JPH06176074A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH06176074A JPH06176074A JP4327956A JP32795692A JPH06176074A JP H06176074 A JPH06176074 A JP H06176074A JP 4327956 A JP4327956 A JP 4327956A JP 32795692 A JP32795692 A JP 32795692A JP H06176074 A JPH06176074 A JP H06176074A
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 48
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 6
- 239000000872 buffer Substances 0.000 abstract description 65
- 101000799969 Escherichia coli (strain K12) Alpha-2-macroglobulin Proteins 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】入力したファイルデータに対する選択・射影結
果のみを内部メモリ上に格納できるようにすることで、
内部メモリの利用効率の向上を図る。 【構成】ホストコンピュータ10から演算処理装置16
に選択射影入力コマンドが与えられると、エンジン制御
プロセッサ162は、同コマンド中の選択条件と射影指
定を、大容量メモリ13上の入力バッファのアドレスと
共にエンジンインタフェースプロセッサ161に渡して
入力処理を行わせる。プロセッサ161は、自身のロー
カルメモリ168上に入力バッファIB1,IB2を確
保して、同バッファを切り替えながら、一方のバッファ
に選択射影の対象となるファイルデータを入力しつつ、
他方の入力バッファに既に入力されているデータに対し
て、選択条件に従う選択処理と、射影指定に従う射影処
理を行い、その結果を大容量メモリ163上の指定の入
力バッファに出力する処理を行う。
果のみを内部メモリ上に格納できるようにすることで、
内部メモリの利用効率の向上を図る。 【構成】ホストコンピュータ10から演算処理装置16
に選択射影入力コマンドが与えられると、エンジン制御
プロセッサ162は、同コマンド中の選択条件と射影指
定を、大容量メモリ13上の入力バッファのアドレスと
共にエンジンインタフェースプロセッサ161に渡して
入力処理を行わせる。プロセッサ161は、自身のロー
カルメモリ168上に入力バッファIB1,IB2を確
保して、同バッファを切り替えながら、一方のバッファ
に選択射影の対象となるファイルデータを入力しつつ、
他方の入力バッファに既に入力されているデータに対し
て、選択条件に従う選択処理と、射影指定に従う射影処
理を行い、その結果を大容量メモリ163上の指定の入
力バッファに出力する処理を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホスト装置からの要
求に応じて演算対象のファイルデータに対してソートま
たは関係代数演算等の演算処理を実行する演算処理装置
を備え、特に選択および射影処理に好適なデータ処理装
置に関する。
求に応じて演算対象のファイルデータに対してソートま
たは関係代数演算等の演算処理を実行する演算処理装置
を備え、特に選択および射影処理に好適なデータ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムにおいて
は、ソート処理や関係データベースの検索処理等を高速
に実行するために専用のデータベース演算処理装置が設
けられている。このデータベース演算処理装置はハード
ウェアソータと称される演算回路を備えており、この演
算回路を用いることによってホスト装置からの演算処理
要求に応じたソートや関係代数演算等を高速に実行す
る。
は、ソート処理や関係データベースの検索処理等を高速
に実行するために専用のデータベース演算処理装置が設
けられている。このデータベース演算処理装置はハード
ウェアソータと称される演算回路を備えており、この演
算回路を用いることによってホスト装置からの演算処理
要求に応じたソートや関係代数演算等を高速に実行す
る。
【0003】従来、この種のデータベース演算処理装置
では、入力処理と選択処理および射影処理は互いに独立
に行われていた。具体的には、まずデータベース演算処
理装置の内部メモリ上に対象となるファイルデータが全
て入力される。次に、この内部メモリに入力されたファ
イルデータに対して、選択処理が実行され、その選択処
理結果に対してさらに射影処理が実行され、その結果が
2次記憶装置または内部メモリ上に出力される。
では、入力処理と選択処理および射影処理は互いに独立
に行われていた。具体的には、まずデータベース演算処
理装置の内部メモリ上に対象となるファイルデータが全
て入力される。次に、この内部メモリに入力されたファ
イルデータに対して、選択処理が実行され、その選択処
理結果に対してさらに射影処理が実行され、その結果が
2次記憶装置または内部メモリ上に出力される。
【0004】しかし、このような処理方式では、本来は
選択および射影の結果のみが必要であるにも拘らず、フ
ァイルデータを全て内部メモリに入力することになり、
内部メモリの記憶領域を余分に消費するという欠点があ
った。この方式ではさらに、ファイルデータサイズと選
択・射影結果サイズの合計が内部メモリのサイズを超え
た場合には、特別な処理として2次記憶装置上の作業フ
ァイルを使用する以外に処理方法がないという、一層重
大な問題もあった。この問題は、性能向上を第1の目的
とするデータベース演算処理装置にとっては致命的であ
った。
選択および射影の結果のみが必要であるにも拘らず、フ
ァイルデータを全て内部メモリに入力することになり、
内部メモリの記憶領域を余分に消費するという欠点があ
った。この方式ではさらに、ファイルデータサイズと選
択・射影結果サイズの合計が内部メモリのサイズを超え
た場合には、特別な処理として2次記憶装置上の作業フ
ァイルを使用する以外に処理方法がないという、一層重
大な問題もあった。この問題は、性能向上を第1の目的
とするデータベース演算処理装置にとっては致命的であ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、選択・射影の対象となるファイルデータを全てデー
タベース演算処理装置の内部メモリに入力していたた
め、内部メモリの利用効率が著しく低下し、その結果、
データベース演算処理装置の全体の処理性能も低下する
という問題があった。
は、選択・射影の対象となるファイルデータを全てデー
タベース演算処理装置の内部メモリに入力していたた
め、内部メモリの利用効率が著しく低下し、その結果、
データベース演算処理装置の全体の処理性能も低下する
という問題があった。
【0006】この発明は、このような点を考慮してなさ
れたもので、ファイルデータの入力処理中に選択処理と
射影処理とを同時並行して実行することにより、選択・
射影結果のみを内部メモリ上に格納することができ、も
って内部メモリの利用効率を向上させ、データベース演
算処理装置全体の処理性能を飛躍的に向上できるデータ
処理装置を提供することにある。
れたもので、ファイルデータの入力処理中に選択処理と
射影処理とを同時並行して実行することにより、選択・
射影結果のみを内部メモリ上に格納することができ、も
って内部メモリの利用効率を向上させ、データベース演
算処理装置全体の処理性能を飛躍的に向上できるデータ
処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段と作用】この発明は、ホス
ト装置と、演算対象のファイルデータが格納される2次
記憶装置と、この2次記憶装置を直接アクセスするため
のパスを有し、上記ホスト装置からの要求に応じて上記
演算対象のファイルデータに対して所定の演算処理を実
行する演算処理装置(データベース演算処理装置)とを
備えたデータ処理装置において、
ト装置と、演算対象のファイルデータが格納される2次
記憶装置と、この2次記憶装置を直接アクセスするため
のパスを有し、上記ホスト装置からの要求に応じて上記
演算対象のファイルデータに対して所定の演算処理を実
行する演算処理装置(データベース演算処理装置)とを
備えたデータ処理装置において、
【0008】ホスト装置からの演算要求に従って演算対
象のファイルデータを上記パスを介して2次記憶装置か
ら入力する入力手段であって、ホスト装置から選択条件
と射影指定を含む選択射影入力コマンドが与えられた場
合には、2次記憶装置から演算対象ファイルデータを入
力しつつ、同ファイルデータに対して上記の選択条件と
射影指定に従う選択・射影処理を行う入力手段と、この
