JPH0335671Y2 - - Google Patents
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- JPH0335671Y2 JPH0335671Y2 JP19117584U JP19117584U JPH0335671Y2 JP H0335671 Y2 JPH0335671 Y2 JP H0335671Y2 JP 19117584 U JP19117584 U JP 19117584U JP 19117584 U JP19117584 U JP 19117584U JP H0335671 Y2 JPH0335671 Y2 JP H0335671Y2
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- JP
- Japan
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- tugboat
- ship
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000004397 blinking Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
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- Audible And Visible Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上上の利用分野]
本考案は、曳航指示装置に係り、特にタグボー
トに配置され、本船に対し行うべき作業をタグボ
ートに指示する装置に関し、タグボートが本船を
曳航、係船する場合に利用できるものである。
トに配置され、本船に対し行うべき作業をタグボ
ートに指示する装置に関し、タグボートが本船を
曳航、係船する場合に利用できるものである。
[背景技術とその問題点]
従来において、複数のタグボートに本船の曳
航、係船作業を行わせる場合、本船の船橋で監視
するパイロツトまたは船長が無線機によりそれぞ
れのタグボートに指示を与えていた。このため無
線機の調子不良や混信により指示が正確に伝達さ
れない場合があつた。特にタグボートに与えられ
る指示はタグボート毎に相違し、例えば各タグボ
ートの本船に対する位置や、本船を押す、引くと
きのタグボートの機関出力、更にはこの押す、引
くの方向等はそれぞれのタグボートによつて異な
り、従つて本船からの指示内容は複雑であり、そ
れぞれのタグボートに正確に伝達するのが難しい
とともに、その伝達に時間がかかつていた。
航、係船作業を行わせる場合、本船の船橋で監視
するパイロツトまたは船長が無線機によりそれぞ
れのタグボートに指示を与えていた。このため無
線機の調子不良や混信により指示が正確に伝達さ
れない場合があつた。特にタグボートに与えられ
る指示はタグボート毎に相違し、例えば各タグボ
ートの本船に対する位置や、本船を押す、引くと
きのタグボートの機関出力、更にはこの押す、引
くの方向等はそれぞれのタグボートによつて異な
り、従つて本船からの指示内容は複雑であり、そ
れぞれのタグボートに正確に伝達するのが難しい
とともに、その伝達に時間がかかつていた。
[考案の目的]
本考案は以上の如き従来の問題点に鑑み、これ
を解決すべくなされたものである。本考案の目的
はそれぞれのタグボートにタグボートが行うべき
作業を画面により指示でき、従つてこの指示を容
易に理解できるようになり、またこの指示の内容
が複雑であつても迅速、正確に伝達でき、従つて
タグボートの曳航、係船作業の作業性向上を図る
ことができる曳航指示装置を提供するところにあ
る。
を解決すべくなされたものである。本考案の目的
はそれぞれのタグボートにタグボートが行うべき
作業を画面により指示でき、従つてこの指示を容
易に理解できるようになり、またこの指示の内容
が複雑であつても迅速、正確に伝達でき、従つて
タグボートの曳航、係船作業の作業性向上を図る
ことができる曳航指示装置を提供するところにあ
る。
[問題点を解決するための手段および作用]
このため本考案の構成は、本船の曳航、係船作
業を行うタグボートに配置される装置であつて、
少なくとも本船からの信号を受ける受信手段と、
