JPH0838281A - 移動体のロック機構 - Google Patents
移動体のロック機構Info
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- JPH0838281A JPH0838281A JP6197170A JP19717094A JPH0838281A JP H0838281 A JPH0838281 A JP H0838281A JP 6197170 A JP6197170 A JP 6197170A JP 19717094 A JP19717094 A JP 19717094A JP H0838281 A JPH0838281 A JP H0838281A
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- Japan
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- moving body
- lock member
- groove portion
- lock
- curved groove
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Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 61
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F1/00—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass
- E05F1/08—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings
- E05F1/16—Closers or openers for wings, not otherwise provided for in this subclass spring-actuated, e.g. for horizontally sliding wings for sliding wings
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F5/00—Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers
- E05F5/003—Braking devices, e.g. checks; Stops; Buffers for sliding wings
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2800/00—Details, accessories and auxiliary operations not otherwise provided for
- E05Y2800/20—Combinations of elements
- E05Y2800/23—Combinations of elements of elements of different categories
- E05Y2800/24—Combinations of elements of elements of different categories of springs and brakes
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】引き出しなどの移動体を常時一定の方向に付勢
することなく、該移動体を、例えば押し込み位置に確実
に引き込み、また、この押し込み位置での移動体の移動
の規制ができるロック機構を、シンプルな構成をもって
提供する。 【構成】ロック機構Aは、一対の側壁11、11間にロ
ック部材20を収めている。側壁11には、ガイド溝1
3が設けられている。ロック部材20は、ガイド溝13
にガイドピン40を摺動自在に収め入れ、かつ、直線状
溝部13aの側端側に向けて常時付勢されている。ロッ
ク部材20は、直線状溝部13aの側端に位置した状態
で、手前側の突部22を移動体の係合手段M’に係合さ
せて、移動体Mの移動を阻止させる。また、移動体Mの
湾曲状溝部13b側への移動に伴って、移動体Mとの係
合状態を解除させ、かつ、ガイドピン40を湾曲状溝部
13bに係合させる。さらに、一旦係合状態を解除させ
た移動体Mの再押し込みにより、係合手段M’にロック
部材20の手前側の突部22を係当させて、付勢力によ
り移動体Mを直線状溝部13aの側端側に移動させる。
することなく、該移動体を、例えば押し込み位置に確実
に引き込み、また、この押し込み位置での移動体の移動
の規制ができるロック機構を、シンプルな構成をもって
提供する。 【構成】ロック機構Aは、一対の側壁11、11間にロ
ック部材20を収めている。側壁11には、ガイド溝1
3が設けられている。ロック部材20は、ガイド溝13
にガイドピン40を摺動自在に収め入れ、かつ、直線状
溝部13aの側端側に向けて常時付勢されている。ロッ
ク部材20は、直線状溝部13aの側端に位置した状態
で、手前側の突部22を移動体の係合手段M’に係合さ
せて、移動体Mの移動を阻止させる。また、移動体Mの
湾曲状溝部13b側への移動に伴って、移動体Mとの係
合状態を解除させ、かつ、ガイドピン40を湾曲状溝部
13bに係合させる。さらに、一旦係合状態を解除させ
た移動体Mの再押し込みにより、係合手段M’にロック
部材20の手前側の突部22を係当させて、付勢力によ
り移動体Mを直線状溝部13aの側端側に移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、机、キャビネット、
冷蔵庫、システムキッチン、各種の家具などに用いられ
る引き出しや、引き戸、引き違い窓などの移動体を、主
として該引き出しの押し込み位置、また、該引き戸など
の閉じ位置でロックするロック機構に関し、より詳細に
は、該移動体の押し込み位置等へ向けた移動に伴って該
移動体の一部に係合されて該移動体を該押し込み位置等
へ引き込むと共に、この押し込み位置等で該移動体の移
動を規制するロック機構の提供に関する。
冷蔵庫、システムキッチン、各種の家具などに用いられ
る引き出しや、引き戸、引き違い窓などの移動体を、主
として該引き出しの押し込み位置、また、該引き戸など
の閉じ位置でロックするロック機構に関し、より詳細に
は、該移動体の押し込み位置等へ向けた移動に伴って該
移動体の一部に係合されて該移動体を該押し込み位置等
へ引き込むと共に、この押し込み位置等で該移動体の移
動を規制するロック機構の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】机などの引き出しや、引き戸などの移動
体を、押し込みなどする場合に、この押し込み力が弱か
ったり、あるいは強すぎると、該移動体の収納空間内な
どに適切に移動体が収納などされず、引き出しの一部が
依然外方に突き出したり、また、引き戸などによる窓な
どの閉じ状態が不充分となる。
体を、押し込みなどする場合に、この押し込み力が弱か
ったり、あるいは強すぎると、該移動体の収納空間内な
どに適切に移動体が収納などされず、引き出しの一部が
依然外方に突き出したり、また、引き戸などによる窓な
どの閉じ状態が不充分となる。
【0003】こうしたことから、引き出しと一体に移動
する可動レールと、固定レールとより引き出し用レール
を構成すると共に、可動レールに付勢手段を設けて、該
可動レールが一方向にのみ移動されるようにして、引き
出しを常時押し込み位置に向けて引っ張らせることによ
り、引き出しの一部が収納体の外方に突き出す事態を防
止する技術が開示されている。(実公平5−2116)
する可動レールと、固定レールとより引き出し用レール
を構成すると共に、可動レールに付勢手段を設けて、該
可動レールが一方向にのみ移動されるようにして、引き
出しを常時押し込み位置に向けて引っ張らせることによ
り、引き出しの一部が収納体の外方に突き出す事態を防
止する技術が開示されている。(実公平5−2116)
【0004】また、引き出しの収納部に設けられる案内
レールを、該収納部の開口側から奥側に向けて、漸次、
該収納部底面に近付くように傾斜させて設け、常時引き
出しが収納部奥側に向けて自然に移動されるようにし
て、引き出しの一部が収納体の外方に突き出す事態を防
止する技術が開示されている(実開昭57−4265
1)
レールを、該収納部の開口側から奥側に向けて、漸次、
該収納部底面に近付くように傾斜させて設け、常時引き
