JPH09197803A - 現像装置 - Google Patents
現像装置Info
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- JPH09197803A JPH09197803A JP2859196A JP2859196A JPH09197803A JP H09197803 A JPH09197803 A JP H09197803A JP 2859196 A JP2859196 A JP 2859196A JP 2859196 A JP2859196 A JP 2859196A JP H09197803 A JPH09197803 A JP H09197803A
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Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 非磁性一成分系の現像装置で、ホールド力の
強い現像剤担持体から高帯電現像剤引き難し、高帯電現
像剤が堆積することを防ぎ、現像剤担持体表面を常に初
期と同じ状態に保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付
着量と帯電量を経時変化なく得る。 【解決手段】 表面が規則的または不規則に微小面積で
分布した誘電部と接地された導電部とからなる現像ロー
ラ5と、現像ローラ5に接触して回転するトナー供給ロ
ーラ6を有し、現像剤ローラ5上に担持された現像剤に
より静電潜像を可視像化する現像器2である。画像形成
時にはトナー供給ローラ6に現像ローラ5と同電位また
はトナー供給ローラ6から現像ローラ5に現像剤が移動
する方向のバイアスを与える。画像形成時以外の時には
トナー供給ローラ6に現像ローラ5と同電位または現像
ローラ5からトナー供給ローラ6に現像剤が移動する方
向のバイアスを与える。
強い現像剤担持体から高帯電現像剤引き難し、高帯電現
像剤が堆積することを防ぎ、現像剤担持体表面を常に初
期と同じ状態に保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付
着量と帯電量を経時変化なく得る。 【解決手段】 表面が規則的または不規則に微小面積で
分布した誘電部と接地された導電部とからなる現像ロー
ラ5と、現像ローラ5に接触して回転するトナー供給ロ
ーラ6を有し、現像剤ローラ5上に担持された現像剤に
より静電潜像を可視像化する現像器2である。画像形成
時にはトナー供給ローラ6に現像ローラ5と同電位また
はトナー供給ローラ6から現像ローラ5に現像剤が移動
する方向のバイアスを与える。画像形成時以外の時には
トナー供給ローラ6に現像ローラ5と同電位または現像
ローラ5からトナー供給ローラ6に現像剤が移動する方
向のバイアスを与える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PPC、PPF、
LBP等の電子写真方式の画像形成装置の現像装置に関
し、特に非磁性一成分現像剤を使用した現像装置に関す
るものである。
LBP等の電子写真方式の画像形成装置の現像装置に関
し、特に非磁性一成分現像剤を使用した現像装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】非磁性一成分現像方式での現像剤の最適
付着量と帯電量については、例えば特開昭60−229
057号公報や特開昭61−42672号公報に開示の
装置では、現像ローラ上付着量が0.2〜0.5mg/
cm2と少なかった。付着量としては転写紙上には0.
5〜0.7mg/cm2が必要であり、感光体上では
0.6〜1.0mg/cm2が必要であるが、現像ロー
ラ上に充分な付着量は得られないため、所望の付着量は
得られていない。このため、現像ローラの回転の線速を
感光体の線速の2〜4倍にしてトナーの付着量をカバー
している。
付着量と帯電量については、例えば特開昭60−229
057号公報や特開昭61−42672号公報に開示の
装置では、現像ローラ上付着量が0.2〜0.5mg/
cm2と少なかった。付着量としては転写紙上には0.
