JPH07329931A - 袋詰め方法及び装置 - Google Patents
袋詰め方法及び装置Info
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- JPH07329931A JPH07329931A JP14245694A JP14245694A JPH07329931A JP H07329931 A JPH07329931 A JP H07329931A JP 14245694 A JP14245694 A JP 14245694A JP 14245694 A JP14245694 A JP 14245694A JP H07329931 A JPH07329931 A JP H07329931A
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- frame
- inner frame
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Abstract
(57)【要約】
【構成】空気孔c1’が穿設された底無しの内枠c1と
開閉可能な底部c2’を有する外枠c2とからなる枠部
材Cの前記内枠に袋Bを挿入し、次いで、内枠の空気孔
に吸引力を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後
に、該袋に被包装物Vを充填し、次いで、内枠の空気孔
に作用する吸引力を解除した後、被包装物が充填された
袋の開口を封着し、袋の開口を封着後、外枠の底部を開
放することにより被包装物が充填された袋を枠部材から
落下するようにした袋詰め方法に関するものである。 【効果】袋を空気孔が穿設された内枠に挿入し内枠の内
壁に吸着させるようにしたので、袋の開口部を含め袋を
略全体に亘って開くことができるので、被包装物の充填
作業が確実に、また、迅速に行えるとともに、充填され
る被包装物による袋の損傷を防止することができる。
開閉可能な底部c2’を有する外枠c2とからなる枠部
材Cの前記内枠に袋Bを挿入し、次いで、内枠の空気孔
に吸引力を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後
に、該袋に被包装物Vを充填し、次いで、内枠の空気孔
に作用する吸引力を解除した後、被包装物が充填された
袋の開口を封着し、袋の開口を封着後、外枠の底部を開
放することにより被包装物が充填された袋を枠部材から
落下するようにした袋詰め方法に関するものである。 【効果】袋を空気孔が穿設された内枠に挿入し内枠の内
壁に吸着させるようにしたので、袋の開口部を含め袋を
略全体に亘って開くことができるので、被包装物の充填
作業が確実に、また、迅速に行えるとともに、充填され
る被包装物による袋の損傷を防止することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積み重ねられた袋を一
枚づつ取り出した後に、袋に、野菜、肉、菓子類等の種
々の食料品、日用雑貨或いは部品等の各種物品(以下、
袋詰めされる物品を、単に、「被包装物」という。)を
充填するとともに、適宜、袋口を閉じるようにした袋詰
め方法及び装置に関するものである。
枚づつ取り出した後に、袋に、野菜、肉、菓子類等の種
々の食料品、日用雑貨或いは部品等の各種物品(以下、
袋詰めされる物品を、単に、「被包装物」という。)を
充填するとともに、適宜、袋口を閉じるようにした袋詰
め方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、積み重ねられた袋の最上部の袋を
スイングアームの先端に配設された吸引カップにより取
り出し、次いで、取り出された袋を、袋を把持するクラ
ンプまで搬送するとともに、袋をスイングアームの吸引
カップからクランプに受け渡し、その後、クランプで支
持された袋の袋口を開口して袋に被包装物を充填し、被
包装物の充填後、適宜、袋口を封着するようにした袋詰
め方法及び装置が知られている。
スイングアームの先端に配設された吸引カップにより取
り出し、次いで、取り出された袋を、袋を把持するクラ
ンプまで搬送するとともに、袋をスイングアームの吸引
カップからクランプに受け渡し、その後、クランプで支
持された袋の袋口を開口して袋に被包装物を充填し、被
包装物の充填後、適宜、袋口を封着するようにした袋詰
め方法及び装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の袋詰め
方法及び装置におけるスイングアームによる袋の取り出
し及び搬送では、袋を吸引カップにより部分的に吸着し
ているために、袋が歪んだり、皺が発生したり、特に袋
が大きくしかも薄い合成樹脂製袋の場合には、吸引カッ
プの吸引力により、袋の歪み、皺の発生が激しく、袋が
損傷を受ける場合もある。このために、クランプによる
袋の把持が確実に行われなかったり或いはクランプによ
る袋口の開口が十分に行われないために、被包装物の袋
への充填が円滑に、また、確実に実行できない等の問題
がある。
方法及び装置におけるスイングアームによる袋の取り出
し及び搬送では、袋を吸引カップにより部分的に吸着し
ているために、袋が歪んだり、皺が発生したり、特に袋
が大きくしかも薄い合成樹脂製袋の場合には、吸引カッ
プの吸引力により、袋の歪み、皺の発生が激しく、袋が
損傷を受ける場合もある。このために、クランプによる
袋の把持が確実に行われなかったり或いはクランプによ
る袋口の開口が十分に行われないために、被包装物の袋
への充填が円滑に、また、確実に実行できない等の問題
がある。
【0004】また、クランプにより袋を把持するもので
あるので、被包装物を充填後、袋が重くなった場合に
は、クランプが袋を保持しきれずにクランプから袋が落
下したり或いは袋の把持された部分が損傷を受けたりす
る等の問題があり、従って、袋詰め作業の効率が低下す
るとともに、充填される被包装物が軽いものに限定され
たり或いは被包装物の量が制限されるという問題があ
る。
あるので、被包装物を充填後、袋が重くなった場合に
は、クランプが袋を保持しきれずにクランプから袋が落
下したり或いは袋の把持された部分が損傷を受けたりす
る等の問題があり、従って、袋詰め作業の効率が低下す
るとともに、充填される被包装物が軽いものに限定され
たり或いは被包装物の量が制限されるという問題があ
る。
【0005】更に、従来のクランプによる袋の開口で
は、袋の開口が確実に行われないために、被包装物の充
填ミスが発生したり或いは袋口は開口できても袋の中央
部や底部付近が十分開かないために、被包装物の袋への
充填が行えなかったり、袋口から被包装物がこぼれたり
或いは充填状況の見てくれが悪く、従って、商品価値が
落ちる等の問題がある。
は、袋の開口が確実に行われないために、被包装物の充
填ミスが発生したり或いは袋口は開口できても袋の中央
部や底部付近が十分開かないために、被包装物の袋への
充填が行えなかったり、袋口から被包装物がこぼれたり
或いは充填状況の見てくれが悪く、従って、商品価値が
落ちる等の問題がある。
【0006】本発明の目的は、上述した従来の袋詰め方
法及び装置が有する課題を解決するとともに、被包装物
の袋への充填作業が確実にしかも効率的に行える袋詰め
方法及び装置を提供することにある。
法及び装置が有する課題を解決するとともに、被包装物
の袋への充填作業が確実にしかも効率的に行える袋詰め
方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、第1には、空気孔が穿設された底無し
の内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
の前記内枠に袋を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引
力を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後に、該袋
に被包装物を充填し、次いで、内枠の空気孔に作用する
吸引力を解除した後、外枠の底部を開放することにより
被包装物が充填された袋を枠部材から落下するようにし
たものであり、第2には、空気孔が穿設された底無しの
内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材の
前記内枠に袋を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引力
を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後、該袋に被
包装物を充填し、次いで、内枠の空気孔に作用する吸引
力を解除した後に、袋の下端部を持ち上げることにより
枠部材から袋の開口部を突出させ、その後、被包装物が
充填された袋の開口部の折り畳み或いは封着を行い、袋
の開口部の折り畳み或いは封着後、外枠の底部を開放す
ることにより被包装物が充填された袋を枠部材から落下
するようにしたものであり、第3には、袋内に空気孔が
穿設されたへら状部材を挿入するとともに、へら状部材
の空気孔に吸引力を作用させてへら状部材により袋を吸
着保持し、次いで、袋を吸着保持したへら状部材を、空
気孔が穿設された底無しの内枠及び開閉可能な底部を有
する外枠とからなる枠部材の前記内枠に挿入し、次い
で、へら状部材の空気孔から空気を噴出させるととも
に、内枠の空気孔に吸引力を作用させて内枠の内壁に袋
を吸着させ、次いで、へら状部材を内枠から取り出した
後に、内枠の内壁に吸着されている袋に被包装物を充填
後、内枠の空気孔に作用する吸引力を解除し、次いで、
外枠の底部を開放することにより被包装物が充填された
袋を枠部材から落下するようにしたものであり、第4に
は、袋内に空気孔が穿設されたへら状部材を挿入すると
ともに、へら状部材の空気孔に吸引力を作用させてへら
状部材により袋を吸着保持し、次いで、袋を吸着保持し
たへら状部材を、空気孔が穿設された底無しの内枠及び
開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材の前記内
枠に挿入し、次いで、へら状部材の空気孔から空気を噴
出させるとともに、内枠の空気孔に吸引力を作用させて
内枠の内壁に袋を吸着させ、次いで、へら状部材を内枠
から取り出した後に、内枠の内壁に吸着されている袋に
被包装物を充填後、内枠の空気孔に作用する吸引力を解
除し、次いで、袋の下端部を持ち上げることにより枠部
材から袋の開口部を突出させ、その後、被包装物が充填
された袋の開口部の折り畳み或いは封着を行い、袋の開
口部の折り畳み或いは封着後、外枠の底部を開放するこ
とにより被包装物が充填された袋を枠部材から落下する
ようにしたものであり、第5には、袋内に空気孔が穿設
されたへら状部材を挿入する際に、へら状部材の空気孔
から空気を噴出させるようにしたものであり、第6に
は、袋詰め装置に、空気孔が穿設された底無しの内枠と
開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材を配設し
たものであり、第7には、袋詰め装置に、空気孔が穿設
された底無しの内枠と開閉可能な底部を有する外枠とか
らなる枠部材、前記内枠に挿入された袋を載置する上下
動可能な袋載置部材及び被包装物が充填された袋の開口
部を折り畳む或いは封着する手段とを配設したものであ
り、第8には、袋詰め装置に、袋内に挿入される空気孔
が穿設されたへら状部材及び空気孔が穿設された底無し
の内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
とを配設したものであり、第9には、袋詰め装置に、袋
内に挿入される空気孔が穿設されたへら状部材、空気孔
が穿設された底無しの内枠と開閉可能な底部を有する外
枠とからなる枠部材、前記内枠に挿入された袋を載置す
る上下動可能な袋載置部材及び被包装物が充填された袋
の開口部を折り畳む或いは封着する手段とを配設したも
のであり、第10には、内枠を外枠に着脱自在に挿着し
たものである。
達成するために、第1には、空気孔が穿設された底無し
の内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
の前記内枠に袋を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引
力を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後に、該袋
