JPH04127015A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、車両用ナビゲーション装置に関するもので
あり、特に、車両が接近して行く交差点を他に比べて大
きく表示できるようにされた車両用ナビゲーション装置
に間するものである。

［従来の技術］ 船舶、航空機、自動車等の各種の移動体に対して、複数
個の人工衛星から電波を送信して、その現在位置や移動
速度等を確認したり決定したりするために、ＧＰＳ測位
装置が有用であることが注目されてきている。ここで、
ＧＰＳ測位装置とは、全世界測位システム（Ｇｌｏｂａ
ｌ　ＰｏｓｉｔｉｏｎｉｎｇＳｙｓｔｅｍ）に属する複
数個の人工衛星からの電波を受信して、移動体の現在位
置を知ることができるようにされたものである。

従来から知られているように、このようなＧＰＳ測位装
置を用いてなされる測位操作は、通常、３個以上の人工
衛星からの電波を受信することによって行なわれるもの
である。そして、複数個の人工衛星からの電波は移動体
としての車両側で同時に受信されて、前記複数個の人工
衛星側に設けられている時計と車両側に設けられている
時計との間の差に基づいて各人工衛星からの距離が求め
られ、前記各人工衛星の位置から移動体の位置を検出す
るようにされている。

また、上記された車両のための位置検出装置として、い
わゆる自立型のものも従来がら知られている。この自立
型の装置は、前述されたＧＰＳ型の装置とは異なり、人
工衛星からの電波のような外部からのデータに依存する
ことなく、自らが取得したデータのみに基づいて、自ら
の現在位置を知ることができるようにされたものである
。

ところで、従来の車両用ナビゲーション装置においては
、車両がある経路に沿って移動しているときに、自己を
含む現在位ｌが全面的に均一の縮小率または拡大率をも
って所定の表示手段に表示されており、例えば、当該車
両が交差点にさしかかったときに、細かい指示事項を見
落として交通事故に結び付いてしまうという難点があっ
た。

第８図は、従来例における表示手段の例示図である。こ
の第８図において、ある所定の表示手段の表示面（８１
）に示されているものは、道Ｎ（Ｒ，）〜（Ｒ１）、交
差点（Ｃ１）および（Ｃ２）、ならびに、車両の現在位
Ｗ（Ｓ）である、この第８図から認められるように、車
両は交差点（Ｃ２）に向がって移動しているが、この交
差点くＣ２）の近傍の縮小率または拡大率は、その他の
部位の近傍の縮小率または拡大率との間で差がなく、こ
のために上記されたような難点があるものであった。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のこの種の装置においては、上記されたように、車
両がある経路に沿って移動しているときに、自己を含む
現在位置が全面的に均一の縮小率または拡大率をもって
所定の表示手段に表示されており１例えば、当該車両が
交差点にさしかかったときに、細かい指示事項を見落と
して交通事故に結び付いてしまうという問題点があった
。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、車両が接近して行く交差点近値の表示の縮小
率または拡大率を、その他の部位近傍の表示の縮小率ま
たは拡大率との間で差を生じさせることにより、その通
行上の安全性が大幅に向上した車両用ナビゲーション装
置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る車両用ナビゲーション装置は：車両の現
在位置を推定するための位置推定手段；車両の移動経路
に関連する地区データを格納する地図データＲＯＭ、上
記移動経路における交差点データを格納する交差点デー
タＲＯＭを含んでなる記憶手段；上記位置推定手段から
の情報に基づいて車両の現在位置に関連する交差点デー
タを取り出して所要の表示制御をさせるための表示制御
手段；および、上記表示制御手段からの信号を受けて所
要の地図データを表示するための表示手段； を含んでなるものである。

［作用］ この発明においては、車両が接近して行く交差点近傍の
表示の縮小率または拡大率を、その他の部位近傍の表示
の縮小率または拡大率との間で差を生じさせることによ
り、当該車両の通行上の安全性を大幅に向上させること
ができる。

［実施例コ 第１図は、この発明の一実施例を概略的に示すブロック
図である。この第１図において、位置推定手段（１）は
車両の現在位置を推定するためのものであって、後述の
表示制御手段（２）に接続されている。この表示制御手
段（２）は、車両の現在位置を中心とする地図データを
後段の表示手段（４）に表示させるための作用をするも
のであって、記憶手段（３）に格納されている地図デー
タの中から必要なものを選択して、前記の表示手段（４
）にこれを表示させる。

第２図は、上記実施例をより詳細に示すブロック図であ
る。この第２図において、ＧＰＳ入力部（１２）、方位
センサ（１３）および距離センサ（１４）は、車両の現
在位置に関する情報を取り込むためのものであって、こ
れらの手段からの各種の情報が適当なマイクロコンピュ
ータからなる第１ＣＰＵ（１１）に加えられて、車両の
現在位置の推定がなされるものであり、これらが前記第
１図における入力手段（１）に対応している。第２ＣＰ
Ｕ（２１）も適当なマイクロコンピュータからなるもの
であって、第１図における表示制御手段（２）に対応す
るものである。プログラムＲＯＭ（３１）は第１ＣＰＵ
（１１）および第２ＣＰＵ（２１）で適用される各種の
プログラムを格納するものである。地図データＲＯＭ（
３２）は表示対象としての地図を所要のデータ形式で格
納するものである６（表示）ＲＡＭ（３３）は中間的な
演算結果を表わすデータや最終的に（表示）出力させる
べきデータを、読み書き可能に格納するものである。

