JPH08110755A - ナビゲーションシステムの地図呼び出し装置 - Google Patents
ナビゲーションシステムの地図呼び出し装置Info
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- JPH08110755A JPH08110755A JP6244373A JP24437394A JPH08110755A JP H08110755 A JPH08110755 A JP H08110755A JP 6244373 A JP6244373 A JP 6244373A JP 24437394 A JP24437394 A JP 24437394A JP H08110755 A JPH08110755 A JP H08110755A
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Abstract
じて最適な地図縮尺のものとする。 【構成】 駅、ゴルフ場などの施設や、電話番号、住所
などによる最終的な地図呼び出しのための選択項目を決
定する(S101)。そして、この選択項目に対応する
位置データ、縮尺データを取得する(S102)。例え
ば駅であれば、その駅の周辺の表示が行える地図縮尺が
予め記憶されており、またゴルフ場であればゴルフ場が
すべて入りまたその周辺の道路情報が得られる最適な縮
尺データが予め記憶されている。そして、この位置デー
タ、縮尺データで特定される地図データを読み込む(S
103)。そしてこの表示を行う(S104)。このよ
うにして、特定された対象の面積に応じて最適な地図表
示を行うことができる。
Description
ムの目的地の設定などにおいて、特定された呼び出し対
象に関する地図を呼び出し表示するナビゲーションシス
テムの地図呼び出し装置に関する。
ナビゲーション装置が知られており、多くの車両に搭載
されるようになってきている。このナビゲーション装置
では、単に現在地を地図上に表示するだけでなく、ドラ
イブの目的地を入力すると、その目的地までの最適経路
を探索し、車両の走行中にはこの最適経路を走行できる
ように案内する。
のであり、これについての情報を入力して設定しなけれ
ばならない。例えば、自宅、勤務先など繰り返し目的地
となる場所については、予めメモリしておくことができ
るが、一般の目的地については、その度に入力しなけれ
ばならない。そして、目印となる場所が入力された場合
には、最終的な目的地を決定するため、また最終的な目
的地が入力された場合には、その目的地を確認するた
め、目的地周辺の地図を呼び出し表示する。なお、目的
地の設定でなくても所望の地図を呼び出すときには、そ
の場所を特定するための情報を入力して、該当する地図
を呼び出し表示する。
や駅名等の施設名称で行う場合や、電話番号、住所で行
う場合および上述のような予め記憶されているメモリ地
点の指定で行う場合がある。そこで、従来のナビゲーシ
ョンシステムにおいても、これらの入力により対応する
地図を呼び出すことができる。例えば、あるゴルフ場の
裏に知人宅があり、ここを目的地とする場合には、まず
施設名称としてそのゴルフ場を入力する。そして、該当
するゴルフ場周辺の地図を呼び出し表示させ、この地図
上で、最終的な目的地を設定し、経路探索を行う。ま
た、住所や電話番号に基づいて目的地を入力する場合で
あっても、市名や市外局番等比較的ラフな情報の入力に
より、該当する地図を表示させ、この地図上で最終的な
目的地の設定を行うことができる。
を呼び出した場合、その縮尺が最終的な目的地の設定に
適さない場合もある。例えば、施設面積の小さな個人店
舗を呼び出す場合と、広大な敷地面積を持つゴルフ場を
呼び出す場合に、その縮尺が同一であると、個人店舗が
適切に表示できる縮尺で、ゴルフ場の地図を呼び出す
と、呼び出したゴルフ場の地図が画面内に収まらない。
は、呼び出した地図が画面内に収まらない場合には、そ
の旨を表示し、収まらない部分がどの方向に存在するか
を矢印表示する。そして、その矢印方向へのスクロール
を可能にしている。これによって、呼び出し対象につい
ての地図が、うまく表示できない場合にも、全体を見る
ことができ、呼び出した地図を利用して目的地の設定等
が可能になる。
は、呼び出し対象の全体を見るためには、画面をスクロ
