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JPH0645305B2 - サンル−フの駆動モ−タ制御回路 - Google Patents

サンル−フの駆動モ−タ制御回路

Info

Publication number
JPH0645305B2
JPH0645305B2 JP62061053A JP6105387A JPH0645305B2 JP H0645305 B2 JPH0645305 B2 JP H0645305B2 JP 62061053 A JP62061053 A JP 62061053A JP 6105387 A JP6105387 A JP 6105387A JP H0645305 B2 JPH0645305 B2 JP H0645305B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
drive motor
contact
slide
terminal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62061053A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63227417A (ja
Inventor
和己 仲原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO., LTD.
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO., LTD. filed Critical OI SEISAKUSHO CO., LTD.
Priority to JP62061053A priority Critical patent/JPH0645305B2/ja
Publication of JPS63227417A publication Critical patent/JPS63227417A/ja
Publication of JPH0645305B2 publication Critical patent/JPH0645305B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はサンルーフの駆動モータ制御回路に関するも
のである。
[従来技術] 従来、ルーフ開口に設けられたリッドの後端側を昇降さ
せてチルトアップ及びチルトダウンを図るチルト制御
と、リッド等の開閉体を前後にスライドさせてルーフ開
口の全開,全閉を図るスライド制御は駆動モータによっ
て行なわれる。
[発明が解決しようとする問題点] 前記した如く開閉体を駆動する駆動モータは、例えば、
開閉体のチルトアップ時に正転し、チルトダウン時に逆
転することでチルト制御が可能となるが、例えば、チル
トアップ時にある開閉体をスライドオープンにする場
合、一たんチルトダウン用の操作スイッチによって全閉
にした後、続いて、スライドオープン用の操作スイッチ
を操作するものでスイッチ操作を2回必要とし操作性の
面で好ましくなかった。このために、例えば、特開昭6
1−92922号公報に見られる如く、クローズ用のス
イッチ操作を続けることで、例えば、チルトアップ時の
リッドを全閉させた後、スライドオープンまで行なえる
手段がある。
この手段は、前記スイッチ操作を、チルトアップ時から
全閉までと、全閉からさらにスライドオープン時まで継
続した操作が要求され、長い操作時間が必要となる。こ
のために走行時にあっては、運転操作と並行してスイッ
チ操作が行なわれるので前方視界から目が離れるように
なる等、安全運転の面で望ましくなかった。
そこで、この発明はワンタッチのスイッチ操作によっ
て、開閉体がチルト行程とスライドの両行程にわたって
動作が継続できるようにして操作性の向上と安全運転の
確保を図ったサンルーフの駆動モータ制御回路を提供す
ることを目的としている。
[問題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、この発明は、正転及び逆転
によりルーフ開口に設けられた開閉体をスライド及びチ
ルト自在に駆動する駆動モータと、チルト操作スイッチ
のスイッチ端子の切換えにより前記駆動モータを正転又
は逆転させるチルト制御回路と、スライド操作スイッチ