交差点データＲＯＭ（３４）は地図上の道路の交差点部
分に関するデータを格納するものである。なお、これら
４種の記憶装置は前記の第１図における記憶手段（３）
に対応するものである。第２ＣＰＵ（２１）の後段に接
続されている表示装置（４１）は前記の第１図における
表示手段（４）に対応するものであるが、例えば、Ｔ　
Ｐ　Ｔ　（Ｔｈｉｎ　ＦｌａｔＴｒａｎｓｉｓｔｏｒ）
液晶をもって構成することができる。

第３図は、上記実施例における表示手段の例示図である
。この第３図の中の第３図（Ａ）には、通常の状態にお
ける表示手段の表示面（３１Ａ）が示されており、従来
例の場合と同様に、道路（Ｒ，）〜（Ｒ１）、交差点く
Ｃ１）および（Ｃ２）、ならびに、車両の現在位置（Ｓ
）が均一の縮小率または拡大率をもって表示されている
。次に、第３図（Ｂ）には、交差点接近の状態における
表示手段の表示面（３１Ｂ）が示されており、ここでは
、車両が接近して行く交差点（Ｃ２）の近傍が特に拡大
されて表示されている。

第４図は、上記実施例における記憶手段内での記憶内容
のフォーマット例示図である。この第４図のフォーマッ
ト（４Ａ）においては、ある所定の緯度（Ｘ）および経
度（Ｙ）に対して、関連のある交差点の名称、交差する
道路の番号、付近の地名等がデータとして格納されてい
る。

第５図は、上記実施例の動作に関する説明図である。こ
の第５図において、車両は道路（Ｒ４）上を図の左から
右へと交差点ＤＩ（１）に向かって移動しており、当該
車両の現在位置はＰ。（ｍ）であり、その直前の位置は
Ｐａ（ｍ　　１）である。いま、交差点り、（１）と車
両の現在位置Ｐ。（ｍ）との間の距離がＤ３（ｍ、ｌ）
であり、当該交差点り、（１）と車両の直前位置Ｐｏ（
ｍ　　１）との間の距離がＤｚ（ｍｌ、１）であるとし
て、これらの距離の変化の仕方によっである所定の交差
点に接近しているがどうかを知ることができる。

第６図および第７図は、上記実施例の動作を説明するた
めのフローチャート図である。これらのフローチャート
図から認められるように、移動体としての車両が道路上
を移動しているときに、交差点に接近して行くことがあ
る。このようなときには、例えば、幾つかの交差点と車
両の現在位置との間の距離を把握して、その中で前記の
現在位置との間の距離が最も小さい交差点を、これから
進行して行く交差点であると定めることができる。

そして、このように定めた交差点について、その近傍を
拡大して表示手段に表示させることにより、当該交差点
を通過する際に必要な情報を前記の表示面から確実に把
らえることができる。

［発明の効果］ 以上説明されたように、この発明に係る車両用ナビゲー
ション装置は。

車両の現在位！を推定するための位置推定手段：車両の
移動経路に関連する地図データを格納する地図データＲ
ＯＭ、上記移動経路における交差点データを格納する交
差点データＲＯＭを含んでなる記憶手段：上記位置推定
手段からの情報に基づいて車両の現在位置に関連する交
差点データを取り出して所要の表示制御をさせるための
表示制御手段；および、上記表示制御手段からの信号を
受けて所要の地図データを表示するための表示手段； を含んでなるものであり、 車両が接近して行く交差点近傍の表示の縮小率または拡
大率を、その他の部位近傍の表示の縮小率または拡大率
との間で差を生じさせることにより、当該車両の通行上
の安全性を大幅に向上させることができるという効果が
奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を概略的に示すブロック
図、第２図は、上記実施例をより詳細に示すブロック図
、第３図は、上記実施例における表示手段の例示図、第
４図は、上記実施例における記憶手段内での記憶内容の
フォーマット例示図、第５図は、上記実施例の動作に関
する説明図、第６図および第７図は、上記実施例の動作
を説明するためのフローチャート図、第８図は、従来例
における表示手段の例示図である。 （１）は位置推定手段、 （１１）は第１ＣＰＵ、 （１２）はＧＰＳ入力部、 （１３）は方位センサ、 （１４）は距離センサ、 （２）は表示制御手段、 （２１）は第２ＣＰＵ、 （３）は記憶手段、 （３１）はプログラムＲＯＭ、 （３２）は地図データＲＯＭ、 （３３）は（表示）ＲＡＭ、 （３４）は交差点データＲＯＭ、 （４）は表示手段、 （４１）は（Ｔ　Ｐ　Ｔ液晶）表示装！。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車両の現在位置を推定するための位置推定手段； 車両の移動経路に関連する地図データを格納する地図デ
   ータＲＯＭ、上記移動経路における交差点データを格納
   する交差点データＲＯＭを含んでなる記憶手段； 上記位置推定手段からの情報に基づいて車両の現在位置
   に関連する交差点データを取り出して所要の表示制御を
   させるための表示制御手段；および、 上記表示制御手段からの信号を受けて所要の地図データ
   を表示するための表示手段；を含んでなることを特徴と
   する車両用ナビゲーション装置。