5〜0.7mg/cm2が必要であり、感光体上では
0.6〜1.0mg/cm2が必要であるが、現像ロー
ラ上に充分な付着量は得られないため、所望の付着量は
得られていない。このため、現像ローラの回転の線速を
感光体の線速の2〜4倍にしてトナーの付着量をカバー
している。
【0003】この速度比2〜4倍の現像ローラの回転に
は問題があり「現像剤後端より」と称される現象で発生
し、ベタ部を現像した場合、画像の後端部の濃度が高く
なる。この現象は未解決の状態であり、白黒機でも問題
にはなったものの許容されてきた。
は問題があり「現像剤後端より」と称される現象で発生
し、ベタ部を現像した場合、画像の後端部の濃度が高く
なる。この現象は未解決の状態であり、白黒機でも問題
にはなったものの許容されてきた。
【0004】一方、カラー画像では上記「現像剤後端よ
り」は大きな問題となる。カラー画像は現像剤を透過し
てみるため、後端部では濃度が濃く、特に重ね画像の場
合は色違いとなってしまう。この現象を改良しようとす
れば現像ローラの線速を感光体の線速に近づけることで
あり、現像ローラ上の付着量を多くして回転数を小さく
することである。つまり等速現像が必要となる。ローラ
上の現像剤付着量は少なくとも0.8mg/cm2(現
像効率の良い接触現像法)から、1.0mg/cm2以
上(現像効率の低い非接触現像法)の付着量が必要にな
る。
り」は大きな問題となる。カラー画像は現像剤を透過し
てみるため、後端部では濃度が濃く、特に重ね画像の場
合は色違いとなってしまう。この現象を改良しようとす
れば現像ローラの線速を感光体の線速に近づけることで
あり、現像ローラ上の付着量を多くして回転数を小さく
することである。つまり等速現像が必要となる。ローラ
上の現像剤付着量は少なくとも0.8mg/cm2(現
像効率の良い接触現像法)から、1.0mg/cm2以
上(現像効率の低い非接触現像法)の付着量が必要にな
る。
【0005】なおこの種の現像装置に関する先行技術と
しては、特開昭53−35550、特開昭55−ll8
063、特開平2−282767号公報に開示されるも
の等がある。
しては、特開昭53−35550、特開昭55−ll8
063、特開平2−282767号公報に開示されるも
の等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本出願人らは、上記現
像剤付着量を得られる搬送力の強い現像剤担持体とし
て、特開平4−l27l77に記載される現像剤担持体
を提示している。しかし前述のような搬送力の強い現像
剤担持体を用いた場合、高帯電現像剤は現像剤担持体と
の付着力が強固なために、現像されず現像剤担持体上に
未現像現像剤として残ってしまう。その後新たな現像剤
が供給されるが未現像現像剤が最下層に付着し、現像剤
担持体との距離が近くなるためにますます付着力が強固
になり、電気的な力で拘束され現像剤担持体から離れる
ことが出来なくなる。
像剤付着量を得られる搬送力の強い現像剤担持体とし
て、特開平4−l27l77に記載される現像剤担持体
を提示している。しかし前述のような搬送力の強い現像
剤担持体を用いた場合、高帯電現像剤は現像剤担持体と
の付着力が強固なために、現像されず現像剤担持体上に
未現像現像剤として残ってしまう。その後新たな現像剤
が供給されるが未現像現像剤が最下層に付着し、現像剤
担持体との距離が近くなるためにますます付着力が強固
になり、電気的な力で拘束され現像剤担持体から離れる
ことが出来なくなる。
【0007】そして、このような過程を繰り返すうちに
現像剤層中に現像剤担持体に強固に拘束され、堆積した
現像剤の割合が増加する。このような現像剤は現像され
ることが無いので現像剤担持体上で現像剤、層化部材に
何度も摩擦されるうちに現像剤担持体に完全に溶着した
状態になってしまい、固着する現像剤の量が増えるにし
たがって現像剤担持体はその機能を失い、等速現像に必
要な現像剤付着量と帯電量を得られなくなってしまった
り、現像剤の付着ムラなどが発生し、画像に悪影響を及
ぼす。
現像剤層中に現像剤担持体に強固に拘束され、堆積した
現像剤の割合が増加する。このような現像剤は現像され
ることが無いので現像剤担持体上で現像剤、層化部材に
何度も摩擦されるうちに現像剤担持体に完全に溶着した
状態になってしまい、固着する現像剤の量が増えるにし
たがって現像剤担持体はその機能を失い、等速現像に必
要な現像剤付着量と帯電量を得られなくなってしまった
り、現像剤の付着ムラなどが発生し、画像に悪影響を及
ぼす。
【0008】このような堆積した高帯電現像剤の除去に
ついて従来有効な提案はなされておらず、現像ローラ固
着により、画像品質の著しい低下が発生し、実用化の妨
げになっていた。
ついて従来有効な提案はなされておらず、現像ローラ固
着により、画像品質の著しい低下が発生し、実用化の妨
げになっていた。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、特に
