JPH08192757A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
電動パワーステアリング装置Info
- Publication number
- JPH08192757A JPH08192757A JP7023274A JP2327495A JPH08192757A JP H08192757 A JPH08192757 A JP H08192757A JP 7023274 A JP7023274 A JP 7023274A JP 2327495 A JP2327495 A JP 2327495A JP H08192757 A JPH08192757 A JP H08192757A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- drive circuit
- control circuit
- electric motor
- circuit case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/04—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
- B62D5/0403—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
- B62D5/0406—Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box including housing for electronic control unit
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御回路ケースを駆動回路ケースに隣接させ
て外部配線を不要にする。 【構成】 ギヤケースC1の駆動ケース部13に回路ケ
ースC2の駆動回路ケース部18を固定する。そして、
この駆動回路ケース部18に制御回路ケース部19を連
接する。
て外部配線を不要にする。 【構成】 ギヤケースC1の駆動ケース部13に回路ケ
ースC2の駆動回路ケース部18を固定する。そして、
この駆動回路ケース部18に制御回路ケース部19を連
接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動モータの出力で
パワーアシストする電動パワーステアリング装置に関す
る。
パワーアシストする電動パワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来の装置は、ラック軸やピ
ニオン軸を設けたギヤケース1に対してモータケース3
を設けている。そして、この装置は、エンジンルームか
ら離して車室内4に設けたコントローラー5に電気的に
接続している。コントローラー5には、ハンドル操舵時
に入力トルクに応じた電動モータへの印可電流値を演算
するための制御回路と、その演算値に対応する電流を電
動モータに対して印可するための駆動回路とを備えてい
る。
ニオン軸を設けたギヤケース1に対してモータケース3
を設けている。そして、この装置は、エンジンルームか
ら離して車室内4に設けたコントローラー5に電気的に
接続している。コントローラー5には、ハンドル操舵時
に入力トルクに応じた電動モータへの印可電流値を演算
するための制御回路と、その演算値に対応する電流を電
動モータに対して印可するための駆動回路とを備えてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の装置は、ギヤケース1側とコントローラー5とを離し
て設置するようにしたので、その間で複数の配線6を必
要とし、それだけコストアップにつながるとともに、無
駄なスペースを必要とするという問題もあった。この発
明の目的は、ギヤケース1とコントローラー5とを隣接
させて、上記従来の問題を解消した装置を提供すること
である。
の装置は、ギヤケース1側とコントローラー5とを離し
て設置するようにしたので、その間で複数の配線6を必
要とし、それだけコストアップにつながるとともに、無
駄なスペースを必要とするという問題もあった。この発
明の目的は、ギヤケース1とコントローラー5とを隣接
させて、上記従来の問題を解消した装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、駆動回路
を設けた駆動回路基板を組み込んでなる駆動回路ケース
と、駆動回路に制御信号を出力する制御回路を設けた制
御回路基板を組み込んでなる制御回路ケースとを連接す
るとともに、駆動回路ケースを、ギヤケースに機械的に
連係した点に特徴を有する。なお、この第1の発明にお
いては、その駆動回路ケースがギヤケースに連係してい
ればよく、それら両者の間に他の部材が介在していても
よい。また、ギヤケースそのものが、いくつかの部品に
分割されているような場合であってもかまわない。さら
に、上記駆動回路ケースと制御回路ケースとは、それら
を別々の部材で構成してもよいし、それらを一体にし
て、内部的に両ケースを区画するようにしたものであっ
てもよい第2の発明は、駆動回路ケース及び制御回路ケ
ースのそれぞれを、熱伝導率の高い材質にて形成した点
に特徴を有する。第3の発明は、駆動回路ケースをギヤ
