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JPH05501540A - Pcpレセプター・リガンドおよびその用途 - Google Patents

Pcpレセプター・リガンドおよびその用途

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JPH05501540A
JPH05501540A JP2506492A JP50649290A JPH05501540A JP H05501540 A JPH05501540 A JP H05501540A JP 2506492 A JP2506492 A JP 2506492A JP 50649290 A JP50649290 A JP 50649290A JP H05501540 A JPH05501540 A JP H05501540A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
PCPレセプター・リガンドおよびその用途発明の分野 本発明は、動物における神経分解および他の神経病理学的状態の予防および/ま たは処置に有用な医薬組成物分野に関するものである。 発明の背景 アミノaL−グルタメートは、中枢神経系内の興奮性シナプスにおける化学的伝 達物質として作用すると広く考えられている。グルタメートに対する神経細胞応 答は複雑であり、少なくとも3つの相異なるレセプター・タイプ、すなわちKA SQAおよびNMDAサブタイプにより伝達されると思われる。前記サブタイプ は、各々それらの比較的特異的なりガント、すなわち各々カイニン酸、キスクア ル酸およびN−メチル−D−アスパラギン酸にちなんで命名されている。 NMDAレセプターは、脳虚血または低酸素症後に生じる神経細胞死に深く関与 する。虚血/低酸素性脳発作、例えば背骨または頭部外傷、卒中または心臓発作 中に起きる発作が発生すると、神経伝達物質の保持に必要とされるエネルギー供 給が奪われた神経終末部から、内在性グルタメートの過剰放出が生じる。過剰量 のグルタメートは、近くの神経細胞に対するNMDAレセプターの過剰刺激を誘 発する。NMDAレセプターに伴うのはイオン・チャンネルである。認識部位、 すなわちNMDAレセプターは、イオン・チャンネルに対して外部のものである 。グルタメートがNMDAレセプターと相互作用するとき、それがイオン・チャ ンネルを開口させることにより、細胞膜を横切るカチオンの流れ、例えば細胞へ のCa”およびNa”″の流入並びに細胞からのに+の流出が行なわれる。グル タルタとNMDAレセプターの相互作用により誘発されるイオンのこの流動、特 にCa”イオンの流動が、神経細胞死において重要な役割を演じると考えられて いる。例えば、ロスマン、S、M、および 2オル不イ、J、W、、r)レンズ ・イン・ニューロサイエンスJ、10(7)、299−302(1987)参照 。 従って、NMDAレセプター活性化に対する応答を遮断する薬剤は、低酸素症も しくは低血糖症から生じるかまたは卒中、外傷および心臓発作中に生じる脳虚血 後の神経疾患および神経細胞死の処置における潜在的治療用途を有する。疾患系 の若干の病気は、NMDAレセプターの過剰活性化により誘発され得る神経変性 を伴う。従って、NMDAレセプター伝達応答のアンタゴニストは、アルツ/\ イマー病、ハンチントン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症およびダウン症候群といっ た疾患の処置に有望である。 NMDAレセプター−イオン・チャンネル複合体に関する研究により、PCPレ セプターとして知られているイオン・チャンネル内のレセプター部位が決定され た。ビンセント、J、P、、カルタロブスキー、B1、ジx4ステ、Pl、カメ ン力、J、M−およびラズデュンスキー、M、、rプロシーデインダス・オブ・ ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド ・ステーク・オブ・アメリカ」、76.467g−4682(1979つ、ヅー キン、S、R,および゛ヅーキン、R,S、、rプロシーデインダス・オブ・ザ ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ ステーク・才ブ・アメリカJ、76.5372−5376(1979)、ソンダ ース、M、S、、ケアナ、J 、F 、W。 オヨヒウェハ−1E、、rl−レンズ・イン・ニューロサイエンス」、11(1 )、37−40(1988)、並びにアニス、N、A、、ベリー、S、C,、バ ートン、N、R,およびロッジ、D、、rブリティッシュ・ジャーナル・オブ・ ファーマコロジー」、79.565−575(1983)参照。PCPレセプタ ーに結合する化合物は、イオン・チャンネル遮断薬として作用することにより、 細胞膜を通るイオンの流れを中断させ得る。この方法で、PCPレセプターと相 互作用する薬剤は、NMDAレセプターでのグルタメートのアゴニスト作用を低 下させる非競争的遮断薬として作用する。 公知PCPレセプター・リガンドには、PCP[合成ヘロイン]、すなわち7エ ンシクリジン、類縁体、例えばl −[1−(2−チェニル)−シクロヘキシル ]−ピペリジン(TCP)、ベンゾモルフアン(シグマ)オピエート、ジオキソ ラン類および5−メチル−10,11−ジヒドロ−58−ジベンゾ[a、d]ン クロへブテン−5,10−イミン(すなわち、薬剤MK−801、アメリカ合衆 国特許第4399141号参照)がある。また、ウォング、E、H,F、、ケン プ、J、A、、プリーストリー、T3、ナイト、A、R,、ウッドラフ、G、N 、およびイバーセン、L、1.、rプロシーデインダス・オブ・ザ・ナショナル ・アカデミ−・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステータ・オ ブ・アメリカ」、−83,7104−7108(1986)参照。MK−802 は、現時点までに知られている最も強力な選択的PCPレセプター・リガンド/ NMDAチャンネル遮断薬であると思われる。 1987年7月29日公開のヨーロッパ特許出願公開第0230370号は、式 (1)を有する化合物を開示している。 式中、R1、R2、R1およびR′がHである場合、化合物はMK−801であ る。この化合物およびその誘導体は、アンダーソン等によるアメリカ合衆国特許 第4399141号(1983)の特許対象である。 アンダーソン等によるアメリカ合衆国特許第4374838号(1983)は、 式(II)で示されるMK−801に関連した化合物を開これらは、筋肉弛緩剤 、抗うつ薬、抗けいれん薬として、並びに混合不安−うつ病、微小脳機能障害お よび錐体外疾患の処置において有用である。 アンダーソン等によるアメリカ合衆国特許第4064139号(1977)は、 式(II+)で示されるMK−801に関連した化合物を開これらは、弱トラン キライザー、抗けいれん薬、筋肉弛緩薬として、並びに錐体外疾患、例えばパー キンソン病の処置において有用である。 ドブソン等によるアメリカ合衆国特許第3509158号(1970)は、式( IV)テ示される10.5−(イミノメタ/)−10,11−ジヒドロ−5H− ジベンゾ[a、dl−ンクロヘプテンおよびその誘導体を開示している。 から成る群から選ばれる基を表す。 これらの化合物は、殺トリコモナス剤、抗けいれん薬、抗寄生虫剤、抗炎症剤お よび降圧剤として有用であると報告されている。 シェパード等によるアメリカ合衆国特許第4232158号(1980)は、下 記構造式(V)を有する10.11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a、d]/ク ロヘプテン−5,IO−イミン類およびその誘導体を開示している。 これらの化合物は、抗不安薬、筋肉弛緩薬として、および錐体外疾患、例えばパ ーキンソン病の処置に有用であると報告されている。 デービス等によるアメリカ合衆国特許第3641038号(1972)は、式( Vl)を有する10.11−ジヒドロ−10,5−(イミノメタノ)−5H−ジ ベンゾ[a、dl−シクロへブテン−1O−オール誘 ゛導体を開示している。 これらの化合物は抗けいれん活性を有することが報告されている。 ドブソン等によるアメリカ合衆国特許第3542787号(1970)は、式( Vll)を有するl O,11−ジヒドロ−5,10−(イミノメタノ)−5M −ジベンゾ[a、d]−シクロへブテン−13−イミンを開示している。 この化合物は降圧特性を有することが報告されている。 ドブソン等によるアメリカ合衆国特許第3597433号(1971)は、下式 (Vlll)を有する10−.11−ジヒドO−5,10−(イミノメタノ)− 5H−ジベンゾ[a、a’l−シクロヘプテンおよびその誘導体を開示している 。 これらの化合物は、寅質的に失調性副作用を伴わない抗けいれん活性を有するこ とが報告されている。 ドブソン等によるアメリカ合衆国特許第3716541号(1973)は、式( IX)ヲ有する10.11−ジヒドO−5,10−(イミノメタノ)−5H−ジ ベンゾ[a、d]−ンクロヘプテンの11−置換誘導体を開示している。 これらの化合物は、失調症を誘発することなく中枢神経系抑制および抗けいれん 特性を呈することが報告されている。 コクシス等によるアメリカ合衆国特許第3717641号(1973)は、式( X)を有す65.6.1−1.12−テトラヒドロジベンゾ[a、e]ンクOオ クテン−5,11−イミンを開示している。 