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JP6318794B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画面表示された文字を選択可能な情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
図1、図2は、それぞれ、タッチパネルを備えた携帯端末の表示画面内の文字選択の方法の一例を示す図である。図1、図2では、ユーザによって選択された領域は、他の領域の背景色と異なっており、強調表示されている。
図1に示される例では、タッチパネル上のユーザの指の軌跡全体を包含する矩形がユーザによって選択された領域として判定され、該領域に含まれる文字が選択されたと判定される。例えば、ユーザが図1中の矢印で示される軌跡でタッチパネル上をタッチした場合には、該軌跡全体を包含するように、文字A、B、C、D、Eを含む領域が選択対象領域として強調表示される。選択対象領域は、ユーザの選択操作によって選択されたと判定される領域である。選択対象領域は、「選択領域」の一例である。
図2に示される例は、一般的なタッチパネルのFEP(Front‐End Processor)による文字選択処理である。FEPによる文字選択処理では、例えば、タッチパネルに所定時間触れる(ロングタップ)ことによって、該接触位置を基準として同じ行内の所定の範囲が選択される。選択された範囲の始点及び終点に表示されるポインタを移動させることによって、ユーザは文字の選択をすることができる。
例えば、ユーザが図2中に矢印で示される軌跡で終点のポインタを移動させた場合には、行単位で連続した文字が選択され、図2に示されるように、文字A、Dを含む行、文字Bを含む行、文字E、Cを含む行が選択対象領域として強調表示される。
特開平6−131111号公報
しかしながら、従来のタッチパネル操作による文字選択処理では、以下のような問題があった。例えば、図1、図2に示される例において、ユーザが文字A、B、Cの選択を所望し、図1、図2中の矢印のようにタッチ軌跡が文字A、B、C上を通る場合には、図1、図2のいずれの場合にも、所望されない文字D、Eも選択される。
また、図1、図2に示される例の文字選択処理において、文字A、B、Cのそれぞれを一文字ずつ選択し、文字選択終了の動作を繰り返すことによって、文字D、Eを含まずに文字A、B、Cを選択することができる。しかしながら、ユーザに手間を取らせることとなる。
本発明の一態様は、文字領域の選択を容易にする情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の態様の一つは、
プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置であって、
前記プロセッサが、
前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受け、
前記ディスプレイに表示中の複数行の文字を含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定し、
前記選択領域について所定の処理を実行する、
情報処理装置である。
本発明の他の態様の一つは、情報処理装置が上記処理を実行する情報処理方法である。また、本発明の他の態様は、コンピュータを上述した情報処理装置として機能させる情報処理プログラム、及び当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含むことができる。コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体には、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって非一時的に蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
開示の情報処理装置及び情報処理プログラムによれば、文字領域の選択を容易にすることができる。
