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JPH07163853A - 粉粒体コーティング装置 - Google Patents

粉粒体コーティング装置

Info

Publication number
JPH07163853A
JPH07163853A JP6239288A JP23928894A JPH07163853A JP H07163853 A JPH07163853 A JP H07163853A JP 6239288 A JP6239288 A JP 6239288A JP 23928894 A JP23928894 A JP 23928894A JP H07163853 A JPH07163853 A JP H07163853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
air supply
rotary drum
exhaust
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6239288A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutoyo Fusejima
靖豊 伏島
Tsugitoshi Yamada
次敏 山田
Shuri Yamada
収里 山田
Shigemichi Takei
成通 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Freund Corp
Original Assignee
Freund Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Freund Corp filed Critical Freund Corp
Priority to JP6239288A priority Critical patent/JPH07163853A/ja
Priority to US08/319,991 priority patent/US5531826A/en
Priority to DE69420808T priority patent/DE69420808T2/de
Priority to EP94115896A priority patent/EP0648529B1/en
Priority to CN94117066A priority patent/CN1056054C/zh
Priority to KR1019940026150A priority patent/KR950010866A/ko
Publication of JPH07163853A publication Critical patent/JPH07163853A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/02Apparatus specially adapted for manufacture or treatment of sweetmeats or confectionery; Accessories therefor
    • A23G3/20Apparatus for coating or filling sweetmeats or confectionery
    • A23G3/26Apparatus for coating by tumbling with a liquid or powder, spraying device-associated, drum, rotating pan
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/005Coating of tablets or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/003Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic followed by coating of the granules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2/00Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic
    • B01J2/12Processes or devices for granulating materials, e.g. fertilisers in general; Rendering particulate materials free flowing in general, e.g. making them hydrophobic in rotating drums

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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥気体の流れ方向を容易に切り換えること
ができ、回転ドラムの洗浄を容易に行うことができる粉
粒体コーティング装置を提供する。 【構成】 回転ドラム1は通気孔16が形成された円筒
部(筒体部)2を有している。この回転ドラム1の円筒
部2の外側にはこれを囲むようにして環状ダクト24が
形成されて配置されており、この環状ダクト24には給
気ダクト31と排気ダクト32とが設けられている。環
状ダクト24内には、隔壁25a,25bによって給気
ダクト31から供給された乾燥気体が回転ドラム1の底
