JPH058379Y2 - - Google Patents
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- JPH058379Y2 JPH058379Y2 JP1986036275U JP3627586U JPH058379Y2 JP H058379 Y2 JPH058379 Y2 JP H058379Y2 JP 1986036275 U JP1986036275 U JP 1986036275U JP 3627586 U JP3627586 U JP 3627586U JP H058379 Y2 JPH058379 Y2 JP H058379Y2
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 208000033748 Device issues Diseases 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、いわゆるセミオートマチツクシステ
ムと称せられる車両用自動変速機に関し、特に変
速機のアクチユエータの故障対策を設けた車両用
自動変速機に関する。
ムと称せられる車両用自動変速機に関し、特に変
速機のアクチユエータの故障対策を設けた車両用
自動変速機に関する。
[従来技術]
いわゆるセミオートマチツクシステムの自動変
速機では発進時にマニアル操作をすれば、その後
は制御装置が車両の走行状態、例えば車速及びエ
ンジン負荷又はアクセル開度等を判断して所定の
運転を行うようになつており、比較的容易に運転
でき、しかも燃料消費量が少ないので、種々の形
式のものが提案されている。かかるセミオートマ
チツクシステムでは、制御装置からの信号によつ
て変速機のシフトチエンジアクチユエータが作動
し、その作動位置はポジシヨンスイツチによつて
制御装置にフイードバツクされ、制御装置は正し
いシフト段にギア入力されたことを確認するよう
になつている。かかる技術としては例えば本出願
人によつて、実願昭60−108817号に提案されてい
るように、一本のシフトシヤフトに複数のシフト
フオークを嵌合させ、使用するフオークを選択し
て対応するアクチユエータを作動させ、シヤフト
を移動させてフオークを動かしてギアの係合作業
を行つている。かかる変速機の一例が第3図に示
されており、変速機のハウジング1に長手方向に
伸びるシフトシヤフト2には、複数の(図示の例
では3つの)シフトフオーク3a,3b,3cが
嵌合されており、その一端には例えば流体圧によ
り作動するピストンを備える公知のシフトアクチ
ユエータ35が設けられ、また他端にはシフト位
置センサを構成するシフトポジシヨンスイツチ3
4a,34b,34cが設けられている。
速機では発進時にマニアル操作をすれば、その後
は制御装置が車両の走行状態、例えば車速及びエ
ンジン負荷又はアクセル開度等を判断して所定の
運転を行うようになつており、比較的容易に運転
でき、しかも燃料消費量が少ないので、種々の形
式のものが提案されている。かかるセミオートマ
チツクシステムでは、制御装置からの信号によつ
て変速機のシフトチエンジアクチユエータが作動
し、その作動位置はポジシヨンスイツチによつて
制御装置にフイードバツクされ、制御装置は正し
いシフト段にギア入力されたことを確認するよう
になつている。かかる技術としては例えば本出願
人によつて、実願昭60−108817号に提案されてい
るように、一本のシフトシヤフトに複数のシフト
フオークを嵌合させ、使用するフオークを選択し
て対応するアクチユエータを作動させ、シヤフト
を移動させてフオークを動かしてギアの係合作業
を行つている。かかる変速機の一例が第3図に示
されており、変速機のハウジング1に長手方向に
伸びるシフトシヤフト2には、複数の(図示の例
では3つの)シフトフオーク3a,3b,3cが
嵌合されており、その一端には例えば流体圧によ
り作動するピストンを備える公知のシフトアクチ
ユエータ35が設けられ、また他端にはシフト位
置センサを構成するシフトポジシヨンスイツチ3
4a,34b,34cが設けられている。
他方ハウジング1にはシフトフオークの数と対
応してセレクトアクチユエータ4a,4b,4c
が設けられ、これらは実質的に同じ構成のもので
あり、図示しない流体圧源からシリンダ5内のピ
ストン6の上側に流体圧を供給することにより、
ピストンロツド7がロツクピン8をシフトシヤフ
ト内に押し込んで、その選択したシフトフオーク
(図示の例ではシフトフオーク3b)をシフトシ
ヤフト2と一体にし、選択したシフトフオークを