タグボートが本船に対し行うべき作業を画面表示
する表示手段と、前記受信手段が受けた本船から
の信号を解読、処理して前記表示手段にこの信号
の内容を表示させる信号処理手段とからなるとこ
ろに特徴を有する。
業を行うタグボートに配置される装置であつて、
少なくとも本船からの信号を受ける受信手段と、
タグボートが本船に対し行うべき作業を画面表示
する表示手段と、前記受信手段が受けた本船から
の信号を解読、処理して前記表示手段にこの信号
の内容を表示させる信号処理手段とからなるとこ
ろに特徴を有する。
[実施例]
第1図は本実施例に係る装置1の全体外観図で
あり、この装置1は携帯式であつてそれぞれのタ
グボートに持ち運ばれて操舵室に配置される。装
置1の上面1Aにはこの装置1が持ち運ばれたタ
グボートが本船に対し行うべき作業を画面で表示
する表示部2と、複数のキー3Aからなり、これ
らのキー3Aのなかから特定キーを選択して押し
操作することによりタグボートから本船に所定事
項を連絡するための操作部3と、本船との間で音
声により従来の無線機と同様に連絡し合うための
マイクロフオン4、スピーカ5と、電源スイツチ
Sとが設けられる。マイクロフオン4、スピーカ
5は装置1に無線機としての機能をも具備させる
ために設けたものであつて、これらは必要に応じ
て使用される伝達手段である。
あり、この装置1は携帯式であつてそれぞれのタ
グボートに持ち運ばれて操舵室に配置される。装
置1の上面1Aにはこの装置1が持ち運ばれたタ
グボートが本船に対し行うべき作業を画面で表示
する表示部2と、複数のキー3Aからなり、これ
らのキー3Aのなかから特定キーを選択して押し
操作することによりタグボートから本船に所定事
項を連絡するための操作部3と、本船との間で音
声により従来の無線機と同様に連絡し合うための
マイクロフオン4、スピーカ5と、電源スイツチ
Sとが設けられる。マイクロフオン4、スピーカ
5は装置1に無線機としての機能をも具備させる
ために設けたものであつて、これらは必要に応じ
て使用される伝達手段である。
前記表示部2は1個の大画面部6と2個の小画
面部7,8とからなる。大画面部6にはブラウン
管或いは液晶等によるデイスプレイ方式により図
形及び文字が表示され、小画面7,8には液晶に
より、或いは半透明の文字表示板を装置1の内部
に収納した光源で照明することにより文字が表示
される。
面部7,8とからなる。大画面部6にはブラウン
管或いは液晶等によるデイスプレイ方式により図
形及び文字が表示され、小画面7,8には液晶に
より、或いは半透明の文字表示板を装置1の内部
に収納した光源で照明することにより文字が表示
される。
大画面部6の表示図形は船形平面図形9と複数
の矢印図形10で、大画面6の略中央部に表示さ
れる船形平面図形9は本船を示し、船形平面図形
9の周囲に表示される矢印図形10はそれぞれの
タグボートを示す。矢印図形10は本船に対する
タグボートの位置及び進行方向、並びに本船に対
し行うべきタグボートの押し作業、引き作業の区
別を視覚的に伝達するためのものであり、複数の
矢印図形10のうち1つの矢印図形10Aは他の
矢印図形10とは異なる表示方法で表示される。
この矢印図形10Aはこの装置1が配置された当
該タグボートを示すもので、他のタグボートと容
易に識別できるようにされている。矢印図形10
を他の矢印図形10と異ならせることは、例えば
他の矢印図形10を点線で表示するのに対し矢印
図形10Aを実線で表示すること、或いは矢印図
形10と矢印図形10Aの色に濃淡の差をつける
ことにより行われる。尚、本船から当該タグボー
トに作業準備に入れとの指示を与える場合のよう
にタグボートに注意を喚起させることが必要なと
きは矢印図形10Aを点滅させる構成としてもよ
い。また当該タグボートの作業準備が終了した場
合のようにタグボートが前の状態とは異なる状態
になつたときは矢印図形10Aの色を変化させる
ようにしてもよい。
の矢印図形10で、大画面6の略中央部に表示さ
れる船形平面図形9は本船を示し、船形平面図形
9の周囲に表示される矢印図形10はそれぞれの
タグボートを示す。矢印図形10は本船に対する
タグボートの位置及び進行方向、並びに本船に対
し行うべきタグボートの押し作業、引き作業の区
別を視覚的に伝達するためのものであり、複数の
