JPH04360436A - 信号送受信装置 - Google Patents
信号送受信装置Info
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- JPH04360436A JPH04360436A JP3136841A JP13684191A JPH04360436A JP H04360436 A JPH04360436 A JP H04360436A JP 3136841 A JP3136841 A JP 3136841A JP 13684191 A JP13684191 A JP 13684191A JP H04360436 A JPH04360436 A JP H04360436A
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- transmission line
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- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims abstract description 55
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 62
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 20
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L5/00—Arrangements affording multiple use of the transmission path
- H04L5/14—Two-way operation using the same type of signal, i.e. duplex
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L25/00—Baseband systems
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Bidirectional Digital Transmission (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つの送受信ユニッ
トの間で1つの信号伝送線を使用して同時に両方向の信
号の送受信が可能な信号送受信装置に関する。
トの間で1つの信号伝送線を使用して同時に両方向の信
号の送受信が可能な信号送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、複数の自走キャリヤがレール
に沿って自走するキャリヤ自走式コンベヤでは、キャリ
ヤと地上の制御ステーションとの間で両方向に信号の送
受信を行なう必要がある。
に沿って自走するキャリヤ自走式コンベヤでは、キャリ
ヤと地上の制御ステーションとの間で両方向に信号の送
受信を行なう必要がある。
【0003】信号の伝達方向および各信号ごとに専用の
信号伝送線を設ければ、同時に複数の信号を両方向に送
受信することができるが、これでは、信号数が増大する
と、信号伝送線の数が非常に多くなり、不経済である。
信号伝送線を設ければ、同時に複数の信号を両方向に送
受信することができるが、これでは、信号数が増大する
と、信号伝送線の数が非常に多くなり、不経済である。
【0004】このため、1つの信号線を使用して時分割
方式により複数の信号の両方向の送受信を行なうように
した多重信号送受信装置が提案されている(特公昭55
−3857号公報参照)。
方式により複数の信号の両方向の送受信を行なうように
した多重信号送受信装置が提案されている(特公昭55
−3857号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の装置
は、時分割方式で送信と受信を順次切換えるものであり
、厳密には送信と受信は同時には行なわれていない。 このため、信号数が増大すると、両方向の送受信のため
に要する時間が長くなり、1つの信号伝送線で送受信で
きる信号数が制限される。
は、時分割方式で送信と受信を順次切換えるものであり
、厳密には送信と受信は同時には行なわれていない。 このため、信号数が増大すると、両方向の送受信のため
に要する時間が長くなり、1つの信号伝送線で送受信で
きる信号数が制限される。
【0006】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
1つの信号伝送線で同時に両方向の信号の送受信ができ
る信号送受信装置を提供することにある。
1つの信号伝送線で同時に両方向の信号の送受信ができ
る信号送受信装置を提供することにある。
【0007】
〔第1の発明〕第1の発明による信号送受信装置は、2
つの送受信ユニットが信号伝送線で接続されており、第
1送受信ユニットに、一定の通信時間ごとに基準交流信
号に対する位相差の異なる複数種類の交流信号のいずれ
かを信号伝送線に出力する第1送信手段が設けられると
ともに、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上
記信号伝送線の交流信号の基準交流信号に対する位相差
を判別する第2受信手段が設けられ、第2送受信ユニッ
トに、上記通信時間ごとに上記信号伝送線の交流信号の
正および負の振幅の組合せを複数種類のうちのいずれか
に変える第2送信手段が設けられるとともに、第1送受
信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号伝送線の交
流信号の正および負の振幅の組合せを判別する第1受信
手段が設けられているものである。
つの送受信ユニットが信号伝送線で接続されており、第
1送受信ユニットに、一定の通信時間ごとに基準交流信
号に対する位相差の異なる複数種類の交流信号のいずれ
かを信号伝送線に出力する第1送信手段が設けられると
ともに、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上
記信号伝送線の交流信号の基準交流信号に対する位相差
を判別する第2受信手段が設けられ、第2送受信ユニッ
トに、上記通信時間ごとに上記信号伝送線の交流信号の
正および負の振幅の組合せを複数種類のうちのいずれか
に変える第2送信手段が設けられるとともに、第1送受
信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号伝送線の交
流信号の正および負の振幅の組合せを判別する第1受信
手段が設けられているものである。
【0008】〔第2の発明〕第2の発明による信号送受
信装置は、2つの送受信ユニットが信号伝送線で接続さ
れており、第1送受信ユニットに、一定の通信時間ごと
に周波数の異なる複数種類の交流信号のいずれかを信号
伝送線に出力する第1送信手段が設けられるとともに、
第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号伝
送線の交流信号の周波数を判別する第2受信手段が設け
られ、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記
信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組合せを複
数種類のうちのいずれかに変える第2送信手段が設けら
れるとともに、第1送受信ユニットに、上記通信時間ご
とに上記信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組
合せを判別する第1受信手段が設けられているものであ
る。
信装置は、2つの送受信ユニットが信号伝送線で接続さ
れており、第1送受信ユニットに、一定の通信時間ごと
に周波数の異なる複数種類の交流信号のいずれかを信号
伝送線に出力する第1送信手段が設けられるとともに、
第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号伝
送線の交流信号の周波数を判別する第2受信手段が設け
られ、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記
信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組合せを複
数種類のうちのいずれかに変える第2送信手段が設けら
れるとともに、第1送受信ユニットに、上記通信時間ご
とに上記信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組
合せを判別する第1受信手段が設けられているものであ
る。
【0009】
〔第1の発明〕第1送信手段で一定の通信時間ごとに基
準交流信号に対する位相差の異なる複数種類の交流信号
のいずれかを信号伝送線に出力することにより、第1送
受信ユニットから信号伝送線に信号が送信され、第2受
信手段で通信時間ごとに信号伝送線の交流信号の基準交
流信号に対する位相差を判別することにより、第1送受
信ユニットから送信された信号が第2送受信ユニットに
よって受信される。すなわち、通信時間ごとに第1送受
信ユニットから第2送受信ユニットに信号が送信される
。
準交流信号に対する位相差の異なる複数種類の交流信号
のいずれかを信号伝送線に出力することにより、第1送
受信ユニットから信号伝送線に信号が送信され、第2受
信手段で通信時間ごとに信号伝送線の交流信号の基準交
流信号に対する位相差を判別することにより、第1送受
信ユニットから送信された信号が第2送受信ユニットに
よって受信される。すなわち、通信時間ごとに第1送受
信ユニットから第2送受信ユニットに信号が送信される
。
【0010】第2送信手段で通信時間ごとに信号伝送線
の交流信号の正および負の振幅の組合せを複数種類のう
