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JP7052602B2 - 生成装置、生成方法及び生成プログラム - Google Patents

生成装置、生成方法及び生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、生成装置、生成方法及び生成プログラムに関する。
PC(Personal Computer)等の機器におけるマルウェア感染等による異常を検知する方法として、機器の挙動パターンと既知の異常パターンを比較して異常を検知するブラックリスト方式と、機器の挙動パターンと正常状態の挙動パターンを比較して異常を検知するホワイトリスト方式とが従来から実用化されている。
また、システム負荷情報を基に異常判定を行い、異常が発生した機器で実行されている機能を特定しブラックリストに登録する一方、異常が発生していない機器で実行されている機能をホワイトリストに登録する技術が知られている。
特開2017-84296号公報
しかしながら、従来の技術には、異常原因の特定を効率的に行うことができない場合があるという問題がある。例えば、ブラックリスト方式では予め異常パターンが定められているため、定められた異常パターンと合致した場合に異常原因を特定可能であるが、未知マルウェア等による異常の検知は困難である。一方、ホワイトリスト方式では正常状態と合致しない挙動パターンは全て異常として検知可能であるが、異常原因の特定は困難である。
また、異常が発生した機器で実行されている機能を特定しブラックリストに登録し、異常が発生していない機器で実行されている機能をホワイトリストに登録する技術では、異常動作をしている機能を特定できるに過ぎず、異常原因を特定することは困難である。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の生成装置は、ネットワークにおける通信に関する複数の項目を持つ情報を基に、前記ネットワークの異常を検知する検知部と、前記検知部によって異常が検知された場合、前記情報のそれぞれに対応する異常原因を特定する特定部と、前記情報が持つ項目の値と、前記特定部によって特定された異常原因とを基に、前記情報の所定の集合ごとの異常原因のパターンを生成するパターン生成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、異常原因の特定を効率的に行うことができる。
図1は、第1の実施形態に係る生成システムの構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る生成装置の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るRow情報の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの生成について説明するための図である。 図5は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの判定について説明するための図である。 図6は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの要素の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る生成装置の初期設定フェーズにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る生成装置の運用フェーズにおける処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係るインシデントパターンを生成する処理の流れを示すフローチャートである。 図10は、生成プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下に、本願に係る生成装置、生成方法及び生成プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態により限定されるものではない。
[第1の実施形態の構成]
まず、図1を用いて、第1の実施形態に係る生成システムの構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る生成システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、生成システム1は、生成装置10、ゲートウェイ装置20及び機器30を有する。また、生成装置10及びゲートウェイ装置20は、ネットワーク2を介して通信可能に接続されている。また、機器30は、ゲートウェイ装置20と通信可能に接続されている。
例えば、機器30は、PC、スマートフォン等の端末装置である。ネットワーク2は、例えばインターネットである。また、ゲートウェイ装置20は、機器30と同一のLAN(Local Area Network)に接続され、機器30によって行われた通信の通信ログ又は機器30の動作ログをキャプチャする。また、生成装置10は、ネットワーク2における通信に関する情報を取得し、異常の検知及び異常原因の特定を行う。以降の説明では、通信に関する情報を通信特徴量と表記する場合がある。
