで構
成されている。フィルター部材25は、上側から順にス
ポンジ26と金網27とを重ねて構成されている。ま
た、底板19の吸い込み口21の裏面側の周縁には筒形
の補助部28が、吸い込み口21と集水部13のフィル
ター部材25とが嵌合可能となるように、設けられてい
る。集水部13の導水管24の先部側面には、直径0.
3〜0.5cm程度の複数個(6〜10個程度)の入水
孔29が設けられており、導水管24の先部の入水孔2
9から入った湯水は導水管24を通って、導水管24の
基部から水ポンプ15へと吸収される。ここで、導水管
24の基部先端は、導水管24内の湯水が水ポンプ15
内の通過口35(図6参照)に吸収され易くするため
に、切り口面の法線方向が通過口35に向くように斜め
に切断されている。
【0011】ところで、本発明の実施の形態とは異なっ
て、例えば、導水管24の先部上面に複数個の入水孔が
設けられている場合、吸い込み口21で発生した渦をそ
のまま導水管24に吸い込むことになる。この時、渦と
共に空気までも巻き込むため、水ポンプ15へ吸い込ま
れる湯水の空気混入量が多くなり、水ポンプ15に含ま
れた湯水と空気の混合体積が大きくなる。この結果、後
述する羽根車38(図6参照)の同じ回転に対する水量
の吐出効率を低下することになり、シャワーノズル11
からシャワーとして噴出する湯水の勢いを低下させるこ
とになる。また、導水管24の内部の湯水に渦によって
乱流が生じるため羽根車38にかかる負担が大きくな
り、その結果、水ポンプ15の吐出効率を低下させるこ
とになる。そこで、本発明の実施の形態では、導水管2
4の先部側面に複数個(例えば6〜8個程度)の入水孔
29を設けた。このように設けることで、吸い込み口2
1で発生した渦の回転中心直線を直角に曲げることで、
渦を水溜容器14内で消去させることができる。このた
め、渦に巻き込まれて水ポンプ15に吸水される湯水の
中に混入する空気の量を大幅に減少させることができ、
空気混入量の少ない湯水が水ポンプ15に吸引される。
この結果、水ポンプ15から送出される湯水の送出力が
向上できる。
て、例えば、導水管24の先部上面に複数個の入水孔が
設けられている場合、吸い込み口21で発生した渦をそ
のまま導水管24に吸い込むことになる。この時、渦と
共に空気までも巻き込むため、水ポンプ15へ吸い込ま
れる湯水の空気混入量が多くなり、水ポンプ15に含ま
れた湯水と空気の混合体積が大きくなる。この結果、後
述する羽根車38(図6参照)の同じ回転に対する水量
の吐出効率を低下することになり、シャワーノズル11
からシャワーとして噴出する湯水の勢いを低下させるこ
とになる。また、導水管24の内部の湯水に渦によって
乱流が生じるため羽根車38にかかる負担が大きくな
り、その結果、水ポンプ15の吐出効率を低下させるこ
とになる。そこで、本発明の実施の形態では、導水管2
4の先部側面に複数個(例えば6〜8個程度)の入水孔
29を設けた。このように設けることで、吸い込み口2
1で発生した渦の回転中心直線を直角に曲げることで、
渦を水溜容器14内で消去させることができる。このた
め、渦に巻き込まれて水ポンプ15に吸水される湯水の
中に混入する空気の量を大幅に減少させることができ、
空気混入量の少ない湯水が水ポンプ15に吸引される。
この結果、水ポンプ15から送出される湯水の送出力が
向上できる。
【0012】図6に示すように、水ポンプ15は、上下
に2室構造となっており、下段に貯水室30を、上段に
出水室31を有して構成されている。貯水室30には、
側面下部に吸水口32と、栓33を有する排水口34と
が設けられている。貯水室30の上面には、通過口35
と、貯水室30の内部の湯水を通過口35へ導くための
放射状のガイド36とが設けられている。出水室31に
は、モーターの動力を回転軸37を介して伝える羽根車
38と、出水室31の上方には湯水を送出するための吐
出口39とが設けられている。吐出口39から送出され
た湯水は送水管16を通って再度シャワーノズル11へ
と循環される。
に2室構造となっており、下段に貯水室30を、上段に
出水室31を有して構成されている。貯水室30には、
側面下部に吸水口32と、栓33を有する排水口34と
が設けられている。貯水室30の上面には、通過口35
と、貯水室30の内部の湯水を通過口35へ導くための
放射状のガイド36とが設けられている。出水室31に
は、モーターの動力を回転軸37を介して伝える羽根車
38と、出水室31の上方には湯水を送出するための吐
