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JP5749552B2 - 車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造 - Google Patents

車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造に関するものである。
ドアハンドル装置のハンドルベースをドアパネルに固定する構造としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、ドアパネルには、サポート(ハンドルベース)の両端部に対応して前方開口部と後方開口部とが開設され、ハンドルベースの固定は、該ハンドルベースの前方へのスライド操作によってハンドルベースに形成されたタブを前方開口部に形成された支承エッジ、および後方開口部の外側面背部に係合させて行われる。タブの係合操作後、さらにスライド操作を進めてハンドルベースが最終装着位置に達すると、2本のアーム形状の弾性アームが前方開口部の後端縁両側部から後方にスリット状に延びる後方エッジに弾性的に嵌合、係止して後方への移動が規制され、この状態でハンドルベースの後端部に外側要素を固定部材により固定してパネルへの最終固定が完了する。
特開2000-226955号公報
しかし、上述した従来例には以下の問題がある。すなわち、上述した従来例において、固定部材は外側要素をパネル方向に引き寄せる機能しか有しないために、最終装着位置からの前方への移動は、支承エッジとタブとの当接により、後方への移動は弾性アームと後方エッジの前端との当接により、さらに、幅方向、および回転方向の移動は、弾性アームと後方エッジの側辺との当接により規制される。
したがって、上記従来例において、ハンドルベースの最終組付け位置が、弾性アームの後端位置と後方エッジの前端位置等により決定されるために、最終組立時にドアパネル全体、あるいは前方開口部の誤差に伴う位置ずれがあっても取付位置の調整ができず、仮止め構造として利用できないという欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、ドアパネルへの最終組み付け完了までの間、所定位置に保持可能な車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、本構造に使用可能なドアハンドル装置の提供にある。
ドアハンドル装置のドアパネル1への固定作業は、車両のドアパネル1裏面に仮固定されたハンドルベース3に操作ハンドル2を表面側から装着した後、適宜の固定手段を使用してハンドルベース3を最終固定して行われ、操作ハンドル2の装着前にハンドルベース3が妄りにドアパネル1から脱落すると組立作業性を低下を惹起する。
一方、仮固定状態におけるハンドルベース3には、例えば、ドア体内のドアロック装置を遠隔操作するためのケーブル装置が装着されるために、他工程でのケーブル装置への接触、あるいはケーブル装置自体がもつ弾性的姿勢復元力の影響でハンドルベース3にはドアパネル1からの離脱操作力が付与され、ハンドルベース3の仮固定は、これらの離脱操作力に打ち勝つに十分な強さで行われる必要がある。
これに対し、所謂グリップ式ハンドル装置は、一般に比較的長尺の操作ハンドル2が車長方向に沿って配置されるために、取付位置の少しのずれでも非常に目立つために、最終固定時における微調整が必要になり、微調整のための可動性と、脱離防止のための固定性を両立させることが必要になる。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたもので、
ドアパネル1裏面に沿って配置され、ドアパネル1表面側から装着される操作ハンドル2を支持するハンドルベース3をドアパネル1に仮保持するハンドルベースの仮止め構造であって、
前記ドアパネル1には、ハンドルベース3の両端部に対応し、対向辺縁に一対の張り出し部4を備えた一対の装着開口5が開設されるとともに、
ハンドルベース3には、前記各装着開口5の張り出し部4形成縁に沿うスライド操作に伴って張り出し部4に乗り上げるフック状押さえ部6と、
前記スライド操作に伴ってスライド先端側の装着開口5に落ち込む弾性係止片7とが設けられ、
前記ハンドルベース3は、
フック状押さえ部6と装着開口5周縁裏面へのパネル当接部8とでドアパネル1を挟み付けてパネル板厚方向への離脱が規制されるとともに、
前記弾性係止片7によりフック状押さえ部6の張り出し部4への乗り上げ範囲内でのスライド方向の移動を許容してスライド後退方向への移動が規制されるものである。