ホールド力の強い前記現像剤担持体から高帯電現像剤引
き難し、高帯電現像剤が堆積することを防ぎ、現像剤担
持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担持体上
で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得る非磁
性一成分系の現像装置を提供することを目的とする。
ホールド力の強い前記現像剤担持体から高帯電現像剤引
き難し、高帯電現像剤が堆積することを防ぎ、現像剤担
持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担持体上
で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得る非磁
性一成分系の現像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の現像装置のうち
請求項1に係るものは、上記目的を達成し、現像剤担持
体のようなホールド力の強い現像剤担持体においても高
帯電現像剤の堆積を防ぎ、現像剤担持体表面を常に初期
と同じ状態に保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付着
量と帯電量を経時変化なく得ることを可能とするため
に、表面が規則的または不規則に微小面積で分布した誘
電部と接地された導電部とからなる現像剤担持体と、該
現像剤担持体に接触して回転する現像剤供給部材とを有
し、上記現像剤担持体上に担持された現像剤により静電
潜像を可視像化する現像装置において、画像形成時には
上記現像剤供給部材に現像剤担持体と同電位または上記
現像剤供給部材から上記現像剤担持体に現像剤が移動す
る方向のバイアスを与え、画像形成時以外の時には上記
現像剤供給部材に上記現像剤担持体と同電位または上記
現像剤担持体から上記現像剤供給部材に現像剤が移動す
る方向のバイアスを与えることを特徴とする。
請求項1に係るものは、上記目的を達成し、現像剤担持
体のようなホールド力の強い現像剤担持体においても高
帯電現像剤の堆積を防ぎ、現像剤担持体表面を常に初期
と同じ状態に保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付着
量と帯電量を経時変化なく得ることを可能とするため
に、表面が規則的または不規則に微小面積で分布した誘
電部と接地された導電部とからなる現像剤担持体と、該
現像剤担持体に接触して回転する現像剤供給部材とを有
し、上記現像剤担持体上に担持された現像剤により静電
潜像を可視像化する現像装置において、画像形成時には
上記現像剤供給部材に現像剤担持体と同電位または上記
現像剤供給部材から上記現像剤担持体に現像剤が移動す
る方向のバイアスを与え、画像形成時以外の時には上記
現像剤供給部材に上記現像剤担持体と同電位または上記
現像剤担持体から上記現像剤供給部材に現像剤が移動す
る方向のバイアスを与えることを特徴とする。
【0011】同請求項2に係る現像装置は、画像に影響
を及ぼさずに現像剤担持体表面を常に初期と同じ状態に
保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付着量と帯電量を
経時変化なく得ることを可能とするために、紙間、画像
形成プロセス開始前または画像形成プロセス終了後に、
上記現像剤供給部材に上記現像剤担持体から上記現像剤
供給部材に現像剤が移動する方向のバイアスを与えるこ
とを特徴とする。
を及ぼさずに現像剤担持体表面を常に初期と同じ状態に
保ち、現像剤担持体上で最適な現像剤付着量と帯電量を
経時変化なく得ることを可能とするために、紙間、画像
形成プロセス開始前または画像形成プロセス終了後に、
上記現像剤供給部材に上記現像剤担持体から上記現像剤
供給部材に現像剤が移動する方向のバイアスを与えるこ
とを特徴とする。
【0012】同請求項3に係る現像装置は、現像剤担持
体上の現像剤にムラが発生することを防止できるように
するために、上記現像剤担持体から上記現像剤供給部材
に現像剤が移動する方向のバイアスを与える時間を、上
記現像剤担持体が1周する時間以上とすることを特徴と
する。
体上の現像剤にムラが発生することを防止できるように
するために、上記現像剤担持体から上記現像剤供給部材
に現像剤が移動する方向のバイアスを与える時間を、上
記現像剤担持体が1周する時間以上とすることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態及び実施例】以下本発明の実施の形
態及び実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
の実施の対象となる現像装置の概要を示す断面図であ
る。感光体1の回転の線速は120mm/秒であり、図
