JPH03200405A - 重荷重用空気入りタイヤ - Google Patents
重荷重用空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH03200405A JPH03200405A JP1344728A JP34472889A JPH03200405A JP H03200405 A JPH03200405 A JP H03200405A JP 1344728 A JP1344728 A JP 1344728A JP 34472889 A JP34472889 A JP 34472889A JP H03200405 A JPH03200405 A JP H03200405A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- tread
- shoulder
- tire
- shape
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- Pending
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 abstract 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/0083—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts characterised by the curvature of the tyre tread
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C3/00—Tyres characterised by the transverse section
- B60C3/06—Tyres characterised by the transverse section asymmetric
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は重荷重用空気入りタイヤの改良に関し、さらに
詳しくはショルダー部の肩落ち摩耗及びワンダリング性
能を改善した重荷重用空気入りタイヤに関するものであ
る。
詳しくはショルダー部の肩落ち摩耗及びワンダリング性
能を改善した重荷重用空気入りタイヤに関するものであ
る。
(従来の技術)
例えば、トラックやバスなどの高内圧・高荷重で使用さ
れる重荷重用空気入りタイヤでは、そのトレッド部が左
右対称に構成されていると、車輌の前輪外側に肩落ち摩
耗が多く発生するという不具合があった。
れる重荷重用空気入りタイヤでは、そのトレッド部が左
右対称に構成されていると、車輌の前輪外側に肩落ち摩
耗が多く発生するという不具合があった。
上記の欠点を改良するために、タイヤの赤道線を境界と
してトレッドの車輌装着外側の曲率半径を大きく、また
車両装着内側の曲率半径を小さくする方法(特開昭60
−179304号公報)が提案されているか、この方法
では肩落ち摩耗の改良は図れるものの、車輌装着内側シ
ョルダー部に隣接するリブにおける接地圧が低下する傾
向にあり、リバーウェイと呼ばれるレールウェイ摩耗の
傾向が強まるという不利かあった。
してトレッドの車輌装着外側の曲率半径を大きく、また
車両装着内側の曲率半径を小さくする方法(特開昭60
−179304号公報)が提案されているか、この方法
では肩落ち摩耗の改良は図れるものの、車輌装着内側シ
ョルダー部に隣接するリブにおける接地圧が低下する傾
向にあり、リバーウェイと呼ばれるレールウェイ摩耗の
傾向が強まるという不利かあった。
本出願人は、上述したリバーウェイなどの不利を招くこ
となく、肩落ち摩耗を改良する手段として、第2図及び
第3図に示した態様の非対称トレッドを備えた重荷重用
空気入りタイヤを、特開昭63−41204号公報とし
て、先に提案した。
となく、肩落ち摩耗を改良する手段として、第2図及び
第3図に示した態様の非対称トレッドを備えた重荷重用
空気入りタイヤを、特開昭63−41204号公報とし
て、先に提案した。
すなわち、第2図及び第3図に示した従来の非対称トレ
ッドを備えた重荷重用空気入りタイヤは、タイヤの赤道
線Oに対してトレッドTの最大周線位置りを、タイヤの
車輌装着時に車輌外側となる方向に距離りだけずらし、
その車輌装着外側におけるトレッドのショルダー径d1
