JPH05193498A - 自動車ドアの搬送装置 - Google Patents
自動車ドアの搬送装置Info
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- JPH05193498A JPH05193498A JP4171389A JP17138992A JPH05193498A JP H05193498 A JPH05193498 A JP H05193498A JP 4171389 A JP4171389 A JP 4171389A JP 17138992 A JP17138992 A JP 17138992A JP H05193498 A JPH05193498 A JP H05193498A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 101100321304 Bacillus subtilis (strain 168) yxdM gene Proteins 0.000 description 1
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 一次ハンガー17A,17B は、二次ハンガー21
A,21B への係脱によりドアサブハンガー22A,22B と
ともに移動体5に積み卸しし得る。ドア38A,38B は、
二次ハンガー21A,21B やドアサブハンガー22A,22B
に対して最初の位置決め状態を維持したままで移動し得
る。支持部18A,18B に対して二次ハンガー21A,21B
を上方から係合すると同時に、自動的に位置決めし得
る。 【効果】 ドアのストレージは移動体と分離して行え、
移動体の台数を減少できるとともに、ストレージのスペ
ースを狭くし得る。一次ハンガーに二次ハンガーを係合
させると同時に、自動的に位置決めできる。
A,21B への係脱によりドアサブハンガー22A,22B と
ともに移動体5に積み卸しし得る。ドア38A,38B は、
二次ハンガー21A,21B やドアサブハンガー22A,22B
に対して最初の位置決め状態を維持したままで移動し得
る。支持部18A,18B に対して二次ハンガー21A,21B
を上方から係合すると同時に、自動的に位置決めし得
る。 【効果】 ドアのストレージは移動体と分離して行え、
移動体の台数を減少できるとともに、ストレージのスペ
ースを狭くし得る。一次ハンガーに二次ハンガーを係合
させると同時に、自動的に位置決めできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動車製作ラ
インでドアを搬送するのに利用される自動車ドアの搬送
装置に関するものである。
インでドアを搬送するのに利用される自動車ドアの搬送
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車製作ラインにおいては、車体にド
アを組付けたままで塗装を行い、そしてドアを分離した
のち、車体とドアとを別々のラインで搬送しながら艤装
を行い、そして再び車体にドアを取付けるという工程が
ある。
アを組付けたままで塗装を行い、そしてドアを分離した
のち、車体とドアとを別々のラインで搬送しながら艤装
を行い、そして再び車体にドアを取付けるという工程が
ある。
【0003】このようなドアを搬送するものとして従来
では、たとえば特開昭58-36776号公報に見られる構成が
提供されている。すなわちキャリアレールにキャリアを
介して支持案内される上部ハンガー部材を設けるととも
に、この上部ハンガー部材に対して下部ハンガー部材を
昇降自在に設け、そして下部ハンガー部材に対してドア
ー支持体を回転可能に設けている。
では、たとえば特開昭58-36776号公報に見られる構成が
提供されている。すなわちキャリアレールにキャリアを
介して支持案内される上部ハンガー部材を設けるととも
に、この上部ハンガー部材に対して下部ハンガー部材を
昇降自在に設け、そして下部ハンガー部材に対してドア
ー支持体を回転可能に設けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来形式による
と、上部ハンガー部材に対して下部ハンガー部材やドア
ー支持体は分離できず、一体物であることから、たとえ
ば経路中で多数のドアーをストレージする場合、1個の
ドアーに対して1台の搬送具が必要で、設備全体が高価
