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JPH09136431A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

Info

Publication number
JPH09136431A
JPH09136431A JP7321065A JP32106595A JPH09136431A JP H09136431 A JPH09136431 A JP H09136431A JP 7321065 A JP7321065 A JP 7321065A JP 32106595 A JP32106595 A JP 32106595A JP H09136431 A JPH09136431 A JP H09136431A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
paper
marking
clogging
nozzle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7321065A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Nishigaki
秀雄 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP7321065A priority Critical patent/JPH09136431A/ja
Publication of JPH09136431A publication Critical patent/JPH09136431A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク切れの検出とノズルの目詰まりの検出
とを個々のセンサにより行う場合よりも、記録装置のコ
ストダウンを可能にする。 【解決手段】 用紙6にインクを吹き付けて形成された
マーキング50・51を読み取るインクエンプティー検
出用センサ16を有している。インクエンプティー検出
用センサ16は、マーキング50を基にインク切れを検
出するインク切れ検出手段と、マーキング51を基にノ
ズルの目詰まりを検出する目詰まり検出手段とに共用さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙にインクを吹
き付けて印字するインクジェット記録装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置等の通信装置やパーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置は、通常、文字や図
形からなるデータを視覚情報として記録するように、こ
れらのデータを用紙に印字可能な記録装置を有してい
る。この記録装置には、インパクト方式や感熱方式、イ
ンクジェット方式等の各種の印字方式が採用されている
が、近年においては、静粛性に優れていると共に各種材
質の用紙に印字可能なインクジェット方式を採用したイ
ンクジェット記録装置が多用されるようになっている。
【0003】上記のインクジェット記録装置は、多数の
ノズルを有したインクジェットヘッドと用紙とを対向配
置し、インクジェットヘッドを主走査しながら、出力デ
ータに対応するノズルからインクを噴射させて用紙に吹
き付けることによって、用紙に文字や図形を印字するよ
うになっている。従って、このような動作により印字す
るインクジェット記録装置は、用紙に吹き付けられたイ
ンクが吹き付け部分以外を汚さないように、インクに対
して速乾性が要求される一方、高精細の印字出力となる
ように、ノズルに対して小口径化が要求されるため、ノ
ズルがインクの凝固により目詰まりし易いものになって
いる。
【0004】そこで、従来のインクジェット記録装置に
おいて、目詰まりを自動的に検出する場合には、各ノズ
ルからインクを用紙に吹き付けてマーキングを形成し、
このマーキングを光学センサからなる目詰まり検出用セ
ンサを用いて読み取ることによって、ノズルの目詰まり
を検出するようになっている。
【0005】
【発明を解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ように、目詰まりを自動的に検出可能なインクジェット
記録装置は、通常、他の処理動作も自動化して操作性お
よび機能の向上が図られており、目詰まり検出用センサ
の他、インク切れを検出するためのインクエンプティ検
出用センサや、用紙切れを検出するための用紙切れ検出
用センサ等の各種のセンサを備えた構成にされている。
【0006】しかしながら、このように構成されたイン
クジェット記録装置は、操作性および機能を向上させる
各種のセンサにより部品コストおよび組み立てコストが
増大したものになっている。従って、これらのセンサを
削減することがコストダウンの観点からは極めて望まし
いが、例えば目詰まり検出用センサを削除すると、ノズ
ルの目詰まりを検出できなくなるというように、各セン
サに対応した操作性および機能の低下を招来するという
問題が生じることになる。
【0007】よって、本発明は、操作性および機能を低
下させずに、センサを削減してコストダウンすることが
できるインクジェット記録装置を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、請求項1の発明は、用紙にインクを吹き付けて形成