ールしなければならず、操作性が悪いという問題点があ
った。例えば、目的地の設定に際し、周辺の道路などの
情報を得るために画面のスクロールが必要となる。ま
た、上述のようなゴルフ場裏の知人宅を目的地とした場
合、その地点が画面に現れていなかったり、ゴルフ場が
全体として表示されないために目的地を探すのが難しく
なったりするという問題点もあった。
題としてなされたものであり、常に最適な縮尺の地図を
呼び出し表示できるナビゲーションシステムの地図表示
装置を提供することを目的とする。
じて特定された呼び出し対象に関する地図を呼び出し表
示するナビゲーションシステムの地図呼び出し装置にお
いて、地図データを格納する記憶手段と、呼び出し対象
についての地図データを記憶手段から呼び出す地図呼び
出し手段と、呼び出された地図を表示する地図表示手段
と、を具備し、上記地図呼び出し手段は地図呼び出し対
象の種別に応じてその表示に適した地図縮尺の地図デー
タを呼び出し、表示手段が当該呼び出し対象についての
地図を呼び出し対象に応じた地図縮尺で表示することを
特徴とする。
よれば、記憶手段に呼び出し対象の種別に応じて適した
地図縮尺が記憶されている。そこで、目的地設定などに
おいて目的地に応じた地図を表示する場合に、その対象
に適した縮尺の表示を行うことができる。例えば、ゴル
フ場であれば、このゴルフ場がすべて表示できる縮尺と
なり、また個人住宅であれば、この個人住宅を十分特定
できる縮尺となる。従って、目的地設定などにおける地
図表示において、不要な操作を行ってしまい、正しい目
的地設定が行えなくなるというような事態を解消するこ
とができる。
いて説明する。図1は、本実施例の地図呼び出し装置を
構成するシステムの全体構成を示すブロック図である。
地図表示手段として機能するディスプレイ&タッチパネ
ル10は、LCD(液晶ディスプレイ)及びその表面に
設けられたタッチパネルから構成されており、各種の地
図表示の他に、表示されたスイッチへのタッチを検出す
る機能を有している。このディスプレイ&タッチパネル
10には、エレクトロマルチビジョンECU12が接続
されており、ディスプレイの表示、及びタッチパネルの
タッチの検出をこのエレクトロマルチビジョンECU1
2が行う。そして、このエレクトロマルチビジョンEC
U12には、CD−ROMチェンジャ14が接続されて
いる。このCD−ROMチェンジャ14には、マガジン
14aを介し地図用CD−ROM14bが装着されてお
り、地図データを格納する記憶手段になっている。エレ
クトロマルチビジョンECU12は、このCD−ROM
チェンジャ14から所望の地図情報を得る地図呼び出し
手段として機能する。
12にはGPS受信機20が接続されており、人工衛星
からの信号をGPSアンテナ20aが受信し、車両の絶
対位置(緯度,経度)を検出し、これをエレクトロマル
チビジョンECU12に供給する。従って、このエレク
トロマルチビジョンECU12において、車両の絶対位
置を検出することができる。また、エレクトロマルチビ
ジョンECU12には走行状況を検出するための各種の
センサ22が接続されており、車両の走行状況を常時把
握する。この例では、センサ22は、地磁気センサ22
a、ホイールセンサ22b、ステアリングセンサ22
c、距離センサ22dからなっている。そこで、車両の
走行方位、走行速度、操蛇角及び走行距離をセンサ22
の検出結果からエレクトロマルチビジョンECU12が
把握できる。エレクトロマルチビジョンECU12は、
センサ22からの検出信号により現在位置を常時算出
し、これにGPS受信機20からの検出結果を合わせ、
より精度の高い現在位置検出を行っている。
12には、各種のスイッチ24からの検出信号も供給さ
れている。この例では、アクセサリースイッチ24a、
イグニッションスイッチ24b、パーキングブレーキス
イッチ24c、オルタネータ24d、チェック端子24
eからの信号がエレクトロマルチビジョンECU12に
供給される。これによって、車両の運転状態、すなわち
イグニッションキーがオンになっているか、またパーキ
ングブレーキが引かれた停止状態にあるか、さらに発電
状態が適正か否か、及び車両に搭載されている各種機器
が正常な状態にあるか否かをエレクトロマルチビジョン