シフトアクチユエータ35によつて移動させるも
のである。図中9a,9b、は後述の如く本考案
に使用されるセレクトポジシヨンスイツチであ
る。
応してセレクトアクチユエータ4a,4b,4c
が設けられ、これらは実質的に同じ構成のもので
あり、図示しない流体圧源からシリンダ5内のピ
ストン6の上側に流体圧を供給することにより、
ピストンロツド7がロツクピン8をシフトシヤフ
ト内に押し込んで、その選択したシフトフオーク
(図示の例ではシフトフオーク3b)をシフトシ
ヤフト2と一体にし、選択したシフトフオークを
シフトアクチユエータ35によつて移動させるも
のである。図中9a,9b、は後述の如く本考案
に使用されるセレクトポジシヨンスイツチであ
る。
かかる変速機において、中央に設けたシフトポ
ジシヨンスイツチ34bはニユートラルになつた
ことを示すスイツチであり、このニユートラルス
イツチは停車中やシフトチエンジ作動中に必ず信
号を生ずるようになつている。したがつて万一こ
のニユートラルスイツチ34bが故障してしまう
と、変速機がニユートラルになつたという信号が
生じないために、制御装置がその後の作動を判断
できなくなるという不具合があつた。
ジシヨンスイツチ34bはニユートラルになつた
ことを示すスイツチであり、このニユートラルス
イツチは停車中やシフトチエンジ作動中に必ず信
号を生ずるようになつている。したがつて万一こ
のニユートラルスイツチ34bが故障してしまう
と、変速機がニユートラルになつたという信号が
生じないために、制御装置がその後の作動を判断
できなくなるという不具合があつた。
また、例えば、特開昭58−161622号公報にはニ
ユートラルスイツチがオフでも、全てのシフトス
イツチがオフであれば、変速機がニユートラル状
態であると判定する制御装置が開示されている。
しかしながら、かかる公知技術はいわゆるハーフ
ニユートラル状態の場合のエラー検出を防止する
ものであり、ポジシヨンスイツチ自体が故障した
場合は誤作動をする。
ユートラルスイツチがオフでも、全てのシフトス
イツチがオフであれば、変速機がニユートラル状
態であると判定する制御装置が開示されている。
しかしながら、かかる公知技術はいわゆるハーフ
ニユートラル状態の場合のエラー検出を防止する
ものであり、ポジシヨンスイツチ自体が故障した
場合は誤作動をする。
[解決する課題]
したがつて、本考案の目的は、ニユートラルス
イツチが故障した場合に、その故障を判断でき、
かつ制御を継続できる制御装置を有する車両用自
動変速装置を提供するにある。
イツチが故障した場合に、その故障を判断でき、
かつ制御を継続できる制御装置を有する車両用自
動変速装置を提供するにある。
[課題を解決する手段]
本考案によれば、シフトアクチユエータで作動
する1本のシフトシヤフトにその位置を検知する
シフトポジシヨンスイツチを設け、さらに複数の
シフトフオークのうちの1つのシフトフオークを
シフトシヤフトに一体化するセレクトアクチユエ
ータを設けた車両用自動変速装置において、セレ
クトアクチユレータの作動位置を検出するセンサ
と、シフトシヤフトがニユートラル位置にあるこ
とを検知するニユートラルスイツチとを設け、シ
フトシヤフトがニユートラル位置にあつてもシフ
ト位置検出センサの故障によりニユートラルスイ
ツチが信号を発せず、かつセレクトアクチユエー
タのセンサが信号を発した場合に信号を発するエ
ラー判断手段を有する制御装置を備え、その制御
装置はシフトシヤフトがニユートラル位置にある
という信号が確立しない場合でもすべてのセレク
トアクチユエータのセンサがセレクトをセツトし
ない位置に戻つている場合に変速操作を継続する
ようになつている。
する1本のシフトシヤフトにその位置を検知する
シフトポジシヨンスイツチを設け、さらに複数の
シフトフオークのうちの1つのシフトフオークを
シフトシヤフトに一体化するセレクトアクチユエ
ータを設けた車両用自動変速装置において、セレ
クトアクチユレータの作動位置を検出するセンサ
と、シフトシヤフトがニユートラル位置にあるこ
とを検知するニユートラルスイツチとを設け、シ
フトシヤフトがニユートラル位置にあつてもシフ
ト位置検出センサの故障によりニユートラルスイ
ツチが信号を発せず、かつセレクトアクチユエー
タのセンサが信号を発した場合に信号を発するエ
ラー判断手段を有する制御装置を備え、その制御
装置はシフトシヤフトがニユートラル位置にある
という信号が確立しない場合でもすべてのセレク
トアクチユエータのセンサがセレクトをセツトし
ない位置に戻つている場合に変速操作を継続する
ようになつている。
[考案の作用効果]
