JPH0899420A - 熱転写印刷装置 - Google Patents
熱転写印刷装置Info
- Publication number
- JPH0899420A JPH0899420A JP26192494A JP26192494A JPH0899420A JP H0899420 A JPH0899420 A JP H0899420A JP 26192494 A JP26192494 A JP 26192494A JP 26192494 A JP26192494 A JP 26192494A JP H0899420 A JPH0899420 A JP H0899420A
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- JP
- Japan
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- platen roller
- roller
- ink image
- film
- ink
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置を小形化することができ、メインテナン
ス性に優れ、また、連続印刷する場合であっても待ち時
間なく、次の被印刷物を印刷することができる熱転写印
刷装置を提供する。 【構成】 フィルム(中間記録媒体)12上にインク像
を形成するプラテンローラ11と、フィルム12上のイ
ンク像をカード(被印刷物)34に転写するヒートロー
ラ27とを同一軸上に配置し、共通のパルスモータ(駆
動源)31によって駆動させ、フィルム12を保持する
保持部材19をプラテンローラ11とヒートローラ27
間を移動できるように構成した。
ス性に優れ、また、連続印刷する場合であっても待ち時
間なく、次の被印刷物を印刷することができる熱転写印
刷装置を提供する。 【構成】 フィルム(中間記録媒体)12上にインク像
を形成するプラテンローラ11と、フィルム12上のイ
ンク像をカード(被印刷物)34に転写するヒートロー
ラ27とを同一軸上に配置し、共通のパルスモータ(駆
動源)31によって駆動させ、フィルム12を保持する
保持部材19をプラテンローラ11とヒートローラ27
間を移動できるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間記録媒体に一旦イ
ンク像を形成し、その後、中間記録媒体に形成されたイ
ンク像を被印刷物に転写する再転写方式の熱転写印刷装
置に係り、特に、装置を小形化することができ、メイン
テナンス性に優れ、また、連続印刷する場合であっても
待ち時間なく、次の被印刷物を印刷することができる熱
転写印刷装置に関する。
ンク像を形成し、その後、中間記録媒体に形成されたイ
ンク像を被印刷物に転写する再転写方式の熱転写印刷装
置に係り、特に、装置を小形化することができ、メイン
テナンス性に優れ、また、連続印刷する場合であっても
待ち時間なく、次の被印刷物を印刷することができる熱
転写印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、熱転写印刷装置において、柔軟性
のないカードや表面平滑度の低い紙のような被印刷物を
印刷する方法として、中間記録媒体に一旦インク像を形
成し、その後、中間記録媒体に形成されたインク像を被
印刷物に転写する、いわゆる再転写方式の熱転写印刷装
置が提案されている。
のないカードや表面平滑度の低い紙のような被印刷物を
印刷する方法として、中間記録媒体に一旦インク像を形
成し、その後、中間記録媒体に形成されたインク像を被
印刷物に転写する、いわゆる再転写方式の熱転写印刷装
置が提案されている。
【0003】図5は、従来の再転写方式の熱転写印刷装
置を示す概略断面図である。図5において、インクリボ
ン2は、供給リール2aと巻取リール2bとの間に、サ
ーマルヘッド1を介してたるみが生じない適切な張力で
巻かれている。また、中間記録媒体であるフィルム3
は、供給リール3aと巻取リール3bとの間に、各案内
部材8a〜8e,プラテンローラ4,ヒートローラ6,
及び押圧ローラ7を介して、たるみが生じない適切な張
力で巻かれている。
置を示す概略断面図である。図5において、インクリボ
ン2は、供給リール2aと巻取リール2bとの間に、サ
ーマルヘッド1を介してたるみが生じない適切な張力で
巻かれている。また、中間記録媒体であるフィルム3
は、供給リール3aと巻取リール3bとの間に、各案内
部材8a〜8e,プラテンローラ4,ヒートローラ6,
及び押圧ローラ7を介して、たるみが生じない適切な張
力で巻かれている。
【0004】このインクリボン2とフィルム3は、サー
マルヘッド1とプラテンローラ4の間に、重ね合わせ供
給され、サーマルヘッド1を発熱させることにより、イ
ンクリボン2のインクを溶融あるいは昇華させてフィル
ム3上に転写し、インク像9を形成する。次に、フィル
ム3を矢印アの方向に進行させ、被印刷物5をインク像
9と重なるように、ヒートローラ6と押圧ローラ7との
間に供給し、ヒートローラ6の熱、及び押圧ローラ7に