入力された演算対象ファイルデータまたは選択・射影処
理の結果に対してソートまたは関係代数演算を実行する
演算処理手段と、上記演算対象ファイルデータまたは選
択・射影処理結果、および演算処理手段による演算の結
果が格納される内部メモリと、この演算結果を2次記憶
装置に出力する出力手段とを、上記データベース演算処
理装置に設け、このデータベース演算処理装置が、ホス
ト装置からの選択射影入力コマンドに従い、上記入力手
段を用いて、演算対象ファイルデータの入力と同データ
に対する選択・射影処理とを並行して実行するようにし
たことを特徴とする。
象のファイルデータを上記パスを介して2次記憶装置か
ら入力する入力手段であって、ホスト装置から選択条件
と射影指定を含む選択射影入力コマンドが与えられた場
合には、2次記憶装置から演算対象ファイルデータを入
力しつつ、同ファイルデータに対して上記の選択条件と
射影指定に従う選択・射影処理を行う入力手段と、この
入力された演算対象ファイルデータまたは選択・射影処
理の結果に対してソートまたは関係代数演算を実行する
演算処理手段と、上記演算対象ファイルデータまたは選
択・射影処理結果、および演算処理手段による演算の結
果が格納される内部メモリと、この演算結果を2次記憶
装置に出力する出力手段とを、上記データベース演算処
理装置に設け、このデータベース演算処理装置が、ホス
ト装置からの選択射影入力コマンドに従い、上記入力手
段を用いて、演算対象ファイルデータの入力と同データ
に対する選択・射影処理とを並行して実行するようにし
たことを特徴とする。
【0009】このように、データベース演算処理装置内
の入力手段に、選択・射影処理機能を持たせ、ホスト装
置から選択射影入力コマンドが与えられた場合には、入
力手段によるファイルデータの入力処理中に、同入力手
段の選択・射影処理機能により、この入力データに対
し、選択射影入力コマンドに含まれている選択条件に従
う選択処理と、射影指定に従う射影処理を同時並行して
実行することにより、入力したファイルデータでなく
て、選択・射影処理の結果のみを内部メモリ上に格納す
ることが可能となる。これにより、内部メモリの利用効
率が向上し、上記の入力処理以降に継続される他の演算
処理が必要とする内部メモリ上でのバッファ領域の確保
が容易となり、したがって2次記憶装置上の作業ファイ
ルを使用する処理を不要とし、最終的にデータベース演
算処理装置のトータル性能を飛躍的に向上することが可
能となる。
の入力手段に、選択・射影処理機能を持たせ、ホスト装
置から選択射影入力コマンドが与えられた場合には、入
力手段によるファイルデータの入力処理中に、同入力手
段の選択・射影処理機能により、この入力データに対
し、選択射影入力コマンドに含まれている選択条件に従
う選択処理と、射影指定に従う射影処理を同時並行して
実行することにより、入力したファイルデータでなく
て、選択・射影処理の結果のみを内部メモリ上に格納す
ることが可能となる。これにより、内部メモリの利用効
率が向上し、上記の入力処理以降に継続される他の演算
処理が必要とする内部メモリ上でのバッファ領域の確保
が容易となり、したがって2次記憶装置上の作業ファイ
ルを使用する処理を不要とし、最終的にデータベース演
算処理装置のトータル性能を飛躍的に向上することが可
能となる。
【0010】また、この発明は、上記データベース演算
処理装置に、第1乃至第3のプロセッサから構成される
マルチプロセッサ構成を採用し、データベース演算処理
装置と2次記憶装置間のデータ入出力の他、選択射影入
力コマンドが与えられた場合には、入力処理と並行して
同コマンド内の選択条件に従う選択処理と射影指定に従
う射影処理とを第1のプロセッサに、演算回路を用いた
演算処理を第2のプロセッサに、そして、全体の制御を
第3のプロセッサにそれぞれ機能分散するようにしたこ
とを第2の特徴とする。
処理装置に、第1乃至第3のプロセッサから構成される
マルチプロセッサ構成を採用し、データベース演算処理
装置と2次記憶装置間のデータ入出力の他、選択射影入
力コマンドが与えられた場合には、入力処理と並行して
同コマンド内の選択条件に従う選択処理と射影指定に従
う射影処理とを第1のプロセッサに、演算回路を用いた
演算処理を第2のプロセッサに、そして、全体の制御を
第3のプロセッサにそれぞれ機能分散するようにしたこ
とを第2の特徴とする。
【0011】この構成においては、第1乃至第3のプロ
セッサによって効率良く負荷分散が図られ、しかも第1
のプロセッサによるデータ入出力、および同プロセッサ
による入力処理と並行した同プロセッサによる選択・射
影処理と、第2のプロセッサによる演算処理との並行動
作が可能となり、それらの並行動作を第3のプロセッサ
が実行制御することにより、データベース演算処理装置
の動作性能を十分に向上させることができる。
セッサによって効率良く負荷分散が図られ、しかも第1
のプロセッサによるデータ入出力、および同プロセッサ
による入力処理と並行した同プロセッサによる選択・射
影処理と、第2のプロセッサによる演算処理との並行動
作が可能となり、それらの並行動作を第3のプロセッサ
が実行制御することにより、データベース演算処理装置
の動作性能を十分に向上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
明する。
【0013】図1にはこの発明の一実施例に係わるデー
タ処理装置の全体のシステム構成が示されている。この
データ処理装置は、ホストコンピュータ10と、データ
ベース演算処理装置(データベースエンジン;DBE)
16と、外部記憶装置、例えば磁気ディスク装置17と
によって構成されている。
タ処理装置の全体のシステム構成が示されている。この
データ処理装置は、ホストコンピュータ10と、データ
ベース演算処理装置(データベースエンジン;DBE)
16と、外部記憶装置、例えば磁気ディスク装置17と
によって構成されている。
【0014】ホストコンピュータ10は、CPU11、
主記憶装置12、第1および第2のチャネル装置14,
15によって構成されている。これらCPU11、主記
憶装置12、およびチャネル装置14,15はシステム
バス13を介して相互接続されている。
主記憶装置12、第1および第2のチャネル装置14,
15によって構成されている。これらCPU11、主記
憶装置12、およびチャネル装置14,15はシステム
バス13を介して相互接続されている。
【0015】ホストコンピュータ10とデータベース演
算処理装置16はチャネル装置14によって接続され、
またホストコンピュータ10と磁気ディスク装置17は
チャネル装置15によって接続されている。さらに、デ
ータベース演算処理装置16と磁気ディスク装置17は
専用のアクセスパス18を介して接続されている。
算処理装置16はチャネル装置14によって接続され、
またホストコンピュータ10と磁気ディスク装置17は
チャネル装置15によって接続されている。さらに、デ
ータベース演算処理装置16と磁気ディスク装置17は
専用のアクセスパス18を介して接続されている。
【0016】CPU11は、ホストコンピュータ10全
体の制御を司るものであり、データベース演算処理装置
16に対してソート処理や関係代数演算等の各種演算処
理の実行、さらには索引ファイルの作成の実行を依頼す
る。主記憶装置12には、データベース演算処理装置1
6に対して演算対象ファイルや演算内容を指示するため
のコマンド群が格納される。このコマンド群には、ファ
イルデータの入力と同データに対する選択・射影処理を
要求するための選択射影入力コマンドが含まれている。
この選択射影入力コマンドは、選択条件と射影指定を持
つ。
体の制御を司るものであり、データベース演算処理装置
16に対してソート処理や関係代数演算等の各種演算処
理の実行、さらには索引ファイルの作成の実行を依頼す
る。主記憶装置12には、データベース演算処理装置1
6に対して演算対象ファイルや演算内容を指示するため
のコマンド群が格納される。このコマンド群には、ファ
イルデータの入力と同データに対する選択・射影処理を
要求するための選択射影入力コマンドが含まれている。
この選択射影入力コマンドは、選択条件と射影指定を持
つ。
【0017】データベース演算処理装置(DBE)16
は、CPU11からのコマンドに基づいて演算対象ファ
イルのデータに対して演算処理を実行するものであり、
演算対象ファイルの入力および演算結果の出力のため
に、パス18を介して磁気ディスク装置17を直接的に
アクセスする。
は、CPU11からのコマンドに基づいて演算対象ファ
イルのデータに対して演算処理を実行するものであり、
演算対象ファイルの入力および演算結果の出力のため
に、パス18を介して磁気ディスク装置17を直接的に
アクセスする。
【0018】このデータベース演算処理装置(DBE)
16は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161、エンジン制御プロセッサ(ECP)162、大