矢印図形10のうち1つの矢印図形10Aは他の
矢印図形10とは異なる表示方法で表示される。
この矢印図形10Aはこの装置1が配置された当
該タグボートを示すもので、他のタグボートと容
易に識別できるようにされている。矢印図形10
を他の矢印図形10と異ならせることは、例えば
他の矢印図形10を点線で表示するのに対し矢印
図形10Aを実線で表示すること、或いは矢印図
形10と矢印図形10Aの色に濃淡の差をつける
ことにより行われる。尚、本船から当該タグボー
トに作業準備に入れとの指示を与える場合のよう
にタグボートに注意を喚起させることが必要なと
きは矢印図形10Aを点滅させる構成としてもよ
い。また当該タグボートの作業準備が終了した場
合のようにタグボートが前の状態とは異なる状態
になつたときは矢印図形10Aの色を変化させる
ようにしてもよい。
大画面部6の左右の一方の端部にはスペース6
Aが確保され、このスペース6Aに本船からこの
装置1が配置されたタグボートに与えられる指
示、及び当該タグボートから本船に伝達した連絡
事項が英文の文字11として表示される。本実施
例ではこの文字11は上下二段に分けて二種類1
1A,11Bに表示されるようになつており、上
段の文字11Aは例えばタグボートに作業を開始
させることを指示する「START」の文字であ
り、下段の文字11Bは例えばタグボートの機関
出力の大きさを指示する「HALF」の文字であ
る。
Aが確保され、このスペース6Aに本船からこの
装置1が配置されたタグボートに与えられる指
示、及び当該タグボートから本船に伝達した連絡
事項が英文の文字11として表示される。本実施
例ではこの文字11は上下二段に分けて二種類1
1A,11Bに表示されるようになつており、上
段の文字11Aは例えばタグボートに作業を開始
させることを指示する「START」の文字であ
り、下段の文字11Bは例えばタグボートの機関
出力の大きさを指示する「HALF」の文字であ
る。
前記小画面部7,8には本船に対し当該タグボ
ートが行うべき押し作業、引き作業の作業種類が
英文の文字12で表示され、この文字12を読取
ると同時に前記矢印図形10Aの位置、方向を認
識することにより、当該タグボートが本船のどの
場所をどの方向に押すのか引くのかが一目で理解
できるように構成される。前記小画面8には大画
面6に表示された本船からタグボートへの指示の
文字11と同じ文字13が表示され、この文字1
3により本船からの指示がタグボート側に明瞭に
伝達される。この文字13は、本船から新たな指
示が出された文字13の内容が変更される毎に点
滅表示して当該タグボート側の注意を喚起するよ
うにしてもよく、またこの点滅表示とともにブザ
ー等の音声アラームを鳴動させてもよい。前記操
作部3には各種のキー3Aが設けられ、所定のキ
ーを押し操作すると定められた事項、例えばダク
トボートの作業準備が完了した旨の事項が本船に
連絡され、且つこの連絡事項が大画面6のスペー
ス6Aに文字11として表示される。
ートが行うべき押し作業、引き作業の作業種類が
英文の文字12で表示され、この文字12を読取
ると同時に前記矢印図形10Aの位置、方向を認
識することにより、当該タグボートが本船のどの
場所をどの方向に押すのか引くのかが一目で理解
できるように構成される。前記小画面8には大画
面6に表示された本船からタグボートへの指示の
文字11と同じ文字13が表示され、この文字1
3により本船からの指示がタグボート側に明瞭に
伝達される。この文字13は、本船から新たな指
示が出された文字13の内容が変更される毎に点
滅表示して当該タグボート側の注意を喚起するよ
うにしてもよく、またこの点滅表示とともにブザ
ー等の音声アラームを鳴動させてもよい。前記操
作部3には各種のキー3Aが設けられ、所定のキ
ーを押し操作すると定められた事項、例えばダク
トボートの作業準備が完了した旨の事項が本船に
連絡され、且つこの連絡事項が大画面6のスペー
ス6Aに文字11として表示される。
第2図は本船14側の装置とタグボート15側
の装置1の構造を示すブロツク図で、これらの装
置間は電波通信で送受信される。本船14側の装
置にはタグボート15側に所定の指示を与えるた
めの操作部16が設けられ、この操作部16から
の信号は信号処理手段であるマイクロプロセツサ