よる加圧により、フィルム3上のインク像9を被印刷物
5に再転写させる。
マルヘッド1とプラテンローラ4の間に、重ね合わせ供
給され、サーマルヘッド1を発熱させることにより、イ
ンクリボン2のインクを溶融あるいは昇華させてフィル
ム3上に転写し、インク像9を形成する。次に、フィル
ム3を矢印アの方向に進行させ、被印刷物5をインク像
9と重なるように、ヒートローラ6と押圧ローラ7との
間に供給し、ヒートローラ6の熱、及び押圧ローラ7に
よる加圧により、フィルム3上のインク像9を被印刷物
5に再転写させる。
【0005】また、特開平3−227254号には、シ
リコンゴム等からなるプラテンローラの表面上にインク
像を形成し、プラテンローラ上でそのインク像を記録媒
体に転写する方法、即ち、インク像形成と再転写とが同
一のプラテンローラ上で行われる方法が提案されてい
る。
リコンゴム等からなるプラテンローラの表面上にインク
像を形成し、プラテンローラ上でそのインク像を記録媒
体に転写する方法、即ち、インク像形成と再転写とが同
一のプラテンローラ上で行われる方法が提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す熱転写印刷装置は、フィルム3上にインク像9を形
成するインク像形成手段と、フィルム3上のインク像9
を被印刷物5に転写する再転写手段とが別々の場所にあ
るため、装置が大きくなってしまう。さらには、フィル
ム3等の搬送経路が長くなるため、交換作業等が複雑に
なりメインテナンス性が非常に悪くなってしまう。
示す熱転写印刷装置は、フィルム3上にインク像9を形
成するインク像形成手段と、フィルム3上のインク像9
を被印刷物5に転写する再転写手段とが別々の場所にあ
るため、装置が大きくなってしまう。さらには、フィル
ム3等の搬送経路が長くなるため、交換作業等が複雑に
なりメインテナンス性が非常に悪くなってしまう。
【0007】また、インク像形成と再転写とが同一のプ
ラテンローラ上で行われる熱転写印刷装置は、上記熱転
写印刷装置に比べ、装置は小型になる。しかしながら、
インク像を被印刷物に転写する時にプラテンローラを加
熱するため、プラテンローラが所定の温度に達するまで
の時間を必要とすることや、さらには被印刷物へ転写完
了後、ある一定の温度(インク像が良好にプラテンロー
ラに転写できる温度)以下までプラテンローラを冷却す
る時間が必要である。従って、連続して次の被印刷物を
印刷するまでには、かなりの時間がかかってしまうとい
う問題点があった。
ラテンローラ上で行われる熱転写印刷装置は、上記熱転
写印刷装置に比べ、装置は小型になる。しかしながら、
インク像を被印刷物に転写する時にプラテンローラを加
熱するため、プラテンローラが所定の温度に達するまで
の時間を必要とすることや、さらには被印刷物へ転写完
了後、ある一定の温度(インク像が良好にプラテンロー
ラに転写できる温度)以下までプラテンローラを冷却す
る時間が必要である。従って、連続して次の被印刷物を
印刷するまでには、かなりの時間がかかってしまうとい
う問題点があった。
【0008】そこで、本発明は、装置を小形化すること
ができ、メインテナンス性に優れ、また、連続印刷する
場合であっても待ち時間なく、次の被印刷物を印刷する
ことができる熱転写印刷装置を提供することを目的とす
る。
ができ、メインテナンス性に優れ、また、連続印刷する
場合であっても待ち時間なく、次の被印刷物を印刷する
ことができる熱転写印刷装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、熱により溶融あるいは昇
華するインクが塗布されたインクリボンと、プラテンロ
ーラ上において、前記インクリボンのインクを中間記録
媒体に転写してインク像を形成するサーマルヘッドと、
内部に発熱部を有し、前記中間記録媒体のインク像を被
印刷物に転写するヒートローラとを備えた熱転写印刷装
置において、前記プラテンローラ及びヒートローラは、
同一軸上に配置され、前記インクリボンは前記プラテン
ローラ及びヒートローラ間を移動可能な保持部材によっ
て支持されたことを特徴とする熱転写印刷装置を提供す
るものである。
の技術の課題を解決するため、熱により溶融あるいは昇
華するインクが塗布されたインクリボンと、プラテンロ
ーラ上において、前記インクリボンのインクを中間記録
媒体に転写してインク像を形成するサーマルヘッドと、
内部に発熱部を有し、前記中間記録媒体のインク像を被
印刷物に転写するヒートローラとを備えた熱転写印刷装
置において、前記プラテンローラ及びヒートローラは、
同一軸上に配置され、前記インクリボンは前記プラテン
ローラ及びヒートローラ間を移動可能な保持部材によっ
て支持されたことを特徴とする熱転写印刷装置を提供す
るものである。
【0010】
【実施例】本発明の熱転写印刷装置は、中間記録媒体上
にインク像を形成するプラテンローラと、そのインク像
を被印刷物に転写するヒートローラとを同一軸上に配置
し、共通の駆動源によって駆動させ、中間記録媒体を保
持する手段がプラテンローラとヒートローラ間を移動で