容量メモリ(EBDM)163、ハードウェア(HW)
ソータ制御プロセッサ(ECAM)164、並列ソーテ
ィングモジュール(PSOM)165、および並列関係
代数演算モジュール(PRAM)166によって構成さ
れている。
16は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161、エンジン制御プロセッサ(ECP)162、大
容量メモリ(EBDM)163、ハードウェア(HW)
ソータ制御プロセッサ(ECAM)164、並列ソーテ
ィングモジュール(PSOM)165、および並列関係
代数演算モジュール(PRAM)166によって構成さ
れている。
【0019】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の3台のプロセッサは、内部バス167によ
って相互接続されており、大容量メモリ(EBDM)1
63を共有メモリとする密結合のマルチプロセッサを構
成している。大容量メモリ(EBDM)163は、3台
の各プロセッサの共通のアドレス空間上に配置されてい
る。
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の3台のプロセッサは、内部バス167によ
って相互接続されており、大容量メモリ(EBDM)1
63を共有メモリとする密結合のマルチプロセッサを構
成している。大容量メモリ(EBDM)163は、3台
の各プロセッサの共通のアドレス空間上に配置されてい
る。
【0020】また、これら3台のプロセッサ、つまりエ
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162、およびハード
ウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164には機
能分散がなされている。この場合、それぞれの固有の役
割を効率良く実行するために、これら各プロセッサは、
密結合ながらそれぞれに適した独立のモニタ(マイクロ
プロセッサ用オペレーティングシステム)によって動作
制御されるように構成されている。
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162、およびハード
ウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164には機
能分散がなされている。この場合、それぞれの固有の役
割を効率良く実行するために、これら各プロセッサは、
密結合ながらそれぞれに適した独立のモニタ(マイクロ
プロセッサ用オペレーティングシステム)によって動作
制御されるように構成されている。
【0021】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の機能分散は、次のようになされている。
P)161、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2、およびハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164の機能分散は、次のようになされている。
【0022】まず、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、ホストコンピュータ10とデータ
ベース演算処理装置16間の通信を行うと共に、磁気デ
ィスク装置17のディスクコントローラにもパス18を
介して接続されており、磁気ディスク装置17との間で
のデータ入出力を制御する。また、エンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161は、磁気ディスク装置
17にデータを出力する際、出力ファイルの再構成処理
も行う。
(EIP)161は、ホストコンピュータ10とデータ
ベース演算処理装置16間の通信を行うと共に、磁気デ
ィスク装置17のディスクコントローラにもパス18を
介して接続されており、磁気ディスク装置17との間で
のデータ入出力を制御する。また、エンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161は、磁気ディスク装置
17にデータを出力する際、出力ファイルの再構成処理
も行う。
【0023】ホストコンピュータ10との間の通信にお
いては、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161は、第1のチャネル装置14を介してCPU11
から送られてくるコマンドを受信し、それをエンジン制
御プロセッサ(ECP)162に送信する。また、エン
ジンインタフェースプロセッサ(EIP)161は、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162から送られてく
るコマンド結果としてのステータスを受信し、それを第
1のチャネル装置14を介してCPU11に返信する。
いては、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)
161は、第1のチャネル装置14を介してCPU11
から送られてくるコマンドを受信し、それをエンジン制
御プロセッサ(ECP)162に送信する。また、エン
ジンインタフェースプロセッサ(EIP)161は、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162から送られてく
るコマンド結果としてのステータスを受信し、それを第
1のチャネル装置14を介してCPU11に返信する。
【0024】次に磁気ディスク装置17との間のデータ
入出力においては、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162からの入出力要求を受け付け、大容量メモリ
(EBDM)163と磁気ディスク装置17との間でデ
ータ転送を行う。その際、CPU11から選択射影入力
コマンドが与えられた場合であれば、エンジンインタフ
ェースプロセッサ(EIP)161は、エンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162からの要求に従い、入力時に
は入力処理と並行して選択条件による選択処理と射影指
定による射影処理とを行う。
入出力においては、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162からの入出力要求を受け付け、大容量メモリ
(EBDM)163と磁気ディスク装置17との間でデ
ータ転送を行う。その際、CPU11から選択射影入力
コマンドが与えられた場合であれば、エンジンインタフ
ェースプロセッサ(EIP)161は、エンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162からの要求に従い、入力時に
は入力処理と並行して選択条件による選択処理と射影指
定による射影処理とを行う。
【0025】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161はローカルメモリ168を有しており、上記
選択射影入力コマンドを実行する際には、同メモリ16
8上に2つの入力バッファIB1,IB2を確保するよ
うになっている。
P)161はローカルメモリ168を有しており、上記
選択射影入力コマンドを実行する際には、同メモリ16
8上に2つの入力バッファIB1,IB2を確保するよ
うになっている。
【0026】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1、大容量メモリ(EBDM)163、およびハードウ
ェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164を内部バ
ス167を介して制御するものである。エンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162は、CPU11からのコマン
ドが、ソートや関係代数演算などの演算処理コマンドの
場合には、それに対応する各種コマンド処理プロセスの
生成・実行を司る。またエンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、選択射影入力コマンドの場合には、同コ
マンドに含まれている選択条件と射影指定とをエンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161に送信し、
ファイルデータの入力処理と同データに対する選択射影
処理とを並行して実行するための制御を司る。
は、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1、大容量メモリ(EBDM)163、およびハードウ
ェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164を内部バ
ス167を介して制御するものである。エンジン制御プ
ロセッサ(ECP)162は、CPU11からのコマン
ドが、ソートや関係代数演算などの演算処理コマンドの
場合には、それに対応する各種コマンド処理プロセスの
生成・実行を司る。またエンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、選択射影入力コマンドの場合には、同コ
マンドに含まれている選択条件と射影指定とをエンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161に送信し、
ファイルデータの入力処理と同データに対する選択射影
処理とを並行して実行するための制御を司る。
【0027】大容量メモリ(EBDM)163は、磁気
ディスク装置17から読み出された演算対象のファイル
データ、同データに対するエンジンインタフェースプロ
セッサ(EIP)161による選択射影結果、CPU1
1から送られてくる各種演算処理コマンド、選択射影入
力コマンド、ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164、並列ソーティングモジュール(PSO
M)165、および並列関係代数演算モジュール(PR
AM)166による演算結果、さらには、エンジン制御
プロセッサ(ECP)162による演算結果の統合結果
等を格納する共有メモリである。演算対象のファイルデ
ータは大容量メモリ(EBDM)163内の入力バッフ
ァ部に格納され、演算処理結果は大容量メモリ(EBD
M)163内の出力バッファ部に格納される。
ディスク装置17から読み出された演算対象のファイル
データ、同データに対するエンジンインタフェースプロ
セッサ(EIP)161による選択射影結果、CPU1
1から送られてくる各種演算処理コマンド、選択射影入
力コマンド、ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164、並列ソーティングモジュール(PSO
M)165、および並列関係代数演算モジュール(PR
AM)166による演算結果、さらには、エンジン制御
プロセッサ(ECP)162による演算結果の統合結果
等を格納する共有メモリである。演算対象のファイルデ
ータは大容量メモリ(EBDM)163内の入力バッフ
ァ部に格納され、演算処理結果は大容量メモリ(EBD
M)163内の出力バッファ部に格納される。
【0028】ハードウェアソータ制御プロセッサ(EC
AM)164は、エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの指令に基づいて、並列ソーティングモジュー
ル(PSOM)165および並列関係代数演算モジュー
ル(PRAM)166による演算を制御する。
AM)164は、エンジン制御プロセッサ(ECP)1
62からの指令に基づいて、並列ソーティングモジュー
ル(PSOM)165および並列関係代数演算モジュー
ル(PRAM)166による演算を制御する。
【0029】この場合、ハードウェアソータ制御プロセ
ッサ(ECAM)164は、大容量メモリ(EBDM)
163上のデータを並列ソーティングモジュール(PS
OM)165に入力し、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166から出力された演算結果を大容量メ
モリ(EBDM)163上に格納するが、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165へのデータ入力に際
しては、まず、キー切り出し処理を実行する。このキー
切り出し処理においては、ハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164は、演算対象の各レコードか
ら演算に必要な演算対象キーフィールドのみを切り出
し、それに大容量メモリ(EBDM)163上における
レコードの先頭アドレス(を示すポインタ)であるレコ
ード識別番号(レコード識別子)RIDを付加して並列
ソーティングモジュール(PSOM)165へ送出す
る。
ッサ(ECAM)164は、大容量メモリ(EBDM)
163上のデータを並列ソーティングモジュール(PS
OM)165に入力し、並列関係代数演算モジュール
(PRAM)166から出力された演算結果を大容量メ
モリ(EBDM)163上に格納するが、並列ソーティ
ングモジュール(PSOM)165へのデータ入力に際
しては、まず、キー切り出し処理を実行する。このキー
切り出し処理においては、ハードウェアソータ制御プロ
セッサ(ECAM)164は、演算対象の各レコードか
ら演算に必要な演算対象キーフィールドのみを切り出
し、それに大容量メモリ(EBDM)163上における
レコードの先頭アドレス(を示すポインタ)であるレコ
ード識別番号(レコード識別子)RIDを付加して並列
ソーティングモジュール(PSOM)165へ送出す
る。
【0030】並列ソーティングモジュール(PSOM)
165は、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164によって駆動され、ソートを並列に実行する
専用のハードウェア回路であり、並列関係代数演算モジ
ュール(PRAM)166に接続されている。並列ソー
ティングモジュール(PSOM)165は、パイプライ
ンマージソータと称されるものであり、2−ウェイマー
ジを行う複数のソートセルをカスケード接続してなる。
165は、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECA
M)164によって駆動され、ソートを並列に実行する
専用のハードウェア回路であり、並列関係代数演算モジ
ュール(PRAM)166に接続されている。並列ソー
ティングモジュール(PSOM)165は、パイプライ
ンマージソータと称されるものであり、2−ウェイマー
ジを行う複数のソートセルをカスケード接続してなる。
【0031】並列関係代数演算モジュール(PRAM)
166は、関係データベースにおけるJOIN(結合)
やRESTRICT(制約、準結合)といった関係代数
演算を並列に実行する専用のハードウェア回路であり、
並列ソーティングモジュール(PSOM)165からソ
ートされたデータを入力し、演算結果をハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164に出力する。ソ
ート処理だけを実行する場合には、並列関係代数演算モ
ジュール(PRAM)166は最終段のソートセルとし
て機能する。
166は、関係データベースにおけるJOIN(結合)
やRESTRICT(制約、準結合)といった関係代数
演算を並列に実行する専用のハードウェア回路であり、
並列ソーティングモジュール(PSOM)165からソ
ートされたデータを入力し、演算結果をハードウェアソ
ータ制御プロセッサ(ECAM)164に出力する。ソ
ート処理だけを実行する場合には、並列関係代数演算モ
ジュール(PRAM)166は最終段のソートセルとし
て機能する。
【0032】このように、エンジンインタフェースプロ
セッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ(E
CP)162、およびハードウェアソータ制御プロセッ
サ(ECAM)164には、各種演算処理、例えばソー
ト処理やセレクト(選択)処理を実行するための機能が
分散されている。この場合、これらプロセッサは、大容
量メモリ(EBDM)163上のバッファのデータの授
受を除けば非同期に動作し、並行して各機能を実行す
る。即ち、ソートやセレクト等の処理は、通常、選択射
影入力処理、演算処理、および出力処理から構成される
が、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)1
64の制御による演算処理は、エンジンインタフェース
プロセッサ(EIP)161による演算対象データの選
択射影入力処理と並行して実行される。またハードウェ
アソータ制御プロセッサ(ECAM)164からの演算
結果をエンジン制御プロセッサ(ECP)162によっ
て統合処理する必要がある場合には、その統合処理とエ
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161によ
る出力処理も並行して実行される。次に、図1に示すデ
ータ処理装置にて行われる本発明に直接関連する一連の
処理について、図2乃至図7のフローチャートを参照し
て説明する。
セッサ(EIP)161、エンジン制御プロセッサ(E
CP)162、およびハードウェアソータ制御プロセッ
サ(ECAM)164には、各種演算処理、例えばソー
ト処理やセレクト(選択)処理を実行するための機能が