されたマーキングを読み取るセンサを有し、該センサ
が、上記マーキングを基にインク切れを検出するインク
切れ検出手段と、上記マーキングを基にノズルの目詰ま
りを検出する目詰まり検出手段とに共用されていること
を特徴としている。これにより、インク切れの検出とノ
ズルの目詰まりの検出とが一つのセンサで共用して行わ
れているため、各検出を個々のセンサにより行う場合よ
りも、記録装置をコストダウンさせることが可能にな
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の上記目詰ま
り検出手段は、インクジェットヘッドの各ノズルから順
にインクを吹き付けてマーキングを形成し、該マーキン
グを上記センサにより順に読み取らせることによって、
各ノズルの目詰まりを検出することを特徴としている。
これにより、一つのセンサを用いてインクジェットヘッ
ドの各ノズルの目詰まりを個々に検出することができる
ため、目詰まりを検出した後のヘッドクリーニングの判
断時期を効率的に決定することが可能になる。さらに、
請求項3の発明は、請求項1の上記マーキングは、用紙
上の左右マージン部の少なくとも一方に形成されること
を特徴としている。これにより、マーキング以外の出力
データを印字しながら、目詰まりおよびインク切れを検
出することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明をファクシミリ装置のイン
クジェット記録装置として適用した場合について、図1
ないし図6に基づいて以下に説明する。
【0011】本実施例に係るインクジェット記録装置
は、図2に示すように、ファクシミリ装置に内蔵されて
いる。ファクシミリ装置は、筐体となる下カバー2およ
び上カバー3を備えた装置本体1と、装置本体1の側方
に配置された受話器4とを有している。装置本体1は、
図3に示すように、原稿20を上カバー3の上方から機
内に取り込んだ後、開口3aから排出する原稿送り装置
21と、原稿送り装置21により搬送される原稿20の
画像を読み取る画像読取装置22と、下カバー2の前面
(図中左側面)から着脱可能に設けられた用紙カセット
5とを備えている。
【0012】上記の用紙カセット5には、多数の用紙6
が積層して収容されるようになっており、これらの用紙
6は、用紙カセット5の図中右側に位置する先端側にお
いて上方に付勢され、最上部の用紙6が用紙カセット5
の給紙口5aの近傍に設けられた給紙ローラ7に当接さ
れるようになっている。
【0013】上記の給紙ローラ7は、用紙カセット5内
の用紙6を給紙口5aから紙送り装置8に給紙するよう
になっている。用紙6が給紙される紙送り装置8は、用
紙6の先端を検出する用紙先端検出用センサ11と、用
紙6の送り出し方向を規制する湾曲形状のペーパガイド
9と、用紙6を送り出す紙送りローラ10とを有してお
り、用紙6は、紙送りローラ10によって印字部12を
通り、排出ローラ55へ搬送される。そして、印字部1
2から用紙6の搬出側には、印字された用紙6の進行方
向を規制するペーパーガイド14と、プラテン13に沿
って搬送され、排出ローラ55により機外に排紙された
用紙6を支持する排紙台15とがこの順に配設されてい
る。尚、この排紙台15は、用紙カセット5の蓋も兼ね
ている。
【0014】上記の印字部12は、紙送りローラ10と
排出ローラ55との間に装着されたシュートを兼ねたプ
ラテン13と、用紙6にインクを吹き付けて印字するイ
ンクジェット記録装置本体30とを有している。インク
ジェット記録装置本体30は、図1にも示すように、イ
ンクを噴出するインクジェットヘッド31と、インクジ
ェットヘッド31に接合されたキャリッジ32と、キャ
リッジ32を主走査方向Xに移動自在に支持するガイド
部材34a・34bと、キャリッジ32をガイド部材3
4a・34bに沿わせて主走査方向Xに往復移動(主走
査)させる走行機構33とを有している。
【0015】上記のインクジェットヘッド31は、図4
に示すように、圧電素子の駆動によりインクを噴出する
複数のノズル31b…を有している。尚、インクジェッ
トヘッド31は、バブル方式によりインクを噴出するよ
うになっていても良い。これらのノズル31b…は、主
走査方向Xに対して直交する副走査方向Yに一定間隔で
配列されており、ノズル31b…を個々に特定できるよ
うにノズル番号P(0)〜P(N)が設定されている。
そして、インクジェットヘッド31は、これらのノズル
31b…が形成されたノズル面31aを用紙6に対して
平行となるように対向させており、各ノズル31b…か
ら噴出されたインクを用紙6に対して垂直方向に吹き付
けるようになっている。これにより、図3に示すよう
に、印字部12においては、インクジェット記録装置本
体30によるインクジェットヘッド31の主走査と、紙
送りローラ10による用紙6の副走査とが繰り返される
ことによって、用紙6の全面または一部にインクの吹き
付けによる印字が施されるようになっている。
【0016】上記の印字部12から用紙6の搬出側に
は、印字された用紙6の進行方向を規制するペーパーガ
イド14と、ペーパーガイド14に沿って搬送されなが
ら機外に排紙された用紙6を支持する排紙台15とがこ
の順に配設されている。また、ペーパーガイド14と排
紙台15との間には、用紙6に形成されたマーキングを
読み取ることによって、インク切れの検出とノズル31
b…の目詰まりとの検出に共用されるインクエンプティ
ー検出用センサ16が設けられている。尚、インクエン