になり、さらに少なくともキャリアの長さに相当するス
トレージ距離が必要で、ストレージのために広いスペー
スが必要になる。
と、上部ハンガー部材に対して下部ハンガー部材やドア
ー支持体は分離できず、一体物であることから、たとえ
ば経路中で多数のドアーをストレージする場合、1個の
ドアーに対して1台の搬送具が必要で、設備全体が高価
になり、さらに少なくともキャリアの長さに相当するス
トレージ距離が必要で、ストレージのために広いスペー
スが必要になる。
【0005】本発明の目的とするところは、ドアを支持
したハンガーを搬送手段に対して分離または組み込み
得、しかも搬送手段に渡すと同時に自動的に位置決めを
行える自動車ドアの搬送装置を提供する点にある。
したハンガーを搬送手段に対して分離または組み込み
得、しかも搬送手段に渡すと同時に自動的に位置決めを
行える自動車ドアの搬送装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の自動車ドアの搬送装置は、レ―ルに支持案内され
る移動体を設け、この移動体に一次ハンガーを設けると
ともに、この一次ハンガーに上向きの支持部を設け、こ
の支持部に上方から係脱自在でかつ係合により位置決め
される二次ハンガーを設け、この二次ハンガーにドアサ
ブハンガーを設けている。
発明の自動車ドアの搬送装置は、レ―ルに支持案内され
る移動体を設け、この移動体に一次ハンガーを設けると
ともに、この一次ハンガーに上向きの支持部を設け、こ
の支持部に上方から係脱自在でかつ係合により位置決め
される二次ハンガーを設け、この二次ハンガーにドアサ
ブハンガーを設けている。
【0007】
【作用】かかる本発明の構成によると、一次ハンガーに
二次ハンガーを係脱させることで、この二次ハンガーを
ドアサブハンガーとともに移動体に対して積み卸しし得
る。また一次ハンガーに対する二次ハンガーの積み込み
を行う際に、支持部に対して二次ハンガーが上方から係
合されると同時に、この二次ハンガーを一次ハンガーに
対して自動的に位置決めし得る。
二次ハンガーを係脱させることで、この二次ハンガーを
ドアサブハンガーとともに移動体に対して積み卸しし得
る。また一次ハンガーに対する二次ハンガーの積み込み
を行う際に、支持部に対して二次ハンガーが上方から係
合されると同時に、この二次ハンガーを一次ハンガーに
対して自動的に位置決めし得る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。1は断面工形のレ―ルで、天井梁側からのフラ
ンジ2に取付けブラケット3を介して支持され、この取
付けブラケット3が結合する側面とは反対側の側面には
信号・給電装置4が全長に亘って配設される。
明する。1は断面工形のレ―ルで、天井梁側からのフラ
ンジ2に取付けブラケット3を介して支持され、この取
付けブラケット3が結合する側面とは反対側の側面には
信号・給電装置4が全長に亘って配設される。
【0009】このレ―ル1に支持案内されて走行自在な
自走体(移動体の一例)5は、走行方向において複数個
(実施例では3個)のトロリ本体6と、これらトロリ本
体6の上部に軸受7を介して取付けた左右方向の軸8
と、これら軸8に取付けられかつ前記レ―ル1の上面に
載置自在な輪体9と、各トロリ本体6に取付けられかつ
レ―ル1の上端両側と下端両側に当接自在な横振れ防止
用ロ―ラ10と、各トロリ本体6間を、連結ピン11を介し
て連結する前後方向の連結杆12と、1個(実施例では中
間部)のトロリ本体6に取付けられ、かつその軸8に連
動する走行駆動装置13と、この特定されたトロリ本体6
に取付けられ、かつ前記信号・給電装置4に摺接自在な
集電装置14、ならびにブラケット15を介して取付けた制
御盤16などによって構成される。
自走体(移動体の一例)5は、走行方向において複数個
(実施例では3個)のトロリ本体6と、これらトロリ本
体6の上部に軸受7を介して取付けた左右方向の軸8
と、これら軸8に取付けられかつ前記レ―ル1の上面に
載置自在な輪体9と、各トロリ本体6に取付けられかつ
レ―ル1の上端両側と下端両側に当接自在な横振れ防止
用ロ―ラ10と、各トロリ本体6間を、連結ピン11を介し
て連結する前後方向の連結杆12と、1個(実施例では中
間部)のトロリ本体6に取付けられ、かつその軸8に連
動する走行駆動装置13と、この特定されたトロリ本体6
に取付けられ、かつ前記信号・給電装置4に摺接自在な