部における集積層33を貫流してから排気ダクト32に
流れる通気路24aが形成されている。通気路24a内
の乾燥気体の流れ方向は、給排気切換ダンパー36,3
7により切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉粒体コーティング装
置、特に医薬や食品に用いる錠剤や顆粒等の粉粒体にコ
ーティングを施す粉粒体コーティング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医薬品用の錠剤や顆粒あるいは木の実、
粒状の菓子等の粉粒体を被コーティング物としてその表
面に糖衣を施したり、フィルムコーティングを施したり
するための装置としては、古くはオニオンパン等が用い
られていた。しかし、現在では、被コーティング物の乾
燥を早めるために、被コーティング物の集積層に空気を
貫流させる形式のコーティング装置が主流となってい
る。
【0003】このコーティング装置は、多数の通気孔が
形成され水平軸の回りに回転するコーティングパンを有
する。このコーティングパンのコーティング室内に供給
された被コーティング物としての粉粒体に対して、コー
ティングパンが回転された状態のもとで、コーティング
液やバインダ液がスプレーノズルから吹き付けられる。
【0004】コーティング室の底部に形成された集積層
に空気を貫流させて被コーティング物を乾燥させる形式
は、大きく分けて二種類に分類される。第1の形式は、
コーティング室内の乾燥気体を外部に排出する排気ダク
トを支持台に固定し、コーティングパンの外周面に摺動
自在にダクトの開口部を対向させるようにしたタイプで
ある。第2の形式は、コーティングパンの外周部にコー
ティングパンの回転軸に平行に延びるダクトを取り付け
るようにしたタイプである。
【0005】第1の形式の装置としては、特公昭51−
18397号公報に記載されたものがあり、その装置は
「アクセラコーター」という商品名で市販されている。
この装置は、円筒部に多数の孔が形成された回転ドラム
を有し、この回転ドラムの外周に集積層に対応させて摺
接する開口部に接続する排気装置が配置されている。こ
の排気装置により回転ドラム内の空気を吸引することに
よって、回転ドラムの円筒部外周から内部に流入した空
気は、集積層を貫流することになる。
【0006】この形式の装置を改良した装置が特開昭6
3−62536号公報に提案されている。この装置はコ
ーティングパンの外側に設けられた円形の枠を有し、排
気路と給気路の少なくとも一方が枠に摺動接触するよう
に構成されており、シール性の向上を図るとともに、円
筒形状以外のコーティングパンも使用することができる
ようにしている。
【0007】第2の形式の装置としては、特公昭50−
38713号公報に記載されている装置が最初に開発さ
れたものである。この装置のコーティングパンには、こ
れの外周部に回転軸に平行となった排気ダクトが外周部
に設けられた多数の孔を覆うようにして複数取り付けら
れている。それぞれの排気ダクトはコーティングパンの
一端部にまで延びており、ディスクバルブを介して排気
通路に接続されるようになっている。コーティングパン
内への乾燥気体の供給は、コーティングパンの回転中心
部に向けて他端部から行われるようになっており、コー
ティングパンの底部に形成された集積物を貫流した乾燥
気体は底部の位置となった排気ダクトを通って排気通路
に至る。
【0008】この装置はコーティングパンの円筒部外周
でシールしないので、シール性が向上されるという利点
を有しており、「ハイコーター」の商品名で広く知られ
ている。
【0009】第2の形式の改良型としては、特開平2−
207833号公報に開示されているものがあり、乾燥
気体の給排気の方式は同様であり、「アクアコーター」
の商品名で知られている。この第2の形式の変形例とし
て、特公昭62−19135号公報に記載される装置が
ある。この装置では、給気と排気をともにダクトを通じ
て行ない、コーティングパンの端部に設けられた分配器
によって各ダクトと給気路と排気路との連通および遮断
とを順次行うようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したコーティング
装置にあっては、乾燥用気体をコーティングパンの内側
から外側に向けて流すことにより集積層を貫流させるよ
うにする場合と、逆に外側から内側に向けて乾燥気体を
流すことにより集積層を貫流させる場合とがあり、何れ
の流し方にするかは、被コーティング物の種類や工程の
進行段階等の種々の条件により選択される。したがっ
て、乾燥気体の切り換えを容易に行ない得ることが望ま
しい。
【0011】また、ある錠剤にコーティングを行った後
に、同一のコーティング装置で別の錠剤にコーティング
処理を行うことがあるが、そのような場合には、コーテ
ィングパン等を十分に洗浄することが、高品質の製品を
製造するためのGMP(GoodManufacturing Practice)
やバリデーションの観点から好ましいのである。
【0012】しかしながら、前掲した特開昭63−62
536号公報に記載された第1の形式の装置において
は、送風機に接続された給気ダクトを2つの給排気部の
何れかに接続換えを行うか、送風の切換器を設けて給気
路と排気路にこれを接続する必要があり、乾燥気体を流
す方向を逆方向に切り換えるための機構を別途必要とす
るため、設置面積が大きくなるという不都合がある。
【0013】また、第2の形式の装置にあっては、コー
ティングパンの外側に軸方向に沿って複数のダクトが取
り付けられているので、乾燥気体の通気抵抗が大きくな
るのみならず、ダクトを含めてコーティングパンの洗浄
