JPH1026264A - 配管用吊りバンド - Google Patents
配管用吊りバンドInfo
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- JPH1026264A JPH1026264A JP8253913A JP25391396A JPH1026264A JP H1026264 A JPH1026264 A JP H1026264A JP 8253913 A JP8253913 A JP 8253913A JP 25391396 A JP25391396 A JP 25391396A JP H1026264 A JPH1026264 A JP H1026264A
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- nut
- band
- suspension band
- suspension
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/10—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/1075—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members, the two members being joined with a hinge on one side and fastened together on the other side
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/14—Hangers in the form of bands or chains
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は使い勝手の良さが更に改善された配管
用吊りバンドを明らかにすることを目的とするものであ
る。 【解決手段】天井スラブなどに上端が固定される吊りボ
ルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部に
ボルト及びナットによって吊りバンドの両端部が固定さ
れる型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックル
の少なくとも一方の脚部と吊りバンドの一方の端部とが
ナットにより結合されており、このナットを回転しない
状態に固定すると共に、吊りバンドの他方の端部に用意
されるボルトがクリップにより脱落を防止した状態で、
且つ、自由に回転できる状態に取り付けられていること
を特徴とする配管用吊りバンドである。
用吊りバンドを明らかにすることを目的とするものであ
る。 【解決手段】天井スラブなどに上端が固定される吊りボ
ルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部に
ボルト及びナットによって吊りバンドの両端部が固定さ
れる型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックル
の少なくとも一方の脚部と吊りバンドの一方の端部とが
ナットにより結合されており、このナットを回転しない
状態に固定すると共に、吊りバンドの他方の端部に用意
されるボルトがクリップにより脱落を防止した状態で、
且つ、自由に回転できる状態に取り付けられていること
を特徴とする配管用吊りバンドである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス・水道等の配
管を天井等から吊り下げるのに用いられる配管用吊りバ
ンドに関する。
管を天井等から吊り下げるのに用いられる配管用吊りバ
ンドに関する。
【0002】
【従来の技術】配管用吊りバンドとしては図8に示す構
成が広く利用されている。このタイプのものは原形が実
公昭29−12480号公報に開示されている。このタ
イプの配管用吊りバンドは、吊りボルト1の上端を天井
スラブに埋め込んだインサートの雌ネジに固定し、この
吊りボルト1にナット2を介してターンバックル3を高
さ調節自在に取り付け、更にこのターンバックル3の両
脚部3A・3Bにヒンジ機構4で連結されている吊りバ
ンド5A・5Bのそれぞれの端部をボルト6及びナット
7で締め付けることにより配管8を固定する構成であ
る。この構成を変形した様々なタイプのものが提案ない
し実施されている。
成が広く利用されている。このタイプのものは原形が実
公昭29−12480号公報に開示されている。このタ
イプの配管用吊りバンドは、吊りボルト1の上端を天井
スラブに埋め込んだインサートの雌ネジに固定し、この
吊りボルト1にナット2を介してターンバックル3を高
