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JP6828085B2 - 熱輸送装置および電子機器 - Google Patents

熱輸送装置および電子機器 Download PDF

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JP6828085B2 JP2019089251A JP2019089251A JP6828085B2 JP 6828085 B2 JP6828085 B2 JP 6828085B2 JP 2019089251 A JP2019089251 A JP 2019089251A JP 2019089251 A JP2019089251 A JP 2019089251A JP 6828085 B2 JP6828085 B2 JP 6828085B2
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Description

本発明は、発熱体の熱を輸送する熱輸送装置、および該熱輸送装置を備える電子機器に関する。
電子機器ではCPUなどの発熱体を備えていることがあり、該発熱体の熱を放熱する必要がある。特許文献1にはコンピュータのCPUで発生する熱をヒートパイプで輸送し、さらにヒートスプレッダで輸送して放熱する発明が開示されている。この発明では、ヒートパイプはCPUに接し、ヒートスプレッダはヒートパイプに接している。
特開2000−349479号公報
例えばノート型PCなどの電子機器では薄型化および軽量化が進んでおり、これにともないCPUなどの発熱体からの熱を適切に放熱させることが望まれている。特許文献1に記載の発明では、CPU、ヒートパイプおよびヒートスプレッダはコンピュータの筐体内で厚み方向に積層されており、薄型化が困難である。
ヒートパイプとヒートスプレッダとの組み合わせとしては特許文献1に記載の発明以外にも、図8に示すような熱輸送装置500A,500Bおよび500Cが挙げられる。図8(a)に示す熱輸送装置500Aは、ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504aとを備えている。ヒートパイプ502は受熱面506が発熱体であるCPU508に接している。CPU508は基板510に実装されている。ヒートスプレッダ504aは、ヒートパイプ502における受熱面506に対して直交する側面512に固定されていて熱伝達がなされる。ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504aとは厚みが等しい。このような熱輸送装置500Aでは、ヒートスプレッダ504aが厚いために重量増となる。また、ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504aとの設計上の接触面積は広いが、両者の実際の接触が不十分であると良好な熱伝達特性が得られない懸念がある。
図8(b)に示す熱輸送装置500Bは、ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504bとを備えている。ヒートスプレッダ504bは、側面512に固定されていて熱伝達がなされる。ヒートスプレッダ504bはヒートパイプ502よりも薄い。このような熱輸送装置500Bでは、ヒートスプレッダ504bが薄いため軽量であるが、ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504bとの接触面積が小さいために熱伝達特性および機械的強度が不十分となる懸念がある。
図8(c)に示す熱輸送装置500Cは、ヒートパイプ502とヒートスプレッダ504cとを備えている。ヒートスプレッダ504cは、ヒートパイプ502における受熱面506とは反対側の対向面514に固定されている。この熱輸送装置500Cでは、CPU508、ヒートパイプ502およびヒートスプレッダ504cが厚み方向に積層されている。