に被包装物を充填し、次いで、内枠の空気孔に作用する
吸引力を解除した後、外枠の底部を開放することにより
被包装物が充填された袋を枠部材から落下するようにし
たものであり、第2には、空気孔が穿設された底無しの
内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材の
前記内枠に袋を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引力
を作用させて内枠の内壁に袋を吸着させた後、該袋に被
包装物を充填し、次いで、内枠の空気孔に作用する吸引
力を解除した後に、袋の下端部を持ち上げることにより
枠部材から袋の開口部を突出させ、その後、被包装物が
充填された袋の開口部の折り畳み或いは封着を行い、袋
の開口部の折り畳み或いは封着後、外枠の底部を開放す
ることにより被包装物が充填された袋を枠部材から落下
するようにしたものであり、第3には、袋内に空気孔が
穿設されたへら状部材を挿入するとともに、へら状部材
の空気孔に吸引力を作用させてへら状部材により袋を吸
着保持し、次いで、袋を吸着保持したへら状部材を、空
気孔が穿設された底無しの内枠及び開閉可能な底部を有
する外枠とからなる枠部材の前記内枠に挿入し、次い
で、へら状部材の空気孔から空気を噴出させるととも
に、内枠の空気孔に吸引力を作用させて内枠の内壁に袋
を吸着させ、次いで、へら状部材を内枠から取り出した
後に、内枠の内壁に吸着されている袋に被包装物を充填
後、内枠の空気孔に作用する吸引力を解除し、次いで、
外枠の底部を開放することにより被包装物が充填された
袋を枠部材から落下するようにしたものであり、第4に
は、袋内に空気孔が穿設されたへら状部材を挿入すると
ともに、へら状部材の空気孔に吸引力を作用させてへら
状部材により袋を吸着保持し、次いで、袋を吸着保持し
たへら状部材を、空気孔が穿設された底無しの内枠及び
開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材の前記内
枠に挿入し、次いで、へら状部材の空気孔から空気を噴
出させるとともに、内枠の空気孔に吸引力を作用させて
内枠の内壁に袋を吸着させ、次いで、へら状部材を内枠
から取り出した後に、内枠の内壁に吸着されている袋に
被包装物を充填後、内枠の空気孔に作用する吸引力を解
除し、次いで、袋の下端部を持ち上げることにより枠部
材から袋の開口部を突出させ、その後、被包装物が充填
された袋の開口部の折り畳み或いは封着を行い、袋の開
口部の折り畳み或いは封着後、外枠の底部を開放するこ
とにより被包装物が充填された袋を枠部材から落下する
ようにしたものであり、第5には、袋内に空気孔が穿設
されたへら状部材を挿入する際に、へら状部材の空気孔
から空気を噴出させるようにしたものであり、第6に
は、袋詰め装置に、空気孔が穿設された底無しの内枠と
開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材を配設し
たものであり、第7には、袋詰め装置に、空気孔が穿設
された底無しの内枠と開閉可能な底部を有する外枠とか
らなる枠部材、前記内枠に挿入された袋を載置する上下
動可能な袋載置部材及び被包装物が充填された袋の開口
部を折り畳む或いは封着する手段とを配設したものであ
り、第8には、袋詰め装置に、袋内に挿入される空気孔
が穿設されたへら状部材及び空気孔が穿設された底無し
の内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
とを配設したものであり、第9には、袋詰め装置に、袋
内に挿入される空気孔が穿設されたへら状部材、空気孔
が穿設された底無しの内枠と開閉可能な底部を有する外
枠とからなる枠部材、前記内枠に挿入された袋を載置す
る上下動可能な袋載置部材及び被包装物が充填された袋
の開口部を折り畳む或いは封着する手段とを配設したも
のであり、第10には、内枠を外枠に着脱自在に挿着し
たものである。
【0008】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0009】先ず最初に、本発明の袋詰め工程図である
図1〜図3を用いて、本発明の袋詰め順序について説明
する。
図1〜図3を用いて、本発明の袋詰め順序について説明
する。
【0010】図1において、Tは、後述する空気孔が穿
設されたへら状部材t1を有する袋搬送装置であり、S
は、先端に吸着部材s1が配設された吸着アームs2を
有する袋吸着装置であり、また、Hは、一端が開口され
た袋口を有する袋Bを収納した袋収納装置であり、袋B
は、最上部の袋Bの位置が、常に一定の高さに位置する
ように上下動可能な載置台h1上に積み重ねられてい
る。更に、Cは、後述する空気孔が穿設された底無しの
内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材で
ある。
設されたへら状部材t1を有する袋搬送装置であり、S
は、先端に吸着部材s1が配設された吸着アームs2を
有する袋吸着装置であり、また、Hは、一端が開口され
た袋口を有する袋Bを収納した袋収納装置であり、袋B
は、最上部の袋Bの位置が、常に一定の高さに位置する
ように上下動可能な載置台h1上に積み重ねられてい
る。更に、Cは、後述する空気孔が穿設された底無しの
内枠と開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材で
ある。
【0011】図1を用いて、図1(a)に示されている
ように、袋搬送装置T及び袋吸着装置Sの吸着アームs
2が、それぞれ待機位置にある状態から、図1(f)に
示されているように、袋Bを枠部材Cに挿入するまでの
工程を説明する。
ように、袋搬送装置T及び袋吸着装置Sの吸着アームs
2が、それぞれ待機位置にある状態から、図1(f)に
示されているように、袋Bを枠部材Cに挿入するまでの
工程を説明する。
【0012】図1(a)に示されているような袋搬送装
置T及び袋吸着装置Sの吸着アームs2の待機位置か
ら、吸着アームs2を下方に移動させて、吸着部材s1
により、袋収納装置Hの載置台h1に積み重ねられてい
る最上部の袋Bを吸着し、次いで、吸着アームs2を上
方に移動させて図1(b)に示されているように、袋B
の袋口B’を開口状態に維持するとともに、袋搬送装置
Tのシリンダーt2を作動させ、シリンダーt2のピス
トンロッドt2’を前進させてへら状部材t1を開口さ
れた袋Bの袋口B’に挿入する。この際、へら状部材t
1に穿設された空気孔から空気を噴出させることにより
袋Bを膨らませて、へら状部材t1の袋Bへの挿入を容
易にするように構成されている。
置T及び袋吸着装置Sの吸着アームs2の待機位置か
ら、吸着アームs2を下方に移動させて、吸着部材s1
により、袋収納装置Hの載置台h1に積み重ねられてい
る最上部の袋Bを吸着し、次いで、吸着アームs2を上
方に移動させて図1(b)に示されているように、袋B
の袋口B’を開口状態に維持するとともに、袋搬送装置
Tのシリンダーt2を作動させ、シリンダーt2のピス
トンロッドt2’を前進させてへら状部材t1を開口さ
れた袋Bの袋口B’に挿入する。この際、へら状部材t
1に穿設された空気孔から空気を噴出させることにより
袋Bを膨らませて、へら状部材t1の袋Bへの挿入を容
易にするように構成されている。
【0013】へら状部材t1が袋Bに挿入された状態
で、へら状部材t1の空気孔からの噴出空気を吸引空気
に切り換えて、空気孔に吸引力を作用させてへら状部材
t1により袋Bを吸着保持するとともに、吸着部材s1
の吸引作業を停止させて吸着アームs2を上方の待機位
置に戻す。
で、へら状部材t1の空気孔からの噴出空気を吸引空気
に切り換えて、空気孔に吸引力を作用させてへら状部材
t1により袋Bを吸着保持するとともに、吸着部材s1
の吸引作業を停止させて吸着アームs2を上方の待機位
置に戻す。
【0014】次いで、図1(d)に示されているよう
に、シリンダー部材t2のピストンロッドt2’を後退
させて、へら状部材t1に吸着保持された最上部の袋B
を袋収納装置Hから取り出し、その後、図1(e)に示
されているように、へら状部材t1が配設された後述す
る略L字状の中空状の回動枠t3を、へら状部材t1が
略垂直状態になるように回動させて、袋Bを吸着保持し
たへら状部材t1を枠部材Cの上方に位置させるととも
に、シリンダー部材t2を作動させてピストンロッドt
2’を下方に移動させて、図1(f)に示されているよ
うに、内枠の空気孔に吸引力が作用している状態の枠部
材C内に袋Bを吸着保持したへら状部材t1を挿入す
る。
に、シリンダー部材t2のピストンロッドt2’を後退
させて、へら状部材t1に吸着保持された最上部の袋B
を袋収納装置Hから取り出し、その後、図1(e)に示
されているように、へら状部材t1が配設された後述す
る略L字状の中空状の回動枠t3を、へら状部材t1が
略垂直状態になるように回動させて、袋Bを吸着保持し
たへら状部材t1を枠部材Cの上方に位置させるととも
に、シリンダー部材t2を作動させてピストンロッドt
2’を下方に移動させて、図1(f)に示されているよ
うに、内枠の空気孔に吸引力が作用している状態の枠部
材C内に袋Bを吸着保持したへら状部材t1を挿入す
る。
【0015】内枠の空気孔に吸引力が作用している状態
の枠部材C内に、袋Bを吸着保持したへら状部材t1を
挿入した後、へら状部材t1の空気孔からの吸引空気を
噴出空気に切り換えて、吸着保持されている袋Bをへら
状部材t1から離すとともに、吸引力が作用している枠
部材Cの内枠内壁に袋Bを吸着させる。
の枠部材C内に、袋Bを吸着保持したへら状部材t1を
挿入した後、へら状部材t1の空気孔からの吸引空気を
噴出空気に切り換えて、吸着保持されている袋Bをへら
状部材t1から離すとともに、吸引力が作用している枠
部材Cの内枠内壁に袋Bを吸着させる。
【0016】次に、図2を用いて、枠部材Cの内枠の内
壁に吸着保持されている袋Bに被包装物を充填するとと
もに、袋Bの袋口B’を封着する工程について説明す
る。なお、図2において、c1は、空気孔c1’が穿設
された底無しの内枠であり、c2は、支点c3を中心に
回動し開閉可能な底部c2’を有する外枠であり、外枠
c2内に内枠c1が収納されている。Eは、後述する袋
載置部材であり、袋載置部材Eは、先端に袋Bの下端部
が載置される載置部e1及び載置部e1に取着された、
下端部にカムローラe2’が取着された垂直ロッドe2
から構成されており、垂直ロッドe2は、外枠c2の底
部c2’に穿設された孔c2”に挿着されており、ま
た、垂直ロッドe2のカムローラe2’は、第1カムF
上に載置されている。c4は、外枠c2の底部c2’に
配設された後述する底部押圧部材であり、底部押圧部材
c4のロッドc4’の先端に取着されたカムローラc
4”は、レールR上に載置されている。c5は、同じく
外枠c2の底部c2’に配設され、レールR上を転動す
るガイドローラーである。
壁に吸着保持されている袋Bに被包装物を充填するとと
もに、袋Bの袋口B’を封着する工程について説明す
る。なお、図2において、c1は、空気孔c1’が穿設
された底無しの内枠であり、c2は、支点c3を中心に
回動し開閉可能な底部c2’を有する外枠であり、外枠
c2内に内枠c1が収納されている。Eは、後述する袋
載置部材であり、袋載置部材Eは、先端に袋Bの下端部
が載置される載置部e1及び載置部e1に取着された、
下端部にカムローラe2’が取着された垂直ロッドe2
から構成されており、垂直ロッドe2は、外枠c2の底
部c2’に穿設された孔c2”に挿着されており、ま
た、垂直ロッドe2のカムローラe2’は、第1カムF
上に載置されている。c4は、外枠c2の底部c2’に
配設された後述する底部押圧部材であり、底部押圧部材
c4のロッドc4’の先端に取着されたカムローラc
4”は、レールR上に載置されている。c5は、同じく
外枠c2の底部c2’に配設され、レールR上を転動す
るガイドローラーである。
【0017】図2(a)に示されているように、内枠c
1の内壁に袋Bを吸着保持した枠部材Cを、被包装物充
填位置まで前進させるとともに、ホッパーPを下動させ
て、ホッパー口p1を袋Bの袋口B’に挿入し、図2
(b)に示されているように、袋B内に被包装物Vを充
填する。なお、袋Bに被包装物Vを充填するまでは、内
枠c1の空気孔c1’に吸引力を作用させて内枠c1の
内壁に袋Bを吸着保持することにより、袋Bを確実に開
口状態に維持するとともに、袋Bの移動を防止するよう
に構成されている。
1の内壁に袋Bを吸着保持した枠部材Cを、被包装物充
