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JPH09121496A - 電動機 - Google Patents

電動機

Info

Publication number
JPH09121496A
JPH09121496A JP27764395A JP27764395A JPH09121496A JP H09121496 A JPH09121496 A JP H09121496A JP 27764395 A JP27764395 A JP 27764395A JP 27764395 A JP27764395 A JP 27764395A JP H09121496 A JPH09121496 A JP H09121496A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
winding
winding terminal
stator
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27764395A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Niimura
匡 新村
Sadaharu Nishimori
貞晴 西森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusan Denki Co Ltd filed Critical Kokusan Denki Co Ltd
Priority to JP27764395A priority Critical patent/JPH09121496A/ja
Publication of JPH09121496A publication Critical patent/JPH09121496A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3447Lead-in-hole components

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線端末を引き出しておく長さが一定で、し
かも接続の自動化を容易に行える構造の電動機を提供す
る。 【解決手段】 ステータ3の絶縁体部に巻線端末接続端
子17の一端を支持させる。巻線端末接続端子17の中
間から分岐した分岐片18と巻線端末接続端子17との
間に巻線端末5aを挿入した状態で、分岐片18と巻線
端末接続端子17との間を加圧接続部としての加圧熱溶
着部20で接続する。巻線端末接続端子17の他端をプ
リント基板12の端子挿入孔15に通して半田16付け
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機に関し、特
にステータの巻線端末とプリント基板との接続部の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電動機の一種であるブラ
シレス直流電動機は、図11に示すように、フランジ1
に筒状のステータ支持ボス2が支持され、該ステータ支
持ボス2の外周にステータ3が取付けられている。該ス
テータ3は、ステータ鉄心4の極部にステータ巻線5が
絶縁樹脂製のボビン6を介して巻装された構造になって
いる。ステータ支持ボス2には、軸受7を介して回転軸
8が回転自在に貫通支持されている。回転軸8の一端側
には、ステータ3に対向する駆動用磁石9をカップ状の
ロータヨーク10に備えたロータ11が支持されてい
る。カップ状のロータヨーク10の開口部側には該電動
機を制御する制御回路を搭載したプリント基板12が配
置され、該プリント基板12は絶縁スペーサ13を介し
てステータ3に支持されている。絶縁スペーサ13はボ
ビン6と一体成形で形成されていて、その先端はプリン
ト基板12に当接されてネジ14で該プリント基板12
に固定されている。また、該プリント基板12はフラン
ジ1の凸部1aにネジ14で固定されている。
【0003】このようなブラシレス直流電動機のステー
タ3のステータ巻線5における巻線端末5aは、図12
に示すように、プリント基板12の孔15に通して該プ
リント基板12に半田16付けで接続していた。
【0004】しかしながら、このような構造では、半田
16付けする際に、巻線端末5aが位置決めされていな
いので動き易く、巻線端末5aの位置を特定できないの
で、組付けから半田付けまでの工程の自動化ができない
問題点があった。
【0005】そこで、図13に示すように、予めステー
タ3のボビン6等の絶縁体部にピン状の巻線端末接続端
子17の一端を固定しておいて、この巻線端末接続端子
17の外周に巻線端末5aを巻き付けた状態で該巻線端
末接続端子17をプリント基板12の孔15に通して該
プリント基板12に半田16付け接続することが提案さ
