JP7028137B2 - 多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法 - Google Patents
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Description
本開示は、光ケーブルを接続するための多心光コネクタ及びその接続方法に関する。
現在、光ケーブルは様々な場所で用いられており、400心、1000心、2000心などの光ケーブルも実用化されている。光ファイバを敷設する場合、その敷設距離が伸びた場合、1本のケーブルで敷設することは大変難しく、ある程度の距離毎に接続点を設けることが必要とされている。現在では、光ケーブルに内蔵する光ファイバは、テープ形状のものが主流で、4心もしくは8心を一括して接続する技術が実用化されている。このとき、接続する方法としては、物理的に光ファイバを溶かして接続してしまう融着接続、もしくは光ファイバ先端にMTコネクタフェルールを取り付けた、MTコネクタ接続が用いられている(図1)。
図1のMTコネクタ1は、光ファイバテープ6をとり詰めたMTコネクタフェルール2を、ガイドピン3をガイド孔4に挿入することによって、高精度に整列させ、光ファイバ5同士を高精度に位置あわせする技術である。光ファイバは、接着剤7によって、MTコネクタフェルールに固定されている。融着接続、およびMTコネクタ接続は、最少単位は4心もしくは8心であるため、接続する作業は手間がかかるという課題が存在した。
また、光ケーブルを接続した際には、接続部を収容するクロージャ(図2)という接続部を保護する筐体が必要になる。図2のクロージャ9は、筐体部10、光ケーブル把持部11、接続余光ファイバテープ収容部12から構成され、接続部15は筐体の中に収容される。このため、接続部は、光ケーブルの直径の何倍も大きくなってしまうという難点が存在した。
これら光ケーブル接続部の大きさを小さくすること、さらには接続時間を短縮することを目的として、様々な技術が提案されている。たとえば、特許文献1では、光接続部の大きさを小さくすることを目的として新しい構造の光クロージャを提案している。一方、特許文献2では、接続作業時間を短縮するために、多心の光ファイバを一括して接続する技術を提案している。
上述のように、多心光ファイバケーブルを敷設する際、必要となる接続作業において、その接続時間が長いという課題、およびその接続部が大きくなり、設置のスペースが必要となるという課題が存在する。そこで、本発明は、上記課題を解決するために、接続時間を短縮でき、且つ接続部の設置スペースを削減できる多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る多心光コネクタは3つの位置合わせ手段を持ち、光ケーブル接続時にこれらの位置合わせ手段を順次使用して光ファイバ端面の粗調から微調までを行うこととした。
具体的には、本発明に係る多心光コネクタは、第1コネクタ部と第2コネクタ部を接続することで第1コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面と第2コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面とを接続する多心光コネクタであって、
前記接続面において光ファイバ端面をグループ化する光コネクタフェルールと、
それぞれが前記光コネクタフェルールを1つ収容する複数の光コネクタハウジングと、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手段と、
前記第1調心手段が前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせした後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手段と、
前記第2調心手段が対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせした後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手段と、
を備えることを特徴とする。
前記接続面において光ファイバ端面をグループ化する光コネクタフェルールと、
それぞれが前記光コネクタフェルールを1つ収容する複数の光コネクタハウジングと、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手段と、
前記第1調心手段が前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせした後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手段と、
前記第2調心手段が対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせした後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る光ケーブル接続方法は、第1コネクタ部と第2コネクタ部を接続することで第1コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面と第2コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面とを接続する多心光コネクタを利用して光ケーブルを接続する光ケーブル接続方法であって、
前記多心光コネクタは、複数の光コネクタハウジングのそれぞれが1つ収容する光コネクタフェルールで前記光ケーブルが有する光ファイバの光ファイバ端面を前記接続面においてグループ化し、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手順と、