填位置まで前進させるとともに、ホッパーPを下動させ
て、ホッパー口p1を袋Bの袋口B’に挿入し、図2
(b)に示されているように、袋B内に被包装物Vを充
填する。なお、袋Bに被包装物Vを充填するまでは、内
枠c1の空気孔c1’に吸引力を作用させて内枠c1の
内壁に袋Bを吸着保持することにより、袋Bを確実に開
口状態に維持するとともに、袋Bの移動を防止するよう
に構成されている。
【0018】袋Bへの被包装物Vの充填が終了した枠部
材Cは、図2(c)に示されているような袋口折り畳み
位置に移動する。袋口折り畳み位置においては、内枠c
1の空気孔c1’に作用する吸引力は解除され、袋B
は、内枠c1の内壁に吸着されることはなく、単に、上
述した袋載置部材Eの載置部e1上に載置されている。
また、袋口折り畳み位置においては、第1カムFが上方
に位置するように構成されているので、第1カムF上に
載置されているカムローラe2’を有する垂直ロッドe
2が上方に移動し、袋Bを載置している袋載置部材Eの
載置部e1を上動させる。従って、図2(c)に示され
ているように、袋Bの上部を、枠部材Cから突出させ
て、後述する袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り
畳みが容易に行えるように構成されている。
材Cは、図2(c)に示されているような袋口折り畳み
位置に移動する。袋口折り畳み位置においては、内枠c
1の空気孔c1’に作用する吸引力は解除され、袋B
は、内枠c1の内壁に吸着されることはなく、単に、上
述した袋載置部材Eの載置部e1上に載置されている。
また、袋口折り畳み位置においては、第1カムFが上方
に位置するように構成されているので、第1カムF上に
載置されているカムローラe2’を有する垂直ロッドe
2が上方に移動し、袋Bを載置している袋載置部材Eの
載置部e1を上動させる。従って、図2(c)に示され
ているように、袋Bの上部を、枠部材Cから突出させ
て、後述する袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り
畳みが容易に行えるように構成されている。
【0019】袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り
畳みが終了した枠部材Cは、図2(d)に示されている
ように、袋口B’の封着位置に移動し、封着位置におい
て、後述する封着装置Gによる封着工程が施される。
畳みが終了した枠部材Cは、図2(d)に示されている
ように、袋口B’の封着位置に移動し、封着位置におい
て、後述する封着装置Gによる封着工程が施される。
【0020】次に、図3を用いて、被包装物Vが充填さ
れた袋Bの枠部材Cからの取り出し工程について説明す
る。
れた袋Bの枠部材Cからの取り出し工程について説明す
る。
【0021】上述した袋口B’が封着された袋Bが収納
された枠部材Cは、袋落下位置に移動するが、袋落下位
置に至る前に、図3(a)に示されているように、第1
カムFが下方に湾曲しているので、第1カムF上に載置
されているカムローラe2’を有する垂直ロッドe2が
下方に移動し、袋Bを載置している袋載置部材Eの載置
部e1を下動させて袋Bを落下準備位置に移動させる。
された枠部材Cは、袋落下位置に移動するが、袋落下位
置に至る前に、図3(a)に示されているように、第1
カムFが下方に湾曲しているので、第1カムF上に載置
されているカムローラe2’を有する垂直ロッドe2が
下方に移動し、袋Bを載置している袋載置部材Eの載置
部e1を下動させて袋Bを落下準備位置に移動させる。
【0022】上述した状態から更に枠部材Cが移動した
位置においては、図3(b)に示されているように、下
方に位置する第1カムF及びレールRが欠如しているた
めに、底部押圧部材c4のカムローラc4”がレールR
から外れるとともに、袋載置部材Eのカムローラe2’
も第1カムFから外れるので、従って、枠部材Cの外枠
c2の底部c2’が、支点c3を中心に回動して底部c
2’が開放され、被包装物Vが充填された袋Bが落下す
る。
位置においては、図3(b)に示されているように、下
方に位置する第1カムF及びレールRが欠如しているた
めに、底部押圧部材c4のカムローラc4”がレールR
から外れるとともに、袋載置部材Eのカムローラe2’
も第1カムFから外れるので、従って、枠部材Cの外枠
c2の底部c2’が、支点c3を中心に回動して底部c
2’が開放され、被包装物Vが充填された袋Bが落下す
る。
【0023】被包装物Vが充填された袋Bが落下して空
になった枠部材Cが、更に移動すると、枠部材Cの外枠
c2の底部c2’は、下方に湾曲した端部f1’を有す
る第2カムF’に当接して、図3(c)に示されている
ように、支点c3を中心に上方に回動されて外枠c2の
底部c2’を閉じるとともに、再度、底部押圧部材c4
のカムローラc4”がレールR上に載置されるので、枠
部材Cの外枠c2の底部c2’が閉じた状態に維持さ
れ、また、袋載置部材Eのカムローラe2’も第1カム
F上に載置される。
になった枠部材Cが、更に移動すると、枠部材Cの外枠
c2の底部c2’は、下方に湾曲した端部f1’を有す
る第2カムF’に当接して、図3(c)に示されている
ように、支点c3を中心に上方に回動されて外枠c2の
底部c2’を閉じるとともに、再度、底部押圧部材c4
のカムローラc4”がレールR上に載置されるので、枠
部材Cの外枠c2の底部c2’が閉じた状態に維持さ
れ、また、袋載置部材Eのカムローラe2’も第1カム
F上に載置される。
【0024】以上により、袋収納装置Hからの袋搬送装
置Tによる袋Bの取り出し作業、袋搬送装置Tによる枠
部材Cへの袋Bの挿入作業、袋Bへの被包装物Vの充填
作業、袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り畳み作
業、封着装置Gによる袋口B’の封着作業、被包装物V
が充填された袋Bの枠部材Cからの落下作業及び枠部材
Cの復帰作業からなる被包装物Vの袋詰め作業の1サイ
クルが終了することになる。
置Tによる袋Bの取り出し作業、袋搬送装置Tによる枠
部材Cへの袋Bの挿入作業、袋Bへの被包装物Vの充填
作業、袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り畳み作
業、封着装置Gによる袋口B’の封着作業、被包装物V
が充填された袋Bの枠部材Cからの落下作業及び枠部材
Cの復帰作業からなる被包装物Vの袋詰め作業の1サイ
クルが終了することになる。
【0025】次に、袋詰め方法を実施するための袋詰め
装置及び上述した各作業工程を実施するための各装置或
いは部材について説明するが、先ず最初に、袋詰め装置
の平面図である図4及び一部装置が省略された袋詰め装
置の正面図である図5を用いて袋詰め装置の全体構成に
ついて説明する。
装置及び上述した各作業工程を実施するための各装置或
いは部材について説明するが、先ず最初に、袋詰め装置
の平面図である図4及び一部装置が省略された袋詰め装
置の正面図である図5を用いて袋詰め装置の全体構成に
ついて説明する。
【0026】Yは、上述したような各作業工程に応じて
複数の枠部材Cが配設されたターンテーブルであり、タ
ーンテーブルYの側方には、上述した袋吸着装置Sが配
設されており、また、ターンテーブルYと袋吸着装置S
との間には、上述した袋収納装置H及び袋搬送装置Tが
配設されている。また、ターンテーブルYの側方には、
上述した袋口折り畳み装置U、封着装置G及び枠部材C
から落下した被包装物Vが充填された袋Bを収容する箱
或いはベルトコンベアー等からなる袋収容装置Wが配設
されている。
複数の枠部材Cが配設されたターンテーブルであり、タ
ーンテーブルYの側方には、上述した袋吸着装置Sが配
設されており、また、ターンテーブルYと袋吸着装置S
との間には、上述した袋収納装置H及び袋搬送装置Tが
配設されている。また、ターンテーブルYの側方には、
上述した袋口折り畳み装置U、封着装置G及び枠部材C
から落下した被包装物Vが充填された袋Bを収容する箱
或いはベルトコンベアー等からなる袋収容装置Wが配設
されている。
【0027】ターンテーブルYの袋搬送装置Tの側部の
位置Y1において、袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋
Bの挿入作業が行われ、位置Y2において、袋Bへの被
包装物Vの充填作業が行われ、位置Y3において、後述
するオプション作業である袋Bへの被包装物Vの詰め込
み作業が行われ、位置Y4において、袋口折り畳み装置
Uによる袋口B’の折り畳み作業が行われ、位置Y5に
おいて、封着装置Gによる袋口B’の封着作業が行わ
れ、位置Y6において、被包装物Vが充填された袋Bの
枠部材Cからの落下作業が行われ、そして、位置Y1と
位置Y6との間において、枠部材Cの復帰作業が行われ
ることになる。
位置Y1において、袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋
Bの挿入作業が行われ、位置Y2において、袋Bへの被
包装物Vの充填作業が行われ、位置Y3において、後述
するオプション作業である袋Bへの被包装物Vの詰め込
み作業が行われ、位置Y4において、袋口折り畳み装置
Uによる袋口B’の折り畳み作業が行われ、位置Y5に
おいて、封着装置Gによる袋口B’の封着作業が行わ
れ、位置Y6において、被包装物Vが充填された袋Bの
枠部材Cからの落下作業が行われ、そして、位置Y1と
位置Y6との間において、枠部材Cの復帰作業が行われ
ることになる。
【0028】次に、袋詰め装置の一部正面図である図6
及びへら状部材t1等の拡大斜視図である図7を用い
て、袋収納装置H、袋吸着装置S及び袋搬送装置Tにつ
いて説明する。
及びへら状部材t1等の拡大斜視図である図7を用い
て、袋収納装置H、袋吸着装置S及び袋搬送装置Tにつ
いて説明する。
【0029】上述した先端に吸着部材s1が配設された
吸着アームs2は、袋吸着装置Sの機台内に配設され
た、図示されていない適当な回転駆動装置により上下動
可能に構成されており、また、吸着部材s1には、適当
な切り換えバルブを介して機台内に配設された吸引ポン
プに接続されたダクトs3が連結されている。切り換え
バルブを、適宜、切り換えることにより、吸着部材s1
に吸引力を作用させたり、吸引力を解除することができ
るように構成されている。
吸着アームs2は、袋吸着装置Sの機台内に配設され
た、図示されていない適当な回転駆動装置により上下動
可能に構成されており、また、吸着部材s1には、適当
な切り換えバルブを介して機台内に配設された吸引ポン
プに接続されたダクトs3が連結されている。切り換え
バルブを、適宜、切り換えることにより、吸着部材s1
に吸引力を作用させたり、吸引力を解除することができ
るように構成されている。
【0030】へら状部材t1を移動させるためのピスト
ンロッドt2’を有するシリンダーt2は、袋搬送装置
Tの機台内に配設された、図示されていない正逆回転可
能なモーターの出力軸t4に取着された略L字状で垂直
断面が略矩形状の中空状の回動枠t3の先端部に配設さ
れている。偏平状のへら状部材t1は中空に形成されて
おり、広い方の両壁には、適当数の空気孔t1’が穿設
されている。また、へら状部材t1の基部t1”は、回
動枠t3と同様の垂直断面が略矩形状の中空管に形成さ
れており、へら状部材t1の基部t1”は、略L字状の
中空状の回動枠t3の先端部に入れ子式に嵌合されてお
り、基部t1”に取着された凸片t5にピストンロッド
t2’の先端が取着されている。更に、t6は、回動枠
t3の適当な位置に配設されたダクトであり、ダクトt
6は、袋搬送装置Tの機台に配設された圧縮・吸引ポン
プt7に、適当な切り換えバルブを介して連結されてお
り、切り換えバルブにより圧縮ポンプt7側に切り換え
ることにより、ダクトt6に噴出空気が供給され、従っ
て,へら状部材t1の空気孔t1’から空気が噴出され
るように構成されており、また、切り換えバルブにより
吸引ポンプt7側に切り換えることにより、ダクトt6
を介して,へら状部材t1の空気孔t1’から空気が吸
引されて空気孔t1’に吸引力が作用するように構成さ
れている。勿論、切り換えバルブを適当に制御すること
により、圧縮・吸引ポンプt7からの噴出空気或いは吸
引空気の供給を停止することができる。
ンロッドt2’を有するシリンダーt2は、袋搬送装置
Tの機台内に配設された、図示されていない正逆回転可
能なモーターの出力軸t4に取着された略L字状で垂直