れている。
【0006】このような構造では、半田16付けする位
置を特定できるので、接続の自動化が容易である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造の従来の電動機では、次のような問題点があ
る。
【0008】(イ)巻線端末5aを巻線端末接続端子1
7の外周に巻き付けるので、巻き付ける巻線端末5aを
予め引き出しておく長さの設定が難しく、巻き付け後の
最終端がスプリングバック現象で広がってしまう。
【0009】(ロ)多種の巻線線径に対応するため、巻
き付け用治具を数種類用意しておく必要がある。
【0010】(ハ)巻き付け時、治具が巻線端末接続端
子17を中心に回転しなければならないため、巻線端末
接続端子17と治具回転軸の中心がずれた場合、巻線端
末接続端子17を倒してしまう。
【0011】(ニ)巻線端末5aを巻線端末接続端子1
7に巻き付けた状態で、プリント基板12に半田16付
けするため、プリント基板12上に占有するランドを含
めた面積が大きくなってしまう。
【0012】(ホ)巻線端末5aの絶縁被覆を剥ぐ作業
が面倒である。
【0013】本発明の目的は、接続のために巻線端末を
引き出しておく長さが一定で、しかも接続の自動化を容
易に行える構造の電動機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、フランジに筒
状のステータ支持ボスが支持され、該ステータ支持ボス
の外周にステータが取付けられ、該ステータ支持ボスに
軸受を介して回転軸が回転自在に貫通支持され、該回転
軸の一端側にはステータに対向する駆動用磁石をロータ
ヨークに取付けたロータが支持され、ロータヨークの開
口部側に対向させてプリント基板が配置されて固定系に
支持され、ステータの巻線端末がプリント基板に接続さ
れている電動機の改良に関する。
【0015】請求項1に係る電動機は、ステータの絶縁
体部に巻線端末接続端子の一端が支持され、該巻線端末
接続端子の中間から分岐した分岐片と該巻線端末接続端
子との間に巻線端末が挿入された状態で分岐片と巻線端
末接続端子との間が加圧接続部で接続され、巻線端末接
続端子の他端はプリント基板の端子挿入孔に通されて半
田付け接続されていることを特徴とする。
【0016】このように、巻線端末接続端子の中間から
分岐した分岐片と該巻線端末接続端子との間に巻線端末
を挿入した状態で、分岐片と巻線端末接続端子との間を
加圧接続部で接続すると、接続のために巻線端末を引き
出しておく長さが一定となり、しかも分岐片と巻線端末
接続端子との間の一定の箇所に加圧接続部を設ければよ
いので、巻線端末の巻線端末接続端子に対する接続の自
動化を行うことができる。
【0017】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0018】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0019】請求項2に係る電動機は、ステータの絶縁
体部に巻線端末接続端子の一端が支持され、該巻線端末
接続端子の中間から分岐した分岐片と該巻線端末接続端
子との間に巻線端末が挿入された状態で分岐片と巻線端
末と巻線端末接続端子との重なり部分が加圧接続部で接
続され、巻線端末接続端子の他端はプリント基板の端子
挿入孔に通されて半田付け接続されていることを特徴と
する。
【0020】このように巻線端末接続端子の中間から分
岐した分岐片と巻線端末と該巻線端末接続端子との重な
り部分を加圧接続部で接続すると、接続のために巻線端
末を引き出しておく長さが一定となり、しかも分岐片と
巻線端末と該巻線端末接続端子との重なり部分に加圧接
続部を設ければよいので、巻線端末の巻線端末接続端子
に対する接続の自動化を行うことができる。特に、この
場合には、加圧接続部を分岐片と巻線端末と巻線端末接
続端子とを重なったところに設けているので、巻線端末
と巻線端末接続端子との電気的接続を確実に行わせるこ
とができる。
【0021】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0022】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0023】請求項3に係る電動機は、ステータの絶縁
体部に巻線端末接続端子の一端が支持され、該巻線端末
接続端子の中間から分岐した分岐片で巻線端末が把持さ
れた状態でその把持部分が加圧接続部で接続され、巻線
端末接続端子の他端はプリント基板の端子挿入孔に通さ
れて半田付け接続されていることを特徴とする。
【0024】このように巻線端末接続端子の中間から分
岐した分岐片で巻線端末を把持した状態でその把持部分
を加圧接続部で接続すると、接続のために巻線端末を引
き出しておく長さが一定となり、しかも巻線端末を把持