出しが収納部奥側に向けて自然に移動されるようにし
て、引き出しの一部が収納体の外方に突き出す事態を防
止する技術が開示されている(実開昭57−4265
1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の技術
(実公平5−2116)では、引き出しは常時引き出し
の押し込み位置に向けて付勢手段により引っ張られてい
るため、該引き出しを引き出すにあたり、この付勢に抗
する力を過大に要する不都合があった。また、機構上の
複雑さが否めないものであった。
(実公平5−2116)では、引き出しは常時引き出し
の押し込み位置に向けて付勢手段により引っ張られてい
るため、該引き出しを引き出すにあたり、この付勢に抗
する力を過大に要する不都合があった。また、機構上の
複雑さが否めないものであった。
【0006】また、後者の技術(実開昭57−4265
1)では、機構上はシンプルなものの、前記案内レール
の傾斜により、引き出しは傾斜させられて収納部内に設
けられているため、この傾斜の分、該収納部内に余分の
スペースを必要とする不都合があった。
1)では、機構上はシンプルなものの、前記案内レール
の傾斜により、引き出しは傾斜させられて収納部内に設
けられているため、この傾斜の分、該収納部内に余分の
スペースを必要とする不都合があった。
【0007】また、いずれの技術も、引き出しを常時押
し込み方向に付勢などさせる構成を持つことから、引き
出させた引き出しを、この付勢などに抗して引き出させ
た位置で保持させる必要がある場合、この保持のための
ストッパ機構などを別途必要とさせるものであった。
し込み方向に付勢などさせる構成を持つことから、引き
出させた引き出しを、この付勢などに抗して引き出させ
た位置で保持させる必要がある場合、この保持のための
ストッパ機構などを別途必要とさせるものであった。
【0008】そこでこの発明は、引き出し、引き戸など
の移動体を常時一定の方向に付勢することなく、該移動
体を、例えば押し込み位置に確実に引き込み、また、こ
の押し込み位置での移動体の移動の規制ができるロック
機構を、シンプルな構成をもって提供することを目的と
する。
の移動体を常時一定の方向に付勢することなく、該移動
体を、例えば押し込み位置に確実に引き込み、また、こ
の押し込み位置での移動体の移動の規制ができるロック
機構を、シンプルな構成をもって提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明では、移動体を、該移動体の移動終了位置
でロックさせるロック機構A、Bが、一対の側壁11、
11・101、101と、この一対の側壁11、11・
101、101間に収められているロック部材20、2
00とを備えたものとした。そしてさらに、このロック
機構の前記側壁11、11・101、101には、移動
体の移動方向に沿って、該側壁11、11・101、1
01の一方の側から他方の側に向けて延びる直線状溝部
13a、103aと、この直線状溝部13a、103a
に連通し、かつ、該直線状溝部13a、103aの一方
の側端より下方に向けて延びる湾曲状溝部13b、10
3bとを備えたガイド溝13、103が備えられている
構成とした。そしてさらに、前記ロック部材20、20
0は、該一対の側壁11、11・101・101に備え
られた一対の前記ガイド溝13、103に収め入れられ
るガイドピン40、40・401、402と、該ロック
部材20、200の手前側と奥側とにそれぞれ移動体の
係合手段M’に対して接する突部22、23・201、
202とを備えており、しかも、該ロック部材20、2
00は、前記側壁11、11・101、101の前記直
線状溝部13a、103aの側端側に向けて常時付勢さ
れており、前記ロック部材20、200は、前記直線状
溝部13a、103aの側端に位置した状態で、該ロッ
ク部材20、200の手前側の突部22、201を該移
動体の係合手段M’に係合させて、該移動体の湾曲状溝
部13b、103b側に向けた移動を阻止させると共
に、前記付勢に抗した前記移動体の湾曲状溝部13b、
103b側への移動に伴って、該湾曲状溝部13b、1
03bの延設方向に移動されて、該移動体との前記係合
状態を解除させると共に、前記ロック部材20、200
のガイドピン40、40・401、402を前記湾曲状
溝部13b、103bに対して係合させ、さらに、前記
湾曲状溝部13b、103bにガイドピン40、40・
401、402を係合させている該ロック部材20、2
00は、該ロック部材20、200の奥側の突部23、
202が移動体の係合手段M’により押されることに伴
って、このロック部材20、200の前記ガイドピン4
0、40・401、402を湾曲状溝部13b、103
bから直線状溝部13a、103aに押し戻させると共
に、該移動体の係合手段M’に該ロック部材20、20
0の手前側の突部22、201を係当させて、前記付勢
力により該移動体を直線状溝部13a、103aの側端
側に移動させる構成とした。
に、この発明では、移動体を、該移動体の移動終了位置
でロックさせるロック機構A、Bが、一対の側壁11、
11・101、101と、この一対の側壁11、11・
101、101間に収められているロック部材20、2
00とを備えたものとした。そしてさらに、このロック
機構の前記側壁11、11・101、101には、移動
体の移動方向に沿って、該側壁11、11・101、1
01の一方の側から他方の側に向けて延びる直線状溝部
13a、103aと、この直線状溝部13a、103a
に連通し、かつ、該直線状溝部13a、103aの一方
の側端より下方に向けて延びる湾曲状溝部13b、10
3bとを備えたガイド溝13、103が備えられている
構成とした。そしてさらに、前記ロック部材20、20
0は、該一対の側壁11、11・101・101に備え
られた一対の前記ガイド溝13、103に収め入れられ
るガイドピン40、40・401、402と、該ロック
部材20、200の手前側と奥側とにそれぞれ移動体の
係合手段M’に対して接する突部22、23・201、
202とを備えており、しかも、該ロック部材20、2
00は、前記側壁11、11・101、101の前記直
線状溝部13a、103aの側端側に向けて常時付勢さ
れており、前記ロック部材20、200は、前記直線状
溝部13a、103aの側端に位置した状態で、該ロッ
ク部材20、200の手前側の突部22、201を該移
動体の係合手段M’に係合させて、該移動体の湾曲状溝
部13b、103b側に向けた移動を阻止させると共
に、前記付勢に抗した前記移動体の湾曲状溝部13b、
103b側への移動に伴って、該湾曲状溝部13b、1
03bの延設方向に移動されて、該移動体との前記係合
状態を解除させると共に、前記ロック部材20、200
のガイドピン40、40・401、402を前記湾曲状
溝部13b、103bに対して係合させ、さらに、前記
湾曲状溝部13b、103bにガイドピン40、40・
401、402を係合させている該ロック部材20、2
00は、該ロック部材20、200の奥側の突部23、
202が移動体の係合手段M’により押されることに伴
って、このロック部材20、200の前記ガイドピン4
0、40・401、402を湾曲状溝部13b、103
bから直線状溝部13a、103aに押し戻させると共
に、該移動体の係合手段M’に該ロック部材20、20
0の手前側の突部22、201を係当させて、前記付勢
力により該移動体を直線状溝部13a、103aの側端
側に移動させる構成とした。
【0010】
【作用】この発明に係る移動体のロック機構A、Bは、
ガイド溝13、103の湾曲状溝部13b、103bに
ガイドピン40、401を係合させているロック部材2
0、200が、該ロック部材20、200の奥側の突部
23、202が移動体の係合手段M’により押されるこ
とに伴って、このロック部材20、200の前記ガイド
ピン40、401を湾曲状溝部13b、103b、から
直線状溝部13a、103aに押し戻させると共に、該
移動体の係合手段M’に該ロック部材20、200の手
前側の突部22、201を係当させて、前記付勢力によ
り該移動体を直線状溝部13a、103aの側端側に移
動させる構成とされているので、ロック部材20、20
0の手前側の突部22、201に係合手段M’を係当さ
せる位置まで移動された移動体を、直線状溝部13a、
103aの側端側に向けて自動的に引き込むことができ
る。
ガイド溝13、103の湾曲状溝部13b、103bに
ガイドピン40、401を係合させているロック部材2