出口39とが設けられている。吐出口39から送出され
た湯水は送水管16を通って再度シャワーノズル11へ
と循環される。
【0013】次に、本実施の形態に係る循環型シャワー
装置10の動作について説明する。シャワーを浴びる
際、入浴者は受水槽12の中に入る。身体の汚れがひど
い場合には、先ず石鹸を使って身体を綺麗にする。この
時、身体を洗い流した後の湯水は、汚れがひどいため、
水ポンプ15を導水管24から外して、受水槽12から
吸い込み口21を通過させてそのまま外部へ排出するよ
うにする。受水槽12の中でシャワーを浴びる場合に、
滑りを防止するためやヒーター20dにより熱を帯びた
底板19に直接触れないように、底板19の上に簀の子
20eを敷き、この簀の子20eの上で入浴者の体汗を
洗い流せばよい。また、受水槽12から外部への湯水の
飛び跳ねを防止するために、受水槽12の底板19の周
りをビニールや樹脂製で入口の開閉が可能な防水カバー
18や衝立等で少なくとも4側方に覆いをして使用する
ことも可能である。さらに、入浴者のプライバシー保護
のために覆いを不透明とすることも可能である。体を洗
い流した後の割合に綺麗な湯水は、受水槽12で受け集
められ、底板19の低部の吸い込み口21へと流され
る。
装置10の動作について説明する。シャワーを浴びる
際、入浴者は受水槽12の中に入る。身体の汚れがひど
い場合には、先ず石鹸を使って身体を綺麗にする。この
時、身体を洗い流した後の湯水は、汚れがひどいため、
水ポンプ15を導水管24から外して、受水槽12から
吸い込み口21を通過させてそのまま外部へ排出するよ
うにする。受水槽12の中でシャワーを浴びる場合に、
滑りを防止するためやヒーター20dにより熱を帯びた
底板19に直接触れないように、底板19の上に簀の子
20eを敷き、この簀の子20eの上で入浴者の体汗を
洗い流せばよい。また、受水槽12から外部への湯水の
飛び跳ねを防止するために、受水槽12の底板19の周
りをビニールや樹脂製で入口の開閉が可能な防水カバー
18や衝立等で少なくとも4側方に覆いをして使用する
ことも可能である。さらに、入浴者のプライバシー保護
のために覆いを不透明とすることも可能である。体を洗
い流した後の割合に綺麗な湯水は、受水槽12で受け集
められ、底板19の低部の吸い込み口21へと流され
る。
【0014】体を洗い流した後の湯水には、皮膚表面の
汗、脂、埃等の汚れや体毛が含まれており、そのまま洗
い用のシャワー水として再度循環使用することは非衛生
的である。このため、受水槽12で集められた湯水を浄
化させるためにフィルター部材25に通過させる。その
後、循環利用すれば衛生的な湯水でシャワーを浴びるこ
とができる。集められた湯水が余りにもひどい汚れの場
合には、水ポンプ15に送らずにそのまま吸い込み口2
1から流し捨てればよい。フィルター部材25は、汚れ
具合に応じて取り替え可能であるし、またフィルター部
材25の層の材質や層の厚さ等の内部層構造を変えるこ
とも可能である。循環させている湯水の汚れがフィルタ
ー部材25では除去できない様な微細な汚れの場合に
は、濾過層として活性炭を用いた活性炭濾過装置22を
水ポンプ15の吸水口32の上流側又は下流側(例え
ば、送水管16又は導水管24の延長部分)に設けるこ
とで循環水の内部に含まれる埃や垢や雑菌等の微細な汚
れまでも浄化させることが可能となる。また、湯水を循
環利用している間に湯水が冷却してくるため、ヒーター
20d又はヒーター23を利用することで、湯水を加熱
しながらシャワーを浴びることが可能となる。その後、
シャワーを浴びれば、身体を洗い流した後の湯水を再利
用してもそれ程ひどく汚れていないため衛生的に問題は
ないし、湯水の節約が可能となる。具体的には、最低量
で2〜10リットル程度の水量でシャワーによる身体の
洗い流しが可能となる。
汗、脂、埃等の汚れや体毛が含まれており、そのまま洗
い用のシャワー水として再度循環使用することは非衛生
的である。このため、受水槽12で集められた湯水を浄
化させるためにフィルター部材25に通過させる。その
後、循環利用すれば衛生的な湯水でシャワーを浴びるこ
とができる。集められた湯水が余りにもひどい汚れの場
合には、水ポンプ15に送らずにそのまま吸い込み口2
1から流し捨てればよい。フィルター部材25は、汚れ
具合に応じて取り替え可能であるし、またフィルター部
材25の層の材質や層の厚さ等の内部層構造を変えるこ
とも可能である。循環させている湯水の汚れがフィルタ
ー部材25では除去できない様な微細な汚れの場合に