生成装置10が取得する通信特徴量には、例えば、通信におけるデータの送信元又は宛先のアドレス及びポート番号が含まれる。また、通信特徴量には、通信の継続時間及びバイト数が含まれていてもよい。
図2を用いて、第1の実施形態に係る生成装置の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る生成装置の構成の一例を示す図である。図2に示すように、生成装置10は、通信部11、入力部12、出力部13、記憶部14及び制御部15を有する。
通信部11は、ネットワークを介して、他の装置との間でデータ通信を行う。例えば、通信部11はNIC(Network Interface Card)である。入力部12は、ユーザからのデータの入力を受け付ける。入力部12は、例えば、マウスやキーボード等の入力装置である。出力部13は、画面の表示等により、データを出力する。出力部13は、例えば、ディスプレイ等の表示装置である。
また、入力部12及び出力部13は、それぞれ、入力インタフェース及び出力インタフェースであってもよい。例えば、入力部12及び出力部13は、生成装置10に接続された他の装置及びメモリカードやUSB(Universal Serial Bus)メモリ等のメディアとの間でデータの入力及び出力を行う。また、入力部12は、通信部11が受信したデータを入力データとして受け付けてもよい。また、出力部13は、通信部11に対してデータを出力してもよい。
記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置である。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)等のデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部14は、生成装置10で実行されるOS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部14は、プログラムの実行で用いられる各種情報を記憶する。また、記憶部14は、検知モデル141、特定モデル142及び異常原因DB143を記憶する。
検知モデル141は、ネットワーク2の異常を検知するためのモデルである。検知モデル141は、機器30が異常状態であることを検知するためのモデルであってもよい。例えば、検知モデル141は、セキュリティ製品(IPS(Intrusion Prevention System),IDS(Intrusion Detection and Prevention),WAF(Web Application Firewall)等)のシグネチャを利用して検知することや、通信特徴量からアノマリスコアを計算する関数及びパラメータを含む。
特定モデル142は、機器30の異常原因を特定するためのモデルである。例えば、セキュリティ製品(IPS,IDS,WAF等)のシグネチャや、異常原因及び異常原因を特定するための通信特徴量が記載された機械学習の学習済みのモデルである。
異常原因DB143は、異常原因を特定するための情報を記憶する。異常原因DB143は、特定モデル142による異常原因の特定に用いられるデータ及び後述するインシデントパターンを記憶する。
例えば、異常原因DB143は、図3に示すRow情報を含む情報を記憶する。図3は、第1の実施形態に係るRow情報の一例を示す図である。図3に示すように、Row情報には、発アドレス、着アドレス、発ポート、着ポート、継続時間、プロトコル、登りバイト数、下りバイト数、通信タイプが含まれる。例えば、Row情報は、通信特徴量に含まれるデータそのものである。なお、Row情報は、ネットワーク2における通信に関する複数の項目を持つ情報の一例である。
また、異常原因DB143は、Row情報のそれぞれに対応する異常原因であるIDSシグネチャを記憶する。IDSシグネチャは、生成装置10が、特定モデル142を用いてRow情報を基に生成したものであってもよいし、他の装置等から取得したものであってもよい。例えば、IDSシグネチャは、IPアドレスがインターナルネットワークのものであるか外部のものであるかを、構成管理情報を基に特定した情報である。また、例えば、IDSシグネチャは、脅威のあるIPアドレスを記したブラックリストDBから取得した情報である。
さらに、異常原因DB143は、環境の変化等で変化しない項目の値から生成されたメタ情報を記憶する。例えば、同じマルウェアが複数のサイトに感染する場合を考える。このとき、感染の拡大又はマルウェアの駆除等の影響で、感染端末があるローカルの情報は変化することが考えられる。一方で、同じマルウェアであれば、アクセスする先は頻繁には変化しないことが考えられる。例えば、図3の(2)、(3)及び(4)では、感染した端末11.11.11.1から11.11.11.2~4へのログインが試行されている。このような場合、感染した端末のIPアドレスや、ログインを試みる端末はマルウェアの入り込んだ環境に依存しており、同じでないことが多い。一方で、(7)及び(8)では、感染した端末は、端末99.99.99.3からマルウェアをダウンロードしている。このような場合、感染した端末は環境依存だが、マルウェアのダウンロード先のURLやIPアドレスは同じアドレスになることが多い。このように、アドレスの分類によって、IPアドレス自体に意味があるかが変化することが知られている。