分散されている。この場合、これらプロセッサは、大容
量メモリ(EBDM)163上のバッファのデータの授
受を除けば非同期に動作し、並行して各機能を実行す
る。即ち、ソートやセレクト等の処理は、通常、選択射
影入力処理、演算処理、および出力処理から構成される
が、ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)1
64の制御による演算処理は、エンジンインタフェース
プロセッサ(EIP)161による演算対象データの選
択射影入力処理と並行して実行される。またハードウェ
アソータ制御プロセッサ(ECAM)164からの演算
結果をエンジン制御プロセッサ(ECP)162によっ
て統合処理する必要がある場合には、その統合処理とエ
ンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161によ
る出力処理も並行して実行される。次に、図1に示すデ
ータ処理装置にて行われる本発明に直接関連する一連の
処理について、図2乃至図7のフローチャートを参照し
て説明する。
【0033】まず、ホストコンピュータ10(のCPU
11)からデータベース演算処理装置(DBE)16に
対して、システムバス13、第1のチャネル装置14を
介して選択射影入力コマンドが送られたものとする。こ
の選択射影入力コマンドは、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161を介してエンジン制御プロセ
ッサ(ECP)162に伝達され、同プロセッサ(EC
P)162で受信される(図2ステップS1)。
11)からデータベース演算処理装置(DBE)16に
対して、システムバス13、第1のチャネル装置14を
介して選択射影入力コマンドが送られたものとする。こ
の選択射影入力コマンドは、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161を介してエンジン制御プロセ
ッサ(ECP)162に伝達され、同プロセッサ(EC
P)162で受信される(図2ステップS1)。
【0034】すると、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、選択射影入力コマンドから選択条件部分
と射影指定部分のみを取り出して、大容量メモリ(EB
DM)163内に確保した選択射影結果格納用の入力バ
ッファ(図示せず)のアドレスと共に、エンジンインタ
フェースプロセッサ(EIP)161に入力開始指示と
して、内部バス167を介して送信する(図2ステップ
S2)。
P)162は、選択射影入力コマンドから選択条件部分
と射影指定部分のみを取り出して、大容量メモリ(EB
DM)163内に確保した選択射影結果格納用の入力バ
ッファ(図示せず)のアドレスと共に、エンジンインタ
フェースプロセッサ(EIP)161に入力開始指示と
して、内部バス167を介して送信する(図2ステップ
S2)。
【0035】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161は、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2からの入力開始指示を受け取ると、その入力開始指示
の処理として、まず入力開始状態にあることを示すため
に、入力開始フラグ(図示せず)を“1”に設定する
(図3ステップS11)。
P)161は、エンジン制御プロセッサ(ECP)16
2からの入力開始指示を受け取ると、その入力開始指示
の処理として、まず入力開始状態にあることを示すため
に、入力開始フラグ(図示せず)を“1”に設定する
(図3ステップS11)。
【0036】次に、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、選択射影結果格納用の入力バッフ
ァのアドレス、選択条件および射影指定を自身の内部テ
ーブル(図示せず)に格納する(図3ステップS1
2)。そしてエンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161は、ローカルメモリ168内に例えば2つの
同一サイズの入力バッファIB1,IB2を確保して
(図3ステップS13)、入力開始指示の処理を終了す
る。
(EIP)161は、選択射影結果格納用の入力バッフ
ァのアドレス、選択条件および射影指定を自身の内部テ
ーブル(図示せず)に格納する(図3ステップS1
2)。そしてエンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161は、ローカルメモリ168内に例えば2つの
同一サイズの入力バッファIB1,IB2を確保して
(図3ステップS13)、入力開始指示の処理を終了す
る。
【0037】一方、エンジン制御プロセッサ(ECP)
162は、エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161に入力開始指示を送ると、同プロセッサ(E
IP)161による入力処理(のための入力処理ルーチ
ン)を呼び出す(図2ステップS3)。
162は、エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161に入力開始指示を送ると、同プロセッサ(E
IP)161による入力処理(のための入力処理ルーチ
ン)を呼び出す(図2ステップS3)。
【0038】すると、エンジンインタフェースプロセッ
サ(EIP)161は、図4乃至図6に示す入力処理ル
ーチンの実行を開始する。まずエンジンインタフェース
プロセッサ(EIP)161は、入力開始フラグが
“1”であるか否かの判定を行う(図4ステップS2
1)。最初の処理では、入力開始フラグは“1”であ
る。この場合、エンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161は、以降は最初ではないことを示すため
に、入力開始フラグを“2”に設定し(図4ステップS
22)、さらに入力バッファIB1に有効データが存在
することを示すために、バッファ切り替えフラグ(図示
せず)を“1”に設定する(図4ステップS23)。
サ(EIP)161は、図4乃至図6に示す入力処理ル
ーチンの実行を開始する。まずエンジンインタフェース
プロセッサ(EIP)161は、入力開始フラグが
“1”であるか否かの判定を行う(図4ステップS2
1)。最初の処理では、入力開始フラグは“1”であ
る。この場合、エンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161は、以降は最初ではないことを示すため
に、入力開始フラグを“2”に設定し(図4ステップS
22)、さらに入力バッファIB1に有効データが存在
することを示すために、バッファ切り替えフラグ(図示
せず)を“1”に設定する(図4ステップS23)。
【0039】次に、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162により指定されたファイルデータを磁気ディ
スク装置17からパス18を介して読み込み、入力バッ
ファIB1に入力する(図4ステップS24)。この入
力バッファIB1へのデータ入力は、同バッファIB1
が満杯(FULL)となるまで(あるいは対象となるフ
ァイルデータが終了となるまで)行われる。
(EIP)161は、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162により指定されたファイルデータを磁気ディ
スク装置17からパス18を介して読み込み、入力バッ
ファIB1に入力する(図4ステップS24)。この入
力バッファIB1へのデータ入力は、同バッファIB1
が満杯(FULL)となるまで(あるいは対象となるフ
ァイルデータが終了となるまで)行われる。
【0040】エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161は、入力バッファIB1へのデータ入力を実
行すると、入力すべきファイルデータは終わりか否かの
判定を行い(図5ステップS25)、終わりでないなら
ばバッファ切り替えフラグが“1”であるか否かを判定
する(図5ステップS25)。最初の処理では、バッフ
ァ切り替えフラグは“1”である。この場合、エンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161は、入力バ
ッファIB2を有効とするためにバッファ切り替えフラ
グを“2”に設定する(図5ステップS27)。
P)161は、入力バッファIB1へのデータ入力を実
行すると、入力すべきファイルデータは終わりか否かの
判定を行い(図5ステップS25)、終わりでないなら
ばバッファ切り替えフラグが“1”であるか否かを判定
する(図5ステップS25)。最初の処理では、バッフ