ハンドルベース3の装着はドアパネル1の裏面に沿ってハンドルベース3をスライドさせて行われ、装着状態において、両端部をフック状押さえ部6と適宜のパネル当接部8とを利用してドアパネル1を挟み付けることにより所定位置に仮保持される。仮保持状態の維持のためにはフック状押さえ部6を張り出し部4上に位置させておくことが必要で、弾性係止片7は、ハンドルベース3の後方への移動を規制することによって、フック状押さえ部6の脱離を防止する。
フック状押さえ部6は、装着開口5周縁裏面へのパネル当接部8と協働してドアパネル1を挟み付けることができれば圧接することを要しないが、ドアパネル1との当接部に適宜の圧接突起等を形成することにより、上記パネル当接部8と協働してドアパネル1を圧接状態で挟み付けるようにすると、最終固定までの間の動揺を抑えることもできる。
フック状押さえ部6による後方への移動を張り出し部4との関係で設定する本発明において、組み立て作業中のハンドルベース3のドアパネル1からの脱落による作業性の低下を確実に防止することが可能になる上に、最終固定作業における固定位置の微調整も可能になり、装着開口5、あるいはハンドルベース3に対する過度の寸法精度が要求されることもなくなる。
弾性係止片7はアーム形状等、適宜決定することが可能であり、これに対応して装着開口5の被係止部もスリット状等に形成することが可能であるが、
前記一対の装着開口5は、ドアパネル1の車長方向前後に配置される前部装着開口5(5A)と後部装着開口5(5B)からなり、
前記前部装着開口5の後端縁部はほぼコ字形状に形成されるとともに、弾性係止片7は該装着開口5の後端縁中央部への係止可能位置に形成される車両のドア ハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造を構成した場合には、スリット等が形成する必要がないために、前部装着開口5、および弾性係止片7の形 状、構造が簡単になる。
この場合、
前記フック状押さえ部6は、前記装着開口5の後端縁と張り出し部4後端との間の間隔に比してやや小寸の前後方向寸法を有して形成されるとともに、
弾性係止片7は、対向するフック状押さえ部6間の寸法よりやや小寸の幅寸法に形成される車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造を構成すると、前記装着開口5の後端部近傍にドアパネル1の挟み付け機能、および外れ防止機能を集中させることができるために、装着開口5の残余の領域を、例えば、装着開口5への操作ハンドル2のヒンジ脚の挿入スペースとして有効利用でき、結果、装着開口5を可及的に小さくすることが可能になる。
また、上記仮止め構造には、
ドアパネル1裏面に沿って配置されるハンドルベース3と、
ハンドルベース3に連結される操作ハンドル2とを有し、
前記ハンドルベース3には、ドアパネル1に沿ったスライド操作に伴ってドアパネル1に開設された装着開口5のスライド方向に沿う対向辺縁に設けられた張り出し部4に乗り上げるフック状押さえ部6と、
前記フック状押さえ部6と協働してドアパネル1を挟み付けるパネル当接部8と、
装着開口5の後端縁中心部に弾発係止してハンドルベース3の後方への移動を規制し、フック状押さえ部6の張り出し部4からの離脱を規制する弾性係止片7と、
を有する車両のドアハンドル装置を使用することができる。
本発明によれば、ドアパネルへの最終組み付け完了までの間、所定位置にハンドルベースを保持しておくことができるために、組立作業性を向上させることができる。
ハンドル装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の1B-1B線断面図である。 ハンドル装置の作動を示す図で、(a)は初期状態を示す縦断面図、(b)は操作状態を示す縦断面図である。 ハンドル装置の組立作業を示す分解斜視図である。 ハンドルベースを示す分解斜視図で、(a)は正面側から見た図、(b)は裏面側から見た図である。 ハンドルベースを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の5B-5B線断面図、(c)は(a)の5C-5C線断面図である。 本発明の動作を示す図で、(a)は正面図、(b)はドアパネルを(a)の6B-6B線で切断した断面図、(c)は前部装着開口を示す図、(d)は後部装着開口を示す図である。 ハンドルベースの仮止め操作を示す図で、(a)は縦断面図、(b)は装着開始時の弾性係止片を示す図6(c)の7B線断面図、(c)は装着完了時の弾性係止片を示す図6(c)の7C線断面図、(d)は装着開始時のフック状押さえ部を示す図6(c)の7D線断面図、(e)は装着完了時のフック状押さえ部を示す図6(c)の7E線断面図、(f)は装着開始時のフック状押さえ部を示す図6(c)の7F線断面図、(e)は装着完了時のフック状押さえ部を示す図6(c)の7F線断面図である。