タッチパネルを備えた携帯端末の表示画面内の文字選択の方法の一例を示す図である。 タッチパネルを備えた携帯端末の表示画面内の文字選択の方法の一例を示す図である。 第1実施形態におけるタッチパネル操作による文字選択処理の一例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末の機能構成の一例を示す図である。 携帯端末の表示画面例の一つである。 選択漏れ文字の救済処理1の一例を示す図である。 選択漏れ文字の救済処理2の一例を示す図である。 判定部の選択対象領域の判定処理のフローチャートの一例である。 判定部の選択対象領域の判定処理のフローチャートの一例である。 判定部の選択対象領域の判定処理のフローチャートの一例である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図3は、第1実施形態に係るタッチパネル操作による文字選択処理の一例を示す図である。第1実施形態では、携帯端末1は、例えば、タッチパネルを通じて入力されるタッチ軌跡全体を包含する矩形について文字認識処理を行い、該矩形内の各文字について、1文字単位で各文字を含有する文字矩形を取得する。携帯端末1は、タッチ軌跡と重なる文字矩形を選択対象領域として検出する。
例えば、図3に点線で示されるタッチ軌跡が入力された場合には、携帯端末1は、該タッチ軌跡全体を包含する矩形40を検出し、矩形40について文字認識処理を行う。文字認識処理の結果、文字A、B、C、D、Eのそれぞれの文字矩形41、42、43、44
、45が検出される。携帯端末1は、これらの文字矩形のうち、タッチ軌跡と重なっている文字A、B、Cの文字矩形41、42、43を選択対象領域として検出する。
タッチ軌跡と重ならない文字D、Eの文字矩形44、45は選択対象領域に含まれないため、ユーザは、容易に文字A、B、Cを選択することができる。また、第1実施形態に係る携帯端末1は、ユーザによって選択された文字領域を、ユーザの所望の通りに検出することができる。なお、タッチ軌跡全体を包含する矩形40や文字矩形41〜45はディスプレイには表示されない。
第1実施形態において、携帯端末1の表示画面における座標系では、図中横方向をX軸、縦方向をY軸とする。また、図に向かって表示画面左上の頂点を原点Oと定める。原点Oから図に向かって右方向が+X方向、左方向が−X方向である。原点Oから図中下方向が+Y方向、上方向が−Y方向である。なお、携帯端末1の表示画面における座標系の定義は、これに限られない。
図4は、携帯端末1のハードウェア構成の一例を示す図である。携帯端末1は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機、音楽プレイヤ等のタッチパネルを備えるコンピュータである。携帯端末1は、CPU(Central Processing Unit)101、
記憶部102、タッチパネル103、ディスプレイ104、無線部105、オーディオ入出力部106、スピーカー107、マイクロフォン108、アンテナ110を備える。携帯端末1は、「情報処理装置」の一例である。
記憶部102は、RAM(Random Access Memory)102A、不揮発性メモリ102Bを含む。RAM 102Aは、例えば、DRAM等の揮発性メモリであって、CPU 101に作業領域を提供する。不揮発性メモリ102Bは、例えば、フラッシュメモリであり、OS(Operating System)や各種プログラム、及びプログラムの実行に用いられるデータ等を格納する。
不揮発性メモリ102Bには、文字認識エンジン、矩形検出プログラム、文字選択判定プログラムが格納されている。文字認識エンジンは、例えば、OCR(光学式文字認識)に対応する文字を認識するためのミドルウェアである。矩形検出プログラムは、タッチ軌跡を包含する矩形を検出するためのプログラムである。文字選択判定プログラムは、タッチ軌跡と重なる文字矩形を選択対象領域として検出するためのプログラムであり、第1実施形態では、ミドルウェアである。文字選択判定プログラムは、「情報処理プログラム」の一例である。
CPU 101は、不揮発性メモリ102Bに格納されるプログラムをRAM 102Aの作業領域に展開し、展開された命令を実行することによって、各ハードウェア構成要素を制御する。
タッチパネル103は、位置入力装置の1つであって、ディスプレイ104の表面に配置されており、ディスプレイ104の画面に対応する指のタッチ位置の座標を入力する。タッチパネル103上のタッチ位置の座標を、以降、タッチ座標と称する。タッチパネル103は、第1実施形態では、静電容量方式とする。ただし、これに限られない。例えば、タッチパネル103は、抵抗膜方式,表面弾性波方式,赤外線方式,電磁誘導方式等であってもよい。タッチパネル103は、例えば、10msの周期でタッチ座標のサンプリングを行う。また、タッチパネル103は、タッチ座標として、例えば、接触面積の中心点の座標や、接触面積の中心点の座標に補正を加えた座標を取得する。