に対する車輌内側におけるトレッドのショルダー径d2
の関係をdi>d2、また車輌装着外側におけるトレッ
ドのクラウン半径r1に対する車輌内側におけるトレッ
ドのクラウン半径をr2の関係をrl<r2にすること
により、車輌装着外側トレッドの剛性を高め、この部分
での肩落ち摩耗を改良すると共に、タイヤ装着外・内側
のリバーウェアを回避した構造にな7ている。
ッドを備えた重荷重用空気入りタイヤは、タイヤの赤道
線Oに対してトレッドTの最大周線位置りを、タイヤの
車輌装着時に車輌外側となる方向に距離りだけずらし、
その車輌装着外側におけるトレッドのショルダー径d1
に対する車輌内側におけるトレッドのショルダー径d2
の関係をdi>d2、また車輌装着外側におけるトレッ
ドのクラウン半径r1に対する車輌内側におけるトレッ
ドのクラウン半径をr2の関係をrl<r2にすること
により、車輌装着外側トレッドの剛性を高め、この部分
での肩落ち摩耗を改良すると共に、タイヤ装着外・内側
のリバーウェアを回避した構造にな7ている。
(発明が解決しようとする課題)
しかるに、その後さらに詳細な検討を続けた結果、上述
した本出願人の提案による非対称トレッドを備えた重荷
重用空気入りタイヤにおいては、ワンダリング性能、す
なわちわだち路面などの傾斜面に沿って走行する際にハ
ンドルが取られる現象の点で、いまだに問題が残されて
いることが判明した。
した本出願人の提案による非対称トレッドを備えた重荷
重用空気入りタイヤにおいては、ワンダリング性能、す
なわちわだち路面などの傾斜面に沿って走行する際にハ
ンドルが取られる現象の点で、いまだに問題が残されて
いることが判明した。
すなわち、上記従来の非対称トレッドを備えた重荷重用
空気入りタイヤは、通常第2図に示したように、トレッ
ド左右の両ショルダー部S1及びS2が共にスフウェア
状(角ばった形状)に形成されていたが、この場合には
車輌装着外側ショルダー部S1でのワンダリング性能に
問題があり、しかも車輌装着内側ショルダー部S2の径
が小さいために、その部分の接地圧が減少する傾向とな
り、肩落ち摩耗に好ましくない影響が招かれるのである
。
空気入りタイヤは、通常第2図に示したように、トレッ
ド左右の両ショルダー部S1及びS2が共にスフウェア
状(角ばった形状)に形成されていたが、この場合には
車輌装着外側ショルダー部S1でのワンダリング性能に
問題があり、しかも車輌装着内側ショルダー部S2の径
が小さいために、その部分の接地圧が減少する傾向とな
り、肩落ち摩耗に好ましくない影響が招かれるのである
。
一方、ワンダリング性能を向上させるためには、・第3
図に示したように、トレッド左右の両ショルダー部S1
及びS2を共にラウンド状(丸みを帯びた形状)に形成
することが考えられるが、この場合には車輌装着内側シ
ョルダー部の接地圧がさらに減少するため、ひきずりな
どによる肩落ち摩耗の悪化が懸念されるという問題があ
った。
図に示したように、トレッド左右の両ショルダー部S1
及びS2を共にラウンド状(丸みを帯びた形状)に形成
することが考えられるが、この場合には車輌装着内側シ
ョルダー部の接地圧がさらに減少するため、ひきずりな
どによる肩落ち摩耗の悪化が懸念されるという問題があ
った。
本発明は、上述した従来の非対称トレッドを備えた重荷
重用空気入りタイヤが有する問題点の解決を課題とする
ものである。
重用空気入りタイヤが有する問題点の解決を課題とする
ものである。
したがって本発明の目的は、ショルダー部の肩落ち摩耗
及びワンダリング性能を均衡に改善した重荷重用空気入
りタイヤを提供することにある。
及びワンダリング性能を均衡に改善した重荷重用空気入
りタイヤを提供することにある。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
すなわち本発明の重荷重用空気入りタイヤは、タイヤの
赤道線に対するトレッドの最大周線位置を、タイヤの車
輌装着時に車輌外側となる方向に隔たりを置いてずらし
、車輌外側におけるトレッドのショルダー径をdi1同
じくクラウン半径をr1、車輌内側におけるトレッドの
ショルダー径をd2、同じくクラウン半径を「2とした
とき、dl >d2 、rl <r2の関係にある非対
称トレッドを備えた空気入りタイヤにおいて、車輌装着
外側ショルダー部の形状をラウンド状に、また車輌装着
内側ショルダー部の形状をスフウェア状に形成したこと
を特徴とする。