ちのいずれかに変えることにより、第2送受信ユニット
から信号伝送線に信号が送信され、第1受信手段で通信
時間ごとに信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより、第2送受信ユニットから
送信された信号が第1送受信ユニットによって受信され
る。すなわち、通信時間ごとに第2送受信ユニットから
第1送受信ユニットに信号が送信される。
の交流信号の正および負の振幅の組合せを複数種類のう
ちのいずれかに変えることにより、第2送受信ユニット
から信号伝送線に信号が送信され、第1受信手段で通信
時間ごとに信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより、第2送受信ユニットから
送信された信号が第1送受信ユニットによって受信され
る。すなわち、通信時間ごとに第2送受信ユニットから
第1送受信ユニットに信号が送信される。
【0011】第2受信手段は位相差により、第1受信手
段は振幅により信号を判別しているので、1つの信号伝
送線で、第1送受信ユニットから第2送受信ユニットへ
の送信と第2送受信ユニットから第1送受信ユニットへ
の送信、すなわち両方向の送受信を同時に行なうことが
できる。
段は振幅により信号を判別しているので、1つの信号伝
送線で、第1送受信ユニットから第2送受信ユニットへ
の送信と第2送受信ユニットから第1送受信ユニットへ
の送信、すなわち両方向の送受信を同時に行なうことが
できる。
【0012】〔第2の発明〕第1送信手段で一定の通信
時間ごとに周波数の異なる複数種類の交流信号のいずれ
かを信号伝送線に出力することにより、第1送受信ユニ
ットから信号伝送線に信号が送信され、第2受信手段で
通信時間ごとに信号伝送線の交流信号の周波数を判別す
ることにより、第1送受信ユニットから送信された信号
が第2送受信ユニットによって受信される。すなわち、
通信時間ごとに第1送受信ユニットから第2送受信ユニ
ットに信号が送信される。
時間ごとに周波数の異なる複数種類の交流信号のいずれ
かを信号伝送線に出力することにより、第1送受信ユニ
ットから信号伝送線に信号が送信され、第2受信手段で
通信時間ごとに信号伝送線の交流信号の周波数を判別す
ることにより、第1送受信ユニットから送信された信号
が第2送受信ユニットによって受信される。すなわち、
通信時間ごとに第1送受信ユニットから第2送受信ユニ
ットに信号が送信される。
【0013】第2送信手段で通信時間ごとに信号伝送線
の交流信号の正および負の振幅の組合せを複数種類のう
ちのいずれかに変えることにより、第2送受信ユニット
から信号伝送線に信号が送信され、第1受信手段で通信
時間ごとに信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより、第2送受信ユニットから
送信された信号が第1送受信ユニットによって受信され
る。すなわち、通信時間ごとに第2送受信ユニットから
第1送受信ユニットに信号が送信される。
の交流信号の正および負の振幅の組合せを複数種類のう
ちのいずれかに変えることにより、第2送受信ユニット
から信号伝送線に信号が送信され、第1受信手段で通信
時間ごとに信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより、第2送受信ユニットから
送信された信号が第1送受信ユニットによって受信され
る。すなわち、通信時間ごとに第2送受信ユニットから
第1送受信ユニットに信号が送信される。
【0014】第2受信手段は周波数により、第1受信手
段は振幅により信号を判別しているので、1つの信号伝
送線で、第1送受信ユニットから第2送受信ユニットへ
の送信と第2送受信ユニットから第1送受信ユニットへ
の送信、すなわち両方向の送受信を同時に行なうことが
できる。
段は振幅により信号を判別しているので、1つの信号伝
送線で、第1送受信ユニットから第2送受信ユニットへ
の送信と第2送受信ユニットから第1送受信ユニットへ
の送信、すなわち両方向の送受信を同時に行なうことが
できる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明を前記キャ
リヤ自走式コンベヤに適用した2つの実施例について説
明する。
リヤ自走式コンベヤに適用した2つの実施例について説
明する。
【0016】図示は省略したが、キャリヤ自走式コンベ
ヤは、走行レールに沿って自走する複数の自走キャリヤ
と、これらを制御するための地上の制御ステーションと
を備えており、信号送受信装置は、制御ステーションと
キャリヤの間で両方向の信号の送受信を行なうようにな
っている。
ヤは、走行レールに沿って自走する複数の自走キャリヤ
と、これらを制御するための地上の制御ステーションと
を備えており、信号送受信装置は、制御ステーションと
キャリヤの間で両方向の信号の送受信を行なうようにな
っている。
【0017】〔第1実施例〕この実施例は、図1〜図4
に示されている。
に示されている。
【0018】図1は信号送受信装置の概略構成を示して
おり、(1) は制御ステーションに設けられた第1送
受信ユニット(第1ユニット)、(2) はキャリヤに
設けられた第2送受信ユニット(第2ユニット)である
。
おり、(1) は制御ステーションに設けられた第1送
受信ユニット(第1ユニット)、(2) はキャリヤに
設けられた第2送受信ユニット(第2ユニット)である
。
【0019】コンベヤの走行レールには、通常、3本の
交流電源線と、複数本の信号伝送線と、1本の接地線と
が設けられているが、図1には1本の信号伝送線(3)
と接地線(4) だけが示されている。また、伝送線
(3)は複数の絶縁体によって複数の絶縁区画に分割さ
れているが、図1にはその1区画だけが示されている。
交流電源線と、複数本の信号伝送線と、1本の接地線と
が設けられているが、図1には1本の信号伝送線(3)
と接地線(4) だけが示されている。また、伝送線
(3)は複数の絶縁体によって複数の絶縁区画に分割さ
れているが、図1にはその1区画だけが示されている。
【0020】第1ユニット(1) には、レールの伝送
線(3) および接地線(4) にそれぞれ固定状に接
続された第1信号伝送線(第1伝送線)(5) および
第1接地線(6) が設けられている。また、第1ユニ
ット(1) は、第1送信回路(7) および第1受信
回路(8) を備えている。
線(3) および接地線(4) にそれぞれ固定状に接
続された第1信号伝送線(第1伝送線)(5) および
第1接地線(6) が設けられている。また、第1ユニ
ット(1) は、第1送信回路(7) および第1受信
回路(8) を備えている。
【0021】制御ステーションには、レールの電源線に
固定状に接続された電源線やレールの他の信号伝送線に
固定状に接続された信号伝送線も設けられているが、こ
れらは省略されている。
固定状に接続された電源線やレールの他の信号伝送線に
固定状に接続された信号伝送線も設けられているが、こ
れらは省略されている。
【0022】第1ユニット(1) はレールの伝送線(
3) の絶縁区画ごとに設けられ、区画ごとに異なった
信号の送信と受信ができるようになっているが、図1に
はこれを1つだけ示している。
3) の絶縁区画ごとに設けられ、区画ごとに異なった
信号の送信と受信ができるようになっているが、図1に
はこれを1つだけ示している。
【0023】キャリヤにはレールの伝送線(3) およ
び接地線(4) にそれぞれ摺接する集電子(10)(
11)が設けられており、第2ユニット(2) には伝
送線(3) の集電子(10)に接続された第2信号伝
送線(第2伝送線)(12)および接地線(4) の集
電子(11)に接続された第2接地線(13)が設けら
れている。また、第2ユニット(2) は、第2送信回
路(14)および第2受信回路(15)を備えている。
び接地線(4) にそれぞれ摺接する集電子(10)(
11)が設けられており、第2ユニット(2) には伝
送線(3) の集電子(10)に接続された第2信号伝
送線(第2伝送線)(12)および接地線(4) の集
電子(11)に接続された第2接地線(13)が設けら
れている。また、第2ユニット(2) は、第2送信回
路(14)および第2受信回路(15)を備えている。
【0024】キャリヤには、レールの電源線に集電子を
介して接続された電源線やレールの他の信号伝送線に集
電子を介して接続された信号伝送線も設けられているが
、これらは省略されている。
介して接続された電源線やレールの他の信号伝送線に集
電子を介して接続された信号伝送線も設けられているが
、これらは省略されている。
【0025】第1ユニット(1) および第2ユニット
(2) は、図2に示すように、レールの電源線に供給
される共通の商用3相交流電源のいずれか1相の負(−
)から正(+)へのゼロクロス点(P) を利用して、
その1周期To の間に一定の通信時間Tごとに複数の
同期パルスS1 を作り、このパルスS1 に同期して
、第1送信回路(7) 、第1受信回路(8) 、第2
送信回路(14)および第2受信回路(15)を動作さ
せることにより、1回の通信時間Tに1ビットずつ信号
の送受信を行なうようになっている。なお、この例では
、周期To は1/60秒、通信時間Tは1/720秒
、したがって、1周期To の間の同期パルスS1 の
数は12であり、1周期Toの間に12ビットの信号の
送受信が行なわれる。そして、2つのユニット(1)(
2)のいずれにおいても、現在何ビット目の信号を送受
信しているかを知ることができる。
(2) は、図2に示すように、レールの電源線に供給
される共通の商用3相交流電源のいずれか1相の負(−
)から正(+)へのゼロクロス点(P) を利用して、
その1周期To の間に一定の通信時間Tごとに複数の
同期パルスS1 を作り、このパルスS1 に同期して
、第1送信回路(7) 、第1受信回路(8) 、第2