中矢印の方向に回転している。現像器2の現像器ホッパ
ー3内に納められた現像ローラ5は、図中矢印のように
感光体1と逆方向に回転(線速約120mm/秒)し、
現像を終了した後、トナー供給ローラ6との接触部Aに
到る。図中7はアジテータである。
態及び実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明
の実施の対象となる現像装置の概要を示す断面図であ
る。感光体1の回転の線速は120mm/秒であり、図
中矢印の方向に回転している。現像器2の現像器ホッパ
ー3内に納められた現像ローラ5は、図中矢印のように
感光体1と逆方向に回転(線速約120mm/秒)し、
現像を終了した後、トナー供給ローラ6との接触部Aに
到る。図中7はアジテータである。
【0014】トナー供給ローラ6は感光体1と同方向に
回転(回転線速は現像ローラ5の線速の約1.2倍)
し、現像ローラ5及びトナー4との摩擦により現像ロー
ラ5の微小誘電部に摩擦帯電を与え、現像ローラ5上に
マイクロフィールドを作る。トナー供給ローラ6に付着
して帯電したトナー4は、現像ローラ5のマイクロフィ
ールドに静電的に吸引され、多層に付着する。供給され
たトナー4は、20〜30N/mの線圧で面部またはエ
ッジ部を含んだ面部で現像ローラに当接している現像剤
の層厚規制部材8により制御規制され、現像ローラ5上
でトナー薄層となる。この結果、現像ローラ5上には
1.0〜1.5mg/cm2のトナー付着量、8〜15
μC/gの帯電量が得られ、現像に十分の特性の薄層が
得られる。
回転(回転線速は現像ローラ5の線速の約1.2倍)
し、現像ローラ5及びトナー4との摩擦により現像ロー
ラ5の微小誘電部に摩擦帯電を与え、現像ローラ5上に
マイクロフィールドを作る。トナー供給ローラ6に付着
して帯電したトナー4は、現像ローラ5のマイクロフィ
ールドに静電的に吸引され、多層に付着する。供給され
たトナー4は、20〜30N/mの線圧で面部またはエ
ッジ部を含んだ面部で現像ローラに当接している現像剤
の層厚規制部材8により制御規制され、現像ローラ5上
でトナー薄層となる。この結果、現像ローラ5上には
1.0〜1.5mg/cm2のトナー付着量、8〜15
μC/gの帯電量が得られ、現像に十分の特性の薄層が
得られる。
【0015】現像ローラ5は更に回転し、現像域(現像
ギャップ)9に達する。現像域9では、非接触現像法で
現像を行うが、感光体1の線速と現像ローラ5の線速は
等速とし、飛翔条件のよい現像バイアスを印加する。図
中21は現像バイアス高圧電源、22は供給バイアス高
圧電源である。
ギャップ)9に達する。現像域9では、非接触現像法で
現像を行うが、感光体1の線速と現像ローラ5の線速は
等速とし、飛翔条件のよい現像バイアスを印加する。図
中21は現像バイアス高圧電源、22は供給バイアス高
圧電源である。
【0016】図2、3に本発明の現像装置において実施
する現像ローラ5へのバイアス印加のタイミングチャー
トを示す。このチャートにおいて、感光体1上の画像部
が現像ローラ5との現像ギャップ9を通過する時間は図
に示す時間1〜4である。この間には現像バイアスをか
ける。ネガポジ現像で考える場合、帯電オフで現像バイ
アスオンではベタ現像となってしまうため、帯電は時間
0〜5で行う。時間1〜4では、現像ローラ5とトナー
供給ローラ6は同電位であるので、現像ローラ5上の閉
電界は開くことなく現像剤をホールドし続ける(図4参
照)。ここで時間4〜5で供給バイアス電源22オン、
現像バイアス電源21オフとすることにより両者の間に
電界が発生し、現像ローラ上の微小閉電界を開く(図5
参照)。この微小閉電界を開く作用により、マイナス帯
電したトナーは現像ローラ5のホールド力が無くなり、
現像ローラ5から供給ローラ6に移動する。また、この
力はトナーの帯電量が大きいほど大きいので、高帯電ト
ナーを効果的に剥離することができる。図3のように潜
像担持体上lの画像部が現像ギャップ9を通過する時間
1〜4の前の時間0〜1に上記のような現像ローラ5か
ら供給ローラ6へ現像剤が移動する電界を発生させるこ
ともできる。
する現像ローラ5へのバイアス印加のタイミングチャー
トを示す。このチャートにおいて、感光体1上の画像部
が現像ローラ5との現像ギャップ9を通過する時間は図
に示す時間1〜4である。この間には現像バイアスをか
ける。ネガポジ現像で考える場合、帯電オフで現像バイ
アスオンではベタ現像となってしまうため、帯電は時間
0〜5で行う。時間1〜4では、現像ローラ5とトナー
供給ローラ6は同電位であるので、現像ローラ5上の閉
電界は開くことなく現像剤をホールドし続ける(図4参
照)。ここで時間4〜5で供給バイアス電源22オン、
現像バイアス電源21オフとすることにより両者の間に
電界が発生し、現像ローラ上の微小閉電界を開く(図5
参照)。この微小閉電界を開く作用により、マイナス帯
電したトナーは現像ローラ5のホールド力が無くなり、