ァ切り替えフラグは“1”である。この場合、エンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161は、入力バ
ッファIB2を有効とするためにバッファ切り替えフラ
グを“2”に設定する(図5ステップS27)。
【0041】次に、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、選択射影終了フラグ(図示せず)
が“2”であるか否かを判定する(図5ステップS2
8)。この選択射影終了フラグは、“1”のとき入力バ
ッファIB1内のデータに対する選択射影処理が終了し
ていることを示し、“2”のとき入力バッファIB2内
のデータに対する選択射影処理が終了していることを示
す。選択射影終了フラグの初期値は“2”であり、した
がって最初のステップS28の判定はYESとなる。
(EIP)161は、選択射影終了フラグ(図示せず)
が“2”であるか否かを判定する(図5ステップS2
8)。この選択射影終了フラグは、“1”のとき入力バ
ッファIB1内のデータに対する選択射影処理が終了し
ていることを示し、“2”のとき入力バッファIB2内
のデータに対する選択射影処理が終了していることを示
す。選択射影終了フラグの初期値は“2”であり、した
がって最初のステップS28の判定はYESとなる。
【0042】ステップS28の判定がYESの場合、即
ち選択射影フラグが“2”の場合、エンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161は、入力バッファIB
1内のデータに対する選択射影処理が可能であるものと
判断し、入力バッファIB1を示すバッファ種別情報と
同バッファIB1のポインタ(バッファアドレス)を引
数として、選択射影ルーチンを呼び出す(図5ステップ
S29)。
ち選択射影フラグが“2”の場合、エンジンインタフェ
ースプロセッサ(EIP)161は、入力バッファIB
1内のデータに対する選択射影処理が可能であるものと
判断し、入力バッファIB1を示すバッファ種別情報と
同バッファIB1のポインタ(バッファアドレス)を引
数として、選択射影ルーチンを呼び出す(図5ステップ
S29)。
【0043】そしてエンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、選択射影の対象となる後続のファ
イルデータを磁気ディスク装置17から読み込んで入力
バッファIB2に入力する(図5ステップS30)。以
上で、エンジン制御プロセッサ(ECP)162により
呼び出された(1回目の)入力処理ルーチンは終了とな
る。
(EIP)161は、選択射影の対象となる後続のファ
イルデータを磁気ディスク装置17から読み込んで入力
バッファIB2に入力する(図5ステップS30)。以
上で、エンジン制御プロセッサ(ECP)162により
呼び出された(1回目の)入力処理ルーチンは終了とな
る。
【0044】すると、エンジン制御プロセッサ(EC
P)162は、エンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161から入力完了が通知されたか否かを調べる
(図2ステップS4,S5)。この例のように、入力完
了が通知されていない場合には、エンジン制御プロセッ
サ(ECP)162は、ステップS3に戻ってエンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161による入力
処理(のための入力処理ルーチン)を呼び出す。これに
より、2回目の入力処理ルーチンが実行されることにな
る。
P)162は、エンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161から入力完了が通知されたか否かを調べる
(図2ステップS4,S5)。この例のように、入力完
了が通知されていない場合には、エンジン制御プロセッ
サ(ECP)162は、ステップS3に戻ってエンジン
インタフェースプロセッサ(EIP)161による入力
処理(のための入力処理ルーチン)を呼び出す。これに
より、2回目の入力処理ルーチンが実行されることにな
る。
【0045】さて、本実施例では、先の1回目の入力処
理ルーチンのステップS29(図5参照)で選択射影ル
ーチンが呼び出されており、これにより、同ルーチンに
従う選択射影処理が、エンジンインタフェースプロセッ
サ(EIP)161によって、入力処理ルーチンと並行
して次のように実行される。
理ルーチンのステップS29(図5参照)で選択射影ル
ーチンが呼び出されており、これにより、同ルーチンに
従う選択射影処理が、エンジンインタフェースプロセッ
サ(EIP)161によって、入力処理ルーチンと並行
して次のように実行される。
【0046】まずエンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、入力処理ルーチンから呼び出され
た際に引数として渡されたアドレスの入力バッファ(こ
こでは入力バッファIB1)のデータを、内部テーブル
上の選択条件に従って選択し、さらに、その選択結果
を、内部テーブル上の射影指定に従って射影し、その射
影結果(したがって選択射影結果)を、内部テーブルに
格納されている選択射影結果格納用の入力バッファのア
ドレス、即ちエンジン制御プロセッサ(ECP)162
によって指定された大容量メモリ(EBDM)16上の
入力バッファに出力する(図7ステップS41)。
(EIP)161は、入力処理ルーチンから呼び出され
た際に引数として渡されたアドレスの入力バッファ(こ
こでは入力バッファIB1)のデータを、内部テーブル
上の選択条件に従って選択し、さらに、その選択結果
を、内部テーブル上の射影指定に従って射影し、その射
影結果(したがって選択射影結果)を、内部テーブルに
格納されている選択射影結果格納用の入力バッファのア
ドレス、即ちエンジン制御プロセッサ(ECP)162
によって指定された大容量メモリ(EBDM)16上の
入力バッファに出力する(図7ステップS41)。
【0047】次に、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、ステップS41での選択射影処理
の対象となった入力バッファの種別がIB1またはIB
2のいずれであるかを判定し(図7ステップS42)、
この例のようにIB1であれば、入力バッファIB1の
データに対する選択射影終了を示すために、選択射影終
了フラグを“1”に設定して、選択射影ルーチンから抜
ける。もし、入力バッファIB2のデータに対する選択
射影処理を行った場合であれば、選択射影終了フラグは
“2”に設定されて、選択射影ルーチンから抜ける。
(EIP)161は、ステップS41での選択射影処理
の対象となった入力バッファの種別がIB1またはIB
2のいずれであるかを判定し(図7ステップS42)、
この例のようにIB1であれば、入力バッファIB1の
データに対する選択射影終了を示すために、選択射影終
了フラグを“1”に設定して、選択射影ルーチンから抜
ける。もし、入力バッファIB2のデータに対する選択
射影処理を行った場合であれば、選択射影終了フラグは
“2”に設定されて、選択射影ルーチンから抜ける。
【0048】さて、2回目の入力処理ルーチンでは、入
力開始フラグが“2”のため、同ルーチンの最初のステ
ップ(図4ステップS21)での判定はNOとなる。こ
の場合、図4のステップS22〜24をスキップして、
図5のステップS25に進む。ここで、入力すべきファ
イルデータが終わりでないならば、バッファ切り替えフ
ラグが“1”であるか否かの判定が行われる(図5ステ
ップS26)。バッファ切り替えフラグは、先のステッ
プS27の処理で“2”に設定されており、したがって
ステップS26の判定はNOとなる。
力開始フラグが“2”のため、同ルーチンの最初のステ
ップ(図4ステップS21)での判定はNOとなる。こ
の場合、図4のステップS22〜24をスキップして、
図5のステップS25に進む。ここで、入力すべきファ
イルデータが終わりでないならば、バッファ切り替えフ
ラグが“1”であるか否かの判定が行われる(図5ステ
ップS26)。バッファ切り替えフラグは、先のステッ
プS27の処理で“2”に設定されており、したがって
ステップS26の判定はNOとなる。
【0049】すると、エンジンインタフェースプロセッ
サ(EIP)161は、入力バッファIB1を有効とす
るためにバッファ切り替えフラグを“1”に設定する
(図6ステップS31)。
サ(EIP)161は、入力バッファIB1を有効とす
るためにバッファ切り替えフラグを“1”に設定する
(図6ステップS31)。
【0050】次に、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、選択射影終了フラグ(図示せず)
が“1”であるか否かを判定する(図6ステップS3
2)。ここで、1回目の選択射影ルーチンが終了してい