プティー検出用センサ16の代わりに、目詰まり検出用
センサであっても良い。
【0017】上記のインクエンプティー検出用センサ1
6は、図1に示すように、センサ信号入力部41に接続
されている。センサ信号入力部41には、上述の図3の
用紙先端検出用センサ11等の各種のセンサが接続され
ている。そして、センサ信号入力部41は、これらのセ
ンサからの信号を情報処理に適した信号形態に変換して
制御部40に出力するようになっている。また、制御部
40には、図3の上カバー3の前面側に配置されたキー
入力部42が接続されており、このキー入力部42から
テンキーデータやファンクションデータ、モード指定デ
ータ等の各種のデータが入力されるようになっている。
【0018】さらに、制御部40には、ヘッド駆動部4
3および表示部44が接続されており、ヘッド駆動部4
3は、制御部40から出力データが入力されたときに、
出力データに対応するノズル番号のノズル31b…に駆
動電圧を印加させるようになっている。また、表示部4
4は、液晶表示器からなっており、制御部40からの表
示データを基にして制御結果や制御内容を画面表示する
ようになっている。
【0019】上記の制御部40は、図示しない演算部お
よび記憶部を有している。記憶部には、インクジェット
ヘッド31を主走査するときの1行分の出力データを記
憶する出力データ記憶領域や、目詰まりしたノズル31
bのノズル番号を記憶するノズルデータ記憶領域等の各
種のデータ領域が形成されている。また、記憶部には、
装置本体1やインクジェット記録装置本体30等に各種
の処理動作を行わせるように、目詰まり検出用のマーキ
ング51を基にして目詰まりを検出する目詰まり検出ル
ーチン(目詰まり検出手段)や、インク切れ検出用のマ
ーキング50を基にしてインク切れを検出するインク切
れ検出ルーチン(インク切れ検出手段)等の制御プログ
ラムが格納されている。
【0020】上記の構成において、キー入力部42にお
けるキー操作によって、インク切れを検出するモードが
指定されると、このモードに対応する図5のインク切れ
検出ルーチンが実行されることになる。
【0021】即ち、先ず、制御部40の記憶部に形成さ
れた出力データ記憶領域に、インク切れ検出用の出力デ
ータが書き込まれることになる。この後、図3に示すよ
うに、用紙カセット5から用紙6が紙送り装置8に給紙
され、紙送り装置8により印字部12方向に搬送される
ことになる。そして、用紙6が印字部12の所定位置に
到達すると、用紙6の搬送が停止された後、図1に示す
ように、インクジェットヘッド31が走行機構33によ
り主走査されながら、出力データ記憶領域の出力データ
がヘッド駆動部43に出力されることになる。これによ
り、主走査されるインクジェットヘッド31のノズル3
1b…に対して駆動電圧が所定のタイミングで印加され
ることによって、インクエンプティー検出用センサ16
の読取領域を通過する用紙6の右マージン部にインクジ
ェットヘッド31からインクが吹き付けられ、インク切
れ検出用の面状のマーキング50が形成されることにな
る(S1)。
【0022】次に、図3に示すように、プラテン13等
により用紙6が副走査されることによって、用紙6がペ
ーパーガイド14に沿って排紙台15上に搬送されるこ
とになる(S2)。この際、用紙6の移動量が図示しな
い移動量検出手段により検出されており、この移動量を
基にして用紙6のマーキング50がインクエンプティー
検出用センサ16の読取位置に到達したか否かが判定さ
れることになる(S3)。そして、マーキング50がイ
ンクエンプティー検出用センサ16の読取位置に到達し
たと判定されると、図1に示すように、インクエンプテ
ィー検出用センサ16により検出されたマーキング50
の濃度を示す濃度信号がセンサ信号入力部41を介して
制御部40に取り込まれることになる(S4)。
【0023】この後、インクエンプティー検出用センサ
16により読み取られた濃度が所定の濃度以上であるか
否かが判定されることによって、マーキング50の有無
が判定されることになる(S5)。そして、マーキング
50が無いと判定された場合には、表示部44に対して
インク切れである旨のデータ内容が出力されたり、警報
が発せられた後、インク切れ検出ルーチンが終了される
ことになる(S6)。一方、マーキング50が有ると判
定された場合には、表示部44に対してインクが有る旨
のデータ内容が出力された後、インク切れ検出ルーチン
が終了されることになる(S7)。
【0024】次に、キー入力部42におけるキー操作に
よって、目詰まりを検出するモードが指定されると、こ
のモードに対応する図6の目詰まり検出ルーチンが実行
されることになり、図4に示すように、インクジェット
ヘッド31の各ノズル31b…から順に用紙6の右マー
ジン部にインクを吹き付けてマーキング51…が形成さ
れ、これらのマーキング51…がインクエンプティー検
出用センサ16により順に読み取られることによって、
各ノズル31b…の目詰まりが検出されることになる。
【0025】即ち、先ず、ノズル番号変数n等がイニシ
ャライズ(n=0)された後(S11)、図1に示すよ
うに、このノズル番号変数nにより設定されたノズル番
号P(n)のノズル31bからインクを噴射させてマー
キング51を形成させるように、出力データ記憶領域に
目詰まり検出用の出力データが書き込まれることにな
る。この後、図3に示すように、用紙カセット5から用
紙6が紙送り装置8に給紙され、紙送り装置8により印
字部12方向に搬送されることになる。そして、用紙6