前記第1調心手順の後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手順と、
前記第2調心手順の後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手順と、
を行うことを特徴とする。
前記多心光コネクタは、複数の光コネクタハウジングのそれぞれが1つ収容する光コネクタフェルールで前記光ケーブルが有する光ファイバの光ファイバ端面を前記接続面においてグループ化し、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手順と、
前記第1調心手順の後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手順と、
前記第2調心手順の後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手順と、
を行うことを特徴とする。
本多心光コネクタは、第1コネクタ部と第2コネクタ部を接合する際に、自動的に光ファイバ端面の粗調から微調までがなされる。さらに、本多心光コネクタは、光ケーブルに含まれる多数の光ファイバの端面を一斉に接続するため、余剰光ファイバテープが存在せず、従来必要であったクロージャが不要である。従って、本発明は、接続時間を短縮でき、且つ接続部の設置スペースを削減できる多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法を提供することができる。
本発明に係る多心光コネクタのそれぞれの調心手段は次の通りである。
前記第1調心手段は、前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔であることを特徴とする。
前記第1調心手段は、前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔であることを特徴とする。
前記第2調心手段は、
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を有し、
対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くすことを特徴とする。
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を有し、
対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くすことを特徴とする。
前記第3調心手段は、
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を有し、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加することを特徴とする。
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を有し、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加することを特徴とする。
また、本発明に係る光ケーブル接続方法のそれぞれの調心手順は次の通りである。
前記第1調心手順では、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔を利用して位置合わせを行い、
前記第2調心手順では、
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を利用して、対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くし、
前記第3調心手順では、
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を利用して、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加すること
を特徴とする。
前記第1調心手順では、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔を利用して位置合わせを行い、
前記第2調心手順では、
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を利用して、対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くし、
前記第3調心手順では、
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を利用して、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加すること
を特徴とする。
本発明に係る多心光コネクタは、前記接続面に配置され、屈折率が前記光ファイバ端面に現れるコアと等しく、弾性をもつ固形整合材をさらに備えることが好ましい。
前記固形整合剤により、接続した際の光ファイバ端面同士の隙間を埋めるとともに、接続時の衝撃を緩和することができる。
前記固形整合剤により、接続した際の光ファイバ端面同士の隙間を埋めるとともに、接続時の衝撃を緩和することができる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、多心光ケーブルに一括して接続する機構を設けることにより、接続時における作業量を大幅に減少させるとともに、接続部に必要であったクロージャを無くし、接続部のスペースを大幅に減少させることができる。
