[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JPH05167716A - テレマーケッティング装置の側音消去方法 - Google Patents

テレマーケッティング装置の側音消去方法

Info

Publication number
JPH05167716A
JPH05167716A JP35200291A JP35200291A JPH05167716A JP H05167716 A JPH05167716 A JP H05167716A JP 35200291 A JP35200291 A JP 35200291A JP 35200291 A JP35200291 A JP 35200291A JP H05167716 A JPH05167716 A JP H05167716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
message
party
sidetone
pseudo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35200291A
Other languages
English (en)
Inventor
Jinko Nishio
仁孝 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
Nagano Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd, Nagano Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP35200291A priority Critical patent/JPH05167716A/ja
Publication of JPH05167716A publication Critical patent/JPH05167716A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メッセージと相手側からの応答音声が重複し
た場合でも、常に相手側の応答音声のみを録音し、録音
内容を確実に聴取できるようにする。 【構成】 ダイヤル後、相手側がオフフックしたなら所
定のメッセージを送信するとともに、メッセージに対応
する相手側からの受信音声を記録するに際し、相手側の
オフフック後に、疑似信号Soを送信し、かつ疑似信号
Soとこの疑似信号Soによる側音信号Ssの変換特
性、例えば、位相特性と利得特性を求めて記憶するとと
もに、メッセージの送信時に、変換特性によりメッセー
ジ信号を変換し、かつ反転することにより側音消去信号
Scを生成し、この側音消去信号Scを受信音声の信号
ラインLsに付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートダイヤルにより相
手側に注文メッセージ等を送信するとともに、これに基
づく応答音声を記録するようにした自動受注装置等に用
いて好適なテレマーケッティング装置の側音消去方法に
関する。
【0002】
【従来技術及び課題】一般に、電話回線を利用した自動
受注装置(テレマーケッティング装置)は知られてい
る。
【0003】従来の自動受注装置を図5に示す。同図に
示す自動受注装置50は、電話回線に接続した電話回線
制御装置(四線二線変換回路)51、制御部52、メッ
セージ発生部53、音声記録部54により構成するとと
もに、作動時には、まず、制御部52からオートダイヤ
ルにより相手側をコールし、相手側がオフフックしたな
ら、メッセージ発生部53から所定のメッセージを送信
するとともに、メッセージに対応する相手側からの応答
音声を受信したなら音声記録部54により記録を行う。
【0004】ところで、通常、電話回線との接続には四
線二線変換回路(電話回線制御装置51に含む)が用い
られる。四線二線変換回線は、電話回線との接続上必要
な固有の装置であり、電話機を接続した場合には自分で
話した音声を自分の耳でも確認できるように、送信する
音声信号の一部を側音として受信音声の信号ラインに出
力する機能を有する。
【0005】しかし、四線二線変換回路に自動受注装置
50を接続した場合には、次のような弊害を生ずる。即
ち、メッセージの送信時において、その送信中にも拘わ
らず、相手側からの応答音声を受信した場合、音声記録
部54には相手側からの音声とメッセージの双方が重複
して記録され、再生した際に相手側の応答音声が聞き取
りにくくなるばかりでなく、内容を誤聴する虞れがあ
る。特に、特定の顧客に対して注文を取る自動受注装置
の場合には、毎回、メッセージ内容が同一となるため、
相手側(顧客側)の応答がメッセージの終了前に行われ
ることも多い。
【0006】なお、このような弊害を防止するため、メ
ッセージの後にパイロット信号を送り、「ピ」という音
の後に相手側に話をさせるようにした方式も採用されて
いるが、原理的に重複録音を完全に避けることはできな
いとともに、顧客に対して無用な規制を強いることにな
