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JP6508168B2 - 回転電機 - Google Patents

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JP6508168B2
JP6508168B2 JP2016222475A JP2016222475A JP6508168B2 JP 6508168 B2 JP6508168 B2 JP 6508168B2 JP 2016222475 A JP2016222475 A JP 2016222475A JP 2016222475 A JP2016222475 A JP 2016222475A JP 6508168 B2 JP6508168 B2 JP 6508168B2
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Description

本開示は、回転電機に係り、特に、埋込磁石式のロータを備える回転電機に関する。
電動車両に用いられる回転電機について、小型軽量と出力効率の向上とを図るために、ロータコア内において、周方向に沿って複数の永久磁石を埋め込んで磁極を形成する埋込磁石式の回転電機が用いられる。埋込磁石式の回転電機は、ステータの回転磁界と永久磁石との協働によって生成されるマグネットトルクと、ロータコアの磁気的異方性に基づいて生成されるリラクタンストルクとの合成トルクを出力する。1磁極内で複数の埋込磁石をV字状に配置することで、さらに出力効率の向上を図ることができ、また、埋込磁石を径方向に沿って2層とすることで、出力できるトルクをさらに増加させることができる。
特許文献1では、2層の埋込磁石式の回転電機について、内側に配置されるV字状の永久磁石と外側に配置されるV字状の永久磁石との間の径方向に沿った磁石間距離をβとし、ロータの半径をαとし、最適距離指標γ=β/αを用いた磁界解析を述べている。
特許文献2の2層の埋込磁石式の回転電機では、外周側に配置される永久磁石が弱め界磁の際の減磁の影響を受けやすいので、内周側に配置する永久磁石よりも幅を狭く厚さを厚くし、2種類の形状の永久磁石を使い分けている。
特許文献3では、多層の埋込磁石式の回転電機において、隣接する永久磁石の間におけるセンターブリッジについて、回転電機の回転による遠心力や加振力に起因して作用する応力は、埋込磁石の質量が大きくなるにつれて増加することを指摘する。多層について径方向に沿って内周側に配置される層ほど、永久磁石の周方向に沿った長さが長くなりその質量が多くなるので、それに応じ、センターブリッジの周方向に沿った長さを長くすることが開示されている。
特開2011−223836号公報 特開2007−274798号公報 特開2005−198487号公報
2層の埋込磁石式のロータにおいては、内周側の層の永久磁石の周方向に沿った長さが外周側の層の永久磁石の周方向に沿った長さよりも長くなる。そこで、外周側の層の永久磁石と内周側の層の永久磁石との間に形成される磁路の幅が周方向に沿って一定であると、内周側の層の永久磁石を通る磁束が外周側の層の永久磁石に向かうときに、局部的な磁束の密集が生じ得る。磁路を通る磁束が局部的に密集すると、磁束密度の飽和が生じ、回転電機のトルクが低下する恐れがある。そこで、2層の埋込磁石式のロータにおいて磁束密度の飽和を緩和し、トルク低下を抑制できる回転電機が要望される。
本開示に係る回転電機は、ステータコイルが巻回されたステータと、ステータの内周側に所定の間隔を隔てて同心状に配置されるロータであって、ロータコア、及び、ロータコア内において、磁極中心線に対して線対称で、かつ、V字状またはU字状に配置されて外周側と内周側との2層構造に配置されて埋め込まれた永久磁石を含むロータと、を備え、1磁極当り、外周側に配置された永久磁石の数は2個以上の偶数で、内周側に配置された永久磁石の数は4個以上の偶数であり、外周側に配置され且つ前記磁極中心線に対し線対称に配置された2個の永久磁石の磁極中心線に対する角度は、内周側にU字状に配置された4個以上の偶数の永久磁石の内で、磁極中心線から最も近い位置で且つ磁極中心線に対し線対称に配置された