集電装置14、ならびにブラケット15を介して取付けた制
御盤16などによって構成される。
【0010】前記連結杆12からは、前後2本を1組とし
て2組の一次ハンガー17A,17Bを垂設している。これ
ら一次ハンガー17A,17Bは中間部と後部とのトロリ本
体6に対応して設けられるもので、正面視においてCの
字、フック状に形成されている。そして一次ハンガー17
A,17Bの下部には、アングル状の支持部18A,18B
が、開放部を上向きとして設けられている。さらに前記
連結杆12の前端には追突防止用の検出器(リミットスイ
ッチや光電管装置など)19が設けられ、また連結杆12の
後端には被検出体20が設けられる。このように構成され
た自走体5は、レ―ル1に支持案内されて一定経路L上
を走行自在となる。
て2組の一次ハンガー17A,17Bを垂設している。これ
ら一次ハンガー17A,17Bは中間部と後部とのトロリ本
体6に対応して設けられるもので、正面視においてCの
字、フック状に形成されている。そして一次ハンガー17
A,17Bの下部には、アングル状の支持部18A,18B
が、開放部を上向きとして設けられている。さらに前記
連結杆12の前端には追突防止用の検出器(リミットスイ
ッチや光電管装置など)19が設けられ、また連結杆12の
後端には被検出体20が設けられる。このように構成され
た自走体5は、レ―ル1に支持案内されて一定経路L上
を走行自在となる。
【0011】両一次ハンガー17A,17Bに対して各別に
係脱自在な前後一対の二次ハンガー21A,21Bが設けら
れ、これら二次ハンガー21A,21Bは左右一対のドアサ
ブハンガー22A,22Bを着脱自在に有する。
係脱自在な前後一対の二次ハンガー21A,21Bが設けら
れ、これら二次ハンガー21A,21Bは左右一対のドアサ
ブハンガー22A,22Bを着脱自在に有する。
【0012】すなわち前記二次ハンガー21A,21Bは、
前記一次ハンガー17A,17Bの内部に対して側方から挿
抜自在でかつ前記支持部18A,18Bに対して上方から係
脱自在な被係合杆24を、その上部に前後方向に有する。
ここで被係合杆24は、断面が四角形のロッド状からな
り、前記支持部18A,18Bに対して上方から係合させる
ことで、両者は一つのコーナを下端として一対の面を互
いに当接させ、以て位置決めされることになる。
前記一次ハンガー17A,17Bの内部に対して側方から挿
抜自在でかつ前記支持部18A,18Bに対して上方から係
脱自在な被係合杆24を、その上部に前後方向に有する。
ここで被係合杆24は、断面が四角形のロッド状からな
り、前記支持部18A,18Bに対して上方から係合させる
ことで、両者は一つのコーナを下端として一対の面を互
いに当接させ、以て位置決めされることになる。
【0013】そして被係合杆24の非係合部である中央部
から縦杆25が垂設される。この縦杆25の中間部から中間
腕杆26が左右方向に連設され、さらに縦杆25の下部には
底枠体27が取付けられる。前記中間腕杆26の遊端(外側
端)には、それぞれ前後一対のハンガー係合具28が取付
けられ、これらハンガー係合具28に対して前記ドアサブ
ハンガー22A,22Bが上方から係脱自在となる。そして
底枠体27の遊端上部にはハンガー受け具29が設けられ
る。
から縦杆25が垂設される。この縦杆25の中間部から中間
腕杆26が左右方向に連設され、さらに縦杆25の下部には
底枠体27が取付けられる。前記中間腕杆26の遊端(外側
端)には、それぞれ前後一対のハンガー係合具28が取付
けられ、これらハンガー係合具28に対して前記ドアサブ
ハンガー22A,22Bが上方から係脱自在となる。そして
底枠体27の遊端上部にはハンガー受け具29が設けられ
る。
【0014】前記ドアサブハンガー22A,22Bは、前記
ハンガー係合具28に対して上方から係脱自在な上部杆30
を前後方向に有し、この上部杆30の前後端からはそれぞ
れ縦杆31が垂設される。これら縦杆31の中間部どうしを
連結する中間杆32には、横向きの当て部材33とクランプ
部材34とが設けられ、そして下端部どうしを連結する下
部杆35には上向きの受け部材36が設けられる。
ハンガー係合具28に対して上方から係脱自在な上部杆30
を前後方向に有し、この上部杆30の前後端からはそれぞ
れ縦杆31が垂設される。これら縦杆31の中間部どうしを
連結する中間杆32には、横向きの当て部材33とクランプ