ディスプレイ104は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display,LCD
)である。ディスプレイ104は、CPU 101から入力される信号に従って、画面データを表示する。
無線部105は、アンテナ110と接続しており、アンテナ110を通じて受信した無線信号を電気信号に変換してCPU 101に出力したり、CPU 101から入力される電気信号を無線信号に変換してアンテナ110を通じて送信したりする。無線部105は、例えば、第3世代移動通信システム,第2世代移動通信システム,LTE(Long Term Evolution)のうちのいずれか1つ又は複数に対応する電子回路である。
オーディオ入出力部106は、音声出力装置としてのスピーカー107と、音声入力装置としてのマイクロフォン108と、に接続する。オーディオ入出力部106は、マイクロフォン108から入力された音声信号を電気信号に変換してCPU 101に出力したり、CPU 101から入力された電気信号を音声信号に変換してスピーカー107に出力したりする。
なお、携帯端末1のハードウェア構成は、図4に示されるものに限定されず、適宜、追加、置換、削除等の変更が可能である。例えば、携帯端末1は、図4に示される構成に加えて、赤外線通信部やICカード通信部等を備えてもよい。
図5は、携帯端末1の機能構成の一例を示す図である。携帯端末1は、機能構成として、入力処理部11、矩形検出部12、判定部13、表示処理部14、文字認識部15を含む。入力処理部11、判定部13、表示処理部14は、CPU 101が不揮発性メモリ102Bに格納される文字選択判定プログラムを実行することによって実現される機能構成である。ただし、これに限られず、これらの機能構成は、例えば、FPGA等のハードウェアで実現されてもよい。矩形検出部12は、不揮発性メモリ102Bに格納される矩形検出プログラムをCPU 101が実行することによって実現される機能構成である。文字認識部15は、不揮発性メモリ102Bに格納される文字認識エンジンに相当する。
入力処理部11は、タッチパネル103から入力される、タッチパネル103上のタッ座標を受け付け、矩形検出部12、判定部13に通知する。タッチパネル103は、例えば、所定の周期でセンサをスキャンし、容量変化を検知した場合に、容量変化の座標を取得して、タッチ座標として、入力処理部11に出力する。すなわち、入力処理部11には、タッチパネル103から、タッチパネル103へのタッチが検知される間、所定の周
期でタッチ座標が入力される。所定の周期は、例えば、10msである。
矩形検出部12は、入力処理部11からタッチ座標の入力を受け、入力順でタッチ座標を直線で結んでタッチ軌跡を取得し、タッチ軌跡を包含する矩形を検出する。以降、タッチ軌跡全体を包含する矩形を、軌跡包含矩形と称する。矩形検出部12は、軌跡包含矩形として、例えば、タッチ軌跡全体と、タッチ軌跡に重なる文字全体と、を含む矩形を検出する。矩形検出部12は、軌跡包含矩形の情報を、判定部13に出力する。軌跡包含矩形の情報は、例えば、軌跡包含矩形の4つの頂点のうち、X、Y座標がともに最小値となる頂点の座標、X、Y座標がともに最大値となる頂点の座標、軌跡包含矩形のサイズを含む。
判定部13は、タッチパネル103を通じて入力されるタッチ軌跡によって選択された文字矩形を判定する。より具体的には、以下の通りである。判定部13は、入力処理部11からタッチパネル103上のタッチ座標を受信すると、入力順でタッチ座標間を直線で結び、タッチ軌跡を取得する。次に、判定部13は、矩形検出部12から軌跡包含矩形を取得し、ディスプレイ104に表示中の画像の軌跡包含矩形に相当する部分画像の文字認識処理を文字認識部15に依頼する。軌跡包含矩形内の各文字の文字矩形の情報が文字認
識部15より取得されると、判定部13は、タッチ軌跡と重なる文字矩形を検出し、該文字矩形を選択対象領域として検出し、選択対象領域の情報を表示処理部14に出力する。選択対象領域の情報は、例えば、選択対象領域に含まれる各文字矩形の頂点の中で、X、Y座標がともに最小値となる頂点の座標、X、Y座標がともに最大値となる頂点の座標、及びサイズを含む。判定部13の処理の詳細は後述される。
表示処理部14は、判定部13から選択対象領域の情報が入力されると、例えば、選択対象領域の背景色を他の背景色とは異なる色にしたり、選択対象領域内の文字色を変更したりして、選択対象領域を強調表示した画面を生成し、該画面をディスプレイ104に出力する。