のスイッチ端子の切換えにより前記駆動モータを正転又
は逆転させるスライド制御回路とを備えた駆動モータ制
御回路において、ワンタッチ操作により駆動モータを回
転させる接となり、チルトアップ完了時及びスライドオ
ープン完了時に断となり、駆動モータの回転を停止させ
る断・接可能なオート接点を有すると共に、チルトアッ
プの開閉体を、スライドオープン完了時まで、あるい
は、スライドオープン時の開閉体を、チルトアップ完了
時まで前記オート接点を接として駆動モータの回転継続
を図るオート制御回路を設けてある。
[作用] かかる駆動モータ制御回路において、チルト操作スイッ
チのスイッチ操作によって駆動モータは正転又は逆転し
開閉体のチルトアップ状態と全閉状態が得られるように
なる。また、スライド操作スイッチのスイッチ操作によ
って駆動モータは正転又は逆転し開閉体のスライドオー
プン状態と全閉状態が得られるようになる。
次に、開閉体のチルトアップ時あるいはスライドオープ
ン時において、オート接点をワンタッチ操作によって接
にするとオート制御回路が働き開閉体をスライドオープ
ンあるいはチルトアップに達するまで駆動モータの回転
継続を図る。この時の操作は、ワンタッチで済むため操
作が簡単となるので走行中であっても運転操作に影響を
及ぼすことがなくなり、安全運転が確保される。
[実施例] 以下、第1図乃至第17図の図面を参照しながらこの発
明一実施例を詳細に説明する。
第3図において、1はルーフ開口3に設けられたリッド
等の開閉体を示しており、開閉体1はギヤ部が形成され
た一対の駆動ワイヤ5,5を介して駆動モータ7と連動
連繋している。
駆動モータ7は後述する操作スイッチによって正転及び
逆転可能でルーフ9の内側で、かつ、モータ軸心Xが車
幅方向に沿って配置され、第1・第2伝達ギヤ系11・
12を内蔵するケース本体13のフランジ15にボルト
16によって固着されている。
駆動モータ7の出力軸にはウオーム17が設けられ、ウ
オーム17にはウオームホイールとなる主動ギヤ19が
前記軸心Xと直交して噛み合っている。
主動ギヤ19は主軸21に遊嵌され、主軸21は軸受部
材23を介してケース本体13に軸心W方向に摺動自在
に両端支持されると共に両軸端は外部に露出している。
主動ギヤ19と対向し合う従動側となる駆動ギヤ25は
主軸21と一体に固着されている。主動ギヤ19と駆動
ギヤ25は摩擦クラッチ27によって締結力が制御さ
れ、駆動ギヤ25側に負荷が作用した時に前記摩擦クラ
ッチ27によって滑りが発生し、駆動モータ7に許容範
囲を越える負荷が働らかないようになっている。
即ち、主動ギヤ19と駆動ギヤ25との間にはワッシャ
29が介装され、ワッシャ29は主動ギヤ19側に固着
されており、主動ギヤ19と駆動ギヤ25とは前記ワッ
シヤ29を挟んで接合している。また、主動ギヤ19と
前記主軸21のフランジ部31との間にはワッシャ30
を挟んでリング状のクラッチ部材33とクラッチばね3
5が設けられている。
駆動ギヤ25には前記第1伝達ギヤ系11を構成する先
頭の第1ギヤ37が噛み合っている。第1ギヤ37は、
ケース本体13に両端支持された第1ギヤ軸39に遊嵌
されると共に第2ギヤ軸41に固着された第2ギヤ43
と噛み合っている。
第2ギヤ軸41は軸受部材45を介してケース本体13
に回転自在に両端支持され、一方の軸端はケース本体1
3から外方へ突出している。突出した第2ギヤ軸41の
軸端部には前記駆動ワイヤ5,5のギヤ部と噛み合う第
3ギヤ47が固着され、第3ギヤ47の正転又は逆転に
よって駆動ワイヤ5,5が移動し、駆動ワイヤ5,5の
移動(第2図矢印イ,ロ)で前記開閉体1の後端側が上
昇するチルト制御及び車体前後方向のスライド制御が可
能となる。
一方、主軸21に装着された駆動ギヤ25の下部にサブ
ギヤ49が一体に設けられ、サブギヤ49には第2伝達
ギヤ系12を構成する先頭の第1ギヤ51が噛み合い、
第1ギヤ51は、ケース本体13に両端支持されたギヤ
部57を有する第1ギヤ軸53に固着されると共に、ギ
ヤ部57には回転体駆動ギヤ55が噛み合っている。回
転体駆動ギヤ55はケース本体13に両端支持された回
転体59の回転軸61に装着されている。
回転体59の周面には第1,第2,第3の制御面63,
65,67がそれぞれ設けられている。第1,第2,第
3の制御面63,65,67と接触し合うスイッチ端子