作業が極めて困難であった。高品質の製品を製造し得る
ようにするためには、これらの部分の十分な洗浄作業が
不可避であり、GMPやバリデーションの上から、従来
では洗浄作業の困難性が深刻な問題となっている。
【0014】本発明の目的は、乾燥気体の流れを容易に
切り換えることができ、しかも容易に洗浄を行うことが
可能なコーティング装置を提供することにある。
【0015】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0017】すなわち、ほぼ水平な軸心を中心に回転す
る回転ドラムは、通気孔が形成された筒体部を有してお
り、この回転ドラムの筒体部の外側には、環状ダクトが
筒体部を覆うように支持台に固定されている。環状ダク
トには給気ダクトと排気ダクトとが設けられ、給気ダク
トから排気ダクトに向けて回転ドラム内の粉粒体の集積
層を貫流して流れる流路が環状ダクト内に隔壁により区
画形成されている。乾燥気体を回転ドラムの内側から外
側に集積層を貫流させて案内する第1の位置、あるいは
回転ドラムの外側から内側に集積層を貫流させて案内す
る第2の位置に仕切り部材が設けられている。この仕切
り部材を第1の位置と第2の位置とに開閉自在の給排気
切換ダンパーにより形成するようにしても良い。
【0018】また、回転ドラムを構成する軸部に形成さ
れた中空孔と給気ダクトまたは排気ダクトとの間には、
回転ドラムの中心部から給排気するための中央給気ダク
トが接続されている。さらに、環状ダクトは洗浄液を収
容するようになっており、洗浄液を収容した状態で回転
ドラムを回転させることにより、回転ドラムを洗浄する
ことができる。
【0019】
【作用】上記構成のコーティング装置にあっては、回転
ドラムの筒体部の外側に位置させて環状ダクトが配置さ
れており、この環状ダクトに給気ダクトと排気ダクトと
が接続されているので、環状ダクトから直接回転ドラム
内のコーティング室に乾燥気体を給排気することがで
き、乾燥気体の通気抵抗が大幅に減少して、コーティン
グ作業を効率良く行うことができる。さらに、回転ドラ
ム内への乾燥気体の給気方向を変更する際には、給排気
切換ダンパーの位置を変化させるだけでよく、給気方向
の変換を容易に行うことができる。また、環状ダクト内
に洗浄液を注入して回転ドラムを回転させることによっ
て、回転ドラムを容易に洗浄することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0021】図1および図2は本発明の一実施例である
コーティング装置を示す図である。コーティングパンを
構成する回転ドラム1は、筒体部としての円筒部2と、
この円筒部2の軸方向両側に円筒部2と一体に設けられ
た載頭円錐形状の端板部3a,3bと、端板部3aを介
して円筒部2に一体に設けられた中空軸部4aとを有し
ており、端板部3bには開口部4bが設けられている。
なお、端板部3a,3bの形状は、図示するような載頭
円錐形状以外に、ドラム本体としての円筒部2に対して
直角となった径方向に真っ直ぐな形状としても良く、角
錐形状あるいは凹んだ形状としても良い。
【0022】回転ドラム1は、その軸心がほぼ水平とな
るように、架台5の上に回転自在に支持されている。中
空軸部4aは、支持台7aに取り付けられた軸受部7を
介して架台5に支持され、端板部3bはその外側に取り
付けられた筒体8に接触する複数のローラ(図示省略)
を介して架台5に支持されている。このローラは架台5
に取り付けられた支持部材9に支持されている。
【0023】回転ドラム1を正逆両方向に駆動するため
に、図2に示すように、モータ11のシャフトに固定さ
れたスプロケット12と、中空軸部4aに固定されたス
プロケット13とにチェーン14が掛け渡されており、
モータ11により回転ドラム1が回転される。ただし、
チェーンを用いることなく、歯車などの他の連動手段を
用いてモータ11の回転を回転ドラム1に伝達するよう
にしても良い。
【0024】回転ドラム1の円筒部2には、円筒部2の
内部に形成されたコーティング室15と円筒部2の外側
とを連通させる通気孔16が、中央部分に符号Lで示す
範囲に、多数形成されている。それぞれの通気孔16は
乾燥気体を通過させるためのものであり、内径は粉粒体
17よりも小さいが、図面においては誇張して示されて
いる。
【0025】コーティング室15内への被コーティング
物としての粉粒体17の投入は、端板部3bに形成され
た開口部4bから行われるようになっており、開口部4
bに臨むようにして、粉粒体の供給と排出とを行う給排
部18が支持部材18aにより架台5に固定されてい
る。この給排部18には、これを開閉するための蓋部材
19と、コーティング処理が終了した後の製品を排出す
るための製品排出シュート20とが設けられている。
【0026】中空軸部4a内にはこれを貫通して液管2
1が設けられており、この液管21の先端にはコーティ
ング液やバインダ液等の液体を噴霧するノズル22が取
り付けられている。
【0027】円筒部2の外側を覆うように環状ダクト2
4が設けられており、この環状ダクト24は円筒部2を
隙間を介して囲む円筒形状の内側壁部25と、これに対
して空間を隔てて位置する外側壁部26と、側壁部2
7,28とにより形成されており、環状ダクト24の内
部には、円筒部2の外側に位置して円筒部2を囲むよう
に通気路24aが形成されることになる。
【0028】円筒部2と内側壁部25とにより形成され
た隙間から軸方向に乾燥空気が漏出するのを防止するた
めに、円筒部2の一端部の外周には、側壁部27に接触
する環状のシール部材29aが設けられ、他端部の外周
には側壁部28に接触する環状のシール部材29bが設