また、異常原因DB143は、フロー単位のインシデントパターンを記憶する。ここで、図3の(1)~(10)をフロー単位のRow情報であるとする。このとき、例えば、異常原因DB143は、(1)~(10)のRow情報に対応して一意に生成されるインシデントパターンを記憶する。なお、インシデントパターンは、後述するパターン生成部155によって生成される。
制御部15は、生成装置10全体を制御する。制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、TPU(Tensor Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路である。また、制御部15は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、内部メモリを用いて各処理を実行する。また、制御部15は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部15は、検知モデル生成部151、検知部152、特定モデル生成部153、特定部154、パターン生成部155及び判定部156を有する。
検知モデル生成部151は、ネットワーク2の正常動作時の通信に関する情報を基に、ネットワーク2の異常を検知するための検知モデル141を生成する。例えば、検知モデル生成部151は、検知モデル141が、入力された検知対象のデータと正常データとが類似していないほど高いアノマリスコアを出力するように学習を行う。
検知部152は、ネットワーク2における通信に関する複数の項目を持つ情報を基に、ネットワーク2の異常を検知する。例えば、検知部152は、検知対象の情報を基に、検知モデル141を用いてネットワーク2の異常を検知する。ここで、検知対象の情報は、Row情報であってもよい。
例えば、検知部152は、検知対象の情報を検知モデル141に入力し、検知モデル141によって出力されたアノマリスコアが閾値以上である場合、ネットワーク2の異常を検知する。また、検知モデル141がシグネチャである場合は、検知部152は、シグネチャマッチングにより異常を検知することができる。また、図3に示すように、検知部152は、異常を検知した際のメタ情報を、IDSシグネチャとして異常原因DB143に格納する。例えば、前述のセキュリティ製品又は検知モデル141は、フローごとに、検知した異常を分類することができる。検知部152は、そのような分類をIDSシグネチャとすることができる。
特定モデル生成部153は、ネットワーク2の通信に関する情報を基に、ネットワーク2の異常原因を特定するための特定モデル142を生成する。例えば、特定モデル生成部153は、異常原因DB143を基に、特定モデル142が、入力された通信特徴量と類似する通信特徴量に対応付けられた異常原因を出力するように学習を行う。
特定部154は、検知部152によって異常が検知された場合、情報のそれぞれに対応する異常原因を特定する。例えば、特定部154は、検知部152によって異常が検知された場合、特定モデル142を用いて、検知対象の情報のそれぞれに対応する異常原因を特定する。例えば、特定部154は、検知部152によって異常が検知された場合、検知対象の情報を特定モデル142に入力し、特定モデル142によって出力された異常原因を取得する。また、特定モデル142がシグネチャである場合は、特定部154は、シグネチャマッチングにより異常原因を特定することができる。
パターン生成部155は、通信特徴量が持つ項目の値と、特定部154によって特定された異常原因とを基に、通信特徴量の所定の集合ごとの異常原因のパターンを生成する。このとき、パターン生成部155は、情報が持つ項目の値から生成されたメタ情報を基にパターンを生成してもよい。また、パターン生成部155は、検知対象の情報のフロー単位の集合ごとの異常原因のパターンを生成することができる。以降の説明では、パターン生成部155によって生成されるパターンをインシデントパターンと表記する場合がある。
ここで、図4を用いて、インシデントパターンの生成について説明する。図4は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの生成について説明するための図である。図4は、フローに含まれる通信の内容を模式的に表したものである。
図4の(1)は、機器30が、C2サーバであるC2-1に対してhttpによる通信を行ったことを示している。また、(2)~(4)は、機器30のうちの1つが、他の機器30に対してtelnetによるログインの試みを行ったことを示している。また、(5)及び(6)は、機器30が、C2サーバであるC2-2との間でtelnetによる通信を行ったことを示している。また、(7)及び(8)は、機器30が、マルウェア配信サイトを提供する配布サーバとの間でhttpによる通信を行ったことを示している。また、(9)及び(10)は、機器30が、一般WebサーバであるTaegetとの間でhttpによる通信を行ったことを示している。
ここで、検知部152が、図4に示すフローに含まれる通信が行われた際の通信特徴量を基に異常を検知したものとする。このとき、特定部154は、(1)~(10)の通信に対応する通信特徴量のそれぞれについて、異常原因を特定する。