ヒートスプレッダ504cは適度に薄く設定することは可能であるが、一層の薄型化が望まれる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、薄く、軽量で且つ熱伝達特性が優れる熱輸送装置および電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1態様に係る熱輸送装置は、発熱体と熱接続するヒートパイプと、前記ヒートパイプと熱接続して熱を放熱させるヒートスプレッダと、を備える熱輸送装置であって、前記ヒートパイプは、前記発熱体から受熱する受熱面と、前記受熱面に対して交差する側面と、を有し、前記ヒートスプレッダは、前記ヒートパイプを囲むように設けられ、前記ヒートパイプと側面同士が熱接続する第1プレート部材と、前記第1プレート部材を囲むように設けられ、前記第1プレート部材の前記ヒートパイプと接する側面とは反対の側面と側面同士が熱接続する第2プレート部材と、を有し、前記第2プレート部材は、前記第1プレート部材よりも薄い。
前記第1プレート部材および前記第2プレート部材は、前記ヒートパイプの前記受熱面とは反対側の対向面に対して同一平面上に形成される接続平面を有してもよい。
前記第1プレート部材の前記接続平面、前記第2プレート部材の前記接続平面および前記ヒートパイプの前記対向面に対向接触する熱伝達材を有してもよい。
前記熱伝達材は、前記熱輸送装置が設けられる電子機器の筐体であってもよい。
前記熱伝達材は、前記熱輸送装置が設けられる電子機器の筐体の内面上に設けられた金属膜であってもよい。
前記第1プレート部材と前記第2プレート部材とは相互の複数の噛み合い部で圧入されていてもよい。
本発明の第2態様に係る電子機器は、上記の熱輸送装置と、前記発熱体と、を備える。
本発明の第3態様に係る電子機器は、発熱体と、前記発熱体の熱を輸送する熱輸送装置と、前記発熱体および前記熱輸送装置が設けられる筐体と、を備える電子機器であって、前記熱輸送装置は、前記発熱体と熱接続するヒートパイプと、前記ヒートパイプと熱接続して熱を放熱させるヒートスプレッダと、を有し、前記ヒートパイプは、前記発熱体から受熱する受熱面と、前記受熱面に対して交差する側面と、を有し、前記ヒートスプレッダは、前記ヒートパイプを囲むように設けられ、前記ヒートパイプと側面同士が熱接続し、前記ヒートパイプの受熱面とは反対側の対向面に対して同一平面上に形成される接続平面を有し、前記筐体は、前記ヒートスプレッダの前記接続平面および前記ヒートパイプの前記対向面に対向接触する。
本発明の上記態様によれば、ヒートパイプとスプレッダとが厚み方向に重ならないため、薄くすることができる。また、第2プレート部材は第1プレート部材よりも薄いため軽量化が図られる。さらに、第1プレート部材は第2プレート部材よりも厚くヒートパイプとの接触面積を大きく確保することができ熱伝達特性が優れる。
図1は、一実施形態に係る電子機器を閉じて収納形態とした状態を示した斜視図である。 図2は、図1に示す電子機器を開いて使用形態とした状態を模式的に示した斜視図である。 図3は、図2に示す電子機器の内部構造を模式的に示した平面図である。 図4は、筐体部材とその内部に設けられる要素との分解斜視図である。 図5は、電子機器における筺体部材の断面側面図である。 図6は、熱輸送装置の変形例を示す図であり、(a)は第1変形例にかかる熱輸送装置の断面側面図であり、(b)は第2変形例にかかる熱輸送装置の断面側面図であり、(c)は第3変形例にかかる熱輸送装置の断面側面図であり、(d)は第4変形例にかかる熱輸送装置の断面側面図である。 図7は、第5変形例にかかる熱輸送装置の平面図である。 図8は、比較例にかかる熱輸送装置を示す図であり、(a)はその第1例の断面側面図であり、(b)はその第2例の断面側面図であり、(c)はその第3例の断面側面図である。
以下に、本発明にかかる熱輸送装置および電子機器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、一実施形態に係る電子機器10を閉じて収納形態とした状態を示した斜視図である。図2は、図1に示す電子機器10を開いて使用形態とした状態を模式的に示した斜視図である。図3は、図2に示す電子機器10の内部構造を模式的に示した平面図である。電子機器10は、一実施形態にかかる熱輸送装置11を内部に備えている。
図1及び図2に示すように、電子機器10は、2つの筐体部材12A及び12Bと、背表紙部材14と、ディスプレイ16とを備える。筐体部材12A及び12Bは、カバー18で覆われている。カバー18は、例えばポリウレタンである。本実施形態では電子機器10として本のように二つ折りに折り畳み可能なタブレット型PCを例示する。電子機器10は携帯電話、スマートフォン又は電子手帳等であってもよい。