送信回路(14)および第2受信回路(15)を動作さ
せることにより、1回の通信時間Tに1ビットずつ信号
の送受信を行なうようになっている。なお、この例では
、周期To は1/60秒、通信時間Tは1/720秒
、したがって、1周期To の間の同期パルスS1 の
数は12であり、1周期Toの間に12ビットの信号の
送受信が行なわれる。そして、2つのユニット(1)(
2)のいずれにおいても、現在何ビット目の信号を送受
信しているかを知ることができる。
【0026】第1送信回路(7) は、通信時間Tごと
に基準交流信号に対する位相差の異なる複数種類の交流
信号のいずれかを出力信号S2 として第1伝送線(5
) を介して伝送線(3) に出力するものであり、第
1送信手段を構成している。この例では、“1”と“0
”を表わす2種類の信号を出力するようになっており、
これらの例が図3に示されている。図3(a)は同期パ
ルスS1 を示し、同図(b) は基準交流信号Aを示
している。同図(c) は基準交流信号Aに対する位相
差0度の交流信号A1 を示しており、これは“1”を
表わすようになっている。同図(d) は基準交流信号
Aに対する位相差180度の交流信号A0 を示してお
り、これは“0”を表わすようになっている。
に基準交流信号に対する位相差の異なる複数種類の交流
信号のいずれかを出力信号S2 として第1伝送線(5
) を介して伝送線(3) に出力するものであり、第
1送信手段を構成している。この例では、“1”と“0
”を表わす2種類の信号を出力するようになっており、
これらの例が図3に示されている。図3(a)は同期パ
ルスS1 を示し、同図(b) は基準交流信号Aを示
している。同図(c) は基準交流信号Aに対する位相
差0度の交流信号A1 を示しており、これは“1”を
表わすようになっている。同図(d) は基準交流信号
Aに対する位相差180度の交流信号A0 を示してお
り、これは“0”を表わすようになっている。
【0027】第1受信装置(8) は、次のように構成
されている。
されている。
【0028】第1伝送線(5) と第1接地線(6)
との間に、抵抗(16)、第1フォトカプラ(17)を
構成する発光ダイオード(第1発光ダイオード)(18
)および第1定電圧ダイオード(19)の直列回路と、
第2定電圧ダイオード(20)、第2フォトカプラ(2
1)を構成する発光ダイオード(第2発光ダイオード)
(22)および抵抗(23)の直列回路とが並列に接続
されている。第1発光ダイオード(18)と第2定電圧
ダイオード(20)は第1伝送線(5) 側から第1接
地線(6) 側に順方向、第1定電圧ダイオード(19
)と第2発光ダイオード(22)は第1接地線(6)
側から第1伝送線(5) 側に順方向となっている。2
つの定電圧ダイオード(19)(20)の降伏電圧VB
はほぼ等しい。2つのフォトカプラ(17)(21)
のフォトトランジスタ(24)(25)のエミッタは、
“0”と“1”の2種類の信号を識別する識別回路(2
6)に接続されている。
との間に、抵抗(16)、第1フォトカプラ(17)を
構成する発光ダイオード(第1発光ダイオード)(18
)および第1定電圧ダイオード(19)の直列回路と、
第2定電圧ダイオード(20)、第2フォトカプラ(2
1)を構成する発光ダイオード(第2発光ダイオード)
(22)および抵抗(23)の直列回路とが並列に接続
されている。第1発光ダイオード(18)と第2定電圧
ダイオード(20)は第1伝送線(5) 側から第1接
地線(6) 側に順方向、第1定電圧ダイオード(19
)と第2発光ダイオード(22)は第1接地線(6)
側から第1伝送線(5) 側に順方向となっている。2
つの定電圧ダイオード(19)(20)の降伏電圧VB
はほぼ等しい。2つのフォトカプラ(17)(21)
のフォトトランジスタ(24)(25)のエミッタは、
“0”と“1”の2種類の信号を識別する識別回路(2
6)に接続されている。
【0029】第1受信回路(8) は、定電圧ダイオー
ド(19)(20)の降伏電圧VB をしきい値として
、第1伝送線(5) の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより第2ユニット(2) から
送信されてくる信号を受信する第1受信手段を構成して
いる。
ド(19)(20)の降伏電圧VB をしきい値として
、第1伝送線(5) の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別することにより第2ユニット(2) から
送信されてくる信号を受信する第1受信手段を構成して
いる。
【0030】第2送信回路(14)は、次のように構成
されている。
されている。
【0031】第2伝送線(12)と第2接地線(13)
の間に、第1サイリスタ(27)と抵抗(28)の直列
回路と、第2サイリスタ(29)と抵抗(30)の直列
回路とが並列に接続されている。第1サイリスタ(27
)は第2接地線(13)側から第2伝送線(12)側に
順方向、第2サイリスタ(29)は第2伝送線(12)
側から第2接地線(13)側に順方向となっている。 2つのサイリスタ(27)(29)のG端子は切換回路
(31)に接続されている。
の間に、第1サイリスタ(27)と抵抗(28)の直列
回路と、第2サイリスタ(29)と抵抗(30)の直列
回路とが並列に接続されている。第1サイリスタ(27
)は第2接地線(13)側から第2伝送線(12)側に
順方向、第2サイリスタ(29)は第2伝送線(12)
側から第2接地線(13)側に順方向となっている。 2つのサイリスタ(27)(29)のG端子は切換回路
(31)に接続されている。
【0032】第2送信回路(14)は、切換回路(31
)でサイリスタ(27)(29)を制御することにより
第2伝送線(12)の交流信号の正および負の振幅の組
合せを“1”および“0”を表わす2つの状態のいずれ
かに切換える第2送信手段を構成している。この例では
、正の振幅がしきい値より大きくて負の振幅がしきい値
より小さい状態(“1”を表わす)と正の振幅がしきい
値より小さくて負の振幅がしきい値より大きい状態(“
0”を表わす)のいずれかに切換えられる。
)でサイリスタ(27)(29)を制御することにより
第2伝送線(12)の交流信号の正および負の振幅の組
合せを“1”および“0”を表わす2つの状態のいずれ
かに切換える第2送信手段を構成している。この例では
、正の振幅がしきい値より大きくて負の振幅がしきい値
より小さい状態(“1”を表わす)と正の振幅がしきい
値より小さくて負の振幅がしきい値より大きい状態(“
0”を表わす)のいずれかに切換えられる。
【0033】第2受信回路(15)は、第2伝送線(1
2)の交流信号の基準交流信号Aに対する位相差を調べ
ることにより第1ユニット(1) から送信されてくる
信号を受信するものであり、第2受信手段を構成してい
る。
2)の交流信号の基準交流信号Aに対する位相差を調べ
ることにより第1ユニット(1) から送信されてくる
信号を受信するものであり、第2受信手段を構成してい
る。
【0034】次に、図4を参照して、上記の送受信装置
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0035】図4は時点t1 −t2 の第1通信時間
(t1 −t2 )、時点t2 −t3 の第2通信時
間(t2 −t3 )、時点t3 −t4 の第3通信
時間(t3 −t4 )、時点t4 −t5 の第4通
信時間(t4 −t5 )、時点t5 −t6 の第5
通信時間(t5 −t6 )および時点t6 −t7
の第6通信時間(t6 −t7 )における送受信装置
各部の信号を示している。
(t1 −t2 )、時点t2 −t3 の第2通信時
間(t2 −t3 )、時点t3 −t4 の第3通信
時間(t3 −t4 )、時点t4 −t5 の第4通
信時間(t4 −t5 )、時点t5 −t6 の第5
通信時間(t5 −t6 )および時点t6 −t7
の第6通信時間(t6 −t7 )における送受信装置
各部の信号を示している。
【0036】図4の(a) は同期パルスS1 、(b
) は第1送信回路(7) の出力である交流信号S2
、(c) は第1サイリスタ(27)のG端子電圧S
3 、(d) は第2サイリスタ(29)のG端子電圧
S4 、(e) は伝送線(3) の部分の交流信号S
5 、(f) は第1フォトトランジスタ(24)の出
力信号S6 、(g) は第2フォトトランジスタ(2
5)の出力信号S7 を表わしている。
) は第1送信回路(7) の出力である交流信号S2
、(c) は第1サイリスタ(27)のG端子電圧S
3 、(d) は第2サイリスタ(29)のG端子電圧
S4 、(e) は伝送線(3) の部分の交流信号S
5 、(f) は第1フォトトランジスタ(24)の出
力信号S6 、(g) は第2フォトトランジスタ(2
5)の出力信号S7 を表わしている。
【0037】第1送信回路(7) は、通信時間Tごと
に、送信する信号の内容によって、前述の位相差0度の
信号A1 または位相差180度の信号A0 を出力す
る。
に、送信する信号の内容によって、前述の位相差0度の
信号A1 または位相差180度の信号A0 を出力す
る。
【0038】第2送信回路(14)は、通信時間Tごと
に、次のように2つのサイリスタ(27)(29)のG
端子電圧S3 、S4 を制御する。信号を送信しない
ときは、2つのサイリスタ(27)(29)のG端子電
圧S3 、S4 を両方ともオフにし、信号“1”を送
信するときは、第1サイリスタ(27)のG端子電圧S
3 だけをオンにし、信号“0”を送信するときは、第
2サイリスタ(29)のG端子電圧S4だけをオンにす
る。
に、次のように2つのサイリスタ(27)(29)のG
端子電圧S3 、S4 を制御する。信号を送信しない
ときは、2つのサイリスタ(27)(29)のG端子電
圧S3 、S4 を両方ともオフにし、信号“1”を送
信するときは、第1サイリスタ(27)のG端子電圧S
