JP7172483B2 - 状態検出装置、状態検出方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
以下に、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る状態表示システム100のシステム構成図である。この図1に示すように、状態表示システム100は、演算装置1、4つの荷重センサ2a~2d、及び表示装置3を有する。
図3は、演算装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、演算装置1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、入出力インタフェース(入出力I/F)15、及び通信部16を、バスライン17を介して相互に接続することにより構成されている。
図4は、CPU11により実現される各機能部を例示するブロック図である。各機能部は、CPU11が制御プログラムに基づいて処理を実行することで実現される。
図5は、HDD14又はRAM13等の記憶部に記憶される各種情報を例示する図である。記憶部は、上述の制御プログラムと共に、荷重情報50、生体情報51、状態情報52、在床者情報53、緊急度情報54、介護記録情報55、表示設定情報56等を記憶する。
図6は、状態表示システム100における表示動作を説明するフローチャートである。図6のフローチャートに沿って、複数の在床者Pの状態の一覧画像及び詳細情報の表示動作を説明する。
図7は、一覧画像の表示例を示す図である。図7に示すように、表示制御部37は、各在床者Pの状態をオブジェクトとし、在床者Pの氏名、及び、在床者Pの位置(又は姿勢)を示す情報を表示する。更にオブジェクトにおいては、現在の状態及び過去の状態を示す情報が重ねて表示される。
図8は、在床者Pの現在の状態に応じて用いられるアイコンの一例を示す図である。図8に示すように、在床者Pの体動がなく、在床者Pのベッド4上の位置が中央の場合は、背景が白で、ベッドの中央に人間が寝ている絵柄で「安静」の文字が表示されたアイコンが用いられる。
次に、体位変換検出部35のより詳しい構成及び動作を説明する。
図11は、体位変換検出部35による体位変換の検出処理を説明するフローチャートである。体位変換検出部35による体位変換の検出処理は、図6で示した動作と並行して行われる。
図12は、褥瘡判定部36による褥瘡発生リスクの判定処理を説明するフローチャートである。褥瘡判定部36による褥瘡発生リスクの判定処理は、体位変換検出部35による体位変換の検出処理と連携して行われる。
図15は、介護記録情報55の表示例を示す図である。例えば、介護記録情報55は、図7に示す一覧画像中のオブジェクトを、操作部18により操作者が選択操作することにより表示装置3の表示画面に表示されるものである。表示制御部37は、操作検出部39の検出信号と表示設定情報56とに基づき、介護記録情報55の表示制御を行う。
上記実施形態によれば、図11に示すように、ベッド4の振動が閾値以上で、かつ、総荷重量が基準値以上となった場合に体位変換ありと判定するので、在床者Pの体位変換の有無を高精度に検出することができる。例えば、在床者Pがベッド4上に存在しない状態でベッド4に物等が置かれた場合には、総荷重が基準値以上となっても、振動が検出されないため、体位変換があったと検出されることはない。
以下に、体位変換の有無をより高精度に検出するための検出処理に関する変形例を示す。
図16は、第1変形例に係る体位変換の検出処理を説明するフローチャートである。図16に示すフローチャートは、ステップS23とステップS24との間に、新たなステップS40を有する点のみが図11に示すフローチャートと異なる。
図17は、第2変形例に係る体位変換検出部35aの構成を示すブロック図である。本実施形態では、体位変換検出部35aは、振動検出部60、総荷重算出部61、判定部62に加えて、パターン検出部63を有する。
Y=(Ya×Wa+Yb×Wb+Yc×Wc+Yd×Wd)/Ws ・・・(2)
ここで、Wsは総荷重を表し、Ws=Wa+Wb+Wc+Wdで表される。
2a~2d 荷重センサ
3 表示装置
4 ベッド
5a~5d キャスター
18 操作部
30 荷重情報取得部
31 状態判定部
32 生体情報取得部
33 記憶制御部
34 状態変化検出部
35,35a 体位変換検出部
36 褥瘡判定部
37 表示制御部
38 報知制御部
60 振動検出部
61 総荷重算出部
62 判定部
63 パターン検出部
100 状態表示システム
Claims (14)
- ベッドに加わる荷重を検出する複数の荷重センサと、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、振動を検出する振動検出部と、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、総荷重を算出する総荷重算出部と、
前記振動検出部により検出される前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重算出部により算出される前記総荷重が基準値以上であり、前記総荷重が前記基準値以上となった後、一定期間内に前記総荷重が前記基準値未満となった場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定部と、
を有する、状態検出装置。 - 前記判定部により前記体位変換があったと判定されない時間が所定時間経過した場合に、褥瘡発生リスクが高まったと判定する褥瘡判定部をさらに有する請求項1に記載の状態検出装置。