ケースと電動モータトの間に配置するとともに、駆動回
路の出力部と電動モータのブラシとを、リード線を介し
て直接接続した点に特徴を有する。
を設けた駆動回路基板を組み込んでなる駆動回路ケース
と、駆動回路に制御信号を出力する制御回路を設けた制
御回路基板を組み込んでなる制御回路ケースとを連接す
るとともに、駆動回路ケースを、ギヤケースに機械的に
連係した点に特徴を有する。なお、この第1の発明にお
いては、その駆動回路ケースがギヤケースに連係してい
ればよく、それら両者の間に他の部材が介在していても
よい。また、ギヤケースそのものが、いくつかの部品に
分割されているような場合であってもかまわない。さら
に、上記駆動回路ケースと制御回路ケースとは、それら
を別々の部材で構成してもよいし、それらを一体にし
て、内部的に両ケースを区画するようにしたものであっ
てもよい第2の発明は、駆動回路ケース及び制御回路ケ
ースのそれぞれを、熱伝導率の高い材質にて形成した点
に特徴を有する。第3の発明は、駆動回路ケースをギヤ
ケースと電動モータトの間に配置するとともに、駆動回
路の出力部と電動モータのブラシとを、リード線を介し
て直接接続した点に特徴を有する。
【0005】
【作用】第1の発明は、制御回路ケースを駆動回路ケー
スに連接したので、その間の外部配線がいらなくなる。
しかも、制御回路ケース及び駆動回路ケースで発生する
熱はギヤケースを伝導する過程で放熱される。第2の発
明は、両回路ケースを熱伝導性がよい材質で形成したた
め、放熱性も向上する。第3の発明は、配線が簡素化す
る。
スに連接したので、その間の外部配線がいらなくなる。
しかも、制御回路ケース及び駆動回路ケースで発生する
熱はギヤケースを伝導する過程で放熱される。第2の発
明は、両回路ケースを熱伝導性がよい材質で形成したた
め、放熱性も向上する。第3の発明は、配線が簡素化す
る。
【0006】
【実施例】図1及び図2に示した実施例のギヤケースC
1は、軸ケース部11と、ピニオンケース部12と、駆
動ケース部13とからなり、それぞれアルミ材にて形成
されている。上記軸ケース部11には、ラック軸14が
その軸方向に移動可能に支持されている。そして、この
ラック軸14は、その両端に設けたナックルアーム15
を介して図示していない前輪に連係している。また、ピ
ニオンケース部12には、図示してないピニオンが支持
されているが、このピニオンは、上記ラック軸14に形
成したラック(図示なし)にかみ合わされている。さら
に、このピニオンのシャフト16は、図示していないハ
ンドルに連係している。したがって、ハンドルを回す
と、このピニオンが回転するが、車輪側の抵抗が大きい
時には、その操舵トルクを検出する。
1は、軸ケース部11と、ピニオンケース部12と、駆
動ケース部13とからなり、それぞれアルミ材にて形成
されている。上記軸ケース部11には、ラック軸14が
その軸方向に移動可能に支持されている。そして、この
ラック軸14は、その両端に設けたナックルアーム15
を介して図示していない前輪に連係している。また、ピ
ニオンケース部12には、図示してないピニオンが支持
されているが、このピニオンは、上記ラック軸14に形
成したラック(図示なし)にかみ合わされている。さら
に、このピニオンのシャフト16は、図示していないハ
ンドルに連係している。したがって、ハンドルを回す
と、このピニオンが回転するが、車輪側の抵抗が大きい
時には、その操舵トルクを検出する。
【0007】駆動ケース部13は、減速機17と図示し
ていないピニオンとを支持している。この減速機17
は、後で詳しく説明する電動モータMに連係し、この電
動モータMの出力で駆動して上記ピニオンを回転させ
る。また、このピニオンは、上記ラック軸14に形成し
たラックにかみ合わせている。したがって、電動モータ
Mが駆動すれば、その駆動力が減速機17を介してピニ
オンに伝達される。このピニオンの回転力でラック軸1
4が所期の方向に移動し、前輪を転舵させる。つまり、
電動モータMの駆動力で、操舵力をアシストすることに
なる。なお、上記のように電動モータMの駆動力でラッ
ク軸14が移動すれば、それに伴ってピニオンケース部
12側のピニオン及びハンドルも操舵方向に回ることに
なる。したがって、ドライバーは、操舵負荷をそれ程感
じないで、ハンドル操作をすることができる。
ていないピニオンとを支持している。この減速機17
は、後で詳しく説明する電動モータMに連係し、この電
動モータMの出力で駆動して上記ピニオンを回転させ
る。また、このピニオンは、上記ラック軸14に形成し
たラックにかみ合わせている。したがって、電動モータ
Mが駆動すれば、その駆動力が減速機17を介してピニ
オンに伝達される。このピニオンの回転力でラック軸1
4が所期の方向に移動し、前輪を転舵させる。つまり、
電動モータMの駆動力で、操舵力をアシストすることに
なる。なお、上記のように電動モータMの駆動力でラッ
ク軸14が移動すれば、それに伴ってピニオンケース部
12側のピニオン及びハンドルも操舵方向に回ることに
なる。したがって、ドライバーは、操舵負荷をそれ程感
じないで、ハンドル操作をすることができる。
【0008】上記のギヤケースC1の駆動ケース部13
には、アルミ製の回路ケースC2を設けている。この回
路ケースC2は、駆動回路ケース部18と制御回路ケー