断面が略矩形状の中空状の回動枠t3の先端部に配設さ
れている。偏平状のへら状部材t1は中空に形成されて
おり、広い方の両壁には、適当数の空気孔t1’が穿設
されている。また、へら状部材t1の基部t1”は、回
動枠t3と同様の垂直断面が略矩形状の中空管に形成さ
れており、へら状部材t1の基部t1”は、略L字状の
中空状の回動枠t3の先端部に入れ子式に嵌合されてお
り、基部t1”に取着された凸片t5にピストンロッド
t2’の先端が取着されている。更に、t6は、回動枠
t3の適当な位置に配設されたダクトであり、ダクトt
6は、袋搬送装置Tの機台に配設された圧縮・吸引ポン
プt7に、適当な切り換えバルブを介して連結されてお
り、切り換えバルブにより圧縮ポンプt7側に切り換え
ることにより、ダクトt6に噴出空気が供給され、従っ
て,へら状部材t1の空気孔t1’から空気が噴出され
るように構成されており、また、切り換えバルブにより
吸引ポンプt7側に切り換えることにより、ダクトt6
を介して,へら状部材t1の空気孔t1’から空気が吸
引されて空気孔t1’に吸引力が作用するように構成さ
れている。勿論、切り換えバルブを適当に制御すること
により、圧縮・吸引ポンプt7からの噴出空気或いは吸
引空気の供給を停止することができる。
【0031】上述した構成により、シリンダーt2を作
動させてピストンロッドt2’を進出或いは後退させる
ことにより、略L字状の中空状の回動枠t3の先端部に
入れ子式に嵌合されている基部t1”を有するへら状部
材t1を進出或いは後退させることができるように構成
されており、また、切り換えバルブを、適宜、制御する
ことにより、へら状部材t1の空気孔t1’から空気を
噴出させたり、へら状部材t1の空気孔t1’に吸引力
を作用させたり或いは圧縮・吸引ポンプt7からの噴出
空気或いは吸引空気の供給を停止することができるよう
に構成されている。
動させてピストンロッドt2’を進出或いは後退させる
ことにより、略L字状の中空状の回動枠t3の先端部に
入れ子式に嵌合されている基部t1”を有するへら状部
材t1を進出或いは後退させることができるように構成
されており、また、切り換えバルブを、適宜、制御する
ことにより、へら状部材t1の空気孔t1’から空気を
噴出させたり、へら状部材t1の空気孔t1’に吸引力
を作用させたり或いは圧縮・吸引ポンプt7からの噴出
空気或いは吸引空気の供給を停止することができるよう
に構成されている。
【0032】袋収納装置Hは、袋吸着装置Sと袋搬送装
置Tとの間に配設されており、底無しの枠体h2内に配
設された、シリンダーh3の垂直ピストンロッドh3’
の先端に取着された載置台h1上に袋Bが積み重ねられ
ている。載置台h1上に積み重ねられた袋Bが、最上端
から取り出されるにしたがってシリンダーh3を作動さ
せて、垂直ピストンロッドh3’の先端に取着された載
置台h1を上昇させ、最上部の袋Bの高さが常に一定に
なるように構成されている。
置Tとの間に配設されており、底無しの枠体h2内に配
設された、シリンダーh3の垂直ピストンロッドh3’
の先端に取着された載置台h1上に袋Bが積み重ねられ
ている。載置台h1上に積み重ねられた袋Bが、最上端
から取り出されるにしたがってシリンダーh3を作動さ
せて、垂直ピストンロッドh3’の先端に取着された載
置台h1を上昇させ、最上部の袋Bの高さが常に一定に
なるように構成されている。
【0033】袋収納装置Hに収容されている袋Bを袋吸
着装置Sにより吸い上げ、袋吸着装置Sにより吸い上げ
られた袋Bを袋搬送装置Tにより、袋Bの挿入作業位置
に位置する枠部材Cへ袋Bを挿入する工程については、
既に、図1を用いて説明したので省略する。
着装置Sにより吸い上げ、袋吸着装置Sにより吸い上げ
られた袋Bを袋搬送装置Tにより、袋Bの挿入作業位置
に位置する枠部材Cへ袋Bを挿入する工程については、
既に、図1を用いて説明したので省略する。
【0034】次に、ターンテーブルYに配設される枠部
材Cの構成について、枠部材C等の分解斜視図である図
8を用いて説明する。
材Cの構成について、枠部材C等の分解斜視図である図
8を用いて説明する。
【0035】外枠c2は、上方が開放された箱型に形成
されており、外枠c2の底部c2’は、外枠c2の側方
下部に取着された平面形状コの字状の雌部材c3’に、
底部c2’の一端に取着された雄部材c3”を嵌合する
とともに、雌部材c3’と雄部材c3”とをピン結合す
ることにより形成される支点c3を中心に回動すること
ができるように構成されている。また、外枠c2の底部
c2’には、底部c2’に対して略垂直な支持ロッドc
6が取着されており、支持ロッドc6には、支持ロッド
c6に対して略直交する上述した先端にカムローラc
4”が取着されたロッドc4’を有する底部押圧部材c
4が配設されている。そして、底部c2’とロッドc
4’との間にはコイルスプリングc7が張設されてい
る。更に、底部c2’の支点c3側には、底部c2’に
対して略垂直な支持ロッドc5’が取着されており、支
持ロッドc5’の先端には上述したガイドローラーc5
が取着されている。なお、c8は、外枠c2の下端部の
全周に亘って設けられた溝であり、溝c8にはパッキン
グc8’が挿着されており、外枠c2の底部c2’が閉
じられた際に、外枠c2に対する底部c2’の密封性を
保持するように構成されている。
されており、外枠c2の底部c2’は、外枠c2の側方
下部に取着された平面形状コの字状の雌部材c3’に、
底部c2’の一端に取着された雄部材c3”を嵌合する
とともに、雌部材c3’と雄部材c3”とをピン結合す
ることにより形成される支点c3を中心に回動すること
ができるように構成されている。また、外枠c2の底部
c2’には、底部c2’に対して略垂直な支持ロッドc
6が取着されており、支持ロッドc6には、支持ロッド
c6に対して略直交する上述した先端にカムローラc
4”が取着されたロッドc4’を有する底部押圧部材c
4が配設されている。そして、底部c2’とロッドc
4’との間にはコイルスプリングc7が張設されてい
る。更に、底部c2’の支点c3側には、底部c2’に
対して略垂直な支持ロッドc5’が取着されており、支
持ロッドc5’の先端には上述したガイドローラーc5
が取着されている。なお、c8は、外枠c2の下端部の
全周に亘って設けられた溝であり、溝c8にはパッキン
グc8’が挿着されており、外枠c2の底部c2’が閉
じられた際に、外枠c2に対する底部c2’の密封性を
保持するように構成されている。
【0036】内枠c1は、上述したように底無しの角筒
状に形成されており、内枠c1の側壁には空気孔c1’
が適当数穿設されている。また、内枠c1の上部開口部
には、外枠c2の開口端部c2”に載置される略水平に
延設されたフランジc1”が設けられている。
状に形成されており、内枠c1の側壁には空気孔c1’
が適当数穿設されている。また、内枠c1の上部開口部
には、外枠c2の開口端部c2”に載置される略水平に
延設されたフランジc1”が設けられている。
【0037】上述した構成を有する枠部材Cの外枠c2
は、ターンテーブルYに設けられた凹部y1に嵌合する
とともに、ターンテーブルYに取着されたL字型取り付
け部材y2にネジy3により取着されている。勿論、溶
接等の固着手段によりターンテーブルYに枠部材Cの外
枠c2を取着することもできる。c9は、外枠c2のタ
ーンテーブルY側側壁に穿設された透孔c9’に取着さ
れたパイプであり、パイプc9は、ダクトn1を介して
後述する吸引装置Nに連結されている。
は、ターンテーブルYに設けられた凹部y1に嵌合する
とともに、ターンテーブルYに取着されたL字型取り付
け部材y2にネジy3により取着されている。勿論、溶
接等の固着手段によりターンテーブルYに枠部材Cの外
枠c2を取着することもできる。c9は、外枠c2のタ
ーンテーブルY側側壁に穿設された透孔c9’に取着さ
れたパイプであり、パイプc9は、ダクトn1を介して
後述する吸引装置Nに連結されている。
【0038】また、上述したように袋載置部材Eを構成
する載置部e1が取着された垂直ロッドe2は、外枠c
2の底部c2’に穿設された孔c2”に、第1カムFに
より上下動可能に挿着されており、載置部e1には、袋
Bの下端部が嵌合する溝e1’が設けられている。
する載置部e1が取着された垂直ロッドe2は、外枠c
2の底部c2’に穿設された孔c2”に、第1カムFに
より上下動可能に挿着されており、載置部e1には、袋
Bの下端部が嵌合する溝e1’が設けられている。
【0039】上述したような構成を有する枠部材Cが、
ターンテーブルYの各作業位置Y1〜Y6に配設されて
おり、上述した被包装物Vが充填された袋Bの枠部材C
からの落下作業が行われる位置Y6以外においては、図
5及び後述する吸引装置N等の断面を含む袋詰め装置の
正面図である図9に示されているように、枠部材Cの底
部c2’に取着されたカムローラc4”をコイルスプリ
ングc7を介して、ターンテーブルYの下方に配設され
たレールR上に転動可能に載置することにより、枠部材
Cの底部c2’が外枠c2に密封状態に当接し、外枠c
2を閉じるように構成されている。
ターンテーブルYの各作業位置Y1〜Y6に配設されて
おり、上述した被包装物Vが充填された袋Bの枠部材C
からの落下作業が行われる位置Y6以外においては、図
5及び後述する吸引装置N等の断面を含む袋詰め装置の
正面図である図9に示されているように、枠部材Cの底
部c2’に取着されたカムローラc4”をコイルスプリ
ングc7を介して、ターンテーブルYの下方に配設され
たレールR上に転動可能に載置することにより、枠部材
Cの底部c2’が外枠c2に密封状態に当接し、外枠c
2を閉じるように構成されている。
【0040】次に、図9及び吸引装置Nの要部拡大分解
斜視図である図10を用いて、ターンテーブルYの駆動
装置D及び上述した吸引装置N等について説明する。
斜視図である図10を用いて、ターンテーブルYの駆動
装置D及び上述した吸引装置N等について説明する。
【0041】d1は、袋詰め装置の適当な下部フレーム
d2に配設された支持ブロックd3及び上部フレームd
4に軸受けd3’、d4’を介して垂設された中空回転
軸であり、中空回転軸d1の下端部には平歯車d5が取
着されている。また、下部フレームd2には間欠回転可
能なモーターd6が配設されており、モーターd6の垂
直な出力軸d6’には、中空回転軸d1に取着された平
歯車d5に螺合する平歯車d7が取着されている。d8
は、中空回転軸d1に取着された略円筒状の外筒部材で
あり、外筒部材d8の上面にターンテーブルYが取着さ
れている。従って、モーターd6を、適宜、間欠駆動す
ることにより、モーターd6の出力軸d6’に取着され
た平歯車d7及び中空回転軸d1に取着された平歯車d
5を介して、中空回転軸d1に取着された外筒部材d8
の上面に取着されたターンテーブルYを間欠回転するよ
うに構成されている。
d2に配設された支持ブロックd3及び上部フレームd
4に軸受けd3’、d4’を介して垂設された中空回転
軸であり、中空回転軸d1の下端部には平歯車d5が取
着されている。また、下部フレームd2には間欠回転可
能なモーターd6が配設されており、モーターd6の垂
直な出力軸d6’には、中空回転軸d1に取着された平
歯車d5に螺合する平歯車d7が取着されている。d8
は、中空回転軸d1に取着された略円筒状の外筒部材で
あり、外筒部材d8の上面にターンテーブルYが取着さ
れている。従って、モーターd6を、適宜、間欠駆動す
ることにより、モーターd6の出力軸d6’に取着され
た平歯車d7及び中空回転軸d1に取着された平歯車d
5を介して、中空回転軸d1に取着された外筒部材d8
の上面に取着されたターンテーブルYを間欠回転するよ
うに構成されている。
【0042】略円筒状の外筒部材d8の下部円筒部d
8’には、ターンテーブルYに配設された枠部材Cの数
に応じた透孔d9が穿設されており、透孔d9には、そ
れぞれ、上述した枠部材Cの外枠c2のターンテーブル
Y側側壁に穿設された透孔c9に取着されたパイプc
9’に連結されたダクトn1が連結されている。
8’には、ターンテーブルYに配設された枠部材Cの数
に応じた透孔d9が穿設されており、透孔d9には、そ
れぞれ、上述した枠部材Cの外枠c2のターンテーブル
Y側側壁に穿設された透孔c9に取着されたパイプc
9’に連結されたダクトn1が連結されている。
【0043】n2は、袋詰め装置の上部フレームd4上
に取着された吸引装置Nの内筒部材であり、内筒部材n
2の中心部には、中空回転軸d1が挿入される縦孔n3