さ調節自在に取り付け、更にこのターンバックル3の両
脚部3A・3Bにヒンジ機構4で連結されている吊りバ
ンド5A・5Bのそれぞれの端部をボルト6及びナット
7で締め付けることにより配管8を固定する構成であ
る。この構成を変形した様々なタイプのものが提案ない
し実施されている。
【0003】実際の作業では、図示の配管用吊りバンド
を天井スラブに埋め込んだインサートに固定する作業を
前もって行っておき、次いで、実際に配管8を固定する
作業を行う。配管8を固定する際には、ナット7を一度
取り去って、吊りバンド5Bの側を解放し、配管8を内
側に通して後、この吊りバンド5Bを原位置に戻してナ
ット7による締め付けを行う。
を天井スラブに埋め込んだインサートに固定する作業を
前もって行っておき、次いで、実際に配管8を固定する
作業を行う。配管8を固定する際には、ナット7を一度
取り去って、吊りバンド5Bの側を解放し、配管8を内
側に通して後、この吊りバンド5Bを原位置に戻してナ
ット7による締め付けを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示す配管用吊り
バンドにおいて、ターンバックル3の脚部3A・3B及
び吊りバンド5A・5Bの端部に用意されているボルト
孔が所謂バカ穴であるために、配管8を取り付ける段階
でナット7を取り去って、吊りバンド5Bを仮想線で示
す状態に解放させると、ボルト6が中間金具3から脱落
してしまうことがしばしば生じている。このため、吊り
バンド5Bを解放するために取り外したナット7を再び
ボルト6に取り付ける仮止めが必要であった。
バンドにおいて、ターンバックル3の脚部3A・3B及
び吊りバンド5A・5Bの端部に用意されているボルト
孔が所謂バカ穴であるために、配管8を取り付ける段階
でナット7を取り去って、吊りバンド5Bを仮想線で示
す状態に解放させると、ボルト6が中間金具3から脱落
してしまうことがしばしば生じている。このため、吊り
バンド5Bを解放するために取り外したナット7を再び
ボルト6に取り付ける仮止めが必要であった。
【0005】この点、作業性を改善した技術として次の
構成が知られている。即ち、実開昭59−17447
5号公報に示される技術は、ターンバックルと吊りバン
ドとを締め付けバンドでリベット接合している。実公
昭56−35588号公報に示される技術は、ターンバ
ックルと吊りバンドとを一体成形すると共に、吊りバン
ドの根本に穿設した孔に、吊りバンドの先端に設けた突
起を掛け止めする構成である。実開平4−10759
2号公報に示される技術は、ターンバックルと下端解放
の吊りバンドを一体成形すると共に、吊りバンドの下端
解放部の一方にボルトナットを回動自在に固定してお
き、吊りバンドの下端解放部の他方に設けた切欠部に挿
入して締め付ける構成である。実開昭63−4528
1号公報に示される技術は、ターンバックルを吊りバン
ド兼用とすると共に、吊りバンドの先端に回動自在に固
定したナットでターンバックルに螺合される全ネジ支持
棒にネジ止めする構成である。
構成が知られている。即ち、実開昭59−17447
5号公報に示される技術は、ターンバックルと吊りバン
ドとを締め付けバンドでリベット接合している。実公
昭56−35588号公報に示される技術は、ターンバ
ックルと吊りバンドとを一体成形すると共に、吊りバン
ドの根本に穿設した孔に、吊りバンドの先端に設けた突
起を掛け止めする構成である。実開平4−10759
2号公報に示される技術は、ターンバックルと下端解放
の吊りバンドを一体成形すると共に、吊りバンドの下端
解放部の一方にボルトナットを回動自在に固定してお
き、吊りバンドの下端解放部の他方に設けた切欠部に挿
入して締め付ける構成である。実開昭63−4528
1号公報に示される技術は、ターンバックルを吊りバン
ド兼用とすると共に、吊りバンドの先端に回動自在に固
定したナットでターンバックルに螺合される全ネジ支持
棒にネジ止めする構成である。
【0006】然しながら、上記の〜に示す技術で
は、支持された配管にウオーターハンマー現象が生じる
と配管が脱落する虞があるし、上記の技術では作業性
の改善にはならない。
は、支持された配管にウオーターハンマー現象が生じる
と配管が脱落する虞があるし、上記の技術では作業性
の改善にはならない。
【0007】本発明者は、上記した作業性の悪さを解消
し、片手で配管の支持(取り付け)作業を行うことがで
きる勝手のよい、しかも強固に固定することができる配
管用吊りバンドを特願平7−256826〜7号で明ら
かにしたが、その後の研究により、更なる改善の余地を
見出し本発明に至った。
し、片手で配管の支持(取り付け)作業を行うことがで
きる勝手のよい、しかも強固に固定することができる配