そして、図3に示すように、パターン生成部155は、通信特徴量及び特定された異常原因を収集し、Row情報及びIDSシグネチャとして異常原因DB143に格納する。さらに、パターン生成部155は、所定の情報を基にメタ情報を生成する。
ここで、例えば、図3の(1)のIDSシグネチャ、発アドレス分類及び着アドレス分類は、それぞれ「C2通信」、「網内アドレス」及び「C2サーバ」である。また、(2)及び(3)のIDSシグネチャ、発アドレス分類及び着アドレス分類は、それぞれ「ログイン試行/成功」、「網内アドレス」及び「網内アドレス」である。また、(4)のIDSシグネチャ、発アドレス分類及び着アドレス分類は、それぞれ「ログイン試行/失敗」、「網内アドレス」及び「網内アドレス」である。これにより、パターン生成部155は、(1)~(4)を、C2サーバの指示によるスキャン(C2-Scan)によるものと判定する。
同様に、パターン生成部155は、(5)~(8)を、C2サーバの指示によるダウンロード(C2-Download)によるものと判定する。また、パターン生成部155は、(9)及び(10)を、C2サーバの指示によるDos攻撃(C2-Dos)によるものと判定する。
パターン生成部155は、情報が持つ項目の値から生成されたメタ情報を基に、情報に対応するフローごとの異常原因の組み合わせを表すパターンであって、各異常原因に対応するフローの数が複数であることを表現可能なパターンを生成する。例えば、パターン生成部155は、「C2-Scan* C2-Download C2-Dos*」というインシデントパターンを生成する。
ここで、「*」は、複数のフローが存在することを示している。例えば、C2によるスキャンでは、スキャンするポート数やネットワークに存在する機器の台数によりフローが変化することがある。また、DoS攻撃では、発生するHTTPフローの数は、機器の性能等により一定ではない。このため、インシデントパターンにおいてフローの数を限定してしまうと、同様のインシデントパターンが存在したとしても、フローの数の違いにより比較及び検索ができないことが考えられる。そこで、パターン生成部155は、インシデントパターンの比較及び検索を容易にするため、複数のフローを束ね抽象化したインシデントパターンを生成する。なお、「C2-Scan* C2-Download C2-Dos*」は、「複数の送信元からのスキャンが発生した後、C2サーバからのダウンロードが行われ、複数の送信元からのDos攻撃が始まった」ということを意味している。なお、「*」は、1を含む任意の数のフローが存在することを示すものであってもよい。
判定部156は、パターン生成部155によって生成されたパターンを記憶する記憶部14を参照し、パターン生成部155が第1のパターンを生成した場合、第1のパターンと記憶部14に記憶されたパターンとが一致するか否かを判定する。つまり、判定部156は、パターン生成部155によって新たに生成されたインシデントパターンが、過去に生成されたインシデントパターンと一致するか否かを判定することができる。
図5は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの判定について説明するための図である。図5の(11)は、機器30が、C2サーバであるC2-3に対してhttpによる通信を行ったことを示している。また、(12)は、機器30のうちの1つが、他の機器30に対してtelnetによるログインの試みを行ったことを示している。また、(13)は、機器30が、C2サーバであるC2-4との間でtelnetによる通信を行ったことを示している。また、(14)は、機器30が、マルウェア配信サイトを提供するWebserver2との間でhttpによる通信を行ったことを示している。また、(16)は、機器30が、一般WebサーバであるTaeget2との間でhttpによる通信を行ったことを示している。
図4と図5を比較すると、ログインを試みられた機器30の数、C2サーバやマルウェア配信サイトを提供するサーバが異なる。一方で、「任意の送信元からのスキャンが発生した」こと、「C2サーバからのダウンロードが行われた」こと等は共通している。このため、パターン生成部155は、図5の例からも、図4の例からと同様に、「C2-Scan* C2-Download C2-Dos*」というインシデントパターンを生成する。このため、判定部156は、図5の例から生成されたインシデントパターンが、過去に図4の例から生成されたインシデントパターンと一致するものであると判定することができる。
ここで、パターン生成部155は、図6に示すような情報を参照することで、「C2-Scan」、「C2-Download」、「C2-Dos」といったインシデントパターンの要素を判定することができる。図6は、第1の実施形態に係るインシデントパターンの要素の一例を示す図である。例えば、図6の(b)は、「C2-Scan*」というパターンが、C2との通信後に複数回のScanが発生するものであることを示している。また、図6の(c)は、「C2-Upload」というパターンが、C2との通信後にUploadが発生するものであることを示している。