これらの化合物は、鎮咳およびマスクロトロピック(musculotropi c)鎮けい活性を有することが報告されている。 不デレック等によるアメリカ合衆国特許第3892758号(1975)は、式 (XI)を有する5、IO−イミノ−ジベンゾ−シクロヘプテン類を開示してい る。 これらの化合物は、興奮剤および抗けいれん薬として有用であることが報告され ている。 ネデレック等によるアメリカ合衆国特許第4009273号(1977)は、式 (Xl+)で示される化合物を開示している。 これらの化合物は、興奮剤および抗け1れん薬として有用であることが報告され ている。 アンダーソンによるアメリカ合衆国特許第4052508号(1977)は、式 (Xll+)を有するジヒドロアントラセンイミンおよびその誘導体を開示して いる。 これらの化合物は、弱トランキライザー、抗けいれん薬、筋肉弛緩剤として、お よび錐体外疾患、例えばパーキンソン病の処置において有用であることが報告さ れている。 アンダーンン等によるアメリカ合衆国特許第4064139号(1977)は、 式(Xn)を有する置換9.10−ジヒドロアントラセン−9,10−イミン類 を開示している。 これらの化合物は、弱トランキライザー、抗けいれん薬、筋肉弛緩剤として、お よび錐体外疾患、例えばパーキンソン病の処置において有用であることが報告さ れている。 上述の誘導体が開発されたにも拘わらず、依然として、卒中、虚血、CNS外傷 および低血糖症と関連した神経細胞喪失の処置または予防、並びにアルツハイマ ー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン舞踏病およびダウン症候群を含む神経 変性疾患の処置または予防に関する新しい方法が要望され続けている。 発明の要旨 本発明は、卒中、虚血、CNS外傷および低血糖症と関連した神胚細胞喪失の処 置または予防、並びにアルツノ1イマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン 舞踏病およびダウン症候群を含む神経変性疾患の処置方法であって、処置を必要 とする動物に、式(XVI)[式中、 Rは、水素、C2C4アシル、Cr −CIアルキル、アリール、C3−〇、ア ルコキシカルボニル、(−y Co。アラルキル、CTC@アルケニル、Cs  (:+sジアルキルアミノアルキル、c、−C,ヒドロキシアルキル、C,−C ,アルキルチオC,−C,,)リアルキルンリル、C,−〇10アルキルノクロ アルキルまたはCsCaンクロアルキルであり、 R1は、水素、c+caアルキル、C2−Caアルケニル、C,−C1゜アラル キル、Co CoアルコキシまたはCs Cpsジアルキルアミノアルキルであ り、 XおよびYは、独立して、ハロゲン、例えばクロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード 、C,−C,アルコキシ、C,−C,ジアルコキシメチル、C,−C,アルキル 、シアノ、C3C+iジアルキルアミノアルキル、カルボキシ、カルボキンアミ ド、C,−C,ハロアルキル、C3−C,ハロアルキルチオ、アリル、アラルキ ル、C,−C,シクロアルキル、アロイル、アラルコキシ、C,−C,アシノ呟 アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換へテロアリール、C,−C,ヘ テロシクロアルキル、C,−C,アルキルチオ、C,−C,アルキルスルホニル 、C,−C,ハロアルキルスルホニル、C,−C,アルキルスルフィニル、C, −C,ハロアルキルスルフィニル、アリールチオ、C1−C,ハロアルコキン、 アミノ、C,−C,アルキルアミノ、C8−C15ジアルキルアミノ、ヒドロキ シ、カルバモイル、C,−C,N−アルキルカルバモイル、C2−C,、N、N −ジアルキルカルバモイル、ニトロオヨびc、C15ジアルキルスルフアモイル から成る群から選ばれ、 Zは、 (式中、R2は、水素、C+ −Caアルキル、C,−C,アルケニル、アラル キル、C1C+sジアルキルアミノアルキル、ヘテロシクロアルキル呟C2−C aアノル、アロイルまたはアラルカッイルであり、R3は、C,−C,アルキル 、C2−Csアルケニル、フェニル、アラルキル から選ばれた基を表し、 nは、0(XまたはYは、各々水素である)、C2、3または4から選ばれた整 数である] で示される化合物またはその医薬的に許容し得る塩を投与することを含み、 前記化合物が、は乳類神経細胞においてPCPレセプターに関して高い結合活性 を呈するものであり、前記神経細胞喪失の処置または予防または前記疾患の処置 に有効な量で投与される方法に関するものである。 図面の記載 図1は、様々な濃度のグルタメートで処理したラット海馬細胞に対する(±)1 0.5−(イミノメタノ)−10.11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a,d] −シクロヘプレン(I DDC)、(+)IDDC,NーメチルIDDCおよび 対照試料のインビトロ神経保護効果を示すグラフである。 図2は、様々な用量レベルでの(+)−IDDCのインビボ神経傷害活性保護効 果を示すグラフである。 好ましい実施態様の記載 本発明は、卒中、虚血、CNS外傷および低血糖症と関連した神経細胞喪失の処 置または予防、並びにアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンチントン舞 踏病およびダウン症候群を含む神経変性疾患の処置方法であって、処置を必要と する動物、すなわちヒトに、式(XVI) [式中、 Rは、水素、CTC@アンル、C+ C,フルキル、アリール、C1−C,アル コキシカルボニル、C+ C+。アラルキノ呟Cz −Csアルケニル、Cs− C+aジアルキルアミノアルキル、CTCsヒドロキシアルキル、C,−C,ア ルキルチオCs C+sトリアルキルンリル% C4−C1oアルキルシクロア ルキルまl;はC,−C6シクロアルキルであり、 R1は、水素、C,−C,フルキ&、f:、−C,アルケニル、c、−cl。ア ラルキル、C,−C,アルコキシまたはC3CI5ジアルキルアミノアルキルで あり、 XおよびYは、独立して、ハロゲン、例えばクロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード 、C,−C,アルコキシ、C2−C6ジアルコキ/メチル、C,−C,アルキル 、シアノ、c、〜c1.ジアルキルアミノアルキル、カルホキ/、カルボキンア ミド、C+ C−ハロアルキル、C3−〇、ハロアルキルチオ、アリル、アラル キル、CxCaシクロアルキル、アロイル、アラルコキシ、C,−C,アシル、 アリーノ呟置換アリール、ヘテロアリール、置換へテロアリール、Cs Caヘ テロシクロアルキル、C,−C,アルキルチオ、C,−C,アルキルスルホニノ 呟C,−clハロアルキルスルホニル、C,−C,アルキルスルフィニノ呟C, −C,ハロアルキルスルフィニル、アリールチオ、C1−C6ハロアルコキシ、 アミノ、C,−C,アルキルアミノ、C2−cpsジアルキルアミノ、ヒドロキ シ、カルバモイル、C,−C,N−アルキルカルバモイル、C2−C+ s N  、N−ジアルキルカルバモイル、ニトロおよびCm C15ジアルキル−スル ファモイルから成る群がら選ばれ、 Zは、 (式中、R2は、水素、C,−Csフルキル、C2C* 7 ルケ−1−ル、ア ラルキル、C,−C,、ジアルキルアミノアルキル、ヘテロシクロアルキル、C ,−C,アンル、アロイルまt二はアラルカッイルR3は、C,−C.アルキル 、C,−C,アルケニル、フェニン呟アラルキルまたはC s − C lsジ アルキルアミノアルキルである)から選ばれた基を表し、 nは、0(XまたはYは、各々水素である)、1、2、3または4から選ばれた 整数である] で示される化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含む医薬組成物を投与する ことを含み、 前記化合物が、は乳類神経細胞においてPCPレセプターに関して高い結合活性 を呈するものであり、前記神経細胞喪失の処置または予防または前記疾患の処置 に有効な量で投与される方法に関するものである。 上記式(XVI)を有する化合物は、ラセミ形態または光学活性立体異性体形態 で存在し得る。 好ましくは、本発明化合物は、式(xvD(ただし、RはHである)で示される 化合物、すなわち下記構造式(XVI+)(式中、R1、X,Y,Zおよびnは 前記の意味である)を有する化合物である。 典型的C,ーC,アルキル基には、メチル、エチル、n−プロピル、1−プロピ ル、n−ブチル、