赤道線に対するトレッドの最大周線位置を、タイヤの車
輌装着時に車輌外側となる方向に隔たりを置いてずらし
、車輌外側におけるトレッドのショルダー径をdi1同
じくクラウン半径をr1、車輌内側におけるトレッドの
ショルダー径をd2、同じくクラウン半径を「2とした
とき、dl >d2 、rl <r2の関係にある非対
称トレッドを備えた空気入りタイヤにおいて、車輌装着
外側ショルダー部の形状をラウンド状に、また車輌装着
内側ショルダー部の形状をスフウェア状に形成したこと
を特徴とする。
(作 用)
本発明の重荷重用空気入りタイヤは、非対称トレッドに
おける両ショルダー部の形状を、車輌外側をラウンド状
に、また車輌内側をスフウェア状に夫々形成したため、
肩落ち摩耗の発生を効果的に抑制したまま、ワンダリン
グ性能を改善することができる。
おける両ショルダー部の形状を、車輌外側をラウンド状
に、また車輌内側をスフウェア状に夫々形成したため、
肩落ち摩耗の発生を効果的に抑制したまま、ワンダリン
グ性能を改善することができる。
すなわち、車輌装着外側ショルダー部をラウンド状にし
たことにより、ワンダリング性能が向上し、かつ高い接
地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の発生が抑制され
る。
たことにより、ワンダリング性能が向上し、かつ高い接
地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の発生が抑制され
る。
一方、車輌装着内側ショルダー部は本来ワンダリング性
能に対する寄与が小さいため、この部分をスフウェア状
にしたことでワンダリング性能が阻害される恐れはなく
、しかも接地圧が増加して、ひきずりによる肩落ち摩耗
の発生が効果的に抑制される。
能に対する寄与が小さいため、この部分をスフウェア状
にしたことでワンダリング性能が阻害される恐れはなく
、しかも接地圧が増加して、ひきずりによる肩落ち摩耗
の発生が効果的に抑制される。
したがって、本発明の重荷重用空気入りタイヤは、トレ
ッド両ショルダー部の耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリン
グ性能が均衡してすぐれており、高荷重・高内圧で使用
される空気入りタイヤ、とくにトラックやバスなどの大
型車輌用タイヤとしての理想的な性能を有している。
ッド両ショルダー部の耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリン
グ性能が均衡してすぐれており、高荷重・高内圧で使用
される空気入りタイヤ、とくにトラックやバスなどの大
型車輌用タイヤとしての理想的な性能を有している。
(実施例)
以下、図面にしたがって本発明の重荷重用空気入りタイ
ヤの実施例について、詳細に説明する。
ヤの実施例について、詳細に説明する。
第1図は本発明の重荷重用空気入りタイヤの一実施例を
示すトレッド部の断面説明図である。
示すトレッド部の断面説明図である。
第1図において、本発明の重荷重用空気入りタイヤのタ
イヤのトレッドTは、タイヤの赤道線Oに対するトレッ
ドの最大周線位置りを、タイヤの車輌装着時に車輌外側
となる方向に距離りの隔たりを置くようにずらしてなり
、車輌外側におけるトレッドのショルダー径をd1、同
じくクラウン半径をrlx車輌内側におけるトレッドの
ショルダー径をd2、同じくクラウン半径をr2とした
とき、dl >d2 、rl < r2の関係からなる
トレッドプロフィールを有しており、これにより車輌装
着外側ショルダー部S1の肩落ち摩耗か改善された構造
となっている。
イヤのトレッドTは、タイヤの赤道線Oに対するトレッ
ドの最大周線位置りを、タイヤの車輌装着時に車輌外側
となる方向に距離りの隔たりを置くようにずらしてなり
、車輌外側におけるトレッドのショルダー径をd1、同
じくクラウン半径をrlx車輌内側におけるトレッドの
ショルダー径をd2、同じくクラウン半径をr2とした
とき、dl >d2 、rl < r2の関係からなる
トレッドプロフィールを有しており、これにより車輌装
着外側ショルダー部S1の肩落ち摩耗か改善された構造
となっている。
ここで、トレッド部Tにおけるラジアルカーカス、補強
ベルト層及びトレッドパターンなどの他の構造について
は図示を省略したが、例えば補強ベルト層の補強幅を相
違させたり、また車輌装着外側ショルダー部S1のネガ