ス部19とを一体に形成し、それらを内部的に区画する
ようにしたものである。すなわち、両回路ケース部1
8、19は、断面T字状をなすように連接され、制御回
路に比較し発熱量の多い駆動回路を有する駆動回路ケー
ス部18が放熱性の高いギヤケースC1に対して以下に
示すように直接的に取り付けられているものである。上
記駆動回路ケース部18は、その中央部分に形成した連
結孔20に、駆動ケース部13の凸部21をはめ込んで
ギヤケースC1に機械的に固定している。このようにし
た駆動ケース部18には、電動モータMの出力を制御す
る駆動回路を設けた駆動回路基板22を固定している。
そして、この駆動回路基板22の上に電動モータMのモ
ータケース23を固定している。
には、アルミ製の回路ケースC2を設けている。この回
路ケースC2は、駆動回路ケース部18と制御回路ケー
ス部19とを一体に形成し、それらを内部的に区画する
ようにしたものである。すなわち、両回路ケース部1
8、19は、断面T字状をなすように連接され、制御回
路に比較し発熱量の多い駆動回路を有する駆動回路ケー
ス部18が放熱性の高いギヤケースC1に対して以下に
示すように直接的に取り付けられているものである。上
記駆動回路ケース部18は、その中央部分に形成した連
結孔20に、駆動ケース部13の凸部21をはめ込んで
ギヤケースC1に機械的に固定している。このようにし
た駆動ケース部18には、電動モータMの出力を制御す
る駆動回路を設けた駆動回路基板22を固定している。
そして、この駆動回路基板22の上に電動モータMのモ
ータケース23を固定している。
【0009】さらに、この駆動回路ケース部18の一端
には、コネクタ24を設けているが、このコネクタ24
は、その周囲に設けた樹脂製のショート防止用の保護ケ
ース25に端子26を組み込むとともに、この端子26
を駆動回路基板22にプリントした駆動回路に接続して
いる。そして、上記端子26は、保護ケース25と相対
回転しないように、キー27で止めている。さらに、こ
の端子26と保護ケースと25との間及び保護ケース2
5と駆動回路ケース部18との間にシールリング28、
29を組み込み、このケース部18に水などが入らない
ようにしている。
には、コネクタ24を設けているが、このコネクタ24
は、その周囲に設けた樹脂製のショート防止用の保護ケ
ース25に端子26を組み込むとともに、この端子26
を駆動回路基板22にプリントした駆動回路に接続して
いる。そして、上記端子26は、保護ケース25と相対
回転しないように、キー27で止めている。さらに、こ
の端子26と保護ケースと25との間及び保護ケース2
5と駆動回路ケース部18との間にシールリング28、
29を組み込み、このケース部18に水などが入らない
ようにしている。
【0010】上記モータケース23には、電動モータM
を組み込んでいるが、この電動モータの出力軸30は、
駆動回路ケース部18を貫通してギヤケースC1の前記
凸部21にまで突出させるとともに、その突出端を凸部
21に設けた軸受31に支持させている。また、モータ
ケース23内の出力軸30には、整流子32を固定する
とともに、この整流子32に隣接した位置にブラシケー
ス33を固定している。すなわち、このブラシケース3
3は、駆動回路基板22の上に絶縁体34を介して固定
したものである。そして、このブラシケース33にはブ
ラシ35を組み込むとともに、このブラシ35をスプリ
ング36で整流子32側に常時押し付けている。したが
って、このブラシ35は整流子32から離れることがな
く、それだけ電動モータMの回転数を安定させることが
できる。
を組み込んでいるが、この電動モータの出力軸30は、
駆動回路ケース部18を貫通してギヤケースC1の前記
凸部21にまで突出させるとともに、その突出端を凸部
21に設けた軸受31に支持させている。また、モータ
ケース23内の出力軸30には、整流子32を固定する
とともに、この整流子32に隣接した位置にブラシケー
ス33を固定している。すなわち、このブラシケース3
3は、駆動回路基板22の上に絶縁体34を介して固定
したものである。そして、このブラシケース33にはブ
ラシ35を組み込むとともに、このブラシ35をスプリ
ング36で整流子32側に常時押し付けている。したが
って、このブラシ35は整流子32から離れることがな
く、それだけ電動モータMの回転数を安定させることが
できる。
【0011】また、上記ブラシ35は、リード線37を
介して、駆動回路基板22の駆動回路の出力部に接続し
ているが、図面からも明らかなように、そのリード線3
7の長さを極端に短くしている。それは、駆動回路基板
22をモータケース23に直接固定するとともに、この
基板22の上に絶縁体34を介してブラシケース33を
固定するという構成のもとで、初めて達成できたことで
ある。上記駆動回路ケース部18であって、上記コネク
タ24とは反対側に、制御回路ケース部19を連続させ
ているが、この制御回路ケース部19には、制御回路を
設けた制御回路基板38を固定している。そして、この
制御回路基板38の制御回路と駆動回路基板22の駆動
回路とを配線39で接続している。なお、この実施例で
は、駆動回路ケース部18と制御回路ケース部19とを
一体にしたが、これらを別々にして機械的に連接しても