図1、2に示すように、車両のドアハンドル装置は、ドアパネル1の裏面に沿って配置されるハンドルベース3の一端部に操作ハンドル2を回転自在に連結して形成される。この実施の形態において、ハンドル装置は、図1(a)において左側を車両前方に向けた姿勢で装着され、以下、本明細書において、車両への取付姿勢を基準に車長方向を「前後」とする。
操作ハンドル2は、ドアパネル1表面に凹設される手掛け凹部1aに対応する握り部2aの前端部にヒンジ脚2bを、後端部に操作脚2cを有しており、図3に示すように、ヒンジ脚2bをドアパネル1に開設された前部装着開口5Aから、操作脚2cをドアパネル1の後部装着開口5Bからドア体内に挿入した後、操作ハンドル2全体を前方にスライドさせて装着される。操作ハンドル2とドアパネル1表面との間には、装着開口5を囲むようにガスケット9が介装される。
上記前後部装着開口5には、前後方向に沿う両側縁で、後端縁からやや前方に偏倚した位置を内方に張り出させることにより張り出し部4が形成される。
ハンドルベース3に装着した状態において、操作ハンドル2を図2(a)に示す初期回転位置から前端部を回転中心として図2(b)に示す作動回転位置まで回転操作すると操作脚2cが引き出し方向に移動し、該操作脚2cに形成された係止段部2dに作動アーム10aを係止させてハンドルベース3に装着されたレバー10が作動アーム10aに操作力を受けて回転駆動され、これに伴って該レバー10に連結されたケーブル装置11を介してドア体内に配置されたドアロック装置12を作動させる。
また、この実施の形態において、ハンドルベース3には、レバー10と同軸上にカウンタウエイト13が装着され、車両に側面衝突力が負荷された際に操作ハンドル2に発生する慣性力を打ち消して操作ハンドル2の不用意なドア開操作を防いでいる。
図4に示すように、上記ハンドルベース3は、例えば合成樹脂材を射出成形して製せられるベース本体3aに上記レバー10、カウンタウエイト13、トーションスプリング14、および固定部材15の連結用ビス16を装着して形成される。
図5に示すように、ベース本体3aは、操作ハンドル2のヒンジ脚2bを受容する前方開口部3bと、上記操作ハンドル2の操作脚2c、および後述する固定部材15の軸部15aを受容する後方開口部3cとを有する。前方開口部3bと後方開口部3cとは各々ドアパネル1の前後部装着開口5とほぼ同一形状を有しており、後方開口部3c、および前方開口部3bの側縁部後部終端位置近傍にフック状押さえ部6が、前方開口部3bの後端縁には弾性係止片7が設けられる。
図5、6に示すに示すように、フック状押さえ部6は、各々ドアパネル1の前後部装着開口5に形成される張り出し部4の後端縁と装着開口5の後端縁との間の間隙部を挿通可能な位置、大きさに形成され、パネル当接部8となるベース本体3aの表面から突出する。これらフック状押さえ部6は、後端部が閉塞され、幅方向外側、および前方に開放された袋形状に形成される。
また、前方開口部3bのフック状押さえ部6の前縁には、図7(d)に示すように、断面V字形状の押さえ突条17が全長にわたって形成される。押さえ突条17はパネル当接部8にやや食い込む位置まで突出されるとともに、押さえ突条17に対向するベース本体3aの表面には凹条3dが形成される。この結果、ドアパネル1は、隣接する一対のパネル当接部8により両端を支持され、中央部が押さえ突条17により押し付けれてわずかに撓んだ状態となることから、がたつき等が防止される。
これに対し、弾性係止片7は後方開口部3cの後端縁中心部から後方に向けて弾性変形可能な片持梁状に突設され、自由端に鉛直面からなる押さえ面7aが形成される。
以上のように構成されるハンドルベース3のドアパネル1への装着は、図6、7に示すように、フック状押さえ部6を前後部装着開口5に挿入して行われる。なお、図6(a)、(c)、(d)において、中心線から上に装着操作初期を、下に装着完了状態を示す。
図7(d)、(f)に示すように、フック状押さえ部6を挿入した状態で、フック状押さえ部6の前方への開放部は張り出し部4の後端縁に対峙しており、弾性係止片7は、図7(b)に示すように、ドアパネル1に干渉して弾性的に撓んでいる。
この状態からハンドルベース3を前方に移動させると、図7(e)、(g)に示すように、フック状押さえ部6は張り出し部4の後端部を覆ってパネル当接部8と協働して張り出し部4を挟み付ける。
