JP6028607B2 - フラックスヒューム回収装置 - Google Patents
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Description
図2を参照すると、第1実施形態のリフロー炉は、第1〜第9ゾーンに分かれており、第1〜第7ゾーンは加熱ゾーンであり、第8、9ゾーンは冷却ゾーンとなっている。リフロー炉のゾーン数、加熱・冷却の区分けはこれに限定されるものでなく、本実施形態は他のゾーン数の場合にも適用可能である。このリフロー炉は連続炉であり、被処理対象物としての半田付けプリント基板1は、ベルトチェーンにより、トンネル状のリフロー炉内を連続的にコンベア搬送されて行く。搬送手段は、コンベア搬送に限らず、両側の搬送レール上に基板1を載置して、プッシャーや搬送ハンドなどで押出・引張搬送しても良い。本発明は、一例として、エンジンECU、メータ等の電子基板のリフロー半田付け工程への適用を可能とする。また、本発明は、このようなリフロー炉に限らず、フローディップ装置などの各種熱処理炉及び雰囲気炉にも適用可能である。
図6は、第2実施形態を示すもので、熱交換器3の下流であって、かつ、フィルタ2の上流において、冷風Cを混合した場合の実施形態である。冷風としては、常温の大気が使用できるときにはこれを使用し、その他、ボルテックス原理を用いた、強制冷却構造(市販のボルテテックスチューブなど)を用いても良い。その他、フィルタ2の手前で温度を100℃にコントロールするために、任意の手段を利用すればよい。熱交換器3を使用せず、ボルテックス効果を利用した冷風挿入機構だけで、100℃にコントロールしてもよい。もしくは、熱交換器2と冷風挿入機構を併用し温度コントロールしても良い。析出温度は材料毎に異なるため、この100℃は一例にすぎない。
図7は、第3実施形態を示すもので、熱交換器3とフィルタ3との経路を所定距離(L)に延長して、前記経路における自然放熱でさらに冷却した実施形態である。フィルタ2の間には、さらにフィルタ29が挿入されている。図8は、第4実施形態を示すもので、熱交換器3とフィルタ3の間には放熱器30(ヒートシンク)が設置されている実施形態である。通路外部に露出した放熱部は、ファン31で冷却している。
2 フィルタ
3 熱交換器
4 フラックスヒューム捕集部
10 フラックスヒューム回収装置
11、12 送風機
17 吸引ダクト部
18 送風ダクト
Claims (9)
- リフロー炉の立ち下げ時に、リフロー炉内で発生したフラックスヒュームを回収するフラックスヒューム回収装置(10)であって、
前記リフロー炉は、加熱ゾーンと冷却ゾーンとからなる複数のゾーンに分かれており、
該複数のゾーンの一方の端部は、加熱ゾーン、他方の端部は、冷却ゾーンであり、
前記フラックスヒューム回収装置(10)が、
前記リフロー炉の被処理対象物(1)の搬送入口(19)に、着脱自在に設置される吸引ダクト部(17)と、前記リフロー炉の被処理対象物(1)の搬送出口(20)に、着脱自在に設置される送風ダクト部(18)と、
前記リフロー炉の立ち下げ時に、前記搬送入口(19)を封止して設置された前記吸引ダクト部(17)を通じて、前記リフロー炉内の雰囲気ガスを前記フラックスヒューム回収装置(10)へ吸引させる送風機(11)と、
吸引された前記雰囲気ガスが流入するフラックスヒューム捕集部(4)であって、該フラックスヒューム捕集部内において、前記雰囲気ガスを凝固点温度以下に冷却して、析出したフラックスヒュームを捕集する、フラックスヒューム捕集部(4)と
を具備し、
前記吸引ダクト部(17)の端部は、前記複数のゾーンの一方の端部の加熱ゾーンの中まで挿入されて設置され、前記送風ダクト部の端部(18)は、前記複数のゾーンの他方の端部の冷却ゾーンの中まで挿入されて設置され、前記吸引ダクト部(17)と前記送風ダクト部(18)には、ヒータ兼断熱材が使用された、
フラックスヒューム回収装置。 - 前記リフロー炉の被処理対象物の搬送出口(20)に着脱自在に設置される送風ダクト(18)と、
前記リフロー炉の立ち下げ時に、前記搬送出口(20)を封止して設置された前記送風ダクト部(18)を通じて、前記リフロー炉内の雰囲気ガスを前記フラックスヒューム回収装置へ送風させる送風機(12)をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のフラックスヒューム回収装置。 - 前記フラックスヒューム捕集部(4)が、前記雰囲気ガスを凝固点温度以下に冷却する熱交換器(3)と、析出したフラックスヒュームを捕集するフィルタ(2)を具備することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記熱交換器の下流であって、かつ、前記フィルタの上流において、吸引された前記雰囲気ガスに冷風(C)を混合した請求項3に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記熱交換器と前記フィルタとの経路を所定距離(L)に延長して、前記経路における自然放熱でさらに冷却したことを特徴とする請求項3に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記フィルタには放熱器(30)が設置されていることを特徴とする請求項3に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記フラックスヒューム捕集部において、水槽(28)内で吸引された前記雰囲気ガスをバブリングさせることでフラックスヒュームを固化させることを特徴とする請求項1又は2に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記フラックスヒューム捕集部が、モノリス担体(DPF)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のフラックスヒューム回収装置。
- 前記フラックスヒューム捕集部において、水蒸気でフラックスヒュームを捕捉させたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフラックスヒューム回収装置。
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