0、200が、該ロック部材20、200の奥側の突部
23、202が移動体の係合手段M’により押されるこ
とに伴って、このロック部材20、200の前記ガイド
ピン40、401を湾曲状溝部13b、103b、から
直線状溝部13a、103aに押し戻させると共に、該
移動体の係合手段M’に該ロック部材20、200の手
前側の突部22、201を係当させて、前記付勢力によ
り該移動体を直線状溝部13a、103aの側端側に移
動させる構成とされているので、ロック部材20、20
0の手前側の突部22、201に係合手段M’を係当さ
せる位置まで移動された移動体を、直線状溝部13a、
103aの側端側に向けて自動的に引き込むことができ
る。
【0011】また、このようにロック部材20、200
の手前側の突部22、201に係合手段M’を係合させ
る移動体を前記付勢に抗して湾曲状溝部13b、103
b側に移動させることにより、ロック部材20、200
を該湾曲状溝部13b、103bの延設方向に移動させ
て、前記係合を解除させることができるので、この係合
の解除後は前記付勢を蒙ることなく移動体を移動させる
ことができる。
の手前側の突部22、201に係合手段M’を係合させ
る移動体を前記付勢に抗して湾曲状溝部13b、103
b側に移動させることにより、ロック部材20、200
を該湾曲状溝部13b、103bの延設方向に移動させ
て、前記係合を解除させることができるので、この係合
の解除後は前記付勢を蒙ることなく移動体を移動させる
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明に係る移動体のロック機構の
典型的な実施例を、図1ないし図17に基いて説明す
る。
典型的な実施例を、図1ないし図17に基いて説明す
る。
【0013】なお、図1ないし図6は、第一の実施例に
係るロック機構Aを示しており、図1は、該ロック機構
Aを構成する各部品を分解して示しており、また、図2
ないし図6は、該ロック機構Aの動作の概要をそれぞれ
示している。
係るロック機構Aを示しており、図1は、該ロック機構
Aを構成する各部品を分解して示しており、また、図2
ないし図6は、該ロック機構Aの動作の概要をそれぞれ
示している。
【0014】また、図7ないし図17は、第二の実施例
に係るロック機構Bを示しており、図7は、該ロック機
構Bの構成が理解し易いようにい各部品を分解して示し
ており、また、図8は、該ロック機構Bを構成するロッ
ク部材200の構成が理解し易いように該ロック部材2
00の一部を破断して示している。また、図9および図
10は、それぞれロック機構Bを側面から見て示してお
り、また、図11は、該ロック機構Bのケース100に
対するロック部材200の収め入れ状態が理解し易いよ
うに、該ロック機構Bを断面にして示している。また、
図12は、該ロック機構Bのケース100に対するロッ
ク部材200の収め入れ状態が理解し易いように、該ロ
ック機構Bを上方から見て示している。さらに、図13
ないし図17は、該ロック機構Bの動作の概要をそれぞ
れ示している。
に係るロック機構Bを示しており、図7は、該ロック機
構Bの構成が理解し易いようにい各部品を分解して示し
ており、また、図8は、該ロック機構Bを構成するロッ
ク部材200の構成が理解し易いように該ロック部材2
00の一部を破断して示している。また、図9および図
10は、それぞれロック機構Bを側面から見て示してお
り、また、図11は、該ロック機構Bのケース100に
対するロック部材200の収め入れ状態が理解し易いよ
うに、該ロック機構Bを断面にして示している。また、
図12は、該ロック機構Bのケース100に対するロッ
ク部材200の収め入れ状態が理解し易いように、該ロ
ック機構Bを上方から見て示している。さらに、図13
ないし図17は、該ロック機構Bの動作の概要をそれぞ
れ示している。
【0015】この実施例に係るロック機構A、Bは、
机、キャビネット、冷蔵庫、システムキッチン、各種の
家具などに用いられる引き出しや、引き戸、引き違い窓
などの移動体Mを、主として該引き出しの押し込み位
置、また、該引き戸などの閉じ位置で、該押し込み状態
などを維持させるようにロックさせるために用いられ
る。
机、キャビネット、冷蔵庫、システムキッチン、各種の
家具などに用いられる引き出しや、引き戸、引き違い窓
などの移動体Mを、主として該引き出しの押し込み位
置、また、該引き戸などの閉じ位置で、該押し込み状態
などを維持させるようにロックさせるために用いられ
る。
【0016】まず、第1の実施例に係るロック機構Aに
ついて説明する。
ついて説明する。
【0017】図1に示されるように、ロック機構Aは、
一対の側壁11、11を有するケース10と、該一対の
側壁11、11間に収められるロック部材20とを主体
に構成されている。
一対の側壁11、11を有するケース10と、該一対の
側壁11、11間に収められるロック部材20とを主体
に構成されている。
【0018】前記ケース10は、この実施例では、略長
方形上の底板12の長手方向に亘る両側縁より、該底板
12面に略直交する向きに、一対の側板11a、11a
を立ち上がり状に設けて構成してあり、従って、この一
対の側板11a、11aにより相向き合う前記一対の側
壁11、11が形成されている。
方形上の底板12の長手方向に亘る両側縁より、該底板
12面に略直交する向きに、一対の側板11a、11a
を立ち上がり状に設けて構成してあり、従って、この一
対の側板11a、11aにより相向き合う前記一対の側
壁11、11が形成されている。
【0019】また、前記一対の側板11a、11aに
は、底板12の長手方向に沿った略同寸、同形のガイド
溝13、13がそれぞれ透設されている。このガイド溝
13は、底板12の幅方向に亘る一方側縁12a側か
ら、他方側縁12b側に向けて直線状に延びている直線
状溝部13aと、該底板12の該他方の側縁12b側
で、該直線状溝部13aに続き底板12の側に向けて湾
曲状に延びる湾曲状溝部13bとを備えている。
は、底板12の長手方向に沿った略同寸、同形のガイド
溝13、13がそれぞれ透設されている。このガイド溝
13は、底板12の幅方向に亘る一方側縁12a側か
ら、他方側縁12b側に向けて直線状に延びている直線
状溝部13aと、該底板12の該他方の側縁12b側
で、該直線状溝部13aに続き底板12の側に向けて湾
曲状に延びる湾曲状溝部13bとを備えている。
【0020】一方、前記ロック部材20は、前記ケース
10の一対の側板11a、11a間に亘る幅を備えると
共に、該ケース10の底板12に向け合わない側に、該
底板12の幅方向に亘る一方側縁12a側に向けられた
奥側突部23と、他方側縁12b側に向けられた手前側
突部22とを備える構成とされている。
10の一対の側板11a、11a間に亘る幅を備えると
共に、該ケース10の底板12に向け合わない側に、該
底板12の幅方向に亘る一方側縁12a側に向けられた
奥側突部23と、他方側縁12b側に向けられた手前側
突部22とを備える構成とされている。
【0021】また、ロック部材20は、前記手前側突部
22の直下に位置される両側面部と、前記奥側突部23
の直下に位置される両側面部とに、穴24a、24b・
24a、24bをそれぞれ備えている。そして、この穴
24a、24b・24a、24bに対して、前記一対の
ガイド溝13、13を介して、ケース10の側板11a
外側からガイドピン40…40をそれぞれ挿し入れるこ
とにより、該一対のガイド溝13、13に対して、摺動
自在に組み付けられている。
22の直下に位置される両側面部と、前記奥側突部23
の直下に位置される両側面部とに、穴24a、24b・
24a、24bをそれぞれ備えている。そして、この穴
24a、24b・24a、24bに対して、前記一対の
ガイド溝13、13を介して、ケース10の側板11a
外側からガイドピン40…40をそれぞれ挿し入れるこ
とにより、該一対のガイド溝13、13に対して、摺動
自在に組み付けられている。
【0022】また、ロック部材20の前記手前側突部2
2の直下に位置される下面部には、フック21が設けら
れており、一方、前記ケース10の底板12の幅方向に
亘る一方側縁12a部には、フック14が設けられてい
る。そして、このフック21とフック14とに、引っ張
りコイルばね30の両端がそれぞれ係止されて、両フッ
ク21、14間に該ばね30が張り込まれる構成とされ
ている。従って、前記ロック部材20は、ばね30の作
用により常時前記ケース10の幅方向に亘る一方側縁1
2a、すなわち、該側縁12a側の直線状溝部13aの