ディスプレイ16は、例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイである。ディスプレイ16は、筐体部材12A,12Bを折り畳んだ際に一緒に折り畳み可能な構造である。ディスプレイ16は、例えば柔軟性の高いペーパー構造を持った有機EL(Electro Luminescence)等のフレキシブルディスプレイであり、筐体部材12A,12Bの開閉動作に伴って開閉する。
各筐体部材12A,12Bは、それぞれ背表紙部材14に対応する辺以外の3辺に側壁を起立形成した矩形の板状部材である。各筐体部材12A,12Bは、例えばステンレスやマグネシウム、アルミニウム等の金属板や炭素繊維等の強化繊維を含む繊維強化樹脂板で構成される。筐体部材12A,12Bの内面側には、支持プレートを介してディスプレイ16が固定される。筐体部材12A,12B間は、一対のヒンジ機構19,19を介して連結される。ヒンジ機構19は、筐体部材12A,12B間を図1に示す収納形態と図2に示す使用形態とに折り畳み可能に連結している。図3中に1点鎖線で示す線Oは、筐体部材12A,12Bの折り畳み動作の中心となる折曲中心Oを示している。
図3に示すように、筐体部材12Aの内面12Aaには、熱輸送装置11、矩形のメイン基板20、通信モジュール22およびSSD(Solid State Drive)24などが取付固定される。熱輸送装置11は、メイン基板20と内面12Aaとの間に配置される(図4参照)。なお、図3では、熱輸送装置11が視認されやすいように、手前側のメイン基板20は輪郭だけを仮想線で示している。メイン基板20および熱輸送装置11は筐体部材12Aの内面12Aaにおいて広い面積を占めている。筐体部材12Aの隅には冷却ファン26が設けられている。筐体部材12Bの内面12Baには、サブ基板28、アンテナ30及びバッテリ装置32等が取付固定される。
図4は、筐体部材12Aとその内部に設けられる要素との分解斜視図である。以下の説明において、図4におけるメイン基板20が配置される方向を上、筐体部材12Aが配置される方向を下とする。
図4に示すように、メイン基板20の下面にはCPU(Central Processing Unit)34、メモリ36などが実装されている。CPU34は、電子機器10に搭載された電子部品のうちで熱量が最大の発熱体である。
熱輸送装置11は、CPU34の熱を輸送して放熱する部品であり、CPU34と熱接続するヒートパイプ38と、ヒートパイプ38と熱接続して熱を放熱させるヒートスプレッダ40とを備えている。熱輸送装置11は、平面視でメイン基板20と同じ程度のサイズかまたはやや大きく設定されている。
ヒートパイプ38は、例えば両端部を接合して内側に密閉空間を形成した金属管を潰した構成であり、その密閉空間内に封入した作動流体の相変化を利用して熱を高効率に輸送可能な熱輸送装置である。ヒートパイプ38は、一部がCPU34と接するように配置され、端部39が冷却ファン26の送風口に接続された冷却ファン26と熱伝達可能に接続されている。冷却ファン26は、端部39の近傍に配置され、筺体部材12Aの一側面における通気孔42aおよび他の側面における通気孔42bのいずれか一方から吸気して他方に排気し、ヒートパイプ38の熱を放出させる。
ヒートスプレッダ40は、ヒートパイプ38における端部39以外の部分を囲って固定されている第1プレート部材44と、該第1プレート部材44のほぼ全周をさらに囲って固定されている第2プレート部材46とを有する。ヒートパイプ38と第1プレート部材44とは同じ厚みである。第2プレート部材46は第1プレート部材44よりも薄い。ヒートスプレッダ40における端部39が配置される側の辺は、ほぼ第1プレート部材44だけで形成されている。第1プレート部材44は第2プレート部材46よりも厚いため、突出する端部39を安定して支持可能である。ヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46は内面12Aaに沿って広がっており、上下方向には重ならない。第1プレート部材44はヒートパイプ38と同等かそれ以上の面積を有する。第2プレート部材46は、第1プレート部材44よりも面積が広い。
ヒートパイプ38と第1プレート部材44とは、例えばプレスや圧入によって固定され、接触している。ヒートパイプ38と第1プレート部材44との圧入は、例えば金属管と第1プレート部材44の母材とをローラの転動によって同時に加圧し、金属管を潰してヒートパイプ38を形成するのと同時にその側面に対して第1プレート部材44を圧入することができる。