【−ブチル、l−ブチル、ペンチルおよびヘキシル基がある。 典型的C,ーC.アンル基には、アセチノ呟プロパノイノ呟lープロパノイル、 ブタノイル、S−ブタノイル、ペンタノイルおよびヘキサノイル基がある。 典型的アリール基には、フェニル、ナフチル、フエナントリルおよびアントラシ ル基がある。 典型的C,ーC.アルコキンカルボニル基には、メトキシ、エトキシ、プロパノ キシ、】−プロパノキシ、n−ブタノキシ、t−1タノキシ、i−ブタノキシ、 ペンタノキシおよびヘキサノキシ基により置換されたカルボニルがある。 典型的アラルキル基には、フェニル、ナフチル、フェナントリルおよびアントラ シル基により置換された上記列挙のC+ Cmアルキル基がある。 典型的Cx −Csアルケニル基には、ビニル、アリノ12−ブテニル、2−ペ ンテニルおよび2−ヘキセニル基がある。 典型的C! −Caアルキニル基には、アセチニルおよびプロパルギル基がある 。 典型的ハロ基には、ふっ素、塩素、臭素およびヨウ素がある。 典型的アロイル基には、フェニン呟ナフチル、フエナントリルおよびアラルキル 基により置換されたカルボニルがある。 典型的アラルカッイル基には、上記列挙のアラルキル基により置換されたカルボ ニルがある。 典型的アラルコキシ基には、フェニン呟ナフチル、フエナンチルおよびアントラ ノル基により置換された上記列挙のC,−C,アルコキシ基がある。 典型的置換アリール基には、ハロ、ヒドロキシ、アミノなどにより置換された上 記列挙のアリール基がある。 典型的ヘテaアリール基Iこは、フリル、チェニル、ピロリル、チアゾリル、ピ リジル、ピリミジニル、ピリジニルおよびオキサシリル基がある。 典型的置換へテロアリール基には、ハロ、cl−c、アルキルなどにより置換さ れた上記列挙のへテロアリール基がある。 典型的C,−C,ヘテロシクロアルキル基には、テトラヒドロアラニン呟テトラ ヒドロピラニル、ピペリジニルおよびピロリジニル基がある。 式(XVI)に関して述べると、X5YSRおよびR1が水素である(nは0で ある)最も好ましい化合物は、下式(XVIII)を有する10.5−(イミ/ メタ/)−1o、l l−ジII: FO−5H−ジベンゾ[a、d]シクロヘ プテン(r DDC)である。 式(XVI)に関して述べると、XSYおよびRが水素であり(n−0)、R1 がCH,である第2の好ましい化合物は、下式(XIX)を有する5−メチル− 10,5−(イミノメタノ)−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a、d ]シンクロへテン(5−メチル−IDDC)である。 式(XVI)に関して述べるど、X、YおよびR1が水素であり(n=o)、R がCHlである第3の好ましい化合物は、下式(XX)を有するN−メチル−1 o、5−(イミノメタノ)−10,11−ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a、dJ >クロヘプテン(N−メチル−JDDC)である。 式(XVI)に関して述べると、XおよびYが水素であり、R8よびR1がCH ,である第4の好ましい化合物は、下式(XXI)駒 を有する5−メチル−N−メチル−10,5−(イミノメタノ)−10,11− ジヒドロ−5H−ジベンゾ[a、d]シクロヘプテン(5−メチル−N−メチル −I DDC)である。 本発明化合物は、は乳類神経細胞においてPCPレセプターに関して高い結合活 性を呈する。特に高い結合活性を有する化合物には、上記式(XVI I 1)  −(XXI)により表される化合物がある。 さらに、この発明は、神経細胞のNMDAレセプターと相互作用するグルタメー トにより誘導された神経傷害作用を改善する方法であって、上記神経傷害作用の 徴候を呈するか、またはその影響をうけやすい動物、例えばヒトに、NMDAレ セズター−イオン・チャンネル複合体のイオン・チャンネルを遮断するのに有効 な量で神経細胞のPCPレセプターに対して高い親和力を有する本発明化合物を 投与することを含む方法に関するものである。それらの神経傷害作用は、内在性 グルタメートの過剰放出を誘発する虚血性脳傷害により誘発され得る。本発明の 医薬組成物は、例えば脳もしくはを髄への血流低下の誘発が予測され得る外科的 方法または他の処置の前に予防的に投与されることにより、神経分解を予防また は改善も得る。また、本発明の医薬組成物は、例えば頭部またはを髄に対する外 傷後に投与されることにより、そこから生じ得る神経変性を予防または改善し得 る。 神経系の若干の病気は、NMDAレセプターの過剰活性化により誘発され得る神 経分解を伴う。従って、NMDAレセプター活性化に対する応答を遮断する薬剤 は、神経学的疾患の処置、および低酸素症もしくは低血糖症により生じるか、ま たは卒中、外傷および心臓発作中に起きる脳虚血後に生じる神経細胞死の予防に おいて治療用途を有する。またNMDAレセブクー伝達応答のアンタゴニストは 、アルツハイマー病、ハンチントン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症およびダウン症 候群といった疾患の処置において有用である。 本発明はまた、動物に、神経細胞のPCPレセプターに対して高い親和力を有す る式(XVI)の化合物を神経傷害活性の阻害に有効な量で投与することを含む 、NMDAレセプターのイオン・チャンネル関連神経傷害活性の阻害方法に関す るものである。 当業界の通常熟練者であれば、(a)トリチウム化チェニルシクロヘキシルピペ リジン([”H]TCP、ビニョン等、「ブレーン・リサーチ」、280:19 4−197(1983)、コントレラス等、Neurosci、 Lett、、 67:101−106(1986)参照)の競争的置換によりPCPレセプター に関する結合親和力を測定、(b)チャンネルを通る電流の測定により化合物が イオン・チャンネルを通るイオンの通行を遮断する能力を評価(ヒュットナーお よびビーン、「ブロンーデインダス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ ・サイエンノーズ・オブ・ザ・ユナイテ7ド・ステーク・オブ・アメリカ」、8 5:1307−1311(’1988))、(c)グルタメートへの暴露に起因 する神経細胞死を化合物が阻止する能力を測定するインビトロ細胞傷害活性試験 、および/または(d)動物モデルを用いたインビボ神経保護能力の測定により 、NMDAレセプター・アゴニストの非競争的遮断薬としての式(XVI)によ り表される特定化合物の活性を容易に決定することができる。 PCPレセプターに関する有機化合物の結合活性の評価は、放射性リガンド結合 検定を用いて行なわれる。化合物が呈する、PCPレセプターの標識に使用され るトリチウム化TCPおよびトリチウム化MK−801の置換能力を測定するた め化合物を試験する。競争的置換結合データを評価すると、好ましい化合物は、 PCPレセプターに対して高い親和力(すなわち、低いIC,。値)を呈する化 合物である。 結合活性試験下、多くとも約1000ナノモル、好ましくは多くとも約500ナ ノモルのICs。値が高い結合親和力を示す。本出願において、「高い親和力」 という語は、多くとも約1000ナノモルのIC,。値を呈する化合物を意味す るものとする。 電気生理学的試験において、化合物は、それらが示すNMDAレセプター・チャ ンネル複合体のイオン・チャンネル遮断することにより、神経細胞へのCa”+ およびNa+イオン流を阻止する能力に関して評価される。最初に、イオン・チ ャンネルは、NMDAレセプターを活性化することにより開かれる。イオンの流 れは電流の通過を測定することにより決定され、すなわち、電流の使用量依存性 減少は、チャンネル内の部位でのリガンドの結合によるイオン・チャンネルの遮 断を示す。 使用量依存性遮断は、より多くのNMDAレセプター−チャンネル複合体がグル タメートにより活性化されると、非競争的遮断薬によるチャンネルの遮断はより 有効になることを意味する。 細胞傷害活性試験では、EAAレセプターを発現する培養は乳類神経細胞を、グ ルタメートおよび特定被験化合物に対してインビトロ暴露させる。細胞の生存パ ーセンテージは、グルタメート誘発神経細胞死に対する化合物の防御能力を示す 。 インビボ神経傷害活性試験では、マクドナルド、D、W、等(「シグマ・アンド ・フェンシフリジン−ライク・コンパウンダ・アズ・モレキュラー・ブローブス ・イン・バイオロジー」中、ドミノ、E、F。 およびカメン力、J、M、編、697−707頁(1988)、NPPブックス 、アン・アーバー、ミシガン)の実験モデルが使用され得る。このモデルでは、 −大脳半球へのNMDA注射により、低酸素症−虚血により生じる病変に類似し た傷害が誘発される。化合物がNMDA誘発病変を制限する能力は、それらの神 経防御特性の尺度である。化合物は腹腔内投与され得るため、このモデルはまた 化合物が血液脳関門を通過する能力に関する情報を提供し得る。 一般に、式(XVI)を有する化合物は、例えば極性非プロトン性溶媒中ブロモ アセトアルデヒドジエチルアセタールと共に式(XXII)を有するジアリール 誘導体を加熱することにより、下式■に従い製造される。この目的に使用され得 る極性非プロトン性溶媒には、N。 N−ジメチルホルムアミド(DMF)およびジメチルスルホキシド(DMSO) がある。反応混合物の温度は70°C−120°Cの範囲であり得る。次いで、 式(XXII)を有する生成物を、周囲温度で溶媒、例えばクロロホルムまたは ジクロロメタン中、酸、例えばトリフルオロメタンスルホン酸または70%過塩 素酸で処理すると、式(XXIV)を有する化合物が得られる。次に、この化合 物において適当な親電子物質により窒素原子を誘導体化すると、式(XV l  )により表される化合物が生成され得る。例えば、N−メチル誘導体は、ホルム アルデヒドおよび水素化はう素ナトリウムと(XXIV)の反応により製造され 得る。別法として、式(XXn)の窒素を、アルキルハライド、アルカノイルハ ライドまたは他の適当な親電子物質と反応させ得る。 XおよびYが水素でない場合、式(XVI)を有する生成物は、当業界の熟練者 に知られた方法に従いフェニル環(複数もあり得る)における親電子的置換によ り製造され得る適当に置換されたジアリール誘導体(XXII)を選択すること により製造され得る。 