,S,Sを有する第1,第2,第3の検知スイ
ッチLS−1・LS−2・LS−3のスイッチ本体69
は三段に積重ねられると共にスイッチ本体69に設けら
れた貫通孔にブラケット70を介してボルト73が貫通
し、ボルト73のねじ部はケース本体13に螺合してい
る。また、ブラケット70の基端部は回転体59の回転
軸61に嵌合している。これにより、各検知スイッチL
S−1・LS−2・LS−3は回転体59の各制御面6
3,65,67に対して同時に位置決めされる形状とな
っている。
一方、第1の制御面63によって制御される第1の検知
スイッチLS−1は開閉体1のスライド及びチルト制御
用でノーマルクローズ接点NCと開成状態のオープン接
点NOを有し、スイッチ端子Sが第1の制御面63と
接触することでオンとなりオープン接点NCに切換わ
る。このオープン接点NOによる開成状態は制御面63
の領域内において確保される。
第2の制御面65によって制御される第2の検知スイッ
チLS−2は開閉体1のチルト制御用でノーマルクロー
ズ接点NCと開成状態のオープン接点NOとを有し、ス
イッチ端子Sが第2の制御面65と接触することでオ
ンとなりオープン接点NOに切換わる。このオープン接
点NOによる開成状態は制御面65の領域内において確
保される。
第3の制御面67によって制御される第3の検知スイッ
チLS−3は、ノーマルクローズ接点NCを有し、スイ
ッチ端子Sが第3の制御面67と接触することで開成
状態となる。この制御面67は突起状に形成され、ルー
フ開口3の全開状態から開閉体がスライドして閉成する
際に全閉時の150mm手前で前記ノーマルクローズ接点
NCからオープン接点NOに切換える150mm停止スラ
イド制御用となっている、 第1図は前記第1,第2,第3の検知スイッチLS−
1,LS−2,LS−3を有する駆動モータ7の制御回
路を示している。
図において、TL−1・TL−2はチルト制御回路TS
L内に設けられ手動によって操作を行なう第1のチルト
操作スイッチと第2のチルト操作スイッチ、SR−1・
SR−2はスライド制御回路SRL内に設けられ手動に
よって操作を行なう第1のスライド操作スイッチと第2
のスライド操作スイッチをそれぞれ示している。
第1のチルト操作スイッチTL−1はニュートラル時に
おいてスイッチ端子TCが開成状態にあるオープン接
点NOと、閉成されたノーマルクローズ接点NCを有
し、ノーマルクローズ接点NCはバッテリー電源Bへ続
く電源回路BLと接続している。スイッチ端子TC
第1のスライド操作スイッチSR−1の第1スイッチ端
子SCと接続する一方、オープン接点NOは第2のス
ライド操作スイッチSR−2のオープン接点NOと、第
3の検知スイッチLS−3のノーマルクローズ接点NC
とそれぞれ接続している。
第2のチルト操作スイッチTL−2はニュートラル時に
おいてスイッチ端子TCが開成状態にあるオープン接
点NOを有し、スイッチ端子TCは第1のスライド操
作スイッチSR−1のノーマルクローズ接点NCと、ま
た、第2の検知スイッチLS−2のノーマルクローズ接
点NCとそれぞれ接続している。また、オープン接点N
Oは第1の検知スイッチLS−1のノーマルクローズ接
点NCと、リレー回路を構成する第4リレーコイルR
とそれぞれ接続している。
第4リレーコイルRは、アースへ向けて電流が流れる
ことで励磁され、オート制御回路ATLに直列に設けら
れたノーマルクローズ接点NCを閉成する第4リレー端
子r と連繋し、第4リレーコイルRの励磁によって
第4リレー端子r は開成状態に切換わるようになる。
第2の検知スイッチLS−2のスイッチ端子Sは電源
回路BLと、また、オープン接点NOは、第3リレーコ
イルRの励磁によってノーマルクローズ接点NCから
オープン接点NOに切換わる第3リレー第2端子r
2と接続している。
第1の検知スイッチLS−1のスイッチ端子Sはリレ
ー回路を構成する第1リレーコイルRと直列に接続さ
れ、オープン接点NOは第1のスライド操作スイッチS
R−1のオープン接点NOと接続している。
第1のスライド操作スイッチSR−1は、2接点内蔵の
自動中立復帰型の二段押釦タイプとなっている。
即ち、スライド操作スイッチSR−1にはメインの第1
スライドスイッチ端子SCの他にサブの第2スライド
スイッチ端子SC−1とを有し、第1スライドスイッ
チ端子SCは第1のチルト操作スイッチTL−1のス