これからさらにハンドルベース3を前方にスライドさせると、やがて弾性係止片7の自由端は弾性復元力により後部装着開口5内に落ち込み、以後、押さえ面7aにより、ハンドルベース3の後方への移動が規制される。
弾性係止片7が後部装着開口5に落ち込んで後方へのスライドが禁止された際、上記フック状押さえ部6はすでに張り出し部4上に位置しており、以後、ドアパネル1の板厚方向へのハンドルベース3の移動が規制され、結果、ハンドルベース3がドアパネル1から脱離することが防がれる。
ハンドルベース3の前方へのスライド操作は、後方開口部3c、または前方開口部3bのいずれか一方のフック状押さえ部6が張り出し部4の前端縁に当接するまで可能であり、図7に示す当該位置と、弾性係止片7の押さえ面7aが後部装着開口5の後端縁に当接するまでの移動可能距離が位置調整代として使用できる。
ハンドル装置のドアパネル1への固定は、以上のようにしてハンドルベース3を仮固定した状態で、操作ハンドル2を装着し、次いで、前端部の固定部3e、固定部材15を使用してハンドルベース3をドアパネル1に最終固定して行われる。図2に示すように、固定部材15は、装着状態においてドアパネル1表面に露出する押圧頭部15bから軸部15aを突出させて形成され、固定操作は、後部装着開口5、およびベース本体3aの後方開口部3cから挿入される軸部15aをビス16によりベース本体3aに締め付けて行われる。
ビス16の締め付けにより固定部材15は車幅方向に向かう斜め後方に引き込まれ、押圧頭部16bとベース本体3aの表面によりドアパネル1を挟み付け、結果、ベース本体3aがドアパネル1に脱離不能に固定される。
1 ドアパネル
2 操作ハンドル
3 ハンドルベース
4 張り出し部
5 装着開口
6 フック状押さえ部
7 弾性係止片
8 パネル当接部

Claims (4)

  1. ドアパネル裏面に沿って配置され、ドアパネル表面側から装着される操作ハンドルを支持するハンドルベースをドアパネルに仮保持する車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造であって、
    前記ドアパネルには、ハンドルベースの両端部に対応し、対向辺縁に一対の張り出し部を備えた一対の装着開口が開設されるとともに、
    ハンドルベースには、前記各装着開口の張り出し部形成縁に沿うスライド操作に伴って張り出し部に乗り上げるフック状押さえ部と、
    前記スライド操作に伴ってスライド先端側の装着開口に落ち込む弾性係止片とが設けられ、
    前記ハンドルベースは、
    フック状押さえ部と装着開口周縁裏面へのパネル当接部とでドアパネルを挟み付けてパネル板厚方向への離脱が規制されるとともに、
    前記弾性係止片によりフック状押さえ部の張り出し部への乗り上げ範囲内でのスライド方向の移動を許容してスライド後退方向への移動が規制される車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造。
  2. 前記一対の装着開口は、ドアパネルの車長方向前後に配置される前部装着開口と後部装着開口からなり、
    前記前部装着開口の後端縁部はほぼコ字形状に形成されるとともに、弾性係止片は該装着開口の後端縁中央部への係止可能位置に形成される請求項1記載の車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造。
  3. 前記フック状押さえ部は、前部装着開口の後端縁と張り出し部後端との間の間隔に比してやや小寸の前後方向寸法を有して形成されるとともに、
    弾性係止片は、対向するフック状押さえ部間の寸法よりやや小寸の幅寸法に形成される請求項2記載の車両のドアハンドル装置におけるハンドルベースの仮止め構造。
  4. ドアパネル裏面に沿って配置されるハンドルベースと、
    ハンドルベースに連結される操作ハンドルとを有し、
    前記ハンドルベースには、ドアパネルに沿ったスライド操作に伴ってドアパネルに開設された装着開口のスライド方向に沿う対向辺縁に設けられた張り出し部に乗り上げるフック状押さえ部と、
    前記フック状押さえ部と協働してドアパネルを挟み付けるパネル当接部と、
    装着開口の後端縁中心部に弾発係止してハンドルベースの後方への移動を規制し、フック状押さえ部の張り出し部からの離脱を規制する弾性係止片と、
    を有する車両のドアハンドル装置。
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