Zがヒドロキシまたはアルコキシ置換基をもつ炭素原子である場合、化合物は、 アメリカ合衆国特許第3509158号、同第3426015号および同第33 61767号に従い製造され得、これらの開示を引用して説明の一部とする。 反応式I 式(XVI)の5−置換誘導体は、下記反応式11に従い、例えば塩基、例えば 炭酸カリウムを含むアルコール性媒質中、ジアリール誘導体(XXII)をアル キニル誘導体(XXV)、例えば3−ブロモ−1−プロピンで処理して置換N− プロパルギル−1,2−ジアリールエチルアミン(XXVI)を得ることにより 製造され得る。Zがヒドロキシ基もつ炭素原子である場合、ヒドロキシ基は、適 当なヒドロキシ保護基、例えばベンジルなどにより保護され得る。(XXVI) を酸、例えばトリフルオロメタンスルホン酸で処理することにより、式(XXV  I + )を有する化合物が得られる。この生成物は、上記で検討した、適当 な親電子物質処理により窒素またはヒドロキシ基がさらに誘導体化され得る(Z がアルコキシまたはアシルオキシにより置換されている場合)。 反応式I+ α95C1−1 また、式(XVI)を有する化合物の光学異性体も本発明の範囲内に含まれる。 光学異性体は、例えば光学活性酸による式(XVI)のアミン基の塩の形成によ る、古典的分割技術により分離され得る。この目的に特に好ましい酸は、(+) −ジ−p−トルオイル−D−酒石酸パン」、36:316(1963))。(R X−)−1,2−ジフェニルエである。生成したジアステレオマー塩は、結晶化 、クロマトグラフィーまt:は2つのジアステレオマー塩の溶解度差異を利用す ることにより分離され得る。次いで、遊離塩基は、塩基、例えばアンモニア水に よる処理および有機溶媒による抽出により単離され得る。 別法として、光学異性体はジアリール誘導体(XXII)の分割により製造され 得る。例えば、1.2−ジフェニルエチルアミンは、光学活性酸による対応する ジアステレオマー塩の製造により分割され得る。この目的に特に好ましい酸は、 L−(+)−酒石酸である。ジアステレオマー塩は、結晶化、次いで上記要領に よる遊離塩基の単離により分離され得る。次いで、光学活性1,2−ジフェニル エチルアミンを反応式Iまたは11に示された反応順序に付すと、式(XVI) を有する光学活性生成物が得られる。 上記合成は、次の通り(+)−1DDCの絶対立体配置を決定し得るべく容易に 適合化された。(−)−1,2−ジフェニルエチルアミンは、R−絶対立体配置 を有することが既に示された(M、ナヵザキ等、「ブレタン・オブ・ザ・ケミカ ル・ソサエティー・才ブ・ジャン舞踏病、筋萎縮性側索硬化症およびダウン症候 群の処置方法におチルアミンからの(+)−1DDCの合成中、R−立体配置は 保持され、それはl DDC分子においてC−10になる。従って、(+)−I DDCの絶対立体配置は、C−10においてRである。2環式環構造により分子 に押し付けられた幾何的圧迫故に、(+)−IDDCにおけるC−5の絶対立体 配置はSでなくてはならない。従って、(+)〜I DDCの完全名称は、(+ )−10(R)、5(S)−(イミノメタノ)−10,It−ジヒドロ−5H− ジベンゾ[a、d]シクロヘプテンである。 式(XVI)を有する化合物の非毒性の医薬的に許容し得る塩類もまた、本発明 の範囲内に含まれる。酸付加塩は、式(XVI)を有する化合物の溶液を、医薬 的に許容し得る非毒性酸、例えば塩酸、フマル酸、マレイン酸、こはく酸、酢酸 、くえん酸、酒石酸、燐酸、しゅう酸などの溶液と混合することにより形成され る。 虚血、脳J9よびを髄外傷、低酸素症および低血糖症における神経細胞喪失の処 置または予防、並びにアルツハイマー病、ハンチントいて、本発明の医薬組成物 は、101−4回の摂取法により、体重1kg当たり約0.01〜約500mg の単位用量レベルで式(XVI)の化合物を、またはその医薬的に許容し得る塩 の等量を含み得る。疾患の機能上の変化がNMDAレセプター−イオン・チャン ネル関連神経傷害を伴う疾患の処置方法で使用される場合、式(XVI)を有す る化合物は、1臼i4回の摂取法により、体重1kg当たり約0.01〜約50 0mgの巣位用量レベルで、またはその医薬的に許容し得る塩の等量が投与され 得る。勿論、正確な処置レベルは、処置される動物、例えばヒトの病歴により異 なるものと理解される。正確な処置レベルは、過度の寅験をせずとも当業界の一 熟練者により決定され得る。 本発明の医薬組成物は、本発明化合物の有益な効果を経験し得る動物へ投与され 得る。それらの動物の中で最も重要なのはヒトであるが、本発明をそれに限定す る意図は無い。 本発明の医薬組成物は、それらの意図された目的を達成するあらゆる手段により 投与され得る。例えば、投与は、非経口、皮下、静脈内、筋肉内、腹腔内、経皮 または頬経路により行なわれ得る。別法として、または同時に、投与は経口経路 により行なわれ得る。投与される用量は、受容者の年令、健康状態および体重、 同時処置(あるどすれば)の種類、処置の頻度および所望の効果の性質により異 なる。 薬理活性化合物に加えて、新規医薬製剤は、活性化合物を医薬的に使用され得る 製剤へ加工処理し易くする賦形剤および補助物質を含む適当な医薬的に許容し得 る担体を含み得る。好ましくは、製剤、特に経口投与され得、好ましいタイプの 投与に使用され得る製剤、例えば錠剤、糖衣錠およびカプセル、および直腸投与 され得る製剤、例えば止剤、並びに注射または経口投与に適した溶液は、賦形剤 と一緒に約0.01〜99パーセントの濃度で存在する。 本発明の医薬製剤は、自体公知の方法、例えば慣用的な混合、造粒、糖衣錠製剤 化、溶解または凍結乾燥方法により製造される。すなわち、経口用医薬製剤は、 活性化合物を固体賦形剤と合わせ、所望により生成した混合物を粉砕し、所望ま たは必要ならば、適当な補助物質を加えた後、か粒混合物を加工処理して錠剤ま たは糖衣錠コアを得ることにより製造され得る。 適当な賦形剤は、特に増量剤、例えば糖類、例えば乳糖またはしょ糖、マンニト ールまたはソルビトール、セルロース製剤および/まI;は燐酸カルシウム、例 えば燐酸三カルシウムまたは燐酸水素カルシウム、並びに結合剤、例えば澱粉ペ ースト、例えばトウモロコシ澱粉、小麦澱粉、米澱粉、ジャガイモ澱粉を用いた もの、ゼラチン、トラガカントコ゛ム、メチルセルロ−スルロース はポリビニルピロリドンである。所望ならば、崩壊剤、例えば上述の澱粉および カルボキシメチル−澱粉、架橋ポリビニルピロリドン、寒天またはアルギニン酸 もしくはその塩、例えばアルギニン酸ナトリウムが加えられ得る。補助物質は、 特に流動調節剤および滑沢剤、例えばンリカ、タルク、ステアリン酸もしくはそ の塩類、例えばステアリン酸マグネシウムもしくはステアリン酸カルシウム、お よび/またはポリエチレングリコールである。糖衣錠コアには、所望ならば胃液 に耐性を示す適当なコーティングが施される。この目的の場合、濃縮糖溶液が使 用され得、それらは、所望によりアラビアゴム、タルク、ポリビニルピロリドン 、ポリエチレングリコールおよび/または二酸化チタン、ラッカー溶液および適 当な有機溶媒まI;は溶媒混合物を含み得る。胃液に耐性を示すコーティングを 製造するためには、適当なセルロース製剤、例えばアセチルセルロースフタレー トまたはヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレートの溶液が使用される。 例えば活性化合物用量の組み合わせを同定または特性確認するため、染料または 色素が錠剤または糖衣錠コーティングに加えられ得る。 経口使用され得る他の医薬製剤には、ゼラチンでてきたブツシュ−フィツト・カ プセル並びにゼラチンおよび可塑剤、例えばグリセリンまたはソルビトールでで きた密封軟カプセルがある。ブツシュ−フィツト・カプセルは、増量剤、例えば 乳糖、結合剤、例えば澱粉、および/または滑沢剤、例えばタルクまたはステア リン酸マグネシウムおよび所望により安定剤と混合され得るか粒形態で活性化合 物を含み得る。軟カプセルでは、活性化合物は、好ましくは適当な液体、例えば 脂肪油または液体パラフィンに溶解または懸濁される。さらに、安定剤が加えら れ得る。 直腸投与に使用され得る可能な医薬製剤には、例えば1種またはそれ以上の活性 化合物と量刑基剤の組み合わせから成る止剤がある。 適当な止剤基剤は、例えば天然または合成トリグリセリドまたはパラフィン族炭 化水素である。さらに、活性化合物と基剤の組み合わせから成るゼラチン直腸カ プセルの使用も可能である。可能な基剤材料には、例えば液体トリグリセリド、 ポリエチレングリコールまたはパラフィン族炭化水素がある。 非経口投与に適した製剤には、水溶性形態の活性化合物、例えば水溶性塩類の水 溶液がある。さらに、適当な油状注射懸濁液として活性化合物の懸濁液も投与さ れ得る。適当な親油性溶媒または賦形剤には、脂肪油、例えばゴマ油または合成 脂肪酸エステル類、例えばオレイン酸エチルまたはトリグリセリドがある。水性 注射懸濁液は、懸濁液の粘ちゅう性を高める物質を含み得、例えばカルボキシメ チルセルロース、ソルビトールおよび/まt;はデキストランが含まれる。所望 により、懸濁液はまた安定剤を含み得る。 以下、実施例により本発明の方法および組成物について説明するが、限定的なも のではない。当業界の熟練者には明らかであり、臨床的治療で通常直面する多様 な状態およびパラメーターの他の適当な修飾および適応も本発明の精神および範 囲内に含まれる。 