した分岐片の一定の箇所に加圧接続部を設ければよいの
で、巻線端末の巻線端末接続端子に対する接続の自動化
を行うことができる。特に、この場合には、巻線端末を
把持した分岐片の部分に加圧接続部を設けているので、
巻線端末と巻線端末接続端子との電気的接続を確実に行
わせることができる。
【0025】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0026】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0027】請求項4に係る電動機は、加圧接続部が加
圧熱溶着部で形成されていることを特徴とする。
【0028】このように加圧接続部を加圧熱溶着部で形
成すると、加熱により巻線端末の絶縁被覆が除去され、
巻線端末の絶縁被覆を予め剥ぐ作業を省略することがで
き、能率よく巻線端末の接続作業を行うことができる。
【0029】本発明で加圧接続部とは、加締め等の圧着
や、加圧熱溶着部と称した超音波溶着やスポット溶接等
により形成することができる。
【0030】請求項5に係る電動機は、分岐片付きの巻
線端末接続端子が分岐片の板面が巻線端末接続端子の板
面に対向する向きで形成されていることを特徴とする。
【0031】このように分岐片付きの巻線端末接続端子
を、分岐片の板面が巻線端末接続端子の板面に対向する
向きになった状態で形成すると、分岐片と巻線端末接続
端子との対向面積、または分岐片と巻線端末と巻線端末
接続端子との対向面積、または分岐片と巻線端末との対
向面積を広くとれ、接続を安定させることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明をブラシレ
ス直流電動機に適用した実施の形態の第1例を示したも
のである。
【0033】本例のブラシレス直流電動機においては、
図1に示すようにステータ3の絶縁樹脂製ボビン6の如
き絶縁体部に巻線端末接続端子17の一端が支持されて
いる。該巻線端末接続端子17は、図2(A)(B)に
示すように、両端部が細く、中間部が幅広くなってい
て、その中間部から切り起こしにより分岐片18がその
板面を巻線端末接続端子17の板面に対向する向きにし
て上向きに分岐された構造になっている。このような分
岐片18付き巻線端末接続端子17は、銅板の如き金属
板を打ち抜き成形することにより形成されている。かか
る分岐片18と巻線端末接続端子17との間に巻線端末
5aが挿入された状態で、図3に示すように超音波溶接
ヘッド19で分岐片18と巻線端末接続端子17との間
が超音波振動と共に加圧されて加圧接続部としての加圧
熱溶着部20が図4に示すように形成されて、巻線端末
5aが巻線端末接続端子17に電気的機械的に接続され
ている。巻線端末接続端子17の他端はプリント基板1
2の端子挿入孔15に通されて半田16付け接続されて
いる。
【0034】その他の構成は、図11と同様になってい
る。
【0035】このように、巻線端末接続端子17の中間
から分岐した分岐片18と該巻線端末接続端子17との
間に巻線端末5aを挿入した状態で、これら分岐片18
と巻線端末接続端子17との間を加圧接続部としての加
圧熱溶着部20で接続すると、接続のために巻線端末5
aを引き出しておく長さが一定となり、しかも分岐片1
8と巻線端末接続端子17との間の一定の箇所に加圧接
続部を設ければよいので、巻線端末5aの巻線端末接続
端子17に対する接続の自動化を行うことができる。ま
た、分岐片18の板面が巻線端末接続端子17の板面に
対向する向きになっているので、分岐片18と巻線端末
5aと巻線端末接続端子17との対向面積を広くとれ、
接続を安定させることができる。
【0036】また、巻線端末接続端子17の他端はプリ
ント基板12の孔15に通して該プリント基板17に半
田16付け接続するので、半田16付け箇所が一定して
おり、半田16付けの自動化を行うことができる。
【0037】従って、巻線端末5aをプリント基板12
に接続する接続の自動化を容易に行うことができる。
【0038】特に、加圧接続部を加圧熱溶着部20で形
成すると、加熱により巻線端末5aの絶縁被覆が除去さ
れ、巻線端末5aの絶縁被覆を予め剥ぐ作業を省略する
ことができ、能率よく巻線端末の接続作業を行うことが
できる。
【0039】図5〜図7は、本発明をブラシレス直流電
動機に適用した実施の形態の第2例を示したものであ
る。
【0040】本例のブラシレス直流電動機においても、
前述した図1と同様にステータ3の絶縁樹脂製ボビン6
の如き絶縁体部に巻線端末接続端子17の一端が支持さ
れている。該巻線端末接続端子17は、図5(A)
(B)に示すように、両端部が細く、中間部が幅広くな
っていて、その中間部から切り起こしにより分岐片18
がその板面を巻線端末接続端子17の板面に対向する向
きにして上向きに分岐された構造になっている。このよ