また、出力部13は、検知対象の通信特徴量及び異常原因を出力する。このとき、出力部13は、パターン生成部155によって生成されたインシデントパターンを異常原因に含めて出力する。ここで、出力部13によって出力された情報に対しては、インシデントレスポンスが行われる。例えば、インシデントレスポンスは、システムの管理者が出力部13によって出力された情報を参考に、異常原因を特定することである。そして、入力部12は、インシデントレスポンスによって特定された異常原因の入力を受け付ける。インシデントレスポンスによって特定される異常原因は、インシデントパターンと同様のデータ形式で表されていてもよい。
ここで、生成装置10が特定した異常原因と、インシデントレスポンスによって特定された異常原因とが同一である場合と同一でない場合とが考えられる。このとき、生成装置10は、インシデントレスポンスによって特定された異常原因を優先して異常原因DB143に格納する。
そして、特定モデル生成部153は、さらに特定モデル142の生成を行う。これにより、生成装置10は、インシデントレスポンスの結果を特定モデル142に反映させることができる。
[第1の実施形態の処理]
図7及び8を用いて、生成装置10の処理の流れを説明する。生成装置10の処理は、大きく初期設定フェーズと運用フェーズに分けられる。初期設定フェーズにおいて、生成装置10は、主に収集又は初期学習を行う。また、運用フェーズにおいて、生成装置10は、主に機器の異常検知及び異常原因の特定を行う。また、検知モデル141及び特定モデル142は、通信特徴量だけでなく、機器30の動作ログを用いた異常の検知及び異常原因の特定を行うことができるものとする。また、動作ログは、通信特徴量と同様に異常原因DB143に記憶されるものとする。
図7は、第1の実施形態に係る生成装置の初期設定フェーズにおける処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、まず、特定モデル生成部153は、異常原因DB143に異常原因の通信特徴量又は動作ログが存在するか否かを確認する(ステップS101)。
ここで、異常原因DB143に異常原因の通信特徴量又は動作ログが存在する場合(ステップS101、Yes)、特定モデル生成部153は、異常原因の収集又は初期学習を行い、特定モデル142を生成する(ステップS102)。一方、異常原因DB143に異常原因の通信特徴量又は動作ログが存在しない場合(ステップS101、No)、特定モデル生成部153は、異常原因の収集又は初期学習を行わない。このように、特定モデル生成部153は、異常原因DB143に異常原因と通信特徴量又は動作ログとが記憶されている場合にのみ特定モデル142を生成することとしてもよい。
次に、検知モデル生成部151は、機器の正常動作時の通信特徴量又は動作ログを基に、正常動作の収集又は初期学習を行い、検知モデル141を生成する(ステップS103)。なお、例えば、初期学習は、正常データ又は異常原因DB143に記憶された異常原因と通信特徴量又は動作ログとを基に、検知モデル141又は特定モデル142を新規生成する処理である。これに対して、例えば、再学習は、異常原因DB143に記憶された異常原因と通信特徴量又は動作ログとであって、初期学習の際に記憶されていなかった異常原因と通信特徴量又は動作ログとを基に、特定モデル142を更新する処理である。
図8は、第1の実施形態に係る生成装置の運用フェーズにおける処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、まず、検知部152は、検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログを取得する(ステップS201)。次に、検知部152は、取得した通信特徴量又は動作ログを検知モデル141に入力する(ステップS202)。ここで、検知部152によって異常が検知されなかった場合(ステップS202、No)、処理がステップS201に戻され、検知部152は、次の検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログを取得する(ステップS201)。
一方、検知部152によって異常が検知された場合(ステップS202、Yes)、特定部154は、検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログを特定モデル142に入力し、異常原因を特定する(ステップS203)。なお、異常原因の特定処理については、後に図9を用いて説明する。
そして、出力部13は、検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログと特定部154によって特定された異常原因を出力する(ステップS204)。そして、入力部12は、インシデントレスポンス結果の入力を受け付ける(ステップS205)。
ここで、特定部154が特定した異常原因とインシデントレスポンス結果の異常原因が同一である場合(ステップS206、Yes)、処理がステップS201に戻され、検知部152は、次の検知対象の機器30の通信特徴量及び動作ログを取得する(ステップS201)。