り、この種の自動受注装置にとって好ましいことではな
い。
【0007】本発明はこのような従来技術に存在する課
題を解決したものであり、メッセージと相手側からの応
答音声が重複した場合であっても、常に相手側の応答音
声のみを録音し、録音内容を確実に聴取できるようにし
たテレマーケッティング装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテレマーケ
ッティング装置(自動受注装置)の側音消去方法は、ダ
イヤル後、相手側がオフフックしたなら所定のメッセー
ジを送信するとともに、メッセージに対応する相手側か
らの受信音声を記録するに際し、相手側のオフフック後
に、疑似信号Soを送信し、かつ疑似信号Soとこの疑
似信号Soによる側音信号Ssの変換特性、例えば、位
相特性と利得特性を求めて記憶するとともに、メッセー
ジの送信時に、変換特性によりメッセージ信号を変換
し、かつ反転することにより側音消去信号Scを生成
し、この側音消去信号Scを受信音声の信号ラインLs
に付与するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る側音消去方法によれば、まず、オ
ートダイヤルにより相手側にコールし、相手側がオフフ
ックしたなら疑似信号Soを送信する。この疑似信号S
oは、例えば、メッセージ信号の周波数帯における中心
的な単一周波数を選定し、かつ相手側が受話器を耳に当
てるまでに終了可能な比較的短かい時間を設定する。ま
た、疑似信号Soの送信により側音信号Ssが発生する
ため、疑似信号Soと側音信号Ssから両者の変換特
性、例えば、位相特性である遅れ時間と利得特性である
減衰率を求めるとともに、求めた変換特性は記憶する。
【0010】一方、メッセージの送信時には、メッセー
ジの送信と同時に、メッセージ信号Smを変換特性によ
り変換するとともに、反転して側音消去信号Scを生成
し、この側音消去信号Scを受信音声の信号ラインLs
に付与する。この側音消去信号Scは信号ラインLsに
出力するメッセージ側音信号Spと大きさが一致し、か
つ反転した信号となる。したがって、信号ラインLs
に、受信した音声信号Srとメッセージ側音信号Spが
重複して出力しても、側音消去信号Scの付与により、
メッセージ側音信号Spを相殺することができ、受信し
た音声信号Srのみを得れる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0012】まず、本発明に係る側音消去方法を実施で
きる自動受注装置1の構成について、図1を参照して説
明する。
【0013】自動受注装置1において、2は四線二線変
換回路を内蔵し、かつ送信信号の入力部2iと受信信号
の出力部2oを有する電話回線制御装置であり、電話回
線に接続する。また、3はCPU、RAM、ROM等を
内蔵するコンピュータ機能を備える制御部であり、電話
回線制御装置2に接続する。一方、4はメッセージ発生
部であり、制御部3及び電話回線制御装置2の入力部2
iに接続する。
【0014】他方、電話回線制御装置2の出力部2oは
受信信号の信号ラインLs中に接続した加算部5の一方
の入力部を介して音声記録部6に接続するとともに、音
声記録部6は制御部3に接続する。音声記録部6はテー
プレコーダ等を利用したものであり、解析回路等も含
む。また、出力部2oはA/Dコンバータを含む側音検
出部7を介して制御部3に接続するとともに、加算部5
の他方の入力部はD/Aコンバータを含む側音消去信号
出力部8を介して制御部3に接続する。
【0015】次に、本発明に係る側音消去方法を含む自
動受注装置1の全体的な概略動作について、図2及び図
3に示すフローチャート、さらに、図4に示す信号のタ
イミングチャートを参照して説明する。
【0016】まず、制御部3はスケジュール機能を備
え、予め、顧客別にコールする日付、時刻等を設定でき
る。したがって、設定日の設定時刻になったなら、制御
部3は対応する顧客に対してオートダイヤルによりコー
ルするとともに(ステップ21)、顧客側(相手側)が
オフフックしたか否かを監視する(ステップ22)。そ
して、オフフックしたならメッセージ発生部4に疑似信
号発生指令を付与する。これにより、メッセージ発生部
4は入力部2iに疑似信号Soを付与する。この場合、
疑似信号Soは顧客側にも送信されるため、疑似信号S
oの送信時間は、顧客が受話器を耳に当てるまでに終了
可能な比較的短かい時間、例えば、0.2秒程度を設定
するとともに、周波数はメッセージ信号の周波数帯にお
ける中心的な単一周波数、例えば、800Hz程度を選
定する。図4(A)には疑似信号Soを示す。
【0017】また、疑似信号Soの送信に基づき、学習
機能を実行する(ステップ23)。図3に示すように、
まず、疑似信号Soの送信により電話回線制御装置2の
出力部2oには側音信号Ss(図4(B))が出力し、
この側音信号Ssは側音検出部7に入力する。側音信号
Ssは側音検出部7によりディジタル信号に変換され、
制御部3に付与される(ステップ231、232)。一