管用吊りバンドを特願平7−256826〜7号で明ら
かにしたが、その後の研究により、更なる改善の余地を
見出し本発明に至った。
【0008】上記から明らかなように、本発明は使い勝
手の良さが更に改善された配管用吊りバンドを明らかに
することを第1の目的とするものである。
手の良さが更に改善された配管用吊りバンドを明らかに
することを第1の目的とするものである。
【0009】本発明の第2の目的は、天井等に固定され
たインサートの位置や、取付け固定状況に支障や不都合
(設計上のミスや施工ミス)がある場合にも、設計通り
の配管支持を行うことができる配管用吊りバンドを提供
することにある。
たインサートの位置や、取付け固定状況に支障や不都合
(設計上のミスや施工ミス)がある場合にも、設計通り
の配管支持を行うことができる配管用吊りバンドを提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明に係る配管用吊りバンドは、天井スラブ
などに上端が固定される吊りボルトの下端側に取り付け
られるターンバックルの脚部にボルト及びナットによっ
て吊りバンドの両端部が固定される型式の配管用吊りバ
ンドにおいて、ターンバックルの少なくとも一方の脚部
と吊りバンドの一方の端部とがナットにより結合されて
おり、このナットを回転しない状態に固定すると共に、
吊りバンドの他方の端部に用意されるボルトがクリップ
により脱落を防止した状態で、且つ、自由に回転できる
状態に取り付けられていることを特徴とする。
るための本発明に係る配管用吊りバンドは、天井スラブ
などに上端が固定される吊りボルトの下端側に取り付け
られるターンバックルの脚部にボルト及びナットによっ
て吊りバンドの両端部が固定される型式の配管用吊りバ
ンドにおいて、ターンバックルの少なくとも一方の脚部
と吊りバンドの一方の端部とがナットにより結合されて
おり、このナットを回転しない状態に固定すると共に、
吊りバンドの他方の端部に用意されるボルトがクリップ
により脱落を防止した状態で、且つ、自由に回転できる
状態に取り付けられていることを特徴とする。
【0011】上記第1及び第2の目的を達成するための
本発明に係る配管用吊りバンドは天井スラブなどに上端
が固定される吊りボルトの下端側に取り付けられるター
ンバックルの脚部にボルト及びナットによって吊りバン
ドの両端部が固定される型式の配管用吊りバンドにおい
て、ターンバックルの少なくとも一方の脚部と吊りバン
ドの一方の端部とがナットにより結合されており、吊り
バンドの他方の端部に用意されるボルトがクリップによ
り脱落を防止した状態で、且つ、自由に回転できる状態
に取り付けられており、しかも前記ナットは該ボルトの
螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、吊りバン
ドとターンバックルとを回動操作すれば該ナットを枢軸
として回動できる程度に締付け結合されていることを特
徴とする。
本発明に係る配管用吊りバンドは天井スラブなどに上端
が固定される吊りボルトの下端側に取り付けられるター
ンバックルの脚部にボルト及びナットによって吊りバン
ドの両端部が固定される型式の配管用吊りバンドにおい
て、ターンバックルの少なくとも一方の脚部と吊りバン
ドの一方の端部とがナットにより結合されており、吊り
バンドの他方の端部に用意されるボルトがクリップによ
り脱落を防止した状態で、且つ、自由に回転できる状態
に取り付けられており、しかも前記ナットは該ボルトの
螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、吊りバン
ドとターンバックルとを回動操作すれば該ナットを枢軸
として回動できる程度に締付け結合されていることを特
徴とする。
【0012】
【発明の実施の態様】本発明に係る配管用吊りバンド
を、図1〜図4に従って説明する。図1において、吊り
ボルト1は、その上端側が天井スラブに埋め込んだイン
サートの雌ネジに固定されるものであり、この吊りボル
ト1にナット2を介してターンバックル3を高さ調節自
在に取り付け、更に、このターンバックル3の両脚部3
A・3Bに、ヒンジ機構4(蝶番式、組式、提灯式の何
れでもよい)で連結されている吊りバンド5A・5Bの
それぞれの端部をボルト6及びナット7により取り付け
ることにより配管8を固定する構成である。
を、図1〜図4に従って説明する。図1において、吊り
ボルト1は、その上端側が天井スラブに埋め込んだイン
サートの雌ネジに固定されるものであり、この吊りボル
ト1にナット2を介してターンバックル3を高さ調節自
在に取り付け、更に、このターンバックル3の両脚部3
A・3Bに、ヒンジ機構4(蝶番式、組式、提灯式の何
れでもよい)で連結されている吊りバンド5A・5Bの
