JPH048063A - 画像処理方式 - Google Patents
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- JPH048063A JPH048063A JP2111320A JP11132090A JPH048063A JP H048063 A JPH048063 A JP H048063A JP 2111320 A JP2111320 A JP 2111320A JP 11132090 A JP11132090 A JP 11132090A JP H048063 A JPH048063 A JP H048063A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要コ
各画素が複数ビア)の濃度データで構成される画像の各
画素を2値化して疑似中間調画像を得るための画像処理
方式に関し。
画素を2値化して疑似中間調画像を得るための画像処理
方式に関し。
文字・線画部と写真・中間調部の両方とも良好な画質が
得られる画像処理方式を折供することを目的とし 濃度データメモリから注目画素と周辺画素のデータを取
り出して所定の係数マトリクスによりラプラシアン演算
及びその演算結果と注目画素のデータとの加算をラプラ
シアン演算部において行いラプラシアン演算部の出力を
2(lI化部において所定の閾値と比較して2値化を行
い、2値化した結果の値と前記ラプラシアン演算の結果
から誤差演算部により2値化誤差を求め、2値化誤差値
を誤差配分演算部により注目画素の周辺に配分するよう
構成する。
得られる画像処理方式を折供することを目的とし 濃度データメモリから注目画素と周辺画素のデータを取
り出して所定の係数マトリクスによりラプラシアン演算
及びその演算結果と注目画素のデータとの加算をラプラ
シアン演算部において行いラプラシアン演算部の出力を
2(lI化部において所定の閾値と比較して2値化を行
い、2値化した結果の値と前記ラプラシアン演算の結果
から誤差演算部により2値化誤差を求め、2値化誤差値
を誤差配分演算部により注目画素の周辺に配分するよう
構成する。
[産業上の利用分野]
本発明は各画素が複数ビットの濃度データで構成される
画像の各画素を2値化して疑似中間調画像を得るだめの
画像処理方式、特に、ディジタル画像処理を行う装置2
例えばディジタル複写機。
画像の各画素を2値化して疑似中間調画像を得るだめの
画像処理方式、特に、ディジタル画像処理を行う装置2
例えばディジタル複写機。
イメージスキャナ、ファクシミリ装置等において疑似中
間画像を得る中間調画像処理方式に関する。
間画像を得る中間調画像処理方式に関する。
近年、上記の各装置において、各画素が多値(2以上)
である画像の各画素を2値化して中間調の画像を得る方
法(面積階調という)が用いられている。ところが、従
来の方法では処理された画像に種々の点で欠点があり、
その解決が望まれている。
である画像の各画素を2値化して中間調の画像を得る方
法(面積階調という)が用いられている。ところが、従
来の方法では処理された画像に種々の点で欠点があり、
その解決が望まれている。
[従来の技術]
従来の各種の疑似中間画像処理を利用する装置では、中
間調画像処理方式として従来から「組織的デイザ法」が
広く一般的に用いられている。この組織的デイザ法は、
ハードウェア構成が単純なので、ローコストで疑似的な
中間調表現が可能であるという長所があるが、以下の欠
点が存在する。
間調画像処理方式として従来から「組織的デイザ法」が
広く一般的に用いられている。この組織的デイザ法は、
ハードウェア構成が単純なので、ローコストで疑似的な
中間調表現が可能であるという長所があるが、以下の欠
点が存在する。
(1)原稿が印刷等の網点画像の場合、処理された画像
上に原稿に無い周期的な縞模II(モワレと称される)
が発生する。
上に原稿に無い周期的な縞模II(モワレと称される)
が発生する。
(2)原稿に文字・線画等が含まれた場合、その部分の
