JPH0114642Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0114642Y2 JPH0114642Y2 JP1983060609U JP6060983U JPH0114642Y2 JP H0114642 Y2 JPH0114642 Y2 JP H0114642Y2 JP 1983060609 U JP1983060609 U JP 1983060609U JP 6060983 U JP6060983 U JP 6060983U JP H0114642 Y2 JPH0114642 Y2 JP H0114642Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- neck
- stockinette
- fabric
- loop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、メリヤスシヤツに関するものであ
る。
る。
(従来の技術)
メリヤスシヤツは一般に、首周りの部分を折り
返して縁取りし、着脱の際における弾力性、伸縮
性をもたせてあるが、長期の使用や、洗濯によつ
て、首周りが伸びて伸縮性がなくなつてしまう。
このため、首周り部分に段差を付けて二重(何れ
も、折り返してあるから生地は四重)の首周りと
した技術(実公昭30−10126号公報参照)が開発
されている。
返して縁取りし、着脱の際における弾力性、伸縮
性をもたせてあるが、長期の使用や、洗濯によつ
て、首周りが伸びて伸縮性がなくなつてしまう。
このため、首周り部分に段差を付けて二重(何れ
も、折り返してあるから生地は四重)の首周りと
した技術(実公昭30−10126号公報参照)が開発
されている。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来のメリヤス肌着は、首周りに段差を付
した二重のものであり、伸縮性や型崩れの点で、
一重首周りのものに比し、僅かに優れてはいる
が、二重の首周りが何れも円周(エンドレス)状
に形成されているため、長期の使用や洗濯に対し
ては、何れ一重の首周りのものと同様の欠点が生
じてくることは否めない。また、二重にしたがた
め、首に対する締め付けが、さらに強くなり着用
感に抵抗を生ずるものである。
した二重のものであり、伸縮性や型崩れの点で、
一重首周りのものに比し、僅かに優れてはいる
が、二重の首周りが何れも円周(エンドレス)状
に形成されているため、長期の使用や洗濯に対し
ては、何れ一重の首周りのものと同様の欠点が生
じてくることは否めない。また、二重にしたがた
め、首に対する締め付けが、さらに強くなり着用
感に抵抗を生ずるものである。
この考案は、上記の事情に鑑みて、考案者が鋭
意研究の結果、新規に創案し開発したものであ
る。
意研究の結果、新規に創案し開発したものであ
る。
(課題を解決するための手段)
前記課題を解決するための手段を、実施例に対
応する図面の符号によつて、以下に説明する。
応する図面の符号によつて、以下に説明する。
すなわち、この考案は、ウエルWの方向を幅と
し、コースkの方向を長手にした長方形メリヤス
地の前記幅の異なる2枚を、それぞれ長手方向に
二つ折りして首周り襟とし、大幅の襟7を円周状
にして内側に、小幅の襟6をループ状にして外側
に位置せしめて各メリヤス地の縁線を合わせて二
重(生地は四重)とし、前身頃2の面では、小幅
の襟6のループ端6′を他のループ端6″と交差し
て三重(生地は六重)とし、各縁線を前身頃2、
後身頃3及び腕筒4,5で形成する首出し穴8縁
に縫着9したメリヤスシヤツである。
し、コースkの方向を長手にした長方形メリヤス
地の前記幅の異なる2枚を、それぞれ長手方向に
二つ折りして首周り襟とし、大幅の襟7を円周状
にして内側に、小幅の襟6をループ状にして外側
に位置せしめて各メリヤス地の縁線を合わせて二
重(生地は四重)とし、前身頃2の面では、小幅
の襟6のループ端6′を他のループ端6″と交差し
て三重(生地は六重)とし、各縁線を前身頃2、
後身頃3及び腕筒4,5で形成する首出し穴8縁
に縫着9したメリヤスシヤツである。
(作用)
この考案によると、内側の大幅の襟7は、円周
状に形成されているので、生地の素性と相まつて
伸縮作用を呈するとともに、外側の小幅の襟6
