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JPH0962354A - 走行車の制御方法 - Google Patents

走行車の制御方法

Info

Publication number
JPH0962354A
JPH0962354A JP7234665A JP23466595A JPH0962354A JP H0962354 A JPH0962354 A JP H0962354A JP 7234665 A JP7234665 A JP 7234665A JP 23466595 A JP23466595 A JP 23466595A JP H0962354 A JPH0962354 A JP H0962354A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
traveling
floor surface
vehicle body
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7234665A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Yamamoto
泉 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP7234665A priority Critical patent/JPH0962354A/ja
Publication of JPH0962354A publication Critical patent/JPH0962354A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 走行車の転倒、転落防止のための非常停止の
誤動作を防止し、走行の信頼性の向上を図る。 【解決手段】 車体の前部の底面に設けた超音波センサ
部10の超音波センサで走行床面までの距離を検知し、
この検知距離をもとにして床面の段差を判断する際、主
制御部18は車体の走行速度が所定値以下であるときに
は車体の非常停止を行わない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば搬送車や
清掃マシン(有人、無人を問わない走行車)の走行制御
技術に係り、特に詳しくは走行時の転倒、転落を防止
し、走行の信頼性の向上を図る走行車の制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の走行車(搬送車や清掃マシン)
には、人手によって操縦するもの、人手によらない無人
で走行可能なものある。図3に示すように、そのような
走行車1の前部の底面には転倒、転落を防止する目的で
距離センサ2が配置されている。
【0003】上記距離センサ2によって走行床面までの
距離を検知し、この検知距離が所定値以上大きくなった
ときには走行車1の前方が段差であると判断して走行車
1を非常停止とし、車体の転倒、転落を防止する。
【0004】この場合、走行車1の前方が階段等の段差
であれば(図3の破線を参照)、段差の判断を確実に行
うことができるが、床面の形状や材質、床面のタイル目
地および床面の凹部等によって誤った判断、つまり誤検
知が生じることがある。例えば、距離センサ2として超
音波センサを用いた場合、上記床面での乱反射により誤
検知して非常停止になってしまう。
【0005】そこで、上記床面までの距離検知に際し
て、連続的に2回行う2回検知方式が考えられる。この
2回検知方式では、走行車1が通常の速度で走行してい
れば、例えば1回目が床面のタイル目地や凹部等で誤検
知があっても、次の2回目の検知時にはそのタイル目地
や凹部等を通過していることから、正常な検知距離デー
タが得られるため、誤った非常停止が行われることもな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記走行車
の制御方法において、走行車1の走行速度がある所定値
以上であれば有効であるが、車体が停止し、あるいは車
体が微速で走行している場合には2回の距離検知が同じ
床面のタイル目地や凹部で行われることがあり、したが
って非常停止の誤動作が起こることもあり、結果走行の
信頼性に欠けることになる。
【0007】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は車体の転倒、転落防止のための誤検
知、つまり非常停止の誤動作をなくし、走行の信頼性の
向上を図ることができるようにした走行車の制御方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は少なくとも車体の前部の底面に設けた検
知手段で走行床面までの距離を検知し、該検知距離をも
とにして床面の段差を判断し、前記車体を停止可能とし
ている走行車の制御方法であって、前記車体の走行速度