実施例 実施例1: IDDCの合成 A、N−(2,2−ジェトキシエチル)−ジフェニルエチルアミンの合成 N−(2,2−ジェトキシエチル)−ジフェニルエチルアミンは、タカヤマ、H 3、ケミストリー・レターズ865頁(1978年)に準じて製造した。1.2 −ジフェニルエチルアミン(3,94g、20゜0ミリモル、アルドリッヒ・コ ーポレーション、そのまま使用)のN、N−ジメチルホルムアミド(DMFXI Oml)溶液を撹拌し、80−90℃で1時間かけて用時蒸留したブロモアセト アルデヒド−ジエチルアセタール(4,50g、22.5ミリモル、アルドリッ ヒ・コーポレーション)を流加した、1時間後、炭酸カリウム(2,76g。 20.0ミリモル)を添加した。13時間後、褐色の混合物を25℃まで冷却し 、次に混合物をI N Na0H(200m1)で希釈し、CH2Cl2(全量 100m1)で2回抽出し、そして乾燥した(MgSO+)。 溶媒を蒸発させ、残留物を蒸留し、N−(2,2−ジェトキシエチル)−ジフェ ニルエチルアミン(5,29g、84%)を得た:沸点150−160°c/  0.50mm; ’HNMR(CD CIs)、51.10 (t、 3)、  1.12 (t、 3)、 ]、7゜(bs・ ]ン・ 2.50 (dd、I )、2.58 (dd、]) 2.91 (dd、l)、2.98 (dd、] )、3.39B、IDDCおよびそれの塩酸塩の合成上記で得られたアセタール (2,16g、6.90ミリモル)のeD”x(5m+)溶液を撹拌し、25° Cでトリフルオロメタン・スルホン11(4,0g、36ミリモル、アルドリッ ヒ・コーポレーション)を流力aした。NMR分光学より、反応は54時間後J こ完結したことが示された。黒色の溶液を水(50ml)で希釈し、IN Na OH(200ml)で塩基を作り、CH、CI、で抽出した。抽出物は濃縮乾固 し、残留物をシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーで精製した。lO・1 エーテル: THFで溶出した液より最初の少量の1.2−ジフェニルエチルア ミンが得られ、統いて無色の分画が得られたが、この分画を170’C!/ 0 .5mmで蒸留すると油状物(1,15g、75%)が得られ、放置すると固化 した:融点79−81’C(文献融点)74−78°C; ドブソン、T、A、 、ケム・アブストラ、73巻、3816頁(1970年)、米国特許第3509 158号(1970年):文献融点79℃、タカイ、H0ら、ケミカル・アンド ・ファーマシューティカル・プレチン、34巻、】901頁(1986年);  ’HNMR(CDC11) 5 2.18 (bs、1. NH)、3.23 (dd、]、]J−17.5 ボよ℃ζ3.2. H−11)。 3.33 (dd、]、J−11,3憲よづ4.7. H−1;J、3.50  (dd、1. J藁17.5ポジg3.7. H−s); MS m/e 22 1 (40,M”)、 220 (35)、 192 (100)、 +91  (47)。 塩化水素ガスを、生成物(700mg)のエーテル(10ml)およびメタノー ル(10ml)溶液中25−30℃で、さらに沈澱を生じなくなるまで吹き込ん だ。溶媒を除去し、残留物を熱エタノール中に溶解し、次いで放置冷却し、ID DC塩酸塩(429mg、 52%)を白色結晶として得た:融点305−30 7°C(5!測融点270°C以上、ドブソン、T、A、ら、米国特許第350 9158号(1970年);ケム・アブストラ、73巻、3816頁(1970 年)参照); IHMR (CD30D)δ3.3] (dd、 l)、 3.54 (dd、 l)、  1.78(dd、 1)、 3.85 (d、 l)、 4.25 (d、 l )、 5.01 (t、 1)、 7.07−146 (m、 8)G 13C NMR(CD30D) 636.5 (t)、 43.5 (d)、 48.3  (t)、 54.9 (d)、 125.7.126.6K 126.8.127.7.127.9.128.L 129.5.130.9  (C7dL 132.0.132.1.140.0゜140.3 (i−C5) 。 5!施例2: 5−メチルIDDCの合成A、N−プロパルギル−1,2−ジフ ェニルエチルアミン1.2−ジフェニルエチルアミン(930mg、4.20ミ リモル)のエタノール(30ml)溶液を撹拌し、3−ブロモ−1−プロピン< 700 mgs 5.30ミリモル)および炭酸カリウム(1,38g、10. 0ミリモル)を添加した。混合物を16時間還流し、次いで3−プロモー■−プ ロピン(100mg)を添加した。混合物をさらに6時間還流し、次イテ冷却し 、l N Na0H(200m1)テ希釈し、CH,C12で抽出した。抽出物 を乾燥しくMgS O4)、濃縮した。残留物をフランシュクロマトグラフィー により精製した。l:lヘキサン−CH2Cl、で溶出し、最初にN、N−ジ− プロパルギル−1,2−ジフェニルエチルアミン(218mg、19%)[’H NMR(CDCl2)])、 ]6.89−6.92(m、 2)、 7.14 −7.26 (m、 8); 13CNMR(CDC13) 640.5 (t )B 40.9 (t)、 68.2 (d)、 73.4 (d)、 79.4 ( d)、 126.1.127.6.128.1.128.3K 128.8. 129.7. 129.8 (Qvd)、 !38.8. 14 0.8 (全−cs)]ヲ得、続いて、N−7’ロバルギル−1,2−ジフェニ ルエチルアミンを得た。180℃10.5mmで蒸留すると無色油状の純粋な化 合物(583mg、59%)が得られた: ’HNMR(CDCh)B、5−メ チル−I DDC N−7’ロバルギル−1,2−ジフェニルエチルアミン(125mg。 0.530ミリモル)のクロロホルム(0,5m1)溶液およびトリフルオロメ タンスルホン酸(500mg、 3.33ミリモル)を25℃で48時間撹拌し た。NMRスペクトル分析によると約40%しか変化していないことが示された 。従って、さらにトリフルオロメタンスルホン酸(500mg)を添加した。2 4時間後、黒色の溶液をlNNa0H(50+nl)とで塩基にし、C’Hx  C1!で抽出した。溶媒を蒸発させ、残留物を蒸留し、無色油状の生成物、沸点 190−200℃10、S闘を得た。’HNMR(CDC1,)61.88 ( s、 3)、 2.44 (s、 1)。 3.09 (d、 l)、 3.32 (dd、 1)、 3.59 (d、  1)、 3.61 (dd、 1)、 4.35 (dd、@1)。 7.07−7.42 (m、 8); 13CNMR(CDC13) & 22 .6 (q)、 41.9 (t)、 55.5 (d)、@58.1 実施例3−(+)−1DDCの製造 A、(±)−1,2−ジフェニルエチルアミンの分解V、M、ポタポフらの一般 法を採用し、以下の分解を行った(ポタポフ、V、M、ら、ジャーナル・才ブ・ オルグ・ケム、USSR% 16巻、683頁(1980年))。L−(+)− 酒石酸(マリンクロツッ、そのまま使用)9.5013g(63,2ミリモル) の水400m1溶液を撹拌し、45℃で(±)−1,2−ジフェニルエチルアミ ン(アルドリソヒ、そのまま使用)24.7673g(125,5ミリモル)を 滴加した。 即座に白色沈澱を生じた。25℃で2.5時間撹拌した後、沈澱を収集し、不完 全な空気乾燥し、白色固形物94gを生成した。この94gを沸騰水300m1 に溶解し、次に熱い間に濾過し、透明な無色の溶液を得た。20分以内にこの溶 液から結晶化が始まった。収集した結晶を不完全な空気乾燥すると、31.6g になった。続いてさらに5回、この物質を比例した量の沸騰水を用いて再結晶す ると、(+)−L−酒石酸および(+)−1(R)、2−ジフェニルエチルアミ ンの不完全に分解したジアステレオ異性体塩の白色微小結晶905゜2mgを得 た:融点222.5−223.5℃分解、[σ]D”−51。 3’ 、co、92、H200ナカザキら、ブチレン・オブ・ザーケミカル・ソ サエティー・オブ・ジャパン、36巻、161N(1963年)によると以下の 物理定数が報告されている=(−)−1(R)。 2−ジフェニルエチルアミンの(+)−酒石酸塩、融点229−230°C1[ g]D”−−55,3°、c−0,92、H,o; ()−1(R)。 2−ジフェニルエチルアミン[αlD”−−51,2’ 、c−3,7、エタノ ール。最後の4回の再結晶の母液は一緒にした。水溶液を濃縮し、固体の水酸化 ナトリウムを添加して塩基を作り、CH,CI□3分画で抽出した。有機層を一 緒にし、乾燥しくK xc o i)、減圧下溶媒を除去し、不完全に分解した (−)−1(R)、2−ジフェニルエチルアミン2.5397g生成した; [ σ]D’″−−44−08、c−3゜7、エタノール(ナガサキ1M、ら、上述 )o L−(+)−酒石酸(マリンクロッツ、標準品)1.8116g(12, 1ミリモル)の水40m1溶液を撹拌し、45°Cでアミン(2,5055g、 l 2−7ミリモル)を滴加した。その結果、生じた白色沈澱を、混合物を環境 温度で12時間撹拌した後収集した。収集した固形物を沸騰水で3回再結晶する と、(+)−L−酒石酸および(−)−1(R)、2−ジフェニルエチルアミン の白色微小結晶のジアステレオ異性体塩815.2mgを生成した:融点224 −225°C分解、〔α]D1″−−54.8°、c−0,92、H,O,ナガ サキら、上述。塩(806,6mg)をIN NaOH50m1およびCHz  Clx 25 mlに溶解した。層分離し、水層はCHCH2C1x25で2回 抽出した。