第1プレート部材44と第2プレート部材46とは、例えばプレスや圧入によって固定され、接触している。第1プレート部材44と第2プレート部材46との境界は、ほぼ全周に亘って連続的に設けられた櫛歯状の噛み合い部48が形成されている。第1プレート部材44と第2プレート部材46とは噛み合い部48による相互の噛み合いによって接触面積が広くなり、機械的な接続強度と熱伝導性とが向上している。第2プレート部材46の隅には、冷却ファン26を避ける切欠き50が形成されている。
ヒートスプレッダ40は伝熱性の高い金属板であって、例えばアルミニウム、銅、ステンレスまたはこれらの合金である。第1プレート部材44と第2プレート部材46とは、同じ材質でもよいし異なる材質でもよい。
ヒートパイプ38は一部がCPU34と接触して両幅方向に延在してヒートスプレッダ40および冷却ファン26に伝熱する。ヒートスプレッダ40は十分に広い面積であり、CPU34から受熱して放熱させることにより、該CPU34の温度が過度に上昇することを防止する。また、ヒートパイプ38の端部39が冷却ファン26から風を受けることにより、さらに冷却効果が高まる。ただし、熱条件によっては冷却ファン26を省略してもよい。熱輸送装置11が熱を輸送する発熱体としてはCPU34に限らず、例えばSSD24、アンテナ30、メモリ36、バッテリチャージャなどでもよい。
筐体部材12Aの内面12Aaにおける熱輸送装置11に接する部分のほぼ全面は金属膜(熱伝達材)52でコーティングされている。金属膜52は、熱輸送装置11に接する部分のうち、平面視でヒートパイプ38と第1プレート部材44との境界を含む部分や第1プレート部材44と第2プレート部材46との境界を含む部分に設けられていると、これらの2つの部材間における熱電導を高めることができる。特に、何らかの理由(例えば、製造誤差や経年変化など)によりこれらの2つの部材間における接触が不十分となる懸念がある場合や、筺体部材12Aが伝熱性の低い材質(例えば樹脂材)で形成されているときには、2つの部材間の熱電導を補完することができて好適である。金属膜52は、熱輸送装置11に接する部分の少なくとも一部に設けられていると、熱伝導性を高めることができる。
金属膜52は筐体部材12Aよりも伝熱性の高い金属材であって、例えばアルミニウム、銅などである。金属膜52は、筐体部材12Aの内面12Aaに対して蒸着、金属箔の接着または金属を含有する塗料の塗布によって形成されており、十分に薄い。図4において、金属膜52はドット地で示している。
図5は、電子機器10における筐体部材12Aの断面側面図である。図5に示すように、ヒートパイプ38は、CPU34に接して受熱する受熱面38aと、受熱面38aに対して直交する2つの側面38bと、受熱面38aとは反対側の対向面38cとを有する。側面38bは受熱面38aに対して直交している必要はなく、例えばある程度斜めに交差する面でもよい。側面38bは平面でなくてもよく、例えば凹凸面や曲面であってもよい。受熱面38aは上面であり、対向面38cは下面である。CPU34と受熱面38aとは熱接続されていれば直接に接してなくてもよく、例えば両者の間には、伝熱性を高めるための伝熱板やグリスが設けられていてもよい。
第1プレート部材44は、ヒートパイプ38の側面38bに対して圧入固定されることにより接触している。第2プレート部材46は、第1プレート部材44に対してヒートパイプ38とは反対側に対して圧入固定されることによって接触している。このように、
第1プレート部材44とヒートパイプ38とは側面同士が熱接続され、第1プレート部材44と第2プレート部材46とは側面同士が熱接続されている。また、上記のとおりヒートパイプ38と第1プレート部材44とは同じ厚みであり、第2プレート部材46は第1プレート部材44よりも薄い。
このような構成により、CPU34が発生する熱は、矢印Aで示すようにヒートパイプ38から第1プレート部材44および第2プレート部材46へと伝熱され拡散される。