それぞれの端部をボルト6及びナット7により取り付け
ることにより配管8を固定する構成である。
【0013】図8に示した従来の吊りバンドにおいて
は、普通のボルト及びナットによりターンバックル3の
両脚部3A・3Bと吊りバンド5A・5Bの上端との締
め付けが行われる構成であり、このことから上記した使
い勝手の悪さが生じていた。
は、普通のボルト及びナットによりターンバックル3の
両脚部3A・3Bと吊りバンド5A・5Bの上端との締
め付けが行われる構成であり、このことから上記した使
い勝手の悪さが生じていた。
【0014】そこで、図1に示す如く、一方の吊りバン
ド5Aの上端と、ターンバックル3の両脚部3A・3B
とをナット7で連結すると共に、このナット7を固いカ
シメ止め・熔接・接着等の手法でボルトの回転に従って
伴回りしないように固定し、他方の吊りバンド5Bの端
部には、ボルト6をクリップ9により脱落を防止すると
共に回動自在に固定する。従って、図1に示すように、
ボルト6をナット7で固定しない状態にしてもボルト6
が脱落することがない。
ド5Aの上端と、ターンバックル3の両脚部3A・3B
とをナット7で連結すると共に、このナット7を固いカ
シメ止め・熔接・接着等の手法でボルトの回転に従って
伴回りしないように固定し、他方の吊りバンド5Bの端
部には、ボルト6をクリップ9により脱落を防止すると
共に回動自在に固定する。従って、図1に示すように、
ボルト6をナット7で固定しない状態にしてもボルト6
が脱落することがない。
【0015】図1に示す態様では、一方の吊りバンド5
Aの上端と、ターンバックル3の脚部3A・3Bとが連
結されており、ナット7は回転不能に固定されており、
従って、ボルト6を回転させてもナット7は伴回りしな
い構成となっている。故に、締め付けに際してボルト6
とナット7の両者を手で押さえる必要がないので、片手
による作業が可能である。
Aの上端と、ターンバックル3の脚部3A・3Bとが連
結されており、ナット7は回転不能に固定されており、
従って、ボルト6を回転させてもナット7は伴回りしな
い構成となっている。故に、締め付けに際してボルト6
とナット7の両者を手で押さえる必要がないので、片手
による作業が可能である。
【0016】尚、ターンバックル3の一方の脚部3Bの
端部だけをナット7による固定からフリーにしておく構
成も本発明に包含される。
端部だけをナット7による固定からフリーにしておく構
成も本発明に包含される。
【0017】ナット7を回転できないように固定するに
は、固いカシメ止め・熔接・接着等の手法が採用される
が、図示の状態からシーソーのように多少動き、角度調
節できるようにすると、ボルト6を取り付ける際に手操
作が楽になる。
は、固いカシメ止め・熔接・接着等の手法が採用される
が、図示の状態からシーソーのように多少動き、角度調
節できるようにすると、ボルト6を取り付ける際に手操
作が楽になる。
【0018】また、請求項2に示すように、ナットは該
ボルトの螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、
吊りバンドとターンバックルとを回動操作すれば該ナッ
トを枢軸として回動できる程度に締付け結合されている
構成を採用することで次のような作用効果が得られる。
即ち、天井等に固定(埋設、取付け)されたインサート
の位置について多少の設計ミスがあったり、設計変更が
あったり、或いは、インサート固定時の施工ミス等で正
確な固定(垂直固定)ができなかったりして、配管の位
置と、インサートに吊り下げられた吊りボルト1との位
置に誤差が生じた際にも、ターンバックル3と吊りバン
ド5の結合角度を調節することで、配管施工できる。
ボルトの螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、
吊りバンドとターンバックルとを回動操作すれば該ナッ
トを枢軸として回動できる程度に締付け結合されている
構成を採用することで次のような作用効果が得られる。
即ち、天井等に固定(埋設、取付け)されたインサート
の位置について多少の設計ミスがあったり、設計変更が
あったり、或いは、インサート固定時の施工ミス等で正
確な固定(垂直固定)ができなかったりして、配管の位
置と、インサートに吊り下げられた吊りボルト1との位
置に誤差が生じた際にも、ターンバックル3と吊りバン
ド5の結合角度を調節することで、配管施工できる。
【0019】また、ナット7は、雌ネジ部分にボルト6
の先端を案内できるよう、外側に向かって開いた開口を
持つことが好ましい。
の先端を案内できるよう、外側に向かって開いた開口を
持つことが好ましい。
【0020】図2に示す態様は、ターンバックル3と吊
りバンド5Aとを単一の板材で形成した例を示すもので
ある。他の部分の構成は上記した実施例と同一である。