側端13a’側に付勢される構成とされている。
2の直下に位置される下面部には、フック21が設けら
れており、一方、前記ケース10の底板12の幅方向に
亘る一方側縁12a部には、フック14が設けられてい
る。そして、このフック21とフック14とに、引っ張
りコイルばね30の両端がそれぞれ係止されて、両フッ
ク21、14間に該ばね30が張り込まれる構成とされ
ている。従って、前記ロック部材20は、ばね30の作
用により常時前記ケース10の幅方向に亘る一方側縁1
2a、すなわち、該側縁12a側の直線状溝部13aの
側端13a’側に付勢される構成とされている。
【0023】以上のように構成される第1の実施例に係
るロック機構Aは、例えば図2ないし図6に示されるよ
うに、移動体Mに設けられている突起状の係合手段M’
に対して、該移動体Mの押し込み側の移動終了位置で、
ロック部材の手前側突部22を係合させるように、該移
動体Mの下方などに設置して用いられる。
るロック機構Aは、例えば図2ないし図6に示されるよ
うに、移動体Mに設けられている突起状の係合手段M’
に対して、該移動体Mの押し込み側の移動終了位置で、
ロック部材の手前側突部22を係合させるように、該移
動体Mの下方などに設置して用いられる。
【0024】すなわち、図2に示されるように、ロック
部材20は、ケース10の幅方向に亘る一方側縁12a
側の直線状溝部13aの側端13a’に、前記奥側突部
23直下のガイドピン40を位置させた状態で、手前側
突部22の奥側突部23側に向けられた係合面22aを
前記係合手段M’に係合させるように設置される。ここ
で、ロック部材20は、前記のようにばね30の作用に
より、常時直線状溝部13aの側端13a’側に付勢さ
れているので、移動体Mは、係合手段M’とロック部材
20の手前側突部22との係合により、湾曲状溝部13
b側に向けた移動の規制を蒙ることになる。
部材20は、ケース10の幅方向に亘る一方側縁12a
側の直線状溝部13aの側端13a’に、前記奥側突部
23直下のガイドピン40を位置させた状態で、手前側
突部22の奥側突部23側に向けられた係合面22aを
前記係合手段M’に係合させるように設置される。ここ
で、ロック部材20は、前記のようにばね30の作用に
より、常時直線状溝部13aの側端13a’側に付勢さ
れているので、移動体Mは、係合手段M’とロック部材
20の手前側突部22との係合により、湾曲状溝部13
b側に向けた移動の規制を蒙ることになる。
【0025】次いで、このばね30の付勢に抗して、移
動体Mを湾曲状溝部13b側に向けて移動させることに
より、図3に示されるように、該移動体Mの係合手段
M’に手前側突部22を係合させているロック部材20
も湾曲状溝部13b側に移動される。また、この移動に
より、ばね30は引き延ばされ、直線状溝部13aの側
端13a’側に向けた付勢力を蓄える。
動体Mを湾曲状溝部13b側に向けて移動させることに
より、図3に示されるように、該移動体Mの係合手段
M’に手前側突部22を係合させているロック部材20
も湾曲状溝部13b側に移動される。また、この移動に
より、ばね30は引き延ばされ、直線状溝部13aの側
端13a’側に向けた付勢力を蓄える。
【0026】次いで、ばね30の付勢に抗して、移動体
Mを湾曲状溝部13bの側に更に移動させると、ロック
部材20は、直線状溝部13a内に奥側突部23の直下
に位置されるガイドピン40を収め入れた状態で、該湾
曲状溝部13b内に手前側突部22の直下に位置される
ガイドピン40を導入させるに至る。ここで、湾曲状溝
部13bは、直線状溝部13aに続いて、ケース10の
底板12側に向けて、下方に湾曲されているので、該湾
曲状溝部13b内に手前側突部22の直下に位置される
ガイドピン40を導入させたロック部材20は、該湾曲
状溝部13bの湾曲に沿って、図4に示されるように、
直線状溝部13a内に収められている奥側突部23直下
のガイドピン40を支点として、手前側突部22の側を
下方に傾動させる。
Mを湾曲状溝部13bの側に更に移動させると、ロック
部材20は、直線状溝部13a内に奥側突部23の直下
に位置されるガイドピン40を収め入れた状態で、該湾
曲状溝部13b内に手前側突部22の直下に位置される
ガイドピン40を導入させるに至る。ここで、湾曲状溝
部13bは、直線状溝部13aに続いて、ケース10の
底板12側に向けて、下方に湾曲されているので、該湾
曲状溝部13b内に手前側突部22の直下に位置される
ガイドピン40を導入させたロック部材20は、該湾曲
状溝部13bの湾曲に沿って、図4に示されるように、
直線状溝部13a内に収められている奥側突部23直下
のガイドピン40を支点として、手前側突部22の側を
下方に傾動させる。
【0027】この傾動により、ロック部材20の手前側
突部22と移動体Mの係合手段M’との係合は、図4に
示されるように解除され、移動体Mをロック機構Aから
離れる方向、すなわち引き出し方向に移動させることが
できる。
突部22と移動体Mの係合手段M’との係合は、図4に
示されるように解除され、移動体Mをロック機構Aから
離れる方向、すなわち引き出し方向に移動させることが
できる。
【0028】また、湾曲状溝部13bは、ロック部材2
0を付勢させるばね30の引っ張り方向に略直交する向
きに延設されていることから、前記のように傾動された
ロック部材20は、手前側突部22直下のガイドピン4
0を該湾曲状溝部13bの溝側面13b’に引っ掛けた
状態で、該湾曲状溝部13bに係合される。
0を付勢させるばね30の引っ張り方向に略直交する向
きに延設されていることから、前記のように傾動された
ロック部材20は、手前側突部22直下のガイドピン4
0を該湾曲状溝部13bの溝側面13b’に引っ掛けた
状態で、該湾曲状溝部13bに係合される。
【0029】一方、この係合状態にあるロック部材20
は、前記のように、奥側突部23直下のガイドピン40
を直線状溝部13a内に収め入れており、この奥側突部
23を移動体Mの係合手段M’に当接される高さに位置
させている。
は、前記のように、奥側突部23直下のガイドピン40
を直線状溝部13a内に収め入れており、この奥側突部
23を移動体Mの係合手段M’に当接される高さに位置
させている。
【0030】従って、図5に示されるように、移動体M
を再びロック機構Aに近付く方向、すなわち、押し込み
方向に移動させることにより、ロック部材20の奥側突
部23の前記手前側突部22に向けられた側の当接面2
3aは、移動体Mの係合手段M’に当接される。この当
接により、ロック部材20は前記奥側突部23直下のガ
イドピン40を支点として、下方に傾動されている前記
手前側突部22の側を上方に向けて起き上がらせる。
を再びロック機構Aに近付く方向、すなわち、押し込み
方向に移動させることにより、ロック部材20の奥側突
部23の前記手前側突部22に向けられた側の当接面2
3aは、移動体Mの係合手段M’に当接される。この当
接により、ロック部材20は前記奥側突部23直下のガ
イドピン40を支点として、下方に傾動されている前記
手前側突部22の側を上方に向けて起き上がらせる。
【0031】これにより、ロック部材20の手前側突部
22直下のガイドピン40は、湾曲状溝部13bと直線
状溝部13aとの連通位置まで移動され、この結果、手
前側突部22直下のガイドピン40と湾曲状溝部13b
との係合状態は解除される。
22直下のガイドピン40は、湾曲状溝部13bと直線
状溝部13aとの連通位置まで移動され、この結果、手
前側突部22直下のガイドピン40と湾曲状溝部13b
との係合状態は解除される。
【0032】このように湾曲状溝部13bとの係合状態
が解除されると、ロック部材20はばね30により、直
線状溝部13aの側端13a’側に向けて常時付勢され
ていることから、この付勢により再び手前側突部22の
係合面22aを係合手段M’に係合させた状態で、直線
状溝部13aの側端13a’側に移動される。すなわ
ち、このロック部材20のばね30の付勢による移動に
より、係合手段M’を手前側突部22に係合させた移動
体Mは、該ロック部材20の奥側突部23直下のガイド
ピン40が直線状溝部13aの側端13a’に至る位
置、すなわち、再び図2に示されるように、該移動体M
の押し込み側の移動終了位置まで引き込まれる。
が解除されると、ロック部材20はばね30により、直
線状溝部13aの側端13a’側に向けて常時付勢され
ていることから、この付勢により再び手前側突部22の
係合面22aを係合手段M’に係合させた状態で、直線
状溝部13aの側端13a’側に移動される。すなわ