シフトチエンジする際に、シフトシヤフトは必
ず中立位置を通過するので、シフトポジシヨンス
イツチのうちのニユートラルスイツチは、必ず信
号を出す。万一、ニユートラルスイツチが故障し
ていたときは、その信号が出ないが、セレクトア
クチユエータの作動子(第3図の実施例ではピス
トンロツド)が元に戻れば(第3図で上方位置に
くれば)、ニユートラルスイツチから信号が生じ
なくても、制御装置はニユートラル位置を通過し
たものと判断し、スイツチのエラーを示すランプ
を点灯し、運転者に報知するとともに制御を継続
して行うので、その後の作動を支障なく行うこと
ができる。それ故にニユートラルスイツチのみの
故障によつて車両が路上で停止してしまうことが
ない。
ず中立位置を通過するので、シフトポジシヨンス
イツチのうちのニユートラルスイツチは、必ず信
号を出す。万一、ニユートラルスイツチが故障し
ていたときは、その信号が出ないが、セレクトア
クチユエータの作動子(第3図の実施例ではピス
トンロツド)が元に戻れば(第3図で上方位置に
くれば)、ニユートラルスイツチから信号が生じ
なくても、制御装置はニユートラル位置を通過し
たものと判断し、スイツチのエラーを示すランプ
を点灯し、運転者に報知するとともに制御を継続
して行うので、その後の作動を支障なく行うこと
ができる。それ故にニユートラルスイツチのみの
故障によつて車両が路上で停止してしまうことが
ない。
[実施例]
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第1図において、エンジン10にはメカニカ
ルクラツチ20を介して変速機30が取付けら
れ、その出力軸はプロペラシヤフト31を介して
図示されないリアアクスルに連結されている。
る。第1図において、エンジン10にはメカニカ
ルクラツチ20を介して変速機30が取付けら
れ、その出力軸はプロペラシヤフト31を介して
図示されないリアアクスルに連結されている。
前記エンジン10には燃料噴射ポンプ11のラ
ツク11aの位置を制御するラツク駆動装置12
とエンジン回転センサ13とが設けられている。
ツク11aの位置を制御するラツク駆動装置12
とエンジン回転センサ13とが設けられている。
前記クラツチ20には、クラツチの段接状態を
検出するクラツチ位置センサ21と、クラツチを
断接するクラツチアクチユエータ22が設けられ
ている。
検出するクラツチ位置センサ21と、クラツチを
断接するクラツチアクチユエータ22が設けられ
ている。
前記変速機30には、メインギアの回転速度を
検出するカウンタシヤフト回転センサ32と、メ
インシヤフトの回転速度を検出する車速センサ3
3と、変速機のシフト位置を検出するシフト位置
センサ34(第3図のスイツチ34a,34b,
34cを代表して符号34で示す)と、変速機を
シフト操作するシフトチエンジアクチユエータ3
5が設けられている。また、セレクトセンサ9
(第3図のセレクトスイツチ9a、9bを代表し
て示す)も設けられている。
検出するカウンタシヤフト回転センサ32と、メ
インシヤフトの回転速度を検出する車速センサ3
3と、変速機のシフト位置を検出するシフト位置
センサ34(第3図のスイツチ34a,34b,
34cを代表して符号34で示す)と、変速機を
シフト操作するシフトチエンジアクチユエータ3
5が設けられている。また、セレクトセンサ9
(第3図のセレクトスイツチ9a、9bを代表し
て示す)も設けられている。
一方、図示されない運転室に設けられたセレク
タ40はセレクタレバー40aでリバースR,1
速から6速までの6レンジ、ニユートラルNを指
定でき、内部に各レンジに対応するスイツチを備
えている。41はクラツチペダル、42はクラツ
チペダルセンサ、43はアクセルペダル、44は
アクセル開度を検出するセンサである。そして、
これらセンサ機器類やアクチユエータ12,1
3,21,22,32,33,34,35,4
0,42,44は制御装置50に接続されてい
る。
タ40はセレクタレバー40aでリバースR,1
速から6速までの6レンジ、ニユートラルNを指
定でき、内部に各レンジに対応するスイツチを備
えている。41はクラツチペダル、42はクラツ
チペダルセンサ、43はアクセルペダル、44は
アクセル開度を検出するセンサである。そして、
これらセンサ機器類やアクチユエータ12,1
3,21,22,32,33,34,35,4
0,42,44は制御装置50に接続されてい
る。
制御装置50には、車速センサ33とアクセル
ペダルセンサ44とシフト位置センサ34からの
検出信号に基づいてシフトチエンジすべきか否か
を判定し、また、アクセルペダルセンサ44と車