うな分岐片18付き巻線端末接続端子17は、銅板の如
き金属板を打ち抜き成形することにより形成されてい
る。かかる分岐片18と巻線端末接続端子17との間に
巻線端末5aが挿入された状態で、図6に示すように分
岐片18と巻線端末5aと巻線端末接続端子17との重
なり部分が超音波溶接ヘッド19で挟まれて超音波振動
と共に加圧されて加圧接続部としての加圧熱溶着部20
が図7に示すように形成され、巻線端末5aが巻線端末
接続端子17に電気的機械的に接続されている。巻線端
末接続端子17の他端は、図1に示したと同様にプリン
ト基板12の端子挿入孔15に通されて半田16付け接
続されている。
【0041】その他の構成は、図11と同様になってい
る。
【0042】このように、巻線端末接続端子17の中間
から分岐した分岐片18と該巻線端末接続端子17との
間に巻線端末5aを挿入した状態で、これら分岐片18
と巻線端末5aと巻線端末接続端子17との重なり部分
を加圧接続部としての加圧熱溶着部20で接続すると、
接続のために巻線端末5aを引き出しておく長さが一定
となり、しかも分岐片18と巻線端末5aと巻線端末接
続端子17との重なり部分という一定の箇所に加圧接続
部を設ければよいので、巻線端末5aの巻線端末接続端
子17に対する接続の自動化を行うことができる。ま
た、分岐片18の板面が巻線端末接続端子17の板面に
対向する向きになっているので、分岐片18と巻線端末
5aと巻線端末接続端子17との対向面積を広くとれ、
接続を安定させることができる。
【0043】また、巻線端末接続端子17の他端はプリ
ント基板12の孔15に通して該プリント基板17に半
田16付け接続するので、半田16付け箇所が一定して
おり、半田16付けの自動化を行うことができる。
【0044】従って、巻線端末5aをプリント基板12
に接続する接続の自動化を容易に行うことができる。
【0045】特に、加圧接続部を加圧熱溶着部20で形
成すると、加熱により巻線端末5aの絶縁被覆が除去さ
れ、巻線端末5aの絶縁被覆を予め剥ぐ作業を省略する
ことができ、能率よく巻線端末の接続作業を行うことが
できる。
【0046】図8〜図10は、本発明をブラシレス直流
電動機に適用した実施の形態の第3例を示したものであ
る。
【0047】本例のブラシレス直流電動機においても、
前述した図1と同様にステータ3の絶縁樹脂製ボビン6
の如き絶縁体部に巻線端末接続端子17の一端が支持さ
れている。該巻線端末接続端子17は、図8(A)
(B)に示すように、両端部が細く、中間部が幅広くな
っていて、その中間部から切り起こしにより分岐片18
がその板面を巻線端末接続端子17の板面に対向する向
きにして下向きに分岐された構造になっている。このよ
うな分岐片18付き巻線端末接続端子17は、銅板の如
き金属板を打ち抜き成形することにより形成されてい
る。かかる分岐片18で巻線端末5aが把持された状態
でその把持部分が超音波溶接ヘッド19で挟まれて超音
波振動と共に加圧されて加圧接続部としての加圧熱溶着
部20が図10に示すように形成され、巻線端末5aが
巻線端末接続端子17に電気的機械的に接続されてい
る。巻線端末接続端子17の他端は、図1に示したと同
様にプリント基板12の端子挿入孔15に通されて半田
16付け接続されている。
【0048】その他の構成は、図11と同様になってい
る。
【0049】このように、巻線端末接続端子17の中間
から分岐した分岐片18で巻線端末5aが把持した状態
で、その把持部分を加圧接続部としての加圧熱溶着部2
0で接続すると、接続のために巻線端末5aを引き出し
ておく長さが一定となり、しかも分岐片18による巻線
端末5aの把持部分という一定の箇所に加圧接続部を設
ければよいので、巻線端末5aの巻線端末接続端子17
に対する接続の自動化を行うことができる。また、分岐
片18の板面が巻線端末接続端子17の板面に対向する
向きになっているので、分岐片18と巻線端末5aとの
対向面積を広くとれ、接続を安定させることができる。
【0050】また、巻線端末接続端子17の他端はプリ
ント基板12の孔15に通して該プリント基板17に半
田16付け接続するので、半田16付け箇所が一定して
おり、半田16付けの自動化を行うことができる。
【0051】従って、巻線端末5aをプリント基板12
に接続する接続の自動化を容易に行うことができる 特に、加圧接続部を加圧熱溶着部20で形成すると、加
熱により巻線端末5aの絶縁被覆が除去され、巻線端末
5aの絶縁被覆を予め剥ぐ作業を省略することができ、
能率よく巻線端末の接続作業を行うことができる。
【0052】なお、加圧接続部は、加締め等の圧着によ
り形成することもできる。加圧接続部を圧着により形成
すると、巻線端末が絶縁被覆で覆われている場合には、
その絶縁被覆を予め剥いでおく必要がある。
【0053】また、本発明はブラシレス直流電動機に限