方、制御部3にはメッセージ発生部4から疑似信号So
が付与されているため、制御部3は疑似信号Soと側音
信号Ssから両者の変換特性(変換係数)を求める。即
ち、疑似信号Soの出力が終了したなら(ステップ23
3)、制御部3は位相特性である疑似信号Soに対する
側音信号Ssの遅れ時間Tdを求めるとともに(ステッ
プ234)、利得特性である疑似信号Soの大きさAo
に対する側音信号Ssの大きさAsの減衰率As/Ao
を求め(ステップ235)、求めた変換特性は制御部3
におけるメモリ(RAM)に記憶する(ステップ23
6)。
【0018】他方、疑似信号Soを送信した後、所定時
間経過したなら、制御部3はメッセージ発生部4にメッ
セージ送信指令を付与する。これにより、メッセージ発
生部4は顧客側に所定のメッセージを送信してテレマー
ケッティング、即ち、受注プロセスを実行する(ステッ
プ24)。メッセージとしては、例えば、「こちらは、
○○○です。」、「ご注文がありましたなら、お伺いし
ます。」等を送信し、顧客の注文を伺う一連の受注プロ
セスを実行する。
【0019】そして、メッセージに対応して顧客側から
の応答音声を受信すれば、受信信号Srは出力部2oか
ら出力し、この受信信号Srは加算部5を通過して音声
記録部6によって記録される。
【0020】一方、メッセージの送信時には、メッセー
ジの送信と同時に、メッセージ信号Smは制御部3にも
付与される。このメッセージ信号Smは図4(A)に示
す。なお、図4においては、便宜上、メッセージ信号S
mと前記疑似信号Soを共通波形で示している。そし
て、制御部3は記憶した変換特性によりメッセージ信号
を変換し、かつ反転することにより側音消去信号Sc
(図4(C))を生成する。側音消去信号Scは側音消
去信号出力部8によりアナログ信号に変換され、加算部
5(信号ラインLs)に付与される。この側音消去信号
Scは出力部2oから出力する送信したメッセージに基
づくメッセージ側音信号Sp(図4(B))と大きさが
一致し、かつ反転した信号となる。したがって、出力部
2oから出力する受信した音声信号Sr(図4(D))
に、メッセージ側音信号Spが図4(E)に示すように
重複して存在しても、側音消去信号Scが付与されるこ
とにより、メッセージ側音信号Spと側音消去信号Sc
が相殺され、受信した音声信号Srのみ(図4(F))
が音声記録部6によって記録(録音)される。
【0021】そして、一連の受注プロセスの実行が終了
したなら(ステップ25)、電話を終了させる。なお、
変換特性は顧客へのコール毎に実行し、記憶している前
データの書き換えを行う。
【0022】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、自動受注装置に適用した場合を示したが、他の
任意のテレマーケッティング装置に適用できる。その
他、細部の構成、手法等において、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更できる。
【0023】
【発明の効果】このように、本発明に係るテレマーケッ
ティング装置の側音消去方法は、相手側のオフフック後
に、疑似信号を送信し、かつ疑似信号とこの疑似信号に
よる側音信号の変換特性を求めて記憶するとともに、メ
ッセージの送信時に、変換特性によりメッセージ信号を
変換し、かつ反転することにより側音消去信号を生成
し、この側音消去信号を受信音声の信号ラインに付与す
るようにしたため、メッセージと相手側からの応答音声
が重複した場合であっても、常に相手側の応答音声のみ
を録音し、録音内容を確実に聴取できるとともに、顧客
は無用な規制を強いられることなく、自然な状態で話が
できるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側音消去方法を実施できる自動受
注装置のブロック構成図、
【図2】同自動受注装置の概略動作を示すフローチャー
ト、
【図3】図2のフローチャートにおける学習機能の動作
を示すフローチャート、
【図4】図1の各部における信号のタイムチャート、
【図5】従来技術に係る自動受注装置のブロック構成
図、
【符号の説明】
1 自動受注装置(テレマーケッティング装置) Ls 受信音声の信号ライン So 疑似信号 Ss 側音信号 Sc 側音消去信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤル後、相手側がオフフックしたな
    ら所定のメッセージを送信するとともに、メッセージに
    対応する相手側からの受信音声を記録するようにしたテ
    レマーケッティング装置において、相手側のオフフック
    後に、疑似信号を送信し、かつ疑似信号とこの疑似信号
    による側音信号の変換特性を求めて記憶するとともに、
    メッセージの送信時に、変換特性によりメッセージ信号
    を変換し、かつ反転することにより側音消去信号を生成
    し、この側音消去信号を受信音声の信号ラインに付与す
    ることを特徴とするテレマーケッティング装置の側音消