速センサ33すなわち車両の運転状態検出手段か
らの検出信号により変速機30の変速操作やクラ
ツチ20の断続操作を行うようになつている。
ペダルセンサ44とシフト位置センサ34からの
検出信号に基づいてシフトチエンジすべきか否か
を判定し、また、アクセルペダルセンサ44と車
速センサ33すなわち車両の運転状態検出手段か
らの検出信号により変速機30の変速操作やクラ
ツチ20の断続操作を行うようになつている。
本考案にしたがつて、シフトシヤフト2(第3
図)がニユートラル位置(第3図のスイツチ34
bが検知する位置)にあつてもスイツチ34bが
信号を発しない場合セレクトアクチユエータのセ
ンサ9(第3図のスイツチ9a)が信号を発した
場合、すなわちセレクトをセツトしない位置に戻
つていた場合は(スイツチ9aが信号を出す場合
はセレクトをセツトしない位置である)制御装置
のエラー判断手段51が信号を発し、エラーラン
プ52を点灯するようになつている。
図)がニユートラル位置(第3図のスイツチ34
bが検知する位置)にあつてもスイツチ34bが
信号を発しない場合セレクトアクチユエータのセ
ンサ9(第3図のスイツチ9a)が信号を発した
場合、すなわちセレクトをセツトしない位置に戻
つていた場合は(スイツチ9aが信号を出す場合
はセレクトをセツトしない位置である)制御装置
のエラー判断手段51が信号を発し、エラーラン
プ52を点灯するようになつている。
次に主として第2図aおよび第2図bを参照し
て本考案の作動を説明する。
て本考案の作動を説明する。
第2図aは従来の制御装置の作動の概要を示
し、まずスタートし、すなわち変速作動の要求が
車両の運転状態によつて発せられると、制御装置
50はシフトアクチユエータ35を作動してニユ
ートラル位置にシフトシヤフトを動かす(ステツ
プS1)。このようにニユートラル位置にセツトさ
れたことはスイツチ34bからの信号によつて制
御装置が確認する。次に所定のセレクトアクチユ
エータ(4a,4b,4cのいずれか1つ)が作
動してセレクトセツトを行い(ステツプS2)、セ
ツトされたことはスイツチ9bからの信号によつ
て制御装置が判断する。そして、シフトアクチユ
エータ35が作動して所定のシフトフオーク(セ
レクトアクチユエータが選択したシフトフオー
ク)が作動して所定のギアを係合させ(ステツプ
S3)、作動は終了する。しかしながら、スイツチ
34bが故障した場合、本考案によれば、エラー
判断手段が前述のステツプ1において、下記の判
断をする。
し、まずスタートし、すなわち変速作動の要求が
車両の運転状態によつて発せられると、制御装置
50はシフトアクチユエータ35を作動してニユ
ートラル位置にシフトシヤフトを動かす(ステツ
プS1)。このようにニユートラル位置にセツトさ
れたことはスイツチ34bからの信号によつて制
御装置が確認する。次に所定のセレクトアクチユ
エータ(4a,4b,4cのいずれか1つ)が作
動してセレクトセツトを行い(ステツプS2)、セ
ツトされたことはスイツチ9bからの信号によつ
て制御装置が判断する。そして、シフトアクチユ
エータ35が作動して所定のシフトフオーク(セ
レクトアクチユエータが選択したシフトフオー
ク)が作動して所定のギアを係合させ(ステツプ
S3)、作動は終了する。しかしながら、スイツチ
34bが故障した場合、本考案によれば、エラー
判断手段が前述のステツプ1において、下記の判
断をする。
第2図bにおいて、まずシフトシヤフト2をニ
ユートラル位置にセツトするようにシフトアクチ
ユエータ35が作動したならば(ステツプS11)、
制御装置50はニユートラルスイツチ34bが信
号を発したか否かを判断する(ステツプS12)。
ステツプS12においてYESの場合は故障ではない
ので、作動は終了し、必要な場合は、第2図aの
ステツプS2の作動を行う。シフトアクチユエー
タ35がニユートラル位置に作動したにもかかわ
らず、ニユートラルスイツチ34bから信号が出
ない場合(ステツプS12のNOの場合)、エラー判
断手段51は規定時間例えば0.5秒を経過したか
否かを判断し(ステツプS13)、制御装置50は
規定時間経過後に、所定セレクトアクチユエータ
4を作動させているか否かを判断する(ステツプ
S14)。この判断は制御装置50がセレクトアク
チユエータ4を作動させているかどうかを判断す
る。NOの場合は、セレクトポジシヨンスイツチ
9aが信号を出しているか否かを判断する(ステ
ツプS16)。すべてのスイツチ9aが信号を出し
ていればニユートラル位置であることが解るので
エラー判断手段51はエラーランプ52に信号を
