JPH0422772A - 容量可変型斜板式圧縮機及び斜板 - Google Patents
容量可変型斜板式圧縮機及び斜板Info
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- JPH0422772A JPH0422772A JP2124255A JP12425590A JPH0422772A JP H0422772 A JPH0422772 A JP H0422772A JP 2124255 A JP2124255 A JP 2124255A JP 12425590 A JP12425590 A JP 12425590A JP H0422772 A JPH0422772 A JP H0422772A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B25/00—Multi-stage pumps
- F04B25/04—Multi-stage pumps having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
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- F04B27/1054—Actuating elements
- F04B27/1072—Pivot mechanisms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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-
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- F04B2027/1809—Controlled pressure
- F04B2027/1813—Crankcase pressure
-
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- F04B27/18—Control of pumps with stationary cylinders by varying the relative positions of a swash plate and a cylinder block
- F04B27/1804—Controlled by crankcase pressure
- F04B2027/1822—Valve-controlled fluid connection
- F04B2027/1831—Valve-controlled fluid connection between crankcase and suction chamber
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、容量可変型斜板式圧縮機及びそれに使用する
斜板に関する。
斜板に関する。
[従来の技術]
この種の斜板式圧縮機としては、例えば特開昭63−2
05470号公報に示されたものがある。
05470号公報に示されたものがある。
その斜板式圧縮機は、貫通孔を有した斜板と、この斜板
の貫通孔に挿通されてその両側を支持された回転駆動さ
れる主軸とを含んでいる。斜板は外周部分の一部を主軸
に対し、その角度を可変にするように結合されている。
の貫通孔に挿通されてその両側を支持された回転駆動さ
れる主軸とを含んでいる。斜板は外周部分の一部を主軸
に対し、その角度を可変にするように結合されている。
この結果、斜板も主軸と共に回転する。
さらに斜板の軸方向面には揺動板を対向させるとともに
その揺動板の回転を阻止し、これにより斜板の回転にし
たがって揺動板が揺動するようにしている。またこの揺
動板の周辺部分にピストンロッドを介してピストンを接
続している。この結果、主軸の回転にしたがってピスト
ンがシリンダ内で往復動じ、冷媒等の流体を圧縮する。
その揺動板の回転を阻止し、これにより斜板の回転にし
たがって揺動板が揺動するようにしている。またこの揺
動板の周辺部分にピストンロッドを介してピストンを接
続している。この結果、主軸の回転にしたがってピスト
ンがシリンダ内で往復動じ、冷媒等の流体を圧縮する。
この斜板式圧縮機において主軸に対する斜板の角度が変
わると、ピストンのストロークが変化し、圧縮容量も増
減する。したがってこの斜板式圧縮機は容量可変型と呼
ばれる。
わると、ピストンのストロークが変化し、圧縮容量も増
減する。したがってこの斜板式圧縮機は容量可変型と呼
ばれる。
主軸に対する斜板の角度の変更を許すためには、斜板の
貫通孔に特殊な形状であることが要求される。この要求
を満たすため、上記公報では回転する加工工具によって
貫通孔を形成する際、加工工具の回転中心を特定の角度
範囲内で移動させる。
貫通孔に特殊な形状であることが要求される。この要求