現像ローラ5から供給ローラ6に移動する。また、この
力はトナーの帯電量が大きいほど大きいので、高帯電ト
ナーを効果的に剥離することができる。図3のように潜
像担持体上lの画像部が現像ギャップ9を通過する時間
1〜4の前の時間0〜1に上記のような現像ローラ5か
ら供給ローラ6へ現像剤が移動する電界を発生させるこ
ともできる。
【0017】ところで、上述のようなバイアスの印加の
ない条件でランニングテストを行うと、1000枚プリ
ントで画像濃度が低下し始め、3000枚プリント以降
では画像濃度が1.0以下となり、画像としての不具合
として顕在化する。本出願人らが調査した結果、現像ロ
ーラ5上には上述のようなランニングテストにより最下
層に1μm程度の微小な高帯電現像剤が堆積し、この微
小高帯電現像剤が現像ローラ5上の微小閉電界を減衰さ
せ、現像剤の帯電及びホールドという機能を経時的に奪
い、結果として、画像濃度ムラや画像濃度低下を引き起
こすことがわかった。
ない条件でランニングテストを行うと、1000枚プリ
ントで画像濃度が低下し始め、3000枚プリント以降
では画像濃度が1.0以下となり、画像としての不具合
として顕在化する。本出願人らが調査した結果、現像ロ
ーラ5上には上述のようなランニングテストにより最下
層に1μm程度の微小な高帯電現像剤が堆積し、この微
小高帯電現像剤が現像ローラ5上の微小閉電界を減衰さ
せ、現像剤の帯電及びホールドという機能を経時的に奪
い、結果として、画像濃度ムラや画像濃度低下を引き起
こすことがわかった。
【0018】そこで図2、3に示すタイミングチャート
に則って紙間で現像剤を現像ローラ5からトナー供給ロ
ーラ6に引き戻す方向の電界をローラ2周分かけて同様
のランニングテストにより確認したところ、10000
枚プリント時でも画像濃度が低下しなかった。また60
000枚プリント時でも現像ローラ5に固着がみられな
いことが確認された。
に則って紙間で現像剤を現像ローラ5からトナー供給ロ
ーラ6に引き戻す方向の電界をローラ2周分かけて同様
のランニングテストにより確認したところ、10000
枚プリント時でも画像濃度が低下しなかった。また60
000枚プリント時でも現像ローラ5に固着がみられな
いことが確認された。
【0019】図6に上述の実験に用いた帯電量測定器を
示す。図中31はXYZテーブル、32はQメータ、3
3はノズル、34はフィルタ、35は筒状本体、36は
ギャップ37を管理するためのマイクロメータである。
ノズル33と現像ローラ5のギャップ37は、XYZテ
ーブル31により管理される。この距離を3段階取り、
現像ローラ5上に発生した微小閉電界に捕捉され、多層
に吸着した現像剤を上の方から3段階に分けて吸引し、
それぞれの帯電量を測定した。すると、最上層(現像ロ
ーラ5から最も離れた位置)にある現像剤の帯電量は7
μC/gであり、中層にある現像剤の帯電量はl5μC
/gであり、最下層にある現像剤の帯電量は35μC/
gで(図7参照)、全平均帯電量はl3μC/gであっ
た。このことから、最下層には平均帯電量に比して帯電
量の非常に大きな現像剤が存在することがわかる。
示す。図中31はXYZテーブル、32はQメータ、3
3はノズル、34はフィルタ、35は筒状本体、36は
ギャップ37を管理するためのマイクロメータである。
ノズル33と現像ローラ5のギャップ37は、XYZテ
ーブル31により管理される。この距離を3段階取り、
現像ローラ5上に発生した微小閉電界に捕捉され、多層
に吸着した現像剤を上の方から3段階に分けて吸引し、
それぞれの帯電量を測定した。すると、最上層(現像ロ
ーラ5から最も離れた位置)にある現像剤の帯電量は7
μC/gであり、中層にある現像剤の帯電量はl5μC
/gであり、最下層にある現像剤の帯電量は35μC/
gで(図7参照)、全平均帯電量はl3μC/gであっ
た。このことから、最下層には平均帯電量に比して帯電
量の非常に大きな現像剤が存在することがわかる。
【0020】次に現像ローラ5上に多層に堆積した現像
剤の上、中層を粘着テープで取り去り、その下にある現
像剤(即ち最下層の現像剤)を導電性粘着テープで採取
し、電子顕微鏡で観察した。初期及び本発明実施では現
像剤は通常の大きさのものが観察された(図8は現像ロ
ーラ5の初期状態の電子顕微鏡での観察結果、図9は本
発明のバイアス印加条件での10000枚プリント後の
現像ローラ5の電子顕微鏡での観察結果を示す)が、本
発明のようなバイアス印加を行わない10000枚プリ
ントでは、粒径が1μm程度と観察される微小現像剤が
びっしりと現像ローラ5の近傍を埋め尽くしていること
が観察された(図10参照)。図11は現像ローラ5の
初期状態における表面状態の拡大(×250)観察結果
を示し、図12は本発明のバイアス印加を行って600
0枚プリント後の同観察結果を、図13はバイアス印加
を行わないで6000枚プリント後の同観察結果を示