けられている。これらのシール部材29a,29bとし
ては、ラビリンスシールが用いられているが、ゴムなど
からなる接触式のシール部材を用いるようにしても良
い。
【0029】環状ダクト24の上部には、図1に示すよ
うに、給気ダクト31と排気ダクト32とがそれぞれ回
転ドラム1の回転方向に位相をずらして接続されてお
り、それぞれ通気路24aに連通しており、それぞれの
ダクト31,32内には通気路24aに連通する流路が
形成されている。給気ダクト31を排気ダクトとし排気
ダクト32を給気ダクトとするように、これらの給気ダ
クト31と排気ダクト32の位置を図示する場合と逆に
設定するようにしても良い。
【0030】モータ11により回転ドラム1を図1の矢
印で示す正転方向に回転させると、回転ドラム1内に投
入された粉粒体17も一部が連れ回るとともに自重でず
り落ちることから、粉粒体17の集積層33の上面が図
1に示するように傾斜することになる。
【0031】環状ダクト24を構成する内側壁部25に
は、集積層33に対応させて、下端部から回転ドラム1
の正転方向に向けて所定の範囲に開口部34が形成さ
れ、さらに、給気ダクト31と排気ダクト32との間に
対応させて開口部35が形成されている。
【0032】環状ダクト24内にはこの中の通気路24
aを開閉して、図1において実線で示すように給気ダク
ト31を開口部35を介して回転ドラム1内のコーティ
ング室15内に直接連通させる第1の位置と、二点鎖線
で示すように給気ダクト31を環状ダクト24内の通気
路24aに連通させる第2の位置とに開閉する給排気切
換ダンパー(給排気切換手段)36が開閉自在に設けら
れている。さらに、環状ダクト24内にはこの中の通気
路24aを開閉して、実線で示すように排気ダクト32
を通気路24aに連通させる第1の位置と、二点鎖線で
示すように排気ダクト32を開口部35を介して回転ド
ラム1内のコーティング室15内に直接連通させる第2
の位置とに開閉する給排気切換ダンパー(給排気切換手
段)37が開閉自在に設けられている。
【0033】円筒部2の外側のうち給排気切換ダンパー
36の部分から開口部34の一端部までは、内側壁部2
5の隔壁25aにより覆われ、給排気切換ダンパー37
の部分から開口部34の他端部までは内側壁部25の隔
壁25bにより覆われている。隔壁25aと円筒部2と
の間の隙間内に乾燥気体が流入するのを防止するため
に、隔壁25aの円周方向の両端部には、シール部材3
8a,38bが設けられ、隔壁25bと円筒部2との間
の隙間内に乾燥気体が流入するのを防止するために、隔
壁25bの円周方向の両端部には、シール部材39a,
39bが設けられている。
【0034】これらのシール部材38a,38b,39
a,39bとしては、円筒部2の外周面に摺動自在に接
触するゴムなどのシール材によって形成するようにてし
ても良く、シール用の気体を円筒部2の外周面に吹き付
けてエアーカーテンを形成するための管部材を用いるよ
うにしても良い。
【0035】給排気切換ダンパー36,37がそれぞれ
第1の位置となったときには、給気ダクト31から流入
された乾燥気体は、実線の矢印で示すように、まず回転
ドラム1内に開口部35を介して流入した後に集積層3
3を貫流し、開口部34を貫通した後に隔壁25bに沿
って通気路24aを流れて排気ダクト32に案内され
る。
【0036】一方、それぞれの給排気切換ダンパー3
6,37が第2の位置となったときには、給気ダクト3
1から流入された乾燥気体は、破線の矢印で示すよう
に、隔壁25aの外側を案内されて通気路24aを流れ
た後に、集積層33に対応する位置に設けられた開口部
34から回転ドラム1内に流入して集積層33を貫流す
る。次いで、この回転ドラム1内から開口部35を通っ
て排気ダクト32に案内される。したがって、2つの給
排気切換ダンパー36,37を同期して切り換え移動す
ることにより、簡単に乾燥気体の流れ方向を変更するこ
とができる。
【0037】環状ダクト24の下端部は、図1に示すよ
うに、漏斗形状となっており、この下端部には開閉コッ
ク41を有する排液管42が接続されている。したがっ
て、回転ドラム1を洗浄する場合には、回転ドラム1を
停止させた状態で、回転ドラム1内にこれに設けられた
洗浄ノズルあるいは内部に挿入移動自在の洗浄ノズルか
ら洗浄液をスプレー供給することにより、環状ダクト2
4を洗浄液収納用の容器として使用し、回転ドラム1を
つけ洗いすることができ、簡単に回転ドラム1を内周面
のみならず、円筒部2の外周面まで洗浄することができ
る。洗浄後には、排液管42から洗浄液は外部に排出さ
れる。なお、洗浄は回転ドラム1を回転させた状態で洗
浄するようにしても良い。
【0038】図2に示すように、中空軸部4aの中空孔
43と給気ダクト31との間に中央給気ダクト44を接
続し、この中央給気ダクト44に開閉手段として開閉ダ
ンパー45を設けるようにしても良い。この開閉ダンパ
ー45は中央給気ダクト44の開閉と給気ダクト31の
開閉とを兼用しており、開閉ダンパー45が中央給気ダ
クト44を閉じる時には給気ダクト31が開かれ、中央
給気ダクト44を開く時には給気ダクト31が閉じられ
る。
【0039】したがって、この場合には、開閉ダンパー
45により中央給気ダクト44を開くとともに、給排気
切換ダンパー36を図1において実線で示す第1の位置
に設定すると、乾燥気体は中空軸部4aの中空孔43内
を通って回転ドラム1の中心部から径方向外方に向けて
流れて、集積層33を貫流した後に排気ダクト32から
排出される。なお、中空軸部4aの開口端と中央給気ダ
クト44との間は、シール材46によりシールされてい