有機層を一緒にし、IN Na○H15mlで洗浄し、乾燥しくK、 C03)、減圧下溶媒を除去し、(−)−1(R)、2−ジフェニルエチルアミ ンの無色液体449.1mgを得た;[a]D’ラー−50,1’ 、c−3, 7、エタノール。 B、N−(1(R)、2−ジフェニルエチルアミン)アミノアセトアルデヒド− ジエチルアセタールの製造 スズキ、T、ら、ケミカル・アンド・ファーマシューテイカル・ブチレン、34 巻、1988頁(1986年)の−膜性を採用して以下のアルキル化を行った。 (−)−1(R)、2−ジフェニルエチルアミン249.5mg(1,3ミリモ ル)および無水炭酸カリウム(ペーカー、そのまま使用)193.6mg(1, 4ミリモル)の混合物をN、N−ジメチルホルムアミド(ベーカー、そのまま使 用)2.5ml中撹拌し、90℃でブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール (アルドリツヒ、蒸留物、沸点83℃/ 40mm)284.1mg(14ミリ モル)の溶液を2時間で滴加した。結果的に得られた混合物を撹拌しながら加熱 した(95−105℃)・16時間後、反応混合物を10℃まで冷却し、IN  NaOH50m1を加え、続いてCI(2C1z 25mlを加えた。層分離し 、水層をCH2Cl215m+で2回抽出した。有機層を一緒にしてIN Na OHlomlで洗浄し、乾燥しくK、C○、)、減圧下溶媒を留去し、褐色油状 物346.1mgを得た。油状物はグーゲルロー装置を用いて蒸留しく180− 190℃、0.05mm/Hg)、淡黄色の油状物315.5mgを得た。黄色 の油状物(304,2mg)をクロマトグラフィー(log、シリカゲル)にか け、ジエチルエーテル25m1、続いて3:lジエチルエーテル/ T HF  40 ml、次いで2.lジエチルエーテル/THF40mlを溶出液として用 いた。 極性がほとんどない物質(RrO,56)を含有する分画を一緒にし、減圧下溶 媒を除去し、N−(1(R)、2−ジフェニルエチルアミン)アミノアセトアル デヒド・ジエチルアセタールの透明な淡黄色の液体283.3mgを生成した( 収率71%)。’HNMR(CDCl2)S 1.09tよ丸41.11 (t 、6H,J 〜 6.9. −CH5)、1.76 (bs、IH。 NH)、2.51 (dd、IH,J−12,0本とAメ゛6.3. −CH2 −N)、2.57 (dd、IH,j−12,0占よダ5.0.−C)I2−N )、2.91 (dd、IH,J胃13.2ボよへ°8.5.CH2−7−巴ル )、2.98 (dd、IH。 J=13.2社つ: 5.9. −CH2−フェニル)、3.37ジよう、3. 43 (dt、2H,J−9,3古吃不7.2゜−CH2−0)、 3.53本 丸3.57 (dt、 2日、 J−9,3社心’6.9.−CH2−0)、  3.86 (dd、 IH。 J−a、515g’ 5.9. −CH−N)、4.53 (dd、IH,J− 6,3岬J 5.0.−CH−0)、 7.16−7.34 (m、IOH,フ エ=U)。 C,(+)−10,5−(イミノメタノ)−10,11−ジヒドロ−5H−ジベ ンゾ[a、b]シクロへブタン(IDDC)の製造T、スズキらの上述の一般法 を採用し、以下の環形成を行った。 過塩素酸(70%水溶液)6mlに、24°Cで撹拌しなからN−(1(R)、 2−ジフェニルエチル)アミノアセトアルドヒト−ジエチルアセクール280m g(8,9ミリモル)を5分間で滴加した。添加中1:褐色油状物を分離した。 混合物を16時間、環境温度で撹拌し、2NNaOH50m1上に注加し、CH ,C1,15m1で3回抽出しlコ。有機層を一緒にしてIN NaOH15m 1で洗浄し、乾燥しくK2CO、)、減圧下溶媒を除去し、褐色油状物225. 4mgを得Iこ。TLC(THF)では2個のスポフトが認められ、Rf値は0 .67およびθ、23であった。油状物(225−g)はフラッジ1クロマトグ ラフイー(8g1 シリカゲル)に供し、ジエチルエーテル25m1,3:1ジ エチルエーテル/THF 40ml、 2 : lジエチルエーテル/THF2 5ml、l:lジエチルエーテル/THF25mlおよびTHF25mlで溶出 した。より極性の高い物質を含有する分画(Rfo、22)を−緒にし、溶媒を 減圧下留去し、褐色油状物172.1mgを得た。この油状物をクーゲルロー装 置を用いて二重蒸留(175−185℃、0.05mm/ Hg) L、(+) −1DDC153,4mgの透明な淡黄色油状物を得、これを放置すると固化し た(融点79−85℃、[α] D2 S = +161.5°、c−1、エタ ノール)(収率78%)。’HNMR(CDCI、) 6 2.10 (bs、IH,−N)l)、3.23 (dd、IH,J −17,5よよイ; :3.2.H−11)、3.33 (dd、IH,J−11,1Qd4.6.  H−12)、3.51 (dd、IH,J −17,5古・よ<j3.7. H −11)、3.67 (d。 (t、 C−11)、 46.9 (d、 C−5)、 50.8 (t、 C −12)、 55.1 (d、 C−10)、 125.0K 125.6.126.0.126.8.126.9.127.3.128.0. 131.5 (d、 C−1,2,3,4,6,7,8,−9)、 135.4 .140.4.141.6.143.0 (s、 C−4a、Sa、9a、1l a)。 D、(+)−1DDCのマレイン酸塩の製造(+)−1DDC50,6mg(0 ,23ミリモル)のエタノール1.0ml溶液を43℃で撹拌し、これにマーレ イン酸(アルドリッヒ、そのまま使用)26.4mg(0,23ミリモル)のエ タノール0.3ml溶液を加えた。結果的に得られた溶液は約10分以内に結晶 化を始めた。この混合物を環境温度で撹拌した。14時間後、白色結晶を収集し 、熱エタノール0.4mlから再結晶し、(+)−TDDCのマレイン酸塩(融 点168−168.5°C分解)31.1mgを得た。再結晶後、母液からマレ イン酸塩に続く2分画、lo、2mg(融点167−167゜5分離)および1 3.8mg(融点1.64−165.6℃分解)を単離しIこ。 実施例4−光学活性N−メチルIDDCの製造(+)−1DDC(9,3mg、 0.04モル; [α]D−+ l l 6.3°、エタノール、c−1)のア セトニトリル(0,4m1)および37%ホルムアルデヒド水溶液(0,61ミ リモル)溶液を25°Cで撹拌し、ソディウム・シアノポロハイドライド(5, 1mg、0.08ミリモル)を加えた。得られた混合物を15分間撹拌し、氷酢 酸1滴加えて−pHを7に下げた(湿潤pH紙で検査した)。混合物を20時間 撹拌し、溶媒を減圧下除去した。残留物を2N水酸化ナトリウム(4ml)およ びエーテル(4ml)で処理した。層分離し、水層をエーテルで抽出した。有機 層を一緒にして乾燥(K、C○、)、濾過し、蒸発させて、透明の油状物(l1 mg)を得、これを予備のシリカゲルのTLCで精製した。エタノールで溶出す ると、2本の帯が現れ、Rf−0,41および0.83であった。0.41の帯 をとり、アセトンで抽出した。 溶液を乾燥しくK ICOs)、蒸発させて光学活性N−メチルI DDC(1 0,6mg、 84%)の灰色がかった白色の油状物を得た。’HNMR(CD  Cl3) 62.50 (s、 3. N−Me)、 2.92 (dd、 1゜J−10 ,5and 4.8. H−12)、 3.00 (dd、 l、 J−17, 7and 3.3. H−11)、 3.58 (рпB 1、JJo、5 and 1.1. )l−12)、3.62 (dd、1.  J−17,7and 3.9. H−11ン、3.83(dd、 I、 J−4 ,7and 1.1. H−5)、 3.94 (dd、 l、 J−3,9a nd 3.0. H−10)、13b NMR(CDC13) 6 38.61 (t)、45.2 (q)、47.0  (d)、5’J、8 (t)、62−7 (d)。 125.1.125.9.126.0.126.7.127.3.127.8. 131.3 (all d)、 135.2.138.6゜141.4.142 .5 (all s)。 実施例5−IDDC光学異性体のPCP受容体結合特性本発明の種々化合物の、 3H−5−メチル−10,11−ジヒードロー5H−ジベンゾ[a、b]ノクロ へブテン−5,lO−イミン(’H−MK−801)に対するPCP受容受容体 持合特性定した。結果は以下の表1に示す。 表1 ICso[±sem(n)] ”H−MK 801 化合物 (ナノモル濃度) (±)−IDDC41±6(5) (+)−I DDC4Q±5(4) (+)N−メチル〜I DDC65±9(3)(±)5−メチル−I DDCl  25(1)実施例6.電気生理学的検定 (+)−1DDCが、細胞培養中維持されるラット海鳥神経におけるNMDA誘 起(+グリシン)反応を使用回数に依存して妨害する能力を試験した。この化合 物は、MK−801が呈する使用回数依存的妨害作用と極めてよく似た結果を呈 した。 海鳥神経は、l−3日齢新生ラット(ロング−エバンス)の海馬のCA1部位か ら得た。組織の小塊(1mm’未満)をパパイン(20単位/ml、ウォーンン グトンークーバ:)中30分間恒温培養した。組織は2 、5 mg/mlウシ 血清アルブミンおよび2.5mg/mlトリプシン阻害剤(シグマ)を含有する 完全成長培地(アールのMEM、20mMグルコース、50単位/mlペニシリ ン/ストレプトマイシン、5%加熱して不活化したウシ胎児血清、コラポラテイ ブ・リサーチのセリューム・エクステングー)中、火で滑らかにした(fire −polished)パスツールピペットで細かく砕いて単一細胞の懸濁液にし た。