3 だけをオンにし、信号“0”を送信するときは、第
2サイリスタ(29)のG端子電圧S4だけをオンにす
る。
【0039】図4の第1通信時間(t1 −t2 )お
よび第2通信時間(t2 −t3 )において、第1ユ
ニット(1) は、第1通信時間(t1 −t2 )の
間は信号“1”を、第2通信時間(t2 −t3 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
1通信時間(t1 −t2 )と第2通信時間(t2
−t3)の間は信号を送信しない。
よび第2通信時間(t2 −t3 )において、第1ユ
ニット(1) は、第1通信時間(t1 −t2 )の
間は信号“1”を、第2通信時間(t2 −t3 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
1通信時間(t1 −t2 )と第2通信時間(t2
−t3)の間は信号を送信しない。
【0040】第1通信時間(t1 −t2 )と第2通
信時間(t2−t3 )の間、第2ユニット(2) は
信号を送信しないので、2つのサイリスタ(27)(2
9)のG端子電圧S3 、S4 はともにオフになって
おり(図4(c) 、(d) 参照)、したがって、こ
れらのサイリスタ(27)(29)はともに遮断状態に
なっている。また、第1通信時間(t1−t2 )の間
、第1送信回路(11)は“1”を送信するために信号
S2 として位相差0度の信号A1 を出力しており、
このとき、前述のように2つのサイリスタ(27)(2
9)がともに遮断状態になっているため、伝送線(3)
の信号S5 には第1送信回路(7) の出力S2
である位相差0度の信号A1 が表われる(図3(e)
参照)。次の第2通信時間(t2 −t3)の間、第
1送信回路(7) は“0”を送信するために信号S2
として位相差180度の信号A0 を出力しており、
このときも、前述のように2つのサイリスタ(27)(
29)がともに遮断状態になっているため、伝送線(3
) の信号S5 には第1送信回路(7) の出力S2
である位相差180度の信号A0 が表われる(図3
(e) 参照)。
信時間(t2−t3 )の間、第2ユニット(2) は
信号を送信しないので、2つのサイリスタ(27)(2
9)のG端子電圧S3 、S4 はともにオフになって
おり(図4(c) 、(d) 参照)、したがって、こ
れらのサイリスタ(27)(29)はともに遮断状態に
なっている。また、第1通信時間(t1−t2 )の間
、第1送信回路(11)は“1”を送信するために信号
S2 として位相差0度の信号A1 を出力しており、
このとき、前述のように2つのサイリスタ(27)(2
9)がともに遮断状態になっているため、伝送線(3)
の信号S5 には第1送信回路(7) の出力S2
である位相差0度の信号A1 が表われる(図3(e)
参照)。次の第2通信時間(t2 −t3)の間、第
1送信回路(7) は“0”を送信するために信号S2
として位相差180度の信号A0 を出力しており、
このときも、前述のように2つのサイリスタ(27)(
29)がともに遮断状態になっているため、伝送線(3
) の信号S5 には第1送信回路(7) の出力S2
である位相差180度の信号A0 が表われる(図3
(e) 参照)。
【0041】第2受信回路(15)は、伝送線(3)
の信号S5 の基準交流信号Aに対する位相差が0度で
あるか180度であるかを識別し、0度のときは受信し
た信号が“1”、180度のときは受信した信号が“0
”であると判断する。なお、位相差の識別は通信時間T
内において先に正の半波がくるか負の半波がくるかによ
って行ない、先に正の半波がきたときは位相差0度、先
に負の半波がきたときは位相差180度と判断する。
の信号S5 の基準交流信号Aに対する位相差が0度で
あるか180度であるかを識別し、0度のときは受信し
た信号が“1”、180度のときは受信した信号が“0
”であると判断する。なお、位相差の識別は通信時間T
内において先に正の半波がくるか負の半波がくるかによ
って行ない、先に正の半波がきたときは位相差0度、先
に負の半波がきたときは位相差180度と判断する。
【0042】第1通信時間(t1 −t2 )において
は、前述のように第1送信回路(7) の出力S2 で
ある位相差0度の信号A1 が伝送線(3) の信号S
5 になっているので、第2受信回路(15)は受信し
た信号が“1”であると判断し、第1ユニット(1)
から送信された信号“1”が第2ユニット(2) によ
って受信される。
は、前述のように第1送信回路(7) の出力S2 で
ある位相差0度の信号A1 が伝送線(3) の信号S
5 になっているので、第2受信回路(15)は受信し
た信号が“1”であると判断し、第1ユニット(1)
から送信された信号“1”が第2ユニット(2) によ
って受信される。
【0043】第2周期(t2 −t3 )においては、
前述のように第1送信回路(7) の出力S2 である
位相差180度の信号A0 が伝送線(3) の信号S
5 になっているので、第2受信回路(15)は受信し
た信号が“0”であると判断し、第1ユニット(1)
から送信された信号“0”が第2ユニット(2) によ
って受信される。
前述のように第1送信回路(7) の出力S2 である
位相差180度の信号A0 が伝送線(3) の信号S
5 になっているので、第2受信回路(15)は受信し
た信号が“0”であると判断し、第1ユニット(1)
から送信された信号“0”が第2ユニット(2) によ
って受信される。
【0044】第1受信回路(8) の識別回路(26)
は、通信時間T内において、第1フォトトランジスタ(
24)の出力S6 だけがオンのときは受信した信号が
“1”、第2フォトトランジスタ(25)の出力S7
だけがオンのときは受信した信号が“0”であると判断
し、これらの出力S6 、S7 が両方ともオンのとき
は信号の受信がないと判断する。
は、通信時間T内において、第1フォトトランジスタ(
24)の出力S6 だけがオンのときは受信した信号が
“1”、第2フォトトランジスタ(25)の出力S7
だけがオンのときは受信した信号が“0”であると判断
し、これらの出力S6 、S7 が両方ともオンのとき
は信号の受信がないと判断する。
【0045】第1通信時間(t1 −t2 )において
、前述のように第1送信回路(7) の出力S2 であ
る位相差0度の信号A1 が伝送線(3) の信号S5
になっているので、信号S5 の正の部分の振幅も負
の部分の振幅もともに大きく、定電圧ダイオード(19
)(20)の降伏電圧VB より高くなっている。この
ため、信号S5が正の間、第1発光ダイオード(18)
を通って電流が流れて、第1フォトトランジスタ(24
)の出力S6 がオンになり、信号S5 が負の間、第
2発光ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2
フォトトランジスタ(25)の出力S7 がオンになる
。そして、通信時間(t1 −t2 )内にこのように
2つのフォトトランジスタ(24)(25)の出力S6
、S7 が両方ともオンになるので、第2ユニット(2
) からの信号の送信がなかったことがわかる。
、前述のように第1送信回路(7) の出力S2 であ
る位相差0度の信号A1 が伝送線(3) の信号S5
になっているので、信号S5 の正の部分の振幅も負
の部分の振幅もともに大きく、定電圧ダイオード(19
)(20)の降伏電圧VB より高くなっている。この
ため、信号S5が正の間、第1発光ダイオード(18)
を通って電流が流れて、第1フォトトランジスタ(24
)の出力S6 がオンになり、信号S5 が負の間、第
2発光ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2
フォトトランジスタ(25)の出力S7 がオンになる
。そして、通信時間(t1 −t2 )内にこのように
2つのフォトトランジスタ(24)(25)の出力S6
、S7 が両方ともオンになるので、第2ユニット(2
) からの信号の送信がなかったことがわかる。
【0046】第2通信時間(t2 −t3 )において
も、同様に、第2ユニット(2) からの信号の送信が
なかったことがわかる。
も、同様に、第2ユニット(2) からの信号の送信が
なかったことがわかる。
【0047】図4の第3通信時間(t3 −t4 )お
よび第4通信時間(t4 −t5 )において、第1ユ
ニット(1) は、第3通信時間(t3 −t4 )の
間は信号“1”を、第4通信時間(t4 −t5 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
1通信時間(t1 −t2 )の間も第2通信時間(t
2 −t3 )の間も信号“1”を送信する。
よび第4通信時間(t4 −t5 )において、第1ユ
ニット(1) は、第3通信時間(t3 −t4 )の
間は信号“1”を、第4通信時間(t4 −t5 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
1通信時間(t1 −t2 )の間も第2通信時間(t
2 −t3 )の間も信号“1”を送信する。
【0048】第3通信時間(t3 −t4 )の間、第
1送信回路(7) は“1”を送信するために信号S2
として位相差0度の信号A1 を出力している。この
とき、第2送信回路(14)は“1”を送信するために
第1サイリスタ(27)のG端子電圧S3 だけをオン
にしており(図4(c) 、(d) 参照)、したがっ
て、第2サイリスタ(29)は常に遮断状態になってお
り、第1サイリスタ(27)は第1送信回路(7) の
出力S2 が負の間は導通状態、出力S2 が正の間は
遮断状態になる。そして、出力S2 が正の間は、第1
サイリスタ(27)が遮断状態になり、これを通って電
流が流れないが、出力S2 が負の間は、第1サイリス
タ(27)が導通状態になり、これを通って電流が流れ