2個の永久磁石の磁極中心線に対する角度よりも大きく、内周側に配置された永久磁石についてU字状の配置形状は、磁極中心線から離れて遠い位置に配置された永久磁石の磁極中心線に対する角度は、磁極中心線から近い位置に配置された永久磁石が磁極中心線に対してなす角度よりも小さく、内周側に配置された永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの周方向に沿った長さは、外周側に配置された永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの周方向に沿った長さよりも長い
上記構成に係る回転電機によれば、磁極中心に対し、外周側の層の永久磁石がなす角度が、内周側の層の永久磁石がなす角度よりも大きい。これにより2層の間の磁路について、磁極中心側の磁路が磁極端側の磁路よりも広くなるので、2層の間の磁路における磁束密度の飽和を緩和し、回転電機としてのトルク低下を抑制できる。
上記構成に係る回転電機によれば、2層の間の磁路における磁束密度の飽和を緩和しながら、内周側に配置された永久磁石の磁極中心に対する角度が一定の場合に比べ、ロータ及び回転電機の小型化を図れる。
本開示に係る回転電機において、内周側に配置された永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの周方向に沿った長さは、外周側に配置された永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの周方向に沿った長さよりも長いことが好ましい。
回転電機の回転による遠心力や加振力に起因して作用する応力は、埋め込まれる永久磁石の大きさが大きくなるにつれて増加する。上記構成の回転電機によれば、2層の内で磁石数が多い内周側のセンターブリッジの長さを外周側のセンターブリッジの長さに比べて長くとるので、外周側のセンターブリッジに懸る応力と内周側のセンターブリッジに懸る応力の均一化が図れ、センターブリッジの損傷を抑制できる。
上記構成の回転電機によれば、2層の埋込磁石式のロータにおいて磁束密度の飽和を緩和し、トルク低下を抑制できる。
実施の形態に係る回転電機の構成図である。 図1の磁極P1の拡大図である。 図2における角度関係を示す図である。 図2の構成においてq軸磁束の流れを示す図である。 図2の構成において、磁束の密集箇所の例を示す図である。 比較例として、図3におけるθ2>θ3と異なり、θ3をθ2に合わせてθ2=θ3とした場合の1磁極を示す図である。 他の比較例で、図3におけるθ2をθ3に合わせて、θ2=θ3とした場合の1磁極を示す図である。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき、詳細に説明する。以下では、車両に搭載される回転電機を述べるが、これは説明のための例示であって、車両搭載以外の用途であっても構わない。以下では、ステータコイルの巻回方法を分布巻として述べるが、これは説明のための例示であって、集中巻であってもよい。
以下で述べる形状、寸法、ティース及びスロットの数、ロータの磁極数、永久磁石の数、材質等は、説明のための例示であって、回転電機の仕様に合わせ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、車両に搭載される回転電機10の構成を示す図である。回転電機10は、図示しない駆動回路の制御によって、車両が力行するときは電動機として機能し、車両が制動時にあるときは発電機として機能するモータ・ジェネレータで、三相同期型の回転電機である。回転電機10は、固定子であるステータ12と、ステータ12の内周側に所定の間隔を隔てて配置される回転子であるロータ30とで構成される。
ステータ12は、ステータコア14と、ステータコイル16とを含む。ステータコア14は、円環状の磁性体部品で、円環状のバックヨーク18とバックヨーク18から内周側に突き出す複数のティース20とを含む。隣接するティース20の間の空間はスロット22である。図1の例では、ティース20の数とスロット22の数は同数で、3の倍数である48である。