つまり、本発明は、接続時間を短縮でき、且つ接続部の設置スペースを削減できる多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法を提供することができる。
つまり、本発明は、接続時間を短縮でき、且つ接続部の設置スペースを削減できる多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法を提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図3は、本実施形態の光ケーブル用光コネクタ16を説明する図である。光ケーブル用光コネクタ16は、第1コネクタ部17と第2コネクタ部18を接続することで第1コネクタ部17の接続面17aに現れている複数の光ファイバ端面と第2コネクタ部18の接続面18aに現れている複数の光ファイバ端面とを接続する多心光コネクタであって、
接続面(17a、18a)において光ファイバ端面をグループ化する光コネクタフェルール(28、29)と、
それぞれが前記光コネクタフェルールを1つ収容する複数の光コネクタハウジング(24、25)と、
第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせする第1調心手段と、
前記第1調心手段が第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせした後、対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせする第2調心手段と、
前記第2調心手段が対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせした後、対向する光コネクタフェルール同士(28,29)を位置合わせする第3調心手段と、
を備える。
接続面(17a、18a)において光ファイバ端面をグループ化する光コネクタフェルール(28、29)と、
それぞれが前記光コネクタフェルールを1つ収容する複数の光コネクタハウジング(24、25)と、
第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせする第1調心手段と、
前記第1調心手段が第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせした後、対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせする第2調心手段と、
前記第2調心手段が対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせした後、対向する光コネクタフェルール同士(28,29)を位置合わせする第3調心手段と、
を備える。
光ケーブル用の多心光コネクタ16は、光ケーブル50に取り付けられた凹型(第2)光コネクタ部18、凸型(第1)光コネクタ部17、および覆部19より構成される。凹型光コネクタ部18と凸型光コネクタ部17の接続が終了したあと、凹型光コネクタに形成されたネジ部20と、覆部19に形成されたネジ部21をかみ合わせることにより、凹型光コネクタ部18と凸型光コネクタ部17を軸方向に押し付けるとともに、凹型光コネクタ部18と凸型光コネクタ部17の接続部を覆い、防水機能を持たせることを実現している。
凸型光コネクタ部17の接続面17aと凹型光コネクタ部18の接続面18aには、それぞれガイドピン22とガイド孔23が設けられており、接続する際、最初にガイドピン22をガイド孔23に挿入することにより、接続の位置あわせと大まかな調心を実現する。
凸型光コネクタ部17と凹型光コネクタ部18内部には、それぞれ光コネクタハウジング(24、25)が内蔵されている。光コネクタハウジング24は、コネクタ内のパネル26に取り付けられており、光コネクタハウジング24は、接続面(17a、18a)に平行な方向へ移動可能な構造となっている。
光コネクタハウジング(24、25)は、それぞれ光ケーブル内部に収容されている光ファイバテープ(30、31)を固定した光コネクタフェルール(28、29)を内蔵する。光コネクタフェルール(28、29)は、それぞれが備えるガイドピン32とガイド孔33によって位置あわせされ、最終的に光コネクタフェルール(28、29)のそれぞれの端面に保持されている光ファイバ端面同士(34、35)を高精度に接続する。
図4~図7は、多心光コネクタ16の接続シーケンスを説明する図である。多心光コネクタ16を利用した光ケーブルの接続は以下の3段階で行われる。
第一段階は、第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせする第1調心手順である(図4)。第1調心手順では、ガイドピン22が、ガイドピン孔23に挿入され、接続における第一段階の調心が行われる。この第一段階の調心により、光コネクタハウジング(24、25)の嵌合が可能となる。光コネクタハウジング(24、25)は、例えば、MTコネクタフェルールである。
第二段階は、対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせする第2調心手順である(図5)。第2調心手順では、光コネクタハウジング同士(24、25)の嵌合が行われ、第二段階の調心が行われる。この第二段階の調心により、光コネクタフェルール(28、29)のガイドピン32とガイド孔33の嵌合が可能となる。
第三段階は、対向する光コネクタフェルール同士(28、29)を位置合わせする第3調心手順である(図6)。第3調心手順では、ガイドピン32がガイド孔33に挿入され、第三段階の調心が行われる。この第三段階の調心により、最終的な光ファイバ同士の調心が行われ、光ファイバの高精度な調心が実現される。