りバンド5Aとを単一の板材で形成した例を示すもので
ある。他の部分の構成は上記した実施例と同一である。
【0021】図3に示すように、本発明の別の実施例で
は、吊りバンド5Aの長さを、配管8の円周の二分の一
より大で配管が挿入可能な範囲とされる。このように構
成することにより、ボルト6とナット7とを解放した状
態でも、配管8は吊りバンド5Aに支持されており、従
って手で押さえていなくとも脱落することがない。
は、吊りバンド5Aの長さを、配管8の円周の二分の一
より大で配管が挿入可能な範囲とされる。このように構
成することにより、ボルト6とナット7とを解放した状
態でも、配管8は吊りバンド5Aに支持されており、従
って手で押さえていなくとも脱落することがない。
【0022】図8に示す従来の配管用吊りバンドのナッ
ト7は、内側空間の全長にわたり雌ネジが設けられてい
るため、ナット7の雌ネジに対して垂直方向からボルト
6を差し込んで回転させないと、斜め状態の差し込みで
はネジ山が噛み合わず締め付けることができない。然し
ながら、ボルト6が吊りバンド5Bの先端に固定されて
いることから、吊りバンド5Bの側を回動して行くと、
どうしても斜め方向からの差し込みとなり片手操作によ
る垂直方向からの適正な差し込みが困難となる場合が生
じる。
ト7は、内側空間の全長にわたり雌ネジが設けられてい
るため、ナット7の雌ネジに対して垂直方向からボルト
6を差し込んで回転させないと、斜め状態の差し込みで
はネジ山が噛み合わず締め付けることができない。然し
ながら、ボルト6が吊りバンド5Bの先端に固定されて
いることから、吊りバンド5Bの側を回動して行くと、
どうしても斜め方向からの差し込みとなり片手操作によ
る垂直方向からの適正な差し込みが困難となる場合が生
じる。
【0023】ナット7としては、雌ネジが内部空間の全
長にわたって配設されている従来型のナットではなく、
雌ネジの前段に案内孔が設けられているものが好ましく
利用される。案内孔は、雌ネジに向かって徐々に内径が
小となる、孔全体がテーパー状である態様と、雌ネジの
内径よりも大である内径の案内孔とし、雌ネジの直前位
置でテーパーが設けられている態様が採用できる。テー
パーに移行する部分は段部のないカーブであることがよ
り好ましい。このように構成することで、従来型のナッ
トでは、雌ネジに対して垂直方向からの差し込みを行わ
ないとボルトを挿入することが困難であるが、斜め方向
からボルト6を差し込んでも、案内孔の働きでボルト6
の先端を雌ネジに簡単に係合させることができ、ボルト
6を片手操作でナット7に係合させる作業を非常にに容
易化するものであり、使い勝手が格段に改善される。
長にわたって配設されている従来型のナットではなく、
雌ネジの前段に案内孔が設けられているものが好ましく
利用される。案内孔は、雌ネジに向かって徐々に内径が
小となる、孔全体がテーパー状である態様と、雌ネジの
内径よりも大である内径の案内孔とし、雌ネジの直前位
置でテーパーが設けられている態様が採用できる。テー
パーに移行する部分は段部のないカーブであることがよ
り好ましい。このように構成することで、従来型のナッ
トでは、雌ネジに対して垂直方向からの差し込みを行わ
ないとボルトを挿入することが困難であるが、斜め方向
からボルト6を差し込んでも、案内孔の働きでボルト6
の先端を雌ネジに簡単に係合させることができ、ボルト
6を片手操作でナット7に係合させる作業を非常にに容
易化するものであり、使い勝手が格段に改善される。
【0024】図4に従ってクリップ9を説明する。クリ
ップ9は、例えば、弾性を有する細い(例えば0.7m
m程度)鉄線その他の弾性金属線で形成されるものであ
り、中央部を屈曲させてリング9Aを形成した後に交差
9Bさせ、更にその延長部を湾曲させてボルト6への係
合部9Cを形成すると共に残部を交差9Dさせてから延
長部9Eとする。リング9Aと交差9Bとにより弾性が
生じ、延長部9Eを挟み込み方向に押圧することで係合
部9Cの直径を広げることができ、押圧していた延長部
9Eを解放すれば、係合部9Cは弾力により復元し、ボ
ルト6を挟み込むことになる。従って、クリップ9を極
めて簡単にボルト6に取り付けることができる。
ップ9は、例えば、弾性を有する細い(例えば0.7m
m程度)鉄線その他の弾性金属線で形成されるものであ
り、中央部を屈曲させてリング9Aを形成した後に交差
9Bさせ、更にその延長部を湾曲させてボルト6への係
合部9Cを形成すると共に残部を交差9Dさせてから延
長部9Eとする。リング9Aと交差9Bとにより弾性が
生じ、延長部9Eを挟み込み方向に押圧することで係合
部9Cの直径を広げることができ、押圧していた延長部
9Eを解放すれば、係合部9Cは弾力により復元し、ボ
ルト6を挟み込むことになる。従って、クリップ9を極
