JP5988824B2 - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
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電解コンデンサ内に遊離の酸や解離しやすい塩が存在すると、高温高湿下では、上記遊離の酸や上記塩の解離によって生じた遊離の酸が、電解コンデンサの陰極を構成する銀ペーストを酸化したり、コンデンサ素子の陽極の誘電体層を構成する酸化被膜を劣化させてコンデンサ特性を低下させるおそれがある。しかし、上記のような難溶性アミン系処理液で処理した場合、遊離の酸や解離しやすい塩が解離しにくい塩に変えられ、それによって、遊離の酸によるコンデンサ特性の低下が抑制されることによるものと考えられる。
調製例1
撹拌装置付きの1Lビーカー内にエチレングリコールと水とを質量比95:5で混合して調製した液(以下、「95%エチレングリコール液」という場合がある)を500g注入した。そして、そこに、攪拌しながら、ベンゼンスルホン酸を40g添加し、さらに、攪拌しながらヘプチルアミンをpHが4になるまでゆっくり添加し、さらに1時間撹拌を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が8%の処理液を得た。この処理液は1週間放置しても内容物の析出はなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、50gのスルホサリチル酸(つまり、2−ヒドロキシ−5−スルホベンゼンカルボン酸)を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、スルホサリチル酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でスルホサリチル酸ヘプチルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、45gのスルホイソフタル酸(つまり、ジカルボキシベンゼンスルホン酸系のスルホン酸)を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、スルホイソフタル酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でスルホイソフタル酸ヘプチルアミンの濃度が9%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、40gのベンゼンスルホン酸と10gのナフタレンスルホン酸を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとナフタレンスルホン酸ヘプチルアミンとを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系で上記スルホン酸アルキルアミン塩の濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、35gのベンゼンスルホン酸と15gのスルホサリチル酸を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミンとを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系で上記スルホン酸アルキルアミン塩の濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、35gのベンゼンスルホン酸と15gのスルホサリチル酸を用い、さらに3gのニトロフェノールを添加した以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミンとニトロフェノールを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系で上記スルホン酸アルキルアミン塩の濃度が10%でかつニトロフェノールを含有する処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、35gのベンゼンスルホン酸と15gのスルホサリチル酸を用い、さらに5gのエリスリトールを添加した以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミンとエリスリトールを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系で上記スルホン酸アルキルアミン塩の濃度が10%でかつエリスリトールを含有する処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
95%エチレングリコール液に代えて、γ−ブチロラクトンと水とを質量比95:5で混合して調製した液(以下、「95%γ−ブチロラクトン液」という場合がある)を用いた以外は、調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%γ−ブチロラクトン液で希釈することによって、95%γ−ブチロラクトン系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が8%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
95%エチレングリコール液に代えて、ジメチルスルホキシドと水とを質量比95:5で混合して調製した液(以下、「95%ジメチルスルホキシド液」という場合がある)を用いた以外は、調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%ジメチルスルホキシド液で希釈することによって、95%ジメチルスルホキシド系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が8%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、80gのベンゼンスルホン酸を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が16%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、120gのベンゼンスルホン酸を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が24%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
ヘプチルアミンに代えて、ペンチルアミンを用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ペンチルアミン液を含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ペンチルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
ヘプチルアミンに代えて、オクチルアミンを用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸オクチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸オクチルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
ヘプチルアミンに代えて、ノニルアミンを用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ノニルアミン液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ノニルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
ヘプチルアミンに代えて、デシルアミンを用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸デシルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸デシルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
ヘプチルアミンに代えて、ラウリルアミンを用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ラウリルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%エチレングリコール液で希釈することによって、95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ラウリルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