は、ループ状に形成せられ、それらのループ端
6′,6″が交差しているので、着脱の際の開口を
円滑にするとともに、円周状の大幅の襟7とルー
プ状の小幅の襟6との相乗作用によつて、伸縮性
を持続し、首部に柔軟性をもつて適応する。
状に形成されているので、生地の素性と相まつて
伸縮作用を呈するとともに、外側の小幅の襟6
は、ループ状に形成せられ、それらのループ端
6′,6″が交差しているので、着脱の際の開口を
円滑にするとともに、円周状の大幅の襟7とルー
プ状の小幅の襟6との相乗作用によつて、伸縮性
を持続し、首部に柔軟性をもつて適応する。
(実施例)
次に、本案の実施例を図面について説明する。
第1図は、ラグラン・スリーブの肩抜き袖シヤツ
の首周り部の前面図を示し、第2図は、その背面
図、第3図は、通常の袖のシヤツに本案首部を仕
上げ縫いした前面図で、同じ符号は同じ構成の個
所を示す。図において、符号1は首周り襟、2は
前身頃、3は後身頃、4及び5は腕筒である。首
周り襟1はウエルWの方向を幅とし、コースkの
方向を長手にした長方形と、帯状メリヤス地の
幅、すなわち襟の高さを異にすする2枚の小幅の
襟6、大幅の襟7から成り、第4図にも見られる
ように、前記メリヤス地を長手方向に二つ折り
し、その小幅の襟6を外側に、大幅の襟7を内側
にして各メリヤス地の縁線を合わせて二重とし、
前面では、外側である小幅の襟6の端6′と交差
状にして第4図Aの如く三重とし、各縁線を前身
頃2、後身頃3及び腕筒4,5に設けて首出し穴
8の周縁にオーバーロツクなどによつて縫着9し
て成るメリヤスシヤツである。
第1図は、ラグラン・スリーブの肩抜き袖シヤツ
の首周り部の前面図を示し、第2図は、その背面
図、第3図は、通常の袖のシヤツに本案首部を仕
上げ縫いした前面図で、同じ符号は同じ構成の個
所を示す。図において、符号1は首周り襟、2は
前身頃、3は後身頃、4及び5は腕筒である。首
周り襟1はウエルWの方向を幅とし、コースkの
方向を長手にした長方形と、帯状メリヤス地の
幅、すなわち襟の高さを異にすする2枚の小幅の
襟6、大幅の襟7から成り、第4図にも見られる
ように、前記メリヤス地を長手方向に二つ折り
し、その小幅の襟6を外側に、大幅の襟7を内側
にして各メリヤス地の縁線を合わせて二重とし、
前面では、外側である小幅の襟6の端6′と交差
状にして第4図Aの如く三重とし、各縁線を前身
頃2、後身頃3及び腕筒4,5に設けて首出し穴
8の周縁にオーバーロツクなどによつて縫着9し
て成るメリヤスシヤツである。
(考案の効果)
本案は、前記の如く首周り襟1は、帯状メリヤ
ス地を二つ折りした2枚重ねの円周状の小幅の襟
6、及びループ状の大幅の襟7で構成してあり、
高さを異にしてあり、かつ、やや厚質ではある
が、長手が伸縮性の大きいコースkの方向である
ので、首部の長さや太さのサイズに応じて伸縮す
るから、接触感がよく、着脱も容易である。ま
た、幅はウエルWの方向であるから、伸縮性は殆
どなく、第4図に見られるように、大幅の襟7の
二つ折りの上部7′が小幅の襟6の二つ折りの周
縁線よりも大きく、つまり、外側の襟よりも内側
の襟の方が高く、柔軟なループ状襟線が首周りに
接するので、締付感がなく、着用感が良い。しか
も、前部では外側の襟6の端6′,6″が交差して
いるので、はだかる心配がないし、開口が大きく
なるから着脱し易い便がある。このとき、開口が
大きくなつても、外側の襟6は、それらの端6′,
6″がループ状に交差しているから、これが大き
な幅をもつた弾力性があり、伸びきることなく長
期の使用や洗濯によつても、常に伸縮性を有す
る。また、前身頃2、後身頃3や二つの襟6,7
の色合いを違えることによつて、それぞれ外観が
雅趣に富み、商品価値をも高めることができる。
ス地を二つ折りした2枚重ねの円周状の小幅の襟
6、及びループ状の大幅の襟7で構成してあり、
高さを異にしてあり、かつ、やや厚質ではある
が、長手が伸縮性の大きいコースkの方向である
ので、首部の長さや太さのサイズに応じて伸縮す
るから、接触感がよく、着脱も容易である。ま
た、幅はウエルWの方向であるから、伸縮性は殆
どなく、第4図に見られるように、大幅の襟7の
二つ折りの上部7′が小幅の襟6の二つ折りの周
縁線よりも大きく、つまり、外側の襟よりも内側
の襟の方が高く、柔軟なループ状襟線が首周りに
接するので、締付感がなく、着用感が良い。しか