が穿設されている。内筒部材n2の周面には、周方向に
凹部n4が設けられており、そして、凹部n4を覆うよ
うに、凹部n4に通ずる横長の空気溝n5’が穿設され
たリング部材n5が、内筒部材n2にネジ或いは溶接等
の適当な固着手段により取着されている。また、n6
は、内筒部材n2の中心部から外れた位置に、内筒部材
n2の下面から凹部n4に通ずるように穿設された透孔
であり、透孔n6は、下部フレームd2と上部フレーム
d4間の適当な位置に配設された吸引ポンプn7にダク
トn8を介して連結されている。
に取着された吸引装置Nの内筒部材であり、内筒部材n
2の中心部には、中空回転軸d1が挿入される縦孔n3
が穿設されている。内筒部材n2の周面には、周方向に
凹部n4が設けられており、そして、凹部n4を覆うよ
うに、凹部n4に通ずる横長の空気溝n5’が穿設され
たリング部材n5が、内筒部材n2にネジ或いは溶接等
の適当な固着手段により取着されている。また、n6
は、内筒部材n2の中心部から外れた位置に、内筒部材
n2の下面から凹部n4に通ずるように穿設された透孔
であり、透孔n6は、下部フレームd2と上部フレーム
d4間の適当な位置に配設された吸引ポンプn7にダク
トn8を介して連結されている。
【0044】凹部n4に通ずる横長の空気溝n5’が穿
設されたリング部材n5が嵌着された内筒部材n2は、
外筒部材d8の下部円筒部d8’内に、密閉状態に挿着
されており、吸引ポンプn7を駆動し、ダクトn8を介
して凹部n4の空気を吸引すことにより、ダクトn1を
介してリング部材n5の空気溝n5’と連通している枠
部材Cの内枠c1と外枠c2間の空気を吸引し、内枠c
1の側壁に穿設された空気孔c1’に吸引力を作用させ
ることができるように構成されている。従って、内枠c
1の側壁に穿設された空気孔c1’に吸引力が作用して
いる状態で、上述したように、内枠c1に、袋Bを吸着
保持したへら状部材t1を挿入するとともに、へら状部
材t1の空気孔からの吸引空気を噴出空気に切り換え
て、吸着保持されている袋Bをへら状部材t1から離す
ことにより、内枠c1の内壁に袋Bを吸着することがで
きる。
設されたリング部材n5が嵌着された内筒部材n2は、
外筒部材d8の下部円筒部d8’内に、密閉状態に挿着
されており、吸引ポンプn7を駆動し、ダクトn8を介
して凹部n4の空気を吸引すことにより、ダクトn1を
介してリング部材n5の空気溝n5’と連通している枠
部材Cの内枠c1と外枠c2間の空気を吸引し、内枠c
1の側壁に穿設された空気孔c1’に吸引力を作用させ
ることができるように構成されている。従って、内枠c
1の側壁に穿設された空気孔c1’に吸引力が作用して
いる状態で、上述したように、内枠c1に、袋Bを吸着
保持したへら状部材t1を挿入するとともに、へら状部
材t1の空気孔からの吸引空気を噴出空気に切り換え
て、吸着保持されている袋Bをへら状部材t1から離す
ことにより、内枠c1の内壁に袋Bを吸着することがで
きる。
【0045】上述したように、枠部材Cへの袋Bの挿入
作業の際には、内枠c1の側壁に穿設された空気孔c
1’に吸引力を作用させて、袋Bを内枠c1の内壁に吸
着させる必要があり、また、袋Bへの被包装物Vの充填
作業の際にも、充填作業を確実に行うために、袋Bを内
枠c1の内壁に吸着保持させておくことが好ましいの
で、袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作業が
行われる位置Y1及び袋Bへの被包装物Vの充填作業が
行われる位置Y2において、内枠c1の側壁に穿設され
た空気孔c1’に吸引力が作用するように、リング部材
n5には横長の空気溝n5’が穿設されている。枠部材
Cへの袋Bの挿入作業及び袋Bへの被包装物Vの充填作
業以外の作業位置においては、内枠c1の側壁に穿設さ
れた空気孔c1’に作用する吸引力を解除する必要があ
るので、リング部材n5には、内筒部材n2の凹部n4
に通ずる溝或いは孔等は穿設されていない。
作業の際には、内枠c1の側壁に穿設された空気孔c
1’に吸引力を作用させて、袋Bを内枠c1の内壁に吸
着させる必要があり、また、袋Bへの被包装物Vの充填
作業の際にも、充填作業を確実に行うために、袋Bを内
枠c1の内壁に吸着保持させておくことが好ましいの
で、袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作業が
行われる位置Y1及び袋Bへの被包装物Vの充填作業が
行われる位置Y2において、内枠c1の側壁に穿設され
た空気孔c1’に吸引力が作用するように、リング部材
n5には横長の空気溝n5’が穿設されている。枠部材
Cへの袋Bの挿入作業及び袋Bへの被包装物Vの充填作
業以外の作業位置においては、内枠c1の側壁に穿設さ
れた空気孔c1’に作用する吸引力を解除する必要があ
るので、リング部材n5には、内筒部材n2の凹部n4
に通ずる溝或いは孔等は穿設されていない。
【0046】モーターd6を、適宜、間欠駆動すること
により、中空回転軸d1を回転させてターンテーブルY
が取着された外筒部材d8を間欠回転させ、外筒部材d
8の下部円筒部d8’に穿設された透孔d9が、上部フ
レームd4上に固定されている内筒部材n2に取着され
たリング部材n5の空気溝n5’と連通した場合に、上
述したように、内枠c1の側壁に穿設された空気孔c
1’に吸引力が作用するように構成されている。
により、中空回転軸d1を回転させてターンテーブルY
が取着された外筒部材d8を間欠回転させ、外筒部材d
8の下部円筒部d8’に穿設された透孔d9が、上部フ
レームd4上に固定されている内筒部材n2に取着され
たリング部材n5の空気溝n5’と連通した場合に、上
述したように、内枠c1の側壁に穿設された空気孔c
1’に吸引力が作用するように構成されている。
【0047】図9において、d10は、中空回転軸d1
に挿入された垂直ロッドであり、垂直ロッドd10の上
端は中空回転軸d1から所定量突出しており、中空回転
軸d1から突出した垂直ロッドd10には、先端にホッ
パーPが取着された水平ロッドd11が、ボスd11’
等により取り外し可能に取着されている。d12は、垂
直ロッドd10の下端部に当接する、図示されていない
モーター等の適当な駆動手段により回転されるカムであ
り、カムd12を回転させることにより、垂直ロッドd
10を上下動できるように構成されている。従って、タ
ーンテーブルYの間欠回転により、袋Bへの被包装物V
の充填作業が行われる位置Y2に移動した枠部材Cの上
方に位置するホッパーPを、カムd12を、適宜、回転
させることにより、垂直ロッドd10を下動させて、図
2(b)に示されているように、ホッパー口p1を袋B
の袋口B’に挿入し、袋B内に被包装物Vを充填すると
ともに、袋B内への被包装物Vの充填が終了した場合に
は、カムd12を、適宜、回転させることにより、垂直
ロッドd10を上動させてホッパーPを、枠部材Cの上
方の待機位置に移動させることができるように構成され
ている。
に挿入された垂直ロッドであり、垂直ロッドd10の上
端は中空回転軸d1から所定量突出しており、中空回転
軸d1から突出した垂直ロッドd10には、先端にホッ
パーPが取着された水平ロッドd11が、ボスd11’
等により取り外し可能に取着されている。d12は、垂
直ロッドd10の下端部に当接する、図示されていない
モーター等の適当な駆動手段により回転されるカムであ
り、カムd12を回転させることにより、垂直ロッドd
10を上下動できるように構成されている。従って、タ
ーンテーブルYの間欠回転により、袋Bへの被包装物V
の充填作業が行われる位置Y2に移動した枠部材Cの上
方に位置するホッパーPを、カムd12を、適宜、回転
させることにより、垂直ロッドd10を下動させて、図
2(b)に示されているように、ホッパー口p1を袋B
の袋口B’に挿入し、袋B内に被包装物Vを充填すると
ともに、袋B内への被包装物Vの充填が終了した場合に
は、カムd12を、適宜、回転させることにより、垂直
ロッドd10を上動させてホッパーPを、枠部材Cの上
方の待機位置に移動させることができるように構成され
ている。
【0048】次に、袋口折り畳み装置U及び封着装置G
の要部斜視図である図11及び袋口の折り畳み順序を示
す工程図である図12を用いて、袋口折り畳み装置U、
封着装置G及び袋口の折り畳み方法について説明する。
の要部斜視図である図11及び袋口の折り畳み順序を示
す工程図である図12を用いて、袋口折り畳み装置U、
封着装置G及び袋口の折り畳み方法について説明する。
【0049】u1は、上述した垂直ロッドd10に取着
された上下動可能なフレームであり、フレームu1の垂
直壁u1’の下端部には、板材で形成された下方が開放
された略コの字状の1対の挿入片u2、u3が、蝶番u
2’、u3’により垂下されている。挿入片u2、u3
は、袋Bに挿入できるような大きさに形成されており、
また、挿入片u2、u3は、外力が加わらない場合に、
所定の間隙をおいて配置されており、外力が加わった場
合には、蝶番u2’、u3’を中心に、お互いに接近す
る方向に回動することができるように構成されている。
された上下動可能なフレームであり、フレームu1の垂
直壁u1’の下端部には、板材で形成された下方が開放
された略コの字状の1対の挿入片u2、u3が、蝶番u
2’、u3’により垂下されている。挿入片u2、u3
は、袋Bに挿入できるような大きさに形成されており、
また、挿入片u2、u3は、外力が加わらない場合に、
所定の間隙をおいて配置されており、外力が加わった場
合には、蝶番u2’、u3’を中心に、お互いに接近す
る方向に回動することができるように構成されている。
【0050】u4及びu5は、挿入片u2、u3の間隙
に挿入可能なような厚さを有する略くの字状の押し部材
であり、押し部材u4、u5は、挿入片u2、u3を挟
んで対向するように配設されている。u6及びu7は、
それぞれ、押し部材u4、u5の上端部に取着された互
いに螺合する歯車であり、一方の歯車u7の軸u7’
は、フレームu1の中間垂直壁u1”に、図示されてい
ない軸受けを介して回転自在に配設されており、もう一
方の歯車u6の軸u6’は、フレームu1の中間垂直壁
u1”を貫通して延びており、軸u6’の端部にはレバ
ーu8が取着されている。そして、レバーu8の自由端
には、フレームu1に配設されたシリンダーu9のピス
トンロッドu9’が取着されている。従って、シリンダ
ーu9を作動させて、ピストンロッドu9’を、適宜、
進出或いは後退させることにより、レバーu8を回転さ
せ、軸u6’を介してレバーu8に取着され歯車u6及
び歯車u6に螺合する歯車u7を回転させて、押し部材
u4、u5を、互いに、挿入片u2、u3の間隙に挿入
するような接近方向に或いは離反方向に回動できるよう
に構成されている。
に挿入可能なような厚さを有する略くの字状の押し部材
であり、押し部材u4、u5は、挿入片u2、u3を挟
んで対向するように配設されている。u6及びu7は、
それぞれ、押し部材u4、u5の上端部に取着された互
いに螺合する歯車であり、一方の歯車u7の軸u7’
は、フレームu1の中間垂直壁u1”に、図示されてい
ない軸受けを介して回転自在に配設されており、もう一
方の歯車u6の軸u6’は、フレームu1の中間垂直壁
u1”を貫通して延びており、軸u6’の端部にはレバ
ーu8が取着されている。そして、レバーu8の自由端
には、フレームu1に配設されたシリンダーu9のピス
トンロッドu9’が取着されている。従って、シリンダ
ーu9を作動させて、ピストンロッドu9’を、適宜、
進出或いは後退させることにより、レバーu8を回転さ
せ、軸u6’を介してレバーu8に取着され歯車u6及
び歯車u6に螺合する歯車u7を回転させて、押し部材
u4、u5を、互いに、挿入片u2、u3の間隙に挿入
するような接近方向に或いは離反方向に回動できるよう
に構成されている。
【0051】u10及びu11は、挿入片u2、u3及
び押し部材u4、u5の下方に配設された略水平状の挟
み部材であり、挟み部材u10、u11の一方の端部の
垂直部u10’、u11’には互いに螺合する歯車u1
2、u13が配設されている。一方の歯車u12の軸u
12’は、図示されていない軸受けを介して袋口折り畳
み装置Uのフレームu14に回転自在に取着されてお
り、もう一方の歯車u13の軸u13’は、フレームu
14を貫通して延びており、軸u13’の端部にはレバ
ーu15が取着されている。そして、レバーu15の自
由端は、フレームu14に配設されたシリンダーu16
のピストンロッドu16’の先端に取着されている。従