は、濾過層として活性炭を用いた活性炭濾過装置22を
水ポンプ15の吸水口32の上流側又は下流側(例え
ば、送水管16又は導水管24の延長部分)に設けるこ
とで循環水の内部に含まれる埃や垢や雑菌等の微細な汚
れまでも浄化させることが可能となる。また、湯水を循
環利用している間に湯水が冷却してくるため、ヒーター
20d又はヒーター23を利用することで、湯水を加熱
しながらシャワーを浴びることが可能となる。その後、
シャワーを浴びれば、身体を洗い流した後の湯水を再利
用してもそれ程ひどく汚れていないため衛生的に問題は
ないし、湯水の節約が可能となる。具体的には、最低量
で2〜10リットル程度の水量でシャワーによる身体の
洗い流しが可能となる。
【0015】フィルター部材25で浄化された湯水は、
集水部13の水溜容器14に一時的に貯留される。集水
部13の内部の導水管24には先部側面に入水孔29が
設けられている。このため、吸い込み口21の付近で生
じる渦を消去させることができる。集水部13の湯水
は、入水孔29を通過して、導水管24を流れて、水ポ
ンプ15へと送られる。水ポンプ15では羽根車38を
使った遠心送水作用によって、吐出口39から水ポンプ
15の外部へと送出させられる。水ポンプ15から送水
された湯水は、送水管16を通って再びシャワーノズル
11へと送られる。このように、湯水を浄化し、循環さ
せて再利用することで、節水が可能となり、更に少量の
湯水でシャワーを浴びることができる。また、この湯水
を循環させ、薬水、牛乳水等のシャワーを浴びること
で、湯水の風呂に入浴した時と同様の皮膚表面への薬用
効能やマッサージ効果等を得ることが可能となる。更に
変形として、循環型シャワー装置の全体の大きさを、縦
30〜60cm程度、横20〜40cm程度とすること
で、単に手足洗い用の小型の循環型シャワー装置として
使用することも可能となる。
集水部13の水溜容器14に一時的に貯留される。集水
部13の内部の導水管24には先部側面に入水孔29が
設けられている。このため、吸い込み口21の付近で生
じる渦を消去させることができる。集水部13の湯水
は、入水孔29を通過して、導水管24を流れて、水ポ
ンプ15へと送られる。水ポンプ15では羽根車38を
使った遠心送水作用によって、吐出口39から水ポンプ
15の外部へと送出させられる。水ポンプ15から送水
された湯水は、送水管16を通って再びシャワーノズル
11へと送られる。このように、湯水を浄化し、循環さ
せて再利用することで、節水が可能となり、更に少量の
湯水でシャワーを浴びることができる。また、この湯水
を循環させ、薬水、牛乳水等のシャワーを浴びること
で、湯水の風呂に入浴した時と同様の皮膚表面への薬用
効能やマッサージ効果等を得ることが可能となる。更に
変形として、循環型シャワー装置の全体の大きさを、縦
30〜60cm程度、横20〜40cm程度とすること
で、単に手足洗い用の小型の循環型シャワー装置として
使用することも可能となる。
【0016】
【発明の効果】請求項1〜6記載の循環型シャワー装置
おいては、受水槽と集水部と、湯水を揚水する水ポンプ
と、送水管によって連結されるシャワーノズルとを有し
ている。このため、湯水を循環使用することにより少量
の湯水の使用でシャワーを浴びることが可能となり、そ
の結果、湯水の節約が可能となる。特に、請求項2記載
の循環型シャワー装置は、フィルター部材を備える水溜
容器を有し、導水管の先部側面に入水孔が形成されてい
る。このため、循環する湯水に含まれる体毛等の塵をフ
ィルター部材で浄化させながらシャワーを浴びることが
できる。また、吸い込み口に生じる渦を消去することが
でき、水ポンプの排出効率の低下を防止することが可能
となる。請求項3記載の循環型シャワー装置は、フィル
ター部材の他に、活性炭濾過装置が設けられている。こ
のため、フィルター部材では除去できない微細な汚れの
除去、湯水の脱臭、湯水の脱色等ができ、衛生的で綺麗
な湯水でシャワーを浴びることが可能となる。請求項4
記載の循環型シャワー装置は、受水槽の底部にヒーター
が設けられているので、シャワーを浴びている間に循環
する湯水の加熱を行うことが可能となる。請求項5記載
の循環型シャワー装置は、水ポンプの吸水口の上流側又
は下流側にはヒーターが設けられて、シャワーノズルに
供給する湯水を加熱している。請求項6記載の循環型シ
ャワー装置は、開閉可能な入口部を備えた防水カバーに
よって覆われている。このため、シャワーを浴びている