第1プレート部材44の下面44a(接続平面)および第2プレート部材46の下面46a(接続平面)は、ヒートパイプ38の対向面38cと同一平面上に形成される。第1プレート部材44の下面44aおよび第2プレート部材46の下面46aは、ヒートパイプ38の対向面38cは、それぞれ金属膜52を介して筐体部材12Aの内面12Aaに対向接触している。金属膜52および内面12Aaは、ヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46を熱的に接続する熱伝達材として機能する。このような熱伝達材は、金属膜52または筐体部材12Aのいずれか一方としてもよい。筐体部材12Aは熱伝達材として用いる場合には、金属製にするとよい。このような熱伝達材は、ヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46における同一平面である下面44a,46aに対して接して相互間の熱伝達を促進する。なお、熱伝達材とヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46とが接する形態は熱接続であればよく、例えば接着剤やグリスなどの他の薄い伝熱材が介在していてもよい。
このような構成により、CPU34が発生する熱は上記の矢印Aで示す経路以外に、矢印Bでようにヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46から金属膜52および筺体部材12Aへと伝熱され拡散される。
熱輸送装置11と金属膜52との間、または熱輸送装置11と筐体部材12Aとの間は、全面または一部が熱伝導性のある接着剤(例えばグラファイト主剤、シリコン系剤)で接着されている。この接着剤はリペア性を考慮し、熱輸送装置11が筐体部材12Aから取り外し可能な程度の適度な接着力のものが用いられる。
このように構成される熱輸送装置11においては、ヒートパイプ38はCPU34と筐体部材12Aとによって挟まれており、この部分にはヒートスプレッダ40が重なっていないため上下方向に薄く形成することができる。
また、ヒートパイプ38と第1プレート部材44とは同じ厚みであって、接触面積が広く確保されて熱伝導性が高い。第1プレート部材44はヒートパイプ38と同等かそれ以上の面積を有することから、ヒートパイプ38から受熱して適度に放熱することができる。
さらに、第2プレート部材46は、第1プレート部材44に対して噛み合い部48で噛み合っていることから大きい接触面積が確保されて熱伝導性が高い。第2プレート部材46は第1プレート部材44よりも広く、放熱性能が高い。第2プレート部材46は第1プレート部材44よりも広いが、薄く形成されているため軽量である。
また、ヒートパイプ38、第1プレート部材44および第2プレート部材46は各下面が同一平面を形成しており、金属膜52を介して筐体部材12Aと接触していることからこれらの3つの部材間の熱伝導性が高まり、熱を放散させやすくなる。
なお、図5に示されるように第1プレート部材44はヒートパイプ38の両側方に設けられているが、設計条件によってはいずれか片方だけでもよい。同様に、第2プレート部材46は第1プレート部材44を挟んでヒートパイプ38の両側方に設けられているが、設計条件によってはいずれか片方だけでもよい。
図6は、熱輸送装置11の変形例を示す図であり、(a)は第1変形例にかかる熱輸送装置11Aの断面側面図であり、(b)は第2変形例にかかる熱輸送装置11Bの断面側面図であり、(c)は第3変形例にかかる熱輸送装置11Cの断面側面図であり、(d)は第4変形例にかかる熱輸送装置11Dの断面側面図である。各変形例において上記の熱輸送装置11と同様の構成要素については同符号を付してその詳細な説明を省略する。
図6(a)に示すように、第1変形例にかかる熱輸送装置11Aはヒートパイプ38と、ヒートスプレッダ40aとを備える。ヒートスプレッダ40aは第1プレート部材45aと第2プレート部材47aとを備える。第2プレート部材47aは上記の第2プレート部材46と同じものである。第1プレート部材45aは、ヒートパイプ38の側面38bと接する側は該ヒートパイプ38と同様に適度な厚みがあり、第2プレート部材47aと接する側は該第2プレート部材47aと同様に適度に薄く、上面はこれらの2つの側面をつなぐ傾斜面となっている。このような形状により第1プレート部材45aは軽量化が図られる。