チイブ率を小さくするなどの手段により、トレッド両側
の剛性差の均一化を有利に図ることができることは言う
までもない。
ベルト層及びトレッドパターンなどの他の構造について
は図示を省略したが、例えば補強ベルト層の補強幅を相
違させたり、また車輌装着外側ショルダー部S1のネガ
チイブ率を小さくするなどの手段により、トレッド両側
の剛性差の均一化を有利に図ることができることは言う
までもない。
本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいて、上記トレッ
ドの最大周線位置りのタイヤの赤道線Oに対する距離り
は、全トレッド幅の0.05〜0゜3倍の範囲に、また
d2 /diは0.98〜1゜00の範囲に、さらにr
l/r2は0.50〜0゜85の範囲にあることが夫々
望ましい。
ドの最大周線位置りのタイヤの赤道線Oに対する距離り
は、全トレッド幅の0.05〜0゜3倍の範囲に、また
d2 /diは0.98〜1゜00の範囲に、さらにr
l/r2は0.50〜0゜85の範囲にあることが夫々
望ましい。
しかして、本発明の重荷重用空気入りタイヤにおいては
、上記の構造からなる非対称トレッドプロフィールにお
いて、車輌装着外側ショルダー部S1の形状を、曲率半
径を有し丸みを帯びたラウンド状に、また車輌装着内側
ショルダー部S2の形状を傾斜角度を有し角ばったスフ
ウェア状に形成し、非対称構造をさらに強化することが
重要な要件である。
、上記の構造からなる非対称トレッドプロフィールにお
いて、車輌装着外側ショルダー部S1の形状を、曲率半
径を有し丸みを帯びたラウンド状に、また車輌装着内側
ショルダー部S2の形状を傾斜角度を有し角ばったスフ
ウェア状に形成し、非対称構造をさらに強化することが
重要な要件である。
車輌装着外側ショルダー部S1の形状を、その曲率半径
が5〜50°mのラウンド状にすることにより、これを
スフウェア状にした場合に比較してワンダリング性能の
向上を図ることができ、しかも車輌装着外側ショルダー
部81本来の接地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の
発生も減少する。
が5〜50°mのラウンド状にすることにより、これを
スフウェア状にした場合に比較してワンダリング性能の
向上を図ることができ、しかも車輌装着外側ショルダー
部81本来の接地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の
発生も減少する。
また、車輌装着内側ショルダー部S2は本来ワンダリン
グ性能に対する寄与が小さいので、この部分の形状を、
5〜30°の傾斜角度を有するスフウェア状にしてもワ
ンダリング性能が阻害されることはなく、逆に接地圧が
上昇して車輌装着内側ショルダー部S2て問題となって
いたひきずりによる肩落ち摩耗を効果的に抑制すること
ができる。
グ性能に対する寄与が小さいので、この部分の形状を、
5〜30°の傾斜角度を有するスフウェア状にしてもワ
ンダリング性能が阻害されることはなく、逆に接地圧が
上昇して車輌装着内側ショルダー部S2て問題となって
いたひきずりによる肩落ち摩耗を効果的に抑制すること
ができる。
したがって、本発明の重荷重用空気入りタイヤによれば
、車両への装着パターンにより発生する肩雨ち摩耗の発
生を回避したまま、ワンダリング性能を改善することが
できる。
、車両への装着パターンにより発生する肩雨ち摩耗の発
生を回避したまま、ワンダリング性能を改善することが
できる。
次に、試験例により本発明の重荷重用空気入りタイヤの
構成および効果についてさらに詳細に説明する。
構成および効果についてさらに詳細に説明する。
(試験例)
タイヤサイズ:650R1610PRのラジアルタイヤ
のトレッド部に対し、上述の第1図に示した非対称トレ
ッドプロフィールを形成した。
のトレッド部に対し、上述の第1図に示した非対称トレ
ッドプロフィールを形成した。
すなわち、第1図において、
タイヤトレッドTの幅−120順、
L−12順、
d 1 = 736 mm %
d2=732mm。
rl −230鰭、
r2=370mra
とし、車輌装着外側ショルダー部S1を曲率半径α1=
15mmのラウンド状、車輌装着内側ショルダー部S2
を傾斜角度α2−15”のスクウエア状として、本発明
タイヤAを得た。
15mmのラウンド状、車輌装着内側ショルダー部S2
を傾斜角度α2−15”のスクウエア状として、本発明