る。ただし、中央給気ダクト44を設けないようにする
ことも勿論可能である。
【0040】図示するコーティング装置にあっては、糖
衣コーティングする場合に、乾燥気体の熱により回転ド
ラム1が加熱されて、コーティング液の蔗糖が乾燥固着
してしまうおそれがあるが、隔壁25a,25bに冷却
ジャケットを設けたり、回転ドラム1の端板部3a,3
bを冷却することにより、これを防止することができ
る。シール部材38a,38b,39a,39bをエア
カーテン式とした場合には、これから噴出される空気に
より回転ドラム1を冷却することもできる。また、図示
省略してあるが、乾燥気体を供給するためのブロワー、
乾燥気体を清浄化するためのフィルター、乾燥気体を加
熱するための熱交換器、各種センサー、そして制御盤等
が設けられている。
【0041】図2に示すように、回転ドラム1の端板部
3bの内面には、回転ドラム1を逆転させたときに、回
転ドラム1内の粉粒体17を開口部4bを介して製品排
出シュート20に供給するために、製品排出部材48が
複数個取り付けられている。それぞれの製品排出部材4
8に対応して、円筒部2の内面には特開平1−2458
45号公報に示されるような案内部材が取り付けられて
いる。したがって、回転ドラム1を逆転させると、回転
ドラム1内の粉粒体17は外部に自動的に排出される。
【0042】次に、図示するコーティング装置によって
被コーティング物としての粉粒体にコーティング処理す
る手順について説明する。
【0043】図1において2つの給排気切換ダンパー3
6,37を実線で示す位置に切換移動させて、乾燥気体
を流すものとすると、それぞれの給排気切換ダンパー3
6,37を図示する位置に設定する。そして、まず、蓋
部材19を開いて回転ドラム1のコーティング室15内
に粉粒体17を投入する。その後回転ドラム1をモータ
11により正転方向に回転させた状態のもとで、ノズル
22からコーティング液を噴霧させるとともに、給気ダ
クト31から乾燥気体を供給する。
【0044】乾燥気体は、図1において実線で示される
ように、開口部35を通って円筒部2に形成された通気
孔16から回転ドラム1内に流入し、集積層33を貫流
して回転ドラム1の通気孔16を通って開口部34を介
して環状ダクト24内に流入する。そして、環状ダクト
24内に流入した乾燥気体は、排気ダクト32を経て外
部に排出される。
【0045】乾燥気体の流し方を集積層33を貫流させ
た後、回転ドラム1内に流入させるように変更する場合
には、2つの給排気切換ダンパー36,37を図1にお
いて二点鎖線で示す位置に切り換える。この場合には、
給気ダクト31からの乾燥気体は、隔壁25aの外側に
沿って流れて、回転ドラム1の外側から集積層33を貫
流して回転ドラム1内に流入する。そして、回転ドラム
1内に流入した乾燥気体は、排気ダクト32に案内され
て外部に排出される。
【0046】さらに、図2に示すように、中空軸部4a
の中空孔43と給気ダクト31との間に、中央給気ダク
ト44を接続した場合には、開閉ダンパー45を作動さ
せてこの中央給気ダクト44を開くとともに、給気ダク
ト31を閉塞し、さらに給排気切換ダンパー37を実線
で示す位置に設定する。これにより、給気ダクト31か
ら供給された乾燥気体は、中央給気ダクト44を通って
中空軸部4a内の中空孔43から、回転ドラム1の中心
部に供給される。この乾燥気体は、集積層33を貫流し
て回転ドラム1の外側の環状ダクト24内に流入し、排
気ダクト32から外部に排出される。
【0047】図示するように、回転ドラム1の円筒部2
の外側に環状ダクト24を設けたことから、乾燥気体の
給排気の流路の構造が単純化され、乾燥気体の経路が全
体的に短くなることから、乾燥気体の通気抵抗が小さく
なり、乾燥気体の圧力損失が少ない効率の良いコーティ
ング装置が得られる。
【0048】被コーティング物の種類が変更されたり、
あるいは所定の時間ないし期間のコーティング処理が行
われた後に、回転ドラム1の洗浄を行う場合には、粉粒
体17を除去した状態で、開口部4bあるいは図示しな
い注入口から洗浄液を注入する。これにより、回転ドラ
ム1の内面、円筒部2の内外面をも洗浄することができ
る。洗浄時には、シール部材としてのラビリンスシール
29a,29bの隙間からの洗浄液の漏出を防止するた
めに、空気圧により膨張するタイプのエキスパンション
シール部材がそれぞれのラビリンスシール29a,29
bに組み付けられており、エキスパンパョンシール部材
が洗浄時に膨張してラビリンスシールからの漏れが防止
される。
【0049】図示する環状ダクト24は内側壁部25と
外側壁部26と両側壁部27,28により形成されてい
るが、円筒形状の内側壁部25を用いることなく、回転
ドラム1の円筒部2を利用してこれと外側壁部26と両
側壁部27,28とにより環状ダクト24を形成するよ
うにしても良い。その場合には、環状ダクト24内に円
筒部2の外側を隙間を介して覆うように、図1に示され
た隔壁25a,25bに対応する位置に隔壁が設けられ
ることになる。
【0050】回転ドラム1の外側を覆う環状ダクト24
は粉粒体コーティング装置のハウジングとしての機能を
有しているが、図示する装置の全体を図示しないハウジ
ングつまりケーシングにより覆うようにしても良い。
【0051】また、図示する場合には、それぞれ実線で
示す第1の位置と二点鎖線で示す第2の位置とに開閉自
在となった給排気切換ダンパー36,37を環状ダクト
24内に設けているが、実線で示す位置に固定式の仕切
り部材を取り付けるようにしても良く、その場合には、
図1において実線で示す方向にみの乾燥気体が流れるこ
とになる。一方、二点鎖線で示す位置に固定式の仕切り