図6(b)に示すように、第2変形例にかかる熱輸送装置11Bはヒートパイプ38と、ヒートスプレッダ40bとを備える。ヒートスプレッダ40bは第1プレート部材45bと第2プレート部材47bとを備える。第1プレート部材45bは上記の第1プレート部材44と同じ厚みおよび面積であり、第2プレート部材47bは上記の第2プレート部材46と同じ厚みおよび面積である。第1プレート部材45bと第2プレート部材47bとは一体であり熱伝導性が高い。ヒートスプレッダ40bは、例えば第1プレート部材45bと同じ厚みの母材から第2プレート部材47bの上方部分を機械加工(例えばCNC(Computerized Numerical Control))によって削り取ることによって形成され、または別部材である第1プレート部材45bと第2プレート部材47bとを溶接によって一体化して得られる。第1プレート部材45bの上面は(a)の第1プレート部材45aのように傾斜面としてもよい。
図6(c)に示すように、第3変形例にかかる熱輸送装置11Cはヒートパイプ38と、ヒートスプレッダ40cとを備える。ヒートスプレッダ40cは上記の第1プレート部材44と同様にヒートパイプ38に対して圧入・固定されている。ヒートスプレッダ40cは上記の第2プレート部材46と同じ厚みであり、第1プレート部材44および第2プレート部材46とを合わせた面積となっている。すなわち、ヒートスプレッダ40cは、上記の第1プレート部材44および第2プレート部材46のような区分けがなされない形状であり、かつ適度に薄くて軽量である。このような熱輸送装置11Cでは、ヒートパイプ38とヒートスプレッダ40cとの間は、直接的に接する面積がやや小さいが、金属膜52および筐体部材12A(またはいずれか一方)を介して熱的に間接的に接していることから熱伝達性能が担保される。
図6(d)に示すように、第4変形例にかかる熱輸送装置11Dはヒートパイプ38と、ヒートスプレッダ40dとを備える。ヒートスプレッダ40dは上記の第1プレート部材44と同様にヒートパイプ38に対して圧入・固定されている。ヒートスプレッダ40dは上記の第1プレート部材44と同じ厚みであり、第1プレート部材44および第2プレート部材46とを合わせた面積となっている。すなわち、ヒートスプレッダ40cは、上記の第1プレート部材44および第2プレート部材46のような区分けがなされない形状になっている。このような熱輸送装置11Dでは、ヒートパイプ38とヒートスプレッダ40dとの間は、直接的に接する面積が適度に広く、さらに金属膜52および筐体部材12Aを介して間接的に接していることから熱伝達性能が一層向上する。ヒートスプレッダ40dは、例えばアルミニウムなどを用いると銅材と較べて軽量になる。
図7は、第5変形例にかかる熱輸送装置11Eの平面図である。図7に示すように、第5変形例にかかる熱輸送装置11Eは、2本のヒートパイプ56と、ヒートスプレッダ57とを備える。ヒートスプレッダ57は、第1プレート部材58と、第2プレート部材60とを備える。ヒートパイプ56、ヒートスプレッダ57、第1プレート部材58および第2プレート部材60は、上記のヒートパイプ38、ヒートスプレッダ40、第1プレート部材44および第2プレート部材46に相当する。
ヒートスプレッダ57は、横長の矩形であって一部に突部57aを備えている。2本のヒートパイプ56は一端が突部57aに配置されて、偏平Y字状に広がり、他端はそれぞれヒートスプレッダ57の隅部近傍まで延在している。第1プレート部材58は突部57aの全部とY字に広がる2本のヒートパイプ56を囲う形状となっている。ヒートパイプ56と第1プレート部材58とは同じ厚みで、圧入固定されている。第2プレート部材60は、ヒートスプレッダ57における第1プレート部材58以外の部分を形成している。第1プレート部材58と第2プレート部材60とは噛み合い部48で噛み合いながら圧入固定されている。第2プレート部材60は第1プレート部材58よりも薄く、かつ広い。
熱輸送装置11Eと組み合されるメイン基板20aは長尺形状であって、平面視で突部57aに重なる。メイン基板20aのCPU34は平面視で突部57aの位置にあり、ヒートパイプ56に接して伝熱する。このように、冷却対象であるCPU34がヒートパイプ56に接していれば、メイン基板20aのそれ以外の部分は熱輸送装置11Eと重なっていなくてもよく、レイアウトの自由度が高まる。
また、熱輸送装置11Eと筐体部材12Aの内面12Aaとを固定する接着剤62は、ヒートスプレッダ57におけるCPU34から離間した場所(例えば、ヒートパイプ56におけるCPU34との接続端と反対側の端部近傍)に設けてもよい。これにより、CPU34の発する熱が筐体部材12Aに対して直接的に伝達されることがなく、該筐体部材12Aにホットスポットが発生することを抑制することができ、ユーザに違和感を与えることがない。