第3調心手順で、対向する光コネクタ部(凸型光コネクタ部17と凹型光コネクタ部18)の光ファイバ端面が付き合わされた後、覆部19によって接続部が保護される(図7)。
第一段階は、第1コネクタ部17の接続面17aと第2コネクタ部18の接続面18aとを位置合わせする第1調心手順である(図4)。第1調心手順では、ガイドピン22が、ガイドピン孔23に挿入され、接続における第一段階の調心が行われる。この第一段階の調心により、光コネクタハウジング(24、25)の嵌合が可能となる。光コネクタハウジング(24、25)は、例えば、MTコネクタフェルールである。
第二段階は、対向する光コネクタハウジング同士(24、25)を位置合わせする第2調心手順である(図5)。第2調心手順では、光コネクタハウジング同士(24、25)の嵌合が行われ、第二段階の調心が行われる。この第二段階の調心により、光コネクタフェルール(28、29)のガイドピン32とガイド孔33の嵌合が可能となる。
第三段階は、対向する光コネクタフェルール同士(28、29)を位置合わせする第3調心手順である(図6)。第3調心手順では、ガイドピン32がガイド孔33に挿入され、第三段階の調心が行われる。この第三段階の調心により、最終的な光ファイバ同士の調心が行われ、光ファイバの高精度な調心が実現される。
第3調心手順で、対向する光コネクタ部(凸型光コネクタ部17と凹型光コネクタ部18)の光ファイバ端面が付き合わされた後、覆部19によって接続部が保護される(図7)。
図8は、光コネクタフェルール28を説明する2面図である。図8(a)は対向する光コネクタフェルール29側から見た正面図、図8(b)は側面図である。光コネクタフェルール28は、凸型光コネクタ部17の光コネクタハウジング24に内蔵されている。図8のように端面に、光ファイバと屈折率を等しくする弾性体のシート36が貼り付けられている。シート36は、凸型光コネクタ部17と凹型光コネクタ部18とを嵌合する際の衝撃を和らげるとともに、接続後の光ファイバ間の間隙をなくし、性能の向上を図ることができる。
図9は、光コネクタハウジング(24、25)を説明する図である。光コネクタハウジング(24、25)は、それぞれ図10に示すMTコネクタフェルール(28、29)を内蔵する。
図11及び図12は、第2調心手段を説明する図である。前記第2調心手段は、光コネクタハウジング(24、25)にそれぞれ形成されたテーパー(37、38)、及び光コネクタハウジング24を接続面17aに平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構27を有し、
光コネクタハウジング同士(24、25)が嵌合するときに、テーパー(37、38)により光コネクタハウジング24に力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構27が作動して光コネクタハウジング24が移動して対向する光コネクタハウジング25とのずれを無くすことを特徴とする。
光コネクタハウジング同士(24、25)が嵌合するときに、テーパー(37、38)により光コネクタハウジング24に力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構27が作動して光コネクタハウジング24が移動して対向する光コネクタハウジング25とのずれを無くすことを特徴とする。
光コネクタハウジング(24、25)の嵌合前の状態を上面から見た図を図11(a)に、側面から観察した図を図11(b)に示す。ここで、凸型光コネクタ部17と凹型光コネクタ部18の接続方向をZ軸方向とし、上面から見る方向をY軸方向、側面から見る方向をX軸方向とする。
光コネクタハウジング24にはテーパー38、光コネクタハウジング25にはテーパー37が設けられている。さらに、光コネクタハウジング24は、パネル26との間でX軸方向及びY軸方向に移動可能とさせるハウジング微動機構27で固定されている。
図12に示すように、ハウジング(24、25)が嵌合する際、テーパー(37、38)により光コネクタハウジング24に力が加わる。当該力によりハウジング微動機構27が光コネクタハウジング24を当該力の方向へ移動させることで光コネクタハウジング間の位置を修正しながら嵌合する。
図13及び図14は、第3調心手段を説明する図である。図13は光コネクタフェルール同士(28,29)が嵌合する前の状態を示し、図14は光コネクタフェルール同士が嵌合(28,29)した後の状態を示す。第3調心手段は、
前記光ファイバ端面が現れている光コネクタフェルール(28、29)の接合面に配置された第2ガイドピン32と該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔33、光コネクタフェルール(28、29)を前記接続面に平行な方向(Z軸方向)へ移動可能とするフェルール微動機構(43、44)、及び光コネクタフェルール同士(28,29)が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構(41、42)を有し、
対向する光コネクタフェルール(28,29)の第2ガイドピン32と第2ガイド孔33が嵌合するときに、第2ガイドピン32と第2ガイド孔33とのずれにより光コネクタフェルール(28,29)に力が加わり、該力によってフェルール微動機構(43、44)が作動して光コネクタフェルール(28,29)が移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、押圧機構(41、42)が前記押圧力を光コネクタフェルール(28,29)に印加すること
を特徴とする。