かかるステータコア14は、バックヨーク18とティース20とを含み、スロット22が形成されるように所定の形状に成形された円環状の磁性体薄板を所定枚数で軸方向に積み重ねた積層体である。磁性体薄板の両面には電気的な絶縁処理が施される。磁性体薄板の材質としては、珪素鋼板の一種である電磁鋼板を用いることができる。磁性体薄板の積層体に代えて、磁性粉末を一体化成形したものをステータコア14としてもよい。
ステータコイル16は、三相の分布巻コイルで、1つの相巻線が複数のティース20に跨って巻回されて形成される。図1には、ステータコイル16の一部の巻回を示す。ここで、各スロット22に付したU,V,Wは、そのスロット22に巻回される巻線の相を示す。例えば、U相巻線は、Uと付されたスロット22に挿入され、その挿入されたスロット22から周方向に沿って延びて6スロット分隔てた次のUと付されたスロット22に挿入され、これを繰り返すことで形成される。V相巻線、W相巻線も同様である。
ロータ30は、ステータ12の内周に対し、所定の磁気ギャップ24を隔てて同心状に配置される円環状の回転子である。ロータ30は、ロータコア32と中心穴34とを含む。ロータコア32の中心穴34には、回転電機10の出力軸であるロータ軸が固定される。中心穴34の中心位置をCと示す。図1に、径方向と周方向と軸方向とを示す。径方向は、中心位置Cとステータ12の外周側とを結ぶ放射状の方向で、中心位置C側が内周側の方向であり、ステータ12の外周側が外周側の方向である。周方向は、中心位置Cを中心として円周方向に沿って延びる方向である。軸方向は、中心穴34に挿入されるロータ軸が延びる方向で、図1における紙面に垂直な方向である。
ロータ30は、磁極数が8で、中心位置Cから見た1磁極分の周方向に沿った見込み角度φは45度である。図1において、8個の磁極にそれぞれP1からP8を付した。P1〜P8の各磁極は、配置位置が異なるのみで、構成は同じである。そこで、いくつかの磁極に代表させて、各磁極における複数の永久磁石、複数の磁石孔等について述べる。
磁極P1に示すように、各磁極は、径方向に沿って外周側と内周側との2層構造に配置された埋込磁石部40を有する。埋込磁石部40の2層構造の各層を区別するときは、外周側の層を外埋込磁石部42と呼び、内周側の層を内埋込磁石部44と呼ぶ。
外埋込磁石部42も内埋込磁石部44も、永久磁石は磁石孔に挿入される。図1において永久磁石に斜線を付したので、磁石孔は、永久磁石の長手方向の端部に斜線が付されていない部分として示されるが、そのままでは磁石孔の形状がやや分かりにくい。そこで、磁極P8において、永久磁石の図示を省略して、磁石孔のみを表した。磁極P8に示すように、各磁極は、磁石孔60,61,62,63を有する。磁石孔60,61は外埋込磁石部42に属し、磁石孔62,63は内埋込磁石部44に属する。
磁極P7において、磁石孔60,61,62,63に挿入される永久磁石50,51,53,53,54,55を示す。磁極P1、磁極P8を参照して、外埋込磁石部42においては、磁石孔60に永久磁石50が挿入され、磁石孔61に永久磁石51が挿入される。内埋込磁石部44においては、磁石孔62に、永久磁石52,54が挿入され、磁石孔63に、永久磁石53,55が挿入される。
P1〜P8の各磁極は構成が同じであるので、以下では、磁極P1について、図2を用いて外埋込磁石部42と内埋込磁石部44の詳細な構成を述べる。
図2において、磁極P1の磁極中心をCLで示す。磁極中心Lは、磁極P1を中心位置Cから見て周方向に沿った見込み角度φを二分して、φ/2ずつとして、中心位置Cを通り、外周側に延びる線である。磁極中心Lは、磁極P1におけるd軸である。磁極P1のq軸は、中心位置Cを通り、磁極P1とその隣の磁極P2,P8との境界線である。
外埋込磁石部42は、磁極中心Lに対して線対称で、かつ、V字状に配置された2個の永久磁石50,51を含む。2個の永久磁石50,51は、それぞれ、磁石孔60,61に挿入される。磁石孔60,61も磁極中心Lに対して線対称で、かつ、V字状に配置されている。V字状とは、磁極中心線C L に対する線対称の配置が、外周側に向かって互いの間隔距離が拡がり内周側で互いの間隔距離が近接する形状である。