タイヤAを得た。
一方、比較のために、上記本発明タイヤAにおいて、両
側ショルダー部S1、S2を共にラウンド状にすること
により従来タイヤBを、または共にスフウェア状とする
ことにより従来タイヤCを得た。
側ショルダー部S1、S2を共にラウンド状にすること
により従来タイヤBを、または共にスフウェア状とする
ことにより従来タイヤCを得た。
なお、上記3種類のタイヤに共通して、カーカス、補強
ベルト層及びトレッドパターンなどの他の条件は周知の
技術をそのまま適用した。
ベルト層及びトレッドパターンなどの他の条件は周知の
技術をそのまま適用した。
これら3種類のタイヤについて、下記条件の実車フィー
リングテストにより、肩落ち摩耗及びワンダリング性能
の評価を行なった結果を次表に示す。
リングテストにより、肩落ち摩耗及びワンダリング性能
の評価を行なった結果を次表に示す。
肩落ち摩耗
評価方法、磨耗仕事量(路面の動き量と、発生した力の
積を、トレッドの接地面へ の踏み込み時から、蹴り出し時まで で積分した量の指数評価。
積を、トレッドの接地面へ の踏み込み時から、蹴り出し時まで で積分した量の指数評価。
(指数小はど良好)
供試車輌:小型トラック、2トン車
路 面:舗装わだち路面
速 度 :60〜1100k/h
評価方法:ハンドリングのフィーリング評価(指数大は
ど良好) (以下本頁余白) 以上の結果から、本発明の重荷重用空気入りタイヤは、
耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリング性能を均衡して高度
に具備していることが明らかである。
ど良好) (以下本頁余白) 以上の結果から、本発明の重荷重用空気入りタイヤは、
耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリング性能を均衡して高度
に具備していることが明らかである。
[発明の効果]
以上、詳細に説明したように、本発明の重荷重用空気入
りタイヤは、非対称トレッドにおける両ショルダー部の
形状を、車輌外側をラウンド状に、また車輌内側をスフ
ウェア状に夫々形成したため、肩落ち摩耗の発生を効果
的に抑制したまま、ワンダリング性能を改善することが
できる。
りタイヤは、非対称トレッドにおける両ショルダー部の
形状を、車輌外側をラウンド状に、また車輌内側をスフ
ウェア状に夫々形成したため、肩落ち摩耗の発生を効果
的に抑制したまま、ワンダリング性能を改善することが
できる。
すなわち、車輌装着外側ショルダー部をラウンド状にし
たことにより、ワンダリング性能が向上し、かつ高い接
地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の発生が抑制され
る。
たことにより、ワンダリング性能が向上し、かつ高い接
地圧が有効に発揮されて、肩落ち摩耗の発生が抑制され
る。
一方、車輌装着内側ショルダー部は本来ワンダリング性
能に対する寄与が小さいため、この部分をスフウェア状
にしたことでワンダリング性能が阻害される恐れはなく
、しかも接”地圧が増加して、ひきずりによる肩落ち摩
耗の発生が効果的に抑制される。
能に対する寄与が小さいため、この部分をスフウェア状
にしたことでワンダリング性能が阻害される恐れはなく
、しかも接”地圧が増加して、ひきずりによる肩落ち摩
耗の発生が効果的に抑制される。
したがって、本発明の重荷重用空気入りタイヤは、トレ
ッド両ショルダー部の耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリン
グ性能が均衡してすぐれており、高荷重・高内圧で使用
される空気入りタイヤ、とくにトラックやバスなどの大
型車輌用タイヤとしての理想的な性能を有している。
ッド両ショルダー部の耐肩落ち摩耗性及び耐ワンダリン
グ性能が均衡してすぐれており、高荷重・高内圧で使用
される空気入りタイヤ、とくにトラックやバスなどの大
型車輌用タイヤとしての理想的な性能を有している。
第1図は第1図は本発明の重荷重用空気入りタイヤの一
実施例を示すトレッド部の断面説明図、第2図及び第3
図は従来の重荷重用空気入りタイヤにおけるトレッド部
の断面説明図である。 T・・・・・・・・・トレッド部 Sl・・・・・・車輌装着外側ショルダー部S2・・・
・・・車輌装着内側ショルダー部D・・・・・・・・・
トレッドの最大外径周線位置d1・・・・・・車輌装着