を満たすため、上記公報では回転する加工工具によって
貫通孔を形成する際、加工工具の回転中心を特定の角度
範囲内で移動させる。
この結果、斜板の角度の変更を許す特殊な形状の貫通孔
を形成し得る。
を形成し得る。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら回転する加工工具の回転中心を特定の角度
範囲内で移動させることで斜板の貫通孔を形成する方法
では、所望精度の貫通孔を得ることが難しい。特に、加
工工具が摩耗することを考慮すると、加工工具の回転中
心の角度にはきわめて複雑な制御が要求される。結局、
加工工具の回転中心の移動を伴う加工方法は、斜板の製
造を困難にして斜板式圧縮機のコスト高をもたらす。
範囲内で移動させることで斜板の貫通孔を形成する方法
では、所望精度の貫通孔を得ることが難しい。特に、加
工工具が摩耗することを考慮すると、加工工具の回転中
心の角度にはきわめて複雑な制御が要求される。結局、
加工工具の回転中心の移動を伴う加工方法は、斜板の製
造を困難にして斜板式圧縮機のコスト高をもたらす。
それ故に本発明の課題は、安価な容量可変型斜板式圧縮
機を提供することにある。
機を提供することにある。
本発明の他の課題は、回転駆動される主軸を挿通するた
めの貫通孔を、加工工具の回転中心を移動させることな
く形成できる容量可変型斜板式圧縮機用斜板を提供する
ことにある。
めの貫通孔を、加工工具の回転中心を移動させることな
く形成できる容量可変型斜板式圧縮機用斜板を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段]
本発明によれば、回転駆動される主軸と、上記主軸に対
する角度を可変にするように上記主軸に結合されて上記
主軸とともに回転する斜板と、上記斜板に軸方向で対向
し上記斜板の回転にしたがって揺動する揺動板と、上記
揺動板の回転を阻止する回転阻止機構と、上記揺動板に
連結されたピストンと、上記ピストンを往復動可能に挿
入したシリンダとを含み、上記斜板は貫通孔を有し、上
記主軸は上記貫通孔に挿通されている容量可変型斜板式
圧縮機において、上記貫通孔はその中心軸に沿った方向
での一端側の第1の内面と他端側の第2の内面とによっ
て規定されており、上記第1の内面は、上記中心軸上に
頂点及び底面の中心をもちかつ上記一端側が広がった第
1の直円錐形に沿った部分を有しており、上記第2の内
面は、上記中心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上
記他端側か広がった第2の直円錐形に沿った部分を有し
ており、上記第1及び第2の内面は上記中心軸に対し直
交した平面上で互(゛に接続されていることを特徴とす
る容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
する角度を可変にするように上記主軸に結合されて上記
主軸とともに回転する斜板と、上記斜板に軸方向で対向
し上記斜板の回転にしたがって揺動する揺動板と、上記
揺動板の回転を阻止する回転阻止機構と、上記揺動板に
連結されたピストンと、上記ピストンを往復動可能に挿
入したシリンダとを含み、上記斜板は貫通孔を有し、上
記主軸は上記貫通孔に挿通されている容量可変型斜板式
圧縮機において、上記貫通孔はその中心軸に沿った方向
での一端側の第1の内面と他端側の第2の内面とによっ
て規定されており、上記第1の内面は、上記中心軸上に
頂点及び底面の中心をもちかつ上記一端側が広がった第
1の直円錐形に沿った部分を有しており、上記第2の内
面は、上記中心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上
記他端側か広がった第2の直円錐形に沿った部分を有し
ており、上記第1及び第2の内面は上記中心軸に対し直
交した平面上で互(゛に接続されていることを特徴とす
る容量可変型斜板式圧縮機が得られる。
また本発明によれば、回転駆動される主軸を挿通ずるた
めの貫通孔と、上記主軸に対する角度を可変にするよう
に上記主軸に結合するための結合部とを有する容量可変
型斜板式圧縮機用斜板において、上記貫通孔はその中心
軸に沿った方向での一端側の第1の内面と他端側の第2
の内面とによって規定されており、上記第1の内面は、
上記中心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記一端
側が広がった第1の直円錐形に沿った部分を有しており
、上記第2の内面は、上記中心軸上に頂点及び底面の中
心をもちかつ上記他端側か広がった第2の直円錐形に沿
った部分を有しており、上記第1及び第2の内面は上記
中心軸に対し直交した平面上で互いに接続されているこ
とを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機用斜板が得られ
る。
めの貫通孔と、上記主軸に対する角度を可変にするよう