よいこと当然である。
介して、駆動回路基板22の駆動回路の出力部に接続し
ているが、図面からも明らかなように、そのリード線3
7の長さを極端に短くしている。それは、駆動回路基板
22をモータケース23に直接固定するとともに、この
基板22の上に絶縁体34を介してブラシケース33を
固定するという構成のもとで、初めて達成できたことで
ある。上記駆動回路ケース部18であって、上記コネク
タ24とは反対側に、制御回路ケース部19を連続させ
ているが、この制御回路ケース部19には、制御回路を
設けた制御回路基板38を固定している。そして、この
制御回路基板38の制御回路と駆動回路基板22の駆動
回路とを配線39で接続している。なお、この実施例で
は、駆動回路ケース部18と制御回路ケース部19とを
一体にしたが、これらを別々にして機械的に連接しても
よいこと当然である。
【0012】次に、この実施例の作用を説明する。ハン
ドルを回してシャフト16にトルクをかけると、そのト
ルクに応じて制御回路が電動モータMの出力トルクを演
算し、駆動回路を動作させる。この駆動回路の動作に応
じて電動モータが駆動して、ピニオンケース部12内の
ピニオンを回転させ、ラック軸14を所定の方向に移動
させる。このようにしてラック軸14が移動すれば、そ
の移動力がナックルアーム15を介して前輪に伝達さ
れ、それを転舵する。そして、この制御過程で制御回路
及び駆動回路が発熱しても、その熱は、回路ケースC2
からギヤケースC1に伝わって放熱される。特に、この
ギヤケースC1は、エンジンルームの中で、温度の低い
部分なので、その放熱効果を十分に期待できる。
ドルを回してシャフト16にトルクをかけると、そのト
ルクに応じて制御回路が電動モータMの出力トルクを演
算し、駆動回路を動作させる。この駆動回路の動作に応
じて電動モータが駆動して、ピニオンケース部12内の
ピニオンを回転させ、ラック軸14を所定の方向に移動
させる。このようにしてラック軸14が移動すれば、そ
の移動力がナックルアーム15を介して前輪に伝達さ
れ、それを転舵する。そして、この制御過程で制御回路
及び駆動回路が発熱しても、その熱は、回路ケースC2
からギヤケースC1に伝わって放熱される。特に、この
ギヤケースC1は、エンジンルームの中で、温度の低い
部分なので、その放熱効果を十分に期待できる。
【0013】上記のようにこの実施例の装置によれば、
制御回路ケース部19及び駆動回路ケース部18で発生
する熱は、アルミ製のギヤケースC1を介して放熱され
るので、制御回路や駆動回路が異常な高温になったりし
ない。そのために、両ケース部18、19をエンジンル
ーム内において隣接させることができ、それだけ配線を
簡略化できる。また、この両ケース部18、19はアル
ミ製なので、熱伝導率が高く、それだけギヤケースC1
に対する放熱性も向上する。さらに、電動モータMのブ
ラシ35は、スプリング36で整流子32に常時押し付
けられているので、それらが離れたりしない。したがっ
て、電動モータMの回転数を安定したものにできる。さ
らにまた、駆動回路ケース部18に対して制御回路ケー
ス部19を直角にしたので、この制御回路ケース部19
を、図1に示すように駆動ケース部13の横に位置させ
ることができる。この駆動ケース部13の横は、従来
は、デッドスペースとされてきたところであるが、この
デッドスペースを有効活用できる。
制御回路ケース部19及び駆動回路ケース部18で発生
する熱は、アルミ製のギヤケースC1を介して放熱され
るので、制御回路や駆動回路が異常な高温になったりし
ない。そのために、両ケース部18、19をエンジンル
ーム内において隣接させることができ、それだけ配線を
簡略化できる。また、この両ケース部18、19はアル
ミ製なので、熱伝導率が高く、それだけギヤケースC1
に対する放熱性も向上する。さらに、電動モータMのブ
ラシ35は、スプリング36で整流子32に常時押し付
けられているので、それらが離れたりしない。したがっ
て、電動モータMの回転数を安定したものにできる。さ
らにまた、駆動回路ケース部18に対して制御回路ケー
ス部19を直角にしたので、この制御回路ケース部19
を、図1に示すように駆動ケース部13の横に位置させ
ることができる。この駆動ケース部13の横は、従来
は、デッドスペースとされてきたところであるが、この
デッドスペースを有効活用できる。
【0014】
【発明の効果】第1の発明によれば、制御回路ケースを
駆動回路ケースに隣接して設けられるので、そのケース
間における外部配線が不要になり、それだけスペースを
節約できるとともに、コストダウンにつながる。第2の
発明によれば、両回路ケースを熱伝導性のよい材質で形
成したので、ギヤケースへの放熱性が優れたものにな
る。第3の発明によれば、駆動回路とブラシとを接続す
る配線を簡略化できる。
駆動回路ケースに隣接して設けられるので、そのケース
間における外部配線が不要になり、それだけスペースを
節約できるとともに、コストダウンにつながる。第2の
発明によれば、両回路ケースを熱伝導性のよい材質で形
成したので、ギヤケースへの放熱性が優れたものにな
る。第3の発明によれば、駆動回路とブラシとを接続す
る配線を簡略化できる。
【図1】要部の一部断面図である。
【図2】図1の回路ケース及びモータケース部分を拡大
した一部断面図である。