ち、このロック部材20のばね30の付勢による移動に
より、係合手段M’を手前側突部22に係合させた移動
体Mは、該ロック部材20の奥側突部23直下のガイド
ピン40が直線状溝部13aの側端13a’に至る位
置、すなわち、再び図2に示されるように、該移動体M
の押し込み側の移動終了位置まで引き込まれる。
【0033】そして、再び、移動体Mは、係合手段M’
とロック部材20の手前側突部22との係合により、湾
曲状溝部13b側に向けた移動の規制を蒙ることにな
る。
とロック部材20の手前側突部22との係合により、湾
曲状溝部13b側に向けた移動の規制を蒙ることにな
る。
【0034】次いで、第2の実施例に係るロック機構B
について説明する。
について説明する。
【0035】図7、図9及び図11に特に示されるよう
に、ロック機構Bは、一対の側壁101、101を有す
るケース100と、該一対の側壁101、101間に収
められるロック部材200とを主体に構成されている。
に、ロック機構Bは、一対の側壁101、101を有す
るケース100と、該一対の側壁101、101間に収
められるロック部材200とを主体に構成されている。
【0036】前記ケース100は、この実施例では、略
長方形状の底板102の長手方向に亘る両側縁におい
て、該底板102面に略直交する向きに、一対の側板1
01a、101bを立ち上がり状に設けて構成されてお
り、従って、この一対の側板101a、101bにより
相向き合う一対の側壁101、101が、前記底板10
2の長手方向に亘って形成されている。
長方形状の底板102の長手方向に亘る両側縁におい
て、該底板102面に略直交する向きに、一対の側板1
01a、101bを立ち上がり状に設けて構成されてお
り、従って、この一対の側板101a、101bにより
相向き合う一対の側壁101、101が、前記底板10
2の長手方向に亘って形成されている。
【0037】この一対の側板101a、101bのう
ち、一方の側板101aは、他方の側板101bに対し
て底板102からの立上り寸法を大きく構成してある。
ち、一方の側板101aは、他方の側板101bに対し
て底板102からの立上り寸法を大きく構成してある。
【0038】なお、図10および図11に特に示される
ように、前記立上り寸法の大きい一方の側板101aの
長手方向略中央部には、後述するガイド溝103を挟ん
だ上側に、ロック機構B自体の取付に用いられる穴10
5が、また、下側に突起106がそれぞれ設けられてい
る。
ように、前記立上り寸法の大きい一方の側板101aの
長手方向略中央部には、後述するガイド溝103を挟ん
だ上側に、ロック機構B自体の取付に用いられる穴10
5が、また、下側に突起106がそれぞれ設けられてい
る。
【0039】また、底板102の幅方向に亘る両側縁に
は、前記一対の側板101a、101b間に亘るよう
に、側板107aおよび側板107bがそれぞれ設けら
れている。
は、前記一対の側板101a、101b間に亘るよう
に、側板107aおよび側板107bがそれぞれ設けら
れている。
【0040】また、前記一対の側板101a、101b
には、底板102の長手方向に沿った略同寸、同形のガ
イド溝103、103がそれぞれ透設されている。この
ガイド溝103は、底板102の幅方向に亘る一方側縁
に設けられている側板107a側から他方側縁に設けら
れている側板107b側に向けて直線状に延びる直線状
溝部103aと、前記側板107b側で、該直線状溝部
103aに続き底板102の側に向けて湾曲状に延びる
湾曲状溝部103bとを備えている。
には、底板102の長手方向に沿った略同寸、同形のガ
イド溝103、103がそれぞれ透設されている。この
ガイド溝103は、底板102の幅方向に亘る一方側縁
に設けられている側板107a側から他方側縁に設けら
れている側板107b側に向けて直線状に延びる直線状
溝部103aと、前記側板107b側で、該直線状溝部
103aに続き底板102の側に向けて湾曲状に延びる
湾曲状溝部103bとを備えている。
【0041】一方、図7および図8に特に示されるよう
に、前記ロック部材200は、前記ケース100の一対
の側板101a、101b間に亘る幅を備えると共に、
該ケース100の底板102に向き合わない側に、前記
ケース100の側板107b側に向けられた手前側突部
201と、側板107a側に向けられた奥側突部202
とを備えている。
に、前記ロック部材200は、前記ケース100の一対
の側板101a、101b間に亘る幅を備えると共に、
該ケース100の底板102に向き合わない側に、前記
ケース100の側板107b側に向けられた手前側突部
201と、側板107a側に向けられた奥側突部202
とを備えている。
【0042】ここで、この実施例では、手前側突部20
1は、ロック部材200の本体200aの上面に開口し
た略長方形状の穴200b内に収め入れられるアーム片
201aに形成されている。
1は、ロック部材200の本体200aの上面に開口し
た略長方形状の穴200b内に収め入れられるアーム片
201aに形成されている。
【0043】このアーム片201aは、図8に特に示さ
れるように、一端側を本体200aの前記ケース100
の側板107b側で、前記穴200bの長手方向に亘る
両穴側壁200b’、200b’間に架設された軸20
0cにより回動自在に軸支されると共に、他端側を前記
穴200bの穴底200b”と該アーム片201aとの
間に介装された引っ張りコイルばね200dにより常時
上方に向けて付勢される構成とされている。
れるように、一端側を本体200aの前記ケース100
の側板107b側で、前記穴200bの長手方向に亘る
両穴側壁200b’、200b’間に架設された軸20
0cにより回動自在に軸支されると共に、他端側を前記
穴200bの穴底200b”と該アーム片201aとの
間に介装された引っ張りコイルばね200dにより常時
上方に向けて付勢される構成とされている。
【0044】なお、該アーム片201aの他端縁部20
1bは、前記奥側突部202側の前記穴200b穴縁に
設けられた突出部200eに下側から突き当たる構成と
してあり、前記ばね200dの付勢により該アーム片2
01aは、前記軸200cを中心に、前記他端縁部20
1bを突出部200eに当接させるように弾ね上げさせ
られている。
1bは、前記奥側突部202側の前記穴200b穴縁に
設けられた突出部200eに下側から突き当たる構成と
してあり、前記ばね200dの付勢により該アーム片2
01aは、前記軸200cを中心に、前記他端縁部20
1bを突出部200eに当接させるように弾ね上げさせ
られている。
【0045】また、アーム片201aの上面には、前記
軸200cに軸支されている側から、奥側突部202側
に向けて外広がり状に傾斜する傾斜面201cが形成さ
れている。また、奥側突部202側の端部にこの傾斜面
201cに略直交する向きの係合面201dを備えてい
る。
軸200cに軸支されている側から、奥側突部202側
に向けて外広がり状に傾斜する傾斜面201cが形成さ
れている。また、奥側突部202側の端部にこの傾斜面
201cに略直交する向きの係合面201dを備えてい
る。
【0046】一方、奥側突部202は、手前側突部20
1の係合面201dに向き合うと共に、該手前側突部2
01の側から外広がり状に傾斜する係当面202aを備
えている。
1の係合面201dに向き合うと共に、該手前側突部2
01の側から外広がり状に傾斜する係当面202aを備
えている。
【0047】また、ロック部材200は、前記アーム片
201aの軸200cによる軸支側と、前記手前側突部
201と奥側突部202との間とに、幅方向に亘る穴2
04a、204bをそれぞれ備えている。そして、この
穴204a、204bに対して、前記一対のガイド溝1
03、103を介して、ケース100の側板101a、
101b外側からガイドピン401、402をそれぞれ
挿し入れることにより、該一対のガイド溝103、10
3に対して、摺動自在に組み付けられている。
201aの軸200cによる軸支側と、前記手前側突部
201と奥側突部202との間とに、幅方向に亘る穴2
04a、204bをそれぞれ備えている。そして、この
穴204a、204bに対して、前記一対のガイド溝1
03、103を介して、ケース100の側板101a、
101b外側からガイドピン401、402をそれぞれ
挿し入れることにより、該一対のガイド溝103、10
3に対して、摺動自在に組み付けられている。
【0048】また、前記湾曲状溝部103b側に向けら