るため、伝送線(3) の信号S5 は、正側の振幅が
大きくて、負側の振幅が小さいものになる(図4(e)
参照)。そして、正側の大きい振幅は降伏電圧VBよ
り大きく、負側の小さい振幅は降伏電圧VB より小さ
くなる。このため、信号S5 が正の間、第1発光ダイ
オード(18)を通って電流が流れて、第1フォトトラ
ンジスタ(24)の出力S6 がオンになる(図4(f
) 参照)が、信号S5 が負になっても、振幅が降伏
電圧VB より小さいので、第2発光ダイオード(22
)を通って電流が流れることがなく、第2フォトトラン
ジスタ(25)の出力S7 はオフのままである(図4
(g) 参照)。そして、通信時間(t3 −t4 )
内にこのように第1フォトトランジスタ(24)の出力
S6 だけがオンになることにより、第2ユニット(2
) から“1”の信号の送信されたことがわかる。
1送信回路(7) は“1”を送信するために信号S2
として位相差0度の信号A1 を出力している。この
とき、第2送信回路(14)は“1”を送信するために
第1サイリスタ(27)のG端子電圧S3 だけをオン
にしており(図4(c) 、(d) 参照)、したがっ
て、第2サイリスタ(29)は常に遮断状態になってお
り、第1サイリスタ(27)は第1送信回路(7) の
出力S2 が負の間は導通状態、出力S2 が正の間は
遮断状態になる。そして、出力S2 が正の間は、第1
サイリスタ(27)が遮断状態になり、これを通って電
流が流れないが、出力S2 が負の間は、第1サイリス
タ(27)が導通状態になり、これを通って電流が流れ
るため、伝送線(3) の信号S5 は、正側の振幅が
大きくて、負側の振幅が小さいものになる(図4(e)
参照)。そして、正側の大きい振幅は降伏電圧VBよ
り大きく、負側の小さい振幅は降伏電圧VB より小さ
くなる。このため、信号S5 が正の間、第1発光ダイ
オード(18)を通って電流が流れて、第1フォトトラ
ンジスタ(24)の出力S6 がオンになる(図4(f
) 参照)が、信号S5 が負になっても、振幅が降伏
電圧VB より小さいので、第2発光ダイオード(22
)を通って電流が流れることがなく、第2フォトトラン
ジスタ(25)の出力S7 はオフのままである(図4
(g) 参照)。そして、通信時間(t3 −t4 )
内にこのように第1フォトトランジスタ(24)の出力
S6 だけがオンになることにより、第2ユニット(2
) から“1”の信号の送信されたことがわかる。
【0049】第4通信時間(t4 −t5 )において
も、同様に、第2ユニット(2) から“1”の信号の
送信されたことがわかる。
も、同様に、第2ユニット(2) から“1”の信号の
送信されたことがわかる。
【0050】この場合、信号S5 の負側の振幅が小さ
くなっても0にはならないので、第1通信時間(t1
−t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )の場
合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の位相
差によって第1ユニット(1) から送信されてきた信
号が“1”か“0”かを判別することができる。
くなっても0にはならないので、第1通信時間(t1
−t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )の場
合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の位相
差によって第1ユニット(1) から送信されてきた信
号が“1”か“0”かを判別することができる。
【0051】図4の第5通信時間(t5 −t6 )お
よび第6通信時間(t6 −t7 )において、第1ユ
ニット(1) は、第5通信時間(t5 −t6 )の
間は信号“1”を、第6通信時間(t6 −t7 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
5通信時間(t5 −t6 )の間も第6通信時間(t
6 −t7 )の間も信号“0”を送信する。
よび第6通信時間(t6 −t7 )において、第1ユ
ニット(1) は、第5通信時間(t5 −t6 )の
間は信号“1”を、第6通信時間(t6 −t7 )の
間は信号“0”を送信し、第2ユニット(2) は、第
5通信時間(t5 −t6 )の間も第6通信時間(t
6 −t7 )の間も信号“0”を送信する。
【0052】第5通信時間(t5 −t6 )の間、第
1送信回路(7) は“1”を送信するために信号S2
として位相差0度の信号A1 を出力している。この
とき、第2送信回路(33)は“0”を送信するために
第2サイリスタ(29)のG端子電圧S4 だけをオン
にしており(図4(c) 、(d) 参照)、したがっ
て、第1サイリスタ(27)は常に遮断状態になってお
り、第2サイリスタ(29)は第1送信回路(7) の
出力S2 が正の間は導通状態、出力S2 が負の間は
遮断状態になる。そして、出力S2 が負の間は、第2
サイリスタ(29)が遮断状態になり、これを通って電
流が流れないが、出力S2 が正の間は、第2サイリス
タ(29)が導通状態になり、これを通って電流が流れ
るため、伝送線(3) の信号S5 は、負側の振幅が
大きくて、正側の振幅が小さいものになる(図4(e)
参照)。そして、負側の大きい振幅は降伏電圧VBよ
り大きく、正側の小さい振幅は降伏電圧VB より小さ
くなる。このため、信号S5 が負の間、第2発光ダイ
オード(22)を通って電流が流れて、第2フォトトラ
ンジスタ(25)の出力S7 がオンになる(図4(g
) 参照)が、信号S5 が正になっても、振幅が降伏
電圧VB より小さいので、第1発光ダイオード(18
)を通って電流が流れることがなく、第1フォトトラン
ジスタ(24)の出力S6 はオフのままである(図5
(f) 参照)。そして、通信時間(t5 −t6 )
内にこのように第2フォトトランジスタ(25)の出力
S7 だけがオンになることにより、第2ユニット(2
) から“0”の信号の送信されたことがわかる。
1送信回路(7) は“1”を送信するために信号S2
として位相差0度の信号A1 を出力している。この
とき、第2送信回路(33)は“0”を送信するために
第2サイリスタ(29)のG端子電圧S4 だけをオン
にしており(図4(c) 、(d) 参照)、したがっ
て、第1サイリスタ(27)は常に遮断状態になってお
り、第2サイリスタ(29)は第1送信回路(7) の
出力S2 が正の間は導通状態、出力S2 が負の間は
遮断状態になる。そして、出力S2 が負の間は、第2
サイリスタ(29)が遮断状態になり、これを通って電
流が流れないが、出力S2 が正の間は、第2サイリス
タ(29)が導通状態になり、これを通って電流が流れ
るため、伝送線(3) の信号S5 は、負側の振幅が
大きくて、正側の振幅が小さいものになる(図4(e)
参照)。そして、負側の大きい振幅は降伏電圧VBよ
り大きく、正側の小さい振幅は降伏電圧VB より小さ
くなる。このため、信号S5 が負の間、第2発光ダイ
オード(22)を通って電流が流れて、第2フォトトラ
ンジスタ(25)の出力S7 がオンになる(図4(g
) 参照)が、信号S5 が正になっても、振幅が降伏
電圧VB より小さいので、第1発光ダイオード(18
)を通って電流が流れることがなく、第1フォトトラン
ジスタ(24)の出力S6 はオフのままである(図5
(f) 参照)。そして、通信時間(t5 −t6 )
内にこのように第2フォトトランジスタ(25)の出力
S7 だけがオンになることにより、第2ユニット(2
) から“0”の信号の送信されたことがわかる。
【0053】第6通信時間(t6 −t7 )において
も、同様に、第2ユニット(2) から“0”の信号の
送信されたことがわかる。
も、同様に、第2ユニット(2) から“0”の信号の
送信されたことがわかる。
【0054】この場合も、信号S5 の正側の振幅が小
さくなっても0にはならないので、第1通信時間(t1
−t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )の
場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の位
相差によって第1ユニット(1) から送信されてきた
信号が“1”か“0”かを判別することができる。
さくなっても0にはならないので、第1通信時間(t1
−t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )の
場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の位
相差によって第1ユニット(1) から送信されてきた
信号が“1”か“0”かを判別することができる。
【0055】〔第2実施例〕この実施例は図5〜図9に
示されている。
示されている。
【0056】図5は信号送受信装置の概略構成を示して
おり、第1実施例と同じ部分には同一の符号を付してい
る。
おり、第1実施例と同じ部分には同一の符号を付してい
る。
【0057】第1ユニット(1a)の第1送信回路(7
a)には、周波数の異なる2つの信号用交流電源(40
)(41)が設けられている。同期パルスS1 が図6
(a) に、第1電源(40)の出力B1 が同図(b
) に、第2電源(41)の出力B0 が同図(c)
に示されている。2つの電源(40)(41)の出力B
1 、B0 の電圧は一定であり、たとえば、第1電源
(40)の周波数f1 は10kHz、第2電源(41
)の周波数f0 は30kHzである。
a)には、周波数の異なる2つの信号用交流電源(40
)(41)が設けられている。同期パルスS1 が図6
(a) に、第1電源(40)の出力B1 が同図(b
) に、第2電源(41)の出力B0 が同図(c)
に示されている。2つの電源(40)(41)の出力B