内埋込磁石部44は、磁極中心Lに対して線対称で、かつ、U字状に配置された4つの永久磁石52,54,53,55を含む。永久磁石52,54は、磁石孔62に挿入され、永久磁石53,55は、磁石孔63に挿入される。磁石孔62,63も磁極中心Lに対して線対称で、かつ、U字状に配置されている。U字状の配置形状は、磁極中心線C L に対する線対称の配置が、外周側に向かって互いの間隔距離が拡がり内周側で互いの間隔距離が近接する形状であることはV字状と同じである。さらに、U字状に配置された4つの永久磁石の配置形状は、磁極中心L から遠い位置に配置された永久磁石54,55の磁極中心線C L に対してなす角度が、磁極中心線C L から近い位置に配置された永久磁石52,53の磁極中心線C L に対してなす角度よりも小さくなるように屈曲していることが相違する。図2で、屈曲位置64,65を示す。内埋込磁石部44のU字状は、屈曲位置64を有する折れ曲り形状と、屈曲位置65を有する折れ曲り形状とが、磁極中心Lに対し、線対称に配置されて合成された形状である。
永久磁石50,51,52,53,54,55は、いずれも同じ形状を有し、軸方向に垂直な断面形状が矩形で、軸方向の長さはロータ30の軸方向の長さよりやや短めの直方形の棒磁石である。
永久磁石50,51,52,53,54,55の材質としては、ネオジムと鉄とホウ素を主成分とするネオジム磁石、サマリウムとコバルトを主成分とするサマリウムコバルト磁石等の希土類磁石が用いられる。これ以外にフェライト磁石、アルニコ磁石等を用いてもよい。
永久磁石50,51,52,53,54,55の着磁方向は、いずれも短辺方向に沿って外周側から内周側に向って行われるが、隣接する磁極の間では、着磁方向が互いに逆である。図2の例では、永久磁石50,51,52,53,54,55の外周側を向く面がN極で、内周側を向く面がS極に着磁される。これに対し、磁極P1に隣接する磁極P2,P8では、永久磁石50,51,52,53,54,55の外周側を向く面がS極で、内周側を向く面がN極に着磁される。これにより、磁極P1から磁極P8に向かって、ステータ12側を向く外周側の磁極極性が、N,S,N,S,N,S,N,Sと周方向に沿って交互に異なる極性で配置される。永久磁石50,51,52,53,54,55は、回転電機10が動作するときに、ステータ12が発生する回転磁界と協働して、マグネットトルクを発生する。
外埋込磁石部42の磁石孔60,61は、平面図において、永久磁石50,51の短辺寸法よりやや大きめの孔幅を有し、長手方向には永久磁石50,51の長辺の両端部からさらに延びた孔端部を有する。図2においても永久磁石50,51には斜線を付した。磁石孔60,61において斜線が付されていない部分が永久磁石50,51の長辺の両端部から延びた孔端部に対応する。内埋込磁石部44においても同様である。
永久磁石50,51の長辺の両端部からさらに延びた孔端部は、ロータコア32における漏れ磁束を抑制するためのブリッジ部を形成する形状に設定され、また、永久磁石50,51の固定のために充填される樹脂の注入口として用いられる。固定のための樹脂としては、成形性と耐熱性に優れた熱硬化樹脂が用いられる。熱硬化樹脂としては、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂等が用いられる。
外側センターブリッジ70は、永久磁石50,51のそれぞれの長辺の磁極中心L側の端部からさらに磁極中心L側に延びた2つの孔端部が向かい合う間にあるロータコア32の磁性体部分である。外周ブリッジ72,73は、永久磁石50,51のぞれぞれの長辺の磁極中心L側とは反対側の端部からロータコア32の外周側に延びた孔端部とロータコア32の外周端とが向かい合う間にあるロータコア32の磁性体部分である。
内埋込磁石部44の磁石孔62,63は、平面図において、屈曲位置64,65で折れ曲がる折曲孔である。磁石孔62,63は磁極中心Lに対し線対称であるので、磁石孔62について述べる。磁石孔62は、屈曲位置64よりも磁極中心L側の部分孔62aと、屈曲位置64よりも外周側の部分孔62bと、この2つの部分孔を屈曲位置64で接続する接続孔62cとを含んで構成される。部分孔62aには永久磁石52が挿入され、部分孔62bには永久磁石54が挿入される。