めて簡単にボルト6に取り付けることができる。
【0025】また、この態様では、交差9Bと交差9D
とで鉄線を撚った状態となっているので、ボルト6をナ
ット7に取り付けた際にはワッシャと同様に働き、ボル
ト6のゆるみが防止される機能がある。上記に限らず撚
らない構成とすることもできる。上記したクリップ9
は、細い鉄線で形成する外、銅線やアルミニウム線など
の金属線でも構成することができ、合成樹脂材(難燃性
のものが好ましい)で形成することも可能である。
とで鉄線を撚った状態となっているので、ボルト6をナ
ット7に取り付けた際にはワッシャと同様に働き、ボル
ト6のゆるみが防止される機能がある。上記に限らず撚
らない構成とすることもできる。上記したクリップ9
は、細い鉄線で形成する外、銅線やアルミニウム線など
の金属線でも構成することができ、合成樹脂材(難燃性
のものが好ましい)で形成することも可能である。
【0026】図5〜図7は、クリップ9の他の実施態様
を示すものである。図5に示す態様では、図4に示した
クリップ9のリング9Aに代えてトライアングル状の構
成として弾性を付与したもので、中央部にボルト係合部
9Cが形成され、延長部9E側からボルト6に押し込む
だけで、ボルト6に係合部9Cを簡単に係合させること
ができる。
を示すものである。図5に示す態様では、図4に示した
クリップ9のリング9Aに代えてトライアングル状の構
成として弾性を付与したもので、中央部にボルト係合部
9Cが形成され、延長部9E側からボルト6に押し込む
だけで、ボルト6に係合部9Cを簡単に係合させること
ができる。
【0027】図6に示す態様は、リング9Aの弾性を利
用する点は、図4に示したクリップ9と同様であるが、
交差9B及び9Dを持たない構成である。図5に示した
態様と同様に、中央部にボルト係合部9Cが形成されて
おり、延長部9Eの側からボルト6に押し込むだけで、
ボルト6に係合部9Cを係合させることができる。
用する点は、図4に示したクリップ9と同様であるが、
交差9B及び9Dを持たない構成である。図5に示した
態様と同様に、中央部にボルト係合部9Cが形成されて
おり、延長部9Eの側からボルト6に押し込むだけで、
ボルト6に係合部9Cを係合させることができる。
【0028】以上、図4〜6に従って説明したクリップ
9の態様においては、クリップ9の取り付け位置を正確
にするため、ボルト6の側に溝条を環状に設けておいて
もよい。
9の態様においては、クリップ9の取り付け位置を正確
にするため、ボルト6の側に溝条を環状に設けておいて
もよい。
【0029】図7に示す態様は、クリップ9を略R字状
に形成し、直線部分をボルト6に設けたピン孔に差し込
み、リング9A部分の弾性を利用して、ボルト係合部9
Cに抱き込んだボルト6からの脱落を防止する構成であ
る。延長部9Eを直線部分から離間する方向に引けば、
ボルト6から外すことができる。尚、この実施態様で
は、前述した他の実施態様と異なり、ボルト6の回転に
従ってクリップ9の位置がボルト6の頭の方向に移動す
ることがないので、クリップ9の直線部分を差し込むピ
ン孔は、ボルト6の頭に近い位置に設ける必要がある。
に形成し、直線部分をボルト6に設けたピン孔に差し込
み、リング9A部分の弾性を利用して、ボルト係合部9
Cに抱き込んだボルト6からの脱落を防止する構成であ
る。延長部9Eを直線部分から離間する方向に引けば、
ボルト6から外すことができる。尚、この実施態様で
は、前述した他の実施態様と異なり、ボルト6の回転に
従ってクリップ9の位置がボルト6の頭の方向に移動す
ることがないので、クリップ9の直線部分を差し込むピ
ン孔は、ボルト6の頭に近い位置に設ける必要がある。
【0030】尚、図7に示した実施態様のクリップ9で
あっても、ボルト6にピン孔を設けることなく、前述し
た他の実施態様のクリップ9と同様の手法でボルト6に
取り付けることも可能である。
あっても、ボルト6にピン孔を設けることなく、前述し
た他の実施態様のクリップ9と同様の手法でボルト6に
取り付けることも可能である。
【0031】ボルト6の先端をナット7の開口に突き入
れ、その傾斜に沿って雌ネジに案内するが、このとき、
ボルト6を貫通させる吊りバンド5Bの端部の開口を長
孔にしておき、ボルト6を動かすことができる構成とす
ると、ボルト6をナット7に係合させる操作が簡易とな
る。
れ、その傾斜に沿って雌ネジに案内するが、このとき、
ボルト6を貫通させる吊りバンド5Bの端部の開口を長
孔にしておき、ボルト6を動かすことができる構成とす
ると、ボルト6をナット7に係合させる操作が簡易とな
る。
【0032】ナット7の雌ネジに係合したボルト6を回
転させるにつれて、ボルト6の雄ネジ部分の略中間位置
にあるクリップ9は、ナット7の開口部の周縁に当接す