1 、B0 の電圧は一定であり、たとえば、第1電源
(40)の周波数f1 は10kHz、第2電源(41
)の周波数f0 は30kHzである。
【0058】第1電源(40)には第1トライアック(
42)のT2端子が、第2電源(41)には第2トライ
アック(43)のT2 端子が接続され、これらのトラ
イアック(42)(43)のT1端子が第1伝送線(5
) に接続されている。2つのトライアック(42)(
43)のG端子は、切換回路(44)に接続されている
。
42)のT2端子が、第2電源(41)には第2トライ
アック(43)のT2 端子が接続され、これらのトラ
イアック(42)(43)のT1端子が第1伝送線(5
) に接続されている。2つのトライアック(42)(
43)のG端子は、切換回路(44)に接続されている
。
【0059】送信回路(7a)は、通信時間Tごとに周
波数の異なる複数種類の交流信号のいずれかを第1伝送
線(5) を介して伝送線(3) に出力するものであ
り、第1送信手段を構成している。この例では、“1”
を表わす第1電源(40)の出力B1 と“0”を表わ
す第2電源(41)の出力B0 の2種類の信号のいず
れかを切換えて出力するようになっている。
波数の異なる複数種類の交流信号のいずれかを第1伝送
線(5) を介して伝送線(3) に出力するものであ
り、第1送信手段を構成している。この例では、“1”
を表わす第1電源(40)の出力B1 と“0”を表わ
す第2電源(41)の出力B0 の2種類の信号のいず
れかを切換えて出力するようになっている。
【0060】第2ユニット(2a)の第2受信装置(1
5a) は、第2伝送線(12)の交流信号の周波数を
調べることにより第1ユニット(1a)から送信されて
くる信号を受信するものであり、第2受信手段を構成し
ている。
5a) は、第2伝送線(12)の交流信号の周波数を
調べることにより第1ユニット(1a)から送信されて
くる信号を受信するものであり、第2受信手段を構成し
ている。
【0061】他は、第1実施例の場合と同様である。
【0062】次に、図7〜図9を参照して、上記の送受
信装置の動作を説明する。
信装置の動作を説明する。
【0063】図7は第1通信時間(t1 −t2 )と
第2通信時間(t2 −t3 )、図8は第3通信時間
(t3 −t4 )と第4通信時間(t4 −t5 )
、図9は第5通信時間(t5 −t6 )と第6通信時
間(t6 −t7 )の送受信装置各部の信号を示して
いる。
第2通信時間(t2 −t3 )、図8は第3通信時間
(t3 −t4 )と第4通信時間(t4 −t5 )
、図9は第5通信時間(t5 −t6 )と第6通信時
間(t6 −t7 )の送受信装置各部の信号を示して
いる。
【0064】図7〜図9の(a) は同期パルスS1
、(b) は第1トライアック(42)のG端子電圧S
8 、(c) は第2トライアック(43)のG端子電
圧S9 、(d) は第1サイリスタ(27)のG端子
電圧S3 、(e) は第2サイリスタ(29)のG端
子電圧S4 、(f) は伝送線(3) の部分の交流
信号S5 、(g) は第1フォトトランジスタ(24
)の出力信号S6 、(h) は第2フォトトランジス
タ(25)の出力信号S7 を表わしている。
、(b) は第1トライアック(42)のG端子電圧S
8 、(c) は第2トライアック(43)のG端子電
圧S9 、(d) は第1サイリスタ(27)のG端子
電圧S3 、(e) は第2サイリスタ(29)のG端
子電圧S4 、(f) は伝送線(3) の部分の交流
信号S5 、(g) は第1フォトトランジスタ(24
)の出力信号S6 、(h) は第2フォトトランジス
タ(25)の出力信号S7 を表わしている。
【0065】第1送信回路(7a)は、通信時間Tごと
に、送信する信号の内容によって、2つのトライアック
(42)(43)のG端子電圧S8 、S9 のいずれ
か一方をオンにする。信号“0”を送信するときは、第
1トライアック(42)のG端子電圧S8 だけを通信
時間Tの間オンにし、信号“1”を送信するときは、第
2トライアック(43)のG端子電圧S9 だけを通信
時間Tの間オンにする。
に、送信する信号の内容によって、2つのトライアック
(42)(43)のG端子電圧S8 、S9 のいずれ
か一方をオンにする。信号“0”を送信するときは、第
1トライアック(42)のG端子電圧S8 だけを通信
時間Tの間オンにし、信号“1”を送信するときは、第
2トライアック(43)のG端子電圧S9 だけを通信
時間Tの間オンにする。
【0066】第2送信回路(14)の動作は、第1実施
例の場合と同様である。
例の場合と同様である。
【0067】図7において、第1ユニット(1) は、
第1通信時間(t1 −t2 )の間は信号“1”を、
第2通信時間(t2 −t3)の間は信号“0”を送信
し、第2ユニット(2) は、第1通信時間(t1 −
t2 )と第2通信時間(t2 −t3 )の間は信号
を送信しない。
第1通信時間(t1 −t2 )の間は信号“1”を、
第2通信時間(t2 −t3)の間は信号“0”を送信
し、第2ユニット(2) は、第1通信時間(t1 −
t2 )と第2通信時間(t2 −t3 )の間は信号
を送信しない。
【0068】第1通信時間(t1 −t2 )と第2通
信時間(t2−t3 )の間、第2ユニット(2) は
信号を送信しないので、2つのサイリスタ(27)(2
9)のG端子電圧S3 、S4 はともにオフになって
おり(図7(d) 、(e) 参照)、したがって、こ
れらのサイリスタ(27)(29)はともに遮断状態に
なっている。また、第1通信時間(t1−t2 )の間
、第1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1
トライアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンに
しており(図7(b) 、(c) 参照)、したがって
、第1トライアック(42)だけが導通状態になってい
る。このため、第1電源(40)が伝送線(3) に接
続される。このとき、前述のように2つのサイリスタ(
27)(28)がともに遮断状態になっているため、伝
送線(3) の信号S5 には第1電源(40)の出力
B1 が表われる(図7(f) 参照)。次の第2通信
時間(t2 −t3)の間、第1送信回路(7a)は“
0”を送信するために第2トライアック(43)のG端
子電圧S9 だけをオンにしており(図7(b) 、(
c) 参照)、したがって、第2トライアック(43)
だけが導通状態になっている。このため、第2電源(4
1)が伝送線(3) に接続される。このときも、前述
のように2つのサイリスタ(27)(29)がともに遮
断状態になっているため、伝送線(3) の信号S5
には第2電源(41)の出力B0 が表われる(図7(
f) 参照)。
信時間(t2−t3 )の間、第2ユニット(2) は
信号を送信しないので、2つのサイリスタ(27)(2
9)のG端子電圧S3 、S4 はともにオフになって
おり(図7(d) 、(e) 参照)、したがって、こ
れらのサイリスタ(27)(29)はともに遮断状態に
なっている。また、第1通信時間(t1−t2 )の間
、第1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1
トライアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンに
しており(図7(b) 、(c) 参照)、したがって
、第1トライアック(42)だけが導通状態になってい
る。このため、第1電源(40)が伝送線(3) に接
続される。このとき、前述のように2つのサイリスタ(
27)(28)がともに遮断状態になっているため、伝
送線(3) の信号S5 には第1電源(40)の出力
B1 が表われる(図7(f) 参照)。次の第2通信
時間(t2 −t3)の間、第1送信回路(7a)は“
0”を送信するために第2トライアック(43)のG端
子電圧S9 だけをオンにしており(図7(b) 、(
c) 参照)、したがって、第2トライアック(43)
だけが導通状態になっている。このため、第2電源(4
1)が伝送線(3) に接続される。このときも、前述
のように2つのサイリスタ(27)(29)がともに遮
断状態になっているため、伝送線(3) の信号S5
には第2電源(41)の出力B0 が表われる(図7(
f) 参照)。
【0069】第2受信回路(15a) は、伝送線(3
) の信号S5 の周波数がf1 であるかf0 であ
るかを識別し、f1 のときは受信した信号が“1”、
f0 のときは受信した信号が“0”であると判断する
。
) の信号S5 の周波数がf1 であるかf0 であ
るかを識別し、f1 のときは受信した信号が“1”、
f0 のときは受信した信号が“0”であると判断する
。
【0070】第1通信時間(t1 −t2 )において
は、前述のように第1電源(40)の周波数f1 の出
力B1 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、第2受信回路(15a)は受信した信号が“1”であ
ると判断し、第1ユニット(1a)から送信された信号
“1”が第2ユニット(2a)によって受信される。
は、前述のように第1電源(40)の周波数f1 の出
力B1 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、第2受信回路(15a)は受信した信号が“1”であ
ると判断し、第1ユニット(1a)から送信された信号
“1”が第2ユニット(2a)によって受信される。
【0071】第2通信時間(t2 −t3 )において
は、前述のように第2電源(41)の周波数f0 の出
力B0 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、第2受信回路(15a)は受信した信号が“0”であ