処理結果が切れ切れになり(−本の線の黒の画素が一定
周期で白になるため)、著しく再現性が悪い。
処理結果が切れ切れになり(−本の線の黒の画素が一定
周期で白になるため)、著しく再現性が悪い。
(3)多階調を得るために読取り系の分解能に対してデ
イザのマトリクスサイズを大きくし過ぎると。
イザのマトリクスサイズを大きくし過ぎると。
解像度が劣化し、マトリクスサイズを小さくすると′f
!#調数が少なくなり、多階調と高解像度を両立するこ
とができない。
!#調数が少なくなり、多階調と高解像度を両立するこ
とができない。
一方、多階調と高解像度を両立できる中間調処理方式と
して、「誤差拡散法」と呼ばれる方式がある。これは、
R,W、FIoyd and L、Steinber
g ”AnAdaptive Algorithm
for 5patial Grey 5cal
e” 1975 SID Internationa
l Symposiu+m Digest of Te
chnical Papers、 4.3. pp36
−37 (Apr、1975)で発表されたものである
。
して、「誤差拡散法」と呼ばれる方式がある。これは、
R,W、FIoyd and L、Steinber
g ”AnAdaptive Algorithm
for 5patial Grey 5cal
e” 1975 SID Internationa
l Symposiu+m Digest of Te
chnical Papers、 4.3. pp36
−37 (Apr、1975)で発表されたものである
。
この誤差拡散法は2値化の際に発生する濃度誤差を周辺
の画素へ拡散し、原画と出力画像の濃度が保存される様
にしたことを特徴とする方式であり、デイザ法の様にマ
トリクスサイズにより一義的に表現階調数が決まってし
まうことがなく、またモワレも発生しない等の階調性・
解像度の点で優れている。
の画素へ拡散し、原画と出力画像の濃度が保存される様
にしたことを特徴とする方式であり、デイザ法の様にマ
トリクスサイズにより一義的に表現階調数が決まってし
まうことがなく、またモワレも発生しない等の階調性・
解像度の点で優れている。
誤差拡散方式による2値化処理を簡単に説明する。ここ
で画像空間上の主走査方向第nド、ト副走査方向第mラ
イン目の画素に注目して2値化する場合を想定し、各画
素の濃度を表す、原画データは最小濃度から最大濃度を
示す値に量子化されて入力されるものとする。
で画像空間上の主走査方向第nド、ト副走査方向第mラ
イン目の画素に注目して2値化する場合を想定し、各画
素の濃度を表す、原画データは最小濃度から最大濃度を
示す値に量子化されて入力されるものとする。
最初に、2値化済の周辺画素で発生した2値化誤差によ
り修正された補正データ(原画データと誤差配分値の総
和との和)を所定の閾値(中間濃度)と比較し、2値化
(一義的に最大濃度(黒)又は最小濃度(白)と等価な
値とする)を行い2値データを得る。ここで2値化の際
に発生した差分を2値化誤差として未処理の周辺画素に
所定の重み付けで配分し、原画データに加算して行く。
り修正された補正データ(原画データと誤差配分値の総
和との和)を所定の閾値(中間濃度)と比較し、2値化
(一義的に最大濃度(黒)又は最小濃度(白)と等価な
値とする)を行い2値データを得る。ここで2値化の際
に発生した差分を2値化誤差として未処理の周辺画素に
所定の重み付けで配分し、原画データに加算して行く。
以上の処理を画像空間全域に渡り、繰り返すことにより
誤差拡散法によって2値化処理された2値データが得ら
れ1表示・印字することにより疑似中間画像が得られる
。
誤差拡散法によって2値化処理された2値データが得ら
れ1表示・印字することにより疑似中間画像が得られる
。
[発明が解決しようとするtJHE
ところが、上記の誤差拡散法にも以下に示す問題点があ
る。
る。
■単純2値化処理に比べると文字・線画の再現性が悪い
。
。
■濃度が低い部分ではドツトの出現に空間的な遅れが生
じる。即ち、低い濃度の画素は、「白」として2値化さ