外側ショルダー部径「l・・・・・・
クラウン半径d2・・・・・・車輌装着内側ショル
ダー部径r2・・・・・・ // クラ
ウン半径α1・・・・・・曲率半径(ラウンド状)第3
図 33− T ・ トレッド部 Sl ・車輌装着外側ンSルダ一部 32 車輌装着内側ンッルダ一部 D ・ トレッドの最大外径周線位置 d I 、、、 、、、 11輌装着外側ノヨルダ一部
径rl ・ クララ/半径d2
・車輌装着内側ノッルダ一部d「2
クラウン半径al 曲率半径(スフウェ
ア状) α2 傾斜角度(ラウンド状) 第1図 第2rM
実施例を示すトレッド部の断面説明図、第2図及び第3
図は従来の重荷重用空気入りタイヤにおけるトレッド部
の断面説明図である。 T・・・・・・・・・トレッド部 Sl・・・・・・車輌装着外側ショルダー部S2・・・
・・・車輌装着内側ショルダー部D・・・・・・・・・
トレッドの最大外径周線位置d1・・・・・・車輌装着
外側ショルダー部径「l・・・・・・
クラウン半径d2・・・・・・車輌装着内側ショル
ダー部径r2・・・・・・ // クラ
ウン半径α1・・・・・・曲率半径(ラウンド状)第3
図 33− T ・ トレッド部 Sl ・車輌装着外側ンSルダ一部 32 車輌装着内側ンッルダ一部 D ・ トレッドの最大外径周線位置 d I 、、、 、、、 11輌装着外側ノヨルダ一部
径rl ・ クララ/半径d2
・車輌装着内側ノッルダ一部d「2
クラウン半径al 曲率半径(スフウェ
ア状) α2 傾斜角度(ラウンド状) 第1図 第2rM
Claims (1)
- タイヤの赤道線に対するトレッドの最大周線位置を、
タイヤの車輌装着時に車輌外側となる方向に隔たりを置
いてずらし、車輌外側におけるトレッドのショルダー径
をd1、同じくクラウン半径をr1、車輌内側における
トレッドのショルダー径をd2、同じくクラウン半径を
r2としたとき、d1>d2、r1<r2の関係にある
非対称トレッドを備えた空気入りタイヤにおいて、車輌
装着外側ショルダー部の形状をラウンド状に、また車輌
装着内側ショルダー部の形状をスクウェア状に形成した
ことを特徴とする重荷重用空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344728A JPH03200405A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344728A JPH03200405A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03200405A true JPH03200405A (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=18371517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1344728A Pending JPH03200405A (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 重荷重用空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03200405A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0677405A1 (en) * | 1994-04-15 | 1995-10-18 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Pneumatic tyre |
US5620538A (en) * | 1994-12-28 | 1997-04-15 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Asymmetric racing tire for oval race courses |
EP0755808A3 (en) * | 1995-07-24 | 1997-06-11 | Sumitomo Rubber Ind | Pneumatic tire |
JP2003513844A (ja) * | 1999-11-08 | 2003-04-15 | ダンロップ フランス | 空気入りタイヤ |
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