って、シリンダーu16を作動させて、ピストンロッド
u16’を、適宜、進出或いは後退させることにより、
レバーu15を回転させ、軸u13’を介して歯車u1
3及び歯車u13に螺合する歯車u12を回転させて、
挟み部材u10、u11を、互いに、接近方向に或いは
離反方向に回動できるように構成されている。
び押し部材u4、u5の下方に配設された略水平状の挟
み部材であり、挟み部材u10、u11の一方の端部の
垂直部u10’、u11’には互いに螺合する歯車u1
2、u13が配設されている。一方の歯車u12の軸u
12’は、図示されていない軸受けを介して袋口折り畳
み装置Uのフレームu14に回転自在に取着されてお
り、もう一方の歯車u13の軸u13’は、フレームu
14を貫通して延びており、軸u13’の端部にはレバ
ーu15が取着されている。そして、レバーu15の自
由端は、フレームu14に配設されたシリンダーu16
のピストンロッドu16’の先端に取着されている。従
って、シリンダーu16を作動させて、ピストンロッド
u16’を、適宜、進出或いは後退させることにより、
レバーu15を回転させ、軸u13’を介して歯車u1
3及び歯車u13に螺合する歯車u12を回転させて、
挟み部材u10、u11を、互いに、接近方向に或いは
離反方向に回動できるように構成されている。
【0052】次に、上述したような構成を有する袋口折
り畳み装置Uの袋口の折り畳み順序を、主として、図1
2を用いて説明する。
り畳み装置Uの袋口の折り畳み順序を、主として、図1
2を用いて説明する。
【0053】被包装物Vが充填された袋Bが挿入され、
また、第1カムFによる垂直ロッドe2の上昇により、
図2(c)に示されているように、垂直ロッドe2の載
置部e1に載置されている袋Bの上部が枠部材Cから突
出している状態の枠部材Cが、ターンテーブルYの間欠
回転により、袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り
畳み作業が行われる位置Y4に移動した場合には、図1
2(a)に示されている待機位置から、フレームu1を
下動させて、図12(b)に示されているように、挿入
片u2、u3を袋Bの袋口B’に挿入する。この際に
は、押し部材u4、u5は袋Bに接触しないように、外
側に開いている。
また、第1カムFによる垂直ロッドe2の上昇により、
図2(c)に示されているように、垂直ロッドe2の載
置部e1に載置されている袋Bの上部が枠部材Cから突
出している状態の枠部材Cが、ターンテーブルYの間欠
回転により、袋口折り畳み装置Uによる袋口B’の折り
畳み作業が行われる位置Y4に移動した場合には、図1
2(a)に示されている待機位置から、フレームu1を
下動させて、図12(b)に示されているように、挿入
片u2、u3を袋Bの袋口B’に挿入する。この際に
は、押し部材u4、u5は袋Bに接触しないように、外
側に開いている。
【0054】挿入片u2、u3を袋Bの袋口B’に挿入
した後、シリンダーu9を作動させて、ピストンロッド
u9’を進出させることにより、レバーu8を回転さ
せ、軸u6’を介してレバーu8に取着され歯車u6及
び歯車u6に螺合する歯車u7を回転させることによ
り、押し部材u4、u5を接近させて、図12(c)に
示されているように、挿入片u2、u3と押し部材u
4、u5との間に位置する袋Bの袋口B’の短辺をV字
型に折り畳む。
した後、シリンダーu9を作動させて、ピストンロッド
u9’を進出させることにより、レバーu8を回転さ
せ、軸u6’を介してレバーu8に取着され歯車u6及
び歯車u6に螺合する歯車u7を回転させることによ
り、押し部材u4、u5を接近させて、図12(c)に
示されているように、挿入片u2、u3と押し部材u
4、u5との間に位置する袋Bの袋口B’の短辺をV字
型に折り畳む。
【0055】次いで、シリンダーu16を作動させて、
ピストンロッドu16’を進出させることにより、レバ
ーu15を回転させ、軸u13’を介して歯車u13及
び歯車u13に螺合する歯車u12を回転させることに
より、挟み部材u10、u11を、互いに接近させて、
図12(d)に示されているように、袋口B’の下方部
分を挟み部材u10、u11により挟持する。
ピストンロッドu16’を進出させることにより、レバ
ーu15を回転させ、軸u13’を介して歯車u13及
び歯車u13に螺合する歯車u12を回転させることに
より、挟み部材u10、u11を、互いに接近させて、
図12(d)に示されているように、袋口B’の下方部
分を挟み部材u10、u11により挟持する。
【0056】その後、袋口B’の下方部分を挟み部材u
10、u11により挟持したまま、シリンダーu9を作
動させて、ピストンロッドu9’を後退させることによ
り、押し部材u4、u5を互いに離反する方向に回動さ
せるとともに、フレームu1を上動させて、挿入片u
2、u3を袋Bの袋口B’から抜き取る。なお、袋口
B’が折り畳まれた後に、枠部材Cを次工程の封着作業
位置に移動させる際に、袋口B’の折り畳み状態が崩れ
ることなく、しかも、挟み部材u10、u11による挟
持が強すぎるために袋口B’が変形したりしないよう
に、袋口B’の下方部分を挟持している挟み部材u10
と挟み部材u11とには適当な間隔が設けられている。
10、u11により挟持したまま、シリンダーu9を作
動させて、ピストンロッドu9’を後退させることによ
り、押し部材u4、u5を互いに離反する方向に回動さ
せるとともに、フレームu1を上動させて、挿入片u
2、u3を袋Bの袋口B’から抜き取る。なお、袋口
B’が折り畳まれた後に、枠部材Cを次工程の封着作業
位置に移動させる際に、袋口B’の折り畳み状態が崩れ
ることなく、しかも、挟み部材u10、u11による挟
持が強すぎるために袋口B’が変形したりしないよう
に、袋口B’の下方部分を挟持している挟み部材u10
と挟み部材u11とには適当な間隔が設けられている。
【0057】次いで、ターンテーブルYを間欠回転させ
ることにより、折り畳み作業が終了した袋Bが挿入され
ている枠部材Cを、折り畳み作業が行われる位置Y4か
ら、袋口B’の封着位置Y5に移動させる。この枠部材
Cの移動の際に、枠部材Cから突出している折り畳まれ
た袋口B’は、挟み部材u10、u11による挟持か
ら、挟み部材u10、u11と略同じ高さにフレームu
14に取着された先端が八の字状に拡がった水平な折り
畳み側案内棒u17、u18による挟持に移されながら
封着位置Y5に移動する。
ることにより、折り畳み作業が終了した袋Bが挿入され
ている枠部材Cを、折り畳み作業が行われる位置Y4か
ら、袋口B’の封着位置Y5に移動させる。この枠部材
Cの移動の際に、枠部材Cから突出している折り畳まれ
た袋口B’は、挟み部材u10、u11による挟持か
ら、挟み部材u10、u11と略同じ高さにフレームu
14に取着された先端が八の字状に拡がった水平な折り
畳み側案内棒u17、u18による挟持に移されながら
封着位置Y5に移動する。
【0058】図11において、g1は、封着装置Gの水
平フレームg2の先端部に配設された平面形状略コの字
状のフレームであり、フレームg1には、枠部材Cの移
動方向に沿って所定の間隔を置いて、下端部にシールバ
ーg3、g4が取着された回動枠g5、g6が、フレー
ムg1に取着された軸g5’、g6’に枢着されてい
る。フレームg1の一方の側壁には上下方向に2個の縦
長溝g7、g8が穿設されており、上方に位置する縦長
溝g7には、先端部が回動枠g5に取着された水平ロッ
ドg9が挿入されており、また、下方に位置する縦長溝
g8には、先端部が回動枠g6に取着された水平ロッド
g10が挿入されている。そして、水平ロッドg9、g
10の他端は、水平フレームg2に配設されたロータリ
ーアクチュエーターg11の出力軸に取着された回転枠
g12の両端部に取着された短軸g12’、g12”
に、それぞれ枢着されている。g13及びg14は、フ
レームu14に取着された袋口B’の折り畳み状態を維
持するように袋Bの上部を挟持し案内する、折り畳み側
案内棒u17、u18と同様の平行な封着側案内棒であ
り、シールバーg3、g4より若干下方に位置するよう
に配置されている。なお、折り畳み側案内棒u17、u
18と封着側案内棒g13、g14とを一体の棒状体で
形成することが好ましい。
平フレームg2の先端部に配設された平面形状略コの字
状のフレームであり、フレームg1には、枠部材Cの移
動方向に沿って所定の間隔を置いて、下端部にシールバ
ーg3、g4が取着された回動枠g5、g6が、フレー
ムg1に取着された軸g5’、g6’に枢着されてい
る。フレームg1の一方の側壁には上下方向に2個の縦
長溝g7、g8が穿設されており、上方に位置する縦長
溝g7には、先端部が回動枠g5に取着された水平ロッ
ドg9が挿入されており、また、下方に位置する縦長溝
g8には、先端部が回動枠g6に取着された水平ロッド
g10が挿入されている。そして、水平ロッドg9、g
10の他端は、水平フレームg2に配設されたロータリ
ーアクチュエーターg11の出力軸に取着された回転枠
g12の両端部に取着された短軸g12’、g12”
に、それぞれ枢着されている。g13及びg14は、フ
レームu14に取着された袋口B’の折り畳み状態を維
持するように袋Bの上部を挟持し案内する、折り畳み側
案内棒u17、u18と同様の平行な封着側案内棒であ
り、シールバーg3、g4より若干下方に位置するよう
に配置されている。なお、折り畳み側案内棒u17、u
18と封着側案内棒g13、g14とを一体の棒状体で
形成することが好ましい。
【0059】折り畳み側案内棒u17、u18により挟
持されながら封着位置Y5方向に移動する枠部材Cに挿
入されている袋Bの折り畳まれた袋口B’は、折り畳み
側案内棒u17、u18に引き続いて封着側案内棒g1
3、g14に案内されて、回動枠g5、g6の下端部に
取着されたシールバーg3、g4の間に配置される。次
いで、ロータリーアクチュエーターg11を作動させ
て、回転枠g12を、図9において時計方向に回動させ
て、シールバーg3、g4を接近させることにより、折
り畳まれた袋口B’を熱封着する。熱封着の終了後は、
ロータリーアクチュエーターg11を作動させて、回転
枠g12を、図11において反時計方向に回動させて、
シールバーg3、g4を離反させる。
持されながら封着位置Y5方向に移動する枠部材Cに挿
入されている袋Bの折り畳まれた袋口B’は、折り畳み
側案内棒u17、u18に引き続いて封着側案内棒g1
3、g14に案内されて、回動枠g5、g6の下端部に
取着されたシールバーg3、g4の間に配置される。次
いで、ロータリーアクチュエーターg11を作動させ
て、回転枠g12を、図9において時計方向に回動させ
て、シールバーg3、g4を接近させることにより、折
り畳まれた袋口B’を熱封着する。熱封着の終了後は、
ロータリーアクチュエーターg11を作動させて、回転
枠g12を、図11において反時計方向に回動させて、
シールバーg3、g4を離反させる。
【0060】上述したように、封着装置Gにより袋口
B’が封着された袋Bが収納された枠部材Cは、ターン
テーブルYの間欠回転により、袋落下位置Y6に移動す
るが、袋落下位置Y6に至る前に、図3(a)に示され
ているように、袋載置部材Eの垂直ロッドe2が、下方
に湾曲している第1カムFに載置され下方に移動し、袋
Bを載置している袋載置部材Eの載置部e1を下動させ
て袋Bを落下準備位置に移動させる。次いで、更に、枠
部材Cが移動した位置においては、図3(b)に示され
ているように、第1カムF及びレールRが欠如している
ために、底部押圧部材c4のカムローラc4”がレール
Rから外れるとともに、袋載置部材Eのカムローラe
2’も第1カムFから外れるので、従って、枠部材Cの
外枠c2の底部c2’が、支点c3を中心に回動して底
部c2’が開放され、被包装物Vが充填された袋Bが落
下する。
B’が封着された袋Bが収納された枠部材Cは、ターン
テーブルYの間欠回転により、袋落下位置Y6に移動す
るが、袋落下位置Y6に至る前に、図3(a)に示され
ているように、袋載置部材Eの垂直ロッドe2が、下方
に湾曲している第1カムFに載置され下方に移動し、袋
Bを載置している袋載置部材Eの載置部e1を下動させ
て袋Bを落下準備位置に移動させる。次いで、更に、枠
部材Cが移動した位置においては、図3(b)に示され
ているように、第1カムF及びレールRが欠如している
ために、底部押圧部材c4のカムローラc4”がレール
Rから外れるとともに、袋載置部材Eのカムローラe
2’も第1カムFから外れるので、従って、枠部材Cの