す。図13では固着トナーSが存在している。図14は
プリント枚数による画像濃度IDの推移を示し、図中実
線で本発明の実施時を、点線で非実施時を示す。
剤の上、中層を粘着テープで取り去り、その下にある現
像剤(即ち最下層の現像剤)を導電性粘着テープで採取
し、電子顕微鏡で観察した。初期及び本発明実施では現
像剤は通常の大きさのものが観察された(図8は現像ロ
ーラ5の初期状態の電子顕微鏡での観察結果、図9は本
発明のバイアス印加条件での10000枚プリント後の
現像ローラ5の電子顕微鏡での観察結果を示す)が、本
発明のようなバイアス印加を行わない10000枚プリ
ントでは、粒径が1μm程度と観察される微小現像剤が
びっしりと現像ローラ5の近傍を埋め尽くしていること
が観察された(図10参照)。図11は現像ローラ5の
初期状態における表面状態の拡大(×250)観察結果
を示し、図12は本発明のバイアス印加を行って600
0枚プリント後の同観察結果を、図13はバイアス印加
を行わないで6000枚プリント後の同観察結果を示
す。図13では固着トナーSが存在している。図14は
プリント枚数による画像濃度IDの推移を示し、図中実
線で本発明の実施時を、点線で非実施時を示す。
【0021】これら3つの実験の結果から、本発明のバ
イアス印加を行わないと、付着した現像剤の最下層では
微小で高帯電な現像剤がその高帯電と現像ローラの微小
閉電界により強力に付着し、堆積して現像ローラの機能
(微小閉電界の発生)を妨げてしまうことがわかった。
また、長期のランニングテストではこの堆積したトナー
が度重なるストレスにより溶解しトナー固着になり、現
像剤担持体の機能が全く果たせなくなるという現象が発
生する。この現象は現像ローラではその微小閉電界によ
り現像剤をホールドするという現像剤担持のメカニズム
上避けがたい。
イアス印加を行わないと、付着した現像剤の最下層では
微小で高帯電な現像剤がその高帯電と現像ローラの微小
閉電界により強力に付着し、堆積して現像ローラの機能
(微小閉電界の発生)を妨げてしまうことがわかった。
また、長期のランニングテストではこの堆積したトナー
が度重なるストレスにより溶解しトナー固着になり、現
像剤担持体の機能が全く果たせなくなるという現象が発
生する。この現象は現像ローラではその微小閉電界によ
り現像剤をホールドするという現像剤担持のメカニズム
上避けがたい。
【0022】上述の本発明の実施及び比較実験に使用し
た現像部品特性及び現像条件を下記する。 (1)トナー供給ローラ6 発泡ポリウレタンスポンジローラで径16mm、芯金径
8mm、混練時にカーボンを内添、分散し、その後発
泡、型形成した。食い込み:1mm、体積抵抗:約lx
106Ωcmである。 (2)層厚規制部材8 板状のウレタンゴムで厚さt=2mm、対現像ローラ接
触圧:20〜30N/m、エッジ部角度:90°、ゴム
硬度:73°、ヤング率:0、66g/mm2のもので
ある。 (3)現像ローラ10 ローレットタイプで、ローラ径は25mm、0.2mm
ピッチ、深さ0.1mm、溝巾0.2mmで角溝状のア
ヤメローレット加工を行ったものである。誘電層コート
はエポキシ変性シリコーン樹脂(東レ製:SR21l
5)をコーティングし、100℃で約30分乾操させ、
表面切削加工して、導電面を露出させたものである。導
電部面積は約50%で、誘電部も50%とする。 (4)現像バイアス電源21 非接触現像で現像ローラ5へはDC−650V印加、A
C:中心値−600V、振幅1200V、周波数1KH
z、矩形波、デューティ比1:1 (5)供給バイアス電源22 画像形成時:−650V (6)現像ギャップ9 150μm(感光体1はローラタイプを使用)とする。 (7)感光体1 OPCで、表面電位:地肌部−910v、書き込み部
(画像部)−150Vとする。 (8)現像剤4 非磁性スチレンアクリル系+ポリエステル系樹脂使用の
負帯電トナーを用いる。 (9)外添剤:シリカ微粉末0.7wt%を用いる。
た現像部品特性及び現像条件を下記する。 (1)トナー供給ローラ6 発泡ポリウレタンスポンジローラで径16mm、芯金径
8mm、混練時にカーボンを内添、分散し、その後発
泡、型形成した。食い込み:1mm、体積抵抗:約lx
106Ωcmである。 (2)層厚規制部材8 板状のウレタンゴムで厚さt=2mm、対現像ローラ接
触圧:20〜30N/m、エッジ部角度:90°、ゴム
硬度:73°、ヤング率:0、66g/mm2のもので
ある。 (3)現像ローラ10 ローレットタイプで、ローラ径は25mm、0.2mm
ピッチ、深さ0.1mm、溝巾0.2mmで角溝状のア
ヤメローレット加工を行ったものである。誘電層コート
はエポキシ変性シリコーン樹脂(東レ製:SR21l
5)をコーティングし、100℃で約30分乾操させ、
表面切削加工して、導電面を露出させたものである。導
電部面積は約50%で、誘電部も50%とする。 (4)現像バイアス電源21 非接触現像で現像ローラ5へはDC−650V印加、A