ECU12が把握することができる。
2には、スピーカ26が接続されており、このスピーカ
26から、経路案内のための案内音声を出力する。
ューナ30が設けられており、TV用ガラスアンテナ3
0aにおいて受信したテレビ信号をディスプレイ&タッ
チパネル10の画面に表示することができる。また、デ
ィスプレイ&タッチパネル10にはエアコンECU32
が接続されており、エアコンの操作をディスプレイ&タ
ッチパネル10に表示されたスイッチによって行うこと
ができる。
ンジャ34を有しており、マガジン34aを介しここに
装着される音楽用CD34bやCDクラフト用CD−R
OM34cの再生を行う。なお、CDクラフト用CD−
ROM34cは、観光案内などのデータが入っているも
のであり、画像情報はエレクトロマルチビジョンECU
12に供給され、観光案内の画面がディスプレイ&タッ
チパネル10に表示される。また音楽用CD34b及び
CDクラフト用CD−ROM34cの音声情報はオーデ
ィオアンプ36を介しスピーカ38に供給され、所定の
音声出力がなされる。また、オーディオアンプ36には
オーディオヘッドユニット40が接続されており、FM
ラジオAMラジオ等からの信号をスピーカ38に出力で
きるようになっている。
定のために該当地図を読み出す場合について、図2に基
づいて、説明する。この場合、まずディスプレイ&タッ
チパネル10を操作して、目的地設定のための情報を入
力する。この例では、住所により、目的地を設定するも
のとし、例えば「愛知県豊田市」が入力され、これが最
終選択項目に決定される(S101)。
ョンECU12は、入力された「豊田市」の中心位置
と、表示すべき縮尺を地図用CD−ROM14bに記憶
されているデータから取得する(S102)。この中心
位置は、豊田市の領域(行政界)の中心位置や、市役所
の位置などが用いられる。また、表示すべき縮尺は、あ
らかじめ当該項目(この場合は豊田市)の面積や形状か
ら、個々に定められ、記憶されているものである。すな
わち、その領域を表示する際に、未表示部分がなく、最
大に拡大される縮尺が求められており、そのデータが入
力された項目(この場合は豊田市)と共に、CD−RO
M14bに格納されている。なお、このデータは、S1
01において、最終選択項目が決定された時点で、すで
にCD−ROM14bからエレクトロマルチビジョンE
CU12のメモリ上に読み込まれている。
す。このように、目的地のジャンル、漢字名称、緯度、
経度、表示縮尺が記憶されており、この表示縮尺は、緯
度、経度(中心のもの)を中心として、上述のような範
囲の表示に最も適したものとして記憶されている。な
お、ジャンルは、ゴルフ場、遊園地などの項目の種別
(施設名称に対応する)を示すものであり、漢字名称と
共に呼び出し対象の種別を表している。このように図3
では表示縮尺をCD−ROMに記憶させているが、EC
U12内にROMを設けてそのROM内に呼び出し対象
の種別と表示縮尺とを対応させたテーブルを記憶させて
もよい。この場合、CD−ROM14bのデータ量を少
なくすることができる。
尺が決定されるため、該当する地図データを読み込む
(S103)。そして、読み込んだ地図をディスプレイ
&タッチパネル10において表示する(S104)。
において決定された最終選択項目の種別に応じて、これ
に適した表示縮尺が決定される。すなわち、S101に
おいて決定される最終選択項目が、市町村レベルではな
く、番地までを特定するものであれば、その番地の領域
を表示することを前提として表示縮尺が決定され、また
市街局番や、ゴルフ場の名称などが特定されれば、この
最終選択項目の対応する領域に応じた表示縮尺が読み出
される。そこで、常に最適な表示縮尺を基に、地図の呼
び出しが行われ、最適な地図表示が行われる。
で表示すると、ゴルフ場の一部が画面に表示されること
となる。このような表示が行われると、操作者は、この
ゴルフ場の中において自己の目標とする場所、例えばク
ラブハウスの駐車場がどこにあるかを探そうとする。そ
して、このクラブハウスの駐車場を正しく発見すること
ができた場合には、目的地を正しく設定することができ
るが、うまく探し出せなかった場合には目的地が異なっ
た場所、例えばクラブハウスの反対側の駐車場等に設定
されてしまう。一方、このナビゲーションシステムで