れたロック部材200の下端部には、フック203が設
けられており、一方、前記ケース100の側板107a
近傍の底板102部にはフック104が設けられてい
る。そして、このフック203とフック104とに、引
っ張りコイルばね300の両端がそれぞれ係止されて、
両フック203、104間に該ばね300が張り込まれ
る構成とされている。従って、前記ロック部材200
は、ばね300の作用により常時、前記ケース100の
側板107a側の直線状溝部103aの溝端103a’
側に付勢される構成とされている。
れたロック部材200の下端部には、フック203が設
けられており、一方、前記ケース100の側板107a
近傍の底板102部にはフック104が設けられてい
る。そして、このフック203とフック104とに、引
っ張りコイルばね300の両端がそれぞれ係止されて、
両フック203、104間に該ばね300が張り込まれ
る構成とされている。従って、前記ロック部材200
は、ばね300の作用により常時、前記ケース100の
側板107a側の直線状溝部103aの溝端103a’
側に付勢される構成とされている。
【0049】以上のように構成される第二の実施例に係
るロック機構Bは、第一の実施例に係るロック機構A同
様、例えば図13ないし図17に示されるように、移動
体に設けられている突起状の係合手段M’に対して、該
移動体の押し込み側の移動終了位置で、ロック部材20
0の手前側突部201を係合させるように、該移動体の
下方などに設置して用いられる。
るロック機構Bは、第一の実施例に係るロック機構A同
様、例えば図13ないし図17に示されるように、移動
体に設けられている突起状の係合手段M’に対して、該
移動体の押し込み側の移動終了位置で、ロック部材20
0の手前側突部201を係合させるように、該移動体の
下方などに設置して用いられる。
【0050】すなわち、図13に示されるように、ロッ
ク部材200は、直線状溝部103aの側端103a’
に、前記奥側突部202側のガイドピン402位置させ
た状態で、手前側突部201の奥側突部202側に向け
られた係合面201dを該係合手段M’に係合させるよ
うに位置される。ここで、ロック部材200は、前記の
ように、ばね300の作用により、常時直線状溝部10
3aの側端103a’側に付勢されているので、移動体
は、係合手段M’とロック部材200の手前側突部20
1との係合により、湾曲状溝部103b側に向けた移動
の規制を蒙ることになる。
ク部材200は、直線状溝部103aの側端103a’
に、前記奥側突部202側のガイドピン402位置させ
た状態で、手前側突部201の奥側突部202側に向け
られた係合面201dを該係合手段M’に係合させるよ
うに位置される。ここで、ロック部材200は、前記の
ように、ばね300の作用により、常時直線状溝部10
3aの側端103a’側に付勢されているので、移動体
は、係合手段M’とロック部材200の手前側突部20
1との係合により、湾曲状溝部103b側に向けた移動
の規制を蒙ることになる。
【0051】次いで、このばね300の付勢に抗して、
移動体Mを湾曲状溝部103b側に向けて移動させるこ
とにより、図14に示されるように、ロック部材200
も湾曲状溝部103b側に移動される。また、この移動
により、ばね300は引き延ばされ、直線状溝部103
aの側端103a’側に向けた付勢力を蓄える。
移動体Mを湾曲状溝部103b側に向けて移動させるこ
とにより、図14に示されるように、ロック部材200
も湾曲状溝部103b側に移動される。また、この移動
により、ばね300は引き延ばされ、直線状溝部103
aの側端103a’側に向けた付勢力を蓄える。
【0052】次いで、ばね300の付勢に抗して、移動
体Mを湾曲状溝部130bの側に更に移動させると、ロ
ック部材200は、直線状溝部103a内に奥側突部2
02の側に位置されるガイドピン402を収め入れた状
態で、該湾曲状溝部103b内に手前側突部201の直
下に位置されるガイドピン401を導入させるに至る。
ここで、湾曲状溝部103bは、直線状溝部103aに
続いて、ケース100の底板102側に向けて、下方に
湾曲されているので、該湾曲状溝部103b内にガイド
ピン401を導入させたロック部材200は、該湾曲状
溝部103bの湾曲に沿って、図15に示されるよう
に、直線状溝部103a内に収められている奥側突部2
02側のガイドピン402を支点として、手前側突部2
01の側を下方に傾動させる。
体Mを湾曲状溝部130bの側に更に移動させると、ロ
ック部材200は、直線状溝部103a内に奥側突部2
02の側に位置されるガイドピン402を収め入れた状
態で、該湾曲状溝部103b内に手前側突部201の直
下に位置されるガイドピン401を導入させるに至る。
ここで、湾曲状溝部103bは、直線状溝部103aに
続いて、ケース100の底板102側に向けて、下方に
湾曲されているので、該湾曲状溝部103b内にガイド
ピン401を導入させたロック部材200は、該湾曲状
溝部103bの湾曲に沿って、図15に示されるよう
に、直線状溝部103a内に収められている奥側突部2
02側のガイドピン402を支点として、手前側突部2
01の側を下方に傾動させる。
【0053】この傾動により、ロック部材200の手前
側突部201と移動体Mの係合手段M’との係合は、図
15に示されるように解除され、移動体Mをロック機構
Aから離れる方向、すなわち引き出し方向に移動させる
ことができる。
側突部201と移動体Mの係合手段M’との係合は、図
15に示されるように解除され、移動体Mをロック機構
Aから離れる方向、すなわち引き出し方向に移動させる
ことができる。
【0054】なお、ロック機構Bでは、手前側突部20
2の形成されているアーム片201aをロック部材20
0の本体200aに対して、軸200cを中心に係合面
201d側の端部を上下動させるように回動自在に軸支
していることから、移動体の係合手段M’との係合の解
除にあたり、該係合手段M’が該アーム片201aの係
合面201dと傾斜面201cとの接する手前側突部2
01の頂部201eを乗り越える際にばね200dの付
勢に抗して、該アーム片201aを下方にやや押し下げ
ることができる。従って、移動体の係合手段M’と手前
側突部201の前記係合状態の解除は、円滑に行なわれ
る。
2の形成されているアーム片201aをロック部材20
0の本体200aに対して、軸200cを中心に係合面
201d側の端部を上下動させるように回動自在に軸支
していることから、移動体の係合手段M’との係合の解
除にあたり、該係合手段M’が該アーム片201aの係
合面201dと傾斜面201cとの接する手前側突部2
01の頂部201eを乗り越える際にばね200dの付
勢に抗して、該アーム片201aを下方にやや押し下げ
ることができる。従って、移動体の係合手段M’と手前
側突部201の前記係合状態の解除は、円滑に行なわれ
る。
【0055】また、湾曲状溝部103bは、ロック部材
200を付勢させるばね300の引っ張り方向に略直交
する向きに延設されていることから、前記のように傾動
されたロック部材200は、手前側突部201直下のガ
イドピン401を該湾曲状溝部103bの溝側面103
b’に引っ掛けた状態で、該湾曲状溝部103bに係合
される。
200を付勢させるばね300の引っ張り方向に略直交
する向きに延設されていることから、前記のように傾動
されたロック部材200は、手前側突部201直下のガ
イドピン401を該湾曲状溝部103bの溝側面103
b’に引っ掛けた状態で、該湾曲状溝部103bに係合
される。
【0056】一方、この係合状態にあるロック部材20
0は、前記のように、奥側突部202直下のガイドピン
402を直線状溝部103a内に収め入れており、この
奥側突部202を移動体の係合手段M’に当接される高
さに位置させている。
0は、前記のように、奥側突部202直下のガイドピン
402を直線状溝部103a内に収め入れており、この
奥側突部202を移動体の係合手段M’に当接される高
さに位置させている。
【0057】従って、図15に示されるように、移動体
Mを再びロック機構Aに近付く方向、すなわち、押し込
み方向に移動させることにより、ロック部材200の奥
側突部203の前記手前側突部201に向けられた側の
当接面202aは、移動体の係合手段M’に当接され
る。この当接により、ロック部材200は前記奥側突部
202側のガイドピン402を支点として、下方に傾動
されている前記手前側突部201の側を上方に向けて起
き上がらせる。
Mを再びロック機構Aに近付く方向、すなわち、押し込