部材を取り付けるようにしても良く、その場合には、図
1において二点鎖線で示す方向にのみ乾燥気体が流れる
ことになる。
【0052】図3(a)および図3(b)は本発明の他
の実施例の回転ドラム1の一部を示す図であり、図示す
る場合には、多数の通気孔16が形成された円筒部2の
軸方向両端部にそれぞれ円形の枠体51a,51bが設
けられており、この円筒部2の外側であって両方の枠体
51a,51bの相互間には、径方向に延びる仕切り板
52が複数枚設けられている。そして、枠体51a,5
1bは環状ダクト24の側壁部27,28にオーバーラ
ップしており、これらの間にシール部材29a,29b
が設けられている。図3(b)に示すシール部材29
a,29bは、ゴム製の接触式シールであるが、前記し
たように、ラビリンスシールを用いるようにしても良
い。
【0053】図4(a)は本発明の他の実施例の回転ド
ラムの一部を示す図であり、この場合には、筒体部2が
断面六角形の多角形筒部2aとなっており、この多角形
筒部2aの角部の外側に仕切り板52が設けられてい
る。
【0054】図4(b)はさらに他の実施例の回転ドラ
ムの一部を示す図であり、この場合の筒体部は断面八角
形の多角形筒部2bにより形成されている。そして、角
部の外側を枠体51a,51bの外周面に一致させるこ
とにより、図3および図4における仕切り板52を用い
ないようにしている。
【0055】このように、回転ドラム1の筒体部の形状
としては、筒状となっており通気孔16が形成されてい
れば、六角形や八角形以外に楕円形等の種々の断面形状
にしても良い。
【0056】図5および図6は本発明の他の実施例であ
る粉粒体コーティング装置を示す図であり、これらの図
において前記実施例における部材と共通する部材には同
一の符号が付されている。
【0057】回転ドラム1は架台5に設置されるハウジ
ング60内に回転自在に支持されており、このハウジン
グ60内には所定の間隔を隔てて2枚の支持板61,6
2が取り付けられている。支持板61には2つのローラ
63,64が回転自在に装着され、これらのローラ6
3,64は回転ドラム1の円筒部2の端部を支持してい
る。
【0058】中空軸部4aは支持台7aに取り付けられ
た軸受部7により回転自在に支持されており、回転ドラ
ム1はモータ(図示省略)により正逆両方向に回転駆動
されるようになっている。
【0059】支持板61,62には円筒形状の内側壁部
25が取り付けられており、この内側壁部25は回転ド
ラム1の円筒部2の外側に隙間を介して位置している。
ハウジング60内には水平壁部65と、傾斜壁部66
と、垂直壁部67,68が設けられ、これらの壁部65
〜68により外側壁部が形成されている。支持板61,
62はそれぞれ側壁を構成しており、支持板61,62
と内側壁部25と壁部65〜68により環状ダクト24
が形成されている。
【0060】環状ダクト24により回転ドラム1の外側
に環状に形成された通気路24aは、水平壁部65と隔
壁25bとの間に設けられた仕切り板71と、傾斜壁部
66と隔壁25aとの間に設けられた仕切り板72とに
よって、開口部35に連通する第1給排気空間73と、
開口部34に連通する第2給排気空間74とに区画され
ている。垂直壁部67と隔壁25aとの間にさらに仕切
り板75を設けるようにしても良い。
【0061】ハウジング60には、第1給排気空間73
に連通する分岐部81aと、第2給排気空間74に連通
する分岐部81bとを有する給気ダクト81が接続され
ている。それぞれの分岐部81a,81b内には給気位
置切換ダンパー82,83が開閉自在に設けられてお
り、図5において実線で示すように、給気位置切換ダン
パー82を分岐部81aを開く位置に設定し、給気位置
切換ダンパー83を分岐部81bを閉じる位置に設定し
た場合には、分岐部81aから第1給排気空間73およ
び開口部35を介して回転ドラム1のコーティング室内
に乾燥気体が供給される。
【0062】ハウジング60には、図6に示すように、
給気ダクト81に隣接して排気ダクト84が接続されて
おり、この排気ダクト84は第1給排気空間73に連通
する分岐部84aと第2給排気空間74に連通する分岐
部84bとを有している。それぞれの分岐部84a,8
4b内にはこれらを交互に開閉する排気位置切換ダンパ
ー(図示省略)が設けられており、いずれか一方の分岐
部を介して乾燥気体が外部に排気される。
【0063】したがって、図5において実線の矢印で示
すように、給気ダクト81の分岐部81aから開口部3
5を介して、乾燥気体をコーティング室内に供給した場
合には、集積層を貫流した後の乾燥気体は開口部34を
通過した後に第2給排気空間74に至り、分岐部84b
を介して排気ダクト84により排気される。
【0064】一方、分岐部81bから乾燥気体を供給す
る場合には、給気ダクト81の分岐部81a内の給気位
置切換ダンパー82を二点鎖線て示すように閉じ、分岐
部81b内の給気位置切換ダンパー83を開く。さら
に、排気ダクト84の分岐ダクト84a内に設けられた
排気位置切換ダンパーを開き、分岐ダクト84b内に設
けられた排気位置切換ダンパーを閉じる。これにより、
分岐部81bから供給された乾燥気体は、破線の矢印で
示すように、第2給排気空間74および開口部34を介
してコーティング室内に流入した後に、開口部35およ
び分岐部84aを介して排気ダクト81から外部に排出
される。
【0065】図7は図6に示されたラビリンスシール2
9bを示す拡大図であり、このラビリンスシール29b
は回転ドラム1の円筒部2に設けられた環状の回転側シ
ール部91と、これに対して隙間93を介して外側に位