    去方法。
  2. 【請求項2】 変換特性は位相特性と利得特性であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のテレマーケッティング装
    置の側音消去方法。
  3. 【請求項3】 自動受注装置に適用したことを特徴とす
    る請求項1記載のテレマーケッティング装置の側音消去
    方法。
JP35200291A 1991-12-13 1991-12-13 テレマーケッティング装置の側音消去方法 Pending JPH05167716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35200291A JPH05167716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 テレマーケッティング装置の側音消去方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35200291A JPH05167716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 テレマーケッティング装置の側音消去方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05167716A true JPH05167716A (ja) 1993-07-02

Family

ID=18421110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35200291A Pending JPH05167716A (ja) 1991-12-13 1991-12-13 テレマーケッティング装置の側音消去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05167716A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454036A (en) * 1994-06-15 1995-09-26 Gleeman; Alan N. Attended messaging machine
JP2010273249A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Ntt Advanced Technology Corp 側音キャンセル方法および側音キャンセラ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5454036A (en) * 1994-06-15 1995-09-26 Gleeman; Alan N. Attended messaging machine
JP2010273249A (ja) * 2009-05-25 2010-12-02 Ntt Advanced Technology Corp 側音キャンセル方法および側音キャンセラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5131032A (en) Echo canceller and communication apparatus employing the same
JP2785336B2 (ja) 音響エコーキャンセラのトレーニング方式
CA2171363C (en) Telephone with user recorded ringing signal
WO1992020170A1 (fr) Appareil de radiotelephonie avec eliminateur d'echo
JP3409075B2 (ja) エコーキャンセラのトレーニング制御装置
JPH05167716A (ja) テレマーケッティング装置の側音消去方法
US5825853A (en) Communication device
JP2610545B2 (ja) ボイスページャー
JP4059059B2 (ja) 情報取得装置および情報提供システム
JP2838987B2 (ja) 電話機
JP2809651B2 (ja) 通信装置
JP4146585B2 (ja) ハンズフリー装置
JP3300526B2 (ja) 電話装置
JP4121896B2 (ja) エコー抑圧方法、装置、プログラムとその記憶媒体
JP2873867B2 (ja) 留守番電話機
JP3094337B2 (ja) 通信端末装置
JPS63182952A (ja) フアクシミリ装置
JPS62210769A (ja) 加入者回路試験方式
JPH03191692A (ja) 雑音抑制音声信号変換方法及び装置
JPH04269016A (ja) 音声会議装置
JPS62183253A (ja) 自動着信機能を持つフアクシミリ装置
JPH0276454A (ja) 電話器
JPH11103360A (ja) 音声通信装置
JPH043564A (ja) 音声会議装置
JPH0758828A (ja) 電話機のエコー低減装置