送り、エラーランプを点灯し(ステツプS18)作
動を終了する。これによつて運転者は故障である
ことが解る。そしてそのままステツプS2に移り、
変速操作は継続される。
ユートラル位置にセツトするようにシフトアクチ
ユエータ35が作動したならば(ステツプS11)、
制御装置50はニユートラルスイツチ34bが信
号を発したか否かを判断する(ステツプS12)。
ステツプS12においてYESの場合は故障ではない
ので、作動は終了し、必要な場合は、第2図aの
ステツプS2の作動を行う。シフトアクチユエー
タ35がニユートラル位置に作動したにもかかわ
らず、ニユートラルスイツチ34bから信号が出
ない場合(ステツプS12のNOの場合)、エラー判
断手段51は規定時間例えば0.5秒を経過したか
否かを判断し(ステツプS13)、制御装置50は
規定時間経過後に、所定セレクトアクチユエータ
4を作動させているか否かを判断する(ステツプ
S14)。この判断は制御装置50がセレクトアク
チユエータ4を作動させているかどうかを判断す
る。NOの場合は、セレクトポジシヨンスイツチ
9aが信号を出しているか否かを判断する(ステ
ツプS16)。すべてのスイツチ9aが信号を出し
ていればニユートラル位置であることが解るので
エラー判断手段51はエラーランプ52に信号を
送り、エラーランプを点灯し(ステツプS18)作
動を終了する。これによつて運転者は故障である
ことが解る。そしてそのままステツプS2に移り、
変速操作は継続される。
他方、ステツプS14においてYESの場合、すな
わち所定のセレクトアクチユエータ4が作動して
いる場合は、一旦セレクトアクチユエータをオフ
とする(ステツプS15)、そしてセレクトスイツ
チ9aが信号を出しているか否かすなわちセレク
ト作動が行われていないことを判断する(ステツ
プS16)。セレクト作動が行われていない場合は、
前述の通り問題がないが、ステツプS16のNOの
場合は、シフトシヤフトにシフトフオークが嵌合
していることを示している。そこで一定の規定時
間例えば0.3秒経過後(ステツプS17)、 やはりスイツチ9aが信号を出していないなら
ば(YESの場合)、これは故障と判断し、エラー
処理ハーチンへ移る。
わち所定のセレクトアクチユエータ4が作動して
いる場合は、一旦セレクトアクチユエータをオフ
とする(ステツプS15)、そしてセレクトスイツ
チ9aが信号を出しているか否かすなわちセレク
ト作動が行われていないことを判断する(ステツ
プS16)。セレクト作動が行われていない場合は、
前述の通り問題がないが、ステツプS16のNOの
場合は、シフトシヤフトにシフトフオークが嵌合
していることを示している。そこで一定の規定時
間例えば0.3秒経過後(ステツプS17)、 やはりスイツチ9aが信号を出していないなら
ば(YESの場合)、これは故障と判断し、エラー
処理ハーチンへ移る。
[考案の効果]
以上の如く、本考案によれば、下記のすぐれた
効果を奏する。
効果を奏する。
(1) シフトチエンジに際してシフトシヤフトは必
ず中立位置を通過するので、シフトチエンジ時
にニユートラルスイツチが信号を出さない場合
は、ニユートラルスイツチの故障と判断し、エ
ラー判断手段は信号を発するので、運転者に対
してニユートラルスイツチの故障を知らせるこ
とができる。
ず中立位置を通過するので、シフトチエンジ時
にニユートラルスイツチが信号を出さない場合
は、ニユートラルスイツチの故障と判断し、エ
ラー判断手段は信号を発するので、運転者に対
してニユートラルスイツチの故障を知らせるこ
とができる。
(2) すべてのセレクトアクチユエータが元に戻
り、セレクトアクチユエータのセンサがセレク
トをセツトしない位置のあるときには変速操作
が継続されるので、車両の走行に不都合がな
い。
り、セレクトアクチユエータのセンサがセレク
トをセツトしない位置のあるときには変速操作
が継続されるので、車両の走行に不都合がな
い。
(3) ニユートラルスイツチの故障をセレクタスイ
ツチにより確認するので、アクチユエータの故
障がスイツチのみの故障かを制御装置自体が判
断でき、運転者は安心して運転できる。
ツチにより確認するので、アクチユエータの故
障がスイツチのみの故障かを制御装置自体が判
断でき、運転者は安心して運転できる。
第1図は本考案を実施た車両の全体説明図、第
2図aは従来装置の作動を示すフローチヤート
図、第2図bは本考案を実施した制御装置のフロ
ーチヤートの図、第3図はシフト機構の断面側面
図である。 2……シフトシヤフト、3a,3b,3c……
シフトフオーク、4a,4b,4c……セレクト