置する環状の固定側シール部92とを有している。固定
側シール部92は、環状の支持フレーム94により支持
板62に固定されている。図7に示された他のラビリン
スシール29aもラビリンスシール29bと同様の構造
となっている。
【0066】ラビリンスシール29a,29bにより、
回転ドラム1が回転している状態のもとでは、円筒部2
と内側壁部25の間の隙間から軸方向に乾燥気体が漏出
するのが防止される。固定側シール部92に形成された
環状の溝95内には、エキスパンションシール部材96
が装着されており、このシール部材96に形成された空
気室97内に圧縮空気を供給すると、エキスパンション
シール部材96が回転側シール部91の外周面に密着す
る。これにより、回転ドラム1を停止した状態における
隙間93からの液体の漏れを防止することができる。
【0067】図5および図6に示される粉粒体コーティ
ング装置の回転ドラム1を図3および図4に示す形状と
するようにしても良い。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0069】たとえば、コーティング室15内に供給さ
れる乾燥ガスとしては、冷却されたガスのみならず、加
熱されたガスを使用するようにしても良い。
【0070】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0071】(1).回転ドラムを構成する筒体部の外側
に、筒体部に形成された通気孔を取り囲むようにして環
状ダクトを設け、環状ダクトを介して乾燥気体を供給す
るようにしたことから、環状ダクトに給気ダクトから供
給された乾燥気体には大きな通気抵抗が加わることな
く、乾燥効率が向上する。
【0072】(2).環状ダクト内には乾燥気体の流れを切
り換える給排気切換手段が内蔵されているので、この切
換手段を作動させることにより、容易に乾燥気体の流れ
を変更することができる。
【0073】(3).従来のコーティング装置に比較して全
体構造が簡単となり、装置の設置面積を小さくすること
が可能となる。
【0074】(4).回転ドラムの外側にこれを取り囲むよ
うにして環状ダクトを設け、これに給気ダクトと排気ダ
クトとを設けるようにしたので、軸方向に延びるダクト
がない構造となり、このダクト内の汚染がなくなり、回
転ドラムや環状ダクトの内部を容易に洗浄することがで
きることから、高品質のコーティングを行なうことがで
き、GMPやバリデーションの観点から良好なコーティ
ング装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体コーティング装置の一実施例を
示す図であり、図2におけるI−I線に沿う断面図であ
る。
【図2】図1におけるII−II線に沿う断面図である。
【図3】(a)は本発明の回転ドラムの他の実施例を示
す正面図であり、(b)は図3(a)の一部拡大断面図
である。
【図4】(a)は本発明の他の実施例の回転ドラムの筒
部を示す正面図であり、(b)はさらに他の実施例の回
転ドラムの筒部を示す正面図である。
【図5】本発明の他の実施例である粉粒体コーティング
装置を示す一部切り欠き正面図である。
【図6】図5の一部切り欠き側面図である。
【図7】図5および図6に示されたラビリンスシールを
示す断面図である。
【符号の説明】
1 回転ドラム 2 円筒部(筒体部) 2a,2b 多角形筒部 3a,3b 端板部 4a 中空軸部 4b 開口部 5 架台 7 軸受部 8 筒体 9 支持部材 11 モータ 12,13 スプロケット 14 チェーン 15 コーティング室 16 通気孔 17 粉粒体 18 給排部 19 蓋部材 20 製品排出シュート 21 液管 22 ノズル 24 環状ダクト 24a 通気路 25 内側壁部 25a,25b 隔壁 26 外側壁部 27,28 側壁部 29a,29b ラビリンスシール(シール部材) 31 給気ダクト 32 排気ダクト 33 集積層 34,35 開口部 36,37 給排気切換ダンパー(給排気切換手段) 38a,38b シール部材 39a,39b シール部材 41 開閉コック 42 排液管 43 中空孔 44 中央給気ダクト 45 開閉ダンパー 46 シール材 48 製品排出部材 51a,51b 枠体 52 仕切り板 60 ハウジング 61,62 支持板 63,64 ローラ 65 水平壁部 66 傾斜壁部 67,68 垂直壁部 71,72 仕切り板 73 第1給排気空間 74 第2給排気空間 75 仕切り板 81 給気ダクト 81a,81b 分岐部 82,83 給気位置切換ダンパー 84 排気ダクト 84a,84b 分岐部
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】一方、分岐部81bから乾燥気体を供給す
る場合には、給気ダクト81の分岐部81a内の給気位
置切換ダンパー82を二点鎖線て示すように閉じ、分岐
部81b内の給気位置切換ダンパー83を開く。さら
に、排気ダクト84の分岐ダクト84a内に設けられた
排気位置切換ダンパーを開き、分岐ダクト84b内に設
けられた排気位置切換ダンパーを閉じる。これにより、
分岐部81bから供給された乾燥気体は、破線の矢印で
示すように、第2給排気空間74および開口部34を介
してコーティング室内に流入した後に、開口部35およ
び分岐部84aを介して排気ダクト84から外部に排出
される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 成通 東京都新宿区高田馬場2丁目14番2号 フ ロイント産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ水平な軸心を中心に回転し内部にコ