きるように構成したものである。
にインク像を形成するプラテンローラと、そのインク像
を被印刷物に転写するヒートローラとを同一軸上に配置
し、共通の駆動源によって駆動させ、中間記録媒体を保
持する手段がプラテンローラとヒートローラ間を移動で
きるように構成したものである。
【0011】以下、本発明の熱転写印刷装置について、
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の熱転写印
刷装置の一実施例を示す概略斜視図、図2〜図4は本発
明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略断面図であ
る。
添付図面を参照して説明する。図1は本発明の熱転写印
刷装置の一実施例を示す概略斜視図、図2〜図4は本発
明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略断面図であ
る。
【0012】図1において、プラテンローラ11とヒー
トローラ27とは、同一軸上に配置され、保持部材23
によって回転可能に保持されている。プラテンローラ1
1及びヒートローラ27は、軸継手29を介して連結さ
れており、熱的には分離するように設計されているの
で、ヒートローラ27の熱がプラテンローラ11に伝達
することはない。プラテンローラ11の一端にはプーリ
32が固定され、タイミングベルト33a,33bを介
して、パルスモータ(駆動源)31の回転がプラテンロ
ーラ11及びヒートローラ27に伝達される。
トローラ27とは、同一軸上に配置され、保持部材23
によって回転可能に保持されている。プラテンローラ1
1及びヒートローラ27は、軸継手29を介して連結さ
れており、熱的には分離するように設計されているの
で、ヒートローラ27の熱がプラテンローラ11に伝達
することはない。プラテンローラ11の一端にはプーリ
32が固定され、タイミングベルト33a,33bを介
して、パルスモータ(駆動源)31の回転がプラテンロ
ーラ11及びヒートローラ27に伝達される。
【0013】プラテンローラ11のある側は、インクリ
ボン51のインクをサーマルヘッド57により溶融ある
いは昇華させ、中間記録媒体であるフィルム12にイン
ク像を形成するためのインク像形成部Aである。また、
ヒートローラ27のある側は、フィルム12上に形成さ
れたインク像を被印刷物(実施例中においてはカード)
34に転写するための再転写部Bである。中間記録媒体
であるフィルム12は、保持部材19により保持され、
その保持部材19は、インク像形成部A及び再転写部B
間を移動できるように設計されている。
ボン51のインクをサーマルヘッド57により溶融ある
いは昇華させ、中間記録媒体であるフィルム12にイン
ク像を形成するためのインク像形成部Aである。また、
ヒートローラ27のある側は、フィルム12上に形成さ
れたインク像を被印刷物(実施例中においてはカード)
34に転写するための再転写部Bである。中間記録媒体
であるフィルム12は、保持部材19により保持され、
その保持部材19は、インク像形成部A及び再転写部B
間を移動できるように設計されている。
【0014】初めに、インク像形成部A及びフィルム1
2付近の細部について、図2を用いて説明する。インク
リボン51は、図示せぬ保持手段により保持された供給
リール52及び巻取リール53に巻かれている。供給リ
ール52から出たインクリボン51は、ガイド部材5
4,55に案内されて、サーマルヘッド57とプラテン
ローラ11の間を通り、さらにガイド部材56に案内さ
れて、巻取リール53に巻き取られる。ガイド部材54
と対向する位置にはガイド部材58が設けられている。
2付近の細部について、図2を用いて説明する。インク
リボン51は、図示せぬ保持手段により保持された供給
リール52及び巻取リール53に巻かれている。供給リ
ール52から出たインクリボン51は、ガイド部材5
4,55に案内されて、サーマルヘッド57とプラテン
ローラ11の間を通り、さらにガイド部材56に案内さ
れて、巻取リール53に巻き取られる。ガイド部材54
と対向する位置にはガイド部材58が設けられている。
【0015】保持部材19により保持されたフィルム1
2は、供給リール13と巻取リール14によって巻かれ
ている。供給リール13から出たフィルム12は、ガイ
ド部材15,16に案内されて、サーマルヘッド57及
びプラテンローラ11の間を通り、さらにガイド部材1
7,18に案内され、巻取リール14に巻き取られる。
なお、上述したガイド部材16,56,58は、保持部
材59によって保持されており、この保持部材59は、
回転軸10により、矢印アの方向へ回転移動できるよう
になっている。
2は、供給リール13と巻取リール14によって巻かれ
ている。供給リール13から出たフィルム12は、ガイ
ド部材15,16に案内されて、サーマルヘッド57及
びプラテンローラ11の間を通り、さらにガイド部材1
7,18に案内され、巻取リール14に巻き取られる。
なお、上述したガイド部材16,56,58は、保持部