は、単にゴルフ場の名称が特定された場合には、通常ド
ライバーが目的地とするクラブハウスの駐車場に目的地
が設定される。そこで、その表示画面においてそのまま
目的地の設定をすれば正しい目的地の設定が行われるよ
うになっている。本実施例では、目的地となるゴルフ場
が大きすぎず、小さすぎず最適な大きさで設定される。
そこで、ゴルフ場を目的とするというレベルで目的地の
設定が終了し、予め定められているクラブハウスの位置
のまま目的地の設定を行うことができる。このようにし
て本実施例により正しい目的地設定を行うことができ
る。
は相関がある。ある縮尺で地図を表示すると、操作者
は、その縮尺から読み取れる情報を求めようとする。す
なわち、詳細な地図では、詳細な情報を、広域の地図で
は非常におおまかな位置関係のみを求める。従って、本
実施例のように、対象の大きさ、形状にあった適切な縮
尺で地図を表示することによって、操作者は、その施設
等の存在のみを確認することとなり、それ以上細かい設
定を必要とせず、すみやかに正しい目的の設定が行える
こととなる。
ついて、表示画面例を参照しながら説明する。ここで
は、目的地を「他の施設」の中から設定し、また目的地
に至る経路までの通過地点として、メモリ地点として予
め登録されている地点を設定した場合について示す。
は、図4に示すようなものであり、電話番号、住所、施
設名称(ジャンルに対応する)としてゴルフ場、他の施
設、登録地点として、自宅、メモリ地点、前回出発地が
用意されている。そして、この画面が表示された場合に
は、「電話番号や施設名称から目的地付近の地図を呼び
出して設定できます。」という案内音声が流れる。この
例においては、「他の施設」にタッチする。これによ
り、図5に示すように、目的地の施設名称選択画面が表
示され、「目的地の施設名称を選択して下さい。」とい
う案内音声が流れる。そこで、この中から、遊園地、ス
キー場等のキーのうちから所望のものを選択してそのキ
ーにタッチする。これにより、都道府県リスト画面が図
6のように表示され、「目的地がある県名を選択して下
さい。」という案内音声が流れる。この例では、施設名
称として遊園地のキーをタッチした場合を示している。
設のある都道府県のキーをタッチして、どの都道府県の
遊園地かを決定する。ここで、都道府県リスト画面の先
頭に「全」キーが表示されており、このキーにタッチす
ると全国にある施設のリスト画面が表示され、「目的地
の名称を選択すれば、周辺の地図が呼び出せます。」と
いう案内音声が流れる。そこで、このリスト画面から全
国にある施設の中から希望の施設を選択することができ
る。この都道府県の選択により、図7に示すように、選
択した都道府県における遊園地についての表示がされた
施設選択画面が表示される。そして、表示された施設の
リスト画面の中から希望の施設を選択すると、図8に示
すように該当する施設周辺の地図が表示され、「セット
にタッチすれば目的地が設定できます。」という案内音
声が流れる。そして、「セット」キーにタッチすること
によって、目的地として設定される。
施設(この場合は遊園地)の面積、形状に応じて、その
表示に最適な地図縮尺が図3に示すように予め記憶され
ている。そこで、読み出された地図は、最適の縮尺のも
のであり、遊園地全体及びその周辺部が含まれた地図が
画面に表示される。そして、この図8の画面が表示され
ている状態で、セットにタッチすれば、目的地がその遊
園地に設定される。ここで、設定される目的地は、通常
目標として設定される遊園地の正門に最も近い駐車場と
なる。
図9に示すように、放射状の8つの矢印キーが表示さ
れ、「矢印にタッチすれば地図が移動します。セットに
タッチすれば目的地が設定できます。」という案内音声
が流れる。そして、例えば矢印キーの上側を向いたもの
をタッチすれば、目的地を正門前の駐車場から北の方向
に移動することができ、所望の地点でセットキーにタッ
チすることによって、目的地のセットを行うことができ
る。
て、該当する施設がなく、市内局番のみが該当する場合
は、その該当する地図を表示すると共に、その画面に
「付近を検索」キーを表示する。そして、この「付近を
検索」キーにタッチすることにより、目的地周辺の町名
・交差点名等の項目を表示し、ここから該当する周辺地