に上記主軸に結合するための結合部とを有する容量可変
型斜板式圧縮機用斜板において、上記貫通孔はその中心
軸に沿った方向での一端側の第1の内面と他端側の第2
の内面とによって規定されており、上記第1の内面は、
上記中心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記一端
側が広がった第1の直円錐形に沿った部分を有しており
、上記第2の内面は、上記中心軸上に頂点及び底面の中
心をもちかつ上記他端側か広がった第2の直円錐形に沿
った部分を有しており、上記第1及び第2の内面は上記
中心軸に対し直交した平面上で互いに接続されているこ
とを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機用斜板が得られ
る。
[実施例]
第1図は本発明の一実施例による斜板式容量可変型圧縮
機を示す。この斜板式圧縮機は例えば自動車用空気調和
装置の冷凍回路に含まれるものである。ケーシング1と
これに固定されたフロントエンドプレート2とは互いに
協働してクランク室3を形成している。フロントエンド
プレート2には主軸4が嵌挿されている。主軸4はその
2箇所をベアリング6.7によってフロントエンドプレ
ート2及びケーシング1に回転可能に支持されている。
機を示す。この斜板式圧縮機は例えば自動車用空気調和
装置の冷凍回路に含まれるものである。ケーシング1と
これに固定されたフロントエンドプレート2とは互いに
協働してクランク室3を形成している。フロントエンド
プレート2には主軸4が嵌挿されている。主軸4はその
2箇所をベアリング6.7によってフロントエンドプレ
ート2及びケーシング1に回転可能に支持されている。
この主軸4にはクランク室3部分に、ビン8によって主
軸4と同期して回転する斜板支持腕9が取り付けられて
いる。この斜板支持腕9とフロントエンドプレート2と
の間にはスラスト軸受11を介在させ、回転時の摩擦抵
抗を少なくしている。
軸4と同期して回転する斜板支持腕9が取り付けられて
いる。この斜板支持腕9とフロントエンドプレート2と
の間にはスラスト軸受11を介在させ、回転時の摩擦抵
抗を少なくしている。
斜板支持腕9の上端側(即ち、斜板16の上死点に対応
する位置)には、長孔12を形成したタブ13を設ける
とともに、下方に凹部21を形成している。後文にて詳
述するように、タブ13には斜板16が主軸4に対する
角度を可変にするように結合されている。
する位置)には、長孔12を形成したタブ13を設ける
とともに、下方に凹部21を形成している。後文にて詳
述するように、タブ13には斜板16が主軸4に対する
角度を可変にするように結合されている。
斜板16は、円板状の本体部分17と、この本体部分1
7から同心円状に前面側、即ち、ピストン側に突設した
円筒状のボス部18と、本体部分]7の背面側端部に突
設した結合部としてのブラケット19とを有している。
7から同心円状に前面側、即ち、ピストン側に突設した
円筒状のボス部18と、本体部分]7の背面側端部に突
設した結合部としてのブラケット19とを有している。
本体部分17の背面側下方には、前述の斜板支持腕9に
形成した凹部21に対応して凸部22が形成されている
。
形成した凹部21に対応して凸部22が形成されている
。
斜板16には、本体部分17からボス部18にかけて、
回転駆動される主軸4を挿通するための貫通孔23が設
けられている。この貫通孔23は、その中央部近傍が絞
り込まれるとともに、斜板16の傾斜角度の変化が許容
できるように形成されている。そして貫通孔23の内周
面と、主軸4とが部分的に接触することによって、斜板
16の径方向位置が規制される。なお、貫通孔23の形
状については後で詳述する。
回転駆動される主軸4を挿通するための貫通孔23が設
けられている。この貫通孔23は、その中央部近傍が絞
り込まれるとともに、斜板16の傾斜角度の変化が許容
できるように形成されている。そして貫通孔23の内周
面と、主軸4とが部分的に接触することによって、斜板
16の径方向位置が規制される。なお、貫通孔23の形
状については後で詳述する。
斜板16には揺動板24が、斜板16の本体部分17に
設けたスラスト軸受26とストッパー27とによって斜
板16の回転を許すように組み合わされている。揺動板
24はニードル軸受28を介して斜板16のボス部18
の外周に搭載されている。揺動板24の外周近傍には、
ケーシング1に設けられたガイド29に嵌合して揺動板
24の回転規制を行う摺動部材31が設けられている。
設けたスラスト軸受26とストッパー27とによって斜
板16の回転を許すように組み合わされている。揺動板
24はニードル軸受28を介して斜板16のボス部18
の外周に搭載されている。揺動板24の外周近傍には、
ケーシング1に設けられたガイド29に嵌合して揺動板
24の回転規制を行う摺動部材31が設けられている。