れるが、注目画素の元のデータと「白」として出力した
2値データとの差の値を周辺画素に分配し、隣接する低
濃度の画素について同様に誤差が分配され、蓄積された
誤差が「黒」として2 (IF化される値になるのに一
定の距離が生じるからである。
じる。即ち、低い濃度の画素は、「白」として2値化さ
れるが、注目画素の元のデータと「白」として出力した
2値データとの差の値を周辺画素に分配し、隣接する低
濃度の画素について同様に誤差が分配され、蓄積された
誤差が「黒」として2 (IF化される値になるのに一
定の距離が生じるからである。
本発明は文字・線画部と写真・中間調部の両方とも良好
な画質が得られる画像処理方式を提供することを目的と
する。
な画質が得られる画像処理方式を提供することを目的と
する。
本発明は誤差拡散法による処理の中で原画データを処理
済の画素によって修正して得た補正データに対し更に注
目画素と周辺とによりラプラシアン演夏値によって補正
するものである。
済の画素によって修正して得た補正データに対し更に注
目画素と周辺とによりラプラシアン演夏値によって補正
するものである。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理構成図である。
第1図において、1は濃度データメモリ、2はラプラシ
アン演算部、3は2値化部、4は誤差演算部、5は誤差
配分演算・データ修正部、6は2値データ出力部を表す
。
アン演算部、3は2値化部、4は誤差演算部、5は誤差
配分演算・データ修正部、6は2値データ出力部を表す
。
ラプラシアン演算は、離散空間上では、注目画素と周辺
画素の濃度の差分の総和として求められ。
画素の濃度の差分の総和として求められ。
係数マトリクス(ラプラシアンフィルタ)として各種提
案されている。このラプラシアン演算による補正は画像
の輪郭を強調する効果を持ち、単純2値化法の中で使用
されるのが一般的であり、従来からの組織的デイザ法の
中では9階調が変化する境界部でノイズが生じる等の悪
影響があるため使用されていない。
案されている。このラプラシアン演算による補正は画像
の輪郭を強調する効果を持ち、単純2値化法の中で使用
されるのが一般的であり、従来からの組織的デイザ法の
中では9階調が変化する境界部でノイズが生じる等の悪
影響があるため使用されていない。
[作用]
第1図において、濃度データメモリ1には原画の各ドツ
トの濃度データ(各ドツトが複数ビットの濃度で表され
る)が格納されている。ラプラシアン演算部2は注目画
素の濃度データと当該ラプラシアン演算で採用する係数
マトリクスにより決まる複数の周辺画素の濃度データを
取り出してラプラシアン演算及びその演算結果と注目画
素のデータの加算を実行する。このラプラシアン演算部
2の演算結果は、2値化部3に供給され、設定された閾
値と比較されて閾値以上の場合、“工”(黒)の出力を
発生し、閾値に達しない場合“0” (白)の出力を発
生し、注目画素の2値データとして2値データ出力部6
に供給される。
トの濃度データ(各ドツトが複数ビットの濃度で表され
る)が格納されている。ラプラシアン演算部2は注目画
素の濃度データと当該ラプラシアン演算で採用する係数
マトリクスにより決まる複数の周辺画素の濃度データを
取り出してラプラシアン演算及びその演算結果と注目画
素のデータの加算を実行する。このラプラシアン演算部
2の演算結果は、2値化部3に供給され、設定された閾
値と比較されて閾値以上の場合、“工”(黒)の出力を
発生し、閾値に達しない場合“0” (白)の出力を発
生し、注目画素の2値データとして2値データ出力部6
に供給される。
この2値データは、誤差演算部4に供給され。
ラプラシアン演算部2から出力した演算結果との誤差を
演算する。この場合、2値化部3の出力が“l”の場合
、濃度データの農大値が誤差演算部4に入力され、“0
”の場合、濃度データの最小値(オールO)が供給され
る(何故なら、2値化部は中間の値を“1” (黒)か