イッチ端子TC及び自己保持回路GHとそれぞれ接続
している。
また、第1スライドスイッチ端子SCは、ニュートラ
ル時において、ノーマルクローズ接点NCに位置し、ス
ライド操作スイッチSR−1の一段押しでノーマルクロ
ーズ接点NCからオープン接点N0に、さらに、もう一
段押込む二段押しでオート制御回路ATLのオート接点
にそれぞれ切換わり、押圧を解除すると元のノーマ
ルクローズ接点NCへの復帰が可能となる。
オート制御回路ATLには後述するノーマルクローズ接
点NCを閉成する第2クローズスイッチ端子SC−1
と第4リレー端子r と第3リレーコイルRが直列に
設けられ、第4リレー端子r のノーマル端子NCは第
1リレーコイルRと接続し、第4リレー端子r を介
して第3リレーコイルRと第1リレーコイルRに電
流が流れるようになっている。また、第2クローズスイ
ッチ端子SC−1の閉成時においてオート接点A
らの電流は第1,第3リレーコイルR,Rに流れる
ようになり、この電流によって各リレーコイルR,R
は励磁されるようになる。
第1リレーコイルRは駆動モータ7の第1モータ端子
7a 側に接続されたリレー端子r と連繋し、第1リレ
ーコイルRが励磁されることでリレー端子r はアー
ス接点a より閉成接点a に切換わるようになる。
また、第3リレーコイルRは、前記した第3リレー第
2端子r −2の他に、前記自己保持回路GHに設けら
れた第3リレー第1端子r −1と連動連繋し、第2リ
レーコイルRの励磁で第3リレー第1端子r −1の
オープン接点NOは閉成され、第3リレー第2端子r
−2はノーマルクローズ接点NCからオープン接点NO
に切換わるようになり、第2の検知スイッチLS−2を
介して第1リレーコイルRと接続している。
したがって、第3リレー第1端子r −1の閉成時に
は、自己保持回路GHが働き、第1スライドスイッチ端
子SCがノーマルクローズ接点NCに復帰してもオー
ト制御回路ATLに電流が流れ第1、第3リレーコイル
,Rの励磁状態が確保されるようになっている。
なお、自己保持回路GHは第1のチルト操作スイッチT
L−1のスイッチ端子TCがオープン接点NOに切換
わることで第2リレーコイルRに流れる電流が遮断さ
れ自己保持が解除されるようになっている。
一方、第2のスライド操作スイッチSR−2は、2接点
内蔵の自動中立復帰型の押釦タイプとなっている。
即ち、スライド操作スイッチSR−2にはメインの第1
クローズスイッチ端子SCの他にサブの第2クローズ
スイッチ端子SC−1とを有し、第1クローズスイッ
チ端子SCは第3リレー第2端子r −2のノーマル
クローズ接点NCと接続している。
第2クローズスイッチ端子SC−1は、オート制御回
路ATL内に直列に設けられ、前記第2のスライド操作
スイッチSR−2の第1クローズスイッチ端子SC
ノーマルクローズ接点NCからオープン接点NOに切換
わることでノーマルクローズ接点NCから離れるように
なり、押圧解除と同時にノーマルクローズ接点NCに復
帰するものである。
第1クローズスイッチ端子SCは、ニュートラル時に
おいて、ノーマルクローズ接点NCに位置し、スライド
操作スイッチSR−2の押圧でノーマルクローズ接点N
Cからオープン接点NOに、切換わるようになる。
オープン接点NOは第3の検知スイッチLS−3を介し
て第2リレーコイルRと直列に接続され、全閉用スラ
イド制御回路SRLと、第1スライドスイッチ端子SC
−1を介して第2リレーコイルRに電流が流れ、こ
の電流によって励磁されるようになる。
第2リレーコイルRは駆動モータ7の第2モータ端子
7b 側に接続されたリレー端子r と連繋し、第2リレ
ーコイルRが励磁されることでリレー端子r はアー
ス接点a より開成接点a に切換わるようになる。な
お、各リレー端子r ,r の開成時、車体にアースさ
れ駆動モータ7はブレーキ停止するようになる。
次に動作について説明する。始めに全閉状態にある開閉
体1をチルトアップさせるには、第6図に示す如くま
ず、チルトアップスイッチTL−1をオープン接点NO
側へ操作する。これにより第2リレーコイルRは励磁
され駆動モータ7には第2モータ端子7b から第1モー
タ端子7a に電流が流れて逆転する。これにより、開閉
体1の後端はルーフ開口3から上方へ立上がる。この開
閉体1の上昇終了時、動力伝達は継続されるが摩擦クラ