外枠c2の底部c2’が、支点c3を中心に回動して底
部c2’が開放され、被包装物Vが充填された袋Bが落
下する。
【0061】被包装物Vが充填された袋Bが落下して空
になった枠部材Cが、ターンテーブルYの間欠回転によ
り、更に移動すると、枠部材Cの外枠c2の底部c2’
は、下方に湾曲した端部f1’を有する第2カムF’に
当接して、図3(c)に示されているように、支点c3
を中心に上方に回動されて外枠c2の底部c2’を閉じ
るとともに、再度、底部押圧部材c4のカムローラc
4”がレールR上に載置されるので、枠部材Cの外枠c
2の底部c2’が閉じた状態に維持され、また、袋載置
部材Eのカムローラe2’も第1カムF上に載置され
る。空になり外枠c2の底部c2’が閉じられ枠部材C
は、ターンテーブルYの間欠回転により、上述したよう
な最初の袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作
業位置Y1に戻され、再度、袋詰め作業が行われること
になる。なお、袋載置部材Eのカムローラe2’の第1
カムF上への載置を容易にするために、第1カムFの先
端は下方に湾曲されている。
になった枠部材Cが、ターンテーブルYの間欠回転によ
り、更に移動すると、枠部材Cの外枠c2の底部c2’
は、下方に湾曲した端部f1’を有する第2カムF’に
当接して、図3(c)に示されているように、支点c3
を中心に上方に回動されて外枠c2の底部c2’を閉じ
るとともに、再度、底部押圧部材c4のカムローラc
4”がレールR上に載置されるので、枠部材Cの外枠c
2の底部c2’が閉じた状態に維持され、また、袋載置
部材Eのカムローラe2’も第1カムF上に載置され
る。空になり外枠c2の底部c2’が閉じられ枠部材C
は、ターンテーブルYの間欠回転により、上述したよう
な最初の袋搬送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作
業位置Y1に戻され、再度、袋詰め作業が行われること
になる。なお、袋載置部材Eのカムローラe2’の第1
カムF上への載置を容易にするために、第1カムFの先
端は下方に湾曲されている。
【0062】次に、位置Y2においる袋Bへの被包装物
Vの充填作業に次いで、位置Y3において、必要に応じ
て行われるオプション作業である袋Bへの被包装物Vの
詰め込み作業について、詰め込み装置Mの一部断面を含
む正面図である図13を用いて説明する。
Vの充填作業に次いで、位置Y3において、必要に応じ
て行われるオプション作業である袋Bへの被包装物Vの
詰め込み作業について、詰め込み装置Mの一部断面を含
む正面図である図13を用いて説明する。
【0063】図13(a)において、m1は、枠部材C
の底部c2’に穿設された孔c2”に挿着された袋載置
部材Eの垂直ロッドe2のカムローラe2’が載置され
ているロッドであり、ロッドm1は、袋詰め装置の適当
なフレームm2に嵌着されたボスm3のボス孔m3’に
上下動可能に挿着されている。m4は、袋詰め装置の適
当な機台部分に配設された図示されていないモーターに
より回転駆動される円板であり、円板m4の周囲には、
適当数の棒体m4’が突設されている。そして、円板m
4を、図13(a)において時計方向に回転させること
により、円板m4に突設された棒体m4’がロッドm1
の下端部に当接して、ロッドm1を押し上げ、また、押
し上げられたロッドm1の下端部が棒体m4’から外れ
ることによりロッドm1が落下し、従って、ロッドm1
が上下動することになる。このようなロッドm1の上下
動により垂直ロッドe2が上下動するので、垂直ロッド
e2に取着された載置部e1に載置されている袋Bが上
下動にタッピングされ、袋B内に充填された被包装物V
が、袋Bに詰め込まれることになる。
の底部c2’に穿設された孔c2”に挿着された袋載置
部材Eの垂直ロッドe2のカムローラe2’が載置され
ているロッドであり、ロッドm1は、袋詰め装置の適当
なフレームm2に嵌着されたボスm3のボス孔m3’に
上下動可能に挿着されている。m4は、袋詰め装置の適
当な機台部分に配設された図示されていないモーターに
より回転駆動される円板であり、円板m4の周囲には、
適当数の棒体m4’が突設されている。そして、円板m
4を、図13(a)において時計方向に回転させること
により、円板m4に突設された棒体m4’がロッドm1
の下端部に当接して、ロッドm1を押し上げ、また、押
し上げられたロッドm1の下端部が棒体m4’から外れ
ることによりロッドm1が落下し、従って、ロッドm1
が上下動することになる。このようなロッドm1の上下
動により垂直ロッドe2が上下動するので、垂直ロッド
e2に取着された載置部e1に載置されている袋Bが上
下動にタッピングされ、袋B内に充填された被包装物V
が、袋Bに詰め込まれることになる。
【0064】図13(b)は、詰め込み装置Mの別の実
施例であり、m5は、袋口B’に挿入可能なプッシャー
m6が先端に取着された押し出し棒であり、押し出し棒
m5は、上述したカムd12により上下動する垂直ロッ
ドd10に取り外し自在に取り付けられている。従っ
て、オプション作業位置Y3に位置する被包装物Vが充
填された袋B内に、垂直ロッドd10を下動させること
により押し出し棒m5を押し下げて、押し出し棒m5の
先端に取着されたプッシャーm6により袋B内に充填さ
れた被包装物Vを、詰め込むように構成されている。
施例であり、m5は、袋口B’に挿入可能なプッシャー
m6が先端に取着された押し出し棒であり、押し出し棒
m5は、上述したカムd12により上下動する垂直ロッ
ドd10に取り外し自在に取り付けられている。従っ
て、オプション作業位置Y3に位置する被包装物Vが充
填された袋B内に、垂直ロッドd10を下動させること
により押し出し棒m5を押し下げて、押し出し棒m5の
先端に取着されたプッシャーm6により袋B内に充填さ
れた被包装物Vを、詰め込むように構成されている。
【0065】なお、上述した実施例においては、袋Bの
斜視図である図14に示されているように、袋Bの両短
辺b1、b2の袋口B’が中央部においてV字状に袋B
内に折り込まれているとともに、両短辺b1、b2の中
央部に垂直状の襞b1’、b2’が設けられている袋B
を使用した例が示されているが、本発明は、このような
V字状の折り込みを有しない通常の角袋等の種々の形状
の袋にも適用することができるものであり、また、必要
に応じて、上述した封着装置Gに代えて、袋Bの袋口
B’をギャザー状にまとめて針金材により閉じる封着装
置を使用することができ、更には、ターンテーブルY
に、被包装物Vが充填された袋B内を減圧する減圧作業
位置を設け、袋口B’の封着作業に先立って袋Bを減圧
することもできる。
斜視図である図14に示されているように、袋Bの両短
辺b1、b2の袋口B’が中央部においてV字状に袋B
内に折り込まれているとともに、両短辺b1、b2の中
央部に垂直状の襞b1’、b2’が設けられている袋B
を使用した例が示されているが、本発明は、このような
V字状の折り込みを有しない通常の角袋等の種々の形状
の袋にも適用することができるものであり、また、必要
に応じて、上述した封着装置Gに代えて、袋Bの袋口
B’をギャザー状にまとめて針金材により閉じる封着装
置を使用することができ、更には、ターンテーブルY
に、被包装物Vが充填された袋B内を減圧する減圧作業
位置を設け、袋口B’の封着作業に先立って袋Bを減圧
することもできる。
【0066】また、必ずしも、上述した袋詰め装置に袋
口折り畳み装置U或いは封着装置Gを配設する必要はな
く、被包装物Vの充填後、枠部材Cの外枠c2の底部c
2’を開放して、被包装物Vが充填された袋Bを、例え
ば、バケットコンベヤーに投下し、次いで、別に配設さ
れた袋口折り畳み装置或いは封着装置により、袋口の折
り畳み或いは袋口の封着を行うように構成することもで
きる。
口折り畳み装置U或いは封着装置Gを配設する必要はな
く、被包装物Vの充填後、枠部材Cの外枠c2の底部c
2’を開放して、被包装物Vが充填された袋Bを、例え
ば、バケットコンベヤーに投下し、次いで、別に配設さ
れた袋口折り畳み装置或いは封着装置により、袋口の折
り畳み或いは袋口の封着を行うように構成することもで
きる。
【0067】更に、上述した実施例においては、間欠回
転可能なモーターd6によりターンテーブルYを間欠回
転させた例が示されているが、ゼネバ歯車等を使用した
間欠機構により間欠回転させることもできる。
転可能なモーターd6によりターンテーブルYを間欠回
転させた例が示されているが、ゼネバ歯車等を使用した
間欠機構により間欠回転させることもできる。
【0068】更にまた、上述した実施例においては、間
欠回転するターンテーブルYに枠部材Cを配設し、袋搬
送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作業、袋Bへの
被包装物Vの充填作業、袋口折り畳み装置Uによる袋口
B’の折り畳み作業、封着装置Gによる袋口B’の封着
作業、被包装物Vが充填された袋Bの枠部材Cからの落
下作業或いは枠部材Cの復帰作業等の各作業を行うよう
にした例が示されているが、ターンテーブルYに代え
て、直線状に配置された間欠移動可能なコンベヤー上
で、このような作業を行うように構成することもでき
る。
欠回転するターンテーブルYに枠部材Cを配設し、袋搬
送装置Tによる枠部材Cへの袋Bの挿入作業、袋Bへの
被包装物Vの充填作業、袋口折り畳み装置Uによる袋口
B’の折り畳み作業、封着装置Gによる袋口B’の封着
作業、被包装物Vが充填された袋Bの枠部材Cからの落
下作業或いは枠部材Cの復帰作業等の各作業を行うよう
にした例が示されているが、ターンテーブルYに代え
て、直線状に配置された間欠移動可能なコンベヤー上
で、このような作業を行うように構成することもでき
る。
【0069】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0070】袋を空気孔が穿設された内枠に挿入し内枠
の内壁に吸着させるようにしたので、袋の開口部を含め
袋を略全体に亘って開くことができるので、被包装物の
充填作業が確実に、また、迅速に行えるとともに、充填
される被包装物による袋の損傷を防止することができ
る。
の内壁に吸着させるようにしたので、袋の開口部を含め
袋を略全体に亘って開くことができるので、被包装物の
充填作業が確実に、また、迅速に行えるとともに、充填
される被包装物による袋の損傷を防止することができ
る。
【0071】袋を空気孔が穿設された内枠に挿入し内枠
の内壁に吸着させるとともに、袋の下端部を保持するよ
うにしたので、被包装物の充填により重くなっても袋が
損傷されることがなく、また、従来の袋の上端部をクラ
ンプした場合に生ずるクランプ部材からの袋の落下等の
問題を解消することができる。
の内壁に吸着させるとともに、袋の下端部を保持するよ
うにしたので、被包装物の充填により重くなっても袋が
損傷されることがなく、また、従来の袋の上端部をクラ
ンプした場合に生ずるクランプ部材からの袋の落下等の
問題を解消することができる。
【0072】枠部材を構成する外枠の底部を開放するこ
とにより被包装物が充填された袋を落下させるように構
成したので、枠部材からの袋の取り出しを迅速にしかも
確実に行うことができるとともに、袋の上部をクランプ
して取り出す場合に惹起される袋の損傷或いは取り出し
ミス等を防止することができる。
とにより被包装物が充填された袋を落下させるように構
成したので、枠部材からの袋の取り出しを迅速にしかも
確実に行うことができるとともに、袋の上部をクランプ
して取り出す場合に惹起される袋の損傷或いは取り出し
ミス等を防止することができる。
【0073】被包装物が充填された袋の開口部の折り畳
み或いは封着に先立って、袋の下端部を持ち上げること
により枠部材から袋の開口部を突出するようにしたの
で、袋の開口部の折り畳み或いは封着を確実に行うこと
ができる。
み或いは封着に先立って、袋の下端部を持ち上げること
により枠部材から袋の開口部を突出するようにしたの
で、袋の開口部の折り畳み或いは封着を確実に行うこと
ができる。
【0074】へら状部材の空気孔に吸引力を作用させて
へら状部材により袋を吸着保持して袋を面状態で保持す
るようにしたので、袋の損傷が防止できるとともに、確
実に袋を保持し搬送することができる。
へら状部材により袋を吸着保持して袋を面状態で保持す
るようにしたので、袋の損傷が防止できるとともに、確
実に袋を保持し搬送することができる。