前記光ファイバ端面が現れている光コネクタフェルール(28、29)の接合面に配置された第2ガイドピン32と該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔33、光コネクタフェルール(28、29)を前記接続面に平行な方向(Z軸方向)へ移動可能とするフェルール微動機構(43、44)、及び光コネクタフェルール同士(28,29)が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構(41、42)を有し、
対向する光コネクタフェルール(28,29)の第2ガイドピン32と第2ガイド孔33が嵌合するときに、第2ガイドピン32と第2ガイド孔33とのずれにより光コネクタフェルール(28,29)に力が加わり、該力によってフェルール微動機構(43、44)が作動して光コネクタフェルール(28,29)が移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、押圧機構(41、42)が前記押圧力を光コネクタフェルール(28,29)に印加すること
を特徴とする。
図13及び図14では、光コネクタハウジング(24、25)の内部の光コネクタフェルール(28,29)が観察できるようにハウジングを透明化して記載している。光コネクタハウジング(24、25)には光コネクタフェルール(28、29)が、それぞれ内蔵されている。光コネクタフェルール(28、29)は、フェルール微動機構(43、44)によりX軸方向及びY軸方向に微動可能な構造となっている。
光コネクタハウジング(24、25)が嵌合した後、ガイドピン32とガイドピン孔33が嵌合し、第三段階の調心が実現される。この際、フェルール微動機構(43、44)によって、光コネクタフェルール(28、29)の位置が調整される。また、光コネクタフェルール(28、29)は、押圧機構(41、42)によりZ軸方向に移動可能であるとともに、接続面方向に押圧が加えられる。例えば、押圧機構(41、42)はばねである。このため、第三段階の調心が行われた後には、接続方向に光コネクタフェルール(28、29)に押圧がかかる、つまり、光ファイバ端面同士を押し付ける構造となっている。
以上をまとめると光ケーブル接続方法は次のような方法である。
前記第1調心手順では、
第1コネクタ部17の接続面と第2コネクタ部18の接続面に配置された第1ガイドピン22とこれと嵌合する第1ガイド孔23を利用して位置合わせを行う。
前記第2調心手順では、
光コネクタハウジング(24、25)に形成されたテーパー(37、38)、及び光コネクタハウジング(24、25)を接続面(17a,18a)に平行な方向(XY方向)へ移動可能とするハウジング微動機構27を利用して、光コネクタハウジング同士(24、25)が嵌合するときに、テーパー(37、38)により光コネクタハウジング24に力が加わり、該力によってハウジング微動機構27が作動して光コネクタハウジング24が移動して対向する光コネクタハウジング間のずれを無くす。
前記第3調心手順では、
前記光ファイバ端面が現れている光コネクタフェルール(28、29)の接合面に配置された第2ガイドピン32とこれが嵌合する第2ガイド孔33、光コネクタフェルール(28、29)を接続面(17a,18a)に平行な方向(XY方向)へ移動可能とするフェルール微動機構(43,44)、及び光コネクタフェルール同士(28、29)が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構(41,42)を利用して、
光コネクタフェルール(28、29)の第2ガイドピン32と第2ガイド孔33が嵌合するときに、第2ガイドピン32と第2ガイド孔33とのずれにより光コネクタフェルール(28、29)に力が加わり、該力によってフェルール微動機構(43,44)が作動して光コネクタフェルール(28、29)が移動して対向する光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、押圧機構(41,42)が前記押圧力を光コネクタフェルール(28、29)に印加する。
前記第1調心手順では、
第1コネクタ部17の接続面と第2コネクタ部18の接続面に配置された第1ガイドピン22とこれと嵌合する第1ガイド孔23を利用して位置合わせを行う。
前記第2調心手順では、
光コネクタハウジング(24、25)に形成されたテーパー(37、38)、及び光コネクタハウジング(24、25)を接続面(17a,18a)に平行な方向(XY方向)へ移動可能とするハウジング微動機構27を利用して、光コネクタハウジング同士(24、25)が嵌合するときに、テーパー(37、38)により光コネクタハウジング24に力が加わり、該力によってハウジング微動機構27が作動して光コネクタハウジング24が移動して対向する光コネクタハウジング間のずれを無くす。
前記第3調心手順では、
前記光ファイバ端面が現れている光コネクタフェルール(28、29)の接合面に配置された第2ガイドピン32とこれが嵌合する第2ガイド孔33、光コネクタフェルール(28、29)を接続面(17a,18a)に平行な方向(XY方向)へ移動可能とするフェルール微動機構(43,44)、及び光コネクタフェルール同士(28、29)が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構(41,42)を利用して、
光コネクタフェルール(28、29)の第2ガイドピン32と第2ガイド孔33が嵌合するときに、第2ガイドピン32と第2ガイド孔33とのずれにより光コネクタフェルール(28、29)に力が加わり、該力によってフェルール微動機構(43,44)が作動して光コネクタフェルール(28、29)が移動して対向する光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、押圧機構(41,42)が前記押圧力を光コネクタフェルール(28、29)に印加する。