が所定値以下であるときには前記床面の段差の判断を行
わず、前記車体を停止しないようにしたことを特徴とし
ている。
【0009】この発明は少なくとも車体の前部の底面に
設けた検知手段で走行床面までの距離を検知し、該検知
距離をもとにして床面の段差を判断し、前記車体を停止
可能としている走行車の制御方法であって、前記車体の
走行速度が所定値以下であるときには前記床面の検知を
行わず、前記車体を停止しないようにしたことを特徴と
している。
【0010】この場合、前記走行床面の検知は前記車体
の所定距離移動毎、あるいは一定時間毎に行い、かつ連
続的に2回行うようにすると好ましい。
【0011】また、前記検知手段を超音波センサあるい
は反射型光電式センサとすると好ましい。
【0012】
【発明実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図1
を参照して詳細に説明する。図1および図2において、
この走行車の制御装置は、少なくとも床面までの距離を
検出するための超音波センサ(検知手段)10aを有す
る超音波センサ部10と、この超音波センサ10aによ
る検出信号により床面までの距離等を測定する副制御部
(CPUボード)11と、左右の駆動輪16をそれぞれ
駆動するロータリーエンコーダ14,15付の駆動用モ
ータ12,13と、図示しない操作パネルの操作、副制
御部11の測定結果およびロータリーエンコーダ14,
15からのエンコーダパルス等をもとにして走行(速度
を含む)、停止および反転(回転方向)等のための制御
指示を出す主制御部(CPUボード)18と、この主制
御部18からの制御指示にしたがって駆動用モータ1
2,13の駆動信号を出力する駆動輪制御回路19と、
この駆動信号により駆動用モータ12,13を駆動する
駆動回路20とを備えている。また、車体21の底面前
方には補助車輪22が備えられている。
【0013】なお、図2に示すように、超音波センサ部
10の超音波センサ10aは車体21の前部の底面に配
置されており、また当該走行車が無人である場合超音波
センサ部10の超音波センサ10b,10cは車体21
の正面、両側面に配置されている。
【0014】上記走行車の制御装置において、まず当該
走行車の操作部の操作、例えば走行操作が行われると、
主制御部18は左右の駆動用モータ12,13を駆動
し、車体21を所定速度まで加速するとともに、直進走
行とし、また主制御部18はロータリーエンコーダ1
4,15からのエンコーダ信号をもとにして走行制御を
行う。
【0015】このとき、超音波センサ10aおよび副制
御部11は所定距離移動毎(または一定時間毎)に床面
までの距離を検知し、かつ連続的に2回に渡って距離を
検知して主制御部18に出力する。
【0016】主制御部18は、従来同様に、その検知距
離データをもとにして床面に段差がある否かを判断し、
つまり検知距離が水平な床面までの距離より大きいとき
には段差があると判断する。しかも、連続的に2回に渡
っての検知距離が水平な床面までの距離より大きいとき
には段差があると判断し(図2の破線参照)、車体21
を非常停止し、その段差による車体21の転倒、転落を
防止する。
【0017】この場合、主制御部18は、車体21が停
止し、あるいは車体21の加速時または減速時で所定速
度に達していないときには車体21を非常停止しない。
【0018】この方法としては、車体21が停止し、お
よび車体21の加速時または減速時で所定速度に達して
いない場合、主制御部18において副制御部11からの
検知距離データを無視し、床面の段差の判断を行わな
ず、またはその床面の段差を判断しても非常停止を行わ
ない。
【0019】また、副制御部11において床面までの距
離を検知せず、つまり主制御部18にデータを出力しな
いようにしてもよい。この場合、副制御部11および主
制御部18における検知処理や判断処理を省くことがで
き、制御の簡素化が図れる。
【0020】このように、車体21が停止し、あるいは
所定速度に達していない場合(例えば加速時、減速
時)、連続的に2回に渡っての検知距離がほぼ同じで、
水平な床面までの距離より大きくても、車体21を誤っ
て非常停止とするようなこともなくなる。
【0021】すなわち、車体21が停止し、あるいは微
速走行中(加速時、減速時)においては、床面の凹部
(例えばタイルの目地)を検知した場合2回目も同じ凹
部を検知し、つまり誤検知を行うことがあり、結果非常
停止の誤動作を行うことになるからであり、また車体2
1の転倒、転落の可能性は慣性のついた走行時(加速し
た後の所定速度)に起きる可能性が高いからである。
【0022】具体的一例として、上記走行車の駆動用モ
ータ12,13として速度サーボモータを用い、車体2
1の速度が設定速度電圧値に比例し、通常の走行速度は
高速で6.2V、低速で3.7Vに設定されるものとす
る。
【0023】また、主制御部18は車体21の加速を
0.1V/40msecステップで設定し、速度サーボ