“0” (白)の何れかに決めるからである)。
演算する。この場合、2値化部3の出力が“l”の場合
、濃度データの農大値が誤差演算部4に入力され、“0
”の場合、濃度データの最小値(オールO)が供給され
る(何故なら、2値化部は中間の値を“1” (黒)か
“0” (白)の何れかに決めるからである)。
誤差演算部4により、2値化部3で2値化した出力とラ
プラシアン演算部2の演算結果との誤差が算出されると
、その誤差値は誤差配分演算・データ修正部5に供給さ
れる。この誤差配分・データ修正部5は、入力された誤
差値を注目画素の周辺画素の中の所定の画素(これから
処理を実行する予定の画素)に対し予め設定された比率
で分配する演算を行い、濃度データメモリ1から対応す
る画素の値を読み出して、その読み出された値に演算さ
れた分配値を加算した上で元の位置に書き込む。このよ
うな処理を順次各画素に対して実行する。
プラシアン演算部2の演算結果との誤差が算出されると
、その誤差値は誤差配分演算・データ修正部5に供給さ
れる。この誤差配分・データ修正部5は、入力された誤
差値を注目画素の周辺画素の中の所定の画素(これから
処理を実行する予定の画素)に対し予め設定された比率
で分配する演算を行い、濃度データメモリ1から対応す
る画素の値を読み出して、その読み出された値に演算さ
れた分配値を加算した上で元の位置に書き込む。このよ
うな処理を順次各画素に対して実行する。
本発明の誤差拡散法ではラプラシアン演算を用いること
により実質的な階調の境界部というものが存在しないた
め1文字・線画部では輪郭が強調された良好な画質が得
られ、写真領域ではノイズが生じない良好な画質が得ら
れる。
により実質的な階調の境界部というものが存在しないた
め1文字・線画部では輪郭が強調された良好な画質が得
られ、写真領域ではノイズが生じない良好な画質が得ら
れる。
[実施例]
第2図は本発明の実施例のブロック構成図7第3図は実
施例の具体的構成図、第4図はラプラシアン演算部の構
成、第5図は誤差配分演算部の構成、第6図はラプラシ
アンマトリクスの例である。
施例の具体的構成図、第4図はラプラシアン演算部の構
成、第5図は誤差配分演算部の構成、第6図はラプラシ
アンマトリクスの例である。
第2図において、11は濃度データラインバッファ(第
1図の1に対応)、12〜13は第1図2〜3に対応し
、それぞれラプラシアン演算部2値化 15は誤差配分演算部,16は2値データ出力部(第1
図の6に対応)、17は加算器(15と17を合わせて
第1図の5に対応)、18は誤差拡散マトリクスを表す
。
1図の1に対応)、12〜13は第1図2〜3に対応し
、それぞれラプラシアン演算部2値化 15は誤差配分演算部,16は2値データ出力部(第1
図の6に対応)、17は加算器(15と17を合わせて
第1図の5に対応)、18は誤差拡散マトリクスを表す
。
ラプラシアン演算の係数マトリクスとしては第6図に示
すように各種の提案がなされているが。
すように各種の提案がなされているが。
二の実施例では(a)に示す、注目画素の上、下、左。
右の画素に対して図のような係数を用いて行うものとす
る。
る。
動作を説明すると2図示しない画像読み取り装置におい
て画像を主走査方向にN(Nは整数)ドツト並んだライ
ン型イメージセンサ等で並列に読み取られ、fA度に応
じて量子化された原画データ(最小濃度が0で最大濃度
が255の整数二8ビットで表す)が入力される。そし
て、この原画データは濃度データラインバッファ11の
対応する位置に格納される。なおこの濃度データライン
バッファ11はRAM (ランダムアクセスメモリ)等
で構成される。
て画像を主走査方向にN(Nは整数)ドツト並んだライ
ン型イメージセンサ等で並列に読み取られ、fA度に応
じて量子化された原画データ(最小濃度が0で最大濃度
が255の整数二8ビットで表す)が入力される。そし
て、この原画データは濃度データラインバッファ11の
対応する位置に格納される。なおこの濃度データライン
バッファ11はRAM (ランダムアクセスメモリ)等