らず、他の電動機にも同様に適用することができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1に係る電動機では、巻線端末接
続端子の中間から分岐した分岐片と該巻線端末接続端子
との間に巻線端末を挿入した状態で、分岐片と巻線端末
接続端子との間を加圧接続部で接続しているので、接続
のために巻線端末を引き出しておく長さが一定となり、
しかも分岐片と巻線端末接続端子との間の一定の箇所に
加圧接続部を設ければよく、巻線端末の巻線端末接続端
子に対する接続の自動化を行うことができる。
【0055】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0056】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0057】請求項2に係る電動機では、巻線端末接続
端子の中間から分岐した分岐片と巻線端末と該巻線端末
接続端子との重なり部分を加圧接続部で接続しているの
で、接続のために巻線端末を引き出しておく長さが一定
となり、しかも分岐片と巻線端末と該巻線端末接続端子
との重なり部分に加圧接続部を設ければよく、巻線端末
の巻線端末接続端子に対する接続の自動化を行うことが
できる。特に、この場合には、加圧接続部を分岐片と巻
線端末と巻線端末接続端子とを重なったところに設けて
いるので、巻線端末と巻線端末接続端子との電気的接続
を確実に行わせることができる。
【0058】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0059】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0060】請求項3に係る電動機では、巻線端末接続
端子の中間から分岐した分岐片で巻線端末を把持した状
態でその把持部分を加圧接続部で接続しているので、接
続のために巻線端末を引き出しておく長さが一定とな
り、しかも巻線端末を把持した分岐片の一定の箇所に加
圧接続部を設ければよく、巻線端末の巻線端末接続端子
に対する接続の自動化を行うことができる。特に、この
場合には、巻線端末を把持した分岐片の部分に加圧接続
部を設けているので、巻線端末と巻線端末接続端子との
電気的接続を確実に行わせることができる。
【0061】また、巻線端末接続端子の他端はプリント
基板の孔に通して該プリント基板に半田付け接続するの
で、半田付け箇所が一定しており、半田付けの自動化を
行うことができる。
【0062】従って、巻線端末をプリント基板に接続す
る接続の自動化を容易に行うことができる。
【0063】請求項4に係る電動機では、加圧接続部を
加圧熱溶着部で形成しているので、加熱により巻線端末
の絶縁被覆が除去され、巻線端末の絶縁被覆を予め剥ぐ
作業を省略することができ、能率よく巻線端末の接続作
業を行うことができる。
【0064】請求項5に係る電動機では、分岐片付きの
巻線端末接続端子を、分岐片の板面が巻線端末接続端子
の板面に対向する向きになった状態で形成しているの
で、分岐片と巻線端末接続端子との対向面積、または分
岐片と巻線端末と巻線端末接続端子との対向面積、また
は分岐片と巻線端末との対向面積を広くとれ、接続を安
定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動機の実施の形態の第1例の要
部構成を示す縦断面図である。
【図2】(A)(B)は第1例で用いている分岐片付き
巻線端末接続端子の正面図及び側面図である。
【図3】第1例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧熱
溶着部で接続する過程を示す説明図である。
【図4】第1例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧熱
溶着部で接続した状態の側面図である。
【図5】(A)(B)は第2例で用いている分岐片付き
巻線端末接続端子の正面図及び側面図である。
【図6】第2例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧熱
溶着部で接続する過程を示す説明図である。
【図7】第2例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧熱
溶着部で接続した状態の側面図である。
【図8】(A)(B)は第3例で用いている分岐片付き
巻線端末接続端子の正面図及び側面図である。
【図9】第3例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧熱
溶着部で接続する過程を示す説明図である。
【図10】第3例で巻線端末接続端子に巻線端末を加圧
熱溶着部で接続した状態の側面図である。
【図11】従来のブラシレス直流電動機の縦断面図であ
る。