材59によって保持されており、この保持部材59は、
回転軸10により、矢印アの方向へ回転移動できるよう
になっている。
【0016】また、ガイド部材15,18は、保持部材
19により保持されており、この保持部材19には、図
1に示すインク像形成部Aと再転写部B間を移動できる
ように、ローラ21と送りネジ22が設けられている。
さらに、ガイド部材17は保持部材20によって保持さ
れ、この保持部材20は、供給リール14の軸を中心に
矢印イの方向に回転可能に、保持部材19に取り付けら
れている。
19により保持されており、この保持部材19には、図
1に示すインク像形成部Aと再転写部B間を移動できる
ように、ローラ21と送りネジ22が設けられている。
さらに、ガイド部材17は保持部材20によって保持さ
れ、この保持部材20は、供給リール14の軸を中心に
矢印イの方向に回転可能に、保持部材19に取り付けら
れている。
【0017】サーマルヘッド57は、図示せぬ押圧手段
により、プラテンローラ11へ圧着,離間可能に取り付
けられ、プラテンローラ11に圧着している時は、サー
マルヘッド57に設けられているガイド部材57aがイ
ンクリボン51の搬送ガイドとなる。
により、プラテンローラ11へ圧着,離間可能に取り付
けられ、プラテンローラ11に圧着している時は、サー
マルヘッド57に設けられているガイド部材57aがイ
ンクリボン51の搬送ガイドとなる。
【0018】プラテンローラ11は、軸24を中心とし
て回転可能に取り付けられた保持部材23によって保持
されており、この保持部材23は、回転軸26に固定さ
れたカム25の回転によって、矢印ウの方向に移動可能
である。保持部材23が下に下がった状態を図3に示
す。
て回転可能に取り付けられた保持部材23によって保持
されており、この保持部材23は、回転軸26に固定さ
れたカム25の回転によって、矢印ウの方向に移動可能
である。保持部材23が下に下がった状態を図3に示
す。
【0019】次に、印刷動作について説明する。図2に
おいて、フィルム12を保持した保持部材19は、初
め、インク像形成部A側にセットされている。そこで、
サーマルヘッド57をプラテンローラ11に押圧し、プ
ラテンローラ11を矢印オの方向に回転しながら、所定
の電気信号をサーマルヘッド57に流す。すると、イン
クリボン51のインクが溶融あるいは昇華し、フィルム
12上に付着すると同時に、巻取リール53を矢印カの
方向に回転させることにより、インク像をフィルム12
に形成する。所定のインク像を形成した後、サーマルヘ
ッド57を離間させ、プラテンローラ11及び巻取リー
ル53の回転を停止させる。
おいて、フィルム12を保持した保持部材19は、初
め、インク像形成部A側にセットされている。そこで、
サーマルヘッド57をプラテンローラ11に押圧し、プ
ラテンローラ11を矢印オの方向に回転しながら、所定
の電気信号をサーマルヘッド57に流す。すると、イン
クリボン51のインクが溶融あるいは昇華し、フィルム
12上に付着すると同時に、巻取リール53を矢印カの
方向に回転させることにより、インク像をフィルム12
に形成する。所定のインク像を形成した後、サーマルヘ
ッド57を離間させ、プラテンローラ11及び巻取リー
ル53の回転を停止させる。
【0020】次に、図示せぬモータ等によりカム25を
回転させ、図3に示すように、プラテンローラ11を保
持している保持部材23を下げ、停止させる。さらに、
モータ等により送りネジ22を回転させ、フィルム12
を保持した保持部材19をヒートローラ27側、即ち再
転写部Bに移動させ、停止させる。さらに、形成したイ
ンク像を次にカードへ転写するため、フィルム12を所
定の位置まで巻き戻しておく。
回転させ、図3に示すように、プラテンローラ11を保
持している保持部材23を下げ、停止させる。さらに、
モータ等により送りネジ22を回転させ、フィルム12
を保持した保持部材19をヒートローラ27側、即ち再
転写部Bに移動させ、停止させる。さらに、形成したイ
ンク像を次にカードへ転写するため、フィルム12を所
定の位置まで巻き戻しておく。
【0021】次に、図4に示すように、再度、カム25
を回転させ、ヒートローラ27を保持している保持部材
23を転写位置まで上げて停止させる。次に、図示せぬ
搬送手段により、カード34が、内部に設けられた発熱
体により所定の温度に加熱されたヒートローラ27と、
押圧ローラ36間に搬送される。この時、カード34
は、フィルム12上に形成されたインク像と重なるよう
に送られる。次に、ヒートローラ27を矢印オの方向に
回転させることにより、フィルム12上に形成されたイ
ンク像がカード34に転写され、さらに、巻取リール1
4を矢印クの方向に回転させることにより、カード34
への印刷が完了する。
を回転させ、ヒートローラ27を保持している保持部材
23を転写位置まで上げて停止させる。次に、図示せぬ
搬送手段により、カード34が、内部に設けられた発熱
体により所定の温度に加熱されたヒートローラ27と、
押圧ローラ36間に搬送される。この時、カード34
は、フィルム12上に形成されたインク像と重なるよう