で構成される。
注目画素を濃度データラインバッファ11の。
第mライン目の第nドツトの画素データ、すなわちD
@+ Rと第2図に表示された濃度データを処理する場
合について説明する。なおm、nは正の整数であり、1
≦n≦Nとする。
@+ Rと第2図に表示された濃度データを処理する場
合について説明する。なおm、nは正の整数であり、1
≦n≦Nとする。
注目画素とその周辺画像の濃度データは直ちにラプラシ
アン演算部12に入力され、ラプラシアン演算が行われ
る。この演算式は、上記の係数マトリクスにより1次の
とおりである。
アン演算部12に入力され、ラプラシアン演算が行われ
る。この演算式は、上記の係数マトリクスにより1次の
とおりである。
K・ ((D、、、−D、−、、、)+ (D、、。
Da、e−+)+(Da、、 −D、、、、、I)+(
D、、、D−・、、、)) ここで、には任意の整数である。
D、、、D−・、、、)) ここで、には任意の整数である。
この演算により得られた値を濃度データD0,7に加算
した値を補正データD@+T+° とじて、2値化部1
3に入力する。2値化部13では、補正データD Il
l+ 11′を所定の閾値(例えば、”127:255
の中間値)と比較して1次のような出力を発生する。
した値を補正データD@+T+° とじて、2値化部1
3に入力する。2値化部13では、補正データD Il
l+ 11′を所定の閾値(例えば、”127:255
の中間値)と比較して1次のような出力を発生する。
■補正データD、、、’>2値化閾値の時、iij素m
nの2値データ(01,おで表す)−255(黒)とな
り。
nの2値データ(01,おで表す)−255(黒)とな
り。
■補正データD @* n゛ ≦2値化閾僅の時1画素
mnの2億データ(0,、、、) −0(白)となる。
mnの2億データ(0,、、、) −0(白)となる。
このように9画素m、nの2値データOII+l+を得
る。この2値データO1,、は、2値データ出力部16
によって、 O,、、−255の時「l」 (黒)、O
,、s−0の時「0」 (白)として出力されると共に
、加算器14に供給される。加算器14では、補正デー
タD @+ * ’ O@+ &の計真により2値
化誤差E、1.が求められる。
る。この2値データO1,、は、2値データ出力部16
によって、 O,、、−255の時「l」 (黒)、O
,、s−0の時「0」 (白)として出力されると共に
、加算器14に供給される。加算器14では、補正デー
タD @+ * ’ O@+ &の計真により2値
化誤差E、1.が求められる。
この2値化誤差E、、つば、誤差配分演算部15に供給
され、この2値化誤差EI6+、、を誤差拡散マトリク
ス18に従って、所定の重み付は係数(K1.0.アー
1〜K @ * I + II+l 1等)により未処
理の周辺画素に加重配分する。この実施例では2図に示
すように第mラインのn+1ド・ントと、第m+1ライ
ンの第n−1ドツト、第nドツト、第n+1ドツトの4
つの画素に対して配分される。
され、この2値化誤差EI6+、、を誤差拡散マトリク
ス18に従って、所定の重み付は係数(K1.0.アー
1〜K @ * I + II+l 1等)により未処
理の周辺画素に加重配分する。この実施例では2図に示
すように第mラインのn+1ド・ントと、第m+1ライ
ンの第n−1ドツト、第nドツト、第n+1ドツトの4
つの画素に対して配分される。
配分は、対応する周辺画素の画素データを取り出して、
その画素に配分される値を加算器17で加算して加算結
果(配分後のデータ)を元の画素データの位置に書き込
むことにより行われる。
その画素に配分される値を加算器17で加算して加算結
果(配分後のデータ)を元の画素データの位置に書き込
むことにより行われる。
2値化誤差の配分前と配分後で周辺画素の濃度データは
以下の様に修正される。
以下の様に修正される。
以上の動作を主走査方向・副走査方向に順次繰り返して
2値データを夏山することにより、疑似中間調を表す画