が印字部12の所定位置に到達すると、用紙6の搬送が
停止された後、図1に示すように、インクジェットヘッ
ド31が走行機構33により主走査されながら、出力デ
ータ記憶領域の出力データがヘッド駆動部43に出力さ
れることになる。これにより、主走査されるインクジェ
ットヘッド31のノズル31b…に対して駆動電圧が所
定のタイミングで印加されることによって、インクエン
プティー検出用センサ16の読取領域を通過する用紙6
の右マージン部にインクジェットヘッド31からインク
が吹き付けられ、目詰まり検出用の線状のマーキング5
1が形成されることになる(S12)。
【0026】この後、ノズル番号変数nに“1”が加算
された後(S13)、ノズル番号変数nがインクジェッ
トヘッド31のノズル数Nに一致したか否かが判定され
(S14)、一致していない場合には、用紙6が1行分
副走査された後(S15)、上述のS12〜S14が再
実行されることになる。これにより、ノズル番号変数n
がノズル数Nに一致するまで、S12〜S15が繰り返
して実行されることによって、各ノズル31b…のマー
キング51が1行間隔で用紙6に形成されていくことに
なる。
【0027】次に、S14において、ノズル番号変数n
がノズル数Nに一致したと判定された場合には、ノズル
番号変数nが“0”に設定された後(S16)、用紙6
が副走査されることになる(S17)。この際、用紙6
の移動量が図示しない移動量検出手段により検出されて
おり、この移動量を基にしてノズル番号P(n)のマー
キング51を形成したマーキング行がインクエンプティ
ー検出用センサ16の読取位置に到達したか否かが判定
されることになる(S18)。そして、マーキング行が
インクエンプティー検出用センサ16の読取位置に到達
したと判定されると、インクエンプティー検出用センサ
16により検出された濃度信号がセンサ信号入力部41
を介して制御部40に順次取り込まれることによって、
マーキング行の副走査方向Yの濃度が連続的に読み取ら
れることになる(S19)。
【0028】この後、読み取られた濃度中に所定の濃度
以上の領域があるか否かが判定されることによって、ノ
ズル番号P(n)のマーキング行におけるマーキング5
1の有無が判定されることになる(S20)。そして、
マーキング51が無いと判定された場合には、ノズル番
号P(n)のノズル31bが目詰まりしているとして目
詰まり処理が行われ、例えばノズル番号P(n)がノズ
ルデータ記憶領域に格納されると共に、表示部44に目
詰まりしている旨がノズル番号P(n)と共に表示され
ることになる(S21)。そして、ノズル番号変数nに
“1”が加算された後(S22)、ノズル番号変数nが
インクジェットヘッド31のノズル数Nに一致したか否
かが判定されることになる(S23)。一方、S20に
おいて、マーキング51が無いと判定された場合には、
上記のS22およびS23が直接実行されることにな
る。
【0029】S23において、ノズル番号変数nがノズ
ル数Nに一致していないと判定された場合には、上述の
S18〜S23が再実行されることになり、ノズル番号
変数nがノズル数Nに一致するまで繰り返されることに
なる。これにより、全てのノズル番号P(0)〜P
(N)のマーキング51の有無がマーキング行毎に順次
判定された後、目詰まり検出ルーチンが終了されること
になる。
【0030】尚、本実施例の目詰まり検出ルーチンは、
ノズル番号P(0)〜P(N)に対応する全マーキング
51…を形成した後、目詰まりの有無を判定するように
なっているが、これに限定されることはなく、例えばイ
ンクエンプティー検出用センサ16が印字部12の直後
に配設されている場合を考慮して、マーキング51を順
次形成しながら、目詰まりを検出するようになっていて
も良い。
【0031】また、本実施例においては、キー入力部4
2におけるキー操作によりインク切れ検出モードおよび
目詰まり検出モードが選択されるようになっているが、
所定量を印字したときに、各モードが選択されるように
なっていても良い。また、本実施例においては、マーキ
ング50・51の位置を用紙6の右マージン部に形成し
ているが、これに限定されることもなく、左右マージン
部の少なくとも一方に形成されていれば良い。さらに、
本実施例においては、ファクシミリ装置に適用された場
合について説明しているが、これに限定されることもな
く、例えばパーソナルコンピュータ等のプリンタ装置に
適用することもできる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、以上のように、用紙
にインクを吹き付けて形成されたマーキングを読み取る
センサを有し、該センサが、上記マーキングを基にイン
ク切れを検出するインク切れ検出手段と、上記マーキン
グを基にノズルの目詰まりを検出する目詰まり検出手段
とに共用されている構成である。これにより、インク切
れの検出とノズルの目詰まりの検出とをセンサにより共
用させているため、各検出を個々のセンサにより行う場
合よりも、記録装置をコストダウンさせることが可能で
あるという効果を奏する。
【0033】請求項2の発明は、以上のように、請求項
1の上記目詰まり検出手段は、インクジェットヘッドの
各ノズルから順にインクを吹き付けてマーキングを形成
し、該マーキングを上記センサにより順に読み取らせる
ことによって、各ノズルの目詰まりを検出するようにな
っている構成である。これにより、請求項1の効果に加
えて、一つのセンサを用いてインクジェットヘッドの各
ノズルの目詰まりを個々に検出することができるため、