部分孔62a,62bは、それぞれ、平面図において、永久磁石54,52の短辺寸法よりやや大きめの孔幅を有し、長手方向には永久磁石54,52の長辺の両端部からさらに延びた孔端部を有する。永久磁石54,52の長辺の両端部からさらに延びた孔端部は、ブリッジ部を形成する形状に設定され、また、樹脂の注入口として用いられることは、磁石孔60,61における孔端部と同じである。
同様に磁石孔63も、永久磁石53が挿入される部分孔63a、永久磁石55が挿入される部分孔63b、及び接続孔63cとを含んで構成される。部分孔63a,63bは、それぞれ、平面図において、永久磁石53,55の短辺寸法よりやや大きめの孔幅を有し、長手方向には永久磁石53,55の長辺の両端部からさらに延びた孔端部を有する。各孔端部がブリッジ部を形成する形状に設定され、永久磁石53,55の固定のために充填される樹脂の注入口として用いられることも同様である。
内側センターブリッジ74は、部分孔62a,63aのそれぞれから磁極中心L側に延びて互いに向かい合う間にあるロータコア32の磁性体部分である。外周ブリッジ76,77は、部分孔62b,63bのそれぞれから磁極中心L側とは反対側の端部からロータコア32の外周側に延びた孔端部とロータコア32の外周端とが向かい合う間にあるロータコア32の磁性体部分である。
外側センターブリッジ70、外周ブリッジ72,73、内側センターブリッジ74、外周ブリッジ76,77は、ロータコア32において漏れ磁束を抑制するためのブリッジ部である。各ブリッジ部の寸法が狭く、その磁性体部分の幅が狭いほど、漏れ磁束を少なくできるので、回転電機10の出力効率の向上に寄与する。一方で、回転電機10が動作するときの遠心力や加振力に起因する応力は各ブリッジ部に集中するので、各ブリッジ部が狭い寸法であると損傷する恐れがあり、回転数の制限が生じ得る。回転電機10が動作するときの遠心力や加振力に起因する応力は、各ブリッジ部が負担する質量が大きくなるに連れて増加する。
特に、外側センターブリッジ70は2個の永久磁石50,51の質量を負担するのに対し、内側センターブリッジ74は4つの永久磁石52,54,53,55の質量を負担する。そこで、内側センターブリッジ74の周方向に沿った長さは、外側センターブリッジ70の周方向に沿った長さよりも長く設定される。これにより、回転電機10が動作したときに外側センターブリッジ70が受ける応力と、内側センターブリッジ74が受ける応力を均一化でき、ロータコア32の全体として、局部的に大きな応力を受けることが抑制され、ロータコア32の強度が向上する。ロータコア32の強度が向上すると、回転電機10をより高回転化でき、出力できるトルクが向上する。また、外側センターブリッジ70、内側センターブリッジ74を含めたブリッジ部をより細くすることが可能になり、回転電機10の出力効率が向上し、小型化が可能になる。
図3は、図2における角度関係を示す図である。磁極中心Lに対し、永久磁石50,51がそれぞれなす角度をθ1とし、永久磁石52,53がそれぞれなす角度をθ2とし、永久磁石54,55がそれぞれなす角度をθ3とする。ここで、θ1>θ2,θ1>θ3,θ2>θ3となるように設定される。大小関係は、θ1>θ2>θ3となる。θ1>θ2,θ1>θ3とすることで、外埋込磁石部42と内埋込磁石部44との間の磁性体部分の幅寸法を、磁極中心L側でより広く確保することができ、後述(図5参照)するように、磁束の局部的な密集による磁気飽和を緩和することができる。また、θ2>θ3とすることで、後述(図6、図7参照)するように、θ2=θ3とする場合に比較して、磁極P1の寸法が過度に大きくなることを防止し、回転電機10の小型化を図れる。
上記構成の作用効果を、埋込磁石式の回転電機10のトルク特性、及び図4から図7を用いて、さらに詳細に説明する。
埋込磁石式の回転電機10のトルク特性は、トルクT=(P0・Ψ)Id+(Ld−Lq)Id・Iqで与えられる。ここで、P0は磁極数、Ψは鎖交磁束、Idはd軸電流、Iqはq軸電流、Ldはd軸インダクタンス、Lqはq軸インダクタンスである。第1項は永久磁石の作る磁束によるマグネットトルクで、第2項はリラクタンストルクで、トルクTは、マグネットトルクとリラクタンストルクとの合成トルクである。