17で解読、処理されてインターフエイス18に
送られ、送受信部19から発信される。操作部1
6で行われたタグボート15側への指示はマイク
ロプロセツサ17に接続された画面による表示部
20に表示され、本船14側の装置にも表示され
て残される。送受信部19にはタグボート15側
と音声で無線通信するためのマイクロフオン21
とスピーカ22とが接続される。
の装置1の構造を示すブロツク図で、これらの装
置間は電波通信で送受信される。本船14側の装
置にはタグボート15側に所定の指示を与えるた
めの操作部16が設けられ、この操作部16から
の信号は信号処理手段であるマイクロプロセツサ
17で解読、処理されてインターフエイス18に
送られ、送受信部19から発信される。操作部1
6で行われたタグボート15側への指示はマイク
ロプロセツサ17に接続された画面による表示部
20に表示され、本船14側の装置にも表示され
て残される。送受信部19にはタグボート15側
と音声で無線通信するためのマイクロフオン21
とスピーカ22とが接続される。
タグボート15側の装置1は、本船14側から
の信号を受ける受信手段と、タグボート15側か
ら本船14側へ信号を送る送信手段とからなる受
送信部23を有し、こ受送信部23はAーD変換
等を行うインターフエイス24を介して信号処理
手段であるマイクロプロセツサ25に接続され
る。マイクロプロセツサ25には前述した表示部
2と操作部3とが接続され、また前記受送信部2
3には本船14側のマイクロフオン21、スピー
カ22と対応した前述のマイクロフオン4、スピ
ーカ5が接続される。マイクロプロセツサ25
は、受送信部23で受けた信号が当該タグボート
に与えられた信号か否かを判読すること、そして
この信号を解読、処理して前記大画面部6、小画
面部7,8に本船14側からの指示に従つて前記
矢印図形10や文字11,12,13を表示させ
ることや、矢印図形10A、文字13の点滅を行
わせること、更には矢印図形10Aの色を変化さ
せること等の機能を有し、またマイクロプロセツ
サ25は前記操作部3の操作によるタグボート1
5側から本船14側への連絡事項を解読、処理す
る機能を有し、操作部3からの信号はマイクロプ
ロセツサ25により解読、処理されて大画面部6
に文字11として表示され、且つこの信号はマイ
クロプロセツサ25、インターフエイス24を経
て受送信部23から発信され、本船14側の送受
信部19で受信されてマイクロプロセツサ17で
解読され、表示部20に表示される。
の信号を受ける受信手段と、タグボート15側か
ら本船14側へ信号を送る送信手段とからなる受
送信部23を有し、こ受送信部23はAーD変換
等を行うインターフエイス24を介して信号処理
手段であるマイクロプロセツサ25に接続され
る。マイクロプロセツサ25には前述した表示部
2と操作部3とが接続され、また前記受送信部2
3には本船14側のマイクロフオン21、スピー
カ22と対応した前述のマイクロフオン4、スピ
ーカ5が接続される。マイクロプロセツサ25
は、受送信部23で受けた信号が当該タグボート
に与えられた信号か否かを判読すること、そして
この信号を解読、処理して前記大画面部6、小画
面部7,8に本船14側からの指示に従つて前記
矢印図形10や文字11,12,13を表示させ
ることや、矢印図形10A、文字13の点滅を行
わせること、更には矢印図形10Aの色を変化さ
せること等の機能を有し、またマイクロプロセツ
サ25は前記操作部3の操作によるタグボート1
5側から本船14側への連絡事項を解読、処理す
る機能を有し、操作部3からの信号はマイクロプ
ロセツサ25により解読、処理されて大画面部6
に文字11として表示され、且つこの信号はマイ
クロプロセツサ25、インターフエイス24を経
て受送信部23から発信され、本船14側の送受
信部19で受信されてマイクロプロセツサ17で
解読され、表示部20に表示される。
第3図は前記大画面部6の各種表示内容を示
す。第3図Aはタグボートに作業準備させる場合
の表示内容で、前記船形平面図形9の周囲に矢印
図形10を表示することにより本船に対するタグ
ボートの位置、方向を指示し、且つ大画面部6の
スペース6Aに「TO READY」の文字11を表
示することにより作業準備に入れとの指示を与え