図を索引して、目的地の設定を行うことができるように
なっている。
ッチすることにより、目的地の設定が完了する。この目
的地の設定完了に従い、目的地周辺の道路等のデータの
確認を行い、問題がなければ、目的地までの探索につい
ての探索条件の確認画面へ移る。一方、目的地が設定さ
れたら、案内に適した道路などが周辺になかった場合に
は、「案内に適した道路がありません。目的地地点を幹
線道路周辺に移動後、再操作をお願いします。」などの
表示を行い、図9と同様の矢印マークを表示して、目的
地の再設定を行う。
地の設定が終了すると、探索条件の確認画面が図10の
ように表示される。このとき、「探索開始にタッチすれ
ば、有料道路を優先する条件で目的地までの探索を開始
します。」という案内音声が流れる。この画面におい
て、通過点の設定、有料道路の優先/非優先の設定を行
う。
有料道路を優先する場合には、「優先する」、優先しな
い場合には「優先しない」のキーにタッチする。これに
よって有料道路の優先/非優先の選択が行われる。
て通過点を指定するか否かをキータッチにより選択す
る。通過点を指定しておけば、経路探索において、その
通過点を通り目的地に達するまでの最適経路が選択され
ることになる。
チすると、通過点設定方法の選択画面が図11のように
表示される。この画面は、目的地の設定と近似したもの
であり、上述の目的地と同様にして、通過点の設定が行
える。そして、通過点の設定が終了した場合にはその画
面における「セット」キーにタッチすることにより、通
過点の設定が完了し、通過点周辺のデータが確認され
る。そして、図12に示すように、探索条件の選択がな
された確認画面に移る。そして、ここで探索開始キーに
タッチすることにより経路探索が開始される。
開始キーがタッチされた場合には、図13のような画面
が表示され、ルートの探索を行う。探索が終了すると、
現在地から目的地までの全ルートを地図上に表示すると
共に、全行程(km)を図14のように表示する。ここ
で、案内音声において、通過地点を通るルートで案内す
ることを知らせる。また、探索を行った場合に、目的地
が現在地に近い場合には、目的地が近くであることを表
示し、地図を参考にして走行することを促す。そして、
探索が可能な距離にまで移動してしまった場合には、探
索キーを表示し、この探索キーにタッチされた場合に探
索を行う。また、案内ルート検索中に、現在地スイッチ
を押すと、現在地表示画面を表示することができる。そ
こで、案内中においても現在地を確認することができ
る。そして、探索が終了した時点で「ルート表示」キー
にタッチすると、全ルート及び全行程が表示される。
には、探索できなかったことを表示すると共に、画面に
「確認」キーを表示する。ここで、「確認」キーにタッ
チすると現在地表示画面となり、自車位置(現在地)を
移動した後、「探索」キーにタッチすることにより再び
案内ルートの探索を開始する。すなわち、現在地周辺に
案内に適した道路がなかった場合には、このことを表示
し、幹線道路周辺で再度探索を行うことを促す。また、
現在地周辺の道路の問題ではなく、ルートが探索できな
かった場合には、単にルートが探索できなかったことを
表示し、再操作を促す。
ート及び全行程(km)表示画面が表示された後、画面
内の案内開始キーにタッチするか、又は15秒間走行す
ると、目的地までのルート案内が開始される。ルート案
内画面は、図15に示すように、現在地マークを画面の
中央に表示すると共に、「案内中」を画面上部に表示す
る。また、通過点周辺(通過点設定時のみ)及び目的地
周辺までの距離を画面の右下に表示する。
ト上から外れたと判定された場合には、「案内中」の表
示を中止し、図16に示すように、画面下部に「再探
索」キーが表示される。そして、「再探索」キーをタッ
チすることにより、ルートの再探索を行うことができ
る。
にタッチすると、現在地から目的地までの全案内ルート
を表示する。この全ルートについての画面は、図14と
同様である。ただし、「案内開始」のキーに代え、「案
内に戻る」キーが表示され、この「案内に戻る」キーを
タッチすることによって、通常の案内画面に戻ることが
できる。
接近した場合には、これを検出し、交差点付近の拡大画
面を表示して案内を行う。すなわち、自車が、交差点に
近付くと、案内交差点接近を判定し、図17に示すよう