るならば、即ち入力バッファIB1のデータに対する選
択射影処理が終了しているならば、(図7ステップS4
3により)選択射影終了フラグは“1”となっており、
ステップS32の判定はYESとなる。もし、入力バッ
ファIB1のデータに対する選択射影処理が未だ終了せ
ず、選択射影終了フラグが“1”になっていなければ、
エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161
は、選択射影終了フラグが“1”になるのを待つ。
(EIP)161は、選択射影終了フラグ(図示せず)
が“1”であるか否かを判定する(図6ステップS3
2)。ここで、1回目の選択射影ルーチンが終了してい
るならば、即ち入力バッファIB1のデータに対する選
択射影処理が終了しているならば、(図7ステップS4
3により)選択射影終了フラグは“1”となっており、
ステップS32の判定はYESとなる。もし、入力バッ
ファIB1のデータに対する選択射影処理が未だ終了せ
ず、選択射影終了フラグが“1”になっていなければ、
エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)161
は、選択射影終了フラグが“1”になるのを待つ。
【0051】さて、ステップS32の判定がYESの場
合、即ち入力バッファIB1のデータに対する選択射影
処理が終了すると、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、今度は入力バッファIB2内のデ
ータに対する選択射影処理が可能であるものと判断し、
入力バッファIB2を示すバッファ種別情報と同バッフ
ァIB2のポインタ(バッファアドレス)を引数とし
て、選択射影ルーチンを呼び出す(図6ステップS3
3)。
合、即ち入力バッファIB1のデータに対する選択射影
処理が終了すると、エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、今度は入力バッファIB2内のデ
ータに対する選択射影処理が可能であるものと判断し、
入力バッファIB2を示すバッファ種別情報と同バッフ
ァIB2のポインタ(バッファアドレス)を引数とし
て、選択射影ルーチンを呼び出す(図6ステップS3
3)。
【0052】そしてエンジンインタフェースプロセッサ
(EIP)161は、選択射影の対象となる後続のファ
イルデータを磁気ディスク装置17から読み込んで入力
バッファIB1に入力する(図6ステップS34)。以
上で、エンジン制御プロセッサ(ECP)162により
呼び出された(2回目の)入力処理ルーチンは終了とな
る。
(EIP)161は、選択射影の対象となる後続のファ
イルデータを磁気ディスク装置17から読み込んで入力
バッファIB1に入力する(図6ステップS34)。以
上で、エンジン制御プロセッサ(ECP)162により
呼び出された(2回目の)入力処理ルーチンは終了とな
る。
【0053】このように本実施例においては、ホストコ
ンピュータ10(のCPU11)からデータベース演算
処理装置(DBE)16に選択射影入力コマンドが与え
られた場合、エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161内のローカルメモリ168に2つの入力バッ
ファIB1,IB2を確保し、選択射影の対象となるフ
ァイルデータをエンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161が一方の入力バッファに入力している期間
に、同プロセッサ(EIP)161自身が、その入力処
理と並行して、他方の入力バッファに既に入力されてい
るデータに対して、選択条件に従う選択処理と、射影指
定に従う射影処理を行い、その結果(選択射影結果)を
大容量メモリ(EBDM)163上の入力バッファに出
力する処理を、入力バッファIB1と入力バッファIB
2とを交互に切り替えながら行うようにしている。
ンピュータ10(のCPU11)からデータベース演算
処理装置(DBE)16に選択射影入力コマンドが与え
られた場合、エンジンインタフェースプロセッサ(EI
P)161内のローカルメモリ168に2つの入力バッ
ファIB1,IB2を確保し、選択射影の対象となるフ
ァイルデータをエンジンインタフェースプロセッサ(E
IP)161が一方の入力バッファに入力している期間
に、同プロセッサ(EIP)161自身が、その入力処
理と並行して、他方の入力バッファに既に入力されてい
るデータに対して、選択条件に従う選択処理と、射影指
定に従う射影処理を行い、その結果(選択射影結果)を
大容量メモリ(EBDM)163上の入力バッファに出
力する処理を、入力バッファIB1と入力バッファIB
2とを交互に切り替えながら行うようにしている。
【0054】このため、対象ファイルデータを全て大容
量メモリ(EBDM)163上の入力バッファに入力し
た後、同バッファ内のデータに対する選択射影処理を行
う従来方式に比べて、高速に処理でき、しかも大容量メ
モリ(EBDM)163上の入力バッファの必要サイズ
を大幅に小さくすることができる。
量メモリ(EBDM)163上の入力バッファに入力し
た後、同バッファ内のデータに対する選択射影処理を行
う従来方式に比べて、高速に処理でき、しかも大容量メ
モリ(EBDM)163上の入力バッファの必要サイズ
を大幅に小さくすることができる。
【0055】なお、大容量メモリ(EBDM)163上
の入力バッファも、2つ確保して交互に用いることによ
り、この入力バッファに出力された選択射影処理後のデ
ータに対して以降に継続される他の演算処理等、例えば
ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164
の制御によるソート処理等も、選択射影処理と並行して
行える。
の入力バッファも、2つ確保して交互に用いることによ
り、この入力バッファに出力された選択射影処理後のデ
ータに対して以降に継続される他の演算処理等、例えば
ハードウェアソータ制御プロセッサ(ECAM)164
の制御によるソート処理等も、選択射影処理と並行して
行える。
【0056】以上の処理が、入力バッファIB1と入力
バッファIB2とを交互に切り替えながら行われ、やが
て選択射影の対象となるファイルデータが終りになる
と、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1は図5のステップS25でYESを判定する。この場
合、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1は入力完了をエンジン制御プロセッサ(ECP)16
2に通知して(図5ステップS35)、入力処理ルーチ
ンを終了する。
バッファIB2とを交互に切り替えながら行われ、やが
て選択射影の対象となるファイルデータが終りになる
と、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1は図5のステップS25でYESを判定する。この場
合、エンジンインタフェースプロセッサ(EIP)16
1は入力完了をエンジン制御プロセッサ(ECP)16
2に通知して(図5ステップS35)、入力処理ルーチ
ンを終了する。
【0057】エンジン制御プロセッサ(ECP)162
は、入力処理ルーチンが終了すると、エンジンインタフ
ェースプロセッサ(EIP)161から入力完了が通知
されたか否かを調べる(図2ステップS4,S5)。こ
の例のように、入力完了が通知されている場合には、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162は、選択射影入
力処理を終了する。
は、入力処理ルーチンが終了すると、エンジンインタフ
ェースプロセッサ(EIP)161から入力完了が通知
されたか否かを調べる(図2ステップS4,S5)。こ
の例のように、入力完了が通知されている場合には、エ
ンジン制御プロセッサ(ECP)162は、選択射影入
力処理を終了する。
【0058】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ホス
ト装置からの選択射影入力コマンドに応じ、演算処理装
置(データベース演算処理装置)において、同処理装置
の入力手段(2次記憶装置との間のデータ入出力を行う
第1のプロセッサ)に、ファイルデータに対する入力処
理機能のほかに、選択射影処理機能を持たせ、ファイル
データの入力処理と並行して、同データに対する選択処
理と射影処理を実行する構成としたことにより、ホスト
装置の負荷の軽減と、データベース演算処理装置の負荷
の軽減が図れ、さらに入力したファイルデータでなく
て、選択・射影処理の結果のみが内部メモリに格納され
るため、内部メモリの領域が有効に利用できて作業ファ
イルの使用が不要となり、システム全体として効率のよ
いデータ処理を実現できる。
ト装置からの選択射影入力コマンドに応じ、演算処理装