間の湯水の外への飛び跳ねを防止することが可能とな
る。また、不透明な防水カバーを使用することで、シャ
ワーを浴びている間、入浴者のプライバシーを保護する
ことが可能となる。
おいては、受水槽と集水部と、湯水を揚水する水ポンプ
と、送水管によって連結されるシャワーノズルとを有し
ている。このため、湯水を循環使用することにより少量
の湯水の使用でシャワーを浴びることが可能となり、そ
の結果、湯水の節約が可能となる。特に、請求項2記載
の循環型シャワー装置は、フィルター部材を備える水溜
容器を有し、導水管の先部側面に入水孔が形成されてい
る。このため、循環する湯水に含まれる体毛等の塵をフ
ィルター部材で浄化させながらシャワーを浴びることが
できる。また、吸い込み口に生じる渦を消去することが
でき、水ポンプの排出効率の低下を防止することが可能
となる。請求項3記載の循環型シャワー装置は、フィル
ター部材の他に、活性炭濾過装置が設けられている。こ
のため、フィルター部材では除去できない微細な汚れの
除去、湯水の脱臭、湯水の脱色等ができ、衛生的で綺麗
な湯水でシャワーを浴びることが可能となる。請求項4
記載の循環型シャワー装置は、受水槽の底部にヒーター
が設けられているので、シャワーを浴びている間に循環
する湯水の加熱を行うことが可能となる。請求項5記載
の循環型シャワー装置は、水ポンプの吸水口の上流側又
は下流側にはヒーターが設けられて、シャワーノズルに
供給する湯水を加熱している。請求項6記載の循環型シ
ャワー装置は、開閉可能な入口部を備えた防水カバーに
よって覆われている。このため、シャワーを浴びている
間の湯水の外への飛び跳ねを防止することが可能とな
る。また、不透明な防水カバーを使用することで、シャ
ワーを浴びている間、入浴者のプライバシーを保護する
ことが可能となる。
【図1】図1は本発明の一実施の形態に係る循環型シャ
ワー装置の全体斜視図である。
ワー装置の全体斜視図である。
【図2】図2は同底板上に簀の子を敷いた場合の正断面
図である。
図である。
【図3】図3は同導水管に活性炭濾過装置とヒーターと
を並列させて設けたときの部分斜視図である。
を並列させて設けたときの部分斜視図である。
【図4】図4は同集水部の斜視図である。
【図5】図5は同集水部の断面図である。
【図6】図6は同水ポンプの断面図である。
10 循環型シャワー装置 11 シャワー
ノズル 12 受水槽 13 集水部 14 水溜容器 15 水ポンプ 15a 収納箱 16 送水管 17a 支柱 17b 支柱 17c 接続部材 18 防水カバ
ー 19 底板 20a 側板 20b 側板 20c 脚 20d ヒーター 20e 簀の子 21 吸い込み口 22 活性炭濾
過装置 23 ヒーター 24 導水管 25 フィルター部材 26 スポンジ 27 金網 28 補助部
(底板19の一部) 29 入水孔 30 貯水室 31 出水室 32 吸水口 33 栓 34 排出口 35 通過口 36 ガイド 37 回転軸 38 羽根車 39 吐出口
ノズル 12 受水槽 13 集水部 14 水溜容器 15 水ポンプ 15a 収納箱 16 送水管 17a 支柱 17b 支柱 17c 接続部材 18 防水カバ
ー 19 底板 20a 側板 20b 側板 20c 脚 20d ヒーター 20e 簀の子 21 吸い込み口 22 活性炭濾
過装置 23 ヒーター 24 導水管 25 フィルター部材 26 スポンジ 27 金網 28 補助部
(底板19の一部) 29 入水孔 30 貯水室 31 出水室 32 吸水口 33 栓 34 排出口 35 通過口 36 ガイド 37 回転軸 38 羽根車 39 吐出口
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に人が入れる広さを有する受水槽
と、該受水槽で受けた湯水を集める集水部と、該集水部
で集めた湯水を揚水する水ポンプと、該水ポンプの吐出
口に基部が連結される送水管と、該送水管の先部に連結
されるシャワーノズルとを有することを特徴とする循環
型シャワー装置。 - 【請求項2】 前記集水部は、上部にフィルター部材を
備える水溜容器を有し、該水溜容器内には前記水ポンプ
の吸水口に基部が連結される導水管の先部が嵌入し、し
かも、該導水管の先部側面には複数の入水孔が形成され
ている請求項1記載の循環型シャワー装置。 - 【請求項3】 前記フィルター部材の他に、前記水ポン
プの上流側又は下流側には、活性炭濾過装置が設けられ
ている請求項2記載の循環型シャワー装置。 - 【請求項4】 前記受水槽の底部にはヒーターが設けら