図15は、多心光コネクタ16を接続面から見た図である。図15(a)は、凹型(第2)光コネクタ部18の接続面18aであり、図15(b)は、凸型(第1)光コネクタ部17の接続面17aである。凸型光コネクタ部17及び凹型光コネクタ部18は、それぞれ光コネクタハウジング(24、25)を複数並べることにより、超多心の光ファイバ接続を可能としている。
[付記]
以下は、本実施形態の多心光コネクタ及び接続方法を説明したものである。
(目的)
本発明は、短時間で多心の光ファイバを接続可能とすること、及び接続部のスペースを大幅に削減することを目的とする。
(手段)
本多心光コネクタは、それぞれ多心の光コネクタフェルールを収容する1以上の光コネクタハウジングと、各光コネクタハウジングを整列させる第1のガイドピンおよびガイド孔とを備える。各光コネクタハウジングは、自身が収容する各光コネクタフェルールを整列させる構造である。各光コネクタフェルールは、自身が収容する複数の光ファイバを調心させる第2のガイドピンおよびガイド孔を備える。
また、本接続方法は、上記多心光コネクタを用いた光ケーブルの接続方法であって、第1のガイドピンおよびガイド孔により各光コネクタハウジングを整列させる第1のステップと、光コネクタハウジングにより光コネクタフェルールを整列させる第2のステップと、第2のガイドピンおよびガイド孔により各光ファイバを調心させる第3のステップとを備える。
(発明の効果)
当該光ケーブル用光コネクタを用いると、短時間での多心光ファイバ接続が実現可能であるとともに、従来必要とされる光クロージャが不必要となり、接続部のスペースを大幅に減少させることができる。
以下は、本実施形態の多心光コネクタ及び接続方法を説明したものである。
(目的)
本発明は、短時間で多心の光ファイバを接続可能とすること、及び接続部のスペースを大幅に削減することを目的とする。
(手段)
本多心光コネクタは、それぞれ多心の光コネクタフェルールを収容する1以上の光コネクタハウジングと、各光コネクタハウジングを整列させる第1のガイドピンおよびガイド孔とを備える。各光コネクタハウジングは、自身が収容する各光コネクタフェルールを整列させる構造である。各光コネクタフェルールは、自身が収容する複数の光ファイバを調心させる第2のガイドピンおよびガイド孔を備える。
また、本接続方法は、上記多心光コネクタを用いた光ケーブルの接続方法であって、第1のガイドピンおよびガイド孔により各光コネクタハウジングを整列させる第1のステップと、光コネクタハウジングにより光コネクタフェルールを整列させる第2のステップと、第2のガイドピンおよびガイド孔により各光ファイバを調心させる第3のステップとを備える。
(発明の効果)
当該光ケーブル用光コネクタを用いると、短時間での多心光ファイバ接続が実現可能であるとともに、従来必要とされる光クロージャが不必要となり、接続部のスペースを大幅に減少させることができる。
1 MTコネクタ、
2 MTコネクタフェルール、
3 ガイドピン、
4 ガイド孔、
5 光ファイバ端面、
6 光ファイバテープ、
7 接着剤添加窓、
8 光コネクタブーツ、
9 光クロージャ、
10 光クロージャ筐体、
11 光ケーブル把持部、
12 光ファイバ収容部、
13 光ケーブル、
14 光ファイバテープ、
15 接続部、
16 光ケーブル用超多心光コネクタ、
17 凸型光コネクタ部17、
17a 接続面、
18 凹型光コネクタ部18、
18a 接続面、
19 覆部、
20 ネジ部、
21 ネジ部、
22 ガイドピン、
23 ガイド孔、
24 光コネクタハウジング、
25 光コネクタハウジング、
26 光コネクタ取り付け用パネル、
27 ハウジング微動機構、
28 光コネクタフェルール、
29 光コネクタフェルール、
30 光ファイバテープ、
31 光ファイバテープ、
32 ガイドピン、
33 ガイド孔、
34 光ファイバ端面、
35 光ファイバ端面、
36 弾性体屈折率整合、
37 光コネクタハウジングテーパ部、
38 光コネクタハウジングテーパ部、
41 ばね部、
42 ばね部、
43 フェルール微動機構、
44 フェルール微動機構、
50 光ケーブル
2 MTコネクタフェルール、
3 ガイドピン、
4 ガイド孔、
5 光ファイバ端面、
6 光ファイバテープ、
7 接着剤添加窓、
8 光コネクタブーツ、
9 光クロージャ、
10 光クロージャ筐体、
11 光ケーブル把持部、
12 光ファイバ収容部、
13 光ケーブル、
14 光ファイバテープ、
15 接続部、
16 光ケーブル用超多心光コネクタ、
17 凸型光コネクタ部17、
17a 接続面、
18 凹型光コネクタ部18、
18a 接続面、
19 覆部、
20 ネジ部、
21 ネジ部、
22 ガイドピン、
23 ガイド孔、
24 光コネクタハウジング、
25 光コネクタハウジング、
26 光コネクタ取り付け用パネル、
27 ハウジング微動機構、
28 光コネクタフェルール、
29 光コネクタフェルール、
30 光ファイバテープ、
31 光ファイバテープ、
32 ガイドピン、
33 ガイド孔、
34 光ファイバ端面、
35 光ファイバ端面、
36 弾性体屈折率整合、
37 光コネクタハウジングテーパ部、
38 光コネクタハウジングテーパ部、
41 ばね部、
42 ばね部、
43 フェルール微動機構、
44 フェルール微動機構、
50 光ケーブル
Claims (7)
- 第1コネクタ部と第2コネクタ部を接続することで第1コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面と第2コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面とを接続する多心光コネクタであって、