置(データベース演算処理装置)において、同処理装置
の入力手段(2次記憶装置との間のデータ入出力を行う
第1のプロセッサ)に、ファイルデータに対する入力処
理機能のほかに、選択射影処理機能を持たせ、ファイル
データの入力処理と並行して、同データに対する選択処
理と射影処理を実行する構成としたことにより、ホスト
装置の負荷の軽減と、データベース演算処理装置の負荷
の軽減が図れ、さらに入力したファイルデータでなく
て、選択・射影処理の結果のみが内部メモリに格納され
るため、内部メモリの領域が有効に利用できて作業ファ
イルの使用が不要となり、システム全体として効率のよ
いデータ処理を実現できる。
【図1】この発明の一実施例に係わるデータ処理装置の
全体のシステム構成を示すブロック図。
全体のシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施例における、エンジン制御プロセッサ
(ECP)162によるエンジンインタフェースプロセ
ッサ(EIP)161との間の選択射影入力処理を説明
するためのフローチャート。
(ECP)162によるエンジンインタフェースプロセ
ッサ(EIP)161との間の選択射影入力処理を説明
するためのフローチャート。
【図3】同実施例における、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理に必要な開始処理を説明するためのフ
ローチャート。
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理に必要な開始処理を説明するためのフ
ローチャート。
【図4】同実施例における、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの一
部を示す図。
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの一
部を示す図。
【図5】同実施例における、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの他
の一部を示す図。
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの他
の一部を示す図。
【図6】同実施例における、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの残
りを示す図。
ロセッサ(EIP)161による入力処理とそれに並行
した選択射影処理を説明するためのフローチャートの残
りを示す図。
【図7】同実施例における、エンジンインタフェースプ
ロセッサ(EIP)161による選択射影処理を詳細に
説明するためのフローチャート。
ロセッサ(EIP)161による選択射影処理を詳細に
説明するためのフローチャート。
10…ホストコンピュータ、11…CPU、13…シス
テムバス、16…データベース演算処理装置(DB
E)、17…磁気ディスク装置(2次記憶装置)、18
…パス、161…エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP、第1のプロセッサ)、162…エンジン制御
プロセッサ(ECP、第3のプロセッサ)、163…大
容量メモリ(EBDM、内部メモリ)、164…ハード
ウェア(HW)ソータ制御プロセッサ(ECAM、第2
のプロセッサ)、168…ローカルメモリ、IB1,I
B2…入力バッファ。
テムバス、16…データベース演算処理装置(DB
E)、17…磁気ディスク装置(2次記憶装置)、18
…パス、161…エンジンインタフェースプロセッサ
(EIP、第1のプロセッサ)、162…エンジン制御
プロセッサ(ECP、第3のプロセッサ)、163…大
容量メモリ(EBDM、内部メモリ)、164…ハード
ウェア(HW)ソータ制御プロセッサ(ECAM、第2
のプロセッサ)、168…ローカルメモリ、IB1,I
B2…入力バッファ。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
タ処理装置において、 前記演算処理装置は、 前記ホスト装置からの演算要求に従って演算対象のファ
イルデータを前記パスを介して前記2次記憶装置から入
力する入力手段であって、前記ホスト装置から選択条件
と射影指定を含む選択射影入力コマンドが与えられた場
合には、前記2次記憶装置から演算対象ファイルデータ
を入力しつつ、同ファイルデータに対して前記選択条件
と射影指定に従う選択・射影処理を行う入力手段と、前
記入力手段により入力された演算対象ファイルデータま
たは前記入力手段による前記選択・射影処理の結果に対
してソートまたは関係代数演算を実行する演算処理手段
と、前記演算対象ファイルデータまたは前記選択・射影
処理結果、および前記演算処理手段による演算の結果が
格納される内部メモリと、前記演算結果を前記2次記憶
装置に出力する出力手段とを具備し、 前記演算処理装置が前記ホスト装置からの前記選択射影
入力コマンドに従い、前記入力手段を用いて、前記演算
対象ファイルデータの入力と同データに対する選択・射
影処理とを並行して実行することを特徴とするデータ処
理装置。 - 【請求項2】 ホスト装置と、演算対象のファイルデー
タが格納される2次記憶装置と、前記2次記憶装置を直
接アクセスするためのパスを有し、前記ホスト装置から
の要求に応じて前記演算対象のファイルデータに対して
所定の演算処理を実行する演算処理装置とを備えたデー
タ処理装置において、 前記演算処理装置は、 前記ホスト装置との間の通信、および前記2次記憶装置
との間のデータ入出力を実行する第1のプロセッサであ
って、前記ホスト装置から選択条件と射影指定を含む選
択射影入力コマンドが与えられた場合には、前記2次記
憶装置から演算対象ファイルデータを入力しつつ、同フ
ァイルデータに対して前記選択条件と射影指定に従う選
択・射影処理を行う第1のプロセッサと、ソートまたは
関係代数演算を行う演算回路と、この演算回路による演
算を実行制御する第2のプロセッサと、前記第1のプロ
セッサによって入力される演算対象ファイルデータまた
は前記第1のプロセッサによる前記選択・射影処理の結
果、および前記演算回路による演算の結果が格納される
内部メモリと、前記第1のプロセッサを介し供給される
前記ホスト装置からの指示に基づいて、前記第1および
第2のプロセッサを動作制御する第3のプロセッサとを
具備し、 前記第3のプロセッサは、前記ホスト装置から前記演算
処理装置に対して前記選択射影入力コマンドが与えられ
た場合に、前記第1のプロセッサに対して、前記演算対
象ファイルデータの入力処理と同データに対する選択・
射影処理を並行して実行するように指示し、この指示を
受けて前記第1のプロセッサが、前記入力処理と選択・
射影処理を並行して実行し、その選択・射影処理結果を
前記内部メモリに格納するようにしたことを特徴とする
データ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327956A JPH06176074A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4327956A JPH06176074A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06176074A true JPH06176074A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18204897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4327956A Pending JPH06176074A (ja) | 1992-12-08 | 1992-12-08 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06176074A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6289359B1 (en) | 1997-11-20 | 2001-09-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | File managing method |
-
1992
- 1992-12-08 JP JP4327956A patent/JPH06176074A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6289359B1 (en) | 1997-11-20 | 2001-09-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | File managing method |
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