像が得られる。
2値データを夏山することにより、疑似中間調を表す画
像が得られる。
なお、この実施例ではラプラシアン演算を注目画像と前
後左右の隣接画素により行ったが、これに限られるもの
ではなく、第6図の(b)、 (C)を含めて広範囲の
周辺画素を対象とする他の係数マトリクスにより実施で
きる。同様に誤差配分演算部15における2値化誤差の
配分範囲も、第2図の例に限られるものではない。
後左右の隣接画素により行ったが、これに限られるもの
ではなく、第6図の(b)、 (C)を含めて広範囲の
周辺画素を対象とする他の係数マトリクスにより実施で
きる。同様に誤差配分演算部15における2値化誤差の
配分範囲も、第2図の例に限られるものではない。
次に本発明を具体化した構成を第3図乃至第5図により
説明する。
説明する。
第3図は実施例の具体的構成図、第4図はラプラシアン
演算部の構成、第5図は誤差配分演算部の構成である。
演算部の構成、第5図は誤差配分演算部の構成である。
第3図において、31.32は濃度データラインバッフ
ァ、33〜40はそれぞれ並列に入力するデータが格納
されるラッチ回路、41〜44は加算器、45はラプラ
シアン演算部、46は誤差配分演算部、47は2値化回
路、48は誤差演夏用の加算器である。また、第4図、
第5図において 50〜56及び58は加算器、57は
変換テーブル、59〜62は変換テーブルを表す。
ァ、33〜40はそれぞれ並列に入力するデータが格納
されるラッチ回路、41〜44は加算器、45はラプラ
シアン演算部、46は誤差配分演算部、47は2値化回
路、48は誤差演夏用の加算器である。また、第4図、
第5図において 50〜56及び58は加算器、57は
変換テーブル、59〜62は変換テーブルを表す。
この第3図〜第5図の構成では、入力濃度データが8ビ
ツト長(0〜255の濃度を表す)で入力される場合、
各データ線や、各構成要素はそれに対応して8ビツト以
上分の線や要素を持つものとする。
ツト長(0〜255の濃度を表す)で入力される場合、
各データ線や、各構成要素はそれに対応して8ビツト以
上分の線や要素を持つものとする。
また、処理の対象となる画像空間を主走査方向がN(例
えば、172B)ドツト、副走査方向がM(例えば23
10)ラインの画素から構成されている場合、1度デー
タラインバッファ31,32は、N−3画素分の濃度デ
ータを蓄積するものであり、FIFO(ファーストイン
・ファーストアウト)型のRAMで構成されている。
えば、172B)ドツト、副走査方向がM(例えば23
10)ラインの画素から構成されている場合、1度デー
タラインバッファ31,32は、N−3画素分の濃度デ
ータを蓄積するものであり、FIFO(ファーストイン
・ファーストアウト)型のRAMで構成されている。
第3図乃至第5図の動作を以下に説明する。
最初に入力濃度データD i + nは図示しない転送
黒信号に同期してラッチ回路群33〜40.加算器41
〜44及び前記濃度データラインバッファ31.32へ
順次転送されてゆく、なお1画像空間の先頭部分では、
各ラッチ回路のQ出力は全ビットが“0”に、Q出力は
全ビット“1”にリセットされている。
黒信号に同期してラッチ回路群33〜40.加算器41
〜44及び前記濃度データラインバッファ31.32へ
順次転送されてゆく、なお1画像空間の先頭部分では、
各ラッチ回路のQ出力は全ビットが“0”に、Q出力は
全ビット“1”にリセットされている。
ラプラシアン演算部45では、第2図の実施例と同様な
係数マトリクスを用いた演算が行われる。
係数マトリクスを用いた演算が行われる。
すなわち、注目画素の濃度データD、、、(ラッチ回路
37の出力)と4つの周辺画素の濃度データの1の補数
データD、弓+ 111 D @+ l’l−1+T5
m+*・lD 、。InI3 (ラッチ回路40.3
B、36.34のQ出力)を入力データとして、第4図
に示すような、加算器50〜56により、各々注目画素
の濃度データD、、いと加算され(実質的に、差分の合