C:中心値−600V、振幅1200V、周波数1KH
z、矩形波、デューティ比1:1 (5)供給バイアス電源22 画像形成時:−650V (6)現像ギャップ9 150μm(感光体1はローラタイプを使用)とする。 (7)感光体1 OPCで、表面電位:地肌部−910v、書き込み部
(画像部)−150Vとする。 (8)現像剤4 非磁性スチレンアクリル系+ポリエステル系樹脂使用の
負帯電トナーを用いる。 (9)外添剤:シリカ微粉末0.7wt%を用いる。
【0023】以上説明してきた実施形態及び実施例例
は、負帯電感光体でのN/P現像で説明したが、極性、
P/P現像など一般的な条件でも可能である。
は、負帯電感光体でのN/P現像で説明したが、極性、
P/P現像など一般的な条件でも可能である。
【0024】
【発明の効果】請求項1の現像装置は、以上説明してき
たように、現像剤担持体のようなホールド力の強い現像
剤担持体においてもバイアスを与えることにより微小閉
電界を開くことで、高帯電現像剤の堆積を防ぎ、現像剤
担持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担持体
上で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得るこ
とができるという効果がある。
たように、現像剤担持体のようなホールド力の強い現像
剤担持体においてもバイアスを与えることにより微小閉
電界を開くことで、高帯電現像剤の堆積を防ぎ、現像剤
担持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担持体
上で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得るこ
とができるという効果がある。
【0025】請求項2の現像装置は、紙間または画像形
成プロセス開始前または画像形成プロセス終了後に現像
剤供給部材に現像剤担持体から現像剤供給部材に現像剤
が移動する方向のバイアスを与えることにより、現像剤
担持体に発生する微小閉電界を開き、現像剤担持体のよ
うなホールド力の強い現像剤担持体においても高帯電現
像剤の堆積を防ぎ、なおかつ画像に影響を及ぼさずに現
像剤担持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担
持体上で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得
ることができるという効果がある。
成プロセス開始前または画像形成プロセス終了後に現像
剤供給部材に現像剤担持体から現像剤供給部材に現像剤
が移動する方向のバイアスを与えることにより、現像剤
担持体に発生する微小閉電界を開き、現像剤担持体のよ
うなホールド力の強い現像剤担持体においても高帯電現
像剤の堆積を防ぎ、なおかつ画像に影響を及ぼさずに現
像剤担持体表面を常に初期と同じ状態に保ち、現像剤担
持体上で最適な現像剤付着量と帯電量を経時変化なく得
ることができるという効果がある。
【0026】請求項3の現像装置は、現像剤担持体から
現像剤供給部材に現像剤が移動する方向のバイアスを与
える時間を現像剤担持体が1周する時間以上とすること
により、現像剤担持体上の現像剤にムラが発生すること
を防止することができるという効果がある。
現像剤供給部材に現像剤が移動する方向のバイアスを与
える時間を現像剤担持体が1周する時間以上とすること
により、現像剤担持体上の現像剤にムラが発生すること
を防止することができるという効果がある。
【図1】本発明の実施の対象となる現像装置の概要を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明の現像装置において実施する現像ローラ
へのバイアス印加のタイミングチャートである。
へのバイアス印加のタイミングチャートである。
【図3】本発明の現像装置において実施する現像ローラ
へのバイアス印加のタイミングチャートである。
へのバイアス印加のタイミングチャートである。
【図4】現像ローラ上の閉電界が開かずに現像剤をホー
ルドし続ける状態の概念図である。
ルドし続ける状態の概念図である。
【図5】現像ローラ上の閉電界が開いて現像剤が移動す
る状態の概念図である。
る状態の概念図である。
【図6】帯電量測定装置の模式的断面図である。
【図7】図6の装置での実験結果を示す概念図である。
【図8】現像ローラの初期の最下層の現像剤の状態を示
す図である。
す図である。
【図9】同本発明実施での10000枚ランニングテス
ト後の最下層の現像剤の状態を示す図である。
ト後の最下層の現像剤の状態を示す図である。
【図10】同本発明非実施での10000枚ランニング
テスト後の最下層の現像剤の状態を示す図である。
テスト後の最下層の現像剤の状態を示す図である。
【図11】初期の現像ローラ表面を拡大して示す図であ
る。
る。