ると判断し、第1ユニット(1a)から送信された信号
“0”が第2ユニット(2a)によって受信される。
は、前述のように第2電源(41)の周波数f0 の出
力B0 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、第2受信回路(15a)は受信した信号が“0”であ
ると判断し、第1ユニット(1a)から送信された信号
“0”が第2ユニット(2a)によって受信される。
【0072】第1受信回路(8) の動作は、第1実施
例の場合と同様である。
例の場合と同様である。
【0073】第1通信時間(t1 −t2 )において
は、前述のように第1電源(40)の周波数f1 の出
力B1 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、信号S5 の正の部分の振幅も負の部分の振幅もとも
に大きく、定電圧ダイオード(19)(20)の降伏電
圧VB より少し大きくなっている。このため、信号S
5 が正で電圧が降伏電圧VBより高い間、第1発光ダ
イオード(18)を通って電流が流れて、第1フォトト
ランジスタ(24)の出力S6 がオンになり、信号S
5 が負で電圧が降伏電圧VB より高い間、第2発光
ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2フォト
トランジスタ(25)の出力S7 がオンになる。そし
て、通信時間(t1 −t2 )内にこのように2つの
フォトトランジスタ(24)(25)の出力S6 、S
7 が両方ともオンになるので、第2ユニット(2a)
からの信号の送信がなかったことがわかる。
は、前述のように第1電源(40)の周波数f1 の出
力B1 が伝送線(3)の信号S5 になっているので
、信号S5 の正の部分の振幅も負の部分の振幅もとも
に大きく、定電圧ダイオード(19)(20)の降伏電
圧VB より少し大きくなっている。このため、信号S
5 が正で電圧が降伏電圧VBより高い間、第1発光ダ
イオード(18)を通って電流が流れて、第1フォトト
ランジスタ(24)の出力S6 がオンになり、信号S
5 が負で電圧が降伏電圧VB より高い間、第2発光
ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2フォト
トランジスタ(25)の出力S7 がオンになる。そし
て、通信時間(t1 −t2 )内にこのように2つの
フォトトランジスタ(24)(25)の出力S6 、S
7 が両方ともオンになるので、第2ユニット(2a)
からの信号の送信がなかったことがわかる。
【0074】第2通信時間(t2 −t3 )において
も、同様に、第2ユニット(2a)からの信号の送信が
なかったことがわかる。
も、同様に、第2ユニット(2a)からの信号の送信が
なかったことがわかる。
【0075】図8において、第1ユニット(1a)は、
図7の場合と同様、第3通信時間(t3−t4 )の間
は信号“1”を、第4通信時間(t4 −t5 )の間
は信号“0”を送信し、第2ユニット(2a)は、第1
通信時間(t1 −t2 )の間も第2通信時間(t2
−t3 )の間も信号“1”を送信する。
図7の場合と同様、第3通信時間(t3−t4 )の間
は信号“1”を、第4通信時間(t4 −t5 )の間
は信号“0”を送信し、第2ユニット(2a)は、第1
通信時間(t1 −t2 )の間も第2通信時間(t2
−t3 )の間も信号“1”を送信する。
【0076】第3通信時間(t3 −t4 )の間、第
1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1トラ
イアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンにして
おり(図8(b) 、(c) 参照)、したがって、第
1トライアック(42)だけが導通状態になって、第1
電源(40)が伝送線(3) に接続される。このとき
、第2送信回路(14)は“1”を送信するために第1
サイリスタ(27)のG端子電圧S3 だけをオンにし
ており(図8(d) 、(e) 参照)、したがって、
第2サイリスタ(29)は常に遮断状態になっており、
第1サイリスタ(27)は第1電源(40)の出力B1
が負の間は導通状態、出力B1が正の間は遮断状態に
なる。そして、出力B1 が正の間は、第1サイリスタ
(27)が遮断状態になり、これを通って電流が流れな
いが、出力B1 が負の間は、第1サイリスタ(27)
が導通状態になり、これを通って電流が流れるため、伝
送線(3)の信号S5 は、正側の振幅が降伏電圧VB
より大きくて、負側の振幅が降伏電圧VB より小さ
いものになる(図8(f) 参照)。このため、信号S
5 が正で電圧が降伏電圧VB より高い間、第1発光
ダイオード(18)を通って電流が流れて、第1フォト
トランジスタ(24)の出力S6 がオンになる(図8
(g) 参照)が、信号S5が負になっても、振幅が降
伏電圧VB より小さいので、第2発光ダイオード(2
2)を通って電流が流れることがなく、第2フォトトラ
ンジスタ(25)の出力S7 はオフのままである(図
8(h) 参照)。そして、通信時間(t3 −t4
)内にこのように第1フォトトランジスタ(24)の出
力S6 だけがオンになることにより、第2ユニット(
2a)から“0”の信号の送信されたことがわかる。
1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1トラ
イアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンにして
おり(図8(b) 、(c) 参照)、したがって、第
1トライアック(42)だけが導通状態になって、第1
電源(40)が伝送線(3) に接続される。このとき
、第2送信回路(14)は“1”を送信するために第1
サイリスタ(27)のG端子電圧S3 だけをオンにし
ており(図8(d) 、(e) 参照)、したがって、
第2サイリスタ(29)は常に遮断状態になっており、
第1サイリスタ(27)は第1電源(40)の出力B1
が負の間は導通状態、出力B1が正の間は遮断状態に
なる。そして、出力B1 が正の間は、第1サイリスタ
(27)が遮断状態になり、これを通って電流が流れな
いが、出力B1 が負の間は、第1サイリスタ(27)
が導通状態になり、これを通って電流が流れるため、伝
送線(3)の信号S5 は、正側の振幅が降伏電圧VB
より大きくて、負側の振幅が降伏電圧VB より小さ
いものになる(図8(f) 参照)。このため、信号S
5 が正で電圧が降伏電圧VB より高い間、第1発光
ダイオード(18)を通って電流が流れて、第1フォト
トランジスタ(24)の出力S6 がオンになる(図8
(g) 参照)が、信号S5が負になっても、振幅が降
伏電圧VB より小さいので、第2発光ダイオード(2
2)を通って電流が流れることがなく、第2フォトトラ
ンジスタ(25)の出力S7 はオフのままである(図
8(h) 参照)。そして、通信時間(t3 −t4
)内にこのように第1フォトトランジスタ(24)の出
力S6 だけがオンになることにより、第2ユニット(
2a)から“0”の信号の送信されたことがわかる。
【0077】第4通信時間(t4 −t5 )において
も、同様に、第2ユニット(2a)から“1”の信号の
送信されたことがわかる。
も、同様に、第2ユニット(2a)から“1”の信号の
送信されたことがわかる。
【0078】この場合、信号S5 の負側の振幅が小さ
くなっても周波数は変わらないので、第1通信時間(t
1 −t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )
の場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の
周波数によって第1ユニット(1) から送信されてき
た信号が“1”か“0”かを判別することができる。
くなっても周波数は変わらないので、第1通信時間(t
1 −t2 )および第2通信時間(t2 −t3 )
の場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5 の
周波数によって第1ユニット(1) から送信されてき
た信号が“1”か“0”かを判別することができる。
【0079】図9において、第1ユニット(1a)は、
図7の場合と同様、第5通信時間(t5−t6 )の間
は信号“1”を、第6通信時間(t6 −t7 )の間
は信号“0”を送信し、第2ユニット(2a)は、第5
通信時間(t5 −t6 )の間も第6通信時間(t6
−t7 )の間も信号“0”を送信する。
図7の場合と同様、第5通信時間(t5−t6 )の間
は信号“1”を、第6通信時間(t6 −t7 )の間
は信号“0”を送信し、第2ユニット(2a)は、第5
通信時間(t5 −t6 )の間も第6通信時間(t6
−t7 )の間も信号“0”を送信する。
【0080】第5通信時間(t5 −t6 )の間、第
1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1トラ
イアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンにして
おり(図9(b) 、(c) 参照)、したがって、第
1トライアック(42)だけが導通状態になって、第1
電源(40)が伝送線(3) に接続される。このとき
、第2送信回路(14)は“0”を送信するために第2
サイリスタ(29)のG端子電圧S4 だけをオンにし
ており(図9(d) 、(e) 参照)、したがって、
第1サイリスタ(27)は常に遮断状態になっており、
第2サイリスタ(29)は第1電源(40)の出力B1
が正の間は導通状態、出力B1が負の間は遮断状態に
なる。そして、出力B1 が負の間は、第2サイリスタ
(29)が遮断状態になり、これを通って電流が流れな