同様に、内面12Aaに設ける金属膜52はCPU34からやや離間した箇所(例えば、突部57aが設けられる辺とは反対側の辺に沿い、かつ噛み合い部48の多くを含む領域)に設けると、筐体部材12Aにおけるホットスポットの発生を防止することができる。さらに、カバー18(図5参照)がポリウレタンなど断熱性のある材質であれば、ホットスポットによってユーザに与える違和感を一層軽減できる。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
11,11A,11B,11C,11D,11E 熱輸送装置
12A,12B 筐体部材
12Aa,12Ba 内面
16 ディスプレイ
18 カバー
20,20a メイン基板
26 冷却ファン
34 CPU(発熱体)
38,56 ヒートパイプ
38a 受熱面
38b 側面
38c 対向面
40,40a,40b,57 ヒートスプレッダ
44,45a,45b,58 第1プレート部材
46,47a,47b,60 第2プレート部材
48 噛み合い部
52 金属膜
57a 突部
62 接着剤

Claims (7)

  1. 発熱体と熱接続するヒートパイプと、
    前記ヒートパイプと熱接続して熱を放熱させるヒートスプレッダと、
    を備える熱輸送装置であって、
    前記ヒートパイプは、
    前記発熱体から受熱する受熱面と、
    前記受熱面に対して交差する側面と、を有し、
    前記ヒートスプレッダは、
    前記ヒートパイプを囲むように設けられ、前記ヒートパイプと側面同士が熱接続する第1プレート部材と、
    前記第1プレート部材を囲むように設けられ、前記第1プレート部材の前記ヒートパイプと接する側面とは反対の側面と側面同士が熱接続する第2プレート部材と、を有し、
    前記第2プレート部材は、前記第1プレート部材よりも薄く、
    前記第1プレート部材および前記第2プレート部材は、前記ヒートパイプの前記受熱面とは反対側の対向面に対して同一平面上に形成される接続平面を有することを特徴とする熱輸送装置。
  2. 請求項に記載の熱輸送装置において、
    前記第1プレート部材の前記接続平面、前記第2プレート部材の前記接続平面および前記ヒートパイプの前記対向面に対向接触する熱伝達材を有することを特徴とする熱輸送装置。
  3. 請求項に記載の熱輸送装置において、
    前記熱伝達材は、前記熱輸送装置が設けられる電子機器の筐体であることを特徴とする熱輸送装置。
  4. 請求項に記載の熱輸送装置において、
    前記熱伝達材は、前記熱輸送装置が設けられる電子機器の筐体の内面上に設けられた金属膜であることを特徴とする熱輸送装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の熱輸送装置において、
    前記第1プレート部材と前記第2プレート部材とは相互の複数の噛み合い部で圧入されていることを特徴とする熱輸送装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の熱輸送装置と、
    前記発熱体と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  7. 発熱体と、
    前記発熱体の熱を輸送する熱輸送装置と、
    前記発熱体および前記熱輸送装置が設けられる筐体と、
    を備える電子機器であって、
    前記熱輸送装置は、
    前記発熱体と熱接続するヒートパイプと、
    前記ヒートパイプと熱接続して熱を放熱させるヒートスプレッダと、を有し、
    前記ヒートパイプは、
    前記発熱体から受熱する受熱面と、
    前記受熱面に対して交差する側面と、を有し、
    前記ヒートスプレッダは、前記ヒートパイプを囲むように設けられ、前記ヒートパイプと側面同士が熱接続し、前記ヒートパイプの受熱面とは反対側の対向面に対して同一平面上に形成される接続平面を有し、
    前記筐体は、前記ヒートスプレッダの前記接続平面および前記ヒートパイプの前記対向面に対向接触することを特徴とする電子機器。
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