文字認識部15は、判定部13からの依頼に応じて、軌跡包含矩形に相当する部分画像について文字認識処理を行う。文字認識部15は、文字認識処理の結果として、軌跡包含矩形に相当する部分画像に含まれる文字と、各文字の文字矩形とを取得する。文字認識部15は、例えば、軌跡包含矩形に含まれる文字、各文字について文字矩形のX、Y座標がともに最小値となる頂点の座標、X、Y座標がともに最大値となる頂点の座標、及びサイズを判定部13に出力する。
なお、文字認識部15によって取得される文字矩形は、例えば、文字を描画する点の中で、最小のX座標及び最小のY座標、最大のX座標及び最小のY座標、最小のX座標及び最大のY座標、最大のX座標及び最大のY座標の組み合わせで得られる4点を頂点とする矩形である。そのため、同じフォント、同じフォントサイズであっても、文字矩形のサイズは文字によって異なる。なお、文字認識部15によって検出される文字矩形は、1文字単位に限られず、2文字以上で一行内に含まれる文字数未満の所定文字数単位で形成されてもよい。第1実施形態では、文字矩形は1文字単位に形成されるものとする。文字矩形は、「文字領域」の一例である。
図6は、携帯端末1の表示画面例の一つである。第1実施形態では、文字選択判定プログラムはミドルウェアであり特定のアプリケーションに依存することなく起動される。第1実施形態では、文字の選択方法を選択するための文字選択メニューアイコン50が、携帯端末1の表示画面下部に常時表示されている。文字選択メニューアイコン50にユーザがタッチすると、サブウィンドウSW1が表示される。
サブウィンドウSW1には、アイコン51とアイコン52とが含まれる。アイコン51は、文字選択判定プログラムを起動させるためのアイコンである。アイコン52は、例えば、FEPによる文字選択処理を起動させるためのアイコンである。ユーザがアイコン51にタッチすると文字選択判定プログラムが起動する。ユーザがアイコン52にタッチすると、例えば、図2で示される例のようなFEPによる文字選択処理が行われる。なお、アイコン52は、図1で示される例のような、矩形に含まれる文字が選択される文字選択処理を起動させるためのアイコンであってもよい。
図6では、ユーザのタッチ軌跡は点線で示される。図6に示されるタッチ軌跡の場合には、タッチ軌跡全体と、タッチ軌跡に重なる文字全体とが含まれる矩形30が、軌跡包含矩形として検出される。
文字認識部15は、判定部13から軌跡包含矩形の情報が入力されると、軌跡包含矩形に対して文字認識処理を行う。図6に示される例では、文字A、B、C、D、Eの文字矩形の情報が判定部13に出力される。また、図6に示される例では、判定部13は、タッチ軌跡と重なっている文字A、B、Cの文字矩形を選択対象領域として検出する。図6に示される例では、選択対象領域として検出される文字A、B、Cの文字矩形は背景色が他
の領域と異なる色で表示されている。
図7は、選択漏れ文字の救済処理1の一例を示す図である。例えば、拗音(「ゃ」、「ゅ」、「ょ」等)、促音(「っ」等)、句点、読点のように文字矩形のサイズが小さい文字領域は、タッチ軌跡と重ならずに選択対象領域としての検出から漏れることがある。選択漏れ文字の救済処理1は、タッチ軌跡と重なる文字矩形に挟まれる文字矩形も選択対象領域として検出するための処理である。
図7では、タッチ軌跡は点線で示される。文字A、Bの文字矩形はタッチ軌跡と重なっている。文字A、Bに挟まれている文字Cは、文字矩形のサイズが小さいために、タッチ軌跡とは重なっていない。しかしながら、文字Cはタッチ軌跡と重なる文字A、Bに挟まれていることから、ユーザの所望する文字の一つであることが推測されるため、選択漏れ文字の救済処理1では、文字Cの文字矩形も選択対象領域として検出される。
判定部13は、タッチ軌跡と重なる文字矩形のうち、以下の<条件1>を満たす2つの文字矩形の間に挟まれた文字矩形が存在する場合には、該2つの文字矩形に挟まれる文字矩形も選択対象領域として検出する。<条件1>は、例えば、+X方向に位置する文字Bの文字矩形の中心点のY座標が、−X方向に位置する文字Aの文字矩形の−Y方向側の辺のY座標より大きく、且つ、文字Aの文字矩形の+Y方向側の辺のY座標より小さい、ことである。なお、上記<条件1>は、横書きの場合であり、縦書きの場合には、上記所定の条件において、XとYとが入れ替わる。