る。このとき、前述の通り当該タグボートを示す
矢印図形10Aを点滅させてもよい。当該タグボ
ート側の作業準備が整つたときは操作部3の所定
のキー3Aを押し操作して作業準備完了の連絡を
本船に行うとともに、第3図Bの通り大画面部6
のスペース6Aに「STAND BY」の文字11を
表示させる。このとき、前述の通り矢印図形10
Aの色を変化させるようにしてもよい。
す。第3図Aはタグボートに作業準備させる場合
の表示内容で、前記船形平面図形9の周囲に矢印
図形10を表示することにより本船に対するタグ
ボートの位置、方向を指示し、且つ大画面部6の
スペース6Aに「TO READY」の文字11を表
示することにより作業準備に入れとの指示を与え
る。このとき、前述の通り当該タグボートを示す
矢印図形10Aを点滅させてもよい。当該タグボ
ート側の作業準備が整つたときは操作部3の所定
のキー3Aを押し操作して作業準備完了の連絡を
本船に行うとともに、第3図Bの通り大画面部6
のスペース6Aに「STAND BY」の文字11を
表示させる。このとき、前述の通り矢印図形10
Aの色を変化させるようにしてもよい。
全てのタグボートから作業準備完了の連絡を受
けた後に本船はそれぞれのタグボートに作業開始
の指示を与える。この作業開始指示は第3図Cの
通り大画面部6のスペース6Aに「START」の
文字11Aとして表示される。このとき前述の通
り前記小画面部8の文字13を点滅させたり、音
声アラームを鳴動させたりしてタグボート側の注
意を喚起させるようにしてもよい。それぞれのタ
グボートに与えられる作業内容は異なるが、矢印
図形10の位置や方向、更には大画面部6や小画
面部7,8の文字11,12,13によつてそれ
ぞれのタグボートは自分が行うべき作業、例えば
本船をどの程度の機関出力でどの方向へ押すのか
を迅速に把握できる。第3図Dは当該タグボート
の機関出力を全開から半開にさせる場合で、大画
面部6の文字11Bを「FULL」から「HALF」
に変更する。
けた後に本船はそれぞれのタグボートに作業開始
の指示を与える。この作業開始指示は第3図Cの
通り大画面部6のスペース6Aに「START」の
文字11Aとして表示される。このとき前述の通
り前記小画面部8の文字13を点滅させたり、音
声アラームを鳴動させたりしてタグボート側の注
意を喚起させるようにしてもよい。それぞれのタ
グボートに与えられる作業内容は異なるが、矢印
図形10の位置や方向、更には大画面部6や小画
面部7,8の文字11,12,13によつてそれ
ぞれのタグボートは自分が行うべき作業、例えば
本船をどの程度の機関出力でどの方向へ押すのか
を迅速に把握できる。第3図Dは当該タグボート
の機関出力を全開から半開にさせる場合で、大画
面部6の文字11Bを「FULL」から「HALF」
に変更する。
以上の本実施例によると、本船からの指示をそ
れぞれのタグボート毎に与えることができるよう
になり、複雑な内容も正確に伝達できる。また複
数のタグボートに同時に指示を与えることができ
るため作業性の向上が図られる。更にそれぞれの
タグボートは他のタグボートの作業を理解できる
ため、チームワークのとれた作業を行うことがで
きるようになる。
れぞれのタグボート毎に与えることができるよう
になり、複雑な内容も正確に伝達できる。また複
数のタグボートに同時に指示を与えることができ
るため作業性の向上が図られる。更にそれぞれの
タグボートは他のタグボートの作業を理解できる
ため、チームワークのとれた作業を行うことがで
きるようになる。
以上本実施例では装置にマイクロフオンとスピ
ーカとを設けたが、これらは必ずしも必要ではな
い。しかしマイクロフオン、スピーカを設ければ
前述の通り装置に従来の無線機としての機能をも
もたせることができるようになる。また、画面表
示部の表示図形を点滅させるか否かは任意であ
る。しかし点滅等させればタグボートに注意を喚
起させることができるようになり、作業の確実化
を図ることができるようになる。更に画面表示部
の表示内容は本実施例に限定されず任意であり、
要すれば本船に対しタグボートが行うべき作用の
内容を画面により表示できるものであればよい。
ーカとを設けたが、これらは必ずしも必要ではな
い。しかしマイクロフオン、スピーカを設ければ
前述の通り装置に従来の無線機としての機能をも