に交差点付近の拡大図を表示する。そして、案内音声
で、案内ルート上の進行方向を知らせる。すなわち「お
よそ300メートル先、○○○を左方向です。」のよう
な案内音声を出力する。なお、交差点付近の拡大画面表
示時において、「ルート表示」キーにタッチすると、通
常のルート案内表示画面を表示する。また、この画面に
は、「交差点」キーが表示されており、この交差点キー
にタッチすることにより、再び交差点付近の拡大画面に
戻ることができる。そして、案内交差点通過を判定する
と、再び通常のルート案内画面に戻る。
内ルートをリスト形式で表示すると共に、案内ルート上
の各地点周辺の地図を表示することができる。
ルート表示画面には、「案内道路一覧」キーが表示され
ている。そして、この「案内道路一覧」キーにタッチす
ると、現在地から目的地までの案内ルートリスト画面が
表示される。すなわち、図18に示すように、現在地か
ら目的地に向かって走行する道路についての表示が行わ
れ、案内ルートを道路の種別の変わり目地点又は自車が
乗るべきインターチェンジや降りるべきインターチェン
ジ及びジャンクションで分割すると共に、地点間の案内
ルートを道路名で表示する。また、地点間の距離を実距
離で表示する。そして、現在地から目的地までが同一画
面内に表示できない場合には、「先」・「後」キー(図
においては、「先」キーのみが示されている)で画面を
スクロールすることができ、目的地までの全ルートを表
示することができる。さらに、案内ルートリスト画面外
の各地点横に表示された「周辺地図」キーをタッチする
と、当該地点を中心とした地図画面が表示される。ま
た、この地図画面には、8方向の矢印キーが表示されて
おり、地図の移動をこのキーを使って行うことができ
る。
地から案内ルートが外れた場合、案内ルートの再探索を
行い、新たな案内ルートを表示することができる。
中の自車位置が案内ルートから外れたと判定された場
合、上述のように「案内中」の表示を中止し、画面下部
に「再探索」キーが表示される。そこで、この「再探
索」キーにタッチすると、現在位置周辺の新たな案内ル
ートを探索し、探索が終了すると現在位置周辺からの新
たな案内ルートを表示する。また、再探索が不可能な場
合には、再探索前の案内ルートを再び表示する。この際
には「新しいルートが探索できませんでした。前回のル
ートを表示します。」という案内音声を出力すると共
に、これを表示する。
探索は、現在位置から、すでに探索されている案内ルー
トまでのルート探索である。
「全ルート探索」キーが表示される。ここで、「全ルー
ト探索」キーにタッチすると、現在位置から目的地間で
の新たな全ルートを探索する。そして、探索が終了する
と新たな全案内ルートを表示する。この全案内ルートの
表示は、目的地を設定してルートの探索を行った場合と
同様である。また、この再探索の際に、もともと通過点
が設定されている時には、「全ルート探索」キーと同時
に「通過点消去」キーが表示される。そして、この「通
過点消去」キーにタッチすることにより、通過点なしの
新たな全ルートの探索が行われる。この通過点を消去し
た状態での全ルートの探索が終了すると、通過点なしの
新たな全ルートが表示される。
内ルート又は検索条件を変更することもできる。すなわ
ち、案内ルート探索終了後の全ルート表示画面(図14
参照)には、「ルート変更」キーが表示されている。そ
こで、「ルート変更」キーをタッチすると、図19に示
すルート変更選択画面になる。このルート変更選択画面
で、「別のルートになるように再探索」にタッチする
と、新たな全案内ルートを探索し、探索が終了すると新
たな全案内ルートを表示する。なお、探索結果が、案内
ルート変更前と同じになった場合、再び案内ルート変更
前と同じ案内ルートを表示する。
索条件を変更」キーにタッチすると、探索条件の確認画
面が表示され、通過点及び有料道路の優先/非優先の設
定を変更することができる。そしてこの設定を変更して
再び案内ルートの変更を行うことができる。
よる案内ルートの修正及び有料道路から一般道路又は一
般道路から有料道路への案内ルートの修正をすることが
できる。すなわち、ルート案内画面表示時において、
「修正」キーにタッチすると、ルート修正画面が表示さ
れる。この画面は、図20に示すように、現在地を修正