に送られる。次に、ヒートローラ27を矢印オの方向に
回転させることにより、フィルム12上に形成されたイ
ンク像がカード34に転写され、さらに、巻取リール1
4を矢印クの方向に回転させることにより、カード34
への印刷が完了する。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の熱
転写印刷装置は、中間記録媒体上にインク像を形成する
プラテンローラと、そのインク像を被印刷物に転写する
ヒートローラとを同一軸上に配置したため、装置を小形
化することができ、さらに、同一駆動源により駆動でき
るため、駆動制御が容易になる。また、中間記録媒体等
の搬送経路が短くなるため、交換作業などが容易にな
り、メインテナンス性が向上し、さらに、プラテンロー
ラとヒートローラが別体であるので、連続印刷する場合
であっても待ち時間なく、次の被印刷物を印刷すること
ができるという実用上極めて優れた効果がある。
転写印刷装置は、中間記録媒体上にインク像を形成する
プラテンローラと、そのインク像を被印刷物に転写する
ヒートローラとを同一軸上に配置したため、装置を小形
化することができ、さらに、同一駆動源により駆動でき
るため、駆動制御が容易になる。また、中間記録媒体等
の搬送経路が短くなるため、交換作業などが容易にな
り、メインテナンス性が向上し、さらに、プラテンロー
ラとヒートローラが別体であるので、連続印刷する場合
であっても待ち時間なく、次の被印刷物を印刷すること
ができるという実用上極めて優れた効果がある。
【図1】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図4】本発明の熱転写印刷装置の一実施例を示す概略
断面図である。
断面図である。
【図5】従来の熱転写印刷装置を示す概略断面図であ
る。
る。
11 プラテンローラ 12 フィルム(中間記録媒体) 19 保持部材 27 ヒートローラ 31 パルスモータ(駆動源) 34 カード(被印刷物) 51 インクリボン 57 サーマルヘッド
Claims (1)
- 【請求項1】熱により溶融あるいは昇華するインクが塗
布されたインクリボンと、 プラテンローラ上において、前記インクリボンのインク
を中間記録媒体に転写してインク像を形成するサーマル
ヘッドと、 内部に発熱部を有し、前記中間記録媒体のインク像を被
印刷物に転写するヒートローラとを備えた熱転写印刷装
置において、 前記プラテンローラ及びヒートローラは、同一軸上に配
置され、前記インクリボンは前記プラテンローラ及びヒ
ートローラ間を移動可能な保持部材によって支持された
ことを特徴とする熱転写印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26192494A JPH0899420A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 熱転写印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26192494A JPH0899420A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 熱転写印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0899420A true JPH0899420A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17368618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26192494A Pending JPH0899420A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 熱転写印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0899420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11850869B2 (en) | 2020-12-17 | 2023-12-26 | Entrust Corporation | Retransfer printer with platen roller homing |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26192494A patent/JPH0899420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11850869B2 (en) | 2020-12-17 | 2023-12-26 | Entrust Corporation | Retransfer printer with platen roller homing |
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