部材34とが設けられ、そして下端部どうしを連結する下
部杆35には上向きの受け部材36が設けられる。
【0015】上記の構成により、前部のドアサブハンガ
ー22Aに前ドア38Aを支持させるとともに、後部のドア
サブハンガー22Bに後ドア38Bを支持させることで、4
ドアの支持搬送を行える。
ー22Aに前ドア38Aを支持させるとともに、後部のドア
サブハンガー22Bに後ドア38Bを支持させることで、4
ドアの支持搬送を行える。
【0016】次に上記実施例の作用を説明する。前記自
走体5は、走行駆動装置13を作動させて輪体9を強制回
転させることで、複数の輪体9によりレ―ル1に支持さ
れ、かつ複数の横振れ防止用ロ―ラ10により横振れを防
止された状態で走行する。その際に自走体5への給電
は、信号・給電装置4に集電装置14が摺接することで行
われ、そして地上制御部と制御盤16との間で信号の授受
が行われて、停止、走行の制御や速度制御、ならびに在
席確認などが行われる。
走体5は、走行駆動装置13を作動させて輪体9を強制回
転させることで、複数の輪体9によりレ―ル1に支持さ
れ、かつ複数の横振れ防止用ロ―ラ10により横振れを防
止された状態で走行する。その際に自走体5への給電
は、信号・給電装置4に集電装置14が摺接することで行
われ、そして地上制御部と制御盤16との間で信号の授受
が行われて、停止、走行の制御や速度制御、ならびに在
席確認などが行われる。
【0017】このようにして走行させてきた自走体5は
所定の場所で停止されるのであるが、その際に先行停止
している自走体5に後続走行してきた自走体5が必要以
上に接近したとき、被検出体20を検出器19が検出するこ
とになって後続の自走体5の走行は自動的に停止され
る。
所定の場所で停止されるのであるが、その際に先行停止
している自走体5に後続走行してきた自走体5が必要以
上に接近したとき、被検出体20を検出器19が検出するこ
とになって後続の自走体5の走行は自動的に停止され
る。
【0018】最初に自走体5は、一次ハンガー17A,17
Bの支持部18A,18Bに被係合杆24を上方から係合させ
ることで前後一対の二次ハンガー21A,21Bを支持して
おり、そして各二次ハンガー21A,21Bの左右両端に
は、そのハンガー係合具28に上部杆30を係合させるとと
もに、ハンガー受け具29に下部杆35を載置させること
で、それぞれドアサブハンガー22A,22Bを支持してい
る。
Bの支持部18A,18Bに被係合杆24を上方から係合させ
ることで前後一対の二次ハンガー21A,21Bを支持して
おり、そして各二次ハンガー21A,21Bの左右両端に
は、そのハンガー係合具28に上部杆30を係合させるとと
もに、ハンガー受け具29に下部杆35を載置させること
で、それぞれドアサブハンガー22A,22Bを支持してい
る。
【0019】このとき二次ハンガー21A,21Bは、支持
部18A,18Bに被係合杆24を上方から係合させること
で、左右に揺れることなく一次ハンガー17A,17B側に
位置決めされており、そして二次ハンガー21A,21Bや
ドアサブハンガー22A,22Bは正面視において左右対称
形状となり、したがって自走体5の一定経路L上での走
行(搬送)は安定して行われる。この走行は、たとえば
作業部では低速に、かつ非作業部では高速にと任意に変
更される。
部18A,18Bに被係合杆24を上方から係合させること
で、左右に揺れることなく一次ハンガー17A,17B側に
位置決めされており、そして二次ハンガー21A,21Bや
ドアサブハンガー22A,22Bは正面視において左右対称
形状となり、したがって自走体5の一定経路L上での走
行(搬送)は安定して行われる。この走行は、たとえば
作業部では低速に、かつ非作業部では高速にと任意に変
更される。
【0020】一次ハンガー17A,17Bに対する二次ハン
ガー21A,21Bの降ろし作業は、移載装置のフォーク
を、底枠体27や被係合杆24に下方から作用させることで
行える。その際に図2に示すように支持部18A,18Bに
係合している被係合杆24は、まず仮想線イで示すように
上昇され、そして仮想線ロで示すように側方へ抜出され
る。
ガー21A,21Bの降ろし作業は、移載装置のフォーク
を、底枠体27や被係合杆24に下方から作用させることで
行える。その際に図2に示すように支持部18A,18Bに
係合している被係合杆24は、まず仮想線イで示すように