み方向に移動させることにより、ロック部材200の奥
側突部203の前記手前側突部201に向けられた側の
当接面202aは、移動体の係合手段M’に当接され
る。この当接により、ロック部材200は前記奥側突部
202側のガイドピン402を支点として、下方に傾動
されている前記手前側突部201の側を上方に向けて起
き上がらせる。
【0058】これにより、ロック部材200の手前側突
部201側のガイドピン401は、湾曲状溝部103b
と直線状溝部103aとの連通位置まで移動され、この
結果、手前側突部201直下のガイドピン401と湾曲
状溝部103bとの係合状態は解除される。
部201側のガイドピン401は、湾曲状溝部103b
と直線状溝部103aとの連通位置まで移動され、この
結果、手前側突部201直下のガイドピン401と湾曲
状溝部103bとの係合状態は解除される。
【0059】このように湾曲状溝部103bとの係合状
態が解除されると、ロック部材200はばね300によ
り、直線状溝部103aの側端103a’側に向けて常
時付勢されていることから、ロック部材200はこの付
勢により、再び手前側突部201の係合面201dを係
合手段M’に係合させた状態で、直線状溝部103aの
側端103a’側に移動される。すなわち、このロック
部材200のばね300の付勢による移動により、係合
手段M’を手前側突部201に係合させた移動体は、該
ロック部材200の奥側突部202側のガイドピン40
2が直線状溝部103aの側端103a’に至る位置、
すなわち、再び図2に示されるように、該移動体の押し
込み側の移動終了位置まで引き込まれる。
態が解除されると、ロック部材200はばね300によ
り、直線状溝部103aの側端103a’側に向けて常
時付勢されていることから、ロック部材200はこの付
勢により、再び手前側突部201の係合面201dを係
合手段M’に係合させた状態で、直線状溝部103aの
側端103a’側に移動される。すなわち、このロック
部材200のばね300の付勢による移動により、係合
手段M’を手前側突部201に係合させた移動体は、該
ロック部材200の奥側突部202側のガイドピン40
2が直線状溝部103aの側端103a’に至る位置、
すなわち、再び図2に示されるように、該移動体の押し
込み側の移動終了位置まで引き込まれる。
【0060】なお、ロック機構Bから離れる方向へ向け
た移動体の移動、すなわち引き出し方向への移動体の移
動によって、ロック部材200が湾曲状溝部103bに
係合されずに、直線状溝部103a内に届まってしま
い、該ロック部材200が傾動されない事態、すなわち
誤作動が生じた場合であっても、この実施例では前記の
ように、手前側突部201の形成されているアーム片2
01aを軸200cを中心に係合面201d側の端部で
上下動させるように回動自在に軸支しているので、再び
ロック機構Bに近付く方向に移動されてきた移動体の係
合手段M’を手前側突部201の傾斜面201cに当接
させて、アーム片201aをばね200dの付勢に抗し
て下方に押し下げさせ、これにより該係合手段M’に前
記頂部201eを乗り越えさせ、この後アーム片201
aを上方に復帰させることで係合手段M’を再び前記係
合面201dに適正に係合させることができ、前記誤作
動状態を正常な状態に戻せる構成とされている。
た移動体の移動、すなわち引き出し方向への移動体の移
動によって、ロック部材200が湾曲状溝部103bに
係合されずに、直線状溝部103a内に届まってしま
い、該ロック部材200が傾動されない事態、すなわち
誤作動が生じた場合であっても、この実施例では前記の
ように、手前側突部201の形成されているアーム片2
01aを軸200cを中心に係合面201d側の端部で
上下動させるように回動自在に軸支しているので、再び
ロック機構Bに近付く方向に移動されてきた移動体の係
合手段M’を手前側突部201の傾斜面201cに当接
させて、アーム片201aをばね200dの付勢に抗し
て下方に押し下げさせ、これにより該係合手段M’に前
記頂部201eを乗り越えさせ、この後アーム片201
aを上方に復帰させることで係合手段M’を再び前記係
合面201dに適正に係合させることができ、前記誤作
動状態を正常な状態に戻せる構成とされている。
【0061】
【発明の効果】この発明に係る移動体のロック機構は、
ガイド溝13、103の湾曲状溝部13b、103bに
ガイドピン40、401を係合させているロック部材2
0、200が、該ロック部材20、200の奥側の突部
23、202が移動体の係合手段M’により押されるこ
とに伴って、このロック部材20、200の前記ガイド
ピン40、401を湾曲状溝部13b、103bから直
線状溝部13a、103aに押し戻させると共に、該移
動体の係合手段M’に該ロック部材20、200の手前
側の突部22、201を係当させて、前記付勢力により
該移動体を直線状溝部13a、103aの側端側に移動
させる構成とされており、ロック部材20、200の手
前側の突部22、201に係合手段M’を係当させる位
置まで移動された移動体を、直線状溝部13a、103
aの側端側に向けて自動的に引き込むことができるの
で、移動体を該移動体の例えば押し込み終了位置まで確
実に押し込ませることができる。
ガイド溝13、103の湾曲状溝部13b、103bに
ガイドピン40、401を係合させているロック部材2
0、200が、該ロック部材20、200の奥側の突部
23、202が移動体の係合手段M’により押されるこ
とに伴って、このロック部材20、200の前記ガイド
ピン40、401を湾曲状溝部13b、103bから直
線状溝部13a、103aに押し戻させると共に、該移
動体の係合手段M’に該ロック部材20、200の手前
側の突部22、201を係当させて、前記付勢力により
該移動体を直線状溝部13a、103aの側端側に移動
させる構成とされており、ロック部材20、200の手
前側の突部22、201に係合手段M’を係当させる位
置まで移動された移動体を、直線状溝部13a、103
aの側端側に向けて自動的に引き込むことができるの
で、移動体を該移動体の例えば押し込み終了位置まで確
実に押し込ませることができる。
【0062】すなわち、この発明に係る移動体のロック
機構によれば、例えば引き出しを収納空間内に押し込む
力が弱かったり、あるいは強すぎることによって、引き
出しが押し込み位置まで押し込めなかったり、また、一
旦該位置まで押込まれた引き出しが再び繰り出してきて
しまう事態を充分に防止できる。
機構によれば、例えば引き出しを収納空間内に押し込む
力が弱かったり、あるいは強すぎることによって、引き
出しが押し込み位置まで押し込めなかったり、また、一
旦該位置まで押込まれた引き出しが再び繰り出してきて
しまう事態を充分に防止できる。
【0063】また、このようにロック部材20、200
の手前側の突部22、201に係合手段M’を係合させ
る移動体を前記付勢に抗して湾曲状溝部13b、103
b側に移動させることにより、ロック部材20、200
を該湾曲状溝部13b、103bの延設方向に移動させ
て、前記係合を解除させることができ、この係合の解除
後は前記付勢を蒙ることなく移動体を移動させることが
できるので、この後は移動体の例えば引き出し方向への
移動を極く普通に行うことができる。
の手前側の突部22、201に係合手段M’を係合させ
る移動体を前記付勢に抗して湾曲状溝部13b、103
b側に移動させることにより、ロック部材20、200
を該湾曲状溝部13b、103bの延設方向に移動させ
て、前記係合を解除させることができ、この係合の解除
後は前記付勢を蒙ることなく移動体を移動させることが
できるので、この後は移動体の例えば引き出し方向への
移動を極く普通に行うことができる。
【0064】さらに、この発明に係る移動体のロック機
構は、移動体の例えば案内レールなどの案内手段とは別
個の独立したユニットとして構成しうるので、各種移動
体のロックに汎用することができるばかりか、極めてシ
ンプルに構成できる特長を有する。
構は、移動体の例えば案内レールなどの案内手段とは別
個の独立したユニットとして構成しうるので、各種移動
体のロックに汎用することができるばかりか、極めてシ
ンプルに構成できる特長を有する。
【図1】第一の実施例に係るロック機構Aの分解斜視図
である。
である。
【図2】第一の実施例に係るロック機構Aの動作の一過
程を示す側断面図である。
程を示す側断面図である。
【図3】第一の実施例に係るロック機構Aの動作の一過
程を示す側断面図である。
程を示す側断面図である。