    ーティング室が形成された回転ドラムを有し、前記コー
    ティング室内の底部に集積される粉粒体にコーティング
    液等の液体を噴霧して前記粉粒体にコーティングを施す
    粉粒体コーティング装置であって、 前記コーティング室に連通する多数の通気孔が形成され
    た筒体部を有し、支持台に回転自在に支持される回転ド
    ラムと、 前記回転ドラムを包囲するように前記支持台に固定さ
    れ、前記筒体部の外側に位置する通気路を形成する環状
    ダクトと、 前記環状ダクトに接続され乾燥気体を供給する給気ダク
    トと、 前記環状ダクトに接続され乾燥気体を排出する排気ダク
    トと、 前記給気ダクトから前記コーティング室内の底部を貫流
    して前記排気ダクトに至る流路を前記通気路に形成する
    隔壁と、 前記給気ダクトからの乾燥気体を前記回転ドラム内に流
    入させた後に前記底部を貫流させて前記排気ダクトに案
    内する第1の位置と、前記給気ダクトからの乾燥用気体
    を前記底部を貫流させた後に前記回転ドラム内に流入さ
    せて前記排気ダクトに案内する第2の位置とのいずれか
    に設けられた仕切り手段とを有することを特徴とする粉
    粒体コーティング装置。
  2. 【請求項2】 前記環状ダクトは前記筒体部と、これに
    対して所定の空間を介して位置する外側壁部と、この外
    側壁部の両側に設けられた両側壁とにより形成され、前
    記環状ダクトの上部と下部とを残して隔壁により前記環
    状ダクトと前記円筒部とを仕切るようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の粉粒体コーティング装置。
  3. 【請求項3】 前記環状ダクトは、前記筒体部の外側に
    隙間を介して配置された内側壁部と、これに対して所定
    の空間を介して位置する外側壁部と、前記内側壁部と前
    記外側壁部とをそれぞれの両端部で接続する両側壁部と
    により形成され、前記環状ダクトの上部と下部とに対応
    させて前記内側壁部にそれぞれ開口部を形成したことを
    特徴とする請求項1記載の粉粒体コーティング装置。
  4. 【請求項4】 前記仕切り手段は、前記第1の位置と前
    記第2の位置に開閉自在のダンパーにより形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の粉粒体コーティング
    装置。
  5. 【請求項5】 前記仕切り手段は、前記給気ダクトから
    供給された乾燥気体を直接前記回転ドラムに案内する第
    1の位置と、乾燥気体を前記環状ダクトを介して前記回
    転ドラムの底部内に案内する第2の位置とに切り換わる
    第1の給排気切換ダンパーと、前記回転ドラム内から前
    記環状ダクト内に流入した乾燥気体を前記環状ダクトを
    介して前記排気ダクトに案内する第1の位置と、前記回
    転ドラムから流出した乾燥気体を直接外部に案内する第
    2の位置とに切り換わる第2の給排気切換ダンパーとか
    ら形成されていることを特徴とする請求項1記載の粉粒
    体コーティング装置。
  6. 【請求項6】 前記筒体部の軸方向両側に設けられた軸
    部の一方に形成された中空孔と、前記給気ダクトに接続
    される中央給気ダクトを有し、当該中央給気ダクトの流
    路を開閉する開閉手段を前記中央給気ダクト内に設けて
    なることを特徴とする請求項1記載の粉粒体コーティン
    グ装置。
  7. 【請求項7】 前記環状ダクトの底部に洗浄液排出口を
    設け、前記環状ダクト内に供給される洗浄液を前記回転
    ドラム内に流入させて前記回転ドラムを洗浄するように
    したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の粉粒体コーティング装置。
  8. 【請求項8】 ほぼ水平な軸心を中心に回転し内部にコ
    ーティング室が形成された回転ドラムを有し、前記コー
    ティング室内の底部に集積される粉粒体にコーティング
    液等の液体を噴霧して前記粉粒体にコーティングを施す
    粉粒体コーティング装置であって、 前記コーティング室に連通する多数の通気孔が形成され
    た筒体部を有し、支持台に回転自在に支持される回転ド
    ラムと、 前記回転ドラムを包囲するように前記支持台に固定さ
    れ、前記筒体部の外側に位置する通気路を形成する環状
    ダクトと、 前記コーティング室の上部に連通する第1給排気空間
    と、前記コーティング室の下部に前記粉粒体の集積層を
    介して連通する第2給排気空間とに前記環状ダクト内を
    区画する仕切り手段と、 前記第1給排気空間と第2給排気空間とのいずれか一方
    に導通され、乾燥気体を案内する給気ダクトと、 前記第1給排気空間と第2給排気空間とのいずれか他方
    に導通され、乾燥気体を外部に案内する排気ダクトとを
    有することを特徴とする粉粒体コーティング装置。
JP6239288A 1993-10-12 1994-10-03 粉粒体コーティング装置 Pending JPH07163853A (ja)

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JP25395093 1993-10-12
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