判定部13は、<条件1>を満たす2つの文字矩形の包含する矩形を作成する。<条件1>を満たす2つの文字矩形を包含する矩形は、以降、選択文字包含矩形と称され、符号SQ1で示される。横書きの場合の選択文字包含矩形は、図7の文字A、Bを例とすると、例えば、以下の4つの点(X,Y)を頂点とする矩形である。
・(文字Aの文字矩形の−X方向側の辺のX座標,文字A、Bの文字矩形のうちの最小のY座標)
・(文字Aの文字矩形の−X方向側の辺のX座標,文字A、Bの文字矩形のうちの最大のY座標)
・(文字Bの文字矩形の+X方向側の辺のX座標,文字A、Bの文字矩形のうちの最小のY座標)
・(文字Bの文字矩形の+X方向側の辺のX座標,文字A、Bの文字矩形のうちの最大のY座標)
なお、縦書きの場合には、上記4点において、XとYとが入れ替わる。
図8は、選択漏れ文字の救済処理2の一例を示す図である。選択漏れ文字の救済処理2では、読点や句点等のサイズの小さい文字矩形であって、タッチ軌跡の端点に位置する可能性の高い文字矩形を選択対象領域として検出するための処理である。選択漏れ文字の救済処理2では、タッチ軌跡とは重なっていなくても、タッチ軌跡の端点から、該端点に直近の選択文字包含矩形の一辺まで、の該直近の選択文字包含矩形と同じ行内の範囲に含まれる文字矩形も選択対象領域として検出される。
図8では、タッチ軌跡は点線で示される。文字A、Bの文字矩形はタッチ軌跡と重なっている。文字Aの−X方向に位置する文字C、文字Bの+X方向に位置する文字Dは、文字矩形のサイズが小さいために、タッチ軌跡とは重なっていない。しかしながら、文字C、Dは、タッチ軌跡の端点から、該端点に直近の文字A、Bを含む選択文字包含矩形の一辺まで、の該直近の選択文字包含矩形と同じ行内の範囲に含まれることから、文字C、Dの文字矩形も選択対象領域として検出される。
タッチ軌跡の端点から、該端点に直近の選択文字包含矩形の一辺まで、の該直近の選択文字包含矩形と同じ行内の範囲とは、具体的には、以下の通りである。まず、一つ目は、選択文字包含矩形SQ1の−X方向側の2つの頂点、タッチ軌跡の−X方向側の端点のX座標と選択文字包含矩形SQ1の頂点のうち最小のY座標、タッチ軌跡の−X方向側の端点のX座標と選択文字包含矩形SQ1の頂点のうち最大のY座標、の4つの点を頂点とする矩形である。図8に示される例において、タッチ軌跡の−X方向側の端点はタッチ軌跡の始点であり、タッチ軌跡の始点側の該矩形は、以降、始点救済矩形と称される。また、始点救済矩形は、符号SQ2で示される。
もう一つは、タッチ軌跡の両端からの所定の範囲の一つとして、選択文字包含矩形SQ1の+X方向側の2つの頂点、タッチ軌跡の+X方向側の端点のX座標と選択文字包含矩形SQ1の頂点のうち最小のY座標、タッチ軌跡の+X方向側の端点のX座標と選択文字包含矩形SQ1の頂点のうち最大のY座標、の4つの点を頂点とする矩形である。図8に示される例において、タッチ軌跡の+X方向側の端点はタッチ軌跡の終点であり、タッチ軌跡の終点側の該矩形は、以降、終点救済矩形と称される。また、終点救済矩形は、符号SQ3で示される。
判定部13は、始点救済矩形及び終点救済矩形を求め、タッチ軌跡には重ならないものの始点救済矩形、終点救済矩形と重なる文字矩形を選択対象領域に追加する。
<処理の流れ>
図9A、図9B、図9Cは、判定部13の選択対象領域の判定処理のフローチャートの一例である。図9Aに示される処理は、例えば、ユーザがアイコン51にタッチして、文字選択判定プログラムが起動されると開始される。
OP1では、判定部13は、入力処理部11からタッチ座標の入力を受け、タッチ軌跡を取得する。次に処理がOP2に進む。
OP2では、判定部13は、矩形検出部12から軌跡包含矩形を取得し、ディスプレイ104の表示画像の軌跡包含矩形に相当する部分画像と、軌跡包含矩形の情報と、を文字認識部15に渡して、軌跡包含矩形に相当する部分画像の文字認識処理を依頼する。文字認識部15に渡される軌跡包含矩形の情報は、例えば、軌跡包含矩形の頂点のうち、XY座標がともに最小となる頂点、XY座標がともに最大になる頂点の座標である。次に処理がOP3に進む。
OP3では、判定部13は、文字認識部15から文字認識処理の結果として、軌跡包含矩形に含まれている文字と、文字矩形情報とを受け取る。文字矩形情報は、例えば、各文字矩形のXY座標がともに最小となる頂点、XY座標がともに最大になる頂点の座標と、文字矩形のサイズである。次に処理がOP4に進む。
OP4では、判定部13は、タッチ軌跡と文字矩形情報とを照合する。次に処理がOP5に進む。