するための8つの方向矢印キーが表示される。そして矢
印マークによるタッチで、別のルート上で現在地を変更
したい位置に合わせ「セット」キーにタッチすると、現
在地が変更され、変更された地点から修正された新しい
案内ルートを表示する。
料道路が設定されている場合には、ルート修正画面に
「一般道へ修正」キーが表示され、有料道路を使用せず
に一般道路を使用したいときにはこのキーをタッチすれ
ば、一般道路を使用する新たな案内ルートに修正され
る。また、これから走行する案内ルート上に一般道路の
みが設定されている場合には、ルート修正画面に「有料
道へ修正」キーが表示され、有料道路を使用したいとき
にはこのキーをタッチすることにより、有料道路を使用
する新たな案内ルートに修正される。
場合のルート案内画面で、通過点周辺に近付くと、案内
音声によって、現在地が通過点周辺であることを知らせ
る。すなわち、「通過点周辺です」という案内音声が出
力される。そして、自車が通過点を通過すると、「目的
地周辺までの案内に切り換えます」という音声を出力
し、目的地周辺までの案内に切り換えますという表示も
行い、目的地周辺までは案内に切り換える。
と、案内音声によって終了案内を行う。すなわち、設定
した目的地に自車が近付いた場合、「目的地周辺です。
音声案内を終了します。」というメッセージを出力し、
案内を終了する。ここで、表示中の縮尺地図では、目的
地が表示できない場合には、画面に「広域図で目的地を
確認できます」のメッセージを表示する。そして、この
メッセージが表示された場合には、地図の拡大操作によ
り広域図を表示させ、目的地を確認することができる。
ここで、目的地到着が判定された場合の画面を図21に
示す。なお、目的地が表示画面中にない場合には、上述
のように広域図で目的地を確認することのメッセージを
表示する。
合には、フェリー乗り場到着を案内音声で知らせた後、
案内音声を中断する。
置を指でタッチすると、その付近が画面中央に移動す
る。これにより表示画面の任意の部分を中央に移動する
ことができる。また、表示中画面の隣にある地図を表示
させたい場合には、表示させたい方向の画面の端をタッ
チすることによりこの表示を行うことができる。
向表示にタッチすることにより地図が反転する。すなわ
ち、上方が北であった画面が反転し下方が北の画面とな
る。
示は、あまり細かい画面のものが表示されていてもこれ
を見ることができない。そこで、走行中は主要道路だけ
の画面に自動的に切り替わる。そして停車した場合に詳
細な地図に自動的に戻る。
呼び出し装置によれば、記憶手段には、呼び出し対象の
種別に応じて適した地図縮尺が記憶されており、目的地
設定などにおいて目的地に応じた地図を表示する場合
に、その対象に適した縮尺の表示を行うことができる。
例えば、ゴルフ場であれば、このゴルフ場がすべて表示
できる縮尺となり、また個人住宅であれば、この個人住
宅を十分特定できる縮尺となる。従って、目的地設定な
どにおける地図表示において、不要な操作を行ってしま
い、正しい目的設定が行えなくなるというような事態を
解消することができる。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 入力情報に応じて特定された呼び出し対
象に関する地図を呼び出し表示するナビゲーションシス
テムの地図呼び出し装置において、 地図データを格納する記憶手段と、 呼び出し対象についての地図データを記憶手段から呼び
出す地図呼び出し手段と、 呼び出された地図を表示する地図表示手段と、 を具備し、 上記地図呼び出し手段は地図呼び出し対象の種別に応じ
てその表示に適した地図縮尺の地図データを呼び出し、
表示手段が当該呼び出し対象についての地図を呼び出し
対象に応じた地図縮尺で表示することを特徴とするナビ
ゲーションシステムの地図呼び出し装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24437394A JP3469329B2 (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | ナビゲーションシステムの地図呼び出し装置 |
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