ることになるから、更に回転させれば、ボルト6の頭方
向に移動することになる。クリップ9の最終的な位置
は、ボルト6の最終的締め付け位置によって定まる。
転させるにつれて、ボルト6の雄ネジ部分の略中間位置
にあるクリップ9は、ナット7の開口部の周縁に当接す
ることになるから、更に回転させれば、ボルト6の頭方
向に移動することになる。クリップ9の最終的な位置
は、ボルト6の最終的締め付け位置によって定まる。
【0033】本発明の実施態様としては、ナット7に変
え、切り起こしによるタッピングネジ構成とすること、
又は切起した部分に雌ネジを切っておく構成を採用する
ことが挙げられる。
え、切り起こしによるタッピングネジ構成とすること、
又は切起した部分に雌ネジを切っておく構成を採用する
ことが挙げられる。
【0034】
【発明の効果】本発明に係る配管用吊りバンドによれ
ば、配管を取り付ける際に、ボルトとナットとを解放し
ても、それぞれはターンバックルの脚部或いは吊りバン
ドの端部から脱落することがない。従って、従来の吊り
バンドによる作業で必要であったボルトやナットの押え
や仮止め作業が不要であり、頭記第1の目的を達成でき
る。加えて請求項2の発明によれば、ナットは該ボルト
の螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、吊りバ
ンドとターンバックルとを回動操作すれば該ナットを枢
軸として回動できる程度に締付け結合されているので、
例え設計通りの施工がされていないインサートに吊り下
げられた吊りボルトに対しても、ナットを枢軸として、
ターンバックルと吊りバンドとの結合角度を調節する操
作を行うことにより、配管の吊り下げ施工が可能とな
る。しかも片手によってボルトとナットの締め付けを行
うに際しても、ナットには案内孔が設けられている態様
によれば、ボルトをナットの雌ネジに対して容易に垂直
な姿勢にすることができるので、非常に使い勝手がよ
く、著しい作業能率の向上が得られる利点がある。
ば、配管を取り付ける際に、ボルトとナットとを解放し
ても、それぞれはターンバックルの脚部或いは吊りバン
ドの端部から脱落することがない。従って、従来の吊り
バンドによる作業で必要であったボルトやナットの押え
や仮止め作業が不要であり、頭記第1の目的を達成でき
る。加えて請求項2の発明によれば、ナットは該ボルト
の螺合操作の際に伴回りすることがないと共に、吊りバ
ンドとターンバックルとを回動操作すれば該ナットを枢
軸として回動できる程度に締付け結合されているので、
例え設計通りの施工がされていないインサートに吊り下
げられた吊りボルトに対しても、ナットを枢軸として、
ターンバックルと吊りバンドとの結合角度を調節する操
作を行うことにより、配管の吊り下げ施工が可能とな
る。しかも片手によってボルトとナットの締め付けを行
うに際しても、ナットには案内孔が設けられている態様
によれば、ボルトをナットの雌ネジに対して容易に垂直
な姿勢にすることができるので、非常に使い勝手がよ
く、著しい作業能率の向上が得られる利点がある。
【0035】更に、ボルトを回転可能な状態で吊りバン
ドの一方の端部に固定するクリップとして、弾性を有す
る細い鉄線で形成されるクリップを利用する態様によれ
ば、クリップの端部を抓んでボルト係合部を開くだけで
ボルトのネジ部に簡単且つ確実に取り付けることがで
き、例えば、合成樹脂製のリングをボルトのネジ部に嵌
め込む方式などと比較して、組立作業が極めて簡単なの
で生産コストの低減にメリットがある。また、金属製と
することにより、合成樹脂製と異なり火災の際に有毒ガ
スなどを発生させることがない利点もある。
ドの一方の端部に固定するクリップとして、弾性を有す
る細い鉄線で形成されるクリップを利用する態様によれ
ば、クリップの端部を抓んでボルト係合部を開くだけで
ボルトのネジ部に簡単且つ確実に取り付けることがで
き、例えば、合成樹脂製のリングをボルトのネジ部に嵌
め込む方式などと比較して、組立作業が極めて簡単なの
で生産コストの低減にメリットがある。また、金属製と
することにより、合成樹脂製と異なり火災の際に有毒ガ
スなどを発生させることがない利点もある。
【図1】本発明の実施例を示す一部断面図
【図2】本発明の他の実施例を示す一部断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す一部断面図
【図4】クリップの拡大平面図
【図5】クリップの他の実施態様を示す拡大平面図
【図6】クリップの他の実施態様を示す拡大平面図
【図7】クリップの他の実施態様を示す拡大平面図
【図8】従来品を示す正面図
1−吊りボルト 2−ナット 3−ターンバックル 3A−脚部 3B−脚部 4−ヒンジ機構 5−吊りバンド(全体) 5A−吊りバンド 5B−吊りバンド 5C−透孔 6−ボルト 7−ナット 8−配管 9−クリップ 9A−リング 9B−交差 9C−ボルト係合部 9D−交差 9E−延長部