れて、循環する湯水の加熱を行う請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の循環型シャワー装置。 - 【請求項5】 前記水ポンプの吸水口の上流側又は下流
側にはヒーターが設けられて、前記シャワーノズルに供
給する湯水を加熱している請求項1〜3のいずれか1項
に記載の循環型シャワー装置。 - 【請求項6】 前記受水槽は、複数本の支柱によって支
持され、しかも開閉可能な入口部を備えた防水カバーに
よって少なくとも4側方が覆われている請求項1〜5の
いずれか1項に記載の循環型シャワー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9147133A JPH10314062A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 循環型シャワー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9147133A JPH10314062A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 循環型シャワー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10314062A true JPH10314062A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15423319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9147133A Pending JPH10314062A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 循環型シャワー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10314062A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008020288A3 (es) * | 2006-08-14 | 2008-04-24 | Gomez Del Campo Juan M Cordero | Regadera ahorradora de agua |
CN102697411A (zh) * | 2011-10-24 | 2012-10-03 | 张振兴 | 简易人体淋浴装置 |
GB2497264A (en) * | 2010-06-16 | 2013-06-12 | Mark Lee | A recirculating shower |
KR20150072053A (ko) * | 2013-12-19 | 2015-06-29 | 김재구 | 물의 낭비를 최소화하기 위한 샤워기 조립체 |
CN111677059A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-09-18 | 甘秀坚 | 一种淋浴废水收集装置 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP9147133A patent/JPH10314062A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008020288A3 (es) * | 2006-08-14 | 2008-04-24 | Gomez Del Campo Juan M Cordero | Regadera ahorradora de agua |
GB2497264A (en) * | 2010-06-16 | 2013-06-12 | Mark Lee | A recirculating shower |
CN102697411A (zh) * | 2011-10-24 | 2012-10-03 | 张振兴 | 简易人体淋浴装置 |
KR20150072053A (ko) * | 2013-12-19 | 2015-06-29 | 김재구 | 물의 낭비를 최소화하기 위한 샤워기 조립체 |
CN111677059A (zh) * | 2020-07-03 | 2020-09-18 | 甘秀坚 | 一种淋浴废水收集装置 |
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