細胞をガラスのカバースリップ(coverslips)上に置き、コラー ゲン/ポリ−D−リジンで被覆した。3日毎に培地の半量を置き換えて、培養物 に栄養補給した。細胞を置いた後、最初の1週間の1または2日間、培養物にア ラビノシルサイトシン(5X I O−’M)を加え、非神経性細胞の増殖を抑 制した。 培養物中i3週間成長した神経から採った、パッチ・クランプ記録の全形細胞法 [ハミル、O,D、、マーティー、A1、ネアー、E。 、サックマン、B、およびシグウォース、F、J、、フユーガーズ・アーチ7. 391巻、85−100頁(1981年)〕を用いて全ての電気生理学的実験を 行った。作用薬および作用薬/拮抗薬を組み合わせたものをU管器具(フェンウ ィックら、ジャーナル・オブ・フィジオロジー、331巻、577−597頁( 1982年))により全形細胞実験の神経に供給した。外部溶液はNaC114 0、KCl3.5、CaCl、 l 、グルコース5、ピクロトキシニン0.0 2、テトロドトキシン(TTX)5X I O−’およびN−2−ヒドロキシエ チルベビラジンーN’−xタンスルホン酸(HEPES)l O(mM)を含有 した。この溶液のpHをNaOHて7.4に調整した。内部(パンチ電極)溶液 は、メタンスルホン酸センウム! 20、CsC11O、エチレングリコール− ビス−(β−アミノエチルエーテル)−N、N、N’、N’−テトラ酢酸(EG TA)10、HEPES 10(pHItcsOHで7.0に調整XmM)を含 有した。膜電流は400ヘルツ(−3デンペル; 8極ベツセル)で濾過しくf iltered)、後者の分析用に磁気テープに記録した。実験は室温で行った (20−25°C)。[化学物質の入手先:N−メチル−D−アスパルテート、 ケンブリッジ・リサーチ・バイオケミカルズ:ビロトキ/ニン、シグマ・ケミカ ル・カンパニー;記録用溶液(recording 5olutions)の塩 、アルドリッヒ(ゴールド・ラベル)またはアルファ(プラトロニツタ)。[3 H]カイネートおよび[3H]CPPおよび[’H]AMPAはデュポン/NE N(ボストン、マサチューセッツ州)より購入。]lμMグリシン存在下、50 μM NMDAを3秒間適用すると、その結果、保持電位−60mVで100− 1000pAの内側方向の全形細胞電流が流れた。繰り返し同じ細胞に適用(3 0秒毎)すると、少なくとも30分間5%未満しか変化しない電流を生じた。M K−801(10μM)をNMDAと一緒に適用した場合、内側方向の電流は、 連続的に適用すると徐々に小さくなった。この阻害から回復するためにはNMD A単独で繰り返し適用する必要があり、陽電圧で膜電位を保持することにより回 復が促進された。 MK−801と全く同じように、(+)N−メチルIDDC(10μM)は、使 用回数依存的に、および電圧依存的にNMDA電流を阻害した。連続的に適用す ると、発生する電流は徐々に小さく1った。(+)N−メチルI DDCによる 阻害は、NMDAを長時間または繰り返し適用した時のみ逆転しl;。(+)N −メチルIDDCによる妨害からの回復速度は、MK−801に引き起こされる 反応の回復速度よりもいく分速かった。この所見は(+)−N−メチルIDDC のPCP受容体に対する親和性はMK−801よりも低いという所見に合致する 。 実施例フ インビトロ神経傷害活性検定 ヒュットナーおよびバウフマンの方法の修飾法を用いて、分離ラット海馬培養物 を製造した[ヒュットナー、J、E、およびバウノ1ム、R,W、、「ジャーナ ル・オブ・ニューロサイエンス」、6.3044−3060(1986)]。抱 抱水フロラ−で麻酔した出生後1−3日のラット(スプラーグ〜ドーリ−)から 皮質を除去し、海馬を切開し、1ミリモルのキヌレン酸および10ミリモルのM g5Oaを補ったC1−不含有解離培地に入れた(チョイ、D、W、、rジャー ナル・オブ・ニューロサイエンス」、7.369−379(1987))。海馬 を解離培地中で洗浄し、次いでIQ単位/mlのパパイン(ワーシントン)を含 む解離培地中37℃で2×20分間インキュベーションした。酵素処理後、組織 を37°Cで3回5分間10mg/mlのトリプンン阻害剤(シグマ・タイプI +−0)とインキュベーションした。 生長培地中での暦砕により細胞を解離させ、メカ不・ノクスBB形31(WPI 、ニューヘイパン、コネチカット)を用いて約0−64cm”総面積の標識した 26X26格子により打印し、ポリーD−リジンおよびラミニン(コラポラテイ ブ・リサーチ)で被ダした35mmブリマリア(メチルコン)皿の中央へ細胞懸 濁液の0−15m1小滴として置いた。細胞密度は、11当たり2.5ないし4 .0X10’細胞であった。生長培地は、5%胎児牛血清(CCL)、5%限定 補充牛血清(ハイクローン)、50ミリモルのグルコース、50単位/m1のペ ニシリン/ストレプトマイシンおよびMIT○+血清エキステンダー(コラポラ ティブ・リサーチ)を補ったイーグルス最少必須培地(MEM、アール塩類)で あった。細胞を湿った4、5%C○、雰囲気中37℃で維持した。細胞を12− 14時間放置してプレート表面に結合させ、次いで1.5mlの生長培舞を各皿 に加え、1mlを除去し、さらにl+1の新鮮な培地と置き換えた。この方法で 細胞屑および非結合細胞の大部分が除去された。細胞結合および増殖領域は、処 理した中央領域を越えて顕著に伸展することはなかっt:。培養中2−4日15 マイクロモルのシトシン・アラヒ゛ノシドに2−3日暴露することにより、非神 経細胞の分裂を止めた。 細胞を、生長培地と類似してはいるが胎児牛血清を含まない培地中で維持した。 培地を週毎のスケジュールで変え、3分の2容量を新鮮な培地と置き換えた。培 地中に存在する唯一のグルタメートは、12マイクロモルの最終濃度を与える牛 血溝中に含まれるものであっIこ。 処理前、姉妹培養物を位相差顕微鏡下で調べることにより、培養物が似た密度を 有することを確実にした。グルタメートに対する暴露は、チョイ、D、W、、マ ウリッチーゲッデ、A、R,およびビリニゲスタイン、A、R,、rジャーナル ・オブ・ニューロサイエンス」、7.257−268(1987)で報告された ものと類似したHEPES緩衝[対照塩溶液J(C5S)中32−34℃で行な われたが、トリス−HClの代わりに10ミリモルのHEPESを用い、34℃ でpH7,4に緩衝させた。培養物をC8Sで2回洗浄し、次いで1マイクロモ ルのグリシンおよび試験化合物を含む(対照は1マイクロモルのグリシンのみを 含んでいた)C3S中で5分間インキュベーションした。グリシンは、NMDA 部位でのグルタメートの効果を強化することが示されたため[ジョンソン、J、 W、およびアッシャ−1P0、「ネイチャー」、325.529−530(19 87)]そこに含まれた。試験薬剤とのプレインキュベージシンにより、神経保 護活性は高められる(フインクベイナー、S、C,等、「プロシーデインダス・ オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンシーズ・オブ・ザ・ユナイ テッド・ステーク・オブ・アメリカJ、85:4071−4074(1988) )。1マイクロモルのグリシンと薬剤および既知濃度のグルタメート(0−10 00マイクロモル)を含むC8Sをトリプル交換により加え、培養物を5分間イ ンキュベーションした。培養物を4回CSS、次いで一夜インキュペーターに置 かれる前に培地により洗浄した。−培養物を翌日インキュベーターから除去し、 C5Sで2回洗浄し、0.4%トリパンブルーという死細胞および死にかけの細 胞にのみ吸収される染料で5分間処理した。培養物を3回洗浄し、位相差顕微鏡 を用いて格子領域で生存している細胞を数えた。最高細胞数のパーセンテージと して細胞生存率を正規化し、結果をグルタメート濃度に対してプロットした。グ ルタメートに暴露しなかった培養物の場合、一般に格子領域で生存している細胞 数は4500ないし5500であった。 (±)−IDDCを、ある範囲のグルタメート濃度に対するその神経保護特性に ついて試験した。図1は、様々な濃度のグルタメートで処理したラット海馬細胞 に対する(±)−IDDC,(+)−1DDClN−メチルIDDCおよび対照 試料のインビトロ神経保護効果を示すグラフである。図1で示されている通り、 5マイクロモルの(±)iDDC,5マイクロモルの(+)−1DDCおよび1 01470モルのN−メチルIDDCにより試験された培養物は、1値と比べて 高い細胞生存率を呈した。 実施例8 インビボ神経傷害活性検定 脳NMDA注射の前ではなく15分後という試験化合物の腹腔内注射のプロトコ ールを1つ改変して、マクドナルド、1.W、等(前出)の実験モデルを使用し た。図2に示されている通り、(+)−1DDCは、体重1kg当たり約0.3 0〜60マイクロモルの範囲の用量で、NMDA注射により誘発される病変に対 して防御することが見出された。 IDDCのインビトロおよびインビボ神経保護特性に関するこれらの観察は、脳 におけるPCP結合部位に対するその親和力および上記NMDAの阻害と一致し ている。 以上、この発明について充分に記載したが、当業界の熟練者にとって、発明の範 囲またはその実施態様に影響することなく条件、製剤および他のパラメーターの 広範かつ均等範囲内で同じことが遂行され得ることは自明の理である 細胞生存率 % 国際調査報告 保護率 %