40gのベンゼンスルホン酸に代えて、50gのトルエンスルホン酸を用いた以外は、すべて調製例9と同様の操作を行って、トルエンスルホン酸ヘプチルアミンを含有する液を得た。そして、それを95%ジメチルスルホキシド液で希釈することによって、95%ジメチルスルホキシド系でトルエンスルホン酸ヘプチルアミンの濃度が10%の処理液を得た。この処理液は20℃で1週間放置しても内容物の析出がなかった。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用い、40gのベンゼンスルホン酸に代えて、50gのベンゼンスルホン酸を用いた以外は、すべて調製例1と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの水性液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例2と同様の操作を行って、スルホサリチル酸ヘプチルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、スルホサリチル酸ヘプチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用い、45gのスルホイソフタル酸に代えて、50gのスルホイソフタル酸を用いた以外は、すべて調製例3と同様の操作を行って、スルホイソフタル酸ヘプチルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、スルホイソフタル酸ヘプチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例4と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸とナフタレンスルホン酸のヘプチルアミン塩の水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、上記ベンゼンスルホン酸とナフタレンスルホン酸のヘプチルアミン塩の5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例5と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸とスルホサリチル酸のヘプチルアミン塩の水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸とスルホサリチル酸のヘプチルアミン塩の5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例6と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸とスルホサリチル酸のヘプチルアミン塩の水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、たとえニトロフェノールを添加していても、ベンゼンスルホン酸とスルホサリチル酸のヘプチルアミン塩の5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例12と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ペンチルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸ペンチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例13と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸オクチルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸オクチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調整例14と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ノニルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸ノニルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例15と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸デシルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸デシルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例16と同様の操作を行って、ベンゼンスルホン酸ラウリルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、ベンゼンスルホン酸ラウリルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
95%エチレングリコール液に代えて、5℃の蒸留水を用いた以外は、すべて調製例17と同様の操作を行って、トルエンスルホン酸ヘプチルアミンの水溶液の調製をしようとしたところ、沈殿が生じて、溶解しなかった。これは、トルエンスルホン酸ヘプチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以下であることを示している。
攪拌装置付きの1Lビーカー内に蒸留水を500g注入した。その水温を5℃に調整した後、そこに、撹拌しながらベンゼンスルホン酸を55g添加し、さらに、撹拌しながらメチルアミンをゆっくり添加して、5℃の条件下で、pH4に調整した後、さらに1時間撹拌を行ったところ、沈殿は観察されなかった。これは、ベンゼンスルホン酸メチルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以上であることを示している。
ヘプチルアミンに代えて、水酸化カルシウムを用いた以外は、調製例30と同様の操作を行ったところ、沈殿は観察されなかった。これは、ベンゼンスルホン酸カルシウムの5℃の水に対する溶解度が10%以上であることを示している。
撹拌装置付きの1Lビーカー内に蒸留水を500g注入した。その水温を5℃調整した後、そこに撹拌しながらのスルホイソフタル酸を55g添加し、次いで撹拌しながらn−プロピルアミンをゆっくり添加して、5℃の条件下、pH4に調整した後、さらに1時間撹拌を行ったところ、沈殿は観察されなかった。これは、スルホイソフタル酸n−プロピルアミンの5℃の水に対する溶解度が10%以上であることを示している。
テイカ社製ポリスチレンスルホン酸(重量平均分子量100、000)の3%水溶液600gを内容積1Lのステンレス鋼製容器に入れ、硫酸第一鉄・7水和物0.3gを添加し、その中に3,4−エチレンジオキシチオフェン4mLをゆっくり滴下した。
2Lの攪拌機付セパラブルフラスコに1Lの純水を入れ、そこにスチレンスルホン酸ナトリウム170gとアクリル酸ヒドロキシエチル30gを添加をした。そして、その溶液に酸化剤として過硫酸アンモニウムを1g添加してスチレンスルホン酸とアクリル酸ヒドロキシエチルとの重合反応を12時間行った。その重合反応後の反応液を限外濾過装置〔ザルトリウス社製Vivaflow200(商品名)、分子量分画5万〕で処理して、液中の遊離の低分子成分を除去し、水を加えて濃度3%に調整した。
3%スルホン化ポリエステル〔互応化学工業社製プラスコートZ−561(商品名)、重量平均分子量27,000〕水溶液200gを内容積1Lのビーカーに入れ、過硫酸アンモニウム2gを添加した後、スターラーで攪拌して溶解した。次いで、硫酸第二鉄の40%水溶液0.4gを添加し、攪拌しながら、その中に3,4−エチレンジオキシチオフェン3mLをゆっくり滴下し、24時間かけて、3,4−エチレンジオキシチオフェンの重合を行った。
前記導電性高分子の調製例(II)で調製した導電性高分子の分散液(II)と導電性高分子の分散液の調製例(III)で調製した導電性高分子の分散液(III)とを質量比1:1で混合して、導電性高分子の分散液(IV)を得た。
実施例1
縦10mm×横3.3mm の80Vで化成されたアルミニウムエッチド箔について、縦方向の片端から4mmの部分と、他端から5mmの部分とに分けるように、上記アルミニウムエッチド箔の横方向にポリイミド溶液を1mm幅に塗布し、乾燥した。次に、上記アルミニウムエッチド箔の縦方向の片端から5mmの部分の、該片端から2mmの箇所に、陽極としての銀線を取り付けた。また、上記アルミニウムエッチド箔の縦方向の片端から4mmの部分(4mm×3.3mm)を、濃度10%のアジピン酸アンモニウム水溶液に漬け、80Vの電圧を印加することにより再化成処理を行って誘電体層を形成させ、設定静電容量が5.5μF以上、設定ESRが30.0mΩ以下、設定漏れ電流が35印加時で100μA以下のコンデンサ素子を作製した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例2で調製した95%エチレングリコール系でスルホサリチル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例3で調製した95%エチレングリコール系でスルホイソフタル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例4で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとナフタレンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例5で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例6で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミンとニトロフェノール含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例7で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミンとエリスリトール含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例8で調製した95%γ−ブチロラクトン系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例9で調製した95%ジメチルスルホキシド系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例10で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例11で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例12で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例13で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸オクチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例14で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ノニルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例15で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸デシルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例16で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ラウリルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例17で調製した95%ジメチルスルホキシド系でトルエンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液による処理を行わなかった以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例30で調製した水溶液系でベンゼンスルホン酸メチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例31で調製した水溶液系でベンゼンスルホン酸カルシウム含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例32で調製した水溶液系でスルホイソフタル酸n−プロピルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例1と同様の操作を行って、積層型アルミニウム電解コンデンサを製造した。
HEWLETT PACKARD社製のLCRメーター(4284A)を用い、25℃の条件下で、100kHzで測定した。
静電容量:
HEWLETT PACKARD社製のLCRメーター(4284A)を用い、25℃の条件下で、120Hzで測定した。
積層型アルミニウム電解コンデンサに、25℃で35Vの電圧を60秒間印加した後、デジタルオシロスコープで漏れ電流を測定し、漏れ電流が100μAを超えたものを漏れ電流不良が発生したものとする。
実施例18
タンタル焼結体を濃度が0.1%のリン酸水溶液に浸漬した状態で、該タンタル焼結体に50Vの電圧を印加することによって化成処理を行い、タンタル焼結体の表面に誘電体層となる酸化被膜を形成して、設定静電容量が51.0μF以上、設定ESRが17.0mΩ以下、設定漏れ電流が16V印加時で100μA以下のコンデンサ素子を作製した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例2で調製した95%エチレングリコール系でスルホサリチル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例3で調製した95%エチレングリコール系でスルホイソフタル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例4で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとナフタレンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例5で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例6で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸とニトロフェノール含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例7で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミンとスルホサリチル酸とエリスリトール含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例8で調製した95%γ−ブチロラクト系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例9で調製した95%ジメチルスルホキシド系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例10で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例11で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例12で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ペンチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例13で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸オクチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例14で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ノニルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例15で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸デシルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例16で調製した95%エチレングリコール系でベンゼンスルホン酸ラウリルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例17で調製した95%ジメチルスルホキシド系でトルエンスルホン酸ヘプチルアミン含有の処理液を用いた以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した95%エチレングリコール系の処理液による処理を行わなかった以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例30で調製した水溶液系でベンゼンスルホン酸メチルアミン含有の処理液で処理した以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例31で調製した水溶液系でベンゼンスルホン酸カルシウム含有の処理液で処理した以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
調製例1で調製した処理液に代えて、調製例32で調製した水溶液系でスルホイソフタル酸n−プロピルアミン含有の処理液で処理した以外は、すべて実施例18と同様の操作を行って、タンタル電解コンデンサを製造した。
Claims (6)
- 導電性高分子を固体電解質として用いる電解コンデンサの製造にあたり、アルミニウム、タンタルおよびニオブよりなる群から選ばれる少なくとも1種の弁金属の多孔体と上記弁金属の酸化被膜からなる誘電体層を有し、その表面に導電性高分子の層が形成されたコンデンサ素子に、ベンゼンスルホン酸またはその誘導体およびナフタレンスルホン酸またはその誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のスルホン酸と炭素数が5〜12のアルキル基を有するアルキルアミンとからなるスルホン酸アルキルアミン塩であって、5℃の水に対する溶解度が10質量%以下であるスルホン酸アルキルアミン塩が、20℃で5質量%以上の濃度で溶解し、かつ有機溶剤が20質量%以上の濃度で溶解している溶液を含浸し、乾燥する操作を少なくとも1回行った後、導電性高分子の分散液を含浸し、乾燥する操作を少なくとも1回行うことを特徴とする電解コンデンサの製造方法。
- 有機溶剤が、沸点が150℃以上の高沸点有機溶剤である請求項1記載の電解コンデンサの製造方法。
- ベンゼンスルホン酸またはその誘導体およびナフタレンスルホン酸またはその誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のスルホン酸が、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、トルエンスルホン酸、カルボキシフェノールスルホン酸およびジカルボキシベンゼンスルホン酸よりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の電解コンデンサの製造方法。
- 炭素数が5〜12のアルキル基を有するアルキルアミンが、ペンチルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミンおよびラウリルアミンよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の電解コンデンサの製造方法。
- 沸点が150℃以上の高沸点有機溶剤が、エチレングリコール、γ−ブチロラクトンまたはジメチルスルホキシドである請求項2記載の電解コンデンサの製造方法。
- ベンゼンスルホン酸またはその誘導体およびナフタレンスルホン酸またはその誘導体よりなる群から選ばれる少なくとも1種のスルホン酸と炭素数が5〜12のアルキル基を有するアミンとからなるスルホン酸アルキルアミン塩が、ベンゼンスルホン酸ペンチルアミン、ベンゼンスルホン酸ヘキシルアミン、ベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン、ベンゼンスルホン酸オクチルアミン、ベンゼンスルホン酸ノニルアミン、ベンゼンスルホン酸デシルアミン、ベンゼンスルホン酸ラウリルアミン、カルボキシフェノールスルホン酸ヘプチルアミン、ジカルボキシベンゼンスルホン酸ヘプチルアミン、トルエンスルホン酸ヘプチルアミンおよびナフタレンスルホン酸ヘプチルアミンよりなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項1〜5のいずれかに記載の電解コンデンサの製造方法。
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