上昇され、そして仮想線ロで示すように側方へ抜出され
る。
【0021】また一次ハンガー17A,17Bに対する二次
ハンガー21A,21Bの積み込み作業は逆の作用により、
すなわち被係合杆24を仮想線ロから仮想線イのように移
動させたのち下降させて行えるのであるが、その際に、
前記支持部18A,18Bに対して被係合杆24が上方から係
合されると同時に、一つのコーナを下端として一対の面
を互いに当接することになって、二次ハンガー21A,21
Bは一次ハンガー17A,17Bに対して自動的に位置決め
されることになる。
ハンガー21A,21Bの積み込み作業は逆の作用により、
すなわち被係合杆24を仮想線ロから仮想線イのように移
動させたのち下降させて行えるのであるが、その際に、
前記支持部18A,18Bに対して被係合杆24が上方から係
合されると同時に、一つのコーナを下端として一対の面
を互いに当接することになって、二次ハンガー21A,21
Bは一次ハンガー17A,17Bに対して自動的に位置決め
されることになる。
【0022】上記実施例ではアングル状の支持部18A,
18Bに対して四角ロッド状の被係合杆24を上方から係合
させることで位置決めを行っているが、これは一次ハン
ガー側に設けた縦ピンに二次ハンガー側に形成した孔を
上方から嵌合させる形式や、一次ハンガー側に形成した
孔に二次ハンガー側に設けた縦ピンを上方から嵌合させ
る形式などであってもよい。
18Bに対して四角ロッド状の被係合杆24を上方から係合
させることで位置決めを行っているが、これは一次ハン
ガー側に設けた縦ピンに二次ハンガー側に形成した孔を
上方から嵌合させる形式や、一次ハンガー側に形成した
孔に二次ハンガー側に設けた縦ピンを上方から嵌合させ
る形式などであってもよい。
【0023】上記実施例のように移動体として自走体5
を採用したときには、搬送速度を、作業部では低速に、
かつ非作業部では高速にと任意にでき、全体として能率
のよい搬送を行うことができる。しかし移動体として
は、チェーン式の駆動装置により移動されるトロリ体な
どであってもよい。
を採用したときには、搬送速度を、作業部では低速に、
かつ非作業部では高速にと任意にでき、全体として能率
のよい搬送を行うことができる。しかし移動体として
は、チェーン式の駆動装置により移動されるトロリ体な
どであってもよい。
【0024】上記実施例では左右一対の前ドア38Aなら
びに後ドア38Bとからなる4ドアの搬送状態を示してい
るが、これは、いずれか一方の二次ハンガー21A,21B
などを使用することで2ドアタイプの搬送を行え、さら
にいずれか一方で一枚のドアを支持することで3ドアタ
イプの搬送を行える。また自走体5側を、最初から1組
の一次ハンガーを有する構成にすることで、2ドアタイ
プの搬送を行える。さらに二次ハンガーは、最初から1
枚のドアを支持する構成であってもよい。
びに後ドア38Bとからなる4ドアの搬送状態を示してい
るが、これは、いずれか一方の二次ハンガー21A,21B
などを使用することで2ドアタイプの搬送を行え、さら
にいずれか一方で一枚のドアを支持することで3ドアタ
イプの搬送を行える。また自走体5側を、最初から1組
の一次ハンガーを有する構成にすることで、2ドアタイ
プの搬送を行える。さらに二次ハンガーは、最初から1
枚のドアを支持する構成であってもよい。
【0025】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、二次ハンガ
ーをドアサブハンガーとともに移動体に対して積み卸し
でき、したがってドアのストレージを移動体と分離して
行うことができて、移動体の台数を減少できるととも
に、ストレージのスペースを狭くできる。また一次ハン
ガーに対する二次ハンガーの積み込みを行う際に、支持
部に対して二次ハンガーが上方から係合すると同時に、
この二次ハンガーを一次ハンガーに対して自動的に位置
決めできる。
ーをドアサブハンガーとともに移動体に対して積み卸し
でき、したがってドアのストレージを移動体と分離して
行うことができて、移動体の台数を減少できるととも
に、ストレージのスペースを狭くできる。また一次ハン
ガーに対する二次ハンガーの積み込みを行う際に、支持
部に対して二次ハンガーが上方から係合すると同時に、
この二次ハンガーを一次ハンガーに対して自動的に位置
決めできる。