計−4が求められる)、ROM(リードオンリーメモリ
)等で構成された変換テーブル57へ入力される。変換
テーブル57内には、予め所定の係数を掛夏した結果が
書き込まれており2周辺画素との濃度差の総和に対する
ラプラシアン演算結果が出力される。
37の出力)と4つの周辺画素の濃度データの1の補数
データD、弓+ 111 D @+ l’l−1+T5
m+*・lD 、。InI3 (ラッチ回路40.3
B、36.34のQ出力)を入力データとして、第4図
に示すような、加算器50〜56により、各々注目画素
の濃度データD、、いと加算され(実質的に、差分の合
計−4が求められる)、ROM(リードオンリーメモリ
)等で構成された変換テーブル57へ入力される。変換
テーブル57内には、予め所定の係数を掛夏した結果が
書き込まれており2周辺画素との濃度差の総和に対する
ラプラシアン演算結果が出力される。
この結果と注目画素の濃度データD、、アを加算器58
で加算し、補正された濃度データD1.わが得られる。
で加算し、補正された濃度データD1.わが得られる。
次に、この補正された濃度データD、、イ゛は2値化回
路47で所定の閾値データTHと比較され比較結果に応
じて次のような2値化出力を発生する。
路47で所定の閾値データTHと比較され比較結果に応
じて次のような2値化出力を発生する。
■D、、11’ >THO時
0出力((L、s)’全ピットO(8ビツト)0出力(
0,、、): 1 (1ビツト)■Dll+ll゛ ≦
THO時 O出力(Os、l:全ビット1 (8ビツト)O出力(
0,、、): 0 (1ビツト)即ち、■の場合、注目
画素m、nの2値化出力(0,、、)は“1”で、その
濃度データは最大値(全ピント1)となって、その最大
値の1の補数がO出力として全ビン)0になる。■の場
合、注目画素m、nの2値化出力(0,、、)は“0″
で。
0,、、): 1 (1ビツト)■Dll+ll゛ ≦
THO時 O出力(Os、l:全ビット1 (8ビツト)O出力(
0,、、): 0 (1ビツト)即ち、■の場合、注目
画素m、nの2値化出力(0,、、)は“1”で、その
濃度データは最大値(全ピント1)となって、その最大
値の1の補数がO出力として全ビン)0になる。■の場
合、注目画素m、nの2値化出力(0,、、)は“0″
で。
その濃度データは最大値(全ピント0)となって。
その最大値の1の補数がO出力として全ピント1になる
。
。
なお、2値化回路47は、比較器とNOT回路により構
成されており、このO出力(0,15)と前記補正され
た濃度データD @+ II゛ とが加算器48で加算
され、2硫化誤差データE11.が求められる。
成されており、このO出力(0,15)と前記補正され
た濃度データD @+ II゛ とが加算器48で加算
され、2硫化誤差データE11.が求められる。
次に誤差配分演算部46では、前記2値化誤差データE
、1.を元に、第5図に示す様に、誤差拡散マトリクス
(第2図の18参照)の重み付は係数から予め求めた誤
差配分を格納しである変換テーブル59〜62から、各
未処理の画素への誤差配分値E11.やl l Ea*
+9m−11EII+I+II I El&$1+1.
1を求め、加算器41〜44の一方の入力データとして
セットされる。なお、第5図の変換テーブル59〜62
はROM等で構成されている。
、1.を元に、第5図に示す様に、誤差拡散マトリクス
(第2図の18参照)の重み付は係数から予め求めた誤
差配分を格納しである変換テーブル59〜62から、各
未処理の画素への誤差配分値E11.やl l Ea*
+9m−11EII+I+II I El&$1+1.
1を求め、加算器41〜44の一方の入力データとして
セットされる。なお、第5図の変換テーブル59〜62
はROM等で構成されている。
加算器41〜44では、ランチ回路33〜36のQ出力
り、、□1.D□11.l−11D□IIMID□1、
+al と前記の誤差配分値E 11+ll+I +
Em。11、−+ Em41+Il + Emや、9.