前記接続面において光ファイバ端面をグループ化する光コネクタフェルールと、
それぞれが前記光コネクタフェルールを1つ収容する複数の光コネクタハウジングと、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手段と、
前記第1調心手段が前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせした後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手段と、
前記第2調心手段が対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせした後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手段と、
を備えることを特徴とする多心光コネクタ。 - 前記第1調心手段は、前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔であることを特徴とする請求項1に記載の多心光コネクタ。
- 前記第2調心手段は、
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を有し、
対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くすこと
を特徴とする請求項1又は2に記載の多心光コネクタ。 - 前記第3調心手段は、
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を有し、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加すること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の多心光コネクタ。 - 前記接続面に配置され、屈折率が前記光ファイバ端面に現れるコアと等しく、弾性をもつ固形整合材をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の多心光コネクタ。
- 第1コネクタ部と第2コネクタ部を接続することで第1コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面と第2コネクタ部の接続面に現れている複数の光ファイバ端面とを接続する多心光コネクタを利用して光ケーブルを接続する光ケーブル接続方法であって、
前記多心光コネクタは、複数の光コネクタハウジングのそれぞれが1つ収容する光コネクタフェルールで前記光ケーブルが有する光ファイバの光ファイバ端面を前記接続面においてグループ化し、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面とを位置合わせする第1調心手順と、
前記第1調心手順の後、対向する前記光コネクタハウジング同士を位置合わせする第2調心手順と、
前記第2調心手順の後、対向する前記光コネクタフェルール同士を位置合わせする第3調心手順と、
を行うことを特徴とする光ケーブル接続方法。 - 前記第1調心手順では、
前記第1コネクタ部の接続面と前記第2コネクタ部の接続面に配置された第1ガイドピンと該第1ガイドピンと嵌合する第1ガイド孔を利用して位置合わせを行い、
前記第2調心手順では、
前記光コネクタハウジングに形成されたテーパー、及び前記光コネクタハウジングを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするハウジング微動機構を利用して、対向する前記光コネクタハウジング同士が嵌合するときに、前記テーパーにより前記光コネクタハウジングに力が加わり、該力によって前記ハウジング微動機構が作動して前記光コネクタハウジングが移動して対向する前記光コネクタハウジング間のずれを無くし、
前記第3調心手順では、
前記光ファイバ端面が現れている前記光コネクタフェルールの接合面に配置された第2ガイドピンと該第2ガイドピンが嵌合する第2ガイド孔、前記光コネクタフェルールを前記接続面に平行な方向へ移動可能とするフェルール微動機構、及び前記光コネクタフェルール同士が前記接合面で密着するように押圧力を印加する押圧機構を利用して、
対向する前記光コネクタフェルールの前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔が嵌合するときに、前記第2ガイドピンと前記第2ガイド孔とのずれにより前記光コネクタフェルールに力が加わり、該力によって前記フェルール微動機構が作動して前記光コネクタフェルールが移動して対向する前記光コネクタフェルール間のずれを無くすとともに、前記押圧機構が前記押圧力を前記光コネクタフェルールに印加すること
を特徴とする請求項6に記載の光ケーブル接続方法。
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PCT/JP2019/039847 WO2020085093A1 (ja) | 2018-10-24 | 2019-10-09 | 多心光コネクタ及び光ケーブル接続方法 |
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2019
- 2019-10-09 US US17/285,810 patent/US11740414B2/en active Active
- 2019-10-09 WO PCT/JP2019/039847 patent/WO2020085093A1/ja active Application Filing
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