【図1】本発明の一実施例を示し、自動車ドアの搬送装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図2】同自動車ドアの搬送装置の正面図である。
1 レ―ル 4 信号・給電装置 5 自走体(移動体) 6 トロリ本体 12 連結杆 13 走行駆動装置 14 集電装置 16 制御盤 17A 一次ハンガー 17B 一次ハンガー 18A 支持部 18B 支持部 21A 二次ハンガー 21B 二次ハンガー 22A ドアサブハンガー 22B ドアサブハンガー 24 被係合杆 28 ハンガー係合具 29 ハンガー受け具 34 クランプ部 38A 前ドア 38B 後ドア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 35/00 A 9244−3F 47/61 Z 8010−3F B66C 1/20 8922−3F
Claims (1)
- 【請求項1】 レ―ルに支持案内される移動体を設け、
この移動体に一次ハンガーを設けるとともに、この一次
ハンガーに上向きの支持部を設け、この支持部に上方か
ら係脱自在でかつ係合により位置決めされる二次ハンガ
ーを設け、この二次ハンガーにドアサブハンガーを設け
たことを特徴とする自動車ドアの搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171389A JPH0773994B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車ドアの搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4171389A JPH0773994B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車ドアの搬送装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63149611A Division JPH0647375B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 自動車ドアの搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193498A true JPH05193498A (ja) | 1993-08-03 |
JPH0773994B2 JPH0773994B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=15922259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4171389A Expired - Fee Related JPH0773994B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 自動車ドアの搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0773994B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100764979B1 (ko) * | 2006-09-18 | 2007-10-09 | 현대자동차주식회사 | 트래버서 |
JP2010082794A (ja) * | 2008-10-02 | 2010-04-15 | Honda Motor Co Ltd | ワーク組立設備 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6033699A (ja) * | 1983-08-05 | 1985-02-21 | 阪和工材株式会社 | 車輌誘導システム |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4171389A patent/JPH0773994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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JPH0773994B2 (ja) | 1995-08-09 |
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