揺動板24の外周に形成した枢着凹部32にはピストン
ロッド33の一端のピボット34が枢着している。ピス
トンロッド33の他端のピボット36はピストン37と
枢着している。ピストン37はシリンダ38内に配置さ
れている。
ロッド33の一端のピボット34が枢着している。ピス
トンロッド33の他端のピボット36はピストン37と
枢着している。ピストン37はシリンダ38内に配置さ
れている。
斜板16は′主軸4を貫通孔23に貫通させた状態で主
軸4に結合される。この時、貫通孔23の内周面と主軸
4とは部分的に接触しており、このことによって斜板1
6は径方向の位置が規制される。さらにこの斜板]6の
ブラケット19は、斜板支持腕9のタブ13に形成され
た長孔12にビン39によって連結されている。この結
果、ビン39と長孔]2との相対的変位によって斜板1
6の傾斜角度が変化し得るようになっている。
軸4に結合される。この時、貫通孔23の内周面と主軸
4とは部分的に接触しており、このことによって斜板1
6は径方向の位置が規制される。さらにこの斜板]6の
ブラケット19は、斜板支持腕9のタブ13に形成され
た長孔12にビン39によって連結されている。この結
果、ビン39と長孔]2との相対的変位によって斜板1
6の傾斜角度が変化し得るようになっている。
なお実際の斜板16の傾斜角度は、吸入室圧や吐出圧や
クランク室圧等に基き制御される。
クランク室圧等に基き制御される。
自動車のエンジン等により主軸4が回転駆動されると斜
板16が回転する。斜板16の回転に伴って揺動板24
は回転せず揺動し、ピストン37をシリンダ38内で往
復動させる。この結果、冷媒等のガスの圧縮排出作用が
得られる。その際、斜板16の傾斜角度が変わると、ピ
ストン37の行程も変化し圧縮容量が増減する。
板16が回転する。斜板16の回転に伴って揺動板24
は回転せず揺動し、ピストン37をシリンダ38内で往
復動させる。この結果、冷媒等のガスの圧縮排出作用が
得られる。その際、斜板16の傾斜角度が変わると、ピ
ストン37の行程も変化し圧縮容量が増減する。
次に第2図〜第4図をも参照して、斜板16の貫通孔2
3の形状について説明する。
3の形状について説明する。
貫通孔23は斜板16の中心軸a1に対し所定角度、即
ち、−例として約14″傾斜した中心軸a2に沿った方
向での一端側の第1の内面41と他端側の第2の内面4
2とによって規定されている。
ち、−例として約14″傾斜した中心軸a2に沿った方
向での一端側の第1の内面41と他端側の第2の内面4
2とによって規定されている。
第1の内面41は、中心軸a2上に頂点及び底面の中心
ををもちかつ上記一端側が広がった第1の仮想直円錐形
43に沿った面である。第2の内面42は、中心軸a2
上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記他端側か広がっ
た第2の仮想直円錐形44に沿った面である。第1及び
第2の内面41゜42は中心軸a2に対し直交した仮想
平面46上で互いに接続されている。ここで第1及び第
2の仮想直円錐形43.44の各々の頂角は一例として
約39.8°とする。なお角度数値は斜板の設計によっ
て変るものである。
ををもちかつ上記一端側が広がった第1の仮想直円錐形
43に沿った面である。第2の内面42は、中心軸a2
上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記他端側か広がっ
た第2の仮想直円錐形44に沿った面である。第1及び
第2の内面41゜42は中心軸a2に対し直交した仮想
平面46上で互いに接続されている。ここで第1及び第
2の仮想直円錐形43.44の各々の頂角は一例として
約39.8°とする。なお角度数値は斜板の設計によっ
て変るものである。
この斜板16の貫通孔23を形成するには、まず、予め
中心軸a2に沿って均等径の貫通孔を設けた斜板材料を
用意し、その斜板材料のボス部18を治具51を介して
チャック52にて保持する。
中心軸a2に沿って均等径の貫通孔を設けた斜板材料を
用意し、その斜板材料のボス部18を治具51を介して
チャック52にて保持する。
この状態でチャック52を中心軸a2の回りで回転させ
つつ、加工工具53を適用して貫通孔の内面を加工する
。こうして所定の貫通孔23を形成する。
つつ、加工工具53を適用して貫通孔の内面を加工する
。こうして所定の貫通孔23を形成する。
これによると、貫通孔23の形成に際してチャック52
を位置移動させることは不要であり、加工工具53を軸
方向や径方向に移動させるのみでよい。したがって回転
中心を1つとして貫通孔23を形成できるため、斜板1
6の製造が容易であり、加工装置にも複雑な構成を要し
ない。なお、貫通孔23中の両円錐の交線部10の近傍
には、実際上、接触の応力を低減するために丸みを帯び
させる(曲面)ことも効果的であり、必要に応じて任意