。1とを各々加算し出力する。
り、、□1.D□11.l−11D□IIMID□1、
+al と前記の誤差配分値E 11+ll+I +
Em。11、−+ Em41+Il + Emや、9.
。1とを各々加算し出力する。
以上の動作で1画素分の処理が完了し、同様に図示しな
い転送りロック信号により、1画素分シフトして画像空
間全域に対し処理を繰り返し、2値データ0.1.を順
次出力する。
い転送りロック信号により、1画素分シフトして画像空
間全域に対し処理を繰り返し、2値データ0.1.を順
次出力する。
なお、この第3図〜第5図の構成では、減真を1の補数
(論理反転出力)との加算により実現したが、2の補数
を求める為の+1加算手段を追加しても良い。
(論理反転出力)との加算により実現したが、2の補数
を求める為の+1加算手段を追加しても良い。
[発明の効果]
本発明によれば、誤差拡散法を用いて2W化し。
疑似中間調画像を得る画像処理方式により1文字・線画
の再現性を向上できるとともに、濃度が低い部分でのド
ツト出現遅れを補正できるので1文字・線画等の写真・
中間調部の両方とも良好な画質を得ることができる。
の再現性を向上できるとともに、濃度が低い部分でのド
ツト出現遅れを補正できるので1文字・線画等の写真・
中間調部の両方とも良好な画質を得ることができる。
第1図は本発明の原理構成図、第2図は実施例の構成図
、第3図は実施例の具体的構成図、第4図はラプラシア
ン演算部の構成、第5図は誤差配分演算部の構成、第6
図はラプラシアンマトリクスの例である。 第1図中 1:濃度データメモリ 2ニラブラシアン演算部 3:2値化部 4:誤差演算部 5:誤差配分演算・データ修正部 6:2値データ出力部
、第3図は実施例の具体的構成図、第4図はラプラシア
ン演算部の構成、第5図は誤差配分演算部の構成、第6
図はラプラシアンマトリクスの例である。 第1図中 1:濃度データメモリ 2ニラブラシアン演算部 3:2値化部 4:誤差演算部 5:誤差配分演算・データ修正部 6:2値データ出力部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 各画素が複数ビットの濃度データで構成される画像の各
画素を2値化して疑似中間調画像を得るための画像処理
方式において、 濃度データメモリ(1)から注目画素と周辺画素のデー
タを取り出して所定の係数マトリクスによりラプラシア
ン演算及びその演算結果と注目画素のデータとの加算を
ラプラシアン演算部(2)で行い、 該ラプラシアン演算部の出力を2値化部(3)において
所定の閾値と比較して2値化を行い、2値化した結果の
値と前記ラプラシアン演算の結果から誤差演算部(4)
により2値化誤差値を求め、 該2値化誤差値を誤差配分演算・データ修正部(5)に
より注目画素の周辺に配分することを特徴とする画像処
理方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111320A JPH048063A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 画像処理方式 |
US07/690,574 US5208684A (en) | 1990-04-26 | 1991-04-24 | Half-tone image processing system |
EP91303820A EP0454495B1 (en) | 1990-04-26 | 1991-04-26 | Half-tone image processing system |
DE69116924T DE69116924T2 (de) | 1990-04-26 | 1991-04-26 | Halbton-Bildverarbeitungssystem |
KR1019910006752A KR950006440B1 (ko) | 1990-04-26 | 1991-04-26 | 중간조(half-tone) 화상처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2111320A JPH048063A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 画像処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048063A true JPH048063A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14558232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2111320A Pending JPH048063A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 画像処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048063A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206182A (ja) * | 2001-05-30 | 2008-09-04 | Senshin Capital Llc | 適応可能なエラー拡散を利用するレンダリング画像 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP2111320A patent/JPH048063A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206182A (ja) * | 2001-05-30 | 2008-09-04 | Senshin Capital Llc | 適応可能なエラー拡散を利用するレンダリング画像 |
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