【0075】袋内にへら状部材を挿入する際に、へら状
部材の空気孔から空気を噴出させるように構成したの
で、袋の開口を確実に行うことができるとともに、袋全
体を開口し、袋の奥までへら状部材を挿入することがで
きるので、へら状部材による袋の保持及び搬送を確実に
行うことができる。
部材の空気孔から空気を噴出させるように構成したの
で、袋の開口を確実に行うことができるとともに、袋全
体を開口し、袋の奥までへら状部材を挿入することがで
きるので、へら状部材による袋の保持及び搬送を確実に
行うことができる。
【図1】図1は本発明の袋詰め工程図である。
【図2】図2は図1に続く本発明の袋詰め工程図であ
る。
る。
【図3】図3は図2に続く本発明の袋詰め工程図であ
る。
る。
【図4】図4は本発明の袋詰め装置の平面図である。
【図5】図5は本発明の袋詰め装置の正面図である。
【図6】図6は本発明の袋詰め装置の一部正面図であ
る。
る。
【図7】図7はへら状部材等の拡大斜視図である。
【図8】図8は枠部材等の分解斜視図である。
【図9】図9は吸引装置等の断面を含む袋詰め装置の正
面図である。
面図である。
【図10】図10は吸引装置の要部拡大分解斜視図であ
る。
る。
【図11】図11は袋口折り畳み装置及び封着装置の要
部斜視図である。
部斜視図である。
【図12】図12は袋口の折り畳み順序を示す工程図で
ある。
ある。
【図13】図13は詰め込み装置の一部断面を含む正面
図である。
図である。
【図14】図14は本発明に使用される一例としての袋
の斜視図である。
の斜視図である。
B・・・・・・・・・袋 B’・・・・・・・・袋口 C・・・・・・・・・枠部材 E・・・・・・・・・袋載置部材 F・・・・・・・・・第1カム F’・・・・・・・・第2カム G・・・・・・・・・封着装置 H・・・・・・・・・袋収納装置 M・・・・・・・・・詰め込み装置 N・・・・・・・・・吸引装置 R・・・・・・・・・レール S・・・・・・・・・袋吸着装置 T・・・・・・・・・袋搬送装置 U・・・・・・・・・袋口折り畳み装置 V・・・・・・・・・被包装物 Y・・・・・・・・・ターンテーブル c1・・・・・・・・内枠 c1’・・・・・・・空気孔 c2・・・・・・・・外枠 c2’・・・・・・・底部 d1・・・・・・・・中空回転軸 d8・・・・・・・・外筒部材 e1・・・・・・・・載置部 e2・・・・・・・・垂直ロッド g12、g13・・・付着側案内棒 m4・・・・・・・・円板 m4’・・・・・・・棒体 m6・・・・・・・・プッシャー n2・・・・・・・・内筒部材 n5・・・・・・・・リング部材 s1・・・・・・・・吸着部材 t1・・・・・・・・へら状部材 u2、u3・・・・・挿入片 u4、u5・・・・・押し部材 u10、u11・・・挟み部材 u17、u18・・・折り畳み側案内棒
Claims (10)
- 【請求項1】空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可
能な底部を有する外枠とからなる枠部材の前記内枠に袋
を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引力を作用させて
内枠の内壁に袋を吸着させた後に、該袋に被包装物を充
填し、次いで、内枠の空気孔に作用する吸引力を解除し
た後、外枠の底部を開放することにより被包装物が充填
された袋を枠部材から落下するようにしたことを特徴と
する袋詰め方法。 - 【請求項2】空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可
能な底部を有する外枠とからなる枠部材の前記内枠に袋
を挿入し、次いで、内枠の空気孔に吸引力を作用させて
内枠の内壁に袋を吸着させた後、該袋に被包装物を充填
し、次いで、内枠の空気孔に作用する吸引力を解除した
後に、袋の下端部を持ち上げることにより枠部材から袋
の開口部を突出させ、その後、被包装物が充填された袋
の開口部の折り畳み或いは封着を行い、袋の開口部の折
り畳み或いは封着後、外枠の底部を開放することにより
被包装物が充填された袋を枠部材から落下するようにし
たことを特徴とする袋詰め方法。 - 【請求項3】袋内に空気孔が穿設されたへら状部材を挿
入するとともに、へら状部材の空気孔に吸引力を作用さ
せてへら状部材により袋を吸着保持し、次いで、袋を吸
着保持したへら状部材を、空気孔が穿設された底無しの
内枠及び開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
の前記内枠に挿入し、次いで、へら状部材の空気孔から
空気を噴出させるとともに、内枠の空気孔に吸引力を作
用させて内枠の内壁に袋を吸着させ、次いで、へら状部
材を内枠から取り出した後に、内枠の内壁に吸着されて
いる袋に被包装物を充填後、内枠の空気孔に作用する吸
引力を解除し、次いで、外枠の底部を開放することによ
り被包装物が充填された袋を枠部材から落下するように
したことを特徴とする袋詰め方法。 - 【請求項4】袋内に空気孔が穿設されたへら状部材を挿
入するとともに、へら状部材の空気孔に吸引力を作用さ
せてへら状部材により袋を吸着保持し、次いで、袋を吸
着保持したへら状部材を、空気孔が穿設された底無しの
内枠及び開閉可能な底部を有する外枠とからなる枠部材
の前記内枠に挿入し、次いで、へら状部材の空気孔から
空気を噴出させるとともに、内枠の空気孔に吸引力を作
用させて内枠の内壁に袋を吸着させ、次いで、へら状部
材を内枠から取り出した後に、内枠の内壁に吸着されて
いる袋に被包装物を充填後、内枠の空気孔に作用する吸
引力を解除し、次いで、袋の下端部を持ち上げることに
より枠部材から袋の開口部を突出させ、その後、被包装
物が充填された袋の開口部の折り畳み或いは封着を行
い、袋の開口部の折り畳み或いは封着後、外枠の底部を
開放することにより被包装物が充填された袋を枠部材か
ら落下するようにしたことを特徴とする袋詰め方法。 - 【請求項5】袋内に空気孔が穿設されたへら状部材を挿
入する際に、へら状部材の空気孔から空気を噴出させる
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の袋詰め
方法。 - 【請求項6】空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可
能な底部を有する外枠とからなる枠部材を有することを
特徴とする袋詰め装置。 - 【請求項7】空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可
能な底部を有する外枠とからなる枠部材、前記内枠に挿
入された袋を載置する上下動可能な袋載置部材及び被包
装物が充填された袋の開口部を折り畳む或いは封着する
手段を有することを特徴とする袋詰め装置。 - 【請求項8】袋内に挿入される空気孔が穿設されたへら
状部材及び空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可能
な底部を有する外枠とからなる枠部材とを有することを
特徴とする袋詰め装置。 - 【請求項9】袋内に挿入される空気孔が穿設されたへら
状部材、空気孔が穿設された底無しの内枠と開閉可能な
底部を有する外枠とからなる枠部材、前記内枠に挿入さ
れた袋を載置する上下動可能な袋載置部材及び被包装物
が充填された袋の開口部を折り畳む或いは封着する手段
を有することを特徴とする袋詰め装置。 - 【請求項10】内枠を外枠に着脱自在に挿着したことを
特徴とする請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の
袋詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14245694A JPH07329931A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 袋詰め方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14245694A JPH07329931A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 袋詰め方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329931A true JPH07329931A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15315743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14245694A Pending JPH07329931A (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 袋詰め方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07329931A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009040486A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Furukawa Mfg Co Ltd | 袋詰め包装機における包袋支持装置 |
CN106715271A (zh) * | 2014-09-24 | 2017-05-24 | 海福和博克公司 | 灌装敞口袋的装置和方法 |
CN106715272A (zh) * | 2014-09-24 | 2017-05-24 | 海福和博克公司 | 用于将可流动材料装袋的装置和方法 |
WO2018225023A1 (de) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | Khs Usa Inc. | Verpackungsmaschine mit schlitten mit innerem durchlass zum transport von verpackungshülsen |
WO2020070071A1 (de) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | Haver & Boecker Ohg | Füllkasten und verfahren zum füllen von gebinden |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14245694A patent/JPH07329931A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009040486A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Furukawa Mfg Co Ltd | 袋詰め包装機における包袋支持装置 |
CN106715271A (zh) * | 2014-09-24 | 2017-05-24 | 海福和博克公司 | 灌装敞口袋的装置和方法 |
CN106715272A (zh) * | 2014-09-24 | 2017-05-24 | 海福和博克公司 | 用于将可流动材料装袋的装置和方法 |
US10589881B2 (en) | 2014-09-24 | 2020-03-17 | Haver & Boecker Ohg | Device and method for packaging flowable materials |
WO2018225023A1 (de) * | 2017-06-08 | 2018-12-13 | Khs Usa Inc. | Verpackungsmaschine mit schlitten mit innerem durchlass zum transport von verpackungshülsen |
WO2020070071A1 (de) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | Haver & Boecker Ohg | Füllkasten und verfahren zum füllen von gebinden |
CN112789221A (zh) * | 2018-10-02 | 2021-05-11 | 海福和博克公司 | 灌装箱和用于灌装容器的方法 |
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