ッチ板27が滑り、駆動モータ7には無理な負荷が作用
することなくチルトアップ状態が得られる。このチルト
アップ確認後、スイッチ操作を解除すれば、スイッチ操
作の解除により第2リレーコイルRは非励磁状態とな
る。このため、リレー接点r は開成接点a に復帰し
モータ7はブレーキ停止する。この結果、開閉体1のチ
ルトアップ状態が得られるようになる。
次に、チルトアップ状態にある開閉体1を全閉にするに
は、第8図に示す如くチルトダウンスイッチTL−2の
オープン接点を閉成することで第1リレーコイルR
励磁され駆動モータ7には第1モータ端子7a から第2
モータ端子7b に電流が流れて正転する。開閉体1の下
降して全閉した時第1の制御面63の回転で第1の検知
スイッチLS−1のスイッチ端子Sはオンとなりオー
プン接点NOに切換わる。これにより、第1リレーコイ
ルR1は励磁が解除され駆動モータ7はブレーキ停止す
る。この結果、開閉体1によりルーフ開口3の全閉状態
が得られるようになり、各スイッチTL−1・TL−2
の操作によって開閉体1のチルト制御が可能となる。
次に、全閉時から全開するには、第10図に示す如く第
1のスライド操作スイッチSR−1をオープン接点NO
側へ一段操作する。この時、第1の検知スイッチLS−
1のスイッチ端子Sは第1の制御面63によってオー
プン接点NO側に切換わった状態にあるため、第1リレ
ーコイルRは励磁状態にあり、駆動モータ7には第1
モータ端子7a から第2モータ端子7b に電流が流れて
正転する。開閉体1の後方へのスライドして全閉した時
において、第1の制御面63により第1の検知スイッチ
LS−1のスイッチ端子Sはノーマルクローズ接点N
C側へ復帰する。これにより第1リレーコイルRは励
磁が解除され駆動モータ7はブレーキ停止する。この結
果、開閉体1はルーフ9内に収納されルーフ開口3の全
開状態が得られる。
次に、全開から全閉にするには、第12図に示す如く第
1のスライド操作スイッチSR−2をオープン接点NO
側へ切換操作する。これにより第2リレーコイルR2は
励磁され駆動モータ7には第2モータ端子7b から第1
モータ端子7a に電流が流れて逆転する。これにより開
閉体1は前方へスライドするが、全閉位置のおよそ15
0mm手前で第3の制御面67が第3の検知スイッチLS
−3のスイッチ端子Sを切換制御しノーマルクローズ
接点NCは開成となる。これにより、第2リレーコイル
は励磁が解除され駆動モータ7はブレーキ停止す
る。この結果、開閉体1は全閉時の約150mm手前で一
端停止する。この時、第2のスライド操作スイッチSR
−2をそのまま操作し続けても駆動モータ7は停止状態
が保持される。
次に、一たん第2のスライド操作スイッチSR−2の操
作を解除すると第1クローズスイッチ端子SCはクロ
ーズ接点NC側に復帰する。と同時に第3の検知スイッ
チLS−3のスイッチ端子Sはオープン接点NOに切
換わるため、第3の検知スイッチLS−3を介して流れ
る電流により第2リレーコイルRが再度励磁される
際、第3の制御面67が駆動モータ7によって動き、第
3の検知スイッチLS−3のスイッチ端子Sをノーマ
ルクローズ接点NCからオープン接点NOに切換える。
次に、再度、第1クローズスイッチ端子SCをオープ
ン接点NOに切換えると第2リレーコイルR2の励磁で
駆動モータ7には第2モータ端子7b から第1モータ端
子7a に電流が流れて逆転する。そして、開閉体1が全
閉位置にくると、第2の制御面65に押圧されていた第
2の検知スイッチLS−2のスイッチ端子Sはノーマ
ルクローズ接点NC側に復帰するため開閉体1は全閉位
置で停止しルーフ開口3の全閉状態が得られるようにな
る(第24図)。
以下、第1,第2のスライド操作スイッチSR−1,S
R−2の操作によって開閉体1のスライド全閉・スライ
ド全開が得られるようになる。
次に、開閉体1のチルトアップ時において第16図に示
す如く第1のスライド操作スイッチSR−1を二段押し
て第1スライドスイッチ端子SCをオート接点A
切換える。この時の操作はワンタッチ操作となり走行中
であっても運転操作に大きな影響を及ぼすことはない。
一方、オート接点Aの接により第1,第3リレーコイ
ルR,Rの励磁されて第2リレー第1端子r は閉
成状態となり自己保持回路GHが働く。これにより、第
1スライドスイッチ端子SCがオート接点Aからノ