もたせることができるようになる。また、画面表
示部の表示図形を点滅させるか否かは任意であ
る。しかし点滅等させればタグボートに注意を喚
起させることができるようになり、作業の確実化
を図ることができるようになる。更に画面表示部
の表示内容は本実施例に限定されず任意であり、
要すれば本船に対しタグボートが行うべき作用の
内容を画面により表示できるものであればよい。
[考案の効果]
本考案によれば、本船に対しタグボートが行う
べき作業を画面で指示でき、従つて指示の内容を
容易、正確に理解できるようになり、また複雑な
内容をそれぞれのタグボートに同時に伝達できる
ため作業の迅速化が図られ、曳航、係船作業の作
業性向上を実現できる。
べき作業を画面で指示でき、従つて指示の内容を
容易、正確に理解できるようになり、また複雑な
内容をそれぞれのタグボートに同時に伝達できる
ため作業の迅速化が図られ、曳航、係船作業の作
業性向上を実現できる。
第1図は装置の全体外観図、第2図はタグボー
ト側の装置及び本船側の装置の構造を示すブロツ
ク図、第3図A,B,C,Dは表示手段の表示内
容を示す図である。 2……表示手段である表示部、3……タグボー
ト側から本船側に連絡事項を伝達するための操作
部、9……本船を示す船形平面図形、10……タ
グボートを示す矢印図形、14……本船、15…
…タグボート、23……受信手段である受送信
部、25……信号処理手段であるマイクロプロセ
ツサ。
ト側の装置及び本船側の装置の構造を示すブロツ
ク図、第3図A,B,C,Dは表示手段の表示内
容を示す図である。 2……表示手段である表示部、3……タグボー
ト側から本船側に連絡事項を伝達するための操作
部、9……本船を示す船形平面図形、10……タ
グボートを示す矢印図形、14……本船、15…
…タグボート、23……受信手段である受送信
部、25……信号処理手段であるマイクロプロセ
ツサ。
Claims (1)
- 本船の曳航、係船作業を行うタグボートに配置
される装置であつて、少なくとも前記本船からの
信号を受ける受信手段と、前記タグボートが前記
本船に対し行うべき作業を画面表示する表示手段
と、前記受信手段が受けた前記本船からの信号を
解読、処理して前記表示手段にこの信号の内容を
表示させる信号処理手段とからなることを特徴と
する曳船指示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19117584U JPH0335671Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19117584U JPH0335671Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61105298U JPS61105298U (ja) | 1986-07-04 |
JPH0335671Y2 true JPH0335671Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30748614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19117584U Expired JPH0335671Y2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335671Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7437129B2 (ja) * | 2019-10-07 | 2024-02-22 | 川崎重工業株式会社 | 操船支援システム |
JP7386041B2 (ja) * | 2019-10-17 | 2023-11-24 | 川崎重工業株式会社 | 操船支援システム及び方法 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP19117584U patent/JPH0335671Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61105298U (ja) | 1986-07-04 |
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