一方、特定部154が特定した異常原因とインシデントレスポンス結果の異常原因が同一でない場合(ステップS206、No)、特定モデル生成部153は、インシデントレスポンス結果の異常原因を検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログとともに異常原因DB143に格納する(ステップS207)。
ここで、初期設定フェーズにおける異常原因の収集又は初期学習(図7のステップS102)が実行済みである場合(ステップS208、Yes)、特定モデル生成部153は、異常原因DB143から異常原因と通信特徴量又は動作ログとを取得し、異常原因の収集又は再学習を行う(ステップS209)。
一方、初期設定フェーズにおける異常原因の初期学習(図7のステップS102)が実行済みでない場合(ステップS208、No)、特定モデル生成部153は、異常原因DB143から異常原因と通信特徴量又は動作ログとを取得し、異常原因の収集又は初期学習を行う(ステップS210)。
異常原因の収集又は再学習(ステップS209)もしくは収集又は初期学習(ステップS210)が行われると、処理がステップS201に戻され、検知部152は、次の検知対象の機器30の通信特徴量又は動作ログを取得する(ステップS201)。
図9を用いて、異常原因を特定する処理(図8のステップS203)について説明する。ここでは、生成装置10は、異常原因として、各通信特徴量の個別の異常原因と、インシデントパターンとを特定するものとする。図9は、第1の実施形態に係るインシデントパターンを生成する処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、特定部154は、特定モデル142を用いて、各通信特徴量の個別の異常原因を特定する(ステップS301)。例えば、特定部154は、図3に示すIDSシグネチャを特定する。
次に、パターン生成部155は、検知対象の情報からRow情報を収集し(ステップS302)、インシデントパターンを生成する(ステップS303)。さらに、判定部156は、パターン生成部155によって生成されたインシデントパターンが、過去に生成されたインシデントパターンのそれぞれと同一であるか否かを判定する(ステップS304)。そして、特定部154は、判定部156によって同一であると判定されたインシデントパターンを、異常原因として特定する(ステップS305)。
[第1の実施形態の効果]
生成装置10の検知部152は、ネットワーク2における通信に関する複数の項目を持つ情報を基に、ネットワーク2の異常を検知する。また、特定部154は、検知部152によって異常が検知された場合、情報のそれぞれに対応する異常原因を特定する。また、パターン生成部155は、情報が持つ項目の値と、特定部154によって特定された異常原因とを基に、情報の所定の集合ごとの異常原因のパターンを生成する。このように、生成装置10は、異常が検知された場合、所定の集合ごとのインシデントパターンを生成することができる。この結果、生成装置10によれば、異常原因の特定を効率的に行うことが可能になる。
例えば、生成装置10によって生成されたインシデントパターンは、システム管理者によるインシデントレスポンスの作成に役立つ。例えば、インシデントパターンが作成されず、通信特徴量ごとに特定された異常原因がシステム管理者に提供される場合を考える。このとき、システム管理者は、提供された異常原因を基に、過去に作成されたインシデントレスポンスの説明や対処法が記載されたレポートを検索する。ここで、提供された異常原因に、重複や検索に寄与しないものが含まれている場合、システム管理者はレポートの検索を効率的に行うことができない。
例えば、図3の(1)~(4)のIDSシグネチャに基づいて、「C2通信」、「ログイン試行」、「ログイン試行」、「ログイン試行」という一連の異常原因がシステム管理者に提供されたとする。このとき、過去に「C2通信」、「ログイン試行」、「ログイン試行」、「ログイン試行」という一連の異常原因が存在せず、「C2通信」、「ログイン試行」、「ログイン試行」という一連の異常原因のみが存在していたとする。この場合、システム管理者は、提供された一連の異常原因に完全一致するものを検索することができない。一方、生成装置10によれば、前述の一連の異常原因をいずれも同一のインシデントパターンとして提供することができる。このように、生成装置10は、システム管理者によるインシデントレスポンスを支援することができる。
パターン生成部155は、情報が持つ項目の値から生成されたメタ情報を基に、情報に対応するフローごとの異常原因の組み合わせを表すパターンであって、各異常原因に対応するフローの数が複数であることを表現可能なパターンを生成する。これにより、生成装置10は、フローの数が抽象化されたインシデントパターンを生成することができる。特に、異常原因の組み合わせが共通していて、フローの数が異なるインシデントパターン同士の比較及び検索が容易になる。
判定部156は、パターン生成部155によって生成されたパターンを記憶する記憶部を参照し、パターン生成部155が第1のパターンを生成した場合、第1のパターンと記憶部に記憶されたパターンとが一致するか否かを判定する。これにより、生成装置10は、過去に生成した同一のインシデントパターンの存在をシステム管理者に通知することができるため、インシデントレスポンスを支援することができる。