目詰まりを検出した後のヘッドクリーニングの判断時期
を効率的に決定することが可能になるという効果を奏す
る。
【0034】請求項3の発明は、以上のように、請求項
1の上記マーキングは、用紙上の左右マージン部の少な
くとも一方に形成されることを特徴としている。これに
より、マーキング以外の出力データを印字しながら、目
詰まりおよびインク切れを検出することが可能であると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】印字部の概略構成を示した説明図である。
【図2】ファクシミリ装置の斜視図である。
【図3】ファクシミリ装置を側面視した縦断面の概略構
成図である。
【図4】インクジェットヘッドの斜視図である。
【図5】インク切れ検出ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】目詰まり検出ルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 装置本体 4 受話器 5 用紙カセット 6 用紙 7 給紙ローラ 8 紙送り装置 11 用紙先端検出用センサ 12 印字部 13 プラテン 16 インクエンプティー検出用センサ 21 原稿送り装置 22 画像読取装置 31 インクジェットヘッド 31a ノズル面 31b ノズル 33 走行機構 41 センサ信号入力部 42 キー入力部 43 ヘッド駆動部 44 表示部 50 マーキング 51 マーキング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙にインクを吹き付けて形成されたマ
    ーキングを読み取るセンサを備え、 該センサが、 前記マーキングを基にインク切れを検出するインク切れ
    検出手段と、 前記マーキングを基にノズルの目詰まりを検出する目詰
    まり検出手段とに共用されていることを特徴とするイン
    クジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記目詰まり検出手段は、 インクジェットヘッドの各ノズルから順にインクを吹き
    付けてマーキングを形成し、該マーキングを前記センサ
    により順に読み取らせることによって、各ノズルの目詰
    まりを検出することを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記マーキングは、用紙上の左右マージ
    ン部の少なくとも一方に形成されることを特徴とする請
    求項1記載のインクジェット記録装置。
JP7321065A 1995-11-14 1995-11-14 インクジェット記録装置 Pending JPH09136431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7321065A JPH09136431A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェット記録装置

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JP7321065A JPH09136431A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェット記録装置

Publications (1)

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JPH09136431A true JPH09136431A (ja) 1997-05-27

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ID=18128420

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JP7321065A Pending JPH09136431A (ja) 1995-11-14 1995-11-14 インクジェット記録装置

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Country Link
JP (1) JPH09136431A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001030510A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2004299219A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toppan Forms Co Ltd インクジェットプリンティングシステム

Cited By (2)

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JP2001030510A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Ricoh Co Ltd インクジェット記録装置
JP2004299219A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Toppan Forms Co Ltd インクジェットプリンティングシステム

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