も、前部では外側の襟6の端6′,6″が交差して
いるので、はだかる心配がないし、開口が大きく
なるから着脱し易い便がある。このとき、開口が
大きくなつても、外側の襟6は、それらの端6′,
6″がループ状に交差しているから、これが大き
な幅をもつた弾力性があり、伸びきることなく長
期の使用や洗濯によつても、常に伸縮性を有す
る。また、前身頃2、後身頃3や二つの襟6,7
の色合いを違えることによつて、それぞれ外観が
雅趣に富み、商品価値をも高めることができる。
第1図はラグラン・スリーブの襟部の正面図、
第2図は同じく背面図、第3図は通常の袖のシヤ
ツに襟を取り付けた正面図、第4図Aは第1図a
−a線、Bはb−b線、Cはc−c線による襟部
の断面図である。 図中、符号1は首周り襟、2は前身頃、3は後
身頃、4及び5は腕筒、6は小幅の襟、7は大幅
の襟、8は首出し穴、9は縫着。
第2図は同じく背面図、第3図は通常の袖のシヤ
ツに襟を取り付けた正面図、第4図Aは第1図a
−a線、Bはb−b線、Cはc−c線による襟部
の断面図である。 図中、符号1は首周り襟、2は前身頃、3は後
身頃、4及び5は腕筒、6は小幅の襟、7は大幅
の襟、8は首出し穴、9は縫着。
Claims (1)
- ウエルWの方向を幅とし、コースkの方向を長
手にした長方形メリヤス地の前記幅の異なる2枚
を、それぞれ長手方向に二つ折りして首周り襟と
し、大幅の襟7を円周状にして内側に、小幅の襟
6をループ状にして外側に位置せしめて各メリヤ
ス地の縁線を合わせて二重とし、前身頃2の面で
は、小幅の襟6のループ端6′を他のループ端
6″と交差して三重とし、各縁線を前身頃2、後
身頃3及び腕筒4,5で形成する首出し穴8縁に
縫着9したメリヤスシヤツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060983U JPS59169304U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | メリヤスシヤツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060983U JPS59169304U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | メリヤスシヤツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59169304U JPS59169304U (ja) | 1984-11-13 |
JPH0114642Y2 true JPH0114642Y2 (ja) | 1989-04-28 |
Family
ID=30190844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6060983U Granted JPS59169304U (ja) | 1983-04-22 | 1983-04-22 | メリヤスシヤツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59169304U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4995887B2 (ja) * | 2009-12-14 | 2012-08-08 | ヘインズブランズ ジャパン株式会社 | シャツ |
KR200489208Y1 (ko) * | 2018-07-11 | 2019-05-15 | 이영근 | 티셔츠 |
US20220110389A1 (en) * | 2019-11-29 | 2022-04-14 | Nsw Inc. | Reversible shirt |
KR102650866B1 (ko) * | 2023-02-22 | 2024-03-22 | 김민재 | 티셔츠 목부분 구조를 갖기 위한 제조장치 |
-
1983
- 1983-04-22 JP JP6060983U patent/JPS59169304U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59169304U (ja) | 1984-11-13 |
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