Claims (2)
- 【請求項1】天井スラブなどに上端が固定される吊りボ
ルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部に
ボルト及びナットによって吊りバンドの両端部が固定さ
れる型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックル
の少なくとも一方の脚部と吊りバンドの一方の端部とが
ナットにより結合されており、このナットを回転しない
状態に固定すると共に、吊りバンドの他方の端部に用意
されるボルトがクリップにより脱落を防止した状態で、
且つ、自由に回転できる状態に取り付けられていること
を特徴とする配管用吊りバンド。 - 【請求項2】天井スラブなどに上端が固定される吊りボ
ルトの下端側に取り付けられるターンバックルの脚部に
ボルト及びナットによって吊りバンドの両端部が固定さ
れる型式の配管用吊りバンドにおいて、ターンバックル
の少なくとも一方の脚部と吊りバンドの一方の端部とが
ナットにより結合されており、吊りバンドの他方の端部
に用意されるボルトがクリップにより脱落を防止した状
態で、且つ、自由に回転できる状態に取り付けられてお
り、しかも前記ナットは該ボルトの螺合操作の際に伴回
りすることがないと共に、吊りバンドとターンバックル
とを回動操作すれば該ナットを枢軸として回動できる程
度に締付け結合されていることを特徴とする配管用吊り
バンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8253913A JPH1026264A (ja) | 1996-05-07 | 1996-09-04 | 配管用吊りバンド |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-137689 | 1996-05-07 | ||
JP13768996 | 1996-05-07 | ||
JP8253913A JPH1026264A (ja) | 1996-05-07 | 1996-09-04 | 配管用吊りバンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1026264A true JPH1026264A (ja) | 1998-01-27 |
Family
ID=26470918
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8253913A Pending JPH1026264A (ja) | 1996-05-07 | 1996-09-04 | 配管用吊りバンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1026264A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779762B2 (en) | 2002-08-06 | 2004-08-24 | Akagi Co., Ltd | Fastener for laying pipes |
WO2010013896A3 (ko) * | 2008-07-28 | 2010-03-25 | Kim Dai Sik | 설치각이 가변되는 배관지지용 행거 |
CN112728216A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 中石化工建设有限公司 | 一种便于安装的管道支架 |
-
1996
- 1996-09-04 JP JP8253913A patent/JPH1026264A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6779762B2 (en) | 2002-08-06 | 2004-08-24 | Akagi Co., Ltd | Fastener for laying pipes |
WO2010013896A3 (ko) * | 2008-07-28 | 2010-03-25 | Kim Dai Sik | 설치각이 가변되는 배관지지용 행거 |
CN112728216A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 中石化工建设有限公司 | 一种便于安装的管道支架 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060308 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060411 |