OP5では、判定部13は、タッチ軌跡に含まれる線分と辺が交差する文字矩形があるか否かを判定する。タッチ軌跡に含まれる線分とは、連続して入力された2つのタッチ座標を結ぶ線分である。タッチ軌跡に含まれる線分と文字矩形の線分とが交差するか否は、タッチ座標と文字矩形情報に含まれる文字矩形の2つの頂点の座標とから判定可能である。タッチ軌跡に含まれる線分と辺が交差する文字矩形がある場合には(OP5:YES)、処理がOP6に進む。タッチ軌跡に含まれる線分と辺が交差する文字矩形がない場合には(OP5:NO)、処理がOP7に進む。
OP6では、判定部13は、タッチ軌跡に含まれる線分と辺が交差する文字矩形の文字を選択対象に追加する。次に処理がOP7に進む。
OP7では、判定部13は、タッチ軌跡上のタッチ座標を包含する文字矩形があるか否かを判定する。この判定は、例えば、タッチ座標のX座標、Y座標のそれぞれが、文字矩形情報に含まれる文字矩形の最小のX座標から最大のX座標、最小のY座標から最大のY座標の範囲内にあるか否かを判定することによって行われる。タッチ軌跡上のタッチ座標を包含する文字矩形がある場合には(OP7:YES)、処理がOP8に進む。タッチ軌跡上のタッチ座標を包含する文字矩形がない場合には(OP7:NO)、処理が図9BのOP11に進む。
OP8では、判定部13は、タッチ軌跡上のタッチ座標を包含する文字矩形の文字を選択対象に追加する。これによって、文字矩形とは交差しないが、文字矩形内に包含されるタッチ軌跡を包含する文字矩形を選択対象領域とすることができる。次に処理が図9BのOP11に進む。
図9Bに示される処理は、選択漏れ文字の救済処理1に相当する処理である。図9Bに示される処理は、図9Aに示される処理によって抽出された選択対象文字のうち、タッチ軌跡上で隣接する2つの文字の全組み合わせに対して行われる。
OP11では、判定部13は、タッチ軌跡上で隣接する2つの選択対象文字の組み合わせを選択する。選択された2文字を、便宜上、文字A、Bとする。次に処理がOP12に進む。
OP12では、判定部13は、選択した文字A、Bの2つの文字矩形が上述の<条件1>を満たすか否かを判定する。選択した文字A、Bの2つの文字矩形が<条件1>を満たす場合には(OP12:YES)、処理がOP13に進む。選択した文字A、Bの2つの文字矩形が<条件1>を満たさない場合には(OP12:NO)、処理がOP11に戻り、次の2つの選択対象文字の組み合わせについて処理が行われるか、又は、図9CのOP21に処理が進む。
OP13では、判定部13は、文字A、Bの文字矩形を包含する選択文字包含矩形を作成する。次に処理がOP14に進む。
OP14では、判定部13は、選択文字包含矩形と軌跡包含矩形内の選択対象に選ばれていない文字とを照合する。選択対象に選ばれていない文字を、以降、選択漏れ文字と称する。次に処理がOP15に進む。
OP15では、判定部13は、選択文字包含矩形に文字矩形の中心座標が含まれる選択漏れ文字があるか否かを判定する。文字矩形の中心座標は、文字認識部15から取得される文字矩形のX、Y座標が最小となる頂点の座標とX、Y座標が最大となる頂点の座標とから算出される。選択文字包含矩形に文字矩形の中心座標が含まれる選択漏れ文字がある場合には(OP15:YES)、処理がOP16に進む。選択文字包含矩形に文字矩形の中心座標が含まれる選択漏れ文字がない場合には(OP15:NO)、処理がOP11に戻り、次の2つの選択対象文字の組み合わせについて処理が行われるか、または、図9CのOP21に処理が進む。
OP16では、判定部13は、選択文字包含矩形に文字矩形の中心座標が含まれる選択漏れ文字を選択対象に追加する。次に、処理がOP11に戻り、次の2つの選択対象文字
の組み合わせについて処理が行われるか、または、タッチ軌跡上の2つの選択対象文字の全組み合わせについてOP11〜OP16に処理が実行された場合には、図9CのOP21に処理が進む。
図9Cに示される処理は、選択漏れ文字の救済処理2に相当する処理である。OP21では、判定部13は、始点救済矩形を作成する。次に、処理がOP22に進む。なお、タッチ座標の始点がいずれかの文字矩形に含まれている場合には、判定部13は始点救済矩形を作成せず、処理がOP25に進む。
OP22では、判定部13は、始点救済矩形と選択漏れ文字とを照合する。次に処理がOP23に進む。
OP23では、判定部13は、文字矩形が始点救済矩形と重なる選択漏れ文字があるか否かを判定する。文字矩形が始点救済矩形と重なる選択漏れ文字がある場合には(OP23:YES)、処理がOP24に進む。文字矩形が始点救済矩形と重なる選択漏れ文字がない場合には(OP23:NO)、処理がOP25に進む。