アクチユエータ、9a,9b……セレクトポジシ
ヨンスイツチ、34a,34b,34c……シフ
トポジシヨンスイツチ、35……シフトアクチユ
エータ、50……制御装置、51……エラー判断
手段、52……エラーランプ。
2図aは従来装置の作動を示すフローチヤート
図、第2図bは本考案を実施した制御装置のフロ
ーチヤートの図、第3図はシフト機構の断面側面
図である。 2……シフトシヤフト、3a,3b,3c……
シフトフオーク、4a,4b,4c……セレクト
アクチユエータ、9a,9b……セレクトポジシ
ヨンスイツチ、34a,34b,34c……シフ
トポジシヨンスイツチ、35……シフトアクチユ
エータ、50……制御装置、51……エラー判断
手段、52……エラーランプ。
Claims (1)
- シフトアクチユエータで作動する1本のシフト
シヤフトにその位置を検知するシフトポジシヨン
スイツチを設け、さらに複数のシフトフオークの
うちの1つのシフトフオークをシフトシヤフトに
一体化するセレクトアクチユエータを設けた車両
用自動変速装置において、セレクトアクチユエー
タの作動位置を検出するセンサと、シフトシヤフ
トがニユートラル位置にあることを検知するニユ
ートラルスイツチとを設け、シフトシヤフトがニ
ユートラル位置にあつてもシフト位置検出センサ
の故障によりニユートラルスイツチが信号を発せ
ず、かつセレクトアクチユエータのセンサが信号
を発した場合に信号を発するエラー判断手段を有
する制御装置を備え、その制御装置はシフトシヤ
フトがニユートラル位置にあるという信号が確立
しない場合でもすべてのセレクトアクチユエータ
のセンサがセレクトをセツトしない位置に戻つて
いる場合に変速操作を継続することを特徴とする
車両用自動変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036275U JPH058379Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986036275U JPH058379Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149663U JPS62149663U (ja) | 1987-09-22 |
JPH058379Y2 true JPH058379Y2 (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=30846526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986036275U Expired - Lifetime JPH058379Y2 (ja) | 1986-03-14 | 1986-03-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058379Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2852516B2 (ja) * | 1987-08-26 | 1999-02-03 | 富士重工業株式会社 | 無段変速機の制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161622A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-26 | Honda Motor Co Ltd | ギヤシフトポジシヨンインジケ−タ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191760U (ja) * | 1984-05-29 | 1985-12-19 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 多段歯車変速機のギヤシフト機構 |
-
1986
- 1986-03-14 JP JP1986036275U patent/JPH058379Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161622A (ja) * | 1982-03-16 | 1983-09-26 | Honda Motor Co Ltd | ギヤシフトポジシヨンインジケ−タ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149663U (ja) | 1987-09-22 |
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