- 前記褥瘡発生リスクを報知する報知制御部をさらに有する請求項2に記載の状態検出装置。
- 前記褥瘡判定部は、前記所定時間を、前記ベッド上の在床者の介護記録情報に応じて変更する請求項2又は3に記載の状態検出装置。
- 前記褥瘡判定部は、前記所定時間を、前記ベッド上の在床者の介護レベルに応じて変更する請求項2又は3に記載の状態検出装置。
- 前記判定部により前記体位変換があったと判定された場合に、判定結果を介護記録情報として記憶部に記録する記憶制御部をさらに有する請求項1に記載の状態検出装置。
- 前記介護記録情報を編集可能とする操作部をさらに有する請求項6に記載の状態検出装置。
- 前記判定部が、前記総荷重が前記基準値以上であると判定した後、前記複数の荷重センサの出力に基づき、荷重の重心移動パターンを検出するパターン検出部をさらに有し、
前記判定部は、前記パターン検出部により検出された前記重心移動パターンが所定のパターンである場合に前記体位変換があったと判定する請求項1ないし7いずれか1項に記載の状態検出装置。 - 前記荷重センサは、前記ベッドが有する複数の脚の下にそれぞれ配置されている請求項1ないし8いずれか1項に記載の状態検出装置。
- 複数の荷重センサの出力に基づき、ベッドに生じる振動を検出する振動検出ステップと、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、前記ベッドに加わる総荷重を算出する総荷重算出ステップと、
前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重が基準値以上であり、前記総荷重が前記基準値以上となった後、一定期間内に前記総荷重が前記基準値未満となった場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定ステップと、
を有する状態検出方法。 - 複数の荷重センサの出力に基づき、ベッドに生じる振動を検出する振動検出処理と、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、前記ベッドに加わる総荷重を算出する総荷重算出処理と、
前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重が基準値以上であり、前記総荷重が前記基準値以上となった後、一定期間内に前記総荷重が前記基準値未満となった場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定処理と、
をコンピュータに実行させるプログラム。 - ベッドに加わる荷重を検出する複数の荷重センサと、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、振動を検出する振動検出部と、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、総荷重を算出する総荷重算出部と、
前記振動検出部により検出される前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重算出部により算出される前記総荷重が基準値以上である場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定部と、
前記判定部により前記体位変換があったと判定されない時間が所定時間経過した場合に、褥瘡発生リスクが高まったと判定する褥瘡判定部と、
を有し、
前記褥瘡判定部は、前記所定時間を、前記ベッド上の在床者の介護レベルに応じて変更する、状態検出装置。 - ベッドに加わる荷重を検出する複数の荷重センサと、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、振動を検出する振動検出部と、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、総荷重を算出する総荷重算出部と、
前記振動検出部により検出される前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重算出部により算出される前記総荷重が基準値以上である場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定部と、
前記判定部により前記体位変換があったと判定されない時間が所定時間経過した場合に、褥瘡発生リスクが高まったと判定する褥瘡判定部と、
前記褥瘡発生リスクを報知する報知制御部と、
を有し、
前記褥瘡判定部は、前記所定時間を、前記ベッド上の在床者の介護レベルに応じて変更する、状態検出装置。 - ベッドに加わる荷重を検出する複数の荷重センサと、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、振動を検出する振動検出部と、
前記複数の荷重センサの出力に基づき、総荷重を算出する総荷重算出部と、
前記振動検出部により検出される前記振動の振幅が閾値以上であって、前記総荷重算出部により算出される前記総荷重が基準値以上である場合に前記ベッド上の在床者の体位変換があったと判定する判定部と、
を有し、
前記判定部が、前記総荷重が前記基準値以上であると判定した後、前記複数の荷重センサの出力に基づき、荷重の重心移動パターンを検出するパターン検出部をさらに有し、
前記判定部は、前記パターン検出部により検出された前記重心移動パターンが所定のパターンである場合に前記体位変換があったと判定する、状態検出装置。
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