検知モデル生成部151は、ネットワーク2の正常動作時の通信に関する情報を基に、ネットワーク2の異常を検知するための検知モデル141を生成する。また、特定モデル生成部153は、ネットワーク2の通信に関する情報を基に、ネットワーク2の異常原因を特定するための特定モデル142を生成する。また、検知部152は、検知対象の情報を基に、検知モデル141を用いてネットワーク2の異常を検知する。また、特定部154は、検知部152によって異常が検知された場合、特定モデル142を用いて、検知対象の情報のそれぞれに対応する異常原因を特定する。また、パターン生成部155は、検知対象の情報のフロー単位の集合ごとの異常原因のパターンを生成する。このように、生成装置10は、異常が検知された場合、フロー単位でインシデントパターンを生成することができる。この結果、生成装置10は、システム管理者が解釈しやすいインシデントパターンを提供することができる。また、生成装置10は、インシデントパターンを生成しつつ、各モデルを強化していくことができる。
[その他の実施形態]
生成システム1の装置構成は、図1のものに限られない。例えば、生成システム1は、検知モデル生成部151及び検知部152に相当する機能を備えた検知装置と、特定モデル生成部153及び特定部154に相当する機能を備えた生成装置とを有するものであってもよい。また、生成装置10は、ゲートウェイ装置20を経由せずに、直接機器30の通信特徴量又は動作ログを取得してもよい。
また、これまでの説明における「通信特徴量又は動作ログ」は、「通信特徴量」、「動作ログ」又は「通信特徴量及び動作ログ」に置き換えてもよい。例えば、検知モデル141は、通信特徴量及び動作ログの両方から生成されたものであってもよい。また、例えば、異常原因DB143には、異常原因と動作ログが記憶されていてもよい。
例えば、検知モデル生成部151は、機器30の正常動作時の動作ログを学習し、機器30が異常状態であることを検知するための検知モデル141を生成する。特定モデル生成部153は、機器30の異常原因ごとの通信特徴量を収集又は学習し、機器30の異常原因を特定するための特定モデル142を生成する。検知部152は、検知モデル141と機器30から取得した動作ログとを基に、機器30が異常状態であることを検知する。特定部154は、検知部152によって機器30が異常状態であることが検知された場合、特定モデル142と機器30から取得した通信特徴量とを基に、機器30の異常原因を特定する。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
[プログラム]
一実施形態として、生成装置10は、パッケージソフトウェアやオンラインソフトウェアとして上記の異常検知処理及び異常原因の特定処理を実行する生成プログラムを所望のコンピュータにインストールさせることによって実装できる。例えば、上記の生成プログラムを情報処理装置に実行させることにより、情報処理装置を生成装置10として機能させることができる。ここで言う情報処理装置には、デスクトップ型又はノート型のパーソナルコンピュータが含まれる。また、その他にも、情報処理装置にはサーバ機器、スマートフォン、携帯電話機やPHS(Personal Handyphone System)等の移動体通信端末、さらには、PDA(Personal Digital Assistant)等のスレート端末等がその範疇に含まれる。
また、生成装置10は、ユーザが使用する端末装置をクライアントとし、当該クライアントに上記の異常検知処理及び異常原因の特定処理に関するサービスを提供する特定サーバ装置として実装することもできる。例えば、特定サーバ装置は、機器の通信特徴量及び動作ログを入力とし、異常状態であるか否か及び異常状態であった場合の異常原因を出力とする特定サービスを提供するサーバ装置として実装される。この場合、特定サーバ装置は、Webサーバとして実装することとしてもよいし、アウトソーシングによって上記の異常検知処理及び異常原因の特定処理に関するサービスを提供するクラウドとして実装することとしてもかまわない。
図10は、生成プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010、CPU1020を有する。また、コンピュータ1000は、ハードディスクドライブインタフェース1030、ディスクドライブインタフェース1040、シリアルポートインタフェース1050、ビデオアダプタ1060、ネットワークインタフェース1070を有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011及びRAM1012を含む。ROM1011は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。例えば磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が、ディスクドライブ1100に挿入される。シリアルポートインタフェース1050は、例えばマウス1110、キーボード1120に接続される。ビデオアダプタ1060は、例えばディスプレイ1130に接続される。
ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093、プログラムデータ1094を記憶する。すなわち、生成装置10の各処理を規定するプログラムは、コンピュータにより実行可能なコードが記述されたプログラムモジュール1093として実装される。プログラムモジュール1093は、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。例えば、生成装置10における機能構成と同様の処理を実行するためのプログラムモジュール1093が、ハードディスクドライブ1090に記憶される。なお、ハードディスクドライブ1090は、SSDにより代替されてもよい。
また、上述した実施形態の処理で用いられる設定データは、プログラムデータ1094として、例えばメモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020は、メモリ1010やハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュール1093やプログラムデータ1094を必要に応じてRAM1012に読み出して、上述した実施形態の処理を実行する。
なお、プログラムモジュール1093やプログラムデータ1094は、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限らず、例えば着脱可能な記憶媒体に記憶され、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、ネットワーク(LAN、WAN(Wide Area Network)等)を介して接続された他のコンピュータに記憶されてもよい。そして、プログラムモジュール1093及びプログラムデータ1094は、他のコンピュータから、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
1 生成システム
2 ネットワーク
10 生成装置
11 通信部
12 入力部
13 出力部
14 記憶部
15 制御部
20 ゲートウェイ装置
30 機器
141 検知モデル
142 特定モデル
143 異常原因DB
151 検知モデル生成部
152 検知部
153 特定モデル生成部
154 特定部
155 パターン生成部
156 判定部

Claims (6)

  1. ネットワークにおける通信に関する複数の項目を持つ情報を基に、前記ネットワークの異常を検知する検知部と、
    前記検知部によって異常が検知された場合、前記情報のそれぞれに対応する異常原因としてIDSシグネチャを特定する特定部と、
    前記情報が持つ項目の値と、発アドレス分類及び着アドレス分類と、前記特定部によって特定された異常原因とを基に、前記情報の所定の集合ごとの異常原因のパターンを生成するパターン生成部と、
    を有することを特徴とする生成装置。
  2. 前記パターン生成部は、前記情報が持つ項目の値から生成されたメタ情報を基に、前記情報に対応するフローごとの異常原因の組み合わせを表すパターンであって、各異常原因に対応するフローの数が複数であることを表現可能なパターンを生成することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  3. 前記パターン生成部によって生成されたパターンを記憶する記憶部を参照し、前記パターン生成部が第1のパターンを生成した場合、前記第1のパターンと前記記憶部に記憶されたパターンとが一致するか否かを判定する判定部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  4. ネットワークの正常動作時の通信に関する情報を基に、前記ネットワークの異常を検知するための検知モデルを生成する検知モデル生成部と、
    前記ネットワークの通信に関する情報を基に、前記ネットワークの異常原因を特定するための特定モデルを生成する特定モデル生成部と、
    をさらに有し、
    前記検知部は、検知対象の情報を基に、前記検知モデルを用いて前記ネットワークの異常を検知し、
    前記特定部は、前記検知部によって異常が検知された場合、前記特定モデルを用いて、前記検知対象の情報のそれぞれに対応する異常原因を特定し、
    前記パターン生成部は、前記検知対象の情報のフロー単位の集合ごとの異常原因のパターンを生成することを特徴とする請求項1に記載の生成装置。
  5. コンピュータによって実行される生成方法であって、
    ネットワークにおける通信に関する複数の項目を持つ情報を基に、前記ネットワークの異常を検知する検知工程と、
    前記検知工程によって異常が検知された場合、前記情報のそれぞれに対応する異常原因としてIDSシグネチャを特定する特定工程と、
    前記情報が持つ項目の値と、発アドレス分類及び着アドレス分類と、前記特定工程によって特定された異常原因とを基に、前記情報の所定の集合ごとの異常原因のパターンを生成するパターン生成工程と、
    を含むことを特徴とする生成方法。
  6. コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の生成装置として機能させるための生成プログラム。
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