【図12】本発明実施での6000枚ランニングテスト
後の現像ローラ表面を拡大して示す図である。
後の現像ローラ表面を拡大して示す図である。
【図13】本発明非実施での6000枚ランニングテス
ト後の現像ローラ表面を拡大して示す図である。
ト後の現像ローラ表面を拡大して示す図である。
【図14】本発明実施及び非実施での10000枚ラン
ニングテストの画像濃度変化推移を示すグラフである。
ニングテストの画像濃度変化推移を示すグラフである。
1 感光体 2 現像器 3 現像器ホッパー 4 現像剤(トナー) 5 現像ローラ(現像剤担持体) 6 トナー供給ローラ(現像剤供給部材) 7 アジテータ 8 層厚規制部材 9 現像ギャップ 21 現像バイアス用高圧電源 22 供給バイアス用高庄奄源 31 XYZテーブル 32 Qメータ 33 ノズル 34 フィルタ 35 筒状本体 36 マイクロメータ 37 ギャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉山 敏弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】 表面が規則的または不規則に微小面積で
分布した誘電部と接地された導電部とからなる現像剤担
持体と、該現像剤担持体に接触して回転する現像剤供給
部材とを有し、上記現像剤担持体上に担持された現像剤
により静電潜像を可視像化する現像装置において、画像
形成時には上記現像剤供給部材に現像剤担持体と同電位
または上記現像剤供給部材から上記現像剤担持体に現像
剤が移動する方向のバイアスを与え、画像形成時以外の
時には上記現像剤供給部材に上記現像剤担持体と同電位
または上記現像剤担持体から上記現像剤供給部材に現像
剤が移動する方向のバイアスを与えることを特徴とする
現像装置。 - 【請求項2】 紙間、画像形成プロセス開始前または画
像形成プロセス終了後に、上記現像剤供給部材に上記現
像剤担持体から上記現像剤供給部材に現像剤が移動する
方向のバイアスを与えることを特徴とする請求項1の現
像装置。 - 【請求項3】 上記現像剤担持体から上記現像剤供給部
材に現像剤が移動する方向のバイアスを与える時間を、
上記現像剤担持体が1周する時間以上とすることを特徴
とする請求項1の現像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859196A JPH09197803A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2859196A JPH09197803A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 現像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09197803A true JPH09197803A (ja) | 1997-07-31 |
Family
ID=12252847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2859196A Pending JPH09197803A (ja) | 1996-01-22 | 1996-01-22 | 現像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09197803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041047A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
US9575433B2 (en) | 2014-09-01 | 2017-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having voltage application to regulating member and developer carrier |
-
1996
- 1996-01-22 JP JP2859196A patent/JPH09197803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041047A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法 |
US9575433B2 (en) | 2014-09-01 | 2017-02-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having voltage application to regulating member and developer carrier |
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