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処置を必要とする動物に、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Rは、水素、C2−C6アシル、C1−C6アルキル、アリール、C1−C6ア ルコキシカルボニル、C7−C10アラルキル、C2−C6アルケニル、C3− C15ジアルキルアミノアルキル、C1−C6ヒドロキシアルキル、C2−C6 アルキニル、C3−C15トリアルキルシリル、C4−C10アルキルシクロア ルキルまたはC3−C6シクロアルキルであり、 R1は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C7−C10アラ ルキル、C1−C6アルコキシまたはC3−C15ジアルキルアミノアルキルで あり、 XおよびYは、独立して、ハロゲン、例えばクロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード 、C1−C6アルコキシ、C2−C6ジアルコキシメチル、C1−C6アルキル 、シアノ、C3−C15ジアルキルアミノアルキル、カルボキシ、カルボキシア ミド、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルチオ、アリル、アラル キル、C3−C6シクロアルキル、アロイル、アラルコキシ、C2−C6アシル 、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、C5−C6 ヘテロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルホニ ル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルキルスルフィニル、C 1−C6ハロアルキルスルフィニル、アリールチオ、C1−C6ハロアルコキシ 、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、C2−C15ジアルキルアミノ、ヒドロ キシ、カルバモイル、C1−C6N−アルキルカルバモイル、C2−C15N, N−ジアルキルカルバモイル、ニトロおよびC2−C15ジアルキルスルフアモ イルから成る群から選ばれ、 Zは、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表等があります▼;(式 中、R2は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、アラルキル、 C4−C15ジアルキルアミノアルキル、ヘテロシクロアルキル、C2−C6ア シル、アロイルまたはアラルカノイルであり、R3は、C1−C6アルキル、C 2−C6アルケニル、フェニル、アラルキルまたはC3−C15ジアルキルアミ ノアルキルである)から選ばれた基を表し、 nは、O(XまたはYは、各々水素である)、1、2、3または4から選ばれた 整数である] で示される化合物またはその医薬的に許容し得る塩を投与することを含み、 前記化合物が、ほ乳類神経細胞においてPCPレセプターに関して高い結合活性 を呈するものであり、化合物が神経細胞喪失の処置または予防に有効な量で投与 される、神経細胞喪失の処置または予防方法。
  2. (2)神経細胞喪失が、虚血、低酸素症、低血糖症または脳および脊髄外傷、ま たはアルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、ハンテントン舞踏病またはダウン 症候群の処置に伴うものである、請求項1記載の方法。
  3. (3)Rが水素である、請求項1記載の方法。
  4. (4)RおよびR1が水素またはメチルであり、nが0である、請求項1記載の 方法。
  5. (5)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項1記載の方法。
  6. (6)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項1記載の方法。
  7. (7)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項1記載の方法。
  8. (8)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項1記載の方法。
  9. (9)動物がヒトである、請求項1記載の方法。
  10. (10)化合物が、医薬的に許容し得る担体と混合した医薬組成物として投与さ れる、請求項1記載の方法。
  11. (11)化合物が経口投与される、請求項1記載の方法。
  12. (12)動物が虚血性脳傷害を患っている、請求項1記載の方法。
  13. (13)動物が虚血性脳傷害を患うヒトであり、化合物が医薬的に許容し得る担 体と混合した医薬組成物として投与される、請求項5記載の方法。
  14. (14)NMDAレセプターイオン・チャンネル関連神経傷害活性の阻害方法で あり、動物へ、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 Rは、水素、C2−C6アシル、C1−C6アルキル、アリール、C1−C6ア ルコキシカルボニル、C7−C10アラルキル、C2−C6アルケニル、C3− C15ジアルキルアミノアルキル、C1−C6ヒドロキシアルキル、C2−C6 アルキニル、C3−C15トリアルキルシリル、C4−C10アルキルシクロア ルキルまたはC3−C6シクロアルキルであり、 R1は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、C7−C10アラ ルキル、C1−C6アルコキシまたはC3−C15ジアルキルアミノアルキルで あり、 XおよびYは、独立して、ハロゲン、例えばクロロ、フルオロ、ブロモ、ヨード 、C1−C6アルコキシ、C2−C6ジアルコキシメチル、C1−C6アルキル 、シアノ、C3−C15ジアルキルアミノアルキル、カルボキシ、カルボキシア ミド、C1−C6ハロアルキル、C1−C6ハロアルキルチオ、アリル、アラル キル、C3−C6シクロアルキル、アロイル、アラルコキシ、C2−C6アシル 、アリール、置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、C5−C6 ヘテロシクロアルキル、C1−C6アルキルチオ、C1−C6アルキルスルホニ ル、C1−C6ハロアルキルスルホニル、C1−C6アルキルスルフィニル、C 1−C6ハロアルキルスルフィニル、アリールチオ、C1−C6ハロアルコキシ 、アミノ、C1−C6アルキルアミノ、C2−C15ジアルキルアミノ、ヒドロ キシ、カルバモイル、C1−C5N−アルキルカルバモイル、C2−C15N, N−ジアルキルカルバモイル、ニトロおよびC2−C15ジアルキルスルファモ イルから成る群から選ばれ、 Zは、 ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼,▲数 式、化学式、表等があります▼,または▲数式、化学式、表等があります▼;( 式中、R2は、水素、C1−C6アルキル、C2−C6アルケニル、アラルキル 、C4−C15ジアルキルアミノアルキル、ヘテロシクロアルキル、C2−C6 アシル、アロイルまたはアラルカノイルであり、R3は、C1−C6アルキル、 C2−C6アルケニル、フェニル、アラルキルまたはC3−C15ジアルキルア ミノアルキルである)から選ばれた基を表し、 nは、0(XまたはYは、各々水素である)、1、2、3または4から選ばれた 整数である] で示される化合物またはその医薬的に許容し得る塩を含む医薬組成物を投与する ことを含み、 前記化合物が、ほ乳類神経細胞においてPCPレセプターに関して高い結合活性 を呈するものであり、神経傷害活性の阻害に有効な量で存在する方法。
  15. (15)Rが水素である、請求項14記載の方法。
  16. (16)RおよびR1が水素またはメチルであり、nが0である、請求項14記 載の方法。
  17. (17)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項14記載の方法。
  18. (18)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項14記載の方法。
  19. (19)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項14記載の方法。
  20. (20)化合物が、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ を有する、請求項14記載の方法。
  21. (21)神経傷害活性が、虚血性脳傷害後の内在性グルタメートの過剰放出によ り誘発される、請求項14記載の方法。
  22. (22)動物がヒトである、請求項14記載の方法。
  23. (23)化合物が、医薬的に許容し得る担体と混合した医薬組成物として投与さ れる、請求項14記載の方法。
  24. (24)化合物が経口投与される、請求項14記載の方法。
  25. (25)動物が虚血性脳傷害を患っている、請求項14記載の方法。
  26. (26)動物が虚血性脳傷害を患うヒトであり、化合物が医薬的に許容し得る担 体と混合した医薬組成物として投与される、請求項17記載の方法。
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