OP24では、判定部13は、文字矩形が始点救済矩形と重なる選択漏れ文字を選択対象に追加する。次に処理がOP25に進む。
OP25では、判定部13は、終点救済矩形を作成する。次に処理がOP26に進む。なお、タッチ座標の終点がいずれかの文字矩形に含まれている場合には、判定部13は終点救済矩形を作成せず、図9Cに示される処理が終了する。
OP26では、判定部13は、終点救済矩形と選択漏れ文字とを照合する。次に処理がOP27に進む。
OP27では、判定部13は、文字矩形が終点救済矩形と重なる選択漏れ文字があるか否かを判定する。文字矩形が終点救済矩形と重なる選択漏れ文字がある場合には(OP27:YES)、処理がOP28に進む。文字矩形が終点救済矩形と重なる選択漏れ文字がない場合には(OP27:NO)、図9Cに示される処理が終了する。
OP28では、判定部13は、文字矩形が終点救済矩形と重なる選択漏れ文字を選択対象に追加する。その後、図9Cに示される処理が終了する。図9Cに示される処理が終了すると、判定部13は、選択対象文字の文字矩形を選択対象領域として表示処理部14に出力し、表示処理部14によって選択対象領域の表示が強調表示に変更される。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態では、携帯端末1は、タッチ軌跡と重なる文字矩形を選択対象領域として検出する。これによって、ユーザは、余計な文字を含むことなく所望の文字を選択することができるので、タッチパネルを通じて文字の選択を容易にすることができる。
また、第1実施形態では、携帯端末1は、選択漏れ文字の救済処理1、2を行うことによって、文字矩形のサイズが小さくてタッチ軌跡に重ならないものの、ユーザの選択対象に含まれると推測される文字を選択対象とすることができる。
<その他>
第1実施形態において、軌跡包含矩形、文字矩形に基づいて選択対象領域が検出されたが、タッチ軌跡全体を含む範囲や所定の文字数単位を含む範囲の形は、矩形に限定されない。例えば、これらの範囲の形は楕円形であってもよい。
なお、第1実施形態では、タッチパネルを用いた文字選択処理について説明されたが、第1実施形態で説明された技術の適用は、タッチパネルを備える情報処理装置に限られない。例えば、第1実施形態で説明された技術は、マウス等のポインティングデバイスを用いた文字選択処理にも適用可能であり、ポインティングデバイスのポインタの軌跡と重なる文字矩形を選択対象領域として検出することによって実現可能である。
上述の実施形態は、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置であって、
前記プロセッサが、
前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受け、
前記ディスプレイに表示中の複数行の文字を含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定し、
前記選択領域について所定の処理を実行する、
情報処理装置。
(付記2)
前記プロセッサは、
前記所定文字数単位の複数の文字領域を、文字認識エンジンによる解析によって取得する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記プロセッサは、
前記タッチ軌跡を包含する前記ディスプレイに表示されている画面の一部の画像について、前記文字認識エンジンによって解析し、前記所定文字数単位の複数の文字領域を取得する、
付記2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記プロセッサは、
前記タッチ軌跡に重なっておらず、前記タッチ軌跡に重なる他の少なくとも2つの文字領域に挟まれる文字領域を前記選択領域に追加する、
付記1から3のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記5)
前記プロセッサは、
前記タッチ軌跡と重なっていない文字領域で、前記タッチ軌跡の端点から該端点に直近の前記タッチ軌跡に重なる第1の文字領域までの前記第1の文字領域と同じ行の範囲と重なる文字領域を前記選択領域に追加する、
付記1から4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記6)