【図12】従来の電動機でステータ巻線の巻線端末をプ
リント基板に半田付け接続した状態の一例を示す要部縦
断面図である。
【図13】従来の電動機でステータ巻線の巻線端末をプ
リント基板に半田付け接続した状態の他の例を示す要部
縦断面図である。
【符号の説明】
1 フランジ 2 ステータ支持ボス 3 ステータ 4 ステータ鉄心 5 ステータ巻線 5a 巻線端末 6 ボビン 7 軸受 8 回転軸 9 駆動用磁石 10 ロータヨーク 11 ロータ 12 プリント基板 13 絶縁スペーサ 14 ネジ 15 孔 16 半田 17 巻線端末接続端子 18 分岐片 19 超音波溶接ヘッド 20 加圧熱溶着部(加圧接続部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジに筒状のステータ支持ボスが支
    持され、前記ステータ支持ボスの外周にステータが取付
    けられ、前記ステータ支持ボスに軸受を介して回転軸が
    回転自在に貫通支持され、前記回転軸の一端側には前記
    ステータに対向する駆動用磁石をロータヨークに取付け
    たロータが支持され、前記ロータヨークの開口部側に対
    向させてプリント基板が配置されて固定系に支持され、
    前記ステータの巻線端末が前記プリント基板に接続され
    ている電動機において、 前記ステータの絶縁体部に巻線端末接続端子の一端が支
    持され、 前記巻線端末接続端子の中間から分岐した分岐片と該巻
    線端末接続端子との間に前記巻線端末が挿入された状態
    で前記分岐片と前記巻線端末接続端子との間が加圧接続
    部で接続され、 前記巻線端末接続端子の他端は前記プリント基板の端子
    挿入孔に通されて半田付け接続されていることを特徴と
    する電動機。
  2. 【請求項2】 フランジに筒状のステータ支持ボスが支
    持され、前記ステータ支持ボスの外周にステータが取付
    けられ、前記ステータ支持ボスに軸受を介して回転軸が
    回転自在に貫通支持され、前記回転軸の一端側には前記
    ステータに対向する駆動用磁石をロータヨークに取付け
    たロータが支持され、前記ロータヨークの開口部側に対
    向させてプリント基板が配置されて固定系に支持され、
    前記ステータの巻線端末が前記プリント基板に接続され
    ている電動機において、 前記ステータの絶縁体部に巻線端末接続端子の一端が支
    持され、 前記巻線端末接続端子の中間から分岐した分岐片と該巻
    線端末接続端子との間に前記巻線端末が挿入された状態
    で前記分岐片と前記巻線端末と前記巻線端末接続端子と
    の重なり部分が加圧接続部で接続され、 前記巻線端末接続端子の他端は前記プリント基板の端子
    挿入孔に通されて半田付け接続されていることを特徴と
    する電動機。
  3. 【請求項3】 フランジに筒状のステータ支持ボスが支
    持され、前記ステータ支持ボスの外周にステータが取付
    けられ、前記ステータ支持ボスに軸受を介して回転軸が
    回転自在に貫通支持され、前記回転軸の一端側には前記
    ステータに対向する駆動用磁石をロータヨークに取付け
    たロータが支持され、前記ロータヨークの開口部側に対
    向させてプリント基板が配置されて固定系に支持され、
    前記ステータの巻線端末が前記プリント基板に接続され
    ている電動機において、 前記ステータの絶縁体部に巻線端末接続端子の一端が支
    持され、 前記巻線端末接続端子の中間から分岐した分岐片で前記
    巻線端末が把持された状態でその把持部分が加圧接続部
    で接続され、 前記巻線端末接続端子の他端は前記プリント基板の端子
    挿入孔に通されて半田付け接続されていることを特徴と
    する電動機。
  4. 【請求項4】 前記加圧接続部は加圧熱溶着部で形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ
    に記載の電動機。
  5. 【請求項5】 前記分岐片付きの前記巻線端末接続端子
    は前記分岐片の板面が前記巻線端末接続端子の板面に対
    向する向きで形成されていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1つに記載の電動機。
JP27764395A 1995-10-25 1995-10-25 電動機 Withdrawn JPH09121496A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021164181A (ja) * 2020-03-30 2021-10-11 ミネベアミツミ株式会社 モータ及び端子

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