上記構成によれば、1磁極当り6個の永久磁石50,51,52,53,54,55を用いるので、1個の永久磁石の特性が同じとして、一般的な1層のV字状で2個の永久磁石を用いる磁極構造に比べ、永久磁石全体の磁束が増加する。1層のV字状で4個の永久磁石を用いる構造、2層のV字状で4個の永久磁石を用いる構造と比較しても、同様に、永久磁石全体の磁束が増加する。永久磁石全体の磁束が増加すると、鎖交磁束Ψが増加するので、マグネットトルクが増加する。これによって、回転電機10が出力するトルクTが増加する。
次に、埋込磁石部40を外埋込磁石部42と、内埋込磁石部44の2層構造にしたことで、q軸インダクタンスLqが向上する。図4は、磁極P1について、2層構造の埋込磁石部40において、q軸磁束の流れを矢印で示す図である。磁極P1において、q軸磁束は、隣接する磁極との境界である磁極P1の一方側のq軸と他方側のq軸との間で、周方向に沿って流れる。これに対し、d軸磁束は、磁極P1の径方向に沿って流れる。図4に示すように、q軸磁束は、外埋込磁石部42と、内埋込磁石部44との間の磁性体部分を磁路として流れるので、外埋込磁石部42と、内埋込磁石部44との間隔が大きいほど流れやすく、q軸インダクタンスLqが大きくなる。これに対し、磁極P1の径方向に沿って流れるd軸磁束は、外埋込磁石部42と、内埋込磁石部44との間隔の大小にあまり依存しないので、d軸インダクタンスLdはほぼ一定のままである。
したがって、外埋込磁石部42と内埋込磁石部44との間隔がゼロである1層構造の埋込磁石部に比較すると、2層構造の埋込磁石部40は、(Lq−Ld)を大きくとれる。通常はd軸電流を負に取るので、(Lq−Ld)が大きいほど、リラクタンストルクが増加する。このように、2層構造の埋込磁石部40とすることで、リラクタンストルクが増加する。これによって、回転電機10が出力するトルクTが増加する。
図5は、ステータコイル16に所定の駆動電流を流して回転磁界を発生させ、回転電機10を動作させたときの磁極P1について磁界解析を行った一例を示す図である。図5において、破線で囲んだ領域に、磁束の局部的な密集がやや生じている。破線で囲んだ領域は、外埋込磁石部42と内埋込磁石部44との間の磁路の内で、磁極中心L寄りの領域である。
破線で囲んだ領域において磁束の局部的な密集が生じる理由としては、次のことが考えられる。すなわち、2層構造の埋込磁石部40においては、外埋込磁石部42は2個の永久磁石50,51を有するのに対し、内埋込磁石部44は4個の永久磁石52,53,54,55を備える。したがって、内埋込磁石部44の4個の永久磁石52,53,54,55を通った磁束は、そのすべてが外埋込磁石部42の2個の永久磁石50,51にそのまま向かうことができず、一部は、磁極中心L寄りに流れ、そこにおいて磁束の流れが密集する。磁束の流れにおいて局部的な密集が生じると、その箇所の磁性体が磁気飽和し、磁束密度が飽和する。これによって鎖交磁束Ψが小さくなり、マグネットトルクが低下し、回転電機10が出力するトルクが低下する。
図2、図3で述べた構成によれば、外埋込磁石部42と内埋込磁石部44との間の磁性体部分の幅寸法を、磁極中心L側でより広く確保することができる。これによって、外埋込磁石部42と内埋込磁石部44との間の磁性体部分の幅寸法が周方向に沿って一定の場合に比べ、図5の破線で囲んだ領域の磁束の局部的な密集を緩和でき、回転電機10が出力するトルクの低下を抑制できる。
図6、図7は、上記構成に対する比較例である。上記構成では、内埋込磁石部44において、屈曲位置64,65を設けて、θ3<θ2としてU字状の配置とした。図6、図7は、内埋込磁石部44において屈曲位置64,65を設けない2つの比較例である。
図3ではθ2>θ3であるが、図6は、θ3をθ2に合わせて大きくし、θ2=θ3とした場合の1磁極を示す図である。この比較例では、1磁極の周方向の寸法が大きくなる。二点鎖線で図3の磁極P1の輪郭線を示す。
図3ではθ3<θ2であるが、図7は、図3におけるθ2をθ3に合わせて小さくし、θ2=θ3とした場合の1磁極を示す図である。この比較例では、内側センターブリッジが開きすぎで、漏れ磁束が大となりすぎる。図3と同程度の内側センターブリッジとするときの配置を破線で示す。この比較例では、1磁極の径方向の寸法が大きくなる。二点鎖線で図3の磁極P1の輪郭線を示す。