いが、出力B1 が正の間は、第2サイリスタ(29)
が導通状態になり、これを通って電流が流れるため、伝
送線(3)の信号S5 は、負側の振幅が降伏電圧VB
より大きくて、正側の振幅が降伏電圧VB より小さ
いものになる(図9(f) 参照)。このため、信号S
5 が負で電圧が降伏電圧VB より高い間、第2発光
ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2フォト
トランジスタ(25)の出力S7 がオンになる(図9
(h) 参照)が、信号S5が正になっても、振幅が降
伏電圧VB より小さいので、第1発光ダイオード(1
8)を通って電流が流れることがなく、第1フォトトラ
ンジスタ(24)の出力S6 はオフのままである(図
9(g) 参照)。そして、通信時間(t5 −t6
)内にこのように第2フォトトランジスタ(25)の出
力S7 だけがオンになることにより、第2ユニット(
2a)から“0”の信号の送信されたことがわかる。
1送信回路(7a)は“1”を送信するために第1トラ
イアック(42)のG端子電圧S8 だけをオンにして
おり(図9(b) 、(c) 参照)、したがって、第
1トライアック(42)だけが導通状態になって、第1
電源(40)が伝送線(3) に接続される。このとき
、第2送信回路(14)は“0”を送信するために第2
サイリスタ(29)のG端子電圧S4 だけをオンにし
ており(図9(d) 、(e) 参照)、したがって、
第1サイリスタ(27)は常に遮断状態になっており、
第2サイリスタ(29)は第1電源(40)の出力B1
が正の間は導通状態、出力B1が負の間は遮断状態に
なる。そして、出力B1 が負の間は、第2サイリスタ
(29)が遮断状態になり、これを通って電流が流れな
いが、出力B1 が正の間は、第2サイリスタ(29)
が導通状態になり、これを通って電流が流れるため、伝
送線(3)の信号S5 は、負側の振幅が降伏電圧VB
より大きくて、正側の振幅が降伏電圧VB より小さ
いものになる(図9(f) 参照)。このため、信号S
5 が負で電圧が降伏電圧VB より高い間、第2発光
ダイオード(22)を通って電流が流れて、第2フォト
トランジスタ(25)の出力S7 がオンになる(図9
(h) 参照)が、信号S5が正になっても、振幅が降
伏電圧VB より小さいので、第1発光ダイオード(1
8)を通って電流が流れることがなく、第1フォトトラ
ンジスタ(24)の出力S6 はオフのままである(図
9(g) 参照)。そして、通信時間(t5 −t6
)内にこのように第2フォトトランジスタ(25)の出
力S7 だけがオンになることにより、第2ユニット(
2a)から“0”の信号の送信されたことがわかる。
【0081】第6周期(t6 −t7 )においても、
同様に、第2ユニット(2a)から“0”の信号の送信
されたことがわかる。
同様に、第2ユニット(2a)から“0”の信号の送信
されたことがわかる。
【0082】この場合も、信号S5 の正側の振幅が小
さくなっても周波数は変わらないので、第1通信時間(
t1 −t2 )および第2通信時間(t2 −t3
)の場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5
の周波数によって第1ユニット(1) から送信されて
きた信号が“1”か“0”かを判別することができる。
さくなっても周波数は変わらないので、第1通信時間(
t1 −t2 )および第2通信時間(t2 −t3
)の場合と同様に、第2受信回路(15)は信号S5
の周波数によって第1ユニット(1) から送信されて
きた信号が“1”か“0”かを判別することができる。
【0083】
【発明の効果】この発明の信号送受信装置によれば、上
述のように、1つの信号伝送線で、第1送受信ユニット
と第2送受信ユニットとの間の両方向の送受信を同時に
行なうことができ、したがって、信号数が増大しても両
方向の送受信のために要する時間が短くてすみ、1つの
信号伝送線で送受信できる信号数が多くなる。
述のように、1つの信号伝送線で、第1送受信ユニット
と第2送受信ユニットとの間の両方向の送受信を同時に
行なうことができ、したがって、信号数が増大しても両
方向の送受信のために要する時間が短くてすみ、1つの
信号伝送線で送受信できる信号数が多くなる。
【図1】この発明の第1実施例を示す信号送受信装置の
電気ブロック図である。
電気ブロック図である。
【図2】交流電源および同期パルスを示すタイムチャー
トである。
トである。
【図3】基準交流信号と第1送信回路の2つの出力信号
を示すタイムチャートである。
を示すタイムチャートである。
【図4】図1の信号送受信装置の各部の信号を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図5】この発明の第2実施例を示す信号送受信装置の
電気ブロック図である。
電気ブロック図である。
【図6】同期パルスおよび2つの電源の出力を示すタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図7】ある2つの時点間における図5の信号送受信装
置の各部の信号を示すタイムチャートである。
置の各部の信号を示すタイムチャートである。
【図8】図7に続く2つの時点間における図5の信号送
受信装置の各部の信号を示すタイムチャートである。
受信装置の各部の信号を示すタイムチャートである。
【図9】図8に続く2つの時点間における図5の信号送
受信装置の各部の信号を示すタイムチャートである。
受信装置の各部の信号を示すタイムチャートである。
Claims (2)
- 【請求項1】2つの送受信ユニットが信号伝送線で接続
されており、第1送受信ユニットに、一定の通信時間ご
とに基準交流信号に対する位相差の異なる複数種類の交
流信号のいずれかを信号伝送線に出力する第1送信手段
が設けられるとともに、第2送受信ユニットに、上記通
信時間ごとに上記信号伝送線の交流信号の基準交流信号
に対する位相差を判別する第2受信手段が設けられ、第
2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号伝送
線の交流信号の正および負の振幅の組合せを複数種類の
うちのいずれかに変える第2送信手段が設けられるとと
もに、第1送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記
信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組合せを判
別する第1受信手段が設けられている信号送受信装置。 - 【請求項2】2つの送受信ユニットが信号伝送線で接続
されており、第1送受信ユニットに、一定の通信時間ご
とに周波数の異なる複数種類の交流信号のいずれかを信
号伝送線に出力する第1送信手段が設けられるとともに
、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上記信号
伝送線の交流信号の周波数を判別する第2受信手段が設
けられ、第2送受信ユニットに、上記通信時間ごとに上
記信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の組合せを
複数種類のうちのいずれかに変える第2送信手段が設け
られるとともに、第1送受信ユニットに、上記通信時間
ごとに上記信号伝送線の交流信号の正および負の振幅の
組合せを判別する第1受信手段が設けられている信号送
受信装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3136841A JPH04360436A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 信号送受信装置 |
EP19920109359 EP0517177A3 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-03 | Method of simultaneous bidirectional data transmission |
US08/146,741 US5440543A (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Duplex system using a single transmission line |
KR1019920009839A KR930001628A (ko) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | 신호 송수신 장치 |
CA002070579A CA2070579A1 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Signal transmitter-receiver system |
AU18059/92A AU655987B2 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Signal transmitter-receiver system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3136841A JPH04360436A (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | 信号送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04360436A true JPH04360436A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15184760
Family Applications (1)
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