ーマルクローズ接点NCに復帰しても第1リレーコイル
には自己保持回路GHを介して流れる電流によって
励磁状態が確保され、駆動モータ7には第1モータ端子
7a から第2モータ端子7b に電流が流れて正転が継続
される。そして開閉体1がチルト行程を過ぎてスライド
行程に入り全開位置にくると第1の検知スイッチLS−
1のスイッチ端子Sはノーマルクローズ接点NCに、
また、第2の検知スイッチLS−2のスイッチ端子S
はオープン接点NOにそれぞれ切換わり、第4リレーコ
イルRが励磁されて第4リレー端子r は開成状態と
なる。この結果、開閉体1は全開位置で停止しルーフ開
口3の全開状態が得られるようになり、ワンタッチ操作
によってチルトアップ時の開閉体1をスライドオープン
位置まで動作させられる。
なお、この実施例のオート制御回路はチルトアップ時か
らスライドオープンまでの開閉体1の動作ができる説明
を行なったが、スライドオープンにある開閉体1をチル
トアップまで動作を行なえるようにすることも可能であ
る。
また、オート接点Aを接とするのに第1のスライド操
作スイッチSR−2の二段押しを利用した構成となって
いるが、別体に設けられたワンタッチ操作釦で接とする
ようにしてもよい。
[発明の効果] 以上、説明したように、この発明のサンルーフの駆動モ
ータ制御回路によれば、オート接点を接にするワンタッ
チ操作によって、例えば、チルトアップ時にあるリッド
をスライドオープン位置まで一気に操作できるため、操
作性の向上が図れるようになると共に、しかも、操作は
ワンタッチで済むため走行中にあっても運転に専念でき
安全運転の上から大変好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のサンルーフの駆動モータ制御回路
図、第2図は駆動モータ全体の平面図、第3図は駆動装
置をルーフ部に取付けた状態の平面図、第4図は第2図
のIII−III線断面図、第5図は第2図のIV−IV線断面
図、第6図はチルトアップ時の制御回路図、第7図は同
上の回転体の各制御面の動きを示した説明図、第8図は
チルトアップから全閉時の制御回路図、第9図は同上の
回転体の各制御面の動きを示した説明図、第10図はス
ライド全開状態を示した制御回路図、第11図は同上の
回転体の各制御面の動きを示した説明図、第12図は全
開から全閉時の150mm停止状態を示した制御回路図、
第13図は同上の回転体の各制御面の動きを示した説明
図、第14図は150mm停止状態から全閉状態を示した
制御回路図、第15図は同上の回転体の各制御面の動き
を示した説明図、第16図はチルトアップからスライド
オープンの動きを示した制御回路図、第17図は同上の
回転体の動きを示した説明図である。 主要な図面符号の説明 1……開閉体 7……駆動モータ SR−1,SR−2……スライド操作スイッチ TL−1,TL−2……チルト操作スイッチ A……オート接点 ATL……オート制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正転及び逆転によりルーフ開口に設けられ
    た開閉体をスライド及びチルト自在に駆動する駆動モー
    タと、チルト操作スイッチのスイッチ端子の切換えによ
    り前記駆動モータを正転又は逆転させるチルト制御回路
    と、スライド操作スイッチのスイッチ端子の切換えによ
    り前記駆動モータを正転又は逆転させるスライド制御回
    路とを備えた駆動モータ制御回路において、ワンタッチ
    操作により駆動モータを回転させる接となり、チルトア
    ップ完了時及びスライドオープン完了時に断となり、駆
    動モータの回転を停止させる断・接可能なオート接点を
    有すると共に、チルトアップ時の開閉体を、スライドオ
    ープン完了時まであるいは、スライドオープン時の開閉
    体を、チルトアップ完了時まで前記オート接点を接とし
    て駆動モータの回転継続を図るオート制御回路を設けた
    ことを特徴とするサンルーフの駆動モータ制御回路。
JP62061053A 1987-03-18 1987-03-18 サンル−フの駆動モ−タ制御回路 Expired - Lifetime JPH0645305B2 (ja)

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