このように、内埋込磁石部44において、屈曲位置64,65を設けて、θ3<θ2としてU字状の配置とすることで、θ3=θ2とする場合に比較して、1磁極の寸法を小型化でき、回転電機10の小型化を図れる。
上記では、2層構造の埋込磁石部40において、外埋込磁石部42における永久磁石50,51をV字状の配置とし、内埋込磁石部44における永久磁石52,54,53,55、をU字状の配置とした。ロータ30の仕様、特に、ロータ径、磁極数、永久磁石の寸法等によっては、外埋込磁石部42において、永久磁石の数を4以上として、U字状の配置とすることができる。また、内埋込磁石部44において、永久磁石の数を6以上として、屈曲位置の数を増やし、より滑らかなU字状の配置としてもよい。そのときは、屈曲位置の数の増加に伴い、永久磁石の配置位置が磁極中心線C L から離れるほど、その永久磁石の磁極中心線C L に対する角度を小さくすることがよい。場合によっては、永久磁石の数を2、あるいは4のままで、θ3を適切に選択し、V字状の配置としてもよい。
本実施の形態における回転電機10は、ステータコイル16が巻回されたステータ12と、ステータ12の内周に対し所定の磁気ギャップ24を隔てて同心状に配置されるロータ30とを備える。ロータ30は、ロータコア32及び、ロータコア32内において、磁極中心Lに対して線対称で、かつV字状またはU字状に配置されて径方向に沿って外周側と内周側との2層構造に配置されて埋め込まれた永久磁石50,51,52,54,53,55を含む。外周側に配置された永久磁石50,51の磁極中心Lに対する角度θ1は、内周側に配置された永久磁石52,54,53,55の磁極中心Lに対する角度θ2,θ3よりも大きい。
10 回転電機、12 ステータ、14 ステータコア、16 ステータコイル、18 バックヨーク、20 ティース、22 スロット、24 磁気ギャップ、30 ロータ、32 ロータコア、34 中心穴、40 埋込磁石部、42 外埋込磁石部、44 内埋込磁石部、50,51,52,53,54,55 永久磁石、60,61,62,63 磁石孔、62a,62b,63a,63b 部分孔、62c,63c 接続孔、64,65 屈曲位置、70 外側センターブリッジ、72,73,76,77 外周ブリッジ、74 内側センターブリッジ。

Claims (1)

  1. ステータコイルが巻回されたステータと、
    前記ステータの内周側に対し所定の間隔を隔てて同心状に配置されるロータであって、ロータコア、及び、該ロータコア内において、磁極中心線に対して線対称で、かつ、V字状またはU字状に配置されて外周側と内周側との2層構造に配置されて埋め込まれた永久磁石を含む前記ロータと、
    を備え、
    1磁極当り、前記外周側に配置された前記永久磁石の数は2個以上の偶数で、前記内周側に配置された前記永久磁石の数は4個以上の偶数であり、
    前記外周側に配置され且つ前記磁極中心線に対し線対称に配置された2個の前記永久磁石の前記磁極中心線に対する角度は、前記内周側に前記U字状に配置された4個以上の偶数の前記永久磁石の内で、前記磁極中心線から最も近い位置で且つ前記磁極中心線に対し線対称に配置された2個の前記永久磁石の前記磁極中心線に対する角度よりも大きく、
    前記内周側に配置された前記永久磁石について前記U字状の配置形状は、前記磁極中心線から離れて遠い位置で且つ前記磁極中心線に対し線対称に配置された2個の前記永久磁石の前記磁極中心線に対する角度は、前記磁極中心線から近い位置で且つ前記磁極中心線に対し線対称に配置された2個の前記永久磁石が前記磁極中心線に対してなす角度よりも小さく、
    前記内周側に配置された前記永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの周方向に沿った長さは、前記外周側に配置された前記永久磁石の磁石孔におけるセンターブリッジの前記周方向に沿った長さよりも長い、回転電機。
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