の形状を可能とすることは言うまでもない。
を位置移動させることは不要であり、加工工具53を軸
方向や径方向に移動させるのみでよい。したがって回転
中心を1つとして貫通孔23を形成できるため、斜板1
6の製造が容易であり、加工装置にも複雑な構成を要し
ない。なお、貫通孔23中の両円錐の交線部10の近傍
には、実際上、接触の応力を低減するために丸みを帯び
させる(曲面)ことも効果的であり、必要に応じて任意
の形状を可能とすることは言うまでもない。
[発明の効果]
以上説明したように、本発明によれば、回転駆動される
主軸を挿通するための貫通孔を加工工具の回転中心を移
動させることなく形成できる容量可変型斜板式圧縮機用
斜板を提供することができる。この結果、その斜板の製
造は容易である。したがって容量可変型斜板式圧縮機の
製造コストの低減が可能になる。
主軸を挿通するための貫通孔を加工工具の回転中心を移
動させることなく形成できる容量可変型斜板式圧縮機用
斜板を提供することができる。この結果、その斜板の製
造は容易である。したがって容量可変型斜板式圧縮機の
製造コストの低減が可能になる。
第1図は本発明の一実施例による斜板式容ffi iJ
変型圧縮機の断面図、第2図は第1図の斜板式容量可変
型圧縮機に含まれた斜板を加工装置とともに示した断面
図、第3図はその斜板の左側面図、第4図は同じく右側
面図である。 1・・・ケーシング、2・・・フロントエンドプレート
、3・・・クランク室、4・・・主軸、9・・・斜板支
持腕、16・・・斜板、19・・・結合部としてのブラ
ケット、23・・・貫通孔、24・・・揺動板、37・
・・ピストン、38・・・はシリンダ、41・・・第1
の内面、42・・・第2の内面、43・・・第1の仮想
直円錐形、44・・・第2の仮想直円錐形、46・・・
仮想平面、51・・・治具、52・・・チャック、53
・・・加工工具。
変型圧縮機の断面図、第2図は第1図の斜板式容量可変
型圧縮機に含まれた斜板を加工装置とともに示した断面
図、第3図はその斜板の左側面図、第4図は同じく右側
面図である。 1・・・ケーシング、2・・・フロントエンドプレート
、3・・・クランク室、4・・・主軸、9・・・斜板支
持腕、16・・・斜板、19・・・結合部としてのブラ
ケット、23・・・貫通孔、24・・・揺動板、37・
・・ピストン、38・・・はシリンダ、41・・・第1
の内面、42・・・第2の内面、43・・・第1の仮想
直円錐形、44・・・第2の仮想直円錐形、46・・・
仮想平面、51・・・治具、52・・・チャック、53
・・・加工工具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転駆動される主軸と、上記主軸に対する角度を可
変にするように上記主軸に結合されて上記主軸とともに
回転する斜板と、上記斜板に軸方向で対向し上記斜板の
回転にしたがって揺動する揺動板と、上記揺動板の回転
を阻止する回転阻止機構と、上記揺動板に連結されたピ
ストンと、上記ピストンを往復動可能に挿入したシリン
ダとを含み、上記斜板は貫通孔を有し、上記主軸は上記
貫通孔に挿通されている容量可変型斜板式圧縮機におい
て、上記貫通孔はその中心軸に沿った方向での一端側の
第1の内面と他端側の第2の内面とによって規定されて
おり、上記第1の内面は、上記中心軸上に頂点及び底面
の中心をもちかつ上記一端側が広がった第1の直円錐形
に沿った部分を有しており、上記第2の内面は、上記中
心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記他端側が広
がった第2の直円錐形に沿った部分を有しており、上記
第1及び第2の内面は上記中心軸に対し直交した平面上
で互いに接続されていることを特徴とする容量可変型斜
板式圧縮機。 2、回転駆動される主軸を挿通するための貫通孔と、上
記主軸に対する角度を可変にするように上記主軸に結合
するための結合部とを有する容量可変型斜板式圧縮機用
斜板において、上記貫通孔はその中心軸に沿った方向で
の一端側の第1の内面と他端側の第2の内面とによって
規定されており、上記第1の内面は、上記中心軸上に頂
点及び底面の中心をもちかつ上記一端側が広がった第1
の直円錐形に沿った部分を有しており、上記第2の内面
は、上記中心軸上に頂点及び底面の中心をもちかつ上記
他端側が広がった第2の直円錐形に沿った部分を有して
おり、上記第1及び第2の内面は上記中心軸に対し直交
した平面上で互いに接続されていることを特徴とする容
量可変型斜板式圧縮機用斜板。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
JP2124255A JPH0422772A (ja) | 1990-05-16 | 1990-05-16 | 容量可変型斜板式圧縮機及び斜板 |
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