した一部断面図である。
【図3】従来の装置の概略図である。
【符号の説明】 C1 ギヤケース M 電動モータ C2 回路ケース 18 駆動回路ケース部 19 制御回路ケース部 22 駆動回路基板 32 整流子 35 ブラシ 37 リード 38 制御回路基板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動回路を設けた駆動回路基板を組み込
んでなる駆動回路ケースと、上記駆動回路に制御信号を
出力する制御回路を設けた制御回路基板を組み込んでな
る制御回路ケースとを連接するとともに、駆動回路ケー
スを、ギヤケースに機械的に連係した電動パワーステア
リング装置。 - 【請求項2】 駆動回路ケース及び制御回路ケースのそ
れぞれを、熱伝導率の高い材質にて形成した請求項1記
載の電動パワーステアリング装置。 - 【請求項3】 駆動回路ケースをギヤケースと電動モー
タとの間に配置するとともに、駆動回路の出力部と電動
モータのブラシとを、リード線を介して直接接続した請
求項1又は2記載の電動パワーステアリング装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023274A JPH08192757A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電動パワーステアリング装置 |
GB9600057A GB2297067B (en) | 1995-01-19 | 1996-01-03 | Motorized power steering device |
US08/583,226 US5785145A (en) | 1995-01-19 | 1996-01-04 | Arrangement of circuit casings and circuit boards in a power steering device |
DE19600676A DE19600676C2 (de) | 1995-01-19 | 1996-01-10 | Elektromotorische Leistungslenkvorrichtung |
FR9600495A FR2729629B1 (fr) | 1995-01-19 | 1996-01-17 | Dispositif de direction assistee motorisee |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7023274A JPH08192757A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電動パワーステアリング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08192757A true JPH08192757A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12106033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7023274A Pending JPH08192757A (ja) | 1995-01-19 | 1995-01-19 | 電動パワーステアリング装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5785145A (ja) |
JP (1) | JPH08192757A (ja) |
DE (1) | DE19600676C2 (ja) |
FR (1) | FR2729629B1 (ja) |
GB (1) | GB2297067B (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999016654A1 (fr) * | 1997-10-01 | 1999-04-08 | Kayaba Kogyo Kabushiki Kaisha | Moteur electrique pour dispositif de direction assistee |
US6577030B2 (en) | 2000-10-18 | 2003-06-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric power steering apparatus |
US6851509B2 (en) | 2002-08-09 | 2005-02-08 | Denso Corporation | Easy-to-assemble structure of electric power steering device |
US6906483B2 (en) | 2002-03-14 | 2005-06-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Electric power steering apparatus |
US6989616B2 (en) | 2002-06-13 | 2006-01-24 | Mitsuba Corporation | Motor |
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