前記タッチ軌跡と直交する方向の範囲が前記タッチ軌跡の第1の端点に直近で前記タッチ軌跡に重なる第1の文字領域の前記タッチ軌跡と交差する辺の範囲であって、前記タッチ軌跡の方向の範囲が前記第1の端点から前記第1の文字領域の前記第1の端点側の辺までの範囲である矩形と重なり、前記タッチ軌跡に重なっていない文字領域を前記選択領域に追加する、
付記1から4のいずれか一つに記載の情報処理装置。
(付記7)
プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置の、
前記プロセッサが、
前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受け、
前記ディスプレイに表示中の複数行の文字を含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定し、
前記選択領域について所定の処理を実行する、
情報処理方法。
(付記8)
プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置の、
前記プロセッサに、
前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受けさせ、
前記ディスプレイに表示中の複数行の文字を含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定させ、
前記選択領域について所定の処理を実行させる、
情報処理プログラム。
1 携帯端末
11 入力処理部
12 矩形検出部
13 判定部
14 表示処理部
15 文字認識部
101 CPU
102 記憶部
103 タッチパネル
104 ディスプレイ

Claims (6)

  1. プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサが、
    前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受け、
    前記ディスプレイに表示中の、連なって配列された複数の文字によって形成される行を複数含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定し、
    前記選択領域について所定の処理を実行する、
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記所定文字数単位の複数の文字領域を、文字認識エンジンによる解析によって取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    前記タッチ軌跡を包含する前記ディスプレイに表示されている画面の一部の画像について、前記文字認識エンジンによって解析し、前記所定文字数単位の複数の文字領域を取得する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記タッチ軌跡に重なっておらず、前記タッチ軌跡に重なる他の少なくとも2つの文字領域に挟まれる文字領域を前記選択領域に追加する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサが、
    前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受け、
    前記ディスプレイに表示中の複数行の文字を含む画面内の所定文字数単位の複数の文字
    領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定し、
    前記タッチ軌跡と重なっていない文字領域で、前記タッチ軌跡の端点から該端点に直近の前記タッチ軌跡に重なる第1の文字領域までの前記第1の文字領域と同じ行の範囲と重なる文字領域を前記選択領域に追加
    前記選択領域について所定の処理を実行する、
    情報処理装置。
  6. プロセッサと、タッチパネルと、ディスプレイと、を備える情報処理装置の、
    前記プロセッサに、
    前記タッチパネルを通じて、タッチ座標の入力を受けさせ、
    前記ディスプレイに表示中の、連なって配列された複数の文字によって形成される行を複数含む画面内の所定文字数単位の複数の文字領域の中から、前記タッチ座標を入力順に結んだ複数行に亘るタッチ軌跡に重なる文字領域を選択領域と判定させ、
    前記選択領域について所定の処理を実行させる、
    情報処理プログラム。
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