モータの電圧を0Vから設定電圧値まで段階的に上げ
る。駆動輪制御回路19は主制御部18で設定された電
圧をもとにして速度サーボモータを駆動し、車体21を
所定速度とする。
【0024】この場合、転倒、転倒検知のためのしきい
値を1Vに設定しており、速度サーボモータの電圧が1
Vに達した以後にあっては、超音波センサ10aを用い
て床面の凹部までの距離検知を開始し、かつ2回検知方
式で検知した距離をもとにして床面の段差を判断する。
【0025】また、車体21を減速(例えば0.1V/
40msecステップで減速)し、速度サーボモータの
電圧が1V以下になった後、また車体21の停止時にあ
っては、床面の凹部までの距離検知を行わず、あるいは
床面の段差を判断せず、したがって非常停止の誤動作も
なくなる。
【0026】なお、上記実施の形態では、検知手段とし
て超音波センサ(超音波測距センサ)10aを用いてい
るが、これに限らず、例えば反射型光学式センサを用い
るようにしてもよい。この場合、光を用いていることか
ら、種々雑音に影響されないという利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の走行車
の制御方法の請求項1によれば、車体の走行速度が所定
値以下であるときには走行床面の段差の判断を行わない
ようにしたので、車体の転倒、転落防止のための非常停
止の誤動作をなくし、走行の信頼性の向上を図ることが
できるという効果がある。
【0028】この発明の請求項2によれば、車体の走行
速度が所定値以下であるときには前記床面の検知を行わ
ず、車体の停止を行わないようにしたので、請求項1の
効果に加え、検知処理や判断処理を省くことができ、制
御の簡素化が図れるという効果がある。
【0029】この発明の請求項3によれば、車体の走行
床面までの距離検知は所定距離移動毎、あるいは一定時
間毎に行い、かつ連続的に2回行うようにしたので、車
体の転倒、転落防止のための非常停止の誤動作を確実に
なくし、走行の信頼性の向上をより図ることができると
いう効果がある。
【0030】この発明の請求項4によれば、請求項1な
いし3の検知手段として超音波センサあるいは反射型光
電式センサを用いるようにしたので、請求項1ないし3
記載の効果に加え、特に反射型光電式センサを用いた場
合雑音に影響されないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示し、走行車の制御方法
が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】この発明の走行車の概略的側面図。
【図3】従来の走行車の概略的側面図。
【符号の説明】
10 超音波センサ部 10a 超音波センサ(検知手段) 11 副制御部 12,13 駆動用モータ 14,15 ロータリーエンコーダ 18 主制御部 19 駆動輪制御回路 21 車体(走行車の)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも車体の前部の底面に設けた検
    知手段で走行床面までの距離を検知し、該検知距離をも
    とにして床面の段差を判断し、前記車体を停止可能とし
    ている走行車の制御方法であって、前記車体の走行速度
    が所定値以下であるときには前記床面の段差の判断を行
    わず、前記車体を停止しないようにしたことを特徴とす
    る走行車の制御方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも車体の前部の底面に設けた検
    知手段で走行床面までの距離を検知し、該検知距離をも
    とにして床面の段差を判断し、前記車体を停止可能とし
    ている走行車の制御方法であって、前記車体の走行速度
    が所定値以下であるときには前記床面の検知を行わず、
    前記車体を停止しないようにしたことを特徴とする走行
    車の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記走行床面の検知は前記車体の所定距
    離移動毎あるいは一定時間毎に行い、かつ連続的に2回
    行うようにした請求項1または2記載に走行車の制御方
    法。
  4. 【請求項4】 前記検知手段は超音波センサあるいは反
    射型光電式センサである請求項1ないし3記載の走行車
    の制御方法。
JP7234665A 1995-08-21 1995-08-21 走行車の制御方法 Withdrawn JPH0962354A (ja)

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Cited By (6)

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Effective date: 20021105