【図4】第一の実施例に係るロック機構Aの動作の一過
程を示す側断面図である。
程を示す側断面図である。
【図5】第一の実施例に係るロック機構Aの動作の一過
程を示す側断面図である。
程を示す側断面図である。
【図6】第一の実施例に係るロック機構Aの動作の一過
程を示す側断面図である。
程を示す側断面図である。
【図7】第二の実施例に係るロック機構Bの分解斜視図
である。
である。
【図8】第二の実施例に係るロック機構Bを構成するロ
ック部材200の要部破断斜視図である。
ック部材200の要部破断斜視図である。
【図9】第二の実施例に係るロック機構Bの側面図であ
る。
る。
【図10】第二の実施例に係るロック機構Bの側面図で
ある。
ある。
【図11】図9におけるA−A断面図である。
【図12】第二の実施例に係るロック機構Bの平面図で
ある。
ある。
【図13】第二の実施例に係るロック機構Bの動作の一
過程を示す側断面図である。
過程を示す側断面図である。
【図14】第二の実施例に係るロック機構Bの動作の一
過程を示す側断面図である。
過程を示す側断面図である。
【図15】第二の実施例に係るロック機構Bの動作の一
過程を示す側断面図である。
過程を示す側断面図である。
【図16】第二の実施例に係るロック機構Bの動作の一
過程を示す側断面図である。
過程を示す側断面図である。
【図17】第二の実施例に係るロック機構Bの動作の一
過程を示す側断面図である。
過程を示す側断面図である。
10 ケース 11 側壁 13 ガイド溝 20 ロック部材 22 手前側突部 23 奥側突部 30 ばね 40 ガイドピン 100 ケース 101 側壁 103 ガイド溝 200 ロック部材 201 手前側突部 202 奥側突部 300 ばね 401 ガイドピン 402 ガイドピン
Claims (1)
- 【請求項1】 移動体を、該移動体の移動終了位置でロ
ックさせるロック機構であって、 該ロック機構は、一対の側壁と、この一対の側壁間に収
められているロック部材とを備えており、 前記側壁には、移動体の移動方向に沿って、該側壁の一
方の側から他方の側に向けて延びる直線状溝部と、この
直線状溝部に連通し、かつ、該直線状溝部の一方の側端
より下方に向けて延びる湾曲状溝部とを備えたガイド溝
が備えられており、 前記ロック部材は、該一対の側壁に備えられた一対の前
記ガイド溝に収め入れられるガイドピンと、該ロック部
材の手前側と奥側とにそれぞれ移動体の係合手段に対し
て接する突部とを備えており、しかも、該ロック部材
は、前記側壁の前記直線状溝部の側端側に向けて常時付
勢されており、 前記ロック部材は、前記直線状溝部の側端に位置した状
態で、該ロック部材の手前側の突部を該移動体の係合手
段に係合させて、該移動体の湾曲状溝部側に向けた移動
を阻止させると共に、 前記付勢に抗した前記移動体の湾曲状溝部側への移動に
伴って、該湾曲状溝部の延設方向に移動されて、該移動
体との前記係合状態を解除させると共に、前記ロック部
材のガイドピンを前記湾曲状溝部に対して係合させ、 さらに、前記湾曲状溝部にガイドピンを係合させている
該ロック部材は、該ロック部材の奥側の突部が移動体の
係合手段により押されることに伴って、このロック部材
の前記ガイドピンを湾曲状溝部から直線状溝部に押し戻
させると共に、該移動体の係合手段に該ロック部材の手
前側の突部を係当させて、前記付勢力により該移動体を
直線状溝部の側端側に移動させる構成とされていること
を特徴とする移動体のロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197170A JPH0838281A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 移動体のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6197170A JPH0838281A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 移動体のロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0838281A true JPH0838281A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16369963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6197170A Pending JPH0838281A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 移動体のロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0838281A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004314522A (ja) * | 2003-04-18 | 2004-11-11 | Shachihata Inc | 捺印機用補助具 |
GB2401535A (en) * | 2003-05-15 | 2004-11-17 | King Slide Works Co Ltd | Device for aiding retention and closure of a drawer slide rail assembly |
JP2006045803A (ja) * | 2004-07-30 | 2006-02-16 | Shimodaira:Kk | 引戸の戸閉装置。 |
JP2006063767A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Shimodaira:Kk | 引戸の戸閉装置。 |
JP2006308044A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Nifco Inc | 緩衝装置および引出装置 |
JP2008049093A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Inax Corp | キッチンキャビネット |
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JP2017530821A (ja) * | 2014-10-30 | 2017-10-19 | ユリウス・ブルム・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツングJulius Blum Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung | 家具部品の引き戻し装置 |
CN107411388A (zh) * | 2017-09-20 | 2017-12-01 | 苏州升德精密电气有限公司 | 一种抽屉缓冲器及带有抽屉缓冲器的双节滑轨 |
JP2020101047A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 大阪金具株式会社 | 引戸等の移動物体の自動閉止装置 |
US12319628B2 (en) | 2013-06-25 | 2025-06-03 | Carboncure Technologies Inc. | Methods and compositions for concrete production |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP6197170A patent/JPH0838281A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107411388A (zh) * | 2017-09-20 | 2017-12-01 | 苏州升德精密电气有限公司 | 一种抽屉缓冲器及带有抽屉缓冲器的双节滑轨 |
CN107411388B (zh) * | 2017-09-20 | 2022-09-16 | 苏州升德精密电气有限公司 | 一种抽屉缓冲器及带有抽屉缓冲器的双节滑轨 |
JP2